JPS6137528B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6137528B2
JPS6137528B2 JP14946577A JP14946577A JPS6137528B2 JP S6137528 B2 JPS6137528 B2 JP S6137528B2 JP 14946577 A JP14946577 A JP 14946577A JP 14946577 A JP14946577 A JP 14946577A JP S6137528 B2 JPS6137528 B2 JP S6137528B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cooking
time
temperature
stage
switch
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP14946577A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5484075A (en
Inventor
Keiichi Mori
Keijiro Mori
Tooru Kobayashi
Yasukyo Ueda
Masao Ito
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP14946577A priority Critical patent/JPS5484075A/ja
Publication of JPS5484075A publication Critical patent/JPS5484075A/ja
Publication of JPS6137528B2 publication Critical patent/JPS6137528B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Control Of High-Frequency Heating Circuits (AREA)
  • Electric Ovens (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は温度と時間の組合せを順序制御して調
理を行なう自動調理器具において、調理プロセス
中の任意のステージの調理時間が終了して自動的
に次のステージに移動する以前であつても手動に
より調理のでき具合に応じて次のステージに移行
させて調理時間を短縮したり、あるいはそのステ
ージでの調理時間を延長させたりすることのでき
るスイツチを設けることにより調理の失敗をなく
すことを目的としたものである。
現在調理のプロセスは非常に複雑であり人間の
感や経験にたよることが多くでき上がりのバラツ
キや失敗が多く、なかなか難しいものである。
ここで調理に応じた温度と時間を組合せた順序
制御プロセスにより少しでも簡単に調理可能な自
動調理器が考えられていた。
しかし、材料の質や量、大きさ等の差により、
同一の温度、時間で調理してもでき上がりがバラ
ツクため最終的には人間が確認しながら微妙な調
整をする必要があつた。
本発明は自動調理器において上記微妙な時間調
整を手軽に行なえる構成にしたもである。
以下図面に従つて説明してゆく。
第1図a,b,cは本発明の動作原理を示すタ
イムチヤートの一例を示し、縦軸Hは温度、横軸
tは時間を示す。
第1図aはある調理の標準プロセスであり第1
ステージS1では温度H1,時間t1で加熱し、第2ス
テージS2では温度H2,時間t2、第3ステージでは
温度H3,時間t3で、順次自動的に切替わり調理を
行なうものである。
今、第2ステージS2が終了する時間t2の少し前
t2′で調理を確認し、充分に加熱されていること
が確認された場合には、残る時間taは不要であ
るため、強制的に第3ステージS3へ移行させて
H3の温度で(t3―ta)の時間加熱すればよい
(第1図b)。また第3ステージS3が終了する時間
(t3―ta)の少し前t3′に調理のでき上がりが確認
された場合には残る時間tbは不要であるためこ
こで調理を終了させる(第1図c)。これにより
調理の焼き過ぎを防ぎまた不要な時間ta,tb
短縮でき燃料の節約にもなる。
第2図は第1図a,b,cの動作を行なわせる
本発明の実施例をブロツク図にて示す。
101,102,103は第1〜第3ステージ
における温度設定値を示し、ステージ切替スイツ
チ104により指定されたステージの設定値と温
度センサ105の信号を比較器106で比較し、
その差信号をコントローラ107へ送る。108
は標準クロツク信号発生器で、この信号をカウン
タ109でカウントし、比較器114へ接続され
ている。110,111,112は第1〜第3ス
テージにおける時間設定値でありステージ切替ス
イツチ113により指定される設定値と前記カウ
ンタの値とを比較的114で比較してコントロー
ラ107へ信号を伝送する。コントローラ107
は温度比較器106の信号に応じて比較弁制御回
路115へ出力し、これによりガス流量比例制御
弁116がコントロールされる。また温度設定値
101を表示器117の温度表示部118へ表示
信号を送る。時間表示部119は初期には時間設
定値110を表示しているがカウンタ109から
の信号に応じてカウントダウンしてゆき時間表示
部119が零になつた時に(時間設定値=カウン
タの値となつた時)ステージ切替回路120が動
作し、切替スイツチ113,104を切替て次の
ステージ(図の場合は設定値111,102)へ
切替る。この時カウンタ109もリセツトされ、
新たに初期からカウントスタートする。また時間
表示部119には設定値111が表示され、ステ
ージ表示部121はインクリメントされる。ここ
で122はリセツト信号発生器で、ステージ終了
スイツチ123を押すことによりカウンタ109
はリセツトされ擬似的にステージが終了した状態
にする。これによりステージ切替回路120は次
のステージに切替えてステージ終了スイツチ12
3をOFFした時、新たに次のステージでカウン
トを開始する。つまりステージ終了スイツチ12
3を押すことによりステージの残り時間を無視し
て次のステージへ送ることができるわけである。
第3図a,b,cは本発明の動作原理を示すタ
イムチヤートの他の例を示す。第3図aはある調
理の標準プロセスであり、第1ステージS1では温
度H1で時間t1で加熱し、第2ステージS2では温度
H2、時間t2、第3ステージS3では温度H3,時間t3
で順次自動的に切替り調理を行なうものである。
今、第2ステージS2が終了して第3ステージS3
移動する前に調理具合が少し不足であることが確
認された場合(人間が確認する)手動で時間ta
だけ増加させて調理具合が満足できた後、第3ス
テージS3がスタートする(第3図b)。
また第3ステージS3が終了した時間t2+ta
調理は完了するが、この時でき上がり具合が不足
している場合には更に時間hbを増加させ最良の
状態で調理を終了させる(第3図c)。またここ
では説明を省いたが各ステージの終了前に報知を
する機能を設ける事により、報知があれば人間が
調理具合を確認してこの操作を行なう様にすれば
更によい。
第4図はガスオーブンに実施施した場合のブロ
ツク図を示す。100は庫内温度設定値で各ステ
ージ毎に自動的に設定される。温度センセ105
からの信号と設定101の信号を温度比較器10
6で比較した差信号をコントローラ107へ送
る。
110は時間設定値でステージ毎に自動的に設
定される。時間設定値110は、期準クロツク信
号発生器108からの信号をカウントするカウン
タ109からの信号と比較器114で比較され差
信号コントローラ107へ伝送する。コントロー
ラ107では温度比較器106の信号に応じて比
例弁制御回路115へ出力し、これによりガス流
量比例牲御弁116がコントロールされる。また
温度設定値101を表示器117の温度表示部1
18へ表示信号を出す。時間表示部119は初期
には時間設定値110を表示しているが、カウン
タ109からの信号に応じてカウントダウンして
ゆき時間表示器119が零になつた時に次のステ
ージに移動させる。最終ステージの場合には比例
制御回路115への信号を停止し比例弁116を
閉じ燃焼を停止させる。
ここでスイツチ123′を押すことによりクロ
ツク信号108はカウンタ109に入力されるこ
とが阻止され、カウンタ109は停止される。次
に時間延長スイツチ123′が閉じられると再度
カウンタ109は動作してカウントダウンを開始
する。つまり時間延長スイツチ123′を押して
いる間だけ時間が延長される。ここでは時間延長
スイツチ123′はプツシユオフスイツチを使用
したがオンオフスイツチでもよい。
なお、上記ではブロツク図にて説明したが、実
際にはこれ等は全てマイクロコンピユータ内で処
理され、ステージ終了スイツチ123は後述する
ステージ番号指定キー25と兼用され、また、時
間延長スイツチ123′はキヤンセルキー35と
兼用されている。
以上に、上述した動作原理を実施するための具
体構成につき詳述する。第5図は本発明の自動調
理器の全体構成を示す。1はガスオーブン、2は
ガスバーナ、3はガス流路であり、コツク4によ
つてガス流を断続する。またコツク4は点火器5
と連動して、ガス流路を開くと同時にバーナに点
火するようになつている。6は遮熱板である。7
はガス流量比例制御弁であり、制御信号8aに比
例してガス流量を制御する機能をもつ。8は温度
制御回路であり、オーブン1の一角1a内にある
温度センサ9によつてオーブン内の温度を検知し
て、その検知信号と、設定した目標温度値10a
と比較し、その差信号を増幅して制御信号8aを
出力する。またモニタ10へ温度到達信号8bを
出力する。モニタ10は、操作面11にあるキー
スイツチの操作にしたがつて、調理品目番号,温
度,時間の記憶,または、記憶内容の表示、さら
に温度制御回路8に対する設定温度に対応するコ
ード10aの出力、動作時においては、加熱時間
の計数と加熱シーケンスの制御、および安全動作
を考慮した論理制御と報知機能など、ガスオーブ
ン全体の操作および動作を制御または監視する回
路である。
第6図は本発明の自動調理器の加熱シーケンス
制御の加熱パターンを示す。第6図において、t
aはオーブンが温度T3に到達するまでの時間、(t1
―ta)は温度T3を維持する時間、(t2―t1)は温
度T2を維持する時間、(t3―t2)は温度T1を維持す
る時間である。すなわち、各段階は、到達温度と
持続時間を1つの組合せと3つのシーケンスより
構成される。この1つの組合せをステージと呼
ぶ。
第6図により、実線で示した3段階のステージ
でプログラムされた目標の制御パターンC2を実
行することにより、実際の温度対時間曲線C1
えられることがわかる。第5図と対応させて、
T1,T2,T3を検知して制御する部分は、9,
8,8a,7,2によつて行ない、{T3,(t1―t
a)},{T2,(t2―t1)},{T1,(t3―t2)}の組
合せ
と、順序の設定、および表示は、操作部11によ
つて行ない、上記設定パターンの記憶、および、
その読出し、設定パターンの実行、および全体の
シーケンス制御は、モニタ10によつて行なう。
第7図は第5図における各機能ブロツクにおけ
る操作および表示部の一例を示す。第7図におい
て、1はガスオーブン、12は表示管であり、1
3,14によつて00〜99の時間を分で表わ
す。15,16,17は温度を℃の単位で表わ
す。18はステージの番号を表わす。19は自動
操作、20は手動操作のそれぞれの表示であり、
キー26の操作に対して表示が変わる。21,2
2,23,24,25は数字設定用のキースイツ
チであり、矢印に示すとおり、それぞれ13,1
4,16,17,18に対応し、1回押す毎に対
応する数字が+1されて表示される。
25はステージ番号指定キーであり、1回押す
毎にステージが+1されて表示され、最終ステー
ジの場合は1ステージに戻る。このステージ番号
指定キー25は、設定時においては温度,時間を
設定するステージを指定し、調理時においてはこ
のキーを押すことにより、調理途中であつても次
のステージに切替り、次のステージに設定された
温度,時間がセツトされる。つまりそのステージ
の調理時間を短縮して次のステージに移動する機
能を有する。26は自動/手動の切替キーであ
り、ON/OFFを繰返すと、交互に機能を切替え
て設定,表示する。自動とは第6図のような各種
調理パターンに番号を付けてあらかじめ記憶され
ている調理品目を呼出して設定することにより、
自動的に調理する機能であり、手動とは各ステー
ジ毎の温度と時間をそれぞれ必要に応じて設定し
た後、そのシーケンスにしたがつて調理する機能
である。必要に応じて、27,28,29,3
0,31,32,33のホームメイドエリアにあ
るキーを操作することにより上記手動調理パター
ンを記憶し、またそれを読出し設定することがで
きる。このとき記憶できる手動調理の数は5種類
である。
34はスタートキーである。35は設定時にお
ける設定値のキヤンセルをし、記憶した値の消去
をし、また動作時においては温度はそのまま維持
しながらタイマのみ停止させるキーである。つま
り、そのステージにおける調理時間の延長が可能
である。4aはコツク4、および点火スイツチ5
を操作するツマミである。停止の位置でコツクは
閉じ、点火の位置で、コツクは開くと同時に、バ
ーナに点火する。
第8図は、モニタ10の具体的実施例を示した
ものである。モニタ10の中核となるのは、10
bのLSIチツプであり、本例では、ストアドプロ
グラム方式(Stored Progran)の汎用チツプで
あるマイクロコンピユータを使用している。
S0,S1.A0,A1,A2,A3は入力端子、C0
C1, C2,C3,C4,C5,C6,C7,C8,C9,C10
C11, D0,D1,D2,D3,D4,D5,D6は、出力端子、
DDおよびVssは電源供給端子、RESETはチツ
プののイニシヤライズ(InitiaIize)端子、OSC
は、基本クロツク発振用の端子である。入力端子
A0,A1,A2は操作部11におけるキースイツチ
群36の信号を入力するために使用する。
A3は温度到達信号8bを入力する。
C0,C1,C2,C3,C4,C5,C6は表示管12の
各数字の桁を直接ドライブするための出力端子で
あり、C0〜C6をある周期でスキヤニングするこ
とによつて各桁をドライブするとともに、キーボ
ードスイツチ群をグループ別に選択する信号とし
ても使用される。
D0〜D6は表示管12の表示用セグメントに対
して、表示すべき数字に応じて表示すべきセグメ
ントを選択した直接ドライブする。
抵抗グループ37,38は、出力端子がOFF
のとき表示管の端子に負のバイアス電圧の供給す
るための抵抗であり、負のバイアス電圧は定電圧
ダイオードド39によつて定まる。
40は表示管のカソードであり、またフイラメ
ントでもある。フイラメントはフイラメント用電
源トランス41によつて加熱される。
端子S1は、マイクロコンピユータ10bに商用
電源周波数を入力する端子であり、トランジスタ
42,抵抗42a,42bによつて波形成形して
入力される。10bは商用電源周波数例えば60
Hzをタイマの基準時間として計数する。
端子S0は、地域によつて異なる商用電源周波数
に対応してマイクロコンピユータの動作シーケン
スを選ぶため、抵抗43とジヤンピングワイヤ4
4の有無によつてS0の電位、すなわちロジツクレ
ベルを変えて入力する端子である。端子C8
C9,C10,C11Aは、温度制御回路31に対して、
目標温度値をコード化して出力する。C8〜C11
よつて4ビツトコードが出力できるので、24=16
レベルの温度設定が可能である。45は4ビツト
デコーダであり、4ビツトコードを16とおり信号
にデコードして出力する。e0,e1,……e15は、デ
コーダ45の出力端子である。
端子C7は、温度制御回路8の電源をON/OFF
する信号を出力し、抵抗46とトランジスタ47
によつてリレー48を作動する。リレー48の接
点48aは温度制御回路8の電源回路をON/
OFFする。(第12図参照)。
第9図は、キースイツチ群36の詳細図であ
る。K0,K1,……K14は第7図における21〜3
5のキースイツチに対応する。
マイクロコンピユータ10bへの入力信号は、
C0〜C7から出力するスキヤニングパルスEc0
c7と、所定のキースイツチがONするタイミン
グが一致したとき、A0,A1,A2の端子からキー
スイツチ信号として取り込まれる。。えば、Ec1
のパルスがあるとき、K8のキーを押せば、A1
c1のパルス値が入力される。
第10図は、螢光表示管駆動回路の詳細図であ
る。49,50はマイクロコンピユータの出力駆
動トランジスタで、PチヤンネルMOSのプロセ
スの場合、オープンドレイン構造の出力端子を持
つ。D0〜D6の出力トランジスタのドレイン端子
は螢光表示管12のアノード(セグメント)につ
ながるとともに、それぞれ抵抗37で―Vに接続
される。C0〜C6の出力トランジスタドレイン端
子は螢光表示管12のグリツド(桁指定)51に
つながり、同様に抵抗38で―Vに接続される。
周知のように螢光表示管は、カソードに対してア
ノード,グリツド共に電圧が印加したとき、その
セグメントが螢光を発するので、D0〜D6につな
がる出力トランジスタが導通し、かつ、C0〜C6
のうちの適当なトランジスタが導通したとき、ア
ノードーカソード間、およびグリツド―カソード
間にそれぞれVss―V〔V〕印加され所定のセグ
メントが発光する。一方、たとえば、49および
50の出力トランジスタが、遮断状態になれば、
各アノードとグリツドは抵抗37および38を通
じて、カソードに対して―Ed〔V〕がバイアス
され発光は止まる。以上のような表示のタイミン
グは、マイクロコンピユータ内に記憶した制御プ
ログラムの手順に従がう。
第11図は、本発明に使用したマイクロコンピ
ユータチツプのアーキテクチヤの代表例である。
ROMは固定的記憶部であり、ガスオーブンの
設定,表示、および動作に係れる制御手続がプロ
グラムされ命令コードの形式で記憶されている。
本例では、8ビツトの命令コードを最大2048
ステツプまで記憶できる。
IRは命令レジスタでありROMから読出された
命令コードを一時的に記憶する。
PCはプログラムカウンタであり、ROM内にお
ける命令コードのアドレス指定,更新する。最大
2048(=211)ステツプのアドレスを指定する必要
があるので、11ビツト必要である。
STACKは、サブルーチンをコールした場合の
帰り番地を保持するレジスタである。
MPXは、スタツクに保持されたアドレスと、
BR(ブランチ)命令を実行したときの指定アド
レスとを選択するマルチプレクサである。
INST.DECは、命令デコーダであり、命令レジ
スタの内容を解読する。
RAMは、書込み、および読出し可能なデータ
メモリであり、4ビツト単位で記憶,および読出
しができる。記憶容量は、4ビツト×128ステツ
プである。128ステツプのアドレシングは、7ビ
ツトで可能であり、RAMのアドレスレジスタと
しては、3ビツトのXレジスタと、4ビツトのY
レジスタがある。またYレジスタの内容はDEC
によつてデコードし、C0〜C7の出力端子を個別
に指定する。
ALUは演算論理ユニツトであり、各種処理判
定を行なう。ALUには命令によつて2組の4ビ
ツトデータが命令に対応して入力され、処理の結
果は必要に応じてACC(アキユムレータ)、
CF,ZF(フラツグ)、Yレジスタ、または、
RAMに格納さる。TEMPは、一時記憶のために
使う4ビツトレジスタである。
PSはプログラムステータスであり、命令によ
つて、セツト、またはリセツトされる1ビツトの
レジスタである。
CFはキヤリフラツクであり、ALUで処理した
結果、最上位ビツトから桁上げが生じたときにセ
ツトされる。
ZFはゼロフラツグであり、ALUで処理した結
果がゼロの場合セツトされる。
Cは比較回路を示す。
C.G.はクロツクジエネレータで、マイクロコ
ンピユータの動作の基本周波数信号を発生する回
路、CNT.SEQはコントロールシーケンス回路
で、マイクロコンピユータの内部動作手順を制御
する。なお、第11図における信号線に付加され
た数字は、信号線のビツト数を表わす。
以上のようなマイクロコンピユータのアーキテ
クチヤは、それ自身のROMに格納された命令コ
ードにしたがつて制御され、その結果として各入
出力端子につながるキースイツチ,表示管、およ
び温度制御回路をコントロールし、また、各種ガ
ス自動調理用の加熱シーケンスパターンの記憶、
およびその読出しを行なう。ここに、キースイツ
チからのデータの入力,数値の表示,目標温度コ
ードの出力、各種調理パターンの記憶と読出し、
および調理シーケンスの制御などの機能は、図示
しないがすべて命令コードの組合せによつてプロ
グラムされ、あらかじめROMに格納されてい
る。
第12図は比例弁を用いた温度制御回路の一実
施例を示す。温度センサ9は、正特性サーミスタ
のような感温素子であり、抵抗52,53によつ
て直線性補正されて、演算増幅器54の入力抵抗
として接がる。演算増幅器54の正入力端子には
第8図において、設定された目標温度値に対応す
る基準電圧EsTが印加される。演算増幅器54
の帰還抵抗をRfとし、感温抵抗素子9の抵抗を
R9,抵抗52,53をそれぞれR52,R53とする
と、演算増幅器の出力電圧E0は E0=−R/R(T)・Vcc+Es(T) ……(1) ここで R(T)={R9R52}+R53 である。
(1)式より、R39が正特性サーミスタであるとす
ると、温度が上昇するとR(T)は増加するので
第1項の絶対値が小さくなるので、E0は正方向
に上昇する。それに応じて比例弁7のコイル55
の電流が小さくなり、燃焼量を減少して、オーブ
ンの温度を下降させる。温度が下がり過ぎた場合
には、逆の動作により温度を上昇させる。56は
コイル55の逆起電力吸収用ダイオードである。
ここでEs(T)は、設定温度に対応する電圧
であり、第8図において、マイクロコンピユータ
10bの出力端子C8〜C11から出力したコードに
対応してトランジスタ57をON/OFFすること
により、R0〜R15が選択される。その結果、安定
電圧+VccをR0〜R15とRsとで分割した電圧Es
(T)が発生し、温度制御回路8の基準電圧とな
る。なお、接点48aはマイクロコンピユータ1
0bのC7出力によつて制御されるリレー48の
接点である。
上記高精度温度制御回路および比例弁の特性を
用いて、第6図の例に示すような段階制御するこ
とにより高品質の加熱調理が実現できるのであ
る。
以上説明した実施例から明らかなように本発明
により得られる効果は次のごとくである。
(1) 材料の質や量,大きさあるいは好みにより、
でき具合を人間が目で確めながら簡単に調整で
きるため調理の失敗が少ない。
(2) 人間の操作はステージ切替時に調理のでき具
合をみてスイツチを操作するのみであり、長時
間の調理などの場合には常にでき上がりを監視
する必要はなく、他の仕事と並行して調理がで
きるため時間を有効に利用できる。
(3) 本願のスイツチ操作を忘れたり、またスイツ
チ操作を行なわない場合も標準のプロセスで自
動調理されるため大きな失敗はない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の動作原理の一例を示すタイム
チヤート、第2図は第1図に示すタイムチヤート
を実施するためのブロツク図、第3図は本発明の
他の例を示すタイムチヤート、第4図は第3図に
示すタイムチヤートを実施するためのブロツク
図、第5図は第2図及び第4図に示すブロツク図
の具体例を示すガスオーブンの全体構成図、第6
図は上記ガスオーブンの加熱調理パターンの一例
を示す図、第7図は本発明によつて実現したガス
オーブンの操作部の一例を示す前面図、第8図は
モニタ・コントローラ回路の一例を示す図、第9
図はキースイツチ入力回路の一例を示す図、第1
0図は螢光表示回路駆動回路の一例を示す図、第
11図はマイクロコンピユータの構成図、第12
図は比例制御回路の一例を示す図である。 2……ガスバーナ(調理物を加熱手段)、9,
105……温度センサ、101〜103……設定
温度、7,116……ガス流量比例制御弁(加熱
量を制御する手段)、110〜112……時間設
定値(加熱時間を設定するタイマー)、10……
モニタ部、123……ステージ切替スイツチ(任
意に次のステージに移行させる調理補正スイツ
チ)、123′……時間延長スイツチ(任意にタイ
マカウントを停止させる調理補正スイツチ)、
ROM……固定的記憶部(標準調理プロセスを各
調理品目に応じて予め記憶したメモリー)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 調理物を加熱する手段と、温度センサと、予
    め設定された設定温度に保つ様に加熱量を制御す
    る手段と、加熱時間を設定するタイマーを有し、
    前記設定温度と設定時間の組合せを1ステージと
    し、少なくとも1ステージの標準調理プロセスを
    各調理品目に応じて予め記憶したメモリーと、こ
    れに従つて調理を行なうモニタ部とからなり、前
    記モニタ部は調理中任意に次のステージへ移動さ
    せる調理補正スイツチ、および任意にタイマーの
    カウントを停止させる調理補正スイツチの少なく
    とも片方を有する構成とした自動調理器。
JP14946577A 1977-12-12 1977-12-12 Automatic cooker Granted JPS5484075A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14946577A JPS5484075A (en) 1977-12-12 1977-12-12 Automatic cooker

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14946577A JPS5484075A (en) 1977-12-12 1977-12-12 Automatic cooker

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5484075A JPS5484075A (en) 1979-07-04
JPS6137528B2 true JPS6137528B2 (ja) 1986-08-25

Family

ID=15475718

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP14946577A Granted JPS5484075A (en) 1977-12-12 1977-12-12 Automatic cooker

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS5484075A (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6331456U (ja) * 1986-08-18 1988-03-01
JPS6343221U (ja) * 1986-09-09 1988-03-23
JPH01232407A (ja) * 1988-03-11 1989-09-18 Sanyo Electric Co Ltd 多機能端末装置
JPH02235125A (ja) * 1989-03-08 1990-09-18 Canon Inc 電子機器
JPH0350205U (ja) * 1989-09-20 1991-05-16
JPH057629Y2 (ja) * 1986-08-29 1993-02-25
JPH0643967A (ja) * 1993-06-08 1994-02-18 Toshiba Corp 携帯型コンピュータ

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5743133A (en) * 1980-08-27 1982-03-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd High-frequency heater
JPS5815685U (ja) * 1981-07-20 1983-01-31 ブラザー工業株式会社 手編機の選針装置
JPS5847930A (ja) * 1981-09-16 1983-03-19 Toshiba Corp 加熱調理装置

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6331456U (ja) * 1986-08-18 1988-03-01
JPH057629Y2 (ja) * 1986-08-29 1993-02-25
JPS6343221U (ja) * 1986-09-09 1988-03-23
JPH01232407A (ja) * 1988-03-11 1989-09-18 Sanyo Electric Co Ltd 多機能端末装置
JPH02235125A (ja) * 1989-03-08 1990-09-18 Canon Inc 電子機器
JPH0350205U (ja) * 1989-09-20 1991-05-16
JPH0643967A (ja) * 1993-06-08 1994-02-18 Toshiba Corp 携帯型コンピュータ

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5484075A (en) 1979-07-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4309584A (en) Matrix keyboard for selection of foodstuff and its associated cooking program
US4625086A (en) Cooking apparatus capable of displaying the ratio of elapsed cooking time to pre-set time
JP2878698B2 (ja) 調理用ガラスセラミック板を有する装置の電力制御システム
US4742455A (en) Control system for cooking apparatus
US6252206B1 (en) Method and apparatus for intelligent cooking process
EP0498669B1 (en) Heating apparatus
US20070045284A1 (en) Control for a cooking device and method for controlling a cooking device
US7087867B2 (en) Programmable oven with broiler temperature interlock
JPS628686B2 (ja)
JPS6137528B2 (ja)
EP0845923B1 (en) Cooking appliances
US6114663A (en) Programmable convection oven
US4406945A (en) Heating apparatus with numerical display
US7112767B2 (en) Controlling apparatus of an electric oven and controlling method of the same
KR20040017188A (ko) 히터를 구비한 조리기
JPS6114414B2 (ja)
EP0291302B1 (en) Electric cooking oven
JPS6115328B2 (ja)
JPS6315688Y2 (ja)
JP2552303B2 (ja) 自動焙焼装置
JP2003090538A (ja) 調理器具
EP0798516A2 (de) Vorrichtung zur elektronischen Steuerung von Gas- und/oder Elektrokochstellen und/oder -backöfen, -grills od. dgl.
JPS6120776B2 (ja)
JPH06237853A (ja) 炊飯器
JPS5949497B2 (ja) 加熱調理器