JPS6137341A - 異形断面形状を有する閉塞鍛造用荒地素材の製造装置 - Google Patents
異形断面形状を有する閉塞鍛造用荒地素材の製造装置Info
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- JPS6137341A JPS6137341A JP16007684A JP16007684A JPS6137341A JP S6137341 A JPS6137341 A JP S6137341A JP 16007684 A JP16007684 A JP 16007684A JP 16007684 A JP16007684 A JP 16007684A JP S6137341 A JPS6137341 A JP S6137341A
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- Japan
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- die
- punch
- upsetting
- processing
- holder
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
この発明は、エンジンにおけるコネクティングロッド等
の異形断面形状の製品を閉塞鍛造によって製造するにあ
たり、その荒地素材を製造する方法およびその方法を実
施するための装置に関するものである。
の異形断面形状の製品を閉塞鍛造によって製造するにあ
たり、その荒地素材を製造する方法およびその方法を実
施するための装置に関するものである。
従来の技術
周知のように鍛造法は、生産性が良く、また製品精度が
良好などの利点を有しているため、例えば自動車部品の
製造法として多く採用されているが、鍛造品のコストは
、材料費や金型費あるいは工賃等に分けることができ、
そのうち材料費が約半分の割合を占めるから、スクラッ
プの量を可及的に少なくして材料歩留りを向上させるこ
とが望まれる。このような要請は型鍛造法のうち閉塞鍛
造法によっである程度溝すことができる。すなわち閉塞
鍛造は、最終的に密閉される型の内部に材料を充満させ
る方法であるから、パリが皆無であり、材料歩留りを向
上させることができる。
良好などの利点を有しているため、例えば自動車部品の
製造法として多く採用されているが、鍛造品のコストは
、材料費や金型費あるいは工賃等に分けることができ、
そのうち材料費が約半分の割合を占めるから、スクラッ
プの量を可及的に少なくして材料歩留りを向上させるこ
とが望まれる。このような要請は型鍛造法のうち閉塞鍛
造法によっである程度溝すことができる。すなわち閉塞
鍛造は、最終的に密閉される型の内部に材料を充満させ
る方法であるから、パリが皆無であり、材料歩留りを向
上させることができる。
ところで閉塞鍛造法によって異形断面形状の製品を製造
する場合、@造荷巨を減少し、あるいは型寿命を延ばす
等の目的のために、荒地素材を予め造り、これを閉塞鍛
造することが従来行なわれている。例えば自動車エンジ
ン用]ネクテイングロッドを製造する場合、第3図に示
す形状の荒地素材1を先ず造り、その荒地素材1を閉塞
鍛造型によって最終製品に仕上げる。その荒地素材1は
棒鋼を所定の寸法に切断し、これに塑性変形を加えて第
3図に示す形状にするのが一般的であり、その方法とし
ては、自動鍛造機によって押出し加工および据込み加工
を行なう方法、ロール成形法、熱間で押出し・据込みを
行なう方法、電気アプセツターを用いる方法が考えられ
る。
する場合、@造荷巨を減少し、あるいは型寿命を延ばす
等の目的のために、荒地素材を予め造り、これを閉塞鍛
造することが従来行なわれている。例えば自動車エンジ
ン用]ネクテイングロッドを製造する場合、第3図に示
す形状の荒地素材1を先ず造り、その荒地素材1を閉塞
鍛造型によって最終製品に仕上げる。その荒地素材1は
棒鋼を所定の寸法に切断し、これに塑性変形を加えて第
3図に示す形状にするのが一般的であり、その方法とし
ては、自動鍛造機によって押出し加工および据込み加工
を行なう方法、ロール成形法、熱間で押出し・据込みを
行なう方法、電気アプセツターを用いる方法が考えられ
る。
発明が解決しようとする問題点
上述した従来の方法のうち、自動鍛造機で押出し加工お
よび据込み加工を行なう方法では、第3図に示すように
軸部2に対し据込み部3の割合が大きい形状の場合には
、据込み時に割れが発生し易く、特にコネクティングロ
ツドに用いられるC0155%程度の高炭素鋼を材料と
した場合には、前段の押出し加工による加工硬化と併せ
て材料自体の硬度が高いから、殆んどの場合据込み部3
に割れが生じてしまう問題がある。
よび据込み加工を行なう方法では、第3図に示すように
軸部2に対し据込み部3の割合が大きい形状の場合には
、据込み時に割れが発生し易く、特にコネクティングロ
ツドに用いられるC0155%程度の高炭素鋼を材料と
した場合には、前段の押出し加工による加工硬化と併せ
て材料自体の硬度が高いから、殆んどの場合据込み部3
に割れが生じてしまう問題がある。
またロール成形法や、熱間で押出し・据込みを行なう方
法では、寸法精度の悪化やパリの発生、あるいは型の寿
命が短い等の問題があった。さらに電気アプセツターを
用いた方法では、押出し加工を完了した材料のうち据込
み加工を施すべき部分に通電して発熱させ、その状態で
軸方向に加圧して据込む方法であるため、加工に時間が
かかり、生産性が悪い問題があった。
法では、寸法精度の悪化やパリの発生、あるいは型の寿
命が短い等の問題があった。さらに電気アプセツターを
用いた方法では、押出し加工を完了した材料のうち据込
み加工を施すべき部分に通電して発熱させ、その状態で
軸方向に加圧して据込む方法であるため、加工に時間が
かかり、生産性が悪い問題があった。
この発明は上記の事情に颯み、据込み比の大きい異形断
面形状の荒地素材を1割れを発生させることなく、しか
も効率良く製造することのできる方法および装置を提供
することを目的とするものである。
面形状の荒地素材を1割れを発生させることなく、しか
も効率良く製造することのできる方法および装置を提供
することを目的とするものである。
問題点を解決するための手段
すなわちこの発明の方法は、所定寸法に切断した材料を
予備成形し、かつ押出し成形した後、その材料の一部に
据込み加工を施すにあたり、据込み加工の直前に、該据
込み加工を施すべき部分を加熱昇温し、温間で据込み加
工を行なうことを特徴どするものである。
予備成形し、かつ押出し成形した後、その材料の一部に
据込み加工を施すにあたり、据込み加工の直前に、該据
込み加工を施すべき部分を加熱昇温し、温間で据込み加
工を行なうことを特徴どするものである。
またこの発明の装置は、ダイホルダおよびパンチホルダ
ならびにノックアウトピンをそれぞれ右ザる復数の加工
部所を設け、かつ被鍛造材を各加工部所に顔次送る@造
機において、据込み加工を行なう加工部所の直前の加工
部所におけるダイホルダ内に加熱器を設け、据込み加工
を施すべき部分をその加熱器によって加熱昇温し、温間
で据込み加工を行なうよう構成したことを特徴と誓るも
のである。
ならびにノックアウトピンをそれぞれ右ザる復数の加工
部所を設け、かつ被鍛造材を各加工部所に顔次送る@造
機において、据込み加工を行なう加工部所の直前の加工
部所におけるダイホルダ内に加熱器を設け、据込み加工
を施すべき部分をその加熱器によって加熱昇温し、温間
で据込み加工を行なうよう構成したことを特徴と誓るも
のである。
実施例
第1図はこの発明の係る装置の一例を示す概略的な断面
図であって、ここに示す装置は4工程を同時に行なう構
成である。すなわち4本のパンチホルダ10.20,3
0.40がラム(図示せず)に取付けられており、また
各パンチホルダ10゜20.30.40に対向する位置
にダイホルダ11.21.31.41が設けられ、さら
に被@造材Wを突出すノックアウトピン12.22.3
2゜42が、各ダイホルダ11,21.3’1.41の
内部に配置されている。これらのパンチホルダ10.2
0,30.40.ダイホルダ11.21゜31.41お
よびノックアウトピン12.22゜32.42は、各々
が1対となって第1ないし第4の加工部所を構成してお
り、被鍛造材Wを第1図の上側の第1加工部所から1ピ
ツチずつ第4加工部所に向けて搬送するトランスファ(
図示せず)がパンチホルダ10.20.30.40とダ
イホルダ11.21.31.41との間に配置されてい
る。
図であって、ここに示す装置は4工程を同時に行なう構
成である。すなわち4本のパンチホルダ10.20,3
0.40がラム(図示せず)に取付けられており、また
各パンチホルダ10゜20.30.40に対向する位置
にダイホルダ11.21.31.41が設けられ、さら
に被@造材Wを突出すノックアウトピン12.22.3
2゜42が、各ダイホルダ11,21.3’1.41の
内部に配置されている。これらのパンチホルダ10.2
0,30.40.ダイホルダ11.21゜31.41お
よびノックアウトピン12.22゜32.42は、各々
が1対となって第1ないし第4の加工部所を構成してお
り、被鍛造材Wを第1図の上側の第1加工部所から1ピ
ツチずつ第4加工部所に向けて搬送するトランスファ(
図示せず)がパンチホルダ10.20.30.40とダ
イホルダ11.21.31.41との間に配置されてい
る。
第1図に示す装置は、第1加工部所で予備成形を行ない
、第2加工部所で押出し加工を行ない、さらに第3加工
部所で加熱を行ない、そして第4加工部所で据込み加工
を行なう構成である。すなわち予備成形は、棒鋼等を必
要な寸法に切断した被n造材/、/の端面形状を整え、
かつ角部の面付けを行なう加工であって、第1加工部所
のパンチホルダ1oには、面付けのための凹部を先端部
に形成したパンチ13が取付けられ、またダイホルダ1
1内には、被鍛造材Wを挿入する丸孔を形成した第1の
ダイ14と、面付けのためのテーパ面をτ9けた第2の
ダイ15とが収容されている。また押出し加工は、予備
成形した丸棒状の被鍛造材Wを、短円柱状部とそれより
小径の軸部とからなる形状に成形するための加工であっ
て、第2加工部所のパンチホルダ20には、押出し加工
用パンチ23が取付けられるとともに、ダイホルダ21
内には、絞り部を設けた第1のダイ24と前記軸部に対
応する小径孔を形成した第2のダイ25とが収容されて
いる。さらに第3加工部所は、押出し加工によって形成
された軸部の先端部を加熱する構成とされている。すな
わち、ここにおけるパンチ33は被鍛造材Wを押して所
定の位置に保持するためのものであって、後端側にコイ
ルバネ34を配置した状態でパンチホルダ30に取付け
られ、したがってパンチ33はそのコイルバネ34を圧
縮しつつパンチホルダ33内に退入するよう構成されて
いる。またダイホルダ31におけるパンチホルダ30側
の開口端部には、前¥軸部をダイホルダ31内に突き出
させて被鍛造材Wを保持するダイ35が取付けられ、さ
らにダイホルダ31の内部でかつ被鍛造材Wの軸部に対
応する位置に高周波コイル等からなる加熱器36が設け
られている。なお、この第3加工部所においては、ラム
が限界位置まで前進した状態で、ノックアウトピン32
が?&鍛造材Wの先端部から大きりPlt隔し、かつパ
ンチ33がパンチホルダ30内に退入するよう構成され
ており、したがってラムが後退しても直ちには被鍛造材
Wが突き出されず、パンチホルダ30が後退してコイル
バネ34によって前進位置に保持されているパンチ33
と一体化するまでは、被@造材Wがダイ35の内部に保
持され、その結果軸部の先端部が光分加熱昇温されるよ
うになっている。そして最終の据込み加工は、被鍛造材
Wにおける軸部の先端部を据込んで球状に成形する加工
であって、第4加工部所におけるパンチホルダ40には
、据込み加工用のパンチ43が取付けられている。また
ダイホルダ41内には、外面を傾斜面とした1対のイン
ナーダイ44と、インナーダイ44を開閉するべく内面
を傾斜面とした1対のアウターダイ45と、これらのイ
ンナーダイ44およびアウターダイ45を挾んで位置す
る1対のダイ46.47と、これらのダイ44へ−47
を全体として押し戻すよう配置したコイルバネ48こが
収容されており、インナーダイ44の内部に挿入した被
鍛造材Wをパンチ43にJ:つて軸方向へ加圧しつつ前
進させることによりインナーダイ44を閉塞し、その先
端部に形成しである球状空洞部内で被鍛造材Wにおける
軸部の先端を変形させて球状に成形するよう構成されて
いる。
、第2加工部所で押出し加工を行ない、さらに第3加工
部所で加熱を行ない、そして第4加工部所で据込み加工
を行なう構成である。すなわち予備成形は、棒鋼等を必
要な寸法に切断した被n造材/、/の端面形状を整え、
かつ角部の面付けを行なう加工であって、第1加工部所
のパンチホルダ1oには、面付けのための凹部を先端部
に形成したパンチ13が取付けられ、またダイホルダ1
1内には、被鍛造材Wを挿入する丸孔を形成した第1の
ダイ14と、面付けのためのテーパ面をτ9けた第2の
ダイ15とが収容されている。また押出し加工は、予備
成形した丸棒状の被鍛造材Wを、短円柱状部とそれより
小径の軸部とからなる形状に成形するための加工であっ
て、第2加工部所のパンチホルダ20には、押出し加工
用パンチ23が取付けられるとともに、ダイホルダ21
内には、絞り部を設けた第1のダイ24と前記軸部に対
応する小径孔を形成した第2のダイ25とが収容されて
いる。さらに第3加工部所は、押出し加工によって形成
された軸部の先端部を加熱する構成とされている。すな
わち、ここにおけるパンチ33は被鍛造材Wを押して所
定の位置に保持するためのものであって、後端側にコイ
ルバネ34を配置した状態でパンチホルダ30に取付け
られ、したがってパンチ33はそのコイルバネ34を圧
縮しつつパンチホルダ33内に退入するよう構成されて
いる。またダイホルダ31におけるパンチホルダ30側
の開口端部には、前¥軸部をダイホルダ31内に突き出
させて被鍛造材Wを保持するダイ35が取付けられ、さ
らにダイホルダ31の内部でかつ被鍛造材Wの軸部に対
応する位置に高周波コイル等からなる加熱器36が設け
られている。なお、この第3加工部所においては、ラム
が限界位置まで前進した状態で、ノックアウトピン32
が?&鍛造材Wの先端部から大きりPlt隔し、かつパ
ンチ33がパンチホルダ30内に退入するよう構成され
ており、したがってラムが後退しても直ちには被鍛造材
Wが突き出されず、パンチホルダ30が後退してコイル
バネ34によって前進位置に保持されているパンチ33
と一体化するまでは、被@造材Wがダイ35の内部に保
持され、その結果軸部の先端部が光分加熱昇温されるよ
うになっている。そして最終の据込み加工は、被鍛造材
Wにおける軸部の先端部を据込んで球状に成形する加工
であって、第4加工部所におけるパンチホルダ40には
、据込み加工用のパンチ43が取付けられている。また
ダイホルダ41内には、外面を傾斜面とした1対のイン
ナーダイ44と、インナーダイ44を開閉するべく内面
を傾斜面とした1対のアウターダイ45と、これらのイ
ンナーダイ44およびアウターダイ45を挾んで位置す
る1対のダイ46.47と、これらのダイ44へ−47
を全体として押し戻すよう配置したコイルバネ48こが
収容されており、インナーダイ44の内部に挿入した被
鍛造材Wをパンチ43にJ:つて軸方向へ加圧しつつ前
進させることによりインナーダイ44を閉塞し、その先
端部に形成しである球状空洞部内で被鍛造材Wにおける
軸部の先端を変形させて球状に成形するよう構成されて
いる。
なお、インナーダイ44が後退して開くことにより、ノ
ックアウト時に、据込み加工された先端球状部が、イン
ナーダイ44に干渉しないようになっている。
ックアウト時に、据込み加工された先端球状部が、イン
ナーダイ44に干渉しないようになっている。
つぎに上記のように構成した装置の作用すなわちこの発
明の詳細な説明する。被鍛造材Wの形状の変化過程は第
2図に示す通りであって、棒鋼を剪断や鋸切断等の方法
で所定の寸法に切断して得た被鍛造材Wは、第2図(A
)に示すように端面が荒れており、その被鍛造材Wは先
ず第1加工部所において予備成形する。これは前述した
装置に*@造材Wを所期通りセットすれば、トランスフ
ァがその被@造材Wをパンチ13とダイ14との間に運
び、ついでラムが前進してパンチ13が被鍛造材Wをダ
イ14.15の内部に押1ノ込み、かつ加圧することに
より行なわれる。その結果被鍛造材Wは第2図(B)に
示すように端面が整えられるとともに、面付けが施され
る。こうして予備成形された被鍛造材Wば、バンチ13
がラムと共に後退することにより、ノックアウトピン1
2によって突き出己れ、ついでトランスフ?によって第
2加工部所に搬送され、しかる後ラムが再度前進するこ
とによりバンチ23によってダイ24゜25内に押し込
まれて押出し加工が施される。寸なわち被鍛造材Wはダ
イ24の内部で軸方向へ加圧されろことにより、ダイ2
4における絞り部から押し出され、その結果第2図(C
)に示すように短円柱状とそれより小径の@部とからな
る形状に成形され。押出し加工の完了した′1&@造材
Wは、ノックアウトピン22によって突き出されるとと
もに、トランスファによって第3加工部所に搬送され、
ついでラムと共にバンチ33が前進することによりダイ
35の内部に挿入される。被鍛造材−■は、ダイ35に
挿入された状態では、その軸部の先端部が加熱器36に
まで突き出ており、したがって軸部の先端部が温間状態
(I/Aえば200〜700℃程度)まで加熱昇温され
る(第2図(D))。なお、第3加工部所においては、
バンチ33が被鍛造材Wをダイ35の内部に押し込んだ
後もラムが前進するが、バンチ33は反力を受けてコイ
ルバネ34を圧縮しつつバンチホルダ30内に退入し、
またラムが後退する場合は、バンチホルタ30が後退し
てバンチ33と一体になるまでバンチ33がコイルバネ
34によって前限位置に保持される。したがって第3加
工部所においては、ラムが前限位置に遅する以前にバン
チ33が前限位置に到達して被鍛造材Wを所定の位置に
挿入し、かつラムが後退し始めてから所定vI間遅れて
バンチ33が後退するから、バンチ33が前限位置に留
まる時間を艮(することができ、換言すれば被鍛造材W
の軸部先端を充分加熱する時間を確保することができる
。加熱の完了した被鍛造材Wは、前述した場合゛と同様
に、ノックアウトピン32によって突き出されるととも
に、トランスファによって第4加工部所に搬送され、こ
こで据込み加工が施される。1なわちバンチ43がラム
と共に前進することにより、被鍛造材Wがダイ44〜4
7の内部に挿入され、その状態で軸方向へ加圧されるこ
とにより、インナーダイ44が前進して閉じるとともに
、軸部の先端部が変形して、インナーダイ44と先端側
のタイ47どによって形成される球状空洞部を満し、所
期の形状に据込み加工が施される。その場合、軸部の先
端部は、直前の工程で温間状態まで加熱昇温されている
から、据込み比が大きく、かつ高炭素網を8料とし・て
いる場合であっても、据込み加工に伴う割れが発生でる
ことはない。以上のようにして得た荒地素材1の形状を
第2図(E)に示づ゛。
明の詳細な説明する。被鍛造材Wの形状の変化過程は第
2図に示す通りであって、棒鋼を剪断や鋸切断等の方法
で所定の寸法に切断して得た被鍛造材Wは、第2図(A
)に示すように端面が荒れており、その被鍛造材Wは先
ず第1加工部所において予備成形する。これは前述した
装置に*@造材Wを所期通りセットすれば、トランスフ
ァがその被@造材Wをパンチ13とダイ14との間に運
び、ついでラムが前進してパンチ13が被鍛造材Wをダ
イ14.15の内部に押1ノ込み、かつ加圧することに
より行なわれる。その結果被鍛造材Wは第2図(B)に
示すように端面が整えられるとともに、面付けが施され
る。こうして予備成形された被鍛造材Wば、バンチ13
がラムと共に後退することにより、ノックアウトピン1
2によって突き出己れ、ついでトランスフ?によって第
2加工部所に搬送され、しかる後ラムが再度前進するこ
とによりバンチ23によってダイ24゜25内に押し込
まれて押出し加工が施される。寸なわち被鍛造材Wはダ
イ24の内部で軸方向へ加圧されろことにより、ダイ2
4における絞り部から押し出され、その結果第2図(C
)に示すように短円柱状とそれより小径の@部とからな
る形状に成形され。押出し加工の完了した′1&@造材
Wは、ノックアウトピン22によって突き出されるとと
もに、トランスファによって第3加工部所に搬送され、
ついでラムと共にバンチ33が前進することによりダイ
35の内部に挿入される。被鍛造材−■は、ダイ35に
挿入された状態では、その軸部の先端部が加熱器36に
まで突き出ており、したがって軸部の先端部が温間状態
(I/Aえば200〜700℃程度)まで加熱昇温され
る(第2図(D))。なお、第3加工部所においては、
バンチ33が被鍛造材Wをダイ35の内部に押し込んだ
後もラムが前進するが、バンチ33は反力を受けてコイ
ルバネ34を圧縮しつつバンチホルダ30内に退入し、
またラムが後退する場合は、バンチホルタ30が後退し
てバンチ33と一体になるまでバンチ33がコイルバネ
34によって前限位置に保持される。したがって第3加
工部所においては、ラムが前限位置に遅する以前にバン
チ33が前限位置に到達して被鍛造材Wを所定の位置に
挿入し、かつラムが後退し始めてから所定vI間遅れて
バンチ33が後退するから、バンチ33が前限位置に留
まる時間を艮(することができ、換言すれば被鍛造材W
の軸部先端を充分加熱する時間を確保することができる
。加熱の完了した被鍛造材Wは、前述した場合゛と同様
に、ノックアウトピン32によって突き出されるととも
に、トランスファによって第4加工部所に搬送され、こ
こで据込み加工が施される。1なわちバンチ43がラム
と共に前進することにより、被鍛造材Wがダイ44〜4
7の内部に挿入され、その状態で軸方向へ加圧されるこ
とにより、インナーダイ44が前進して閉じるとともに
、軸部の先端部が変形して、インナーダイ44と先端側
のタイ47どによって形成される球状空洞部を満し、所
期の形状に据込み加工が施される。その場合、軸部の先
端部は、直前の工程で温間状態まで加熱昇温されている
から、据込み比が大きく、かつ高炭素網を8料とし・て
いる場合であっても、据込み加工に伴う割れが発生でる
ことはない。以上のようにして得た荒地素材1の形状を
第2図(E)に示づ゛。
なお、複数の加工部所を有する自IJJ鍛造機を用いる
揚台、加熱工程を必要に応して2個所の加工部所で連続
して行なうよう構成してもよい。
揚台、加熱工程を必要に応して2個所の加工部所で連続
して行なうよう構成してもよい。
発明の効果
以上の説明から明らかなようにこの発明の方法および装
置によれば、押出し加工によって加工硬化した部分を据
込み加工するにあたって、据込み加工の直前に該部分を
加熱して温間状態とするから、裾込み比が大きく、また
高炭素鋼を対象とした場合であっても、割れを生じるこ
となく据込み加工を行なうことができ、したがって従来
困雌とされていた異形断面形状を有する製品の閉塞鍛造
化を可能とすることができる。またこの発明の装置では
、複数段けtあるダイホルダのいずれかに加熱器を組込
み、1ピツチずつ被鍛造材を枳送しつつ加工を施す問に
必要部分を加熱するよう構成したから、効率良く、しか
も割れが生じることなく、異形断面形状の荒地素材を製
造することができる。
置によれば、押出し加工によって加工硬化した部分を据
込み加工するにあたって、据込み加工の直前に該部分を
加熱して温間状態とするから、裾込み比が大きく、また
高炭素鋼を対象とした場合であっても、割れを生じるこ
となく据込み加工を行なうことができ、したがって従来
困雌とされていた異形断面形状を有する製品の閉塞鍛造
化を可能とすることができる。またこの発明の装置では
、複数段けtあるダイホルダのいずれかに加熱器を組込
み、1ピツチずつ被鍛造材を枳送しつつ加工を施す問に
必要部分を加熱するよう構成したから、効率良く、しか
も割れが生じることなく、異形断面形状の荒地素材を製
造することができる。
第1図はこの発明に係る@置の一例を示すr1的な断面
図、第2図<A)〜(E)は被鍛造材の形状の変化過程
を示す図、第3図はコネクティングロッド用荒地素材を
示す斜視図である。 1・・・荒地素材、 2・・・軸部、 3・・・据込み
部、’+0.20.30.40・・・バンチホルダ、
11゜21.31.41・・・ダイホルダ、 12,2
2゜32.42・・・ノックアウトピン、 13+ 2
133.43・・・パンチ、 14.15.24.25
゜35.44.45.46.47.・・・ダイ、 3
6・・・加熱器。 出願人 トヨタ自動車株式会社 代理人 弁理± 11)武 久 (ほか1名)
図、第2図<A)〜(E)は被鍛造材の形状の変化過程
を示す図、第3図はコネクティングロッド用荒地素材を
示す斜視図である。 1・・・荒地素材、 2・・・軸部、 3・・・据込み
部、’+0.20.30.40・・・バンチホルダ、
11゜21.31.41・・・ダイホルダ、 12,2
2゜32.42・・・ノックアウトピン、 13+ 2
133.43・・・パンチ、 14.15.24.25
゜35.44.45.46.47.・・・ダイ、 3
6・・・加熱器。 出願人 トヨタ自動車株式会社 代理人 弁理± 11)武 久 (ほか1名)
Claims (2)
- (1)所定の寸法に切断して得た材料を加圧して予備成
形した後、その材料に押出し加工を施し、ついでその材
料に据込み加工を施して閉塞鍛造用荒地素材を得るにあ
たり、据込み加工を行なう直前に前記押出し加工を施し
た材料のうち据込み加工を施すべき部分を加熱昇温する
ことを特徴とする異形断面形状を有する閉塞鍛造用荒地
素材の製造方法。 - (2)鍛造型を収容するためのダイホルダと、そのダイ
ホルダに対して前後動するパンチホルダと、被鍛造材を
パンチホルダ側へ突き出すノックアウトピンとをそれぞ
れ有する複数の加工部所が配列して設けられるとともに
、前記パンチホルダがダイホルダに向けて1回往復動す
るごとにノックアウトピンで突き出された被鍛造材を次
の加工部所へ送るよう構成された鍛造機において、押出
し加工用ダイおよびパンチを所定の加工部所に配置する
とともに、その加工部所よりも被鍛造材の送り方向での
終端部側の他の加工部所に据込み加工用ダイおよびパン
チを配置し、かつその据込み加工用ダイおよびパンチを
配置した加工部所の直前の加工部所におけるダイホルダ
内に、被鍛造材における据込み加工を施すべき部分を加
熱する加熱器を設けたことを特徴とする異形断面形状を
有する閉塞鍛造用荒地素材の製造装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16007684A JPS6137341A (ja) | 1984-07-30 | 1984-07-30 | 異形断面形状を有する閉塞鍛造用荒地素材の製造装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16007684A JPS6137341A (ja) | 1984-07-30 | 1984-07-30 | 異形断面形状を有する閉塞鍛造用荒地素材の製造装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6137341A true JPS6137341A (ja) | 1986-02-22 |
JPS6355381B2 JPS6355381B2 (ja) | 1988-11-02 |
Family
ID=15707353
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16007684A Granted JPS6137341A (ja) | 1984-07-30 | 1984-07-30 | 異形断面形状を有する閉塞鍛造用荒地素材の製造装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6137341A (ja) |
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4767450A (en) * | 1984-11-27 | 1988-08-30 | Sumitomo Special Metals Co., Ltd. | Process for producing the rare earth alloy powders |
US4769063A (en) * | 1986-03-06 | 1988-09-06 | Sumitomo Special Metals Co., Ltd. | Method for producing rare earth alloy |
CN103706744A (zh) * | 2013-12-31 | 2014-04-09 | 海隆石油钻具(无锡)有限公司 | 石油钻杆接头水平模锻工艺与模锻装置 |
CN104826972A (zh) * | 2015-05-06 | 2015-08-12 | 上海交通大学 | 工字型接头连续镦锻模具及其成形工艺 |
JP2017039152A (ja) * | 2015-08-20 | 2017-02-23 | 正興 塩川 | 鍛造加工用素材の製造装置及びその製造方法 |
CN107848015A (zh) * | 2015-07-15 | 2018-03-27 | Ntn株式会社 | 等速万向联轴器的轴构件的锻造方法 |
-
1984
- 1984-07-30 JP JP16007684A patent/JPS6137341A/ja active Granted
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2017039152A (ja) * | 2015-08-20 | 2017-02-23 | 正興 塩川 | 鍛造加工用素材の製造装置及びその製造方法 |
KR20170022923A (ko) * | 2015-08-20 | 2017-03-02 | 세이코우 시오카와 | 단조가공용 소재의 제조장치 및 그 제조방법 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6355381B2 (ja) | 1988-11-02 |
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