JPS6136839Y2 - - Google Patents

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JPS6136839Y2
JPS6136839Y2 JP15482081U JP15482081U JPS6136839Y2 JP S6136839 Y2 JPS6136839 Y2 JP S6136839Y2 JP 15482081 U JP15482081 U JP 15482081U JP 15482081 U JP15482081 U JP 15482081U JP S6136839 Y2 JPS6136839 Y2 JP S6136839Y2
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JP
Japan
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cylindrical body
fixed
outer periphery
airtightness
rotating
Prior art date
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Application number
JP15482081U
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JPS5860059U (ja
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Landscapes

  • Drying Of Solid Materials (AREA)
  • Sealing Using Fluids, Sealing Without Contact, And Removal Of Oil (AREA)
  • Incineration Of Waste (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本案は回転式乾燥機、焙焼機、焼却機の如き大
型回転円筒体のエヤシール装置の改良に係るもの
である。
従来この種のものにおいては、第1図に示すよ
うに両端の筒状固定部1間に回転円筒体2が回転
自在に嵌装され、同回転円筒体2の外周に装着さ
れたタイヤ3が基盤4上に配設されたローラ5に
よつて支承されるとともに、回転円筒体2の外周
メーンギヤ6に駆動モータ7の駆動軸に固着され
たピニオン8が噛合し、同モータ7を駆動するこ
とによつて前記回転円筒体2を回転せしめなが
ら、同回転円筒体2内に前記固定部1より被処理
材料並に処理ガスを導入して、所要の作業を行つ
ている。
而してこの種の装置においては前記固定部1と
回転円筒体2との接合部にエヤーシール部aを設
けて両者間の気密を保持する必要があり、従来は
固定部1に複数の環状シールプレートbを配設
し、回転円筒体2を外周面には円筒体cを遊嵌す
るとともに同円筒体cより前記各シールプレート
間に可摺動的に嵌入された環状シールプレート
b′を突設して、両シールプレートによつてラビリ
ンスシールを構成していたが、前記各円筒体2,
cの熱変形及び軸方向に対する伸縮を自由にする
ために両者間に間隙xが設けられるので、同間隙
xより何の抵抗もなくエヤがリークするので、十
分なシール効果を挙げることはできなかつた。
本案はこのような欠点を除去するために提案さ
れたものであつて、両端固定部間に回転自在の装
架された回転円筒体の外周に第1の円筒体を遊嵌
し、同第1の円筒体の外周に、前記固定部に固着
された気密保持用環状板と協動してラビリンスシ
ールを構成する気密保持用環状板を突設するとと
もに、前記回転円筒体の外周に前記第1の円筒体
の端部外周面を囲繞する第2の円筒体を固着し、
同第2の円筒体に前記第1の円筒体の外周面に圧
着する環状弾性気密片を装着してなることを特徴
とする大型回転円筒体のエヤシール装置に係るも
のである。
以下本案を図示の実施例について説明する。
両端固定部11間に回転自在に嵌装された回転
円筒体12を外周面に第1の円筒体13を遊嵌
し、同第1の円筒体13の外周面には前記固定部
1に配設された複数の気密保持用環状板14に可
摺動的に嵌合する複数の気密保持用環状板15を
突設し、両気密保持用環状板14,15によつて
ラビリンスシールを構成している。
また前記回転円筒体12の外周には環状取付板
16が固着され、同取付板16には前記第1の円
筒体13の端部外周を囲繞する第2の円筒体17
が固着されている。更に同第2の円筒体17の端
部には前記第1の円筒体13の外周面に弾性的に
圧着される合成ゴム等より構成された環状弾性気
密片18が装着されている。
図示の装置においては前記したように構成され
ているので、前記各気密保持用環状板14,15
によつて形成されたラビリンスシールの熱変形に
対応して、気密保持用環状板15を支持る第1の
円筒体13が回転円筒体12の外周面に沿つて変
位し、前記ラビリンスシールの熱変形に伴なう軸
方向の伸縮を逃げる。
更に前記第1の円筒体13の端部外周が、前記
第2の円筒体17によつて囲繞されているので、
前記各円筒体12,13からのガスのリーク面積
が減少され、更に第2の円筒体17の先端に装着
された環状弾性気密片18によつて、第1、第2
の両円筒体13,17間のシールが行なわれるも
のである。
本案によればこのように、両端固定部間に回転
自在に装架された回転円筒体の外周に、前記固定
部に固着された気密保持用環状板と協動してラビ
リンスシールを構成すべき気密保持用環状板を直
接固着することなく、前記回転円筒体の外周に遊
嵌かれた第1の円筒体の外周に突設したので、前
記ラビリンスシールの熱変形に対応する軸方向の
伸縮が前記第1の円筒体によつて吸収され、前記
ラビリンスシールによる気密保持効果が保持され
るものである。
また本案においては、前記第1の円筒体の端部
外周面を囲繞する第2の円筒体が、前記回転円筒
体の外周に固着されているので、前記各円筒体か
らのガスのリーク面積が減少し、更にまた前記第
2の円筒体に前記第1の円筒体の外周面に圧着す
る環状弾性気密片が装着されているので、第1、
第2両円筒体間のシールが行なわれるものであつ
て、このように本案によれば簡単な構成で、大型
回転円筒体のシールが確実に行なわれるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案のエヤシール装置を具えた大型回
転円筒体の側面図、第2図及び第3図は夫々従来
のエヤーシール装置の縦断側面図並に縦断正面
図、第4図及び第5図は本案に係るエヤーシール
装置の一実施例を示す縦断側面図並に縦断正面
図、第6図はその要部拡大縦断側側面図である。 11……固定部、12……回転円筒体、13…
…第1の円筒体、14,15……気密保持用環状
板、16……環状取付板、17……第2の円筒
体、18……環状弾性気密片。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 両端固定部間に回転自在に装架された回転円筒
    体の外周に第1の円筒体を遊嵌し、同第1の円筒
    体の外周に、前記固定部に固着された気密保持用
    環状板と協動してラビリンスシールを構成する気
    密保持用環状板を突設するとともに、前記回転円
    筒体の外周に前記第1の円筒体の端部外周面を囲
    繞する第2の円筒体を固着し、同第2の円筒体に
    前記第1の円筒体の外周面に圧着する環状弾性気
    密片を装着してなることを特徴とする大型回転円
    筒体のエヤシール装置。
JP15482081U 1981-10-20 1981-10-20 大型回転円筒体のエヤシ−ル装置 Granted JPS5860059U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15482081U JPS5860059U (ja) 1981-10-20 1981-10-20 大型回転円筒体のエヤシ−ル装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15482081U JPS5860059U (ja) 1981-10-20 1981-10-20 大型回転円筒体のエヤシ−ル装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5860059U JPS5860059U (ja) 1983-04-22
JPS6136839Y2 true JPS6136839Y2 (ja) 1986-10-25

Family

ID=29947408

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15482081U Granted JPS5860059U (ja) 1981-10-20 1981-10-20 大型回転円筒体のエヤシ−ル装置

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JP (1) JPS5860059U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS5860059U (ja) 1983-04-22

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