JPS6136495Y2 - - Google Patents

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JPS6136495Y2
JPS6136495Y2 JP2942581U JP2942581U JPS6136495Y2 JP S6136495 Y2 JPS6136495 Y2 JP S6136495Y2 JP 2942581 U JP2942581 U JP 2942581U JP 2942581 U JP2942581 U JP 2942581U JP S6136495 Y2 JPS6136495 Y2 JP S6136495Y2
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JP
Japan
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transmission shaft
belt
swing transmission
swing
pair
Prior art date
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JP2942581U
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JPS57141913U (ja
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Priority to JP2942581U priority Critical patent/JPS6136495Y2/ja
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Description

【考案の詳細な説明】
この考案は、ベルト表面に付着残存した搬送物
等を安定したスクレープ機能によつてより完壁に
除去し、しかも振動によりベルト表面に生じる異
状損耗その他の弊害をより軽微に抑えるように工
夫したベルトクリーナーに関する。 周知のようにコンベアベルトは粘性物を対象と
する場合があり、この場合ベルトクリーナーを付
属装備しておくのが通例である。 この種ベルトクリーナーにおいてはベルトに付
着したものをより的確に掻き落すためゴムクツシ
ヨンその他のバネ部材などによつてスクレーパー
をベルトに弾接姿勢とするのであるが、唯単に弾
発部材を構成しただけでは次のような不具合があ
る。 即ち、第1図に示したものは質量mに前記弾発
部材(バネ定数k)を構成した振動系の一例であ
り、この一例の場合起振力の振巾としてFoを与
えるとそれに伴なう定常振動の振巾Xは次の式で
表わされる。 上式にあつては、振動数
【式】の時に 共振を起す訳であるが、仮に図示した粘性係数C
が0の場合、即ち減衰手段を構成しない場合は振
巾Xは無限大に増大する結果となるため、その増
巾によりクリーナ先端のチツプが大きく振動して
クリーナ効果が大巾にダウンするだけでなくベル
ト側がチツプの振動によつて異状に損耗し切損す
るおそれも充分考えられていたものである。 この考案は上記問題を解消するために工夫され
たもので、その目的とする処は、ベルト表面に付
着した搬送物等を安定したスクレープ機能によつ
てより完壁に除去し、しかも振動によりベルナ表
面に生じる異状損耗その他の弊害をより軽微に抑
えるようにしたベルトクリーナーを提供するにあ
り、従つてその特徴とする処は、ベルト外周面の
下方に揺動伝達軸をベルト幅方向に配設し、揺動
伝達軸の左右両側部下方に、揺動伝達軸を回動自
在に支持する左右一対の固定部材を配設し、揺動
伝達軸に、揺動伝達軸の回動により揺動するクリ
ーナー体を配設し、クリーナー体は、揺動伝達軸
に固設されるクツシヨンゴムと、クツシヨンゴム
に固設されたスクレーパアームと、スクレーパア
ームの上端部に備えられてベルト外周面に付着し
た残存物を掻落とすチツプとを有し、揺動伝達軸
の左右両側部に、相互に摺擦動作自在とされ且つ
揺動伝達軸の所定の回動方向に付勢してチツプを
ベルト外周面に圧接させる左右一対の重ね板バネ
をを装着し、各固定部材と各重ね板バネ間に、重
ね板バネによる揺動伝達軸の付勢力を調整する左
右一対の調整手段を備えた点にある。 以下、図示した実施例によつてこの考案を説明
する。 第2図及び第3図はその一例を示したもので、
1は搬出側の端部に装備されたプーリで第2図矢
印方向にベルト2を回動させるように構成され、
このベルト2の回動に対抗する状態で本案のベル
トクリーナー3が設けられている。 同クリーナー3は、シユートの両サイドを構成
するシユート側板4を利用して装架されており、
まずシユート側板4の各外側壁にL型鋼でなる固
定ブラケツト5を水平に固着し、この固定ブラケ
ツト5上に座板つきの軸受板6を突設すると共に
この軸受板6の一対を介して横向きの揺動伝達軸
7を回動自在に装架してある。 この揺動伝達軸7の軸上には揺動基板8が突設
され、該基板8上に複数列設した第1挾持板9と
それに対向状の第2挾持板10間を介して夫々ク
ツシヨンゴム11…が締結されている。こうして
第2挾持板10…の夫々に短形枠型のスクレーパ
アーム12を突設し、その各アーム12の先端に
脱着可能な分割型チツプ13を付設してクリーナ
ー体を構成している。 特に本案では、前記揺動伝達軸7の両外端近く
に補助筒14を連結固定すると共に、該補助筒1
4の外周から水平なアジヤストレバー15を突設
して揺動伝達軸7と共に揺動できるように成し、
更に、アジヤストレバー15上を通じて重ね板バ
ネ16を構成してある。 このバネ16は、長短3組の板バネを夫々3枚
宛重ね合わせたもので、その基端を総て揃えてア
ジヤストレバー15上の先端に突設したバネ固締
枠17とボルト18でもつて固定する一方、先端
側は完全に自由端として構成したものである。そ
れと共に重ね板バネ16の自由端底面には昇降調
節自在なアジヤストボルト19が対抗状とされ、
又アジヤストレバー15の先端底部にはストツパ
ー20が対抗する格好とされている。 従つて上記構成では、図示の如く重ね板バネ1
6がアジヤストボルト19に弾発的に受担された
姿勢とされると共に、クツシヨンゴム11が弾発
状とされることによりベルト2の表面にチツプ1
3が弾接状に対抗するものとされ、こうして付着
残留物のスクレープがなされる。 こうしたスクレープ中に、第2図矢印の如くチ
ツプ13に起振力が加わると、その力は揺動伝達
軸7とアジヤストレバー15を通じて重ね板バネ
16に作用してアジヤストレバー15が図示矢印
方向に持ち揚る傾向となるため板バネ相互間は摩
擦抵抗を発生すると共にその復帰動作時にも逆の
摩擦抵抗を生じ、その結果往復的に振動減衰作用
を果たすことになる。これは重ね板バネ16が一
体的に曲げ変形するものではなく分割型とされ相
互が摺擦抵抗しうる構成をとることから達成され
たものである。これによつてチツプ13の振動は
直ちに減衰され常にベルト2の表面に弾接して連
続的にスクレープ機能を果すことからベルト2の
クリーニング効果は向上し、更にチツプ13が常
時弾接するからベルト2を振動によつて傷めるお
それがなつたものである。 この考案は以上の如くであり、従つてベルトク
リーニング効果は一段とアツプする。特に、本考
案では、クリーナー体の揺動運動が、揺動伝達軸
の回動によるものであるため、クリーナー体の揺
動運動が略規則正しく行われ、クリーナー体のチ
ツプの左右方向各部分が、周期、位相及び振幅が
略同一の振動を行い乍ら、ベルト外周面に対して
接離する。従つて、クリーナー体のチツプからベ
ルトに対して大きな力が異常な状態で作用したり
することがなく、ベルトがチツプの振動によつて
異常に損耗したり、切損したりする惧れは非常に
少ない。又、チツプの振動によつて、クリーナー
体に異常な力が作用して、クリーナー体が破損、
損傷する惧れも非常に少ない。本考案は上記利点
を有する等実益極めて大なるものである。 尚、前記重ね板バネ16の各単位は、その一側
又は上下両側にゴム等の摩擦係数大なるものを焼
着又は介装状に設けることがあり、この場合振動
減衰効果が一段と向上する。又板バネ16の表壁
層に直接凹凸を付加することもある。第2図の仮
想線は本考案の比較例を示すもので、単一体のス
クレーパ21がゴム又は樹脂板で構成されてい
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は振動系の略示図、第2図はこの考案の
一例を示すベルトクリーナーの側面図、第3図は
その正面図である。 2…ベルト、3…ベルトクリーナー、16…重
ね板バネ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベルト外周面の下方に揺動伝達軸をベルトの幅
    方向に配設し、揺動伝達軸の左右両側部下方に、
    揺動伝達軸を回動自在に支持する左右一対の固定
    部材を配設し、揺動伝達軸に、揺動伝達軸の回動
    により揺動するクリーナー体を配設し、クリーナ
    ー体は、揺動伝達軸に固設されるクツシヨンゴム
    と、クツシヨンゴムに固設されるスクレーパアー
    ムと、スクレーパアームの上端部に備えられてベ
    ルト外周面に付着した残存物を掻落とすチツプと
    を有し、揺動伝達軸の左右両側部に、相互に摺擦
    動作自在とされ且つ揺動伝達軸を所定の回動方向
    に付勢してチツプをベルト外周面に圧接させる左
    右一対の重ね板バネを装着し、各固定部材と各重
    ね板バネ間に、重ね板バネによる揺動伝達軸の付
    勢力を調整する左右一対の調整手段を備えたこと
    を特徴とするベルトクリーナー。
JP2942581U 1981-02-28 1981-02-28 Expired JPS6136495Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2942581U JPS6136495Y2 (ja) 1981-02-28 1981-02-28

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JP2942581U JPS6136495Y2 (ja) 1981-02-28 1981-02-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57141913U JPS57141913U (ja) 1982-09-06
JPS6136495Y2 true JPS6136495Y2 (ja) 1986-10-23

Family

ID=29827008

Family Applications (1)

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JP2942581U Expired JPS6136495Y2 (ja) 1981-02-28 1981-02-28

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JP (1) JPS6136495Y2 (ja)

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JPS57141913U (ja) 1982-09-06

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