JPS6136375A - 塗料組成物 - Google Patents
塗料組成物Info
- Publication number
- JPS6136375A JPS6136375A JP16003284A JP16003284A JPS6136375A JP S6136375 A JPS6136375 A JP S6136375A JP 16003284 A JP16003284 A JP 16003284A JP 16003284 A JP16003284 A JP 16003284A JP S6136375 A JPS6136375 A JP S6136375A
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- JP
- Japan
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- core wire
- methacrylic acid
- alcohol
- acid ester
- present
- Prior art date
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- Pending
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- Paints Or Removers (AREA)
- Organic Insulating Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、架空通信線路の接続端子函内に設置されてい
るポリエチレン絶縁ケーブルの心線に塗布するととによ
って、心線絶縁体が太陽光の熱や紫外線の作用により材
質劣化するのを防止するための塗料組成物忙関するもの
である。
るポリエチレン絶縁ケーブルの心線に塗布するととによ
って、心線絶縁体が太陽光の熱や紫外線の作用により材
質劣化するのを防止するための塗料組成物忙関するもの
である。
チレン心線絶縁体に亀裂が発生し、電話回線の障害とな
る事例がしけしば発生している。この原因は、長期間設
置されている間に太陽光の紫外線と熱の作用によってポ
リエチレン心線絶縁体が材質劣化するためである。すな
わち、強風等による接続端子函カバーの脱落や経年的変
形にもとづく接続端子函カバーのかん合不良によって、
接続端子函内のポリエチレン絶縁体に直射太陽光が当り
、太陽光に含まれている紫外線や熱のために短期間で材
質劣化し、亀裂が発生するのである。
る事例がしけしば発生している。この原因は、長期間設
置されている間に太陽光の紫外線と熱の作用によってポ
リエチレン心線絶縁体が材質劣化するためである。すな
わち、強風等による接続端子函カバーの脱落や経年的変
形にもとづく接続端子函カバーのかん合不良によって、
接続端子函内のポリエチレン絶縁体に直射太陽光が当り
、太陽光に含まれている紫外線や熱のために短期間で材
質劣化し、亀裂が発生するのである。
また、接続端子函内のポリエチレン心線絶縁体は、接続
端子函カバーの脱落やかん合不良がない場合でも材質劣
化して亀裂を生じることがある。
端子函カバーの脱落やかん合不良がない場合でも材質劣
化して亀裂を生じることがある。
これは、微量不純物等のために比較的熱劣化しゃすい材
質のポリエチレンが心線絶縁体に使用されている場合が
あること、接続端子函内の心線絶縁体はケーブル外被が
除去され、露出しているので、心線絶縁体の熱劣化防止
のために配合されている酸化防止剤が比較的容易圧逃失
すること、また、訳盆ｆ ｊ＊暮亡り奔々−プル力の、
ｃ１１綿易授Ｆｈ正環境雰囲気の劣化促進性ガス等の影
響を受けやすいこと等の要因が重り合って、主に熱の作
用によって劣化するためと考えられる。なお、外被で被
覆されたケーブル内の心線絶縁体については材質劣化の
ために亀裂が発生した例はない。
質のポリエチレンが心線絶縁体に使用されている場合が
あること、接続端子函内の心線絶縁体はケーブル外被が
除去され、露出しているので、心線絶縁体の熱劣化防止
のために配合されている酸化防止剤が比較的容易圧逃失
すること、また、訳盆ｆ ｊ＊暮亡り奔々−プル力の、
ｃ１１綿易授Ｆｈ正環境雰囲気の劣化促進性ガス等の影
響を受けやすいこと等の要因が重り合って、主に熱の作
用によって劣化するためと考えられる。なお、外被で被
覆されたケーブル内の心線絶縁体については材質劣化の
ために亀裂が発生した例はない。
従来、接続端子函内のポリエチレン心線ｉｆＪ体が材質
劣化するのを防止するために１次の様な方法が提案され
ている。
劣化するのを防止するために１次の様な方法が提案され
ている。
（１）接続端子函のカバーをバンド等で固定し、カバー
が脱落しないようＫする方法。
が脱落しないようＫする方法。
（２）接続端子函を改良して、カバーの脱落やかん合不
良が生じないもの圧する方法。
良が生じないもの圧する方法。
（３） 酸化防止剤を高濃度に配合した透明塗料で心
線絶縁体を被覆する方法（米国において提案されている
）。
線絶縁体を被覆する方法（米国において提案されている
）。
しかしながら、上記費案の方法Ｋ１１次のような問題点
があった。
があった。
口）の方法は、心線絶縁体の熱圧よる劣化および接続端
子函カバーの経年的なかん合不良にもとづ〈紫外線によ
る劣化を防止できず、また心線引き落し等の作業を行う
際に接続端子函カバーを開閉する作業が繁雑になる。
子函カバーの経年的なかん合不良にもとづ〈紫外線によ
る劣化を防止できず、また心線引き落し等の作業を行う
際に接続端子函カバーを開閉する作業が繁雑になる。
（２）の方法は、心線絶縁体の熱による劣化を防止でき
ず、また既設の接続端子函を改良品に取り替えるためＫ
は美大な経費と時間を必要とする。
ず、また既設の接続端子函を改良品に取り替えるためＫ
は美大な経費と時間を必要とする。
（３）の方法は、用いる塗料が心線絶縁体の熱による劣
化の防止には有効であるが、紫外線による劣化九対して
は殆ど効果がなく、また耐候性のおとるアルコール可溶
の熱可塑性ポリウレタンを塗料用樹脂成分とするもので
あるため、太陽光にさらされると塗膜自体が短期間で材
質劣化してぼろぼろになつ℃しまう。
化の防止には有効であるが、紫外線による劣化九対して
は殆ど効果がなく、また耐候性のおとるアルコール可溶
の熱可塑性ポリウレタンを塗料用樹脂成分とするもので
あるため、太陽光にさらされると塗膜自体が短期間で材
質劣化してぼろぼろになつ℃しまう。
したがって、結局のところ従来においては劣化防止のだ
めの有効な手段がなかったのである。
めの有効な手段がなかったのである。
本発明の目的は、接続端子函内のポリエチレン心線絶縁
体に塗布することにより、太陽光の紫外線および熱によ
って心線絶縁体が材質劣化するのを防止できる塗料組成
物を提供すること忙ある。
体に塗布することにより、太陽光の紫外線および熱によ
って心線絶縁体が材質劣化するのを防止できる塗料組成
物を提供すること忙ある。
本発明は、メタクリル酸エステルと重合可能な紫外線吸
収剤からなる共重合体と、酸化防止剤と、アルコールと
脂肪族炭化水素からなる塗料組成物であシ、以下その内
容を詳しく述べる。
収剤からなる共重合体と、酸化防止剤と、アルコールと
脂肪族炭化水素からなる塗料組成物であシ、以下その内
容を詳しく述べる。
まず、接続端子函内のポリエチレン絶縁心線に塗布して
心線絶縁体が太陽光の紫外線と熱によって劣化すること
を防ぐための塗料に必要ないくつかの条件について説明
する。接続端子函内にはポリカーボネート製のコネクタ
が使用されており、このコネクタはトルエンや酢酸エチ
ル等の一般の塗料溶剤に接触するとソルベントクラック
が発生するため、接続端子函内の心線に塗布する塗料の
溶剤として使用できるのけソルベントクラックを生じさ
せないアルコールと脂肪族炭化水素のみである。したが
って、塗料用樹脂はアルコールまたは脂肪族炭化水素あ
るいはこれらの混合溶媒に溶解するものである必要があ
る。接続端子函内の心線絶縁体は心線の識別のため忙各
種の合圧着色されているが、塗膜で被覆した後に心線を
識別して選び出す作業を行うためには、心線を被覆する
塗膜は透明で柔軟である必要がある。また、この塗膜は
心線と同様に太陽光の紫外線と熱および雨にさらされる
ことがあるので、塗膜自体も耐候性が良好である必要が
ある。
心線絶縁体が太陽光の紫外線と熱によって劣化すること
を防ぐための塗料に必要ないくつかの条件について説明
する。接続端子函内にはポリカーボネート製のコネクタ
が使用されており、このコネクタはトルエンや酢酸エチ
ル等の一般の塗料溶剤に接触するとソルベントクラック
が発生するため、接続端子函内の心線に塗布する塗料の
溶剤として使用できるのけソルベントクラックを生じさ
せないアルコールと脂肪族炭化水素のみである。したが
って、塗料用樹脂はアルコールまたは脂肪族炭化水素あ
るいはこれらの混合溶媒に溶解するものである必要があ
る。接続端子函内の心線絶縁体は心線の識別のため忙各
種の合圧着色されているが、塗膜で被覆した後に心線を
識別して選び出す作業を行うためには、心線を被覆する
塗膜は透明で柔軟である必要がある。また、この塗膜は
心線と同様に太陽光の紫外線と熱および雨にさらされる
ことがあるので、塗膜自体も耐候性が良好である必要が
ある。
多くの検討を行った結果、このような条件を満足し、か
つ、接続端子函内の心線絶縁体の材質劣化を防止するだ
めの塗料として、本発明の塗料組成物が好適であること
がわかった。
つ、接続端子函内の心線絶縁体の材質劣化を防止するだ
めの塗料として、本発明の塗料組成物が好適であること
がわかった。
本発明の塗料組成物は次の組成からなるものである。
Ｘ、メタクリル酸エステル７０〜９９重量部と重合可能
な紫外線吸収剤３０〜１重量部からなる共重合体（変性
メタクリル酸エステル共重合体）：１００重量部 Ｙ、酸化防止剤：１〜３０重量部 Ｚ、 アルコールと脂肪族炭化水素の混合物次に本発明
の塗料でポリエチレン絶縁心線を被覆した場合の心線絶
縁体の材質劣化の防止機構について説明する。本発明の
成分である変性メタクリル酸エステル共重合体は、分子
内に紫外線吸収性の原子団を有する丸め、その皮ＨＶｉ
紫外ｌｓ′ｆｒ透過しない。したがって、本発明の塗料
の塗膜で心線を被覆することＫよって太陽光の紫外線に
よる心線絶縁体の材質劣化を防ぐことができる。また、
本発明の塗料には高濃度に酸化防止剤が配合されている
ので、１１１Ｍ中の酸化防止剤が心線絶縁体中に徐々に
拡散移行することによって絶縁体中に酸化防止剤が補給
されるため、心線絶縁体の熱による劣化を防ぐことがで
きる。なお、本発明の塗料を接続端子函内の心線に塗布
するには、例えば作業性の良好なエアゾルスプレとして
吹き付ける等の方法をとることができる。
な紫外線吸収剤３０〜１重量部からなる共重合体（変性
メタクリル酸エステル共重合体）：１００重量部 Ｙ、酸化防止剤：１〜３０重量部 Ｚ、 アルコールと脂肪族炭化水素の混合物次に本発明
の塗料でポリエチレン絶縁心線を被覆した場合の心線絶
縁体の材質劣化の防止機構について説明する。本発明の
成分である変性メタクリル酸エステル共重合体は、分子
内に紫外線吸収性の原子団を有する丸め、その皮ＨＶｉ
紫外ｌｓ′ｆｒ透過しない。したがって、本発明の塗料
の塗膜で心線を被覆することＫよって太陽光の紫外線に
よる心線絶縁体の材質劣化を防ぐことができる。また、
本発明の塗料には高濃度に酸化防止剤が配合されている
ので、１１１Ｍ中の酸化防止剤が心線絶縁体中に徐々に
拡散移行することによって絶縁体中に酸化防止剤が補給
されるため、心線絶縁体の熱による劣化を防ぐことがで
きる。なお、本発明の塗料を接続端子函内の心線に塗布
するには、例えば作業性の良好なエアゾルスプレとして
吹き付ける等の方法をとることができる。
次に本発明の各成分について説明する。
本発明の成分である変性メタクリル酸エステル共重合体
は、例えば、ラジカル開始剤の存在下にメタクリル酸エ
ステル共重合体にラジカル重合可能な紫外線吸収剤をグ
ラフト反応（共重合）させる方法やラジカル開始剤を用
いてメタクリル酸エステルとラジカル重合可能な紫外線
吸収剤をランダム共重合させる方法により得られる。本
発明の成分の原料として用いられるメタクリル酸エステ
ルとしては、変性メタクリル酸エステル共重合体の溶剤
に対する溶解性と柔軟性の点からメタクリル酸と炭素数
３以上のアルコールからなるエステルであることが必要
であり、メタクリル酸と炭素数４〜８のアルコールから
なるエステルであることが望ましい。
は、例えば、ラジカル開始剤の存在下にメタクリル酸エ
ステル共重合体にラジカル重合可能な紫外線吸収剤をグ
ラフト反応（共重合）させる方法やラジカル開始剤を用
いてメタクリル酸エステルとラジカル重合可能な紫外線
吸収剤をランダム共重合させる方法により得られる。本
発明の成分の原料として用いられるメタクリル酸エステ
ルとしては、変性メタクリル酸エステル共重合体の溶剤
に対する溶解性と柔軟性の点からメタクリル酸と炭素数
３以上のアルコールからなるエステルであることが必要
であり、メタクリル酸と炭素数４〜８のアルコールから
なるエステルであることが望ましい。
本発明の成分の原料として用いられる重合可能な紫外線
吸収剤としては、２−ヒドロキシ−４−アクリロキシベ
ンゾフェノン、２−ヒドロキシ−４−（２−ヒドロキシ
−３−メタクリロキシ）プロポキシベンゾフェン等のベ
ンゾフェノン系紫外Ｍ 吸収剤や２−（２−ヒドロキシ
−５−ビニルフェニル）−２）Ｉ−ペンツトリアゾール
等のベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤が例示される。
吸収剤としては、２−ヒドロキシ−４−アクリロキシベ
ンゾフェノン、２−ヒドロキシ−４−（２−ヒドロキシ
−３−メタクリロキシ）プロポキシベンゾフェン等のベ
ンゾフェノン系紫外Ｍ 吸収剤や２−（２−ヒドロキシ
−５−ビニルフェニル）−２）Ｉ−ペンツトリアゾール
等のベンゾトリアゾール系紫外線吸収剤が例示される。
本発明の成分である変性メタクリル酸エステル共重合体
は、メタクリル酸エステル７０〜９９重量部と重合可能
な紫外線吸収剤３０〜１重量部とからなる共重合体であ
る。変性メタクリル酸エステル共重合体中の紫外線吸収
剤の組成が少ければ、塗膜が十分な紫外線じゃへい能を
有せず、多ければアルコールと脂−族炭化水素の混合溶
媒への溶解性が低下する。なお、メタ刀ル酸エステル重
合体＃：を耐候性の優れた樹脂として知られているが、
変性メタクリル酸エステル共重合体はメタクリル酸エス
テル重合体よりも更に耐候性に優れている。
は、メタクリル酸エステル７０〜９９重量部と重合可能
な紫外線吸収剤３０〜１重量部とからなる共重合体であ
る。変性メタクリル酸エステル共重合体中の紫外線吸収
剤の組成が少ければ、塗膜が十分な紫外線じゃへい能を
有せず、多ければアルコールと脂−族炭化水素の混合溶
媒への溶解性が低下する。なお、メタ刀ル酸エステル重
合体＃：を耐候性の優れた樹脂として知られているが、
変性メタクリル酸エステル共重合体はメタクリル酸エス
テル重合体よりも更に耐候性に優れている。
また、メタクリル酸エステル重合体に添加剤として重合
体でない通常の紫外線吸収剤を配合したものでは、薄膜
にすると比較的短期間で紫外線吸収剤が逃失し、紫外線
じゃへい能が低下するが、変性メタクリル酸エステル共
重合体の薄膜は、紫外線吸収剤が重合体中に化学結合し
ているため、紫外線吸収剤の逃失によって紫外線じゃへ
い能が低ｌすることけない。
体でない通常の紫外線吸収剤を配合したものでは、薄膜
にすると比較的短期間で紫外線吸収剤が逃失し、紫外線
じゃへい能が低下するが、変性メタクリル酸エステル共
重合体の薄膜は、紫外線吸収剤が重合体中に化学結合し
ているため、紫外線吸収剤の逃失によって紫外線じゃへ
い能が低ｌすることけない。
また、本発明の成分である酸化防止剤としては、オクタ
デシル５−Ｃ５，５−ジターシャリブチル−４−ヒドロ
キシフェニル）プロピオネート、トリス（５，５−２タ
ーシャリブチル−４−ヒドロキシベンジル）インシアヌ
レート等のラジカル捕捉剤やジラウリルチオジプロピオ
ネート等の過酸化物分解剤が例示される。本発明では、
これらの酸化防止剤を単独あるいは組合せて用いること
ができる。本発明の塗料組成物の酸化防止剤配合量は、
変性メタクリル酸エステル共重合体１００重量部に対し
て１〜３０重量部であり、これよりも少なければ心線絶
縁体の熱劣化を長期間にわたって防ぐことができず、多
ければ塗膜にべとつきを生じ、塗料の材料費も高くなる
。
デシル５−Ｃ５，５−ジターシャリブチル−４−ヒドロ
キシフェニル）プロピオネート、トリス（５，５−２タ
ーシャリブチル−４−ヒドロキシベンジル）インシアヌ
レート等のラジカル捕捉剤やジラウリルチオジプロピオ
ネート等の過酸化物分解剤が例示される。本発明では、
これらの酸化防止剤を単独あるいは組合せて用いること
ができる。本発明の塗料組成物の酸化防止剤配合量は、
変性メタクリル酸エステル共重合体１００重量部に対し
て１〜３０重量部であり、これよりも少なければ心線絶
縁体の熱劣化を長期間にわたって防ぐことができず、多
ければ塗膜にべとつきを生じ、塗料の材料費も高くなる
。
本発明で用いる溶媒は、アルコール５〜９５ｖｔ％と脂
肪族炭化水素９５〜Ｓｗｔ％の混合物であるが、この混
合範囲でなければ変性メタクリル酸エステル共重合体の
溶解性を実用上問題ない程度に良くすることができない
。混合溶媒のアルコールは塗料の乾燥速度上変性メタク
リル酸エステル共重合体の溶解性の点から炭素数３〜５
のアルコールを主成分とするものが望ましい。混合溶媒
の脂肪族炭化水素は同様の理由で炭素数６〜８のものを
主成分とするものが望ましい。なお、本発明で用いる混
合溶媒には、ポリカーボネート製のコネクタがソルベン
トラックを発生しない程度の少量であればアルコールと
脂肪族炭化水素以外の溶媒を含むことができる。本発明
での混合溶媒の量は特に規定されるものではないが、心
線への塗布作業性の点から、変性メタクリル酸エステル
共重合体１００重量部に対して６００〜２０００重量部
が望ましい。溶媒の量が少なすぎると塗料の粘度が高く
なるため塗布作業が困難となり、溶媒の量が多すぎると
塗膜厚さが薄くなるため多くの塗布回数が必要となる。
肪族炭化水素９５〜Ｓｗｔ％の混合物であるが、この混
合範囲でなければ変性メタクリル酸エステル共重合体の
溶解性を実用上問題ない程度に良くすることができない
。混合溶媒のアルコールは塗料の乾燥速度上変性メタク
リル酸エステル共重合体の溶解性の点から炭素数３〜５
のアルコールを主成分とするものが望ましい。混合溶媒
の脂肪族炭化水素は同様の理由で炭素数６〜８のものを
主成分とするものが望ましい。なお、本発明で用いる混
合溶媒には、ポリカーボネート製のコネクタがソルベン
トラックを発生しない程度の少量であればアルコールと
脂肪族炭化水素以外の溶媒を含むことができる。本発明
での混合溶媒の量は特に規定されるものではないが、心
線への塗布作業性の点から、変性メタクリル酸エステル
共重合体１００重量部に対して６００〜２０００重量部
が望ましい。溶媒の量が少なすぎると塗料の粘度が高く
なるため塗布作業が困難となり、溶媒の量が多すぎると
塗膜厚さが薄くなるため多くの塗布回数が必要となる。
次に本発明の実施例について説明するが、本発明はこれ
Ｋよりなんら限定されるものではない。
Ｋよりなんら限定されるものではない。
実施例１〜７の塗料組成物は次の方法により製造された
。アルコールと脂肪族炭化水素の混合溶媒にメタクリル
酸エステルの重合体と重合可能な紫外線吸収剤を溶解し
、この溶液にラジカル開始剤の過酸化ラウリルを加え、
混合溶媒の環流温度で２０時間反応させることによりメ
タクリル酸エステル重合体をグラフト変性し、この溶液
に酸化防止剤を添加し、さらに粘度調整のために混合溶
媒を追加して、本発明の実施例１〜７の塗料組成物を得
た。
。アルコールと脂肪族炭化水素の混合溶媒にメタクリル
酸エステルの重合体と重合可能な紫外線吸収剤を溶解し
、この溶液にラジカル開始剤の過酸化ラウリルを加え、
混合溶媒の環流温度で２０時間反応させることによりメ
タクリル酸エステル重合体をグラフト変性し、この溶液
に酸化防止剤を添加し、さらに粘度調整のために混合溶
媒を追加して、本発明の実施例１〜７の塗料組成物を得
た。
実施例８〜１２の塗料組成物は次の方法により製造され
た。アルコールと脂肪族炭化水素の混合溶媒にメタクリ
ル酸エステルと重合可能な紫外線吸収剤を溶解し、この
溶液に過酸化ラウリルを加え、混合溶媒の環流温度で２
０時間反応させることによりメタクリル酸エステルと重
合可能な紫外線吸収剤をランダム共重合させ、この溶液
に酸化防止剤を添加し、さらに粘度調整のために混合溶
媒を追加して、本発明の実施例８〜１２の塗料組成物を
得た。
た。アルコールと脂肪族炭化水素の混合溶媒にメタクリ
ル酸エステルと重合可能な紫外線吸収剤を溶解し、この
溶液に過酸化ラウリルを加え、混合溶媒の環流温度で２
０時間反応させることによりメタクリル酸エステルと重
合可能な紫外線吸収剤をランダム共重合させ、この溶液
に酸化防止剤を添加し、さらに粘度調整のために混合溶
媒を追加して、本発明の実施例８〜１２の塗料組成物を
得た。
本発明の塗料で被覆したことによるポリエチレン絶縁体
の紫外線および熱による劣化の防止効果は、厚さ０．５
１１のポリエチレンのダンベル状引張試験片を厚官約３
０μｍの塗膜で被覆した試料についてサンシャインウェ
ザメータで１３００時間紫外線照射後あるいは１００°
Ｃで１６日間熱処理後の試験片圧ついて、引張試験全行
い、破断点伸びの残率１求めることにより調べた。なお
、本発明の塗料を塗布せずに同様の条件で紫外線照射あ
るいは熱処理を行Ｑたポリエチレンの試験片では伸び残
率け５％以下であった。
の紫外線および熱による劣化の防止効果は、厚さ０．５
１１のポリエチレンのダンベル状引張試験片を厚官約３
０μｍの塗膜で被覆した試料についてサンシャインウェ
ザメータで１３００時間紫外線照射後あるいは１００°
Ｃで１６日間熱処理後の試験片圧ついて、引張試験全行
い、破断点伸びの残率１求めることにより調べた。なお
、本発明の塗料を塗布せずに同様の条件で紫外線照射あ
るいは熱処理を行Ｑたポリエチレンの試験片では伸び残
率け５％以下であった。
実施例の配合組成とそれらの塗料による心線絶縁体の劣
化防止効果全表ＩＫまとめて示す。表１において各成分
の量はいずれも重量部を示す。表１から明らかなように
本発明の塗料組成物の塗膜でポリエチレンを被覆すれば
ポリエチレンの紫外線および熱による劣化を防ぐことが
できる。
化防止効果全表ＩＫまとめて示す。表１において各成分
の量はいずれも重量部を示す。表１から明らかなように
本発明の塗料組成物の塗膜でポリエチレンを被覆すれば
ポリエチレンの紫外線および熱による劣化を防ぐことが
できる。
以上説明したように、本発明の塗料組成物を接続端子函
内のポリエチレン絶縁心線に塗布して塗膜で被覆すれば
、心線絶縁体の劣化ケ防止できるため、絶縁体の亀裂発
生による電話回線の障害を防ぐことができる。また、本
発明の塗料組成物の塗膜で心線絶縁体を被覆することは
、エアゾルルプレ等圧よって短時間で容易に行えるため
、心線絶縁体に亀裂が発生してケーブルのはり替え等を
行う場合釦比べて著しく経済的に有利である。
内のポリエチレン絶縁心線に塗布して塗膜で被覆すれば
、心線絶縁体の劣化ケ防止できるため、絶縁体の亀裂発
生による電話回線の障害を防ぐことができる。また、本
発明の塗料組成物の塗膜で心線絶縁体を被覆することは
、エアゾルルプレ等圧よって短時間で容易に行えるため
、心線絶縁体に亀裂が発生してケーブルのはり替え等を
行う場合釦比べて著しく経済的に有利である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 次の組成からなることを特徴とする塗料組成物。 Ｘ、メタクリル酸エステル７０〜９９重量部と重合可能
な紫外線吸収剤３０〜１重量部からなる共重合体：１０
０重量部 Ｙ、酸化防止剤：１〜３０重量部 Ｚ、アルコールと脂肪族炭化水素の混合物
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16003284A JPS6136375A (ja) | 1984-07-30 | 1984-07-30 | 塗料組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16003284A JPS6136375A (ja) | 1984-07-30 | 1984-07-30 | 塗料組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6136375A true JPS6136375A (ja) | 1986-02-21 |
Family
ID=15706476
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16003284A Pending JPS6136375A (ja) | 1984-07-30 | 1984-07-30 | 塗料組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6136375A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63275652A (ja) * | 1987-05-07 | 1988-11-14 | Mitsui Toatsu Chem Inc | 酸化防止剤液 |
| JPS63314218A (ja) * | 1986-12-09 | 1988-12-22 | Terumo Corp | 紫外線吸収高分子材料 |
| FR2629626A1 (fr) * | 1988-04-05 | 1989-10-06 | Tokyo Electric Power Co | Cable pour courant continu |
| FR2782726A1 (fr) * | 1998-08-28 | 2000-03-03 | Basf Coatings | Compositions de vernis acryliques photopolymerisables contenant un agent anti-oxydant de la famille des phenols encombres steriquement |
Citations (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| JPS56125414A (en) * | 1980-03-10 | 1981-10-01 | Dainippon Ink & Chem Inc | Coating resin composition |
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1984
- 1984-07-30 JP JP16003284A patent/JPS6136375A/ja active Pending
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