JPS6136275A - キサントンおよびチオキサントン化合物の製法 - Google Patents

キサントンおよびチオキサントン化合物の製法

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JPS6136275A
JPS6136275A JP15143985A JP15143985A JPS6136275A JP S6136275 A JPS6136275 A JP S6136275A JP 15143985 A JP15143985 A JP 15143985A JP 15143985 A JP15143985 A JP 15143985A JP S6136275 A JPS6136275 A JP S6136275A
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halogen
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ヤノス アバール
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Sandoz AG
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はキサントン及びチオキサントン化合物の製造及
びその光開始剤としての使用に関する。
本発明によれば、下記式■ 〔上式中、XはOまたはS全表し、基Rはともにそれら
が結合している2個の炭素原子と一緒になって融合芳香
族基を形成してお9.R1はC4〜、8アルキル、ンク
ロC5,7アルキル、フェニルC1〜4アルキル、Cア
ルコキシCアルキル、C1〜41〜4        
    1〜4アルコキシカルぎニルC4N4アルキル
、01N4アルキルカル?ニルオキシCアルキル、C1
〜8アル1〜4 コキシ、フェニルC1〜4アルコキシ及びハロゲンから
選ばれ、nは0,2.1または3である〕で示される化
合物の製造方法が提供される。この方法は、下記式■。
〔上式中、 R,R4及びnは前記規定に同一のもの全
表し、R5はそれぞれ独立にC1〜、2アルコキシを表
すか、または一方のR3がC1〜、2アルコキシ全表し
、他方のR3がハロゲンを表す〕 で示される化合物を、アルカリ性媒体中の硫黄元素、金
員硫化物または金員の硫化水素塩と反応させることを含
んでなる。
この明細書において1式中に一度以上現われる如何なる
記号も、特に断らない限シ、互いに他と独立である。
好ましくは、ハロゲンは塩素または臭素である。
好ましくは、存在するアルキルはC?−4アルキルであ
る。
好ましくは、存在するアルカリ金属はナトリウムまたは
カリウムである。
R3がそれぞれ独立にC1〜、2アルコキシである場合
、生成される式Iの化合物はXが0であるようなもので
sb、一方のR5がC4〜12アルコキシであυ、他方
のR3がハロダンである場合には、生成される式Iの化
合物はXがSであるようなものである。しかしながら、
後者の場合、生成物の20チまでがXがOであるような
対応する式■の化合物であり得る。
本発明の方法によシ製造することのできる式■の化合物
のうち好ましいものは、下記式1mの化合物である。
(Rlb)n・ 〔上式中、XはOまたはSを表しく好ましくはS)。
R11ハ水素、C1〜、8アルキル、フェニルC1〜3
アルキル、シクロ05〜7アルキル、C1〜8アルコキ
シ、ベンジルオキシ、C,3アルコキシカルデニルエチ
ルまたはハロダンを表し、RlbはC?−8アルキル。
C1〜8アルコキシまたはハロダンを表しm n’はO
llまたは2であり、R′はともにそれらが結合してい
る2個の炭素原子と一緒になって (R4)m (a)           (bl (e)        (d)       (e)全
形成しており、R2は水素、C4〜4アルキル、C4〜
4アルコキシまたはハロゲンを表し、R4はC4〜4ア
ルキルまたはハロゲンを表しく但し1個より多くのR4
基がハロゲンであることはないものとする)1mは0,
1,2または3である〕好ましい式IIの化合物は下記
式11aの化合物である。
〔上式中、R’、 R,、、R2,及びn′は前記規定
に同一のものを表し、n′3はそれぞれ独立にC4〜6
アルコキシを表すか、またけ1個のR%がC1〜6アル
コキシ′tl−表し、他のn′3がctまたはBrを表
す〕式■及び式11mの化合物は、公知の化合物から公
知の方法によって1例えば、下記式■。
で示される酸クロリドを、下記式W。
以下7j5白 〔上式中、記号はすべて前記規定に同一のものを表す〕 で示される化合物と、 Atct5の存在下に、水を含
まない条件で、反応させる(フリーデルクラフッ反応)
ことによシ、製造することができる。
キサントン(即ち式IにおいてXがOである化合物)及
び特にチオキサントン(即ち式IにおいてXがSである
化合物)は光開始剤として有用であることが知られてい
る。今や1式■及び式11mの化合物も良好な光開始剤
であるということが見出されたのである。
好ましくは、本発明に係る方法において1式IIの化合
物はアルカリ性媒□体中の硫黄元素とまたは金属硫化物
と反応される。
本発明に係る方法において、金属硫化物が用いられる場
合、この金属硫化物は好ましくはアルカリ金属またはア
ルカリ土類金属の硫化物であり。
さらに好ましくはアルカリ金属の硫化物、最も好ましく
は硫化ナトリウムである。
本発明に係る方法において、アルカリ媒体中の硫黄元素
が用いられる場合、アルカリ性媒体は好ましくは水酸化
物、炭酸塩及び/またはアルコラートである。さらに好
ましくは、アルカリ性媒体はアルカリ金属、アルカリ土
類金属またはアンモニウムの水酸化物、炭酸塩及びアル
コラート(好ましくは水を含まないもの)から選ばれ、
最も好ましくはアルカリ性媒体はアルカリ金属の水酸化
物及び炭酸塩並びにアンモニアから選ばれ、特に好まし
くは炭酸ナトリウムまたはカリウムである。
好ましくは1式IIの化合物1モル当り1モルの硫黄及
び1カチオン当聞のアルカリ性媒体が用いられ、チオキ
サントンが形成される場合には生成されることのあるキ
サントンの1(20%まで)を補填するために、それよ
り多くの硫黄及びアルカリ性媒体が用いられる。
好ましくは1本発明に係る方法は溶剤系において、特に
極性溶剤系において行われる。好ましい極性溶剤系は、
1種またはそれ以上のエーテル、カルボニル、ヒドロキ
シル、シアナイド、−5O2及びSO基を含むようなも
のである。さらに好ましくは、溶剤系は非グロトン性溶
剤系であシ、最も好ましくはジメチルスルホキシド、N
、N−ジメチルアセトアミド、N−メチルピロリドン、
ヘキサメチルホスホン酸トリアミド、スルホラン、2−
メトキシエタノール、ジエチレングリコールモノメチル
エーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル及
ヒジメチルホルムアミドから選ばれる1種またはそれ以
上の溶剤を含むものであり、これらのうちではN、N−
ジメチルアセトアミド。
N−メチルピロリドン、ジメチルスルホキシド及びジメ
チルホルムアミドが特に好ましい。
溶剤の使用態は重要ではなく、純粋なものでなくてよい
。しかしながら、好ましくは1反応源度において反応物
を攪拌可能に(例えばペーストに)するのに十分な社が
用いられる。好ましくけ、式IIの化合物の1モル当り
50〜100−の溶剤(例えばジメチルスルホキシド)
が用いられる。
好ましくは1本発明に係る方法は、20〜250℃、さ
らに好ましくFi60〜170℃、最も好ましくは70
〜150℃、特に95〜140℃で行われる。
さらに1本発明によれば光重合性の系と、感光量の式I
Iの化合物とヲ台む、光重合性の組成物が提供される。
好ましくは、存在する唯一の光開始剤が式Iの化合物及
び式IIの化合物または式IIの化合物であるようなも
のである。
好ましくは、感光量は存在する光重合性の系の重量の0
.1〜10重社チ、さらに好ましくは1〜5重iisで
ある。
光重合性の系は一般にはよく知られており1例えば、英
国特許1595710に記載されている。
これらは紫外線硬化性のコーチング及び塗料技術におい
てよく知られている。光重合性の系は、不飽和重合性の
もの1例えばエチレン系不飽和化合物、例えばアクリル
酸化合物、マレイン酸化合物、スチレン化合物及びそれ
らの同族体並びにエポキシ化合物1例えばエポキシ化ア
マニ油を含む。
好ましくは1本発明に係る光重合性組成物は、1種また
はそれ以上の、少なくとも1個のα−Ctt−基を有す
るアミン、例えば、トリエチルアミンまたはN、N−ジ
メチルアミノベンゾフェノンを含む。
好ましくは、本発明の光重合性組成物は、250〜40
0nmの範囲の紫外光に露出することにより重合させる
ことのできるものである。
好ましくは、本発明に係る光重合性の組成物は他の添加
剤、例えば、酸化防止剤、ピグメント。
充填剤を含む。これらの添加剤の使用1は重要ではない
下記の例は本発明をさらに説明するためのものである。
例中部及び饅は重量で示し、現度は℃でおる。
例1〜7は本発明の方法における出発原料である式II
の化合物の製造法を示すものである。
例1 22J?(04−tart−オクチルメトキシベンゼン
、17.5部の2−クロロベンゾイルクロリド及び0、
IIIのZ nC1−2を30−のテトラクロロエタン
中、150°で3時間攪拌した。褐色の溶液が得られ斤
100−の水及び2−の2NNaOH溶液をこの褐色の
浴液に室温で添加し、混合物を15分間攪拌し。
次いで有機相を分離し、乾燥し、溶剤を蒸留除去した。
残留物を高い減圧下に蒸留しく沸点2257Q、001
饋)、次いでヘキサンから再結晶した。
式1mの白色生成物が得られ、これは97〜98℃の融
点を有していた。
t −C8H、。
例2〜7 適当な反応体から出発し1例1の方法と同様にして、下
記式の化合物を製造することができた。
以下j、白 IN□ 上式中のR1−R4は表1に示されている。
表      1 例8      ゛ 9.1gの2−メトキシ−2′−クロロ−5−tart
−ブチルベンゾフェノン(M点so〜62°)ヲ25−
のジメチルホルムアミドに溶解した。透明な溶液を98
〜1000において1時間で4.15gのNa2S ’
 3H20と混合した。113〜115°において3時
間反応後、得られた緑色の混合物ヲ50゜に冷却し、次
いで25−の水を次いで30−のトルエンを添加した。
トルエン相ヲ70°で添加し、中性の水で洗いm剤を次
いで蒸留除去した。残留する黄色のオイルをメタノール
から2回再結晶した。実質的に白色の下記式8aで示さ
れる結晶化合物が得られ、これは76〜77°の融点を
有していた。相当するキサントンの駄はチオキサントン
の収用の約18チであった。
I 例9 13.09の2−メトキシ−2′−クロロ−5−メチル
ベンゾフェノン(融点46〜47°) i30tdのジ
メチルスルホキシドに俗解した。攪拌しながら、’1.
2611のNa28 ・31(20’iこの溶液に、1
30〜138°で40分間で添加した。褐色の混合物が
得られた。この混合物を134°でさらに4時間攪拌し
1次いで60°に冷却り、次いで10Tntのメタノー
ル、セして30tdの水を添加し、次いで反応生成物を
沈澱させた。沈澱を次いで10°で涙過し、中性の水で
洗浄し、脱色炭の存在下にメタノールから再結晶した。
下記式9aで示される黄色の結晶化合物が得られ、これ
は121〜124°の融点を有していた。
例10 5.211の2−メトキシ−2′−クロロ−5−メチル
ベンゾフェノンを14−のジエチレンy+)−r−ル、
1.4I!の硫黄粉末及び8.6Iのに2CO6ととも
に、138〜140°で1時間半攪拌した。褐色の混合
物が得られた。この混合物に、80°で100−の水を
添加し、濃いオイルを得た。水相をデカンテーションに
より除去し、残留するオイルを20 mllのメタノー
ルとともに沸騰させ1次いで混合物を冷却し、得らf′
1.fc黄色の沈澱’ki濾過した。
次いで、生成物をメタノールから2回再結晶した。
得られた生成物は例9に示した式1aのものであシ、対
応するキサントンの組は約18%であった。
例11 a)152.4gの2−クロロ−2′、5′−ジェトキ
シベンゾフェノン、32.0gの硫黄元素及び151.
8.9のに2Co、を、120−のジエチレングリコー
ルに添加し、155°で23時間攪拌しに0褐色の混合
物が得られた。これ金110°に冷却し300m1のト
ルエン次いで300m7!の水を添加した。水相を分離
し、トルエン相’e150−の水で2回洗浄し、次いで
トルエンを蒸留除去し友。残留物をジオキサン−エタノ
ール混合物から再結晶した。得られた結晶生成物は下記
式11ak有し。
その融点は126〜128°であった。相当するキサン
トンは約18%であった。
以下余白 b)同様に、弐8a(例8に規定のもの)の化合物が、
24−のジエチレングリコール中の63.3gの2−ク
ロロ−2′−エトキシ−5’ −tert−ブチルベン
ゾフェノン、9.6.9の硫黄粉末及び30.2゛gの
に2CO5’を反応体として用い、上記a)に類似の方
法で、製造することができた。70〜75°の融点を有
する2 −tert−ブチルチオキサントンが得られた
(対応するキサントンの量は約18〜20チであった)
同様に、57.81の2−クロロ−2′−エトキシ−5
1−イソノロビルベンゾフェノン、12.8Nの硫黄粉
末、60.71のに2CO5及び48−のジエチレング
リコールを反応体として用い、上記&)に類似の方法で
、2−イソノロビルチオキサントン全製造することがで
きた。約18俤の対応するキサントンが生成された。チ
オキサントンの融点け54〜64°であった−0 しかしながら、33gの2−クロロ−2′−エトキシ−
5’ −tert−ブチルベンゾフェノン、260dの
ジエチレングリコール、70.4gの硫黄粉末及び33
4gのに2CO3を用い、攪拌下に155°に加熱し1
次いで例11mに従って処理することにヨリ、74〜7
6°の融点を有する2−イソノロビルチオキサントンが
得らね、こi、l;j2〜3%のキサントン含有最を有
し7ていた。
例12〜16 適当な反応体から1例8〜11のいずれかと類似の方法
によって、下記の化合物を製造することができた。
例12 例13 例14 例15 例16 例17 12、ONの2.5−ジェトキシ−2′−メトキシベン
ゾフェノン(融点101〜102°)及び5.41のN
a S・3H20’ft 50 mlのジメチルホルム
アミド中に一緒に添加し、114〜119°で6時間攪
拌した。褐色の混合物が得られた。この混合物に20−
の水金70°で添加し、次いで混合物を室温に冷却し、
生成物を沈澱せしめた。沈澱’kW過し。
水洗し1次いでメタノールから再結晶した。下記式17
aの結晶化合物が得られ、これは126〜127°の融
点を有していた〇 〇 例18 27、6 gの2.2′−ジメトキシ−5−クロロベン
ゾフェノン’に70rneのジメチルホルムアミドに溶
解した。この溶液に、14.5gのNazS ・3H2
0k70’  で攪拌下に添加した。褐色の混合物が得
られた。この混合物全攪拌下に3時間反応せしめ。
次いで混合物ヲ60°に冷却し、濃い混合物が得られ、
生成物を部分的に沈澱せしめた。60°で混合物を70
−のメタノールによシ稀釈し、沈澱を50°で濾過し1
次いで沈澱を洗浄しメタノール−ジオキサンから再結晶
した。生成物は下記式18aの化合物であり、173〜
174°Cの融点を有していた。
例19 13.6gの2.2’ 5−トリメトキシベンゾフェノ
ン、3.5Pの硫黄粉末及び21.4gのに2CO3を
35−のジエチレングリコール中で、134〜138゜
において4時間攪拌した。褐色の混合物が得られた。反
応混合物に、40m1のメタノール及び4〇−の水を5
0°で添加し、生成物全沈澱させた。沈澱ヲ15°にお
いて沢過し、水洗し、乾燥した。
下記式19aの実質的に白色の生成物が得られ5これは
132〜139°の融点1有していた。
m剤として35m/の2−メトキシエタノールを用いて
も同じ結果が得られ女。
例20〜28 適当な反応体から出発し1例17〜19のいずれかと同
様にして、下記式の化合物を製造することができた。
上式中記号は表2に示されているものである。
例29〜68 下記式の化合物が、適当な出発原料から例8〜11のい
ずれかと同様の方法によシ、製造することがで@女。
適用例A 60gの、約900071?アズ(77°)の粘度を有
する、式33a CH2=C圧C00CH2−Cf((OH)−CH2枠
(CH3顧朔で示されるプレ、l IJママ−米国特許
3713864に記載されたもの)、35gのペンタエ
リスリットテトラアクリレート及び40部のTiO2(
ChronoaRN63) 全3本ロールミルにより均
質に混合した。
この混合物に、2.5重I%の例1に記載した式Iaの
化合物を添加した。この混合物をミキサー中2×25回
転で均質化した。得られた混合物は2つの部分に分離し
た。一方の部分を3〜5μの厚さを有する人ニブリント
のために、紙上にスフ4’チユラで適用し、他の部分を
20μの厚さを有するアルミニウムホイル上にドクター
ブレートチ適用した。
両方のフィルムを、Hg中出力ランプ(80W/cm 
)を有するミニ硬化装置(Primarc )中で高速
で硬化させ、非粘着性のフィルムに乾燥した。
適用例B 67部のポリエステル(無水マレイン酸、無水フタル酸
及ヒプロパン1.2−ジオールから製造)及び33部の
スチレンからなる。100部の光重合性の系をロールミ
ル中で38部のT i O2(ChronoaRN63
)とともに均質化した。この混合物に3部の式1m(例
1に規定)の化合物及び3.3部のp−ジメチルアミノ
安息香酸エチルエステル金添加し1次いで適用例Aに従
ってさらに処理した。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、下記式 I 、 ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔上式中、XはOまたはSを表し、基R_はともにそれ
    らが結合している2個の炭素原子と一緒になって融合芳
    香族基を形成しており、R_4はC_1_〜_1_8ア
    ルキル、シクロC_5_〜_7アルキル、フェニルC_
    1_〜_4アルキル、C_1_〜_4アルコキシC_1
    _〜_4アルキル、C_1_〜_4アルコキシカルボニ
    ルC_1_〜_4アルキル、C_1_〜_4アルキルカ
    ルボニルオキシC_1_〜_4アルキル、C_1_〜_
    8アルコキシ、フェニルC_1_〜_4アルコキシ及び
    ハロゲンから選ばれ、nは0、2、1または3である〕
    で示される化合物を製造するに当り、下記式II、▲数式
    、化学式、表等があります▼(II) 〔上式中、R、R_1及びnは前記規定に同一のものを
    表し、R_3はそれぞれ独立にC_1_〜_1_2アル
    コキシを表すか、または一方のR_3がC_1_〜_1
    _2アルコキシを表し、他方のR_3がハロゲンを表す
    〕 で示される化合物を、アルカリ性媒体中の硫黄元素、金
    属硫化物または金属の硫化水素塩と反応させることを含
    んでなる方法。 2、下記式 I a、 ▲数式、化学式、表等があります▼( I a) 〔上式中、XはOまたはSを表し、R_1_aは水素、
    C_1_〜_1_8アルキル、フェニルC_1_〜_3
    アルキル、シクロC_5_〜_7アルキル、C_1_〜
    _8アルコキシ、ベンジルオキシ、C_1_〜_3アル
    コキシカルボニルエチルまたはハロゲンを表し、R_1
    _bはC_1_〜_8アルキル、C_1_〜_8アルコ
    キシまたはハロゲンを表し、n′は0、1または2であ
    り、R′はともにそれらが結合している2個の炭素原子
    と一緒になって ▲数式、化学式、表等があります▼(a)▲数式、化学
    式、表等があります▼(b) ▲数式、化学式、表等があります▼(c)▲数式、化学
    式、表等があります▼(d)▲数式、化学式、表等があ
    ります▼(e) を形成しており、R_2は水素、C_1_〜_4アルキ
    ル、C_1_〜_4アルコキシまたはハロゲンを表し、
    R_4はC_1_〜_4アルキルまたはハロゲンを表し
    (但し1個より多くのR_4基がハロゲンであることは
    ないものとする)、mは0、1、2または3である〕 で示される化合物を製造するに当り、下記式IIa▲数式
    、化学式、表等があります▼(IIa) 〔上式中、R′、R_1_a、R_1_b及びn′は前
    記規定に同一のものを表し、R′_3はそれぞれ独立に
    C_1_〜_6アルコキシを表すか、または1個のR′
    _3がC_1_〜_6アルコキシを表し、他のR′_5
    がClまたはBrを表す〕で示される化合物を、アルカ
    リ性媒体中の硫黄元素、金属硫化物または金属の硫化水
    素塩と反応させることを含んでなる、特許請求の範囲第
    1項記載の方法。 3、式IIの化合物がアルカリ性媒体中の硫黄元素、また
    は金属硫化物と反応される、特許請求の範囲第1項また
    は第2項記載の方法。 4、アルカリ性媒体が水酸化物、炭酸塩及び/またはア
    ルコラートである特許請求の範囲第1〜3項のいずれか
    に記載の方法。 5、アルカリ性媒体がアルカリ金属の水酸化物及び炭酸
    塩から選ばれる特許請求の範囲第4項記載の方法。 6、アルカリ性媒体が炭酸ナトリウム及びカリウムから
    選ばれる特許請求の範囲第5項記載の方法。 7、金属硫化物がアルカリ金属またはアルカリ土類金属
    の硫化物である、特許請求の範囲第1または第2項記載
    の方法。 8、金属硫化物が硫化ナトリウムである特許請求の範囲
    第7項記載の方法。 9、溶剤系で行われる特許請求の範囲第1〜8項のいず
    れかに記載の方法。 10、溶剤系が極性溶剤系である特許請求の範囲第9項
    記載の方法。 11、溶剤系が、ジメチルスルホキシド、N,N−ジメ
    チルアセトアミド、N−メチルピロリドン、ヘキサメチ
    ルホスホン酸トリアミド、スルホラン、2−メトキシエ
    タノール、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、
    ジエチレングリコールモノエチルエーテル及びジメチル
    ホルムアミドから選ばれる1種またはそれ以上の溶剤を
    含む、特許請求の範囲第10項記載の方法。 12、反応の温度範囲が20〜250℃である特許請求
    の範囲第1〜11項のいずれかに記載の方法。 13、温度範囲が95〜140℃である特許請求の範囲
    第12項記載の方法。 14、光重合性の系と、感光量の、特許請求の範囲第1
    項に規定した式IIの化合物とを含む重合性組成物。 15、光重合性の系と、感光量の特許請求の範囲第2項
    に規定した式IIaの化合物とを含む、重合性組成物。 16、感光量が存在する光重合性の系の0.1〜10重
    量%である、特許請求の範囲第14または第15項記載
    の組成物。 17、光重合性の系がエチレン系不飽和化合物及びエポ
    キシ化合物から選ばれる特許請求の範囲第14〜16項
    のいずれかに記載の組成物。 18、光重合性の系がアクリル酸化合物、マレイン酸化
    合物、スチレン化合物及びエポキシ化アマニ油から選ば
    れる、特許請求の範囲第17項記載の組成物。
JP15143985A 1984-07-12 1985-07-11 キサントンおよびチオキサントン化合物の製法 Pending JPS6136275A (ja)

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