JPS6136056Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6136056Y2 JPS6136056Y2 JP11621780U JP11621780U JPS6136056Y2 JP S6136056 Y2 JPS6136056 Y2 JP S6136056Y2 JP 11621780 U JP11621780 U JP 11621780U JP 11621780 U JP11621780 U JP 11621780U JP S6136056 Y2 JPS6136056 Y2 JP S6136056Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plunger
- contact portion
- movable contact
- trip
- tripping
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 2
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Breakers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は回路しや断器の強制引外し装置に関
するものである。
するものである。
従来の回路しや断器を第4図に示す。この回路
しや断器は実開昭56−135652号に開示されたもの
であるが、短絡時の強制開極動作に関してつぎの
ような問題があつた。すなわち、この強制開極動
作は第5図に詳示するように、固定接点36に対
峙する可動接点16をもつた接触子15の後端部
に復帰ばね17を設けるとともに復帰ばね17を
通してプランジヤの下端部を可動接触子15の後
端面に臨ませ(同図a)、短絡電流によりプラン
ジヤ7が動作するとその下端部で可動接触子15
の後端部をたたき(同図b)、同図cのように可
動接触子15を強制開極する。このプランジヤ7
の動作により引外し板23が動作してトリツプレ
バー22を釈放し、これによつて可動枠24が自
由になり復帰ばね17の作用で開極をされる(同
図d)。しかしながら、第5図dのようにプラン
ジヤ7の強制開極作用は可動接触子15の回動範
囲の一部に寄与するのみであり、プランジヤ7の
ストローク量を増すことなしに、より一層接点摩
耗を防止してしや断性能の向上を図る必要があつ
た。
しや断器は実開昭56−135652号に開示されたもの
であるが、短絡時の強制開極動作に関してつぎの
ような問題があつた。すなわち、この強制開極動
作は第5図に詳示するように、固定接点36に対
峙する可動接点16をもつた接触子15の後端部
に復帰ばね17を設けるとともに復帰ばね17を
通してプランジヤの下端部を可動接触子15の後
端面に臨ませ(同図a)、短絡電流によりプラン
ジヤ7が動作するとその下端部で可動接触子15
の後端部をたたき(同図b)、同図cのように可
動接触子15を強制開極する。このプランジヤ7
の動作により引外し板23が動作してトリツプレ
バー22を釈放し、これによつて可動枠24が自
由になり復帰ばね17の作用で開極をされる(同
図d)。しかしながら、第5図dのようにプラン
ジヤ7の強制開極作用は可動接触子15の回動範
囲の一部に寄与するのみであり、プランジヤ7の
ストローク量を増すことなしに、より一層接点摩
耗を防止してしや断性能の向上を図る必要があつ
た。
したがつて、この考案の目的は、しや断性能の
向上を図つた回路しや断器の強制引外し装置を提
供することである。
向上を図つた回路しや断器の強制引外し装置を提
供することである。
この考案の一実施例を第1図ないし第3図に示
す。すなわち、この回路しや断器の強制引外し装
置は、前記開示の回路しや断器において、開極付
勢された接点部と、この接点部を閉極保持しトリ
ツプ動作により前記接点部を解放するトリツプ機
構と、自己の動作により前記トリツプ機構をトリ
ツプ動作すると同時に前記接点部をばねを介して
強制開極するプランジヤ7を持つた電磁石装置P
とを備えている。より詳しく説明すると、引外し
素子の電磁石装置Pのプランジヤ7の下端部に座
板50を取付け、座板50と可動接触子15の後
端部との間に復帰ばね17を介在する。可動接触
子15の先端部の可動接点16は固定接点36に
対峙する。なおここで、接点部は可動接触子1
5、可動接点16、固定接点36で構成されてい
る。また復帰ばね17は前記強制開極と可動接触
子15の開極付勢とを兼ねる。トリツプ機構は電
磁石装置Pのプランジヤ7の動作に応動する引外
し板と、この引外し板に一端が係止し他端がリン
クを介してハンドル21に連結されるトリツプレ
バーと、このトリツプレバーの中間部に位置する
可動枠24とを備え、前記トリツプレバーが前記
引外し板に係止した規制状態でハンドル21によ
りトリツプレバーを操作して可動枠24を介し可
動接触子15を開閉制御することともに、引外し
板の動作によりトリツプレバーの係止が外れると
トリツプレバーが規制解除となり、可動接触子1
5が復帰ばね17により開極するものである。第
3図は動作状態で、同図aは動作前、同図bは短
絡状態でプランジヤ動作状態、同図cおよびdは
プランジヤ7の動作状態である。すなわち、プラ
ンジヤ7の下方突出動作により座板50が移動し
て復帰ばね17を圧縮し、可動接触子15の開極
力を増してこの力の増大により可動枠24を押し
上げて強制開極する一方、プランジヤ7の動作に
より引外し板23を回動してトリツプレバー22
を釈放する。この結果同図dのようにプランジヤ
7のストローク量を増すことなしに、トリツプレ
バー22が釈放された後もプランジヤ7の突出分
の復帰ばね17の圧縮力が作用し、前記開示の従
来例よりも復帰力を増してアークによる接点の摩
耗を抑制でき、しや断特性を向上できることとな
る。
す。すなわち、この回路しや断器の強制引外し装
置は、前記開示の回路しや断器において、開極付
勢された接点部と、この接点部を閉極保持しトリ
ツプ動作により前記接点部を解放するトリツプ機
構と、自己の動作により前記トリツプ機構をトリ
ツプ動作すると同時に前記接点部をばねを介して
強制開極するプランジヤ7を持つた電磁石装置P
とを備えている。より詳しく説明すると、引外し
素子の電磁石装置Pのプランジヤ7の下端部に座
板50を取付け、座板50と可動接触子15の後
端部との間に復帰ばね17を介在する。可動接触
子15の先端部の可動接点16は固定接点36に
対峙する。なおここで、接点部は可動接触子1
5、可動接点16、固定接点36で構成されてい
る。また復帰ばね17は前記強制開極と可動接触
子15の開極付勢とを兼ねる。トリツプ機構は電
磁石装置Pのプランジヤ7の動作に応動する引外
し板と、この引外し板に一端が係止し他端がリン
クを介してハンドル21に連結されるトリツプレ
バーと、このトリツプレバーの中間部に位置する
可動枠24とを備え、前記トリツプレバーが前記
引外し板に係止した規制状態でハンドル21によ
りトリツプレバーを操作して可動枠24を介し可
動接触子15を開閉制御することともに、引外し
板の動作によりトリツプレバーの係止が外れると
トリツプレバーが規制解除となり、可動接触子1
5が復帰ばね17により開極するものである。第
3図は動作状態で、同図aは動作前、同図bは短
絡状態でプランジヤ動作状態、同図cおよびdは
プランジヤ7の動作状態である。すなわち、プラ
ンジヤ7の下方突出動作により座板50が移動し
て復帰ばね17を圧縮し、可動接触子15の開極
力を増してこの力の増大により可動枠24を押し
上げて強制開極する一方、プランジヤ7の動作に
より引外し板23を回動してトリツプレバー22
を釈放する。この結果同図dのようにプランジヤ
7のストローク量を増すことなしに、トリツプレ
バー22が釈放された後もプランジヤ7の突出分
の復帰ばね17の圧縮力が作用し、前記開示の従
来例よりも復帰力を増してアークによる接点の摩
耗を抑制でき、しや断特性を向上できることとな
る。
なお、この考案の強制引外し装置はプランジヤ
の進出動作により開極駆動する場合に限らず、プ
ランジヤの後退動作の場合に適用できる。またこ
の場合に介在するばねは別設してもよい。
の進出動作により開極駆動する場合に限らず、プ
ランジヤの後退動作の場合に適用できる。またこ
の場合に介在するばねは別設してもよい。
以上のように、この考案の回路しや断器の強制
引外し装置は、プランジヤによりばねを介して接
点部を強制開極するように構成したため、しや断
特性を向上できるという効果がある。
引外し装置は、プランジヤによりばねを介して接
点部を強制開極するように構成したため、しや断
特性を向上できるという効果がある。
第1図はこの考案の一実施例の部分略図、第2
図はその詳細断面図、第3図はその動作過程を示
す概略図、第4図は従来例の断面図、第5図はそ
の強制開極動作の説明図である。 7……プランジヤ、15……接点部を構成する
可動接触子、16……可動接点、17……復帰ば
ね、36……固定接点、P……電磁石装置。
図はその詳細断面図、第3図はその動作過程を示
す概略図、第4図は従来例の断面図、第5図はそ
の強制開極動作の説明図である。 7……プランジヤ、15……接点部を構成する
可動接触子、16……可動接点、17……復帰ば
ね、36……固定接点、P……電磁石装置。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 開極付勢された接点部と、この接点部を閉極
保持しトリツプ動作により前記接点部を開放す
るトリツプ機構と、自己の動作により前記トリ
ツプ機構をトリツプ動作すると同時に前記接点
部をばねを介して強制開極するプランジヤを持
つた電磁石装置とを備えた回路しや断器の強制
引外し装置。 (2) 前記ばねは前記接点部を開極付勢する復帰ば
ねを兼ねる実用新案登録請求の範囲第(1)項記載
の回路しや断器の強制引外し装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11621780U JPS6136056Y2 (ja) | 1980-08-13 | 1980-08-13 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11621780U JPS6136056Y2 (ja) | 1980-08-13 | 1980-08-13 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5738561U JPS5738561U (ja) | 1982-03-01 |
JPS6136056Y2 true JPS6136056Y2 (ja) | 1986-10-20 |
Family
ID=29477093
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11621780U Expired JPS6136056Y2 (ja) | 1980-08-13 | 1980-08-13 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6136056Y2 (ja) |
-
1980
- 1980-08-13 JP JP11621780U patent/JPS6136056Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5738561U (ja) | 1982-03-01 |
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