JPS6135940A - 無菌巻取り包材およびその製造方法 - Google Patents

無菌巻取り包材およびその製造方法

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JPS6135940A
JPS6135940A JP15970284A JP15970284A JPS6135940A JP S6135940 A JPS6135940 A JP S6135940A JP 15970284 A JP15970284 A JP 15970284A JP 15970284 A JP15970284 A JP 15970284A JP S6135940 A JPS6135940 A JP S6135940A
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JP
Japan
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packaging material
heat
sheet
sealed
sterile
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Pending
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JP15970284A
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勝之 中川
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Dai Nippon Printing Co Ltd
Original Assignee
Dai Nippon Printing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は食品用容器等の材料として用いる無菌巻取り包
材およびその製造方法に関する。
〔従来技術〕
従来からシート状包材にて容器を形成し、この容器内に
無菌状態でジュース等の内容物を充填すある。
インライン方式は充填機内に包材の殺菌装置を組み込み
殺菌に引続いて充填を行なうものであり、オフライン方
式は予じめ殺菌した無菌包材を一旦外に取出しその後充
填機内に供給するようにしたものである。オフライン方
式によれば充填機内に殺菌装置を組み込む必要がないた
め、その分だけ設備も簡単且つ安価なものとできるので
あるが、外部において殺菌した包材を充填機内に搬入す
るため2次汚染するおそれがある。
そこで従来にあっては第1図に示す如く、殺菌済みの棒
状芯材1に殺菌済みのシート状包材2を巻取り、これを
袋3に詰め外部からの汚染を防止している。
ところで、袋3に巻取り包材を詰めて充填機に搬入する
場合には、袋3の外表面が外気に触れているため無菌状
態ではない。そこで、充填機に殺菌室を設けて袋3を殺
菌するようにしている。しかしながら袋3には多数のシ
ワが形成されており、シワの内側部分まで完全に殺菌す
ることは困難である。また、シュリンクフィルムにて袋
3を形成すればシワがなくなるが、シュリンクフィルム
包装は空気抜き用の穴を設けなければならず、無菌状態
を維持することはできない。
そこで本出願人は先に、両端に7ランテ部を有する巻芯
に、巻取り径が7ランテ部径と等しくなるまで殺菌済み
のシート状包材を巻取り、更にこの外側を前記シート状
包材とは別の外装用包材の両側部を該フランジ部外周に
接着しつつ一周以上巻回し、その末端部を内側の外装用
包材に重ねて接着するようにした巻取り包材とその製造
方法を提案した。
(発明が解決しようとする問題点) 上述した如く、7ランテ部を有する巻芯に、シート状包
材を該フランジ部の径と略等しくなるまで巻取り、更に
この外側に外装用包材を巻回して接着すれば、外装用包
材にシワが発生することがなく、充填機の殺菌室でムラ
なく完全に殺菌でき、2次汚染を未然に防止できるので
あるが、巻芯の形状を両端に7ランテ部を有する複雑な
ものとしなければならず、その製作が面倒で且つ保管の
スペースも大となり、更にシート状包材とは別の外装用
包材を用意しなければならないという問題がある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決すべく本発明は、筒状又は棒状をなす
殺菌済みの巻芯に、殺菌済みのシート状包材の両サイド
をヒートシールしつつ一周以上巻取り、次いでこのヒー
トシールしつつ巻取ることを継続するとともにシート状
包材のヒートシール代よりも内側にスリットを形成し、
更に所定量シート状包材を巻取ったならば、スリットを
形成するのを止めてシート状包材の両サイドをヒートシ
ールしつつ巻取り、最後にシート状包材の末端部を内側
のシート状包材に重ねて幅方向にヒートシールし、シー
ト状包材を用いて容器を形成する場合にはスリットを入
れた部分を使用し、ヒートシールした部分は7ランジ状
に残すようにした。
〔実施例〕
以下に本発明の実施例を添付図面に基いて説明する。
第2図は本発明に係る無菌巻取り包材およびその製造方
法を実施する装置の概略構成図であり、装置10は殺菌
チャンバー11と無菌チャンバー12を連設してなり、
無菌チャンバー12は図示しない無菌エアーの供給源に
つながり、その内部には殺菌チャンバー11からの両面
にヒートシール性を有するシート状包材13をガイドす
るガイドロール14、前記シート状包材13を巻取るヒ
ートシール性を有する巻芯15を回転自在に支承する保
持部16、前記シート状包材13にスリットを形成する
スリッター17、前記シート状包材13を巻取りつつそ
の両側端部をヒートシールするローラ状のシール装置1
β、前記シート状包材13を幅方向にヒートシールする
ためのシール装置19を設け、また無菌チャンバー12
の底部には巻取り包材20の載置台21を設置し、この
載置台21側方の無菌チャンバ−12壁部に開閉自在な
取出しfi22を設け、更に無菌チャンバー12の一部
に開口を形成し、この開口に無−チャンバー12内に臨
む操作手袋23を取付けている。
ここで、殺菌チャンバー11におけるシート状包材13
の殺菌方法は任意であるが、例えば電子線照射、紫外線
照射等により高速処理を行なう。
次に、上記装置10を用いた無菌巻取り包材20の製造
方法を工程順に説明する。
先ず、第3図に示す如く筒状をなす巻芯15にHO液2
4を噴霧するか、H2O2液を満し2ま た殺菌槽に浸漬して殺菌した後乾燥し、この巻芯15を
無菌チャンバー12内の保持部16に取付ける。この保
持部16は巻芯の両端を保持するとともにチャンバー1
1外からハンドル(図示なし)によって巻芯を回転でき
るようになっている。
次いで、殺菌チャンバー11内で殺菌したシート状包材
13を無菌チャンバー12内に導き、無菌チャンバー1
2内のガイドロール14を介してシート状包材13の先
端部13aを第4図に示す如くローラ状のシール装置i
18と巻芯15の間に挟み込む。そして第5図(A>及
び(B)に示す如く包材13の先端部13aの幅方向両
端部13b、13bを巻芯15にヒートシールする。そ
して先端部13aの両端部13b、13bをヒートシー
ルしたならば、第6図(A>及び(B)に示す如くバー
状のシール装置19を巻芯15方向に前進せしめ、包材
先端部13aをその全幅に亘って巻芯15にヒートシー
ルする。而して包材13の先端部13aは隙間なく巻芯
15に密着せしめられる。
この後、シール装置19を後退させ、シール装置18と
巻芯15との間に包材13の両側端部を挟んだまま前記
保持部15のハンドルを操作して巻芯15を回転せしめ
る。すると、第7図(A>及び(B)に示す如く巻芯1
5を一周回転せしめるまでは包材13の両側端部が連続
的に巻芯15にヒートシールされ、−周以上回転せしめ
ることにより内側の包材13に外側の包材13の両側端
部が連続的にヒートシールされる。
そして、包材13を所定量巻取ったならば、第8図(A
)及び(B)に示す如く、円板状の切刃をなすスリッタ
ー17をガイドロール14方向に前進せしめ、このスリ
ッター17により包材13のヒートシール代S、Sの内
側にスリット25を入れる。この状態を継続し、第9図
(A>及び(B)に示す如く、スリット25.25を形
成しつつシート状包材13の両一端をシール装置18に
てヒートシールして、必要長さだけ芯材15にシート状
包材13を巻回する。
次いで、シート状包材13を必要なだけ巻取ったならば
、第10図(A)及び(B)に示す如く、スリッター1
7を後退し、スリット25.25の形成を止める。ただ
し包材13の両側端のヒートシールは続行し、−第11
図(A)及び(B)に示す如く、スリット25.25が
包材13にて隠れるまで包材13を一周以上巻取る。
この後、第12図(A)及び(B)に示す如く、シート
状包材13をカッター等で切断し、巻取った包材13の
末端部13bが幅方向のシール装置19によるシール位
置にくるまで巻芯15を回転せしめ、次いでシール装置
19を前進させ、第13図(A)及び(B)に示す如く
包材13の末端部13bを幅方向に全面的に隙間なくヒ
ートシールする。而して、巻芯15に巻取られたシート
状包材13のうち中間部、つまりスリット25゜25を
形成された部分は、包材13自体で包まれ、外気と遮断
される。漸る状態となつ、た巻取り包材20を第14図
に示す。
尚、以上の実施例にあっては、巻芯15にシート状包材
13の先端部13aを幅方向に全面ヒートシールしたが
、特にこのようにする必要はない。
また前記とは別のスリッターによって、巻取り包材の両
端の耳をそろえるようにしてもよく、更に包材の両側端
及び幅方向のヒートシールにおいては、各端部がシール
バーの幅以内に位置するようにすれば、端部がめくり上
がったり、未シール部に外気が入り込んだりすることが
なくなり、充填機に巻取り包材を供給し、外周を殺菌す
る場合でも殺菌不良が生じる箇所が全くないことになる
ところで、充填機内に巻取り包材を供給して使用する場
合には、充填機内にて巻取り包材の末端部13bから引
き出し、スリット25.25を形成していない部分を捨
て去り、スリット25゜25が入った部分、即ち外気に
触れず2次汚染のおそれがない部分のみを引き出し、こ
の包材13を所定形状の容器とし、この容器にジュース
等の内容物を充填する。一方、包材13が引き出された
巻取り包材20は第15図(A)及び(B)に示す如く
、両側端のヒートシール部が7ランジ26となって巻芯
15に残る。
〔発明の効果〕
以上に説明した如く本発明によれば、従来の如くシート
状包材の他に外装用包材を用意することなく、且つ巻芯
の形状も筒状若しくはロッド状としても2次汚染のおそ
れは全りなり、充填機への搬入に際して行なわれる殺菌
によりムラなく確実に殺菌がなされ、更に巻取り包材の
製造自体も簡単で効率よく製造できる等多くの効果を奏
する。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の無菌巻取り包材の断面図、第2図は本発
明に係る製造方法を実施する装置の概略図、第3図は巻
芯の殺菌状態を示す斜視図、第4図はシート状包材の巻
取り直前の状態を示す斜視図、第5図(A)はシート状
包材の先端部の両側端をヒートシールしている状態の斜
視図、第5図(B)は同状態の正面図、第6図(A)は
シート状包材の先端部を幅方向にヒートシールしている
状態の斜視図、第6図(B)は同状態の正面図、第7図
(A)は巻取り工程の初期の状態を示す斜視図、第7図
(B)は同状態の正面図、第8図(A>はシート状包材
にスリットを形成し始めた状態の斜視図、第8図(B)
は同状態の正面図、第9図(A)はスリットを形成した
シート状包材を巻取っている状態の斜視図、第9図(B
)は同状態の正面図、第10図(A)はスリットの形成
を停止した状態の斜視図、第10図(B)は同状態の正
面図、第11図(A)は巻取り後期の状態を示す斜視図
、第11図(B)は同状態の正面図、第12図(A)は
巻取り終了時の状態を示す斜視図、第12図(B)は同
状態の正面図、第13図(A)はシート状包材の末端部
を幅方向にヒートシールしている状態の斜視図、第13
図(B)は同状態の正面図、第14図は巻取り包材の斜
視図、第15図(A)は使用途中の巻取り包材の状態を
示す斜視図、第15図(B)は同状態の正面図である。 10・・・巻取り包材の製造装置、11・・・殺菌チャ
ンバー、12・・・無菌チャンバー、13・・・シート
状包材、15・・・巻芯、17・・・スリッター、18
゜19・・・シール装置、20・・・巻取り包材、25
・・・スリット。 出願人代理人  猪  股    清 第1図 箆2図 第3図    第4図 〜 目 与 (A)  第15図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、巻芯と、この巻芯に巻回された連続シートからなり
    、この連続シートの内端は巻芯にヒートシールされ、こ
    の連続シートの最外周面の幅方向両端および長手方向末
    端はヒートシールされてその内部のシートを密封し、こ
    の内部巻回シートの両端部はヒートシールされてフラン
    ジをなし、ヒートシールされた内側にはスリットが設け
    られてヒートシールされた部分から切離しできるように
    なっており、前記内部巻回シートのヒートシールされた
    部分の内側は無菌状態に維持されることを特徴とする無
    菌巻取り包材。 2、無菌室内において、予じめ殺菌した巻芯に両面がヒ
    ートシール性を有する予じめ殺菌したシート状包材の先
    端部をヒートシールし、次いで包材の両サイドをヒート
    シールしつつ一周以上巻取り、この後、包材のヒートシ
    ール代よりも内側にヒートシール代に沿ってスリットを
    入れながら包材の両サイドをヒートシールしつつ所定量
    巻取り、更にスリットを入れることなく包材の両サイド
    をヒートシールしつつ一周以上巻取り、最後に包材の末
    端部を幅方向にヒートシールするようにしたことを特徴
    とする無菌巻取り包材の製造方法。
JP15970284A 1984-07-30 1984-07-30 無菌巻取り包材およびその製造方法 Pending JPS6135940A (ja)

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