JPS6135846Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6135846Y2 JPS6135846Y2 JP1980128841U JP12884180U JPS6135846Y2 JP S6135846 Y2 JPS6135846 Y2 JP S6135846Y2 JP 1980128841 U JP1980128841 U JP 1980128841U JP 12884180 U JP12884180 U JP 12884180U JP S6135846 Y2 JPS6135846 Y2 JP S6135846Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heater
- lever
- ball
- select
- oven
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 claims description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Electric Stoves And Ranges (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
<産業上の利用分野>
本考案は、グリルオーブンレンジのヒーターを
上下に回動して高さ調節を行ない、ターンテーブ
ルに載せられる食品の種類及び量に応じて最適な
位置に設定することができるヒーターセレクト機
構に関するものである。
上下に回動して高さ調節を行ない、ターンテーブ
ルに載せられる食品の種類及び量に応じて最適な
位置に設定することができるヒーターセレクト機
構に関するものである。
<従来技術及び考案が解決しようとする問題点>
従来、この種グリルオーブンレンジのヒーター
はヒーターセレクトつまみに完全に連動して上下
に動くため、つまみを異常に速く動かした場合に
ヒーターセレクト機構が破損したり、あるいはヒ
ーターセレクト機構に連結されているヒーター本
体がオーバーランしてオーブン壁に当たることに
よりヒーターの変形、破損及びオーブン壁の損傷
等が生じる恐れがあつた。
はヒーターセレクトつまみに完全に連動して上下
に動くため、つまみを異常に速く動かした場合に
ヒーターセレクト機構が破損したり、あるいはヒ
ーターセレクト機構に連結されているヒーター本
体がオーバーランしてオーブン壁に当たることに
よりヒーターの変形、破損及びオーブン壁の損傷
等が生じる恐れがあつた。
<問題点を解決するための手段>
オーブン5内に変位可能に配設したヒータ5と
連結し該ヒータ5を変位させるヒータ連結レバー
10と、該レバー10を介して上記ヒータ5の位
置設定をするセレクタレバー12とを有し、上記
両レバーを一部重ね合せて配置すると共に同心で
個別に回動すべく基板9に枢支13する。
連結し該ヒータ5を変位させるヒータ連結レバー
10と、該レバー10を介して上記ヒータ5の位
置設定をするセレクタレバー12とを有し、上記
両レバーを一部重ね合せて配置すると共に同心で
個別に回動すべく基板9に枢支13する。
そして、上記一方のレバー12に他方のレバー
10に向けて突出かつ付勢させたボール16を出
没自在に設け、上記他方のレバー10に前記ボー
ル16に嵌合する嵌合部10″を設ける。
10に向けて突出かつ付勢させたボール16を出
没自在に設け、上記他方のレバー10に前記ボー
ル16に嵌合する嵌合部10″を設ける。
更に、上記ボール16と嵌合部10″との回動
伝達力が所定値を超えないように設定する。回動
伝達力が所定値を超えないようにする手段として
は上記ボール16の径、突出量、付勢力及び上記
嵌合部10″の嵌合形状の調整が考えられる。
伝達力が所定値を超えないように設定する。回動
伝達力が所定値を超えないようにする手段として
は上記ボール16の径、突出量、付勢力及び上記
嵌合部10″の嵌合形状の調整が考えられる。
<作 用>
セレクトレバー12を通常の速さで動かした場
合にはボール16と嵌合部10″との間に加わつ
た回動力がヒータ5に伝達されてヒータ5が変位
するが、セレクトレバー12を異常に速く動かし
た場合にはボール16と嵌合部10″との間に大
きな回動力が加わり、その回動力が所定値を超え
るとボール16と嵌合部10″の嵌合が外れてセ
レクトレバーの12回動力がヒータ5に伝達され
なくなる。
合にはボール16と嵌合部10″との間に加わつ
た回動力がヒータ5に伝達されてヒータ5が変位
するが、セレクトレバー12を異常に速く動かし
た場合にはボール16と嵌合部10″との間に大
きな回動力が加わり、その回動力が所定値を超え
るとボール16と嵌合部10″の嵌合が外れてセ
レクトレバーの12回動力がヒータ5に伝達され
なくなる。
<実施例>
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
第1図はグリルオーブンレンジのドアを開いた
状態を示す概観斜視図、第2図は本考案の実施例
を示すヒーターセレクト機構の上面図、第3図は
上記第2図におけるA−A線断面要部図であり、
aは通常の速度でセレクトつまみを動かす場合、
bは高速で動かす場合の使用状態説明図である。
状態を示す概観斜視図、第2図は本考案の実施例
を示すヒーターセレクト機構の上面図、第3図は
上記第2図におけるA−A線断面要部図であり、
aは通常の速度でセレクトつまみを動かす場合、
bは高速で動かす場合の使用状態説明図である。
図において、1はグリルオーブンレンジ本体、
2はドア、3は食品のでき具合を見るためのフア
インダー、4は加熱スイツチ、タイマー、火加減
調節スイツチ等を有する操作パネル、5はオーブ
ン6に設けられてなるヒーター本体であり、オー
ブン6の背面に対向近接して設置されている状態
を示している。7はヒーターセレクトつまみであ
り、左右に動かすことにより上記ヒーター本体5
を上下に回動させるものである。8はヒーターセ
レクト機構本体であつて、グリルオーブンレンジ
本体1のシヤーシ(図示せず)に固定する基板9
に対して上記ヒーター本体5と連結するヒータ連
結レバー10及び上記セレクトつまみ7を装着す
る凸部11を設けてなるセレクトレバー12が部
分的に重ね合わせられ、支軸13によりそれぞれ
が回動できるように取付けられている。14は上
記セレクトレバー12の先端部に一体に設けられ
てなる1対のL型アングルであり、このアングル
14に板バネ15が装設されるとともに、その板
バネ15の中央部裏面15′にて常時矢符P方向
に付勢されたボール16がヒータ連結レバー10
に向けて突出かつ出没自在に設けられ、ヒータ連
結レバー10には突出したボール16に嵌合する
嵌合孔10″が設けられている。
2はドア、3は食品のでき具合を見るためのフア
インダー、4は加熱スイツチ、タイマー、火加減
調節スイツチ等を有する操作パネル、5はオーブ
ン6に設けられてなるヒーター本体であり、オー
ブン6の背面に対向近接して設置されている状態
を示している。7はヒーターセレクトつまみであ
り、左右に動かすことにより上記ヒーター本体5
を上下に回動させるものである。8はヒーターセ
レクト機構本体であつて、グリルオーブンレンジ
本体1のシヤーシ(図示せず)に固定する基板9
に対して上記ヒーター本体5と連結するヒータ連
結レバー10及び上記セレクトつまみ7を装着す
る凸部11を設けてなるセレクトレバー12が部
分的に重ね合わせられ、支軸13によりそれぞれ
が回動できるように取付けられている。14は上
記セレクトレバー12の先端部に一体に設けられ
てなる1対のL型アングルであり、このアングル
14に板バネ15が装設されるとともに、その板
バネ15の中央部裏面15′にて常時矢符P方向
に付勢されたボール16がヒータ連結レバー10
に向けて突出かつ出没自在に設けられ、ヒータ連
結レバー10には突出したボール16に嵌合する
嵌合孔10″が設けられている。
即ち、ボール16と嵌合孔10″の嵌合により
セレクトレバー12の回動力がヒータ連結レバー
に伝達されるようになつている。そしてボール1
6と嵌合孔10″の嵌合による回動伝達力は板バ
ネ15の付勢力とか嵌合孔10″の形状等によつ
て所定値を超えないように設定されている。
セレクトレバー12の回動力がヒータ連結レバー
に伝達されるようになつている。そしてボール1
6と嵌合孔10″の嵌合による回動伝達力は板バ
ネ15の付勢力とか嵌合孔10″の形状等によつ
て所定値を超えないように設定されている。
次に上記構成からなるヒーターセレクト機構の
動作について説明する。
動作について説明する。
まず、セレクトつまみ7を矢符Bに示すように
左右に通常の速度(例えば左右1回の操作に要す
る時間が約0.7秒以上で、回動伝達力が所定値以
下の場合)で動かすと、セレクトレバー12がそ
れに応じて支軸13を中心にして回動するととも
にヒータ連結レバー10が矢符Cに示すように回
動する。この場合、セレクトつまみ7の回動角度
は基板9に設けられる開口9′により規制されて
いる。従つて、第2図には示していないがヒータ
連結レバー10の端部10′に連結されてなるヒ
ーター本体5を上下方向に回動させることができ
る。
左右に通常の速度(例えば左右1回の操作に要す
る時間が約0.7秒以上で、回動伝達力が所定値以
下の場合)で動かすと、セレクトレバー12がそ
れに応じて支軸13を中心にして回動するととも
にヒータ連結レバー10が矢符Cに示すように回
動する。この場合、セレクトつまみ7の回動角度
は基板9に設けられる開口9′により規制されて
いる。従つて、第2図には示していないがヒータ
連結レバー10の端部10′に連結されてなるヒ
ーター本体5を上下方向に回動させることができ
る。
次に、上記セレクトつまみ7を矢符Bに示すよ
うに左右にかなりの速度(例えば左右1回の操作
に要する時間が約0.6秒以下で、回動伝達力が所
定値を超える場合)で動かすときには、第3図b
に示すようにレバー10に設けられた嵌合孔1
0″よりボール16が乗り上げた状態となり、セ
レクトレバー12の回動がヒータ連結レバー10
に全く伝達されなくなる。つまり、ヒータ連結レ
バー10がセレクトつまみ7を急速に動かす場合
に限つて途中で停止するから、ヒータ連結レバー
10に連結されてなるヒーター本体5も停止する
ことになり、ヒーターセレクト機構8が破損した
り、あるいはヒーター本体5がオーブン6の壁面
に当たることがなく安全である。
うに左右にかなりの速度(例えば左右1回の操作
に要する時間が約0.6秒以下で、回動伝達力が所
定値を超える場合)で動かすときには、第3図b
に示すようにレバー10に設けられた嵌合孔1
0″よりボール16が乗り上げた状態となり、セ
レクトレバー12の回動がヒータ連結レバー10
に全く伝達されなくなる。つまり、ヒータ連結レ
バー10がセレクトつまみ7を急速に動かす場合
に限つて途中で停止するから、ヒータ連結レバー
10に連結されてなるヒーター本体5も停止する
ことになり、ヒーターセレクト機構8が破損した
り、あるいはヒーター本体5がオーブン6の壁面
に当たることがなく安全である。
<考案の効果>
以上に説明したように本考案はセレクトレバー
を異常に速く回動させた場合にはその回動力がヒ
ータに伝達されないようにしたので、ヒータがオ
ーブン壁に衝突してオーブン壁とかヒータが変形
したり、ヒーターセレクト機構が破損するという
不具合が簡単な構造にて防止できる。
を異常に速く回動させた場合にはその回動力がヒ
ータに伝達されないようにしたので、ヒータがオ
ーブン壁に衝突してオーブン壁とかヒータが変形
したり、ヒーターセレクト機構が破損するという
不具合が簡単な構造にて防止できる。
第1図はグリルオーブンレンジのドアを開いた
状態を示す概観斜視図、第2図は本考案の実施例
を示すヒーターセレクト機構の上面図、第3図は
上記第2図におけるA−A線断面要部図であり、
aは通常の速度でセレクトつまみを動かす場合b
は高速で動かす場合の使用状態説明図であつて、
1はグリルオーブンレンジ本体、5はヒーター本
体、7はヒーターセレクトつまみ、8はヒーター
セレクト機構本体、9は基板、10はヒータ連結
レバー、10″は嵌合孔(嵌合部)、12はセレク
トレバー、13は支軸、15は板バネ、16はボ
ールである。
状態を示す概観斜視図、第2図は本考案の実施例
を示すヒーターセレクト機構の上面図、第3図は
上記第2図におけるA−A線断面要部図であり、
aは通常の速度でセレクトつまみを動かす場合b
は高速で動かす場合の使用状態説明図であつて、
1はグリルオーブンレンジ本体、5はヒーター本
体、7はヒーターセレクトつまみ、8はヒーター
セレクト機構本体、9は基板、10はヒータ連結
レバー、10″は嵌合孔(嵌合部)、12はセレク
トレバー、13は支軸、15は板バネ、16はボ
ールである。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 オーブン内に変位可能に配設したヒータと連結
し該ヒータを変位させるヒータ連結レバーと、該
レバーを介して上記ヒータの位置設定をするセレ
クトレバーとを有し、上記両レバーを一部重ね合
せて配置すると共に同心で個別に回動すべく基板
に枢支し、 上記一方のレバーに他方のレバーに向けて突出
かつ付勢させたボールを出没自在に設け、上記他
方のレバーに前記ボールに嵌合する嵌合部を設
け、 上記ボールと嵌合部との回動伝達力が所定値を
超えないように設定したヒーターセレクト機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980128841U JPS6135846Y2 (ja) | 1980-09-09 | 1980-09-09 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1980128841U JPS6135846Y2 (ja) | 1980-09-09 | 1980-09-09 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5750608U JPS5750608U (ja) | 1982-03-23 |
JPS6135846Y2 true JPS6135846Y2 (ja) | 1986-10-18 |
Family
ID=29489208
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1980128841U Expired JPS6135846Y2 (ja) | 1980-09-09 | 1980-09-09 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6135846Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6220152Y2 (ja) * | 1978-04-21 | 1987-05-22 |
-
1980
- 1980-09-09 JP JP1980128841U patent/JPS6135846Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5750608U (ja) | 1982-03-23 |
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