JPS6135810Y2 - - Google Patents

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JPS6135810Y2
JPS6135810Y2 JP11485082U JP11485082U JPS6135810Y2 JP S6135810 Y2 JPS6135810 Y2 JP S6135810Y2 JP 11485082 U JP11485082 U JP 11485082U JP 11485082 U JP11485082 U JP 11485082U JP S6135810 Y2 JPS6135810 Y2 JP S6135810Y2
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JP
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clutch
valve
pressure
throttle
governor
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JP11485082U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、手動操作弁の切換操作で選択的に確
立される複数段の伝動系を備えた車両用半自動変
速機におけるトルクコンバータ用クラツチの作動
制御装置に関する。
従来、完全自動或いは半自動の車両用変速機に
エンジンからの出力トルクを入力すべく用いるト
ルクコンバータに、その入力側と出力側とを機械
的に連結すべく作動するクラツチを備え、該クラ
ツチを、車速に応動するガバナ弁からのガバナ圧
とエンジンのスロツトル開度に応動するスロツト
ル弁からのスロツトル圧とを互に対向する制御信
号として入力するシフト弁により断接制御して、
車速の増加で該クラツチの接続作動が与えられる
ようにし、高速巡航時等は該クラツチを介しての
機械的トルク伝達によりトルクコンバータでの滑
りを防止した効率的なトルク伝達が行われるよう
にしたものは知られるが、このものではクラツチ
作動時に減速操作を行うと、減速当初エンジンが
該クラツチを介して駆動輪側から逆駆動され、燃
費の悪化や車体振動の原因となる不都合を伴う。
そこで本願出願人は、先に特願昭57−15482号
により、スロツトル開度が所定開度以下に存する
ときに作動してガバナ圧の該シフト弁への入力を
断つ車速信号遮断手段を設け、減速時は該クラツ
チを切断してエンジン側への逆駆動力の伝達を阻
止するようにしたものを提案したが、このものは
該遮断手段を付加するためその分構造が複雑とな
る不都合を伴う。
本考案は、半自動変速機においては減速時にガ
バナ圧の発生自体を停止しても支障の無いことに
着目し(完全自動変速機においてはガバナ圧が伝
動系の切換信号として用いられるためガバナ圧の
発生を停止することは出来ない)、ガバナ弁の流
入側にスロツトル弁からのスロツトル圧を導入し
て、減速時のガバナ圧の発生を停止し、別個の車
速信号遮断手段を不要とした構造簡単な装置を提
供することをその目的としたもので、以下本考案
を図示の実施例に付説明する。
第1図で1はエンジン、2はトルクコンバー
タ、3は変速機を示し、エンジン1からの出力ト
ルクが該トルクコンバータ2と該変速機3とを介
して車両の駆動輪4に伝達されるように構成され
ている。
該変速機3は、前進3段後進1段の変速を行う
もので、トルクコンバータ2に連る駆動軸3aと
駆動輪4に連る被動軸3bとの間に、前進用の1
速乃至3速の伝動系G1,G2,G3と、後進伝
動系GRとを備え、前進用の各伝動系G1,G
2,G3に油圧係合要素たる1速乃至3速の各油
圧クラツチC1,C2,C3を介入させて、該各
油圧クラツチC1,C2,C3に第2図に示す手
動操作弁5の切換操作で後記する如く切換自在に
油圧源6からの圧油を供給することにより該各伝
動系G1,G2,G3を選択的に確立する半自動
式に構成される。
後進伝動系GRは、2速油圧クラツチC2を2
速伝動系G2と共用して、これら両伝動系G2,
GRを選択するセレクタギア7の図面で右方の後
進側への切換作動により確立されるようにし、該
セレクタギア7は前後進切換用の第2図に示すサ
ーボ弁8で切換制御されるようにした。
これら手動操作弁5やサーボ弁8の構成は従来
公知であり、これを図示のものにつき簡単に説明
するに、該手動操作弁5は、「1速」、「2速」、
「3速」、ニユートラル用の「N」、後進用の
「R」、パーキング用の「P」の6位置に切換自在
で、油圧源6に連る第1油路L1サーボ弁8の前
進用と後進用との各別の流入口に連る第2第3油
路L2,L3、該サーボ弁8の流出側の第4油路
L4、1速乃至3速の各油圧クラツチC1,C
2,C3に各連る第5乃至第7油路L5,L6,
L7を切換接続すべく構成され、「1速」位置で
は第1溝5aにより第1油路L1と第2油路L
2、第2溝5bにより第4油路L4と第5油路L
5とを互に接続して油圧源6からの圧油を1速油
圧クラツチC1に供給して1速伝動系G1を確立
し、「2速」位置では第2溝5bにより第4油路
L4に第6油路L6を切換接続して2速油圧クラ
ツチC2への給油により2速伝動系G2を確立
し、3速位置では第1溝5aにより第1油路L1
に第2油路L2に加えて第7油路L7を接続し3
速油圧クラツチC3への給油により3速伝動系G
3を確立し、又「R」位置では第3溝5cにより
第1油路L1を第3油路L3に切換接続してサー
ボ弁8を図面で右方の後進側に押動させ、該弁8
の弁孔8aを介して該第3油路L3に連通される
第4油路L4を第4溝5dを介して第6油路L6
に接続して2速油圧クラツチC2への給油とセレ
クタギア7の後進側への切換えとで後進伝動系
GRが確立されるようにした。
トルクコンバータ2は、エンジン1のクランク
軸1aに連結される一側の入力ケース9とこれに
連結される他側のポンプ翼車10とで囲繞する内
部空隙11内に、上記変速機3の駆動軸3aに連
結されるタービン翼車12と、両翼車10,12
間のステータ翼車13とを備えると共に、該トル
クコンバータ2の入力側の例えば入力ケース9と
出力側の例えばタービン翼車12とを機械的に連
結する断接自在のクラツチ14を備えるもので、
該クラツチ14の切断時は前記翼車10,12,
13間の内部流体の循環による流体トルク伝達
と、該クラツチ14の接続作動時は該クラツチ1
4を介しての機械的トルク伝達とが与えられるよ
うに構成されている。
該クラツチ14は、多板式摩擦クラツチや一方
向クラツチ等種々のものが用いられるが、図示の
ものではこれを単板式摩擦クラツチとして、その
クラツチ板14aを入力ケース9とタービン翼車
12との間隙に軸方向に移動自在に配置し、該ク
ラツチ板14aと入力ケース9との間の油室15
内への給油によれば該クラツチ14aが該入力ケ
ース9側から離間される切断状態と、該油室15
からの排油によれば該クラツチ板14aが内部空
隙11の内圧に押圧されて該入力ケース9に摩擦
係合される接続状態とに切換えられるようにし、
該油室15への給排油を、車速に応動するガバナ
弁16からのガバナ圧とエンジンのスロツトル開
度に応動するスロツトル弁17からのスロツトル
圧とを互に対向する制御信号として入力するシフ
ト弁18により切換制御して、該クラツチ14の
断接制御を行うようにした。
該シフト弁18は、油圧源6からの圧油をレギ
ユレータ19を介して導く第8油路L8を油室1
5に連る第9油路L9に接続して該油室15内へ
の給油を行うクラツチ切断位置(図示の位置)
と、該第9油路L9を大気開放ポート20に接続
して該油室15からの排油を行うクラツチ接続位
置とに切換自在であり、該シフト弁18を前記ガ
バナ圧により図面で左方のクラツチ接続位置側
と、前記スロツトル圧及びばね18aの弾発力に
より右方のクラツチ切断位置側とに押圧せしめる
ものとし、車速の増加によれば該シフト弁18が
クラツチ接続位置に切換えられて、クラツチ14
の接続作動が与えられるようにした。
尚、該接続位置では内部空隙11に連る第10油
路L10に第8油路L8を介して圧油が供給さ
れ、該空隙11の排油路LDに介在させたチエツ
ク弁21により該空隙11の内圧が比較的高圧に
保持されるようにし、切断位置では油室15を介
して該空隙11への給油が行われ、第10油路L1
0からオリフイス22を介在させた第11油路L1
1を介しての排油が行われ、該空隙11の内圧が
比較的低圧に設定されるようにした。
又、該シフト弁18に該ガバナ弁16からのガ
バナ圧を導く第12油路L12には、3速油圧クラ
ツチC3に連る第7油路L7からの油圧で開かれ
る開閉弁23を介在させ、3速伝動系G3の確立
時にのみ該シフト弁18にガバナ圧が作用される
ようにし、かくてクラツチ14は3速伝動系G3
の確立時における所定車速以上でのみ接続作動さ
れるようにした。
以上は上記した先の提案のものと特に異らない
が、本考案によれば、該ガバナ弁16の流入側に
該スロツトル弁17からのスロツトル圧を導くよ
うにした。
図示のものでは、該スロツトル弁17と該シフ
ト弁18とを結ぶ第13油路L13から分岐した第
14油路L14を介してスロツトル圧を該ガバナ弁
16の流入側に導くようにした。
次いでその作動を説明するに、アクセルペダル
を踏込んでスロツトル開度を所定開度以上にする
と、スロツトル弁17からのスロツトル開度に応
じた所定のスロツトル圧が発生され、又ガバナ弁
16から該スロツトル圧を車速に応じて調圧した
ガバナ圧が発生され、シフト弁18の両端の受圧
面積差やばね18aの弾発力を適切に設定してお
けば、スロツトル開度に応じた所定車速以上で該
シフト弁18がクラツチ接続位置に切換えられ、
クラツチ14の接続動作が与えられる。
この状態でアクセルペダルを戻しての減速を行
うと、スロツトル開度のアイドリング開度近傍へ
の減少でスロツトル圧は極く低圧となり、スロツ
トル圧を流入圧とするガバナ弁16からのガバナ
圧の発生は実質的に停止され、シフト弁18はば
ね18aの弾発力でクラツチ切断位置側に戻さ
れ、クラツチ14の切断でエンジン1側への逆駆
動力の伝達が阻止される。
このように本考案によるときは、ガバナ弁の流
入側にスロツトル弁からのスロツトル圧を導き、
減速時のガバナ圧の発生を実質的に停止して、ク
ラツチを切断するようにしたもので、別個の車速
信号遮断手段を必要とせず、構造が簡単となる効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案装置を適用する車両用変速機の1
例の線図、第2図は本案装置の1例の回路図であ
る。 1……エンジン、2……トルクコンバータ、3
……車両用半自動変速機、G1,G2,G3,
GR……伝動系、5……手動操作弁、14……ク
ラツチ、16……ガバナ弁、17……スロツトル
弁、18……シフト弁。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 手動操作弁の切換操作で選択的に確立される複
    数段の伝動系を備えた車両用半自動変速機にエン
    ジンからの出力トルクをトルクコンバータを介し
    て入力するようにし、該トルクコンバータにその
    入力側と出力側とを機械的に連結すべく作動する
    クラツチを備え、該クラツチを、車速に応動する
    ガバナ弁からのガバナ圧とエンジンのスロツトル
    開度に応動するスロツトル弁からのスロツトル圧
    とを互に対向する制御信号として入力するシフト
    弁により断続制御して、車速の増加で該クラツチ
    の接続作動が与えられるようにしたものにおい
    て、該ガバナ弁の流入側に該スロツトル弁からの
    スロツトル圧を導くようにしたことを特徴とする
    車両用半自動変速機におけるトルクコンバータ用
    クラツチの作動制御装置。
JP11485082U 1982-07-30 1982-07-30 車両用半自動変速機におけるトルクコンバ−タ用クラツチの作動制御装置 Granted JPS5920052U (ja)

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JP11485082U JPS5920052U (ja) 1982-07-30 1982-07-30 車両用半自動変速機におけるトルクコンバ−タ用クラツチの作動制御装置

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Publication Number Publication Date
JPS5920052U JPS5920052U (ja) 1984-02-07
JPS6135810Y2 true JPS6135810Y2 (ja) 1986-10-17

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JPS6180663U (ja) * 1984-11-02 1986-05-29

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JPS5920052U (ja) 1984-02-07

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