JPS6135706A - 整畦機の盛土装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、整畦機の盛土装置に関するものである。

〔従来の技術〕

従来、この種の整畦機にあっては実公昭５７−１０４８
３号公報等に開示されているように、走行機体、畦盛ロ
ータ、畦叩き板等を配備し。

畦際の泥土な畦盛ロータで畦上に盛り上げつつ畦叩き板
で叩き締め固めて整畦するように構成されている。

この従来構造の畦盛ロータの回転軸線は畦造成方向とは
・ぼ平行になっており、そのなぎなた状の刃体で畦際の
泥土を畦上に掻き上げて盛土するように構成されている
。

また、他の従来構造として畦盛ロータの回転軸線を畦造
成方向と直交状態に配し、畦横断面の片側をそのなぎな
た状の刃体で削りつつ畦造成方向の側方に跳ね上げて盛
土するように構成されたものがある。

〔発明が解決しようとする問題点〕

しかしながら、特に、畦盛ロータの回転軸線を畦造成方
向と直交状態に配した後者の盛土構造にあっては盛土効
率を上げるために畦盛ロータを高速回転させると、その
勢いで土は畦側々方及び畦造成方向の側方に強烈に跳ね
飛ばされ、畦盛ロータのカバは存在しているが、畦の高
さは地域により種々相異するとともに風化によって起伏
を呈しているので不可避的にカバ下縁と畦上面等の間に
間隙が生じ、その間隙から当該泥土の飛散が生じ、結局
、土盛効率が低下するという不都合を有している。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の要旨は、走行機体、機枠、畦盛ロータ、畦叩き
体等を配備し、泥土な畦盛ロータで畦上に盛り上げつつ
畦叩き体で叩き締め固めて整畦する整畦機において、上
記畦盛ロータの上方を上部カバで覆設し、上部カバの畦
側々面に畦上面を摺接してその起伏によって上下動する
横カバ部材を配設し、横カバ部材に畦造成方向の側面に
位置する側部カバ部材を配設したことにある。

〔作　用〕

走行機体を畦に沿って走行し、畦盛ロータは泥土を畦上
に盛り上げ、畦叩き体は盛土を叩き締め固め、この際横
カバ部材は畦上面の起伏によって上下動し、かつ側部カ
バ部材も上下動し、畦盛ロータにより跳ね飛ばされた泥
土の外方への飛散を防ぐ。

〔実施例〕 第１因乃至第２図は本発明の好適な実施例を示すもので
、（１）はトラクタたる走行機体でありて、その後部に
は連結機構（２）により機枠（３）が連結され、機枠（
３）には畦際の泥土を畦上に盛り上げる畦盛ロータ（４
）及び畦（５）を叩き締め固める往復運動をする畦叩き
体（６）が配備され、この場合においては連杆（力、揺
動杆（８）、引張バネ（９）等で構成したてこクランク
機構により畦叩き体（６）は往復運動されるように構成
している。

また、（ＩＩは上部カバであって前記畦盛ロータ（４）
上方を覆うように機枠（３）に配設されており、上部カ
バ顛の畦側面には前後２個の支承枠（１１）を設け、支
承枠囲に対向ローラａ諺を内装し、対向ローラ（１３間
に昇降軸（ｌａ）を昇降自在に嵌挿し、昇降軸α四の下
端に横カバ部材（１４）をビンα最で枢着連結し、横カ
バ部材α養の上部に昇降軸α四が遊挿される位置規正枠
（１ｅを設けるとともに、横カバ部材α荀の前部に櫓状
部１カを形成し、畦上面を摺動して、その起伏に応じて
横カバ部材Ｑ４）が上下昇降し、畦側方への泥土飛散を
防いでいる。

また、本実施例では前記上部カバＱ１の畦造成方向の後
方に位置させて前記横カバ部材（１４）に、直交状態で
側部カバ部材α枠を一体形成し、側部カバ部材（Ｌ印を
前記と同構造の昇降軸（１３で上下動自在に案内し、こ
の側部カバ部材（１８の下部にポル）　（１１によって
柔軟性を有する垂下カバ部材（イ）を垂設している。

また、この実施例の垂下カバ部材（４）は柔軟性を有す
るゴム製のものであって、かつ第２図の如く、断面はぼ
］状に形成され、畦上面及び側面を摺接するように形成
されている。

本実施例は上記構成であるから、走行機体（１）を畦（
５）に沿うて走行すると、畦盛ロータ（４）は畦泥土を
畦（５）上に盛り上げ、その盛土は畦叩き体（６）の往
復運動により叩き締め固められる。

この際、畦盛ロータ（４）が泥土を畦側々方及び畦造成
方向の後方に勢いよく跳ね飛ばして盛土することになり
、その上方へ跳ね飛ばされた泥土は上部カバ（１１）が
その飛散を防ぎ、畦側々方へ跳ね飛ばされた泥土は畦上
を上下動しつつ摺動する横カバ部材Ｉがその飛散を防止
し、かつ、後方へ跳ね飛ばされた泥土は側部カバ部材（
Ｉｓが横カバ部材Ｉと一緒に上下動してその飛散を防ぎ
、この場合は垂下カバ部材（イ）が畦上面及び側面に摺
接しているので、その飛散をより良好に防止し、よって
土盛効率が向上でき、それだけ良好な新たな畦（５）を
得ることができる。

尚、横カバ部材（１４）及び側部カバ部材Ｃ１８の上下
昇降構造は適宜変更して設計される。

また、垂下カバ部材−の材質はゴム製に限らず、合成樹
脂等の柔軟性を有するものも適用される。

また、畦叩き′体（６）の畦叩き運動はてこクランク機
構に限らず、油圧機構のもの等も適用される。

〔発明の効果〕

本発明は上述の如く、上記畦盛ロータの上方を上部カバ
で覆設し、上部カバの畦側々面に畦上面を摺接してその
起伏によって上下動する横カバ部材を配設し、横カバ部
材に畦造成方向の側方に位置する側部カバ部材を配設し
たから、畦盛ロータが泥土を畦側々方及び畦造成方向の
後方に勢いよく跳ね飛ばして盛土する際、その上方へ跳
ね飛ばされた泥土は上部カバがその飛散を防ぎ、畦側々
方へ跳ね飛ばされた泥土は畦上を上下動しつつ摺動する
横カバ部材がその飛散を防止し、かつ、畦造成方向の側
方へ跳ね飛ばされた泥土は側部カバ部材が横カバ部材と
一緒に上下動して間隙を可及的に少なくし、その飛散を
防ぎ、よって土盛効率が向上でき、それだけ良好な新た
な畦を得ることができる。

以上、所期の目的を充分達成することができる。

【図面の簡単な説明】

図面は本発明の一実施例を示すもので、第１因は全体斜
視図、第２図は要部の後面図である。 （１）・・走行機体、（３）・・機枠、（４）・・畦盛
ロータ、（５）・・畦、（６）・・畦叩き体、Ｃ１１・
・上部カバ、霞・・側部カバ部材。 昭和５９年７月２６日 出願人　　皆　　川　　　　　功 同　　　　　飯　　　岡　　　　　　　　毅７・席 ７％２剣 手続補正書 昭和６０年　３月１８日

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 走行機体、機枠、畦盛ロータ、畦叩き体等を配備し、泥
   土を畦盛ロータで畦上に盛り上げつつ畦叩き体で叩き締
   め固めて整畦する整畦機において、上記畦盛ロータの上
   方を上部カバで覆設し、上部カバの畦側々面に畦上面を
   摺接してその起伏によって上下動する横カバ部材を配設
   し、横カバ部材に畦造成方向の側方に位置する側部カバ
   部材を配設したことを特徴とする整畦機の盛土装置。