JPS6135555B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPS6135555B2
JPS6135555B2 JP4320978A JP4320978A JPS6135555B2 JP S6135555 B2 JPS6135555 B2 JP S6135555B2 JP 4320978 A JP4320978 A JP 4320978A JP 4320978 A JP4320978 A JP 4320978A JP S6135555 B2 JPS6135555 B2 JP S6135555B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heater
voltage
power
temperature
output
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP4320978A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS54136335A (en
Inventor
Yoshio Saito
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP4320978A priority Critical patent/JPS54136335A/ja
Publication of JPS54136335A publication Critical patent/JPS54136335A/ja
Publication of JPS6135555B2 publication Critical patent/JPS6135555B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)
  • Control Of Resistance Heating (AREA)
  • Control Of Temperature (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は熱定着器の最大電力制御装置に関し、
特に熱定着器に最大電力以上の電力が供給される
ことのないようにし、また最大電力がヒータ抵抗
の変化によつても変化しないようにする制御装置
に関する。
電子複写機などの熱定着器においては、電源電
圧の変動やヒータ抵抗のばらつきなどに関係な
く、例えば電源投入から所定温度に達するまでの
立上り時間を一定範囲に納め、製品の規格統一を
はかることが望まれる。このために、従来よりヒ
ータに供給される電力が一定になるように印加電
圧または電流を制御する電圧検出型、または電流
検出型の最大電力制御装置が実用されている。し
かしながら、これら従来装置においてはヒータの
抵抗値が異なつてくれば、当然そこで消費される
電力も変化してしまうので、特にヒータを交換し
たような場合には最大消費電力が変化して、前記
の立上り時間が規格から外れることがあるという
欠点があつた。このように立上り時間が変化した
り、あるいは製品毎に異なることは使用者にとつ
ては不便であり、機器の信頼性の低下にもつなが
るおそれがある。また一方、規定値以上の電力が
ヒータにおいて消費されるのも好ましいことでは
ない。
本発明は、ヒータの抵抗値が変化したり、ばら
ついたりしてもその最大消費電力が変化せず、し
かも最大電力以上の電力消費は妨げられるような
制御装置を提供するものである。
第1図は本発明の1実施例のブロツク図で、1
は熱定着器用ヒータ、2はその電源、3はヒータ
回路をオン・オフするトライアツクなどのスイツ
チング素子、4はヒータ1に印加される電圧の検
出器、5はヒータ1に流れる電流の検出器、6は
電圧、電流検出器4,5の出力を入力とする加算
器、7は設定値と加算器6の出力とを比較して電
力差信号を出力する比較器、8はヒータ1の温度
検出器、9は温度検知器8の出力信号と温度設定
〓〓〓〓〓
値とを比較して温度差信号を出力する公知の温度
コントローラ、10は電力差信号と温度コントロ
ーラの出力信号とを入力とするアンドゲート、1
1はスイツチング素子3の制御回路である。そし
て本発明では、後で詳述するように、ヒータ1が
基準抵抗値である場合における電圧、電流検出器
4,5の出力信号VvとViとが等しくなるように
各部の回路定数が選ばれている。
以上の条件の下では、これも後述するように前
記2つの出力信号VvとViの和は近似的にヒータ
1での消費電力に等しくなり、その和信号すなわ
ち加算器6の出力が比較器7で設定最大電力値と
比較される。ヒータ1での消費電力が設定最大電
力よりも小さければその差信号は正となつてアン
ドゲート10が開かれる。したがつて、周知のよ
うに、ヒータ1の温度が設定値以下であれば、温
度コントローラ9の出力がゲート10を通して制
御回路11に供給され、スイツチング素子3がオ
ンとなつてヒータ1に電流が供給される。また、
ヒータ1の温度が設定値以上になると、温度コン
トローラ9の出力が消滅して、スイツチング素子
3がオフにされ、ヒータ1への電流供給が停止さ
れる。一方、電源電圧の上昇、またはヒータ1の
抵抗値の減少などの理由によつてヒータ1におけ
る消費電力が増加すると、比較器7よりの電力差
信号が負となつてアンドゲート10が閉じられ
る。したがつて、ヒータ1の温度のいかんに拘わ
らず、スイツチング素子3はオフとなり、ヒータ
1への電流供給が停止される。
つぎに本発明において、電圧および電流検出信
号Vv,Viの和によつてヒータ1における消費電
力が近似的に求められることを説明する。前述の
ようにヒータ1の抵抗値が基準値Rであるという
条件の下で得られる電圧検出信号Vvと電流検出
信号Viを相等しくするように各回路常数が選定
されているものとし、ヒータ1に実際に印加され
ている電圧をV、またそこに流れている電流を
I、ヒータの消費電力をWとすると、(1)〜(4)式が
得られる。そして(3)式から(5)式が得られる。
I=aVi ……………(1) V=bVv ……………(2) W=IV=abViVv ……………(3) Vv=Vi ……………(4) (ただし、a、bは定数) W/ab=ViVv ……………(5) L1は、ViVv=Kとおいた場合の、前記(5)式
の関係を示している。いま、(5)式の関係、すなわ
ち曲線L1を第2図の直線L2で近似させたとす
る。直線L2はVi=Vv=√の点Pを通り曲線
L1に接する直線であり、その関係は Vi+Vv=2√ ……………(6) であらわされる。曲線L1で表わされる(5)式によ
つて電力一定制御を行なつた時に対し、本発明に
より直線L2、すなわち(6)式による近似制御を行
なつた時の誤差は、第2図から 2√−{(1+α)√+1/1+α√}≒d2√ となり、その関係は第3図のようになる。
第2図からわかるようにヒータ抵抗Rが±10%
変動した場合、本発明の近似的制御によればVi
も±10%変動するからαは±0.1となり、ヒータ
の消費電力誤差は何れの場合も約−1.0%とな
る。
第4図は第1図実施例の具体的回路例で、第1
図と同一の符号は同一または同等部分をあらわ
す。電圧および電流検出器4,5の出力Vi,Vv
が互いに等しくなるように可変抵抗器21の値が
調整される。Vi,Vvの加算出力は整流器Dおよ
びコンデンサC1などで整流、平滑された後オペ
アンプ22の負入力端子に供給される。一方オペ
アンプの正入力端子には鋸歯状波発生回路23の
出力波が第5図の波形aで示すように基準信号と
して供給されている。
前記鋸歯状波発生回路23の動作はつぎのとお
りである。すなわち、電源投入時には、コンデン
サC2は無充電状態であるので、トランジスタ
Trは導通せず、オペアンプ22の正入力はロー
レベルである。コンデンサC2が徐々に充電され
るにつれて、トランジスタTrのベース電位が上
昇し、そのコレクタ電流が増大するので、オペア
ンプ22の正入力は徐々に上昇する。コンデンサ
C2の電位は、PUT(プログラマブル・ユニジ
ヤンクシヨン・トランジスタ)のアノードAの電
位であり、これがゲートGの電位(一定値)より
も規定値だけ高くなると、このPUTが導通し、
コンデンサC2の充電電荷は放電され、トランジ
スタTrのベース電位は再び低くなる。これによ
り、オペアンプ22の正入力はローレベルに低下
〓〓〓〓〓
する。このようにして、オペアンプ22の正入力
には、第5図の波形aで示すような鋸歯状波が供
給される。
したがつて、第5図に波形bで示したオペアン
プ22の負入力(ヒータ1での消費電力)がその
正入力(基準信号)よりも小さい期間においてだ
け、第5図の波形Cで示すように、オペアンプ2
2が出力を生ずる。この出力はコンデンサC3で
幾分平滑化された後、ツエナダイオードSHを介
してトランジスタ25のベースに供給される。こ
れによりアンドゲート10の第1トランジスタ2
5が順バイアスとなる。したがつて、ヒータ1の
温度が設定値以下であつて温度コントローラ9の
出力信号が正のときアンドゲート10の第2トラ
ンジスタ26が順バイアスとなつて制御回路11
が付勢される。
この結果、スイツチング素子3が導通状態にさ
れ、ヒータ1には、第5図の波形dで示すよう
な、付勢電流が供給される。第5図において、符
号Iで示す期間は、ヒータ1で消費される電力が
比較的小さいのでヒータ付勢電流供給のデユーテ
イ比が比較的大きく、また符号で示す期間は、
ヒータ1で消費される電力が比較的大きいのでヒ
ータ付勢電流供給のデユーテイ比が比較的小さ
い。ヒータ消費電力が上限値を超すと、第4図に
おいて、鋸歯状波発生回路23の出力(第5図の
a)整流器Dの出力(第5図のb)を超えること
はなくなるので、オペアンプ22は出力を生ぜ
ず、したがつて制御回路11が付勢されることは
ない−すなわち、ヒータ1への電力供給は禁止さ
れる。
ヒータ1の温度が設定値以上になると温度コン
トローラ9の正出力がなくなるので、第2トラン
ジスタ26がオフとなり、制御回路11が消勢さ
れて、ヒータ1への通電が停止される。ヒータ1
の温度が設定値以下の場合は、ヒータはすぐ最大
電力を供給される。
第5図は第4図におけるオペアンプ22の正入
力a、負入力b、出力cおよびヒータ1に供給さ
れる電流dの位相関係を示す図である。
以上のように、本発明によればヒータ1で実際
に消費されている電力が近似的に検出でき、これ
が設定値を超えた時に直ちにヒータへの通電が停
止されるのでヒータ1に過大な電力が供給される
のが防止される。また、ヒータの交換などによつ
てその抵抗が変化した場合でも、実際にヒータに
印加される電圧と電流が検出されるので、実際の
消費電力に基づく近似的制御が可能となり、定格
値以上の電力がヒータで消費されるようなことは
なくなる。これによつてヒータでの実消費電力の
ばらつきが小さく抑えられ、立上り時間のばらつ
きも小さくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の1実施例のブロツク図、第2
図は本発明による近似を説明するためのグラフ、
第3図は近似による誤差と電流検出信号との関係
を示すグラフ、第4図は本発明1実施例の具体的
回路図、第5図はそのタイムチヤートである。 1……ヒータ、3……スイツチング素子、4…
…電圧検出器、6……加算器、7……比較器、9
……温度コントローラ、11……制御回路。 〓〓〓〓〓

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 熱定着器のヒータに印加される電圧および電
    流に対応する出力信号をそれぞれ得る電圧、電流
    検出器と、 これらの両出力信号を加算して得られる和信号
    を設定電力値と比較する比較器と、 熱定着器の温度を設定値と比較する温度コント
    ローラと、 比較器および温度コントローラの出力を入力と
    するアンドゲートと、 アンドゲートの出力に応じて熱定着器ヒータの
    主回路をオン・オフ制御する回路とを具備し、 ヒータの抵抗値が基準値に等しいとき、前記電
    圧および電流検出器の出力信号が相等しくなるよ
    うに各回路定数が選定されたことを特徴とする熱
    定着器用最大電力制御装置。
JP4320978A 1978-04-14 1978-04-14 Maximum power controller for thermal fixation instrument Granted JPS54136335A (en)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4320978A JPS54136335A (en) 1978-04-14 1978-04-14 Maximum power controller for thermal fixation instrument

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4320978A JPS54136335A (en) 1978-04-14 1978-04-14 Maximum power controller for thermal fixation instrument

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS54136335A JPS54136335A (en) 1979-10-23
JPS6135555B2 true JPS6135555B2 (ja) 1986-08-13

Family

ID=12657520

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4320978A Granted JPS54136335A (en) 1978-04-14 1978-04-14 Maximum power controller for thermal fixation instrument

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS54136335A (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5669675A (en) * 1979-11-13 1981-06-11 Toshiba Corp Temperature controller of pulverulent image fixing apparatus
JPH0740161B2 (ja) * 1986-04-18 1995-05-01 三洋電機株式会社 定着装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS54136335A (en) 1979-10-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4086466A (en) Automatic heater controller
US5598085A (en) Circuit arrangement for charging rechargeable batteries
JP4293302B2 (ja) スイッチ・モード電源において線間電圧を有する一定な負荷電流を維持するための方法および装置
KR100303450B1 (ko) 역률보정제어기
US3961236A (en) Constant power regulator for xerographic fusing system
US4777350A (en) Heater with duty cycle controller
US4053733A (en) Temperature control device
US5777864A (en) Resonant converter control system having resonant current phase detection
US5907743A (en) Image heating apparatus with control for phase control of alternating current
US3196255A (en) Electrical proportional control system
JP3732896B2 (ja) 電源
JPH06168044A (ja) プログラマブル出力電圧調整器
US3590365A (en) Temperature control apparatus
US11382177B2 (en) Heating apparatus and temperature control circuit and temperature control method thereof
US5360962A (en) Heating appliance with transformerless power supply using low-loss passive divider to reduce AC line voltages
JPS6135555B2 (ja)
US4931920A (en) Circuit and method for regulating output voltage of a switch mode power supply having a current mode magnetic amplifier
US3349223A (en) Oven temperature control stabilizing network
JPS6112262B2 (ja)
US3936675A (en) Reference point potential compensating circuit for use with phase controller
KR850003175Y1 (ko) 급탕장치
JPS6122804B2 (ja)
JPS6326885B2 (ja)
JPS58197524A (ja) 温度制御装置
KR940003231B1 (ko) 전자레인지용 인버터 회로