JPS6135516A - 半導体の熱処理制御方法 - Google Patents

半導体の熱処理制御方法

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Publication number
JPS6135516A
JPS6135516A JP15523284A JP15523284A JPS6135516A JP S6135516 A JPS6135516 A JP S6135516A JP 15523284 A JP15523284 A JP 15523284A JP 15523284 A JP15523284 A JP 15523284A JP S6135516 A JPS6135516 A JP S6135516A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light
heat treatment
intensity
wafer
control method
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP15523284A
Other languages
English (en)
Inventor
Nobuyoshi Kashu
夏秋 信義
Shizunori Ooyu
大湯 静憲
Yasuo Wada
恭雄 和田
Masao Tamura
田村 誠男
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
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Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP15523284A priority Critical patent/JPS6135516A/ja
Publication of JPS6135516A publication Critical patent/JPS6135516A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は半導体素子製造プロセスに於ける熱処理に係り
、特に枚葉式短時間熱処理の制御性を高めるに好適なモ
ニタリング方法及びそのための装置に関する。
〔発明の背景〕
従来の電気炉を用いた熱処理に於ては、電気炉の温度及
び処理時間のみを制御しており、熱処理過程にある物質
の変成、変質を直接的にモニタすることはなされていな
い。しかし、特公昭58−40331号及び58−40
332号に記載のように、結晶構造の乱れの程度をラマ
ン分光測定により直接モニタして熱処理の制御を行なう
ことがイオン打込み層のレーザーアニーリングのような
場合には可能であることが知られている。ラマン分光測
定は右投な情報を持たらすが、信号強度が弱く、適用対
象が限られるため、迅速かつ簡便なモニタリングとして
用いるには制約がある。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、秒オーダーの短時間熱処理を制御する
に際し、被処理物体の状態に関する情報をホ速にモニタ
して制御の確度を向上させるための簡便な光学的モニタ
リングの方策を提供することにある。
〔発明の概要〕
枚葉式短時間熱処理の制御のためのモニタリングは光学
的手段による非接触かつ迅速な測定であることが必要で
ある。
本発明は信号強度の大きい、透過光9反射光、あるいは
弾性散乱光の強度測定が簡便であり、被処理物質の熱処
理による変化の情報を0.1 秒以下の応答速度でモニ
タできることを見出したことに基づいている。
〔発明の実施例〕
以下、本発明の実施例を図面を参照しながら詳細に説明
する。
第1図は本実施例に用いた短時間熱処理装置の概略構成
を示したものである。加熱源は最大入力電力54KWの
一平面内に並べたハロゲンランプ列1であり、石英壁2
,2′を隔てて被処理Siウェハ3がハロゲンランプ列
1と対向して置かれている。Siウェハ3のハロゲンラ
ンプ列1に対向していない他の面の中心部約100μm
径の領域には488nmのArレーザー光4が偏光子5
を通して照射されており、その反射光は50KHzの共
振特性を有するストレスモジュレータ6および偏光子(
検出子)7を経て光検出gI8によってその強度が測定
される。また、レーザー光4の照射されているSiウェ
ハ3のハロゲンランプ列1と反対側には集光レンズ9が
置かれており、このレンズ9によって集光された散乱光
は分光器10を通り、分光器10の焦点面にあるダイオ
ードアレー光検出器11により、そのスペクトルが測定
される。更に、Siウェハ3のハロゲンランプ列1の反
射側には1〜2μmの波長光に最大感度を有する赤外線
強度検出器12が設置されている。
このほか、本実施例に用いた短時間熱処理装置には1石
英壁2,2′の間に約0.2秒で出入するシャッター1
3があり、ハロゲンランプ列iからの加熱光を瞬時遮断
できる。また、光検出器8゜11.12の信号はシャッ
ター13の動きと連動しうつリアルタイムで小型計算機
14により処理され、計算機14はその処理結果に基づ
き、ハロゲンランプ列1の入力を制御するようになって
いる。
第2図は、ハロゲンランプ列1から出た光がウェハ3を
透過した後の強度の時間変化を赤外線検出器12により
モニタした結果の一例である。この例では、Siウェハ
3はP型(111)の結晶であり、ハロゲンランプ列1
に対向している面にはPイオンを25’k eVVS2
X 10”la&だケイオン打込みしており、もう一方
の面はAQが200nm蒸着しである。このときの熱処
理温度は700℃である。第2図に於て1時間T1に於
て検出された光強度が階段状に増加しているのは、蒸着
したAQの合金化が完了した時点に対応している。
この場合のモニタリングの応答時間は約10m5で、合
金化反応を殆んど時間遅れなしに検出できた。
第3図は、Arレーザー光4が照射されたウェハ3の部
分からのレーリー散乱光強度の時間変化をダイオードア
レー検出器11によって測定した結果の一例である。こ
の例では、ウェハ3はn型(100)結晶基板上に、減
圧CVD法により570℃で160nm厚のSi層を付
着させた後。
Asイオンを1.5  XIO口/aJ、80keVで
イオン打込みしたものである。このときの熱処理温度は
950℃であった。別途行なった実験により、結晶性回
復(結晶化)の程度を示すラマン分光スペクトルのTo
フォノンピーク強度との良い対応が見られることから、
第3図の強度変化は結晶性回復の度合を示すものである
ことが分った。
この測定の応答時間は0.05秒程度である。この例と
同一の熱処理過程をArレーザー光4の反射光強度をス
トレスモジュレータ6を用いテノ偏光測定として行なっ
てみると、20μsの応答時間で結晶性回復のモニタリ
ングが可能であることが分った。
これ等の実施例に示した如く、道通光2弾性散乱光ある
いは、反射光の強度は熱処理過程の進行に伴ない、充分
速い応答速度で追随して変化し。
熱処理過程の完了後一定値に落着く、それ故、この変化
の過程をモニタすることにより、アニール処理が不足で
あったり、不必要に過剰であったりすることを避けるこ
とができる。とくに、秒オーグーの短時間熱処理に於て
は、被処理ウェハのサイズ等により、必ずしも熱処理時
の昇降温特性が一定であるとは限らず、被処理ウェハ依
存性かある場合があるので1本発明の如き直接的な現象
のモニタリングが重要である。短時間熱処理のυ・とつ
の目的が、不純物の再分布等の拡散を抑制するために必
要最小限の熱処理とすることにあるからである。
尚、上記実施例に於てはランプ加熱について説明したが
、加熱源がヒーター、電子線、マイクロ波等の他のもの
でも同様のモニタリングが可能であり、装置構成も第1
図に示したものに限定されるものでないことは云うまで
もない、但し、加熱源が適当な波長の光を有しない場合
に透過光a1り定を行なうには別の光源を必要とするこ
とは自明で     ゛あろう。
また1本実施例に於ては、被処理ウェハがバターニング
されていない場合について説明したか。
バターニングされている場合には、プローブ光が照射さ
れる部分(ウェハ中心部とは限らない)あるいは、検出
器に到達する光の源となる部分のバターニングを避け、
熱処理を施したい部分と同一の単一な構造とすることが
望ましい。場合によっては、ウェハ内部にそのような部
分を設は雌いときに、ウェハ近傍に別個のモニタ材料を
置き、該モニタ材料を測定することも右投となる。とく
に、透過光9反射光を輻射光と合せて、あるいは単独に
温度モニタとする場合はそうである。
また、加熱源から出る光がモニタリングを妨害するもの
である場合には、第1図に示したシャッター13等で瞬
時(0,1−0,2程度度)加熱源から出る光を遮断し
、その間にモニタリングを行なうことも口」能であるこ
とを付■しておく。
〔発明の効果〕
本発明によれば、0.1程度度以下の応答速度で、熱動
]!l!過程にある被処理ウェハの状態を非接触でモニ
タすることができ1秒オーダーの短時間熱処理に於て重
要であるところの、必要最小限の熱処理が完了したこと
を迅速に検知し、1秒以内の誤差で処理を終了させるこ
とができるので、短時間熱処理の制御確度を向上させる
との効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係わる短時間熱処理装置の実施例を示
す装置構成概略図、第2図は透過光強度測定による合金
化過程のモニタリング例を示す図、第3図は散乱光強度
測定による結晶性回復過程のモニタリング例を示す図で
ある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ランプ光、ヒータ熱輻射、電子線、マイクロ波を加
    熱源とする枚葉式熱処理装置を用いて、被処理ウェハ材
    料の一部分またはその近傍にあるモニタ材料を透過した
    光、或は、該材料表面からの反射光、散乱光のスペクト
    ル中、該材料の変成、変質に係わるバンド領域にある光
    強度又はその変化率の値が所定の値になるように、処理
    の停止を含む熱処理の設定条件を制御することを特徴と
    する半導体の熱処理制御方法。 2、前記モニタ材料が熱処理を施さんとするウェハの一
    部と同一の構造からなることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載の半導体の熱処理制御方法。 3、前記透過光、反射光及び散乱光もしくは、前記ウェ
    ハ材料あるいはモニタ材料表面からの輻射光の測定を同
    時に2つ以上組合せてモニタリングを行なうことを特徴
    とする特許請求の範囲第1項記載の半導体の熱処理制御
    方法。 4、前記熱処理装置の加熱源がランプであつて、前記測
    定対象とするバンド領域にある光を含んでいる場合に、
    ランプの光を瞬時遮断した間に、上記測定を行なうこと
    を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の半導体の熱処
    理制御方法。 5、前記熱処理装置の加熱源がランプもしくはヒーター
    であつて、前記透過光の測定対象とするバンド領域にあ
    る光を含んでいる場合に、前記加熱源を透過光測定の光
    源として用いることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の半導体の熱処理制御方法。 6、前記透過光、反射光、散乱光の光源として、主たる
    加熱源とは別個の光源を用いることを特徴とする特許請
    求の範囲第1項記載の半導体の熱処理制御方法。
JP15523284A 1984-07-27 1984-07-27 半導体の熱処理制御方法 Pending JPS6135516A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62194138A (ja) * 1986-02-20 1987-08-26 Mitsubishi Electric Corp 浴室用換気扇の自動運転装置
JPS62266385A (ja) * 1986-05-12 1987-11-19 光洋精工株式会社 ランプアニ−ル炉の温度制御装置
EP0367624A2 (en) * 1988-11-03 1990-05-09 Lasa Industries, Inc. Method and apparatus for laser process control

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS62194138A (ja) * 1986-02-20 1987-08-26 Mitsubishi Electric Corp 浴室用換気扇の自動運転装置
JPS62266385A (ja) * 1986-05-12 1987-11-19 光洋精工株式会社 ランプアニ−ル炉の温度制御装置
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