JPS6135462B2 - - Google Patents

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JPS6135462B2
JPS6135462B2 JP9799982A JP9799982A JPS6135462B2 JP S6135462 B2 JPS6135462 B2 JP S6135462B2 JP 9799982 A JP9799982 A JP 9799982A JP 9799982 A JP9799982 A JP 9799982A JP S6135462 B2 JPS6135462 B2 JP S6135462B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
box
foaming agent
foaming
space
injected
Prior art date
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Expired
Application number
JP9799982A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS58214769A (ja
Inventor
Teruyoshi Wakumizu
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Denki Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Denki Co Ltd
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Publication date
Application filed by Tokyo Sanyo Electric Co Ltd, Sanyo Denki Co Ltd filed Critical Tokyo Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP9799982A priority Critical patent/JPS58214769A/ja
Publication of JPS58214769A publication Critical patent/JPS58214769A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明はS・F(ステーシヨナリイ・フイツク
スチヤー)発泡方式を用い、箱体の空間の一方の
相対向する区域を通して発泡剤を空間に二点注入
し、発泡断熱材を形成する断熱箱体の製造方法に
関し、その目的とする処は発泡剤の注入方向と交
差する空間の他方の相対向する区域における発泡
剤の成長速度を、前記一方の相対向する区域と同
じ速度に維持して発泡不良をなくすことにある。
一般にS・F発泡方式は、大型の冷蔵庫等の断
熱箱体の製造するために用いられる方式である。
この方式は内外両箱を環状の連結部材でもつて相
互に接続して組立てた箱体を、その開口を上面と
して外箱底壁を外治具基板上に設置し、次に予じ
め吊下されている内治具を内箱内に降下させて内
治具にて内箱を押止し、更に外治具各側板を起立
して外箱側壁を押止してこの内外両治具で箱体を
固定後、内外両箱間の空間に発泡剤を注入して発
泡固化させて発泡断熱材を形成する発泡工程を行
ない箱体を断熱箱体となし、この発泡工程後内外
両治具を除去し、開口を上面としたまゝ次の工程
に移行させる。従つて、S・F発泡方式は内外両
治具で箱体を固定する際、又は箱体から両治具を
除去した後、箱体を反転する必要がないため、内
外治具の回転率が良く発泡工程を速かに行なえる
利点がある。
然し乍らかゝる発泡方式は、大型の箱体の空間
に注入される発泡剤の成長を速くするために、外
箱の一側壁両端に二ケ所形成された注入口から空
間の一方の相対向する区域、例えば左右両区域を
通して外箱底壁上の底区域両端に発泡剤を二点
(二ケ所)注入し、連結部材に形成された排気孔
から空間内の空気及び発泡剤の成長となるフロン
ガスを排出して発泡断熱材を形成する訳である
が、発泡剤は発泡初期に底区域両端から横方向、
即ち底区域中央に向いつつ上方向、即ち左右両区
域の上部に向つて成長して底区域中央で合流し、
発泡中期に発泡剤の注入方向と交差する他方の相
対向する区域、即ち前後両区域の上部に向つて成
長するため、左右両区域より前後両区域での発泡
剤の成長が遅れ気味となり、空間の前後両区域の
上部における発泡断熱材が所謂巣の状態となり発
泡不良を招いていた。
〓〓〓〓
本発明はかゝる発泡不良を招かないためになさ
れた製造方法で、以下図面に基づきその実施例を
説明する。
第1図乃至第3図に示す1は箱体で、この箱体
は上面開口な金属製の内箱2と、上面開口な金属
製の外箱3と、この内外箱を相互に接続する樹脂
製の環状連結部材4とにより組立てられる。前記
内箱は底壁2Aと、この底壁の周壁から立ち上が
る前後左右の四側壁2B〜2Eとからなり、この
各側壁の上端に連結部材4の一側に接するフラン
ジ2B′〜2E′を形成している。又、前記外箱は
内箱と同様に、底壁3Aと、この底壁の周端から
立ち上がる前後左右の四側壁3B〜3Eとからな
り、この各種側壁の上端に連結部材4の他側に接
するフランジ3B′〜3E′を形成している。又、
前記連結部材は一方の相対向する幅狭の長辺部4
A,4Bと、他方の相対向する幅広の短辺部4
C,4Dとからなり、その縦断形状をコ字形とな
し、その内周面にて箱体1の開口5を画成する。
6は連結部材4による内外箱2,3の組立てに伴
ない形成される空間で、前記両箱の両底壁2A,
3A間の底区域6Aと、両各側壁2B〜2E、3
B〜3B間の前後左右の各区域6B〜6Eとから
なり、連結部材4の長辺部4A,4B直下に位置
する前後両区域6B,6Cの厚みは、短辺部4
C,4Dの直下に位置する左右両区域6D,6E
の厚みより薄くなつている。7A,7Bは外箱3
の前後壁3Bの両端中央に形成された注入口で、
空間6の左右両区域6D,6Eに臨む。8A,8
Bは連結部材4の両長辺部4A,4Bに多数形成
された排気孔で、空間6の前後両区域6B,6C
に臨む。
前記箱体は第4図乃至第7図に示す如く、予じ
め適温に加熱された内外両治具9,10により固
定され、発泡作業を施される。前記内治具は内箱
2内に挿入される芯部9Aと、連結部材4に相対
向し且つ排気孔8A,8Bに連通する排気路11
A,11Bを形成した環状部9Bとからなり、ア
ーム9Cを介して図示しない支持装置に昇降自在
に吊下されている。又、前記外治具は箱体1を載
置する基板10Aと、相互に接離自在な4枚の前
後左右各側板10B〜10Eとからなり、この側
板のうち外箱3の前側壁3Bと相対向する前側板
10Bの両端中央には注入口7A,7Bに連通す
る注入路12A,12Bを形成している。
先ず、箱体1はその開口5を上面として外箱3
の底壁3Aを外治具10の基板10A上に設置さ
れ、次に降下してきた内治具9により内箱2及び
連結部材4を押止されると共に、起立してきた外
治具10の各側板10B〜10Eにより外箱3の
各側壁3B〜3Eを押止されて固定される。箱体
1の固定後、第4図及び第5図に示す注入銃13
A,13Bを注入路12A,12B及び注入孔7
A,7Bに通し、硬質ポリウレタン原液等の発泡
剤Wを第5図に示す如く空間6の左右両区域6
D,6Eを通して底区域6A両端に二点注入す
る。注入された発泡剤Wは発泡初期には第6図に
示す如く、底区域6Aの両端から中央方向に向い
つつ、且つ左右両区域6D,6Eの上部に向つて
成長して底区域6A中央で合流し、次に第7図に
示す如く発泡中期には前後両区域6B,6Cの上
部に向つて成長し、発泡後期には前後両区域6
B,6Cの成長は左右両区域6D,6Eの成長に
略追い着き、この間発泡剤は液から泡に変わるク
リームタイム、泡で成長速度の遅くなるゲルタイ
ム、接着力の弱くなるタツクフリータイム、成長
が止まり固化するフオームタイムを経て発泡断熱
材W′となる。一方、発泡剤Wの成長に伴ない空
間6内の空気及びフロンガスは発泡圧力によつて
第7図の矢印の如く排気孔8A,8B及び排気路
11A,11Bから徐々に外部に押し出される。
発泡断熱材W′の形成後、内外両治具9,10を
除去することにより断熱箱体1′は完成する。
かゝる製造方法によれば、発泡剤Wの注入方向
に交差する前後両区域6B,6Cの厚みを、底区
域6Aに注入される前記発泡剤を案内する左右両
区域6D,6Eの厚みより薄くし、且つ空間6内
の空気を前後両区域6B,6Cの上部に形成した
排気孔8A,8Bから排出するため、前後両区域
6B,6Cの空気の排出状態は左右両区域6D,
6Eに比べて良くなり、この空気の排出に伴ない
発泡剤Wの成長が促進されると共に、前後両区域
6B,6Cの厚みによる発泡剤Wの成長の促進が
付加され、この結果、前後両区域6B,6Cにお
ける発泡剤Wの成長の時間遅れを取り戻し、前後
両区域6B,6Eにおける発泡不良の防止を図る
ことができる。
尚、本発明により完成された断熱箱体1′は、
〓〓〓〓
冷蔵庫として使用される場合には開口5が前面と
なることを付加しておく。
以上の如く本発明は、箱体の空間において、発
泡剤の注入方向に交差する両区域の発泡剤の成長
促進を図り、発泡不良を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明断熱箱体の製造方法の実施例を示
し、第1図は組立てられた箱体の斜視図、第2図
は第1図A−A′断面図、第3図は第1図B−
B′断面図、第4図乃至第7図は発泡工程を示し、
第4図は箱体を内外両治具で固定した斜視図、第
5図は第4図C−C′断面図、第6図は第5図D
−D′断面図、第7図は第5図E−E′断面図、第
8図は本発明により製造された断熱箱体で、第2
図に対応する縦断面図である。 1……箱体、1′……断熱箱体、2……内箱、
3……外箱、4……連結部材、5……開口、6…
…空間、6A,6B,6C,6D,6E……底、
前、後、左、右各区域、7A,7B……注入口、
8A,8B……排気孔、9……内治具、10……
外治具、W……発泡剤、W′……発泡断熱材。 〓〓〓〓

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 内外両箱を連結部材により接続して前記両箱
    間に、両端に発泡剤が注入される底区域と、前後
    左右の各区域とからなり、前記底区域に注入され
    る発泡剤を案内する左右両区域よりも発泡剤の注
    入方向に交差する前後両空間の厚みを薄くしてな
    る空間を形成した箱体を組立て、この箱体の開口
    を上面として箱体を内外両治具で固定し、空間に
    発泡剤を注入して発泡固化させつつ、空間の空気
    を前後両区域の上部から排出して発泡断熱材を形
    成することを特徴とする断熱箱体の製造方法。
JP9799982A 1982-06-07 1982-06-07 断熱箱体の製造方法 Granted JPS58214769A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9799982A JPS58214769A (ja) 1982-06-07 1982-06-07 断熱箱体の製造方法

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JP9799982A JPS58214769A (ja) 1982-06-07 1982-06-07 断熱箱体の製造方法

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Publication Number Publication Date
JPS58214769A JPS58214769A (ja) 1983-12-14
JPS6135462B2 true JPS6135462B2 (ja) 1986-08-13

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ID=14207352

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