JPS6135444B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6135444B2 JPS6135444B2 JP12626978A JP12626978A JPS6135444B2 JP S6135444 B2 JPS6135444 B2 JP S6135444B2 JP 12626978 A JP12626978 A JP 12626978A JP 12626978 A JP12626978 A JP 12626978A JP S6135444 B2 JPS6135444 B2 JP S6135444B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fluidized
- fluidized medium
- medium
- water tank
- bed furnace
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 19
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims description 8
- 230000008018 melting Effects 0.000 claims description 8
- 238000002844 melting Methods 0.000 claims description 8
- 238000005406 washing Methods 0.000 claims description 6
- 230000008929 regeneration Effects 0.000 claims description 4
- 238000011069 regeneration method Methods 0.000 claims description 4
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 3
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 2
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 2
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 description 1
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 description 1
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 1
- 150000001875 compounds Chemical class 0.000 description 1
- 239000010779 crude oil Substances 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 239000000295 fuel oil Substances 0.000 description 1
- 238000010169 landfilling Methods 0.000 description 1
- 230000007774 longterm Effects 0.000 description 1
- 239000000155 melt Substances 0.000 description 1
- 230000001172 regenerating effect Effects 0.000 description 1
- 239000004576 sand Substances 0.000 description 1
- 239000004071 soot Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Fluidized-Bed Combustion And Resonant Combustion (AREA)
- Gasification And Melting Of Waste (AREA)
- Devices And Processes Conducted In The Presence Of Fluids And Solid Particles (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は流動媒体の再生装置、特に発電所の
ボイラの排ガスから補集した煤塵（以下EP灰と
称する）を焼却する流動層焼却炉に使用する流動
媒体に付着した粘着物を除去、再生して流動層炉
に再供給する装置に関する。
ボイラの排ガスから補集した煤塵（以下EP灰と
称する）を焼却する流動層焼却炉に使用する流動
媒体に付着した粘着物を除去、再生して流動層炉
に再供給する装置に関する。
大型の火力発電所など、多量の重油原油を燃焼
するボイラからは未燃カーボンを含む重油灰すな
わちEP灰が排出され、このEP灰の処理が大きな
問題となつている。EP灰はその性状の特異性か
ら埋立等には不向きであり、その発生源である大
型ボイラの付帯設備として、EP灰を焼却し、減
容量、減重量を図る装置が開発されている。この
EP灰焼却装置のうち、流動床炉を用いて焼却処
理する装置は負荷の変動、灰成分の変化等に比較
的順応することから重要視されている。しかしこ
の流動層炉にも、流動媒体（主として砂が用いら
れている）が経時的に付着物によつて把大し、流
動不良を生じ、炉の長期連続運転が困難となるた
め、炉を停止して媒体の取り替え作業を行わなけ
ればならない欠点がある。このため、作業性、運
転経費、媒体費などの面で不利となり、これらの
改善が望まれている。
するボイラからは未燃カーボンを含む重油灰すな
わちEP灰が排出され、このEP灰の処理が大きな
問題となつている。EP灰はその性状の特異性か
ら埋立等には不向きであり、その発生源である大
型ボイラの付帯設備として、EP灰を焼却し、減
容量、減重量を図る装置が開発されている。この
EP灰焼却装置のうち、流動床炉を用いて焼却処
理する装置は負荷の変動、灰成分の変化等に比較
的順応することから重要視されている。しかしこ
の流動層炉にも、流動媒体（主として砂が用いら
れている）が経時的に付着物によつて把大し、流
動不良を生じ、炉の長期連続運転が困難となるた
め、炉を停止して媒体の取り替え作業を行わなけ
ればならない欠点がある。このため、作業性、運
転経費、媒体費などの面で不利となり、これらの
改善が望まれている。
この発明の目的は上記した従来技術の欠点をな
くし、流動層炉を停止させることなく媒体を再生
して炉に再供給して、炉の連続運転を可能にする
装置を提供することにある。
くし、流動層炉を停止させることなく媒体を再生
して炉に再供給して、炉の連続運転を可能にする
装置を提供することにある。
要するにこの発明は流動層炉と、流動媒体に付
着した付着物を溶融させかつ不溶分を機械的に剥
離させる装置と接続して流動媒体をこの装置に連
〓〓〓〓
続または不連続に導入して付着物を除去し、さら
に振動篩機において付着物と流動媒体を分離し、
再生処理した流動媒体をコンベア等の搬送装置で
流動層炉に供給するように構成したものである。
着した付着物を溶融させかつ不溶分を機械的に剥
離させる装置と接続して流動媒体をこの装置に連
〓〓〓〓
続または不連続に導入して付着物を除去し、さら
に振動篩機において付着物と流動媒体を分離し、
再生処理した流動媒体をコンベア等の搬送装置で
流動層炉に供給するように構成したものである。
以下この発明の実施例を図面を用いて説明す
る。
る。
第１図において、流動層炉１から溢流管２によ
つて抜き出した媒体は付着物溶融剥離装置３に導
入される。この装置３には水が満されており付着
物中、水に対し可溶性のものを水抽出した後、不
溶分を機械的に剥離させる。つまり、付着物の主
成分はNa2O、SO3であつて、これらはNa2SO4の
形で存在していると考えられている。Na2SO4は
水に可溶であるためこれを水抽出し、これにより
付着力の弱くなつた不溶分（Ｖ、Fe、Niなどの
化合物が主体）を主成分とする付着物を有する媒
体を攪拌器３ａにより攪拌して機械的力を加え、
付着物と流動媒体を分離する。なお流動層炉１内
で形成された焼塊（クリン力）はクリン力出口１
４から排出され廃棄されらる。流動媒体とこれか
ら分離された付着物はスクリユーコンベア４によ
り振動篩機５に導入される。振動篩機５の篩網１
２および水洗ノズル１３から噴霧された水により
流動媒体と付着物は分離され、さらに剥離作業中
に破枠されて適正粒径以下となつた流動媒体も除
去される。この場合篩網１２はクランク装置（図
示せず）等により垂直円運動を行わせるようにす
ると良好な結果が得られる。付着物を除去した適
正粒径の流動媒体はケースコンベア７により流動
層炉１に再供給される。一方付着物中水溶分およ
び剥離された不溶分は振動篩機５の下部に設けた
水槽６に至り、水槽底部に沈澱した不溶分は抽出
されスリラーポンプ１１により加圧され後焼却炉
９に導入され、集塵機８により捕集された焼却灰
と共に焼却処理される。また水槽６の水は循環ポ
ンプ１０により水洗ノズル１３および付着物溶融
剥離装置３に循環される。
つて抜き出した媒体は付着物溶融剥離装置３に導
入される。この装置３には水が満されており付着
物中、水に対し可溶性のものを水抽出した後、不
溶分を機械的に剥離させる。つまり、付着物の主
成分はNa2O、SO3であつて、これらはNa2SO4の
形で存在していると考えられている。Na2SO4は
水に可溶であるためこれを水抽出し、これにより
付着力の弱くなつた不溶分（Ｖ、Fe、Niなどの
化合物が主体）を主成分とする付着物を有する媒
体を攪拌器３ａにより攪拌して機械的力を加え、
付着物と流動媒体を分離する。なお流動層炉１内
で形成された焼塊（クリン力）はクリン力出口１
４から排出され廃棄されらる。流動媒体とこれか
ら分離された付着物はスクリユーコンベア４によ
り振動篩機５に導入される。振動篩機５の篩網１
２および水洗ノズル１３から噴霧された水により
流動媒体と付着物は分離され、さらに剥離作業中
に破枠されて適正粒径以下となつた流動媒体も除
去される。この場合篩網１２はクランク装置（図
示せず）等により垂直円運動を行わせるようにす
ると良好な結果が得られる。付着物を除去した適
正粒径の流動媒体はケースコンベア７により流動
層炉１に再供給される。一方付着物中水溶分およ
び剥離された不溶分は振動篩機５の下部に設けた
水槽６に至り、水槽底部に沈澱した不溶分は抽出
されスリラーポンプ１１により加圧され後焼却炉
９に導入され、集塵機８により捕集された焼却灰
と共に焼却処理される。また水槽６の水は循環ポ
ンプ１０により水洗ノズル１３および付着物溶融
剥離装置３に循環される。
この発明によればEP灰の焼却を流動層炉の運
転を停止することなく効率良く行うことができ
る。
転を停止することなく効率良く行うことができ
る。
また流動媒体を節約でき、流動媒体の取替え作
業費を節減でき経済的である等種々の効果を奏す
る。
業費を節減でき経済的である等種々の効果を奏す
る。
第１図はこの発明にかかる流動媒体再生装置の
系統図である。 １……流動層炉、２……溢流管、３……付着物
溶融剥離装置、４……スクリユーフイーダ、５…
…振動篩機、６……水槽、７……ケースコンベ
ア、１３……水洗ノズル。 〓〓〓〓
系統図である。 １……流動層炉、２……溢流管、３……付着物
溶融剥離装置、４……スクリユーフイーダ、５…
…振動篩機、６……水槽、７……ケースコンベ
ア、１３……水洗ノズル。 〓〓〓〓
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 流動層炉と流動媒体溶融剥離装置を接続して
流動層炉から連続もしくは不連続に流動媒体を流
動媒体溶融剥離装置に導入するよう構成し、この
流動媒体溶融剥離装置と、上部に水洗ノズルを有
しかつ下部に水槽を有する振動篩機を流動媒体移
送手段により接続し、さらにこの振動篩機と流動
層炉を他の流動媒体移送手段により接続したこと
を特徴とする流動媒体再生装置。 ２ 水槽と水洗ノズルおよび流動媒体溶融剥離装
置を配管により接続し、水槽内の水をこれら水洗
ノズルおよび流動媒体溶融剥離装置に供給するよ
う構成したことを特徴とする特許請求の範囲第１
項記載の流動媒体再生装置。 ３ 水槽底部と後焼却炉を接続して水槽内に沈澱
した不溶分を後焼却炉で焼却することを特徴とす
る特許請求の範囲第１項または第２項記載の流動
媒体再生装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12626978A JPS5553617A (en) | 1978-10-16 | 1978-10-16 | Fluid medium body reproduction device |
| DE19792935687 DE2935687A1 (de) | 1978-09-08 | 1979-09-04 | Verfahren und vorrichtung zur regenerierung eines fluidisiermediums |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12626978A JPS5553617A (en) | 1978-10-16 | 1978-10-16 | Fluid medium body reproduction device |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5553617A JPS5553617A (en) | 1980-04-19 |
| JPS6135444B2 true JPS6135444B2 (ja) | 1986-08-13 |
Family
ID=14931001
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12626978A Granted JPS5553617A (en) | 1978-09-08 | 1978-10-16 | Fluid medium body reproduction device |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5553617A (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0324971Y2 (ja) * | 1985-06-13 | 1991-05-30 |
-
1978
- 1978-10-16 JP JP12626978A patent/JPS5553617A/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5553617A (en) | 1980-04-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPS56100891A (en) | Gas treating method and apparatus of pyrolysis apparatus | |
| KR20110046496A (ko) | 2 단 선회 유동층식 소각로에 의한 폐기물의 소각 처리 방법 | |
| JP2003004211A (ja) | 廃棄物処理装置および廃棄物の処理方法 | |
| JPS63502253A (ja) | 特に残留物の燃焼から発生する酸性煙の中和方法及び装置 | |
| CN211247736U (zh) | 土壤热脱附耦合淋洗修复系统 | |
| US5022330A (en) | Garbage melter | |
| JP2931551B2 (ja) | 燃焼設備、特にごみ焼却設備の固体燃焼残滓を処理する方法および装置 | |
| JPS6135444B2 (ja) | ||
| JPS6235004B2 (ja) | ||
| CN207407344U (zh) | 一种带搅拌装置的生活垃圾焚烧炉 | |
| JPS6126741Y2 (ja) | ||
| JP3740081B2 (ja) | 流動媒体付着物の除去方法及び流動媒体付着物の除去装置を備えた流動床式焼却炉 | |
| JP2005282924A (ja) | ごみ汚水処理方法およびごみ処理装置 | |
| JP4956910B2 (ja) | 焼却灰の湿式粉砕方法および粉砕装置 | |
| JP2004066004A (ja) | 廃棄物処理装置 | |
| KR19990009028A (ko) | 음식물 쓰레기 처리를 위한 장치 및 그 시스템 | |
| CN220269380U (zh) | 一种垃圾处理用焚烧装置 | |
| CN219607090U (zh) | 一种废料焚化炉 | |
| JPH09243047A (ja) | スラグ洗浄装置を備えた廃棄物溶融処理設備及び水砕スラグの製造方法 | |
| JPS6042252Y2 (ja) | 流動媒体の再生処理装置 | |
| CN215637216U (zh) | 一种具有废气处理功能的环保型垃圾焚烧处理装置 | |
| JPS6150205B2 (ja) | ||
| CN220119385U (zh) | 一种垃圾焚烧锅炉用出渣装置 | |
| EP0256138A1 (en) | System for scrubbing gas used for preheating of scrap for steelmaking | |
| JPS638366B2 (ja) |