JP2005282924A - ごみ汚水処理方法およびごみ処理装置 - Google Patents

ごみ汚水処理方法およびごみ処理装置 Download PDF

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Abstract


【課題】 ごみ汚水のろ液の固形分の含有量を低減して、メンテナンス性を向上し、焼却炉へごみを安定して供給することを可能とし、焼却炉の耐久性を向上し、運転コストを低減する。
【解決手段】 破砕ごみを圧縮して焼却炉55へ供給する給塵装置56と、ピット排水貯留槽54との間に、連続ろ過装置62,63を設けて、給塵装置56で発生する固形分の含有量の高いごみ汚水を、固形分と液体とに連続して固液分離し、配管などのごみ汚水供給系統の目詰まりの発生を抑制し、メンテナンス性を向上する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、給塵装置などから発生したごみ汚水の処理方法およびこのごみ汚水処理方法を好適に実施することができるごみ処理装置に関する。
図5は、従来の技術のごみ焼却装置1を簡素化して示す系統図であり、この従来の技術は、たとえば特許文献1に示されている。このごみ焼却装置1は、搬送コンベア2、給塵装置3、ごみピット4、破砕ごみピット34、ピット排水貯留槽5、ごみ汚水ろ過器6、ろ液貯留槽7、焼却炉8および噴霧ノズル9を含む。
搬送コンベア2は、破砕されたごみが投入される投入ホッパ11と、投入ホッパ11から一端部に供給されたごみを他端部に搬送するコンベア本体12と、コンベア本体12の他端部から払い出されたごみを給塵装置3に案内するシュート13とを有する。
給塵装置3は、搬送コンベア2によって供給された破砕ごみをシリンダケース14内でピストンによって圧縮するピストン式給塵装置である。シリンダケース14内で圧縮されたごみは、前記ピストンによって焼却炉8内へ押し出され、破砕されたごみが焼却炉8の炉内へ連続的に供給されて焼却される。
搬送コンベア2のシュート13内には、消臭液噴霧ノズル15から消臭液が噴霧される。また前記搬送コンベア2のシュート13に接続される給塵装置3のシュート16およびシリンダケース14内には、プラント用水が供給され、内面に付着したごみの絞りかすなどである残渣を洗い流し、シリンダケース14内の目詰まりなどが防止される。
これらの消臭液およびろ液の余剰液は、配管21,22にそれぞれ回収され、配管23に合流されて、ピット排水貯留槽5に移送され、ごみピット4の底部から流れ込むごみピット排水とともに貯留される。
ピット排水貯留槽5に貯留されるごみ汚水は、移送ポンプ27によって汲み上げられ、配管28を介して移送されてごみ汚水ろ過器6に供給される。ごみ汚水ろ過器6は、0.15〜1.0mm程度の目開きを有するろ材によって、前記ピット排水貯留槽5から配管28を介して供給されたごみ汚水をろ過し、そのろ液は配管29によってろ液貯留槽7へ導かれて貯留される。また前記ごみ汚水ろ過器6の逆洗時に発生する逆洗排水は、配管35を介して破砕ごみピット34内に移送される。
ろ液貯留槽7のろ液は、配管17,30に介在されるろ液噴霧ポンプ37によって噴霧ノズル9に導かれ、この噴霧ノズル9から焼却炉8内へ噴霧されて、減量処理される。
このようにして従来の技術では、給塵装置3で発生したごみ汚水を、ごみピット4からの排水を貯留するピット排水貯留槽5に回収し、ごみ汚水移送ポンプ27によってごみ汚水ろ過器6に移送してろ過し、そのろ液を焼却炉8に噴霧して減量し、ごみ汚水を処理している。
特開平10−339421号公報
このような従来の技術では、焼却炉8へのごみ投入の手法として、ピストン式給塵装置3を採用しており、給塵装置3のシリンダケース14内などにいわゆる搾りかすなどとして残存する残渣を洗浄して系外へ搬出するために、プラント用水を供給している。そのため、給塵装置3から多量のごみを含むごみ含有水が発生する。このごみ含有水によって、ごみ汚水移送ポンプ27、ろ液噴霧ポンプ37、ごみ汚水ろ過器6、配管17,21,22,23,28,29,30,35、および噴霧ノズル9などの目詰まりが発生し易くなり、頻繁に清掃する必要が生じ、メンテナンス性が低下するという問題がある。
また、上記のように噴霧されるごみ含有水は、ごみピット4,34から発生する少量のごみ汚水に比べて固形分の含有量が多く、前記プラント用水の代わりに処理水を再利用して給塵装置3の洗浄・搬送用として用いた場合には、シリンダケース内で破砕ごみを円滑かつ確実の圧縮して押し出すことができなくなり、圧縮された破砕ごみを焼却炉8へ安定に連続して供給することができなくなってしまうという問題が生じる。
さらに、固形分の含有量の多いごみ汚水を焼却炉8に噴霧した場合には、炉内の燃焼領域の不所望な温度変動、特に温度上昇によって炉壁の損耗が進み、炉体の耐久性が低下してしまうという問題が生じる。
さらに、ごみ汚水ろ過器6として遠心ろ過装置が採用されている場合には、固形分の含有量の多いごみ汚水によって、ろ材を回転駆動するモータなどへの負荷が大きくなり、電力消費量の増大によって運転コストが上昇してしまうという問題が生じる。
したがって本発明の目的は、ごみ汚水のろ液の固形分の含有量を低減して、メンテナンス性を向上し、焼却炉へごみを安定して供給することを可能とし、焼却炉の耐久性を向上し、運転コストを低減することができるごみ汚水処理方法およびごみ処理装置を提供することである。
本発明は、ごみピットからのごみを圧縮して焼却炉へ供給する給塵装置で発生したごみ汚水を、固液分離した後、その分離液を、ごみピットで発生したごみ汚水とともに、ごみ汚水ろ過器に供給してろ過し、ろ過後のごみ汚水を、焼却炉の炉内に噴霧ノズルから噴霧しかつ前記給塵装置に供給することを特徴とするごみ汚水処理方法である。
また本発明は、前記ごみピットで発生したごみ汚水を、前記給塵装置で発生したごみ汚水とともに、固液分離して、前記ろ過器によってろ過することを特徴とする。
さらに本発明は、前記固液分離によって捕捉した固形分は、ごみピットへ供給することを特徴とする。
さらに本発明は、ごみピットと、
ごみピット内で発生したごみ汚水が貯留されるピット排水貯留槽と、
ごみピットから供給されるごみを、燃焼または溶融して焼却する焼却炉と、
ごみピットから供給されたごみを、注水しながら圧縮して押し出す給塵装置と、
前記ピット排水貯留槽からのごみピット排水をろ過するごみ汚水ろ過器と、
前記ごみ汚水ろ過器によってろ過されたろ液を、前記焼却炉の炉内へ噴霧する噴霧ノズルと、
前記給塵装置で発生したごみ汚水を、固液分離する固液分離手段と、
前記固液分離手段によって固形分が除去された分離液を、前記ピット排水貯留槽に導く分離液移送手段とを含むことを特徴とするごみ処理装置である。
さらに本発明は、前記ピット排水貯留槽に貯留される前記分離液が混入したごみ汚水を、固液分離する第2の固液分離手段と、
第2の固液分離手段によって固形分が除去された分離液を貯留する分離液貯留槽と、
分離液貯留槽に貯留されるごみ汚水を、前記ごみ汚水ろ過器に導く第2の分離液移送手段とを含むことを特徴とする。
本発明のごみ汚水処理方法によれば、ごみピット内のごみは、給塵装置に供給されて圧縮された後、押し出されて焼却炉へ供給される。給塵装置は、たとえば、投入ホッパにごみピットから投入されたごみを、回転ベーンによってシリンダケースの押し込み口で予備圧縮し、ピストンによってシリンダケース内に押し込まれて圧縮・成形された後、シリンダケースから押し出して前記焼却炉へ投入するピストン式給塵装置によって実現することができる。
このような給塵装置は、シリンダケース内でごみを円滑かつ確実に圧縮して押し出すことができるように、シリンダケース内などに注水され、この注水のための水として、ごみ汚水ろ過器によるろ過後のろ液およびプラント用水などが用いられる。また、前記焼却炉は、ガス化溶融炉によって実現されてもよく、あるいはストーカ炉、流動床炉、直接溶融炉、アーク炉およびプラズマ炉のいずれかによって実現されてもよい。
給塵装置から発生するごみ汚水は、ごみの圧縮によって生じるごみ抽出液と、注水による余剰水とが混合したものであり、ごみの搾りかすなどの固形分を多量に含有している。この固形分は、たとえば平均粒径が5mm〜30mmのごみ砕片である。
このようなごみ汚水は、固形分を固液分離して除去した後、その分離液を、ごみピットで発生したごみ汚水とともに、ごみ汚水ろ過器に供給して、ろ過を行う。ろ過後のろ液であるごみ汚水は、焼却炉の炉内に噴霧ノズルから噴霧し、かつ前記給塵装置に洗浄・搬送用として供給する。
このようにごみ汚水は、固形分を除去した後にごみ汚水ろ過器に供給するので、ごみ汚水ろ過器には、固形分の含有量が低いろ液が常に供給され、ごみ汚水移送ポンプ、ごみ汚水ろ過器、配管、噴霧ノズルなどの目詰まりの発生が抑制され、高い頻度で清掃する必要がなくなり、メンテナンス性の低下が防がれる。
また、上記のようにごみ汚水ろ過器よりも前段でごみ汚水中の固形分が除去されるので、ごみ汚水ろ過器によってろ過できなかった微細な固形分の含有量を低減することができ、給塵装置内のごみ残渣の洗浄・搬送用としてろ過後のごみ汚水を用いても、給塵装置のシリンダケース内におけるごみの圧縮を、円滑かつ確実に行って押し出すことができ、給塵装置から圧縮された破砕ごみを焼却炉へ安定に連続して供給することができる。
さらに、固形分の含有量の多いごみ汚水を焼却炉に噴霧しても、その噴霧されたごみ汚水の固形分の含有量は低いので、炉内の燃焼領域の不所望な温度変動が生じるおそれはなく、特に温度上昇によって炉壁の損耗が進み、炉体の耐久性が低下してしまうという不具合が生じない。
さらに、ごみ汚水ろ過器として遠心ろ過装置が採用されている場合であっても、ごみ汚水の固形分の含有量が低減されているので、炉体を回転駆動するモータなどへの負荷が軽減され、運転コストを低減することができる。
また本発明のごみ汚水処理方法によれば、前記給塵装置で発生したごみ汚水を固液分離するだけでなく、ごみピットで発生したごみ汚水をも、前記給塵装置で発生したごみ汚水とともに固液分離した後、前記ごみ汚水ろ過器によってろ過するので、ごみ汚水ろ過器に供給されるごみ汚水の固形分の含有量はさらに低減され、メンテナンス性および運転コストを、より一層向上することができる。
さらに本発明のごみ汚水処理方法によれば、前記固液分離によって捕捉した固形分は、ごみピットへ供給されるので、固形分の一部は、ごみピット内のごみとともに再び給塵装置に供給され、給塵装置から焼却炉に払い出されて焼却され、あるいはごみピットからピット排水貯留槽へごみ汚水として流れ込み、このピット排水貯留槽からごみ汚水ろ過器へ移送されてろ過され、このように循環されながら焼却炉によってごみとともに焼却される。これによって固液分離手段によって捕捉した固形分を処理するための設備を別途に設ける必要がなく、ごみ汚水処理を安価に実現することができる。
本発明のごみ処理装置によれば、ごみピットからのごみは、給塵装置によって注水されながら圧縮され、焼却炉に払い出されて燃焼または溶融されて焼却される。また、ごみピット内で発生したごみ汚水は、ピット排水貯留槽に貯留される。
給塵装置では、注水による余剰水および圧縮によってごみから生じた液体などが混じった多量のごみ汚水が発生する。このごみ汚水は、固液分離手段によって固液分離された後、固形分が除去された分離液は、分離液移送手段によって前記ピット排水貯留槽に導かれて貯留される。
前記給塵装置は、たとえば、投入ホッパにごみピットから投入されたごみを、回転ベーンによってシリンダケースの押し込み口で予備圧縮し、ピストンによってシリンダケース内に押し込まれて圧縮・成形された後、シリンダケースから押し出して前記焼却炉へ投入するピストン式給塵装置によって実現することができる。
このような給塵装置は、シリンダケース内でごみを円滑かつ確実に圧縮して押し出すことができるように、シリンダケース内などに注水され、この注水のための水として、ごみ汚水ろ過器によるろ過後のろ液およびプラント用水などが用いられる。また、前記焼却炉は、ガス化溶融炉によって実現されてもよく、あるいはストーカ炉、流動床炉、直接溶融炉、アーク炉およびプラズマ炉のいずれかによって実現されてもよい。
給塵装置から発生するごみ汚水は、ごみの圧縮によって生じるごみ抽出液と、注水による余剰水とが混合したものであり、ごみの搾りかすなどの固形分を多量に含有している。この固形分は、たとえば平均粒径が5mm〜30mmのごみ砕片である。
ピット排水貯留槽内には、ごみピットからピット排水として排出されたごみ汚水と、給塵装置からのごみ汚水とが貯留され、これらのごみ汚水はごみ汚水ろ過器によってろ過され、そのろ液は、前記焼却炉の炉内へ噴霧ノズルによって噴霧される。
このようにごみ汚水は、固形分を除去した後にごみ汚水ろ過器に供給するので、ごみろ過器には固形分の含有量が低いろ液が常に供給され、ごみ汚水移送ポンプ、ごみ汚水ろ過器、配管、噴霧ノズルなどの目詰まりの発生が抑制され、高い頻度で清掃する必要がなくなり、メンテナンス性の低下が防がれる。
また、上記のようにごみ汚水ろ過器によってろ過できなかった微細な固形分の含有量を低減することができるので、給塵装置内のごみ残渣の洗浄・搬送用としてろ過後のごみ汚水を用いても、給塵装置のシリンダケース内におけるごみの圧縮を、円滑かつ確実に行って押し出すことができ、給塵装置から圧縮された破砕ごみを焼却炉へ安定に連続して供給することができる。
さらに、固形分の含有量の多いごみ汚水を焼却炉に噴霧しても、その噴霧されたごみ汚水の固形分の含有量は低いので、炉内の燃焼領域の不所望な温度変動が生じるおそれはなく、特に温度上昇によって炉壁の損耗が進み、炉体の耐久性が低下してしまうという不具合が生じない。
さらに、ごみ汚水ろ過器として遠心ろ過装置が採用されている場合であっても、ごみ汚水の固形分の含有量が低減されているので、炉体を回転駆動するモータなどへの負荷が軽減され、運転コストを低減することができる。
さらに本発明のごみ処理装置によれば、第2の固液分離手段によって、前記ピット排水貯留槽に貯留される前記分離液が混入したごみ汚水が固液分離され、その固形分が除去された分離液は分離液貯留槽に貯留され、この分離液貯留槽に貯留されたごみ汚水を、第2の分離液移送手段によって前記ごみ汚水ろ過器に導かれるので、給塵装置で発生したごみ汚水を固液分離するだけでなく、ごみピットで発生したごみ汚水をも、前記給塵装置で発生したごみ汚水とともに固液分離した後、前記ごみ汚水ろ過器によってろ過され、ごみ汚水ろ過器に供給されるごみ汚水の固形分の含有量はさらに低減され、メンテナンス性および運転コストを、より一層向上することができる。
図1は、本発明の実施の一形態のごみ処理装置51を示す系統図であり、このごみ処理装置51によって本発明の実施の一形態のごみ汚水処理方法が実施される。なお、本実施の形態において、「ごみ」とは、廃棄物と同義で用いるものとし、主として一般家庭で発生する可燃性および不燃性の都市ごみなどであって、可燃性粗大ごみはせん断機によって、不燃性粗大ごみは破砕機によってそれぞれ砕片化された破砕ごみをいう。
本実施の形態のごみ処理装置51は、搬送コンベア60、ごみピット52、ピット排水貯留槽54、焼却炉55、給塵装置56、ごみ汚水ろ過器57、噴霧ノズル58、分離液貯留槽61,141、第1固液分離手段である連続ろ過装置62,63、第2固液分離手段である連続ろ過装置139、第1分離液移送手段であるポンプ140、第2分離液移送手段であるポンプ142、および処理水の移送手段であるポンプ148を含む。
ごみピット52は、破砕されていないごみが搬入される第1ごみピット52aと、粗大ごみを破砕機によって破砕した破砕ごみが搬入される第2ごみピット52bとを有し、これらのごみピット52a,52b(総称する場合には、ごみピット52と記す)間に前記ピット排水貯留槽54が設けられる。各ごみピット52a、52bの竪壁68の下端部には、底部69に臨んで開口する各複数のピット排水孔70が、図1の紙面に垂直な水平方向に間隔をあけて設けられる。
各ピット排水孔70には、ごみの通過を阻止し、ごみ汚水の通過を許容する格子状の排水フィルタ71がそれぞれ装着されている。各排水フィルタ71の目開きは、15mm程度に選ばれ、微小なごみがごみ汚水とともにピット排水貯留槽54内に排出されることを阻止している。
このようなごみピット52には、図示しない天井クレーンがそれぞれ装備され、各天井クレーンによって各ごみピット52内のごみが搬送コンベア60に供給される。各ごみピット52内では、ごみから抽出した水分、ごみに付着して持ち込まれた水分および結露水などが凝集して、各ごみピット52の底部69にごみ汚水として溜まり、これが前述のピット排水孔70から排水フィルタ71を通過して流れ出し、ピット排水貯留槽54内へ排出される。
各ごみピット52から天井クレーンによって取り出されたごみは、搬送コンベア60に供給される。この搬送コンベア60は、コンベア本体72と、コンベア本体72の搬送方向上流側の一端部に設けられる受入ホッパ73と、コンベア本体72の搬送方向下流側の他端部に設けられる排出シュート74とを有する。排出シュート74には、図示しない消臭剤噴霧ユニットから圧送される消臭剤溶液を消臭剤噴霧ノズルによって噴霧され、ごみから発生する臭気を予め分解して消臭している。
搬送コンベア60からのごみは、給塵装置56に供給される。この給塵装置56は、ピストン式給塵装置であって、前記排出シュート74の下端部に接続される投入シュート75と、投入シュート75から供給されたごみを略円柱状に予備圧縮して成形する回転ベーン(図示せず)を備える予備成形部76と、予備成形部76で圧縮・成形されたごみの予備成形物を、ピストンとしての直円柱状のプッシャブロックによってシリンダケース77内に装填して、70〜150kgf/cmの押圧力で圧縮して成形し、その成形物をシリンダケース77から押し出す圧縮押出し機78と、シリンダケース77内に注水する注水部79と、プッシャブロックを伸長・縮退させる油圧ポンプユニット80とを含む。
投入シュート75内には、ごみ汚水ろ過器57によってろ過されたごみ汚水が噴射ノズル81によって噴射され、投入シュート75の内面などへのごみの付着を防止している。またシリンダケース77内には、注水部79から前記ごみ汚水ろ過器57によってろ過されたごみ汚水が供給され、シリンダケース77内に残着したごみを洗浄および搬送して、シリンダケース77内でのごみの閉塞を防止し、ごみ成形物を円滑に連続した焼却炉への供給を可能としている。予備成形部76で発生した余剰水などの液体は配管83に、また圧縮押出し機78で発生した余剰水などの液体は配管84にそれぞれ排出され、配管85に合流して、配管86,87から各連続ろ過装置62,63に供給される。
前記焼却炉55は、ガス化溶融炉によって実現される。このガス化溶融炉は、給塵装置56から供給された成形物となったごみを、1300〜1500℃の高温でいわば無酸素に近い状態で焼成し、ガスと炭の状態となった固形分とに熱分解して分離した後、熱分解ガスと固形分との潜熱を利用して高温燃焼させ、残った灰分を溶融して溶融スラグを生成する。このようなガス化溶融炉によれば、ごみが高温で熱処理されるため、燃焼によって発生するダイオキシンの濃度が格段に低く、溶融スラグの生成によって大幅な減量化と無害化が図られ、外部から熱を投入せずに灰分が溶融されることによって、ランニングコストが少ないという利点を有する。
図2は、図1に示される連続ろ過装置62の内部構造を示す断面図であり、図3は図2の上方から見た連続ろ過装置62の平面図であり、図4は図2の右側から見た連続ろ過装置62の側面図である。前述の各連続ろ過装置62,63は、同様に構成されるため、一方の連続ろ過装置62について説明する。
前記連続ろ過装置62は、基本的に、中空の直方体状のハウジング90と、前記配管86に接続され、配管86から供給されるごみ汚水をハウジング90内に導く流入管91と、ハウジング90内に収容され、流入管91から流入したごみ汚水中の固形分を連続的に捕捉して固液分離するフィルタ装置92と、ハウジング90に設けられ、フィルタ装置92によって捕捉された固形分が払い出される払い出しシュート93と、フィルタ装置92の下方でハウジング90に接続され、フィルタ装置92によって固形分が除去されたろ液であるごみ汚水をハウジング90から外部へ導く流出管94と、流出管94のハウジング90への取り付け位置よりも上方で前記ハウジング90に接続されるオーバーフロー管95とを有する。前記流出管94には前記オーバーフロー管95が接続され、オーバーフロー管95内にオーバーフローした液面付近の清澄なごみ汚水は、流出管94から流出する清澄な分離液と合流し、後述の配管135および配管137を経てピット排水貯留槽54へ導かれる。
ハウジング90は、図2の紙面に垂直手前側である一側方に配置される第1側板100と、第1側板100に対向して平行に配置され、前記流入管91、流出管94およびオーバーフロー管95が接続される第2側板101と、第1および第2側板100,101の流入側の各長辺方向一端部に直角に連なる第3側板102と、第1および第2側板100,101の流出側の各長手方向他端部に直角に連なる第4側板103と、第1〜第4側板100〜103の下端部にそれぞれ直角に連なる底板104と、第1〜第4側板100〜103の各上端部に着脱自在に設けられる蓋体105とを有する。前記第1〜第4側板100〜103、底板104および蓋体105は、ステンレス鋼板から成る。
第1側板100は、図2の左右方向である水平方向を長辺とし、図2の上下方向である鉛直方向を短辺とする横長の長方形の板状体によって実現される。
第2側板101には、流入管91が接続される上部寄りの部位で流入管91に連通する流入孔106が、また流出管94が接続される下部寄りの部位で流出管94に連通する流出孔107が、さらにオーバーフロー管95が接続される部位でオーバーフロー管95に連通するオーバーフロー孔108がそれぞれ形成される。前記オーバーフロー孔108は、流入孔106および流出孔107間の中間にあって、流入孔106よりもやや下方に形成されている。
第3側板102は、水平方向を短辺とし、鉛直方向を長辺とする縦長の長方形の板状体によって実現される。
第4側板103には、前記オーバーフロー孔108よりもやや低い位置で開口し、払い出しシュート93が挿通して設けられる固形分排出孔110が形成される。
蓋体105は、大略的に正方形の板状体から成る2枚のパネル部分によって実現され、第1〜第4側板100〜103の上端部に対して着脱自在なように、ボルト・ナットによって第1〜第4側板100〜103の上端部に接合され、フィルタ装置92の保守管理および底質の除去などのメンテナンスを容易に行うことが可能である。
底板104は、略水平な流入側底板部分111と、略水平な流出側底板部分112と、流入側底板部分111および流出側底板部分112の相互に隣接した各側縁部に直角に連なる段差部分113とを有し、流入側底板部分111は流出側底板部分112に比べて100mm程度上方に配置され、前記フィルタ装置92は段差部分113よりも流出側の流出側底板部分112上の深い領域に配置されている。
オーバーフロー孔108の周囲には、ステンレス鋼製の仕切り板115が設けられ、流入孔106およびフィルタ装置92が臨む流入空間117と仕切られている。この仕切部材115のオーバーフロー孔108に臨む位置には、流入空間117内で固形分が沈降した液面付近の清澄なごみ汚水だけをオーバーフローさせるための切欠き118が形成された越流板119が鉛直方向に変位可能に設けられ、液面高さに応じてオーバーフローする越流高さを調整することが可能である。
前記フィルタ装置92は、駆動側回転軸120と、駆動側回転軸120に同軸に固定される回転伝達用の駆動側スプロケットホイル121と、従動側回転軸122と、従動側回転軸122に同軸に固定される回転伝達用の従動側スプロケットホイル123と、支持部材133に掛け止められて係止された状態で支持される複数のフック状棒状体を相互に目開きとして1.0mmの隙間をあけて並行に整列して配置されるフィルタ部材126と、駆動側スプロケットホイル121および従動側スプロケットホイル123間に巻き掛けられて張架されるチェーン127と、チェーンに連結され、フィルタ部材を構成する各棒状体間の隙間から外方に突出し、フィルタ部材上のごみを掻き取って払い出しシュート93上に払い出す掻き取り部材124と、駆動側回転軸120を所定の回転速度で前記フィルタ部材126が固形分を液面から引き上げる回転方向Aに回転駆動する回転駆動装置128とを含む。
前記フィルタ部材126を構成する複数のフック状棒状体は、耐腐食性を有するたとえば合成樹脂からなり、前記支持部材133に支持された状態で、払い出しシュート93から流出側底板部分112近傍にわたって延在し、支持部材113に対して着脱自在に設けられ、容易にメンテナンスを行うことができるように構成されている。
駆動側回転軸120は、流出側の第4側板103に近接して水平に設けられ、軸線方向一端部に傘歯車などを備える図示しない回転伝達装置によって、前記回転駆動装置128からの回転力が伝達される。回転駆動装置128は、電動モータによって実現され、図示しない制御装置からの指令によって一定速度で回転駆動される。また従動側回転軸122は、前記駆動側回転軸120よりも流入側の第3側板102寄りで流出側底板部分112に近接し、駆動側回転軸120と平行な回転軸線まわりに回転自在に配置される。
前記フィルタ部材126の最上端位置Pは、オーバーフロー孔108の最下端位置130および払い出しシュート93の最上端部131よりもさらに上方に突出し、フィルタ部材126の上張架部分によって液面下で捕捉した固形分を払い出し部材124によって液面よりも上方に搬出し、払い出しシュート93上に排出してごみピット52bに供給する、固形分を除去しかつ液体を通過させる、いわば膜ろ過が連続的に行われる。
このようなフィルタ部材126によって、下方には固形分が流入することができない略三角柱状のろ液流入領域132が形成され、このろ液流入領域132に臨んで、前記流出孔107が開口されている。
このように構成される連続ろ過装置62によって、固形分を多量に含有するごみ汚水から固形分を分離して、連続的にろ過することができる。なお、もう一方の連続ろ過装置63および後述する連続ろ過装置139もまた、上記の連続ろ過装置62と同様に構成されるため、対応する部分には同一の参照符を付し、重複を避けて説明は省略する。
各連続ろ過装置62,63の流出管94には、上記のようにろ過されたごみ汚水が流出し、これらの流出管が接続する配管135,136,137によって、ピット排水貯留槽54に導かれる。したがって、ピット排水貯留槽54内には、各ごみピット52からのピット排水と、各連続ろ過装置62,63からのろ過後のごみ汚水とが混在する。このようなピット排水貯留槽54内のごみ汚水は、ピット排水貯留槽54内に設けられるポンプ140によって汲み上げられ、配管138によって第2の固液分離手段である連続ろ過装置139に供給され、さらに固形分が除去された後、配管149を介してろ液貯留槽141に導かれて貯留される。この連続ろ過装置139のフィルタ部材は、たとえば1.0mmの目開きのものが用いられ、ごみ汚水はさらに清澄化される。
この第2の固液分離手段である連続ろ過装置139もまた、前述の第1の固液分離手段である各連続ろ過装置62,63と同様な構成を有し、対応する部分には同一の参照符を付し、重複を避けて説明は省略する。
ろ液貯留槽141内に貯留されるごみ汚水は、ろ液貯留槽141内に設けられるポンプ142によって汲み上げられ、配管143を介してごみ汚水ろ過器57に供給されて固形分が除去され、配管144を介してろ液貯留槽61に導かれて貯留される。
ろ液貯留槽61によってろ過されたごみ汚水は、ポンプ148によって移送され、配管145,146を介して前記給塵装置56に供給され、注水用として再利用されるとともに、配管147によって焼却炉55に導かれ、噴霧ノズル58から炉内へ噴霧される。
このように、主として各ごみピット52および給塵装置56において発生したごみ汚水は、固形分を固液分離して除去した後、その分離液を、ごみピットで発生したごみ汚水とともに、ごみ汚水ろ過器57に供給して、ろ過を行う。ろ過後のろ液であるごみ汚水は、焼却炉55の炉内に噴霧ノズル58から噴霧し、かつ前記給塵装置56にごみ残渣の洗浄・搬送用として供給する。
このようにごみ汚水は、第1の固液分離手段である連続ろ過装置62,63によって、平均粒径が5〜30mmの固形分を除去された後、第2の固液分離手段である連続ろ過装置139によって、平均粒径が1〜5mmの固形分が除去され、さらにごみ汚水ろ過器57によってろ過するので、ごみ汚水ろ過器57には固形分の含有量が低いろ液が常に供給され、ごみ汚水移送ポンプ140,142,148、ごみ汚水ろ過器57、配管135,136,137,138,143,144,145,146,147、噴霧ノズル58などの目詰まりの発生が抑制され、高い頻度で清掃する必要がなくなり、メンテナンス性の低下が防がれる。
また、上記のように、ごみ汚水ろ過器57によってろ過できなかった微細な固形分の含有量を低減することができるので、給塵装置56内のごみ残渣の洗浄・搬送用としてろ過後のごみ汚水を用いても、給塵装置56のシリンダケース77内におけるごみの圧縮を、円滑かつ確実に行って押し出すことができ、給塵装置56から圧縮された破砕ごみを焼却炉55へ安定に連続して供給することができる。
さらに、固形分の含有量の多いごみ汚水を焼却炉55に噴霧しても、その噴霧されたごみ汚水の固形分の含有量は低いので、炉内の燃焼領域の不所望な温度変動が生じるおそれはなく、特に温度上昇によって炉壁の損耗が進み、炉体の耐久性が低下してしまうという不具合が生じない。
さらに、ごみ汚水ろ過器57として遠心ろ過装置が採用されている場合であっても、ごみ汚水の固形分の含有量が低減されているので、ろ材を回転駆動するモータなどへの負荷が軽減され、運転コストを低減することができる。
さらに、前記給塵装置56で発生したごみ汚水を連続ろ過装置62,63によって固液分離するだけでなく、ごみピット52で発生したごみ汚水をも、前記給塵装置56で発生したごみ汚水とともに固液分離した後、前記ごみ汚水ろ過器57によってろ過するので、ごみ汚水ろ過器57に供給されるごみ汚水の固形分の含有量はさらに低減され、メンテナンス性および運転コストを、より一層向上することができる。
さらに、連続ろ過装置62,63によって捕捉した固形分は、ごみピット52へ供給されるので、固形分の一部は、ごみピット52内のごみとともに再び給塵装置56に供給され、給塵装置56から焼却炉55に払い出されて焼却され、あるいはごみピット52からピット排水貯留槽54へごみ汚水として流れ込み、このピット排水貯留槽54からごみ汚水ろ過器57へ移送されてろ過され、このように循環されながら焼却炉55によってごみとともに焼却される。これによって固液分離手段である連続ろ過装置62,63;139によって捕捉した固形分を処理するための設備を別途に設ける必要がなく、ごみ汚水処理を安価に実現することができる。
本発明の実施の他の形態では、前記焼却炉55は、前述のガス化溶融炉に代えて、ストーカ炉、流動床炉、直接溶融炉、アーク炉およびプラズマ炉のいずれかによって実現されてもよい。
本発明の実施の一形態のごみ処理装置51の系統図である。 図1に示される連続ろ過装置51の内部構造を示す断面図である。 図2の上方から見た連続ろ過装置62の平面図である。 図2の右側から見た連続ろ過装置62の正面図である。 従来の技術のごみ焼却装置1を示す系統図である。
符号の説明
51 ごみ処理装置
52 ごみピット
54 ピット排水貯留槽
55 焼却炉
56 給塵装置
57 ごみ汚水ろ過器
58 噴霧ノズル
60 搬送コンベア
61,141 分離液貯留槽
62,63,139 連続ろ過装置
140,142,148 ポンプ
74 排出シュート
75 投入シュート
77 シリンダケース
78 圧縮押出し機
90 ハウジング
91 流入管
92 フィルタ装置
93 払い出しシュート
94 流出管
95 オーバーフロー管
115 仕切り板
117 流入空間
118 切欠き
119 越流板
132 ろ液流入領域

Claims (5)

  1. ごみピットからのごみを圧縮して焼却炉へ供給する給塵装置で発生したごみ汚水を、固液分離した後、その分離液を、ごみピットで発生したごみ汚水とともに、ごみ汚水ろ過器に供給してろ過し、ろ過後のごみ汚水を、焼却炉の炉内に噴霧ノズルから噴霧しかつ前記給塵装置に供給することを特徴とするごみ汚水処理方法。
  2. 前記ごみピットで発生したごみ汚水を、前記給塵装置で発生したごみ汚水とともに、固液分離して、前記ろ過器によってろ過することを特徴とする請求項1記載のごみ汚水処理方法。
  3. 前記固液分離によって捕捉した固形分は、ごみピットへ供給することを特徴とする請求項1または2記載のごみ汚水処理方法。
  4. ごみピットと、
    ごみピット内で発生したごみ汚水が貯留されるピット排水貯留槽と、
    ごみピットから供給されるごみを、燃焼または溶融して焼却する焼却炉と、
    ごみピットから供給されたごみを、注水しながら圧縮して押し出す給塵装置と、
    前記ピット排水貯留槽からのごみピット排水をろ過するごみ汚水ろ過器と、
    前記ごみ汚水ろ過器によってろ過されたろ液を、前記焼却炉の炉内へ噴霧する噴霧ノズルと、
    前記給塵装置で発生したごみ汚水を、固液分離する固液分離手段と、
    前記固液分離手段によって固形分が除去された分離液を、前記ピット排水貯留槽に導く分離液移送手段とを含むことを特徴とするごみ処理装置。
  5. 前記ピット排水貯留槽に貯留される前記分離液が混入したごみ汚水を、固液分離する第2の固液分離手段と、
    第2の固液分離手段によって固形分が除去された分離液を貯留する分離液貯留槽と、
    分離液貯留槽に貯留されるごみ汚水を、前記ごみ汚水ろ過器に導く第2の分離液移送手段とを含むことを特徴とする請求項4記載のごみ処理装置。
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