JP2001116229A - 廃棄物の焼却処理方法及び焼却処理設備 - Google Patents

廃棄物の焼却処理方法及び焼却処理設備

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JP2001116229A
JP2001116229A JP29162199A JP29162199A JP2001116229A JP 2001116229 A JP2001116229 A JP 2001116229A JP 29162199 A JP29162199 A JP 29162199A JP 29162199 A JP29162199 A JP 29162199A JP 2001116229 A JP2001116229 A JP 2001116229A
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康範 迎
Kunihiro Murakami
邦廣 村上
Katsumi Yamaguchi
勝美 山口
Yutaka Fukunaga
裕 福永
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 収集した廃棄物を焼却炉に装入する前の工程
で含有水分を抜き取ることによって炉内温度の低下を抑
えダイオキシン等の有害ガスによる環境汚染を防止す
る。 【解決手段】 脱水チャンバ3に装入した廃棄物をプッ
シャ3fで圧縮して脱水及び固形化した廃棄物ビレット
50とし、この廃棄物ビレット50をクラッシャ6に装
入して機械的に破砕して処理塊51とし、この処理塊5
1をピット7に投入保管したものを焼却炉9に装入して
焼却する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、たとえば厨房から
排出される生ゴミを含む都市ゴミやその他の廃棄物の焼
却処理に係り、特に有害なダイオキシン類の難分解性有
機塩素化合物の発生を効果的に抑えて環境保全が図れる
ようにした廃棄物の焼却処理方法及び焼却処理設備に関
する。
【0002】
【従来の技術】生ゴミを含む都市ゴミやその他の廃棄物
は、埋め立てに利用される一部のものを除いて焼却炉に
よって焼却され、その焼却灰を埋め立て地に輸送して埋
め立てる処理が各自治体で行なわれている。このような
廃棄物の焼却処理では、焼却時に発生する塩素系のダイ
オキシンを含むガスが排出されるので、自然環境に大き
な影響を及ぼすことが指摘されている。
【0003】ダイオキシン類の難分解性有機塩素化合物
は、焼却炉内での廃棄物の焼却温度が適正値より低下す
るときに発生する。そして、このような焼却温度の低下
は、廃棄物に含まれている水分の量に相関があることも
広く知られている。
【0004】一方、従来の焼却炉を備える廃棄物処理設
備は、ゴミ収集車によって回収したゴミをピットの中に
投入しておき、バケットクレーンで大量のゴミを焼却炉
に投入するというのが基本的な構造である。そして、焼
却炉によるゴミの焼却と焼却灰の回収処理は環境問題を
考慮してバッチ式で実行していくというのが殆どであ
る。たとえば、比較的小容量のもので焼却炉を備える設
備では、1日の操業時間が8時間程度のバッチ運転が通
常であり、起動時には燃焼立ち上げ及び停止時には燃焼
立ち下げの過程を毎日繰り返すことになる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、バッチ式の
運転の場合では、ピットに回収された容量のゴミの全て
についての焼却処理を毎日続けていくので、翌日に処理
されるゴミはその前日または当日の早朝に回収されたも
のとなる。そして、回収されたゴミの中では特に食品の
生ゴミに水分が多く含まれ、この水分が抜けきれないま
ま焼却炉に投入されることになる。したがって、可燃性
のゴミを多量に含んでいても生ゴミによる水分によって
燃焼温度が低下する傾向にあり、750℃〜800℃が
適切とされる焼却温度が650℃程度またはそれ以下の
温度まで下がる。このように焼却温度が下がると、未燃
焼による黒灰として焼却炉から排出され、廃棄物から発
生する有害ガスが熱分解されないで塩素ガスやダイオキ
シンなどの有害ガスが放出されてしまう。
【0006】以上のように、従来のバッチ運転による廃
棄物処理設備では、収集したゴミをピットに投入した後
にそのまま焼却炉に投入されるので、水分を多量に含ん
だまま処理される。したがって、燃焼立ち上げ後に最適
燃焼温度となるように加熱量を制御しても、含有水分に
よって燃焼炉の炉内温度が低下し、ダイオキシン類の難
分解性有機塩素化合物の発生が避けられない。
【0007】本発明は、収集した廃棄物を焼却炉に装入
する前の工程で含有水分を抜き取ることによって炉内温
度の低下を抑え、ダイオキシン等の有害ガスによる環境
汚染を防止できるようにすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、廃棄物を焼却
炉に装入して焼却する焼却処理方法であって、前記焼却
炉に前記廃棄物を装入する前に、前記廃棄物を脱水及び
圧縮して固形分の廃棄物ビレットとする工程と、前記廃
棄物ビレットを破砕して処理塊とする工程とを含み、前
記処理塊を前記焼却炉に装入して焼却することを特徴と
する。
【0009】また、本発明の廃棄物の焼却処理設備は、
収集した廃棄物を焼却炉に送るラインに、前記廃棄物を
装入して脱水及び固形化処理した廃棄物ビレットとして
下流側に送り出し可能な脱水チャンバと、前記廃棄物ビ
レットを受けてこれを破砕し処理塊として排出するクラ
ッシャと、前記処理塊を投入保管するピットと、前記ピ
ットに保管された前記処理塊を前記焼却炉に装入する装
入手段とを配置したことを特徴とする。
【0010】このような構成において、前記脱水チャン
バには、装入された前記廃棄物を圧縮するプッシャと、
前記プッシャによる圧縮力によって絞り出される前記廃
棄物中の水分を外部に導く脱水孔とを備え、更に前記脱
水孔に流路を接続され廃棄物中から絞り出された水を浄
化処理する水処理槽を備えてもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の廃棄物の焼却処理
設備であって廃棄物の搬入から脱水固形処理までのライ
ンを示す模式図、図2は図1のラインに連続し固形処理
物の破砕から焼却までのラインを示す模式図である。
【0012】図1において、ゴミの収集車Vが乗り入れ
るポート1に連ねて搬入コンベア2aが配置され、この
搬入コンベア2aの下流に脱水チャンバ3,搬送コンベ
ア2bがそれぞれ配置され、脱水チャンバ3の下には水
処理槽4を備えている。
【0013】脱水チャンバ3は圧力容器のような剛性の
高い構造体であり、側壁には搬入コンベア2aに臨む装
入口3aを備え、この装入口3aの下側には下端をヒン
ジ機構によって連接した上流側開閉扉3bを図中の一点
鎖線で示す向きに開けるように設けている。また、搬送
コンベア2b側に臨む側壁の下端には上流側開閉扉3b
と同じ形状の下流側開閉扉3cをヒンジ機構によって開
閉可能に配置している。これらの上流側及び下流側の開
閉扉3b,3cは、図示の閉じた状態から一点鎖線で示
す姿勢に開くことができる。
【0014】脱水チャンバ3の内部にはシリンダ3dを
配置して、そのロッド3eを下向きに突き出し、このロ
ッド3eの先端にはプッシャ3fを備える。このプッシ
ャ3fは脱水チャンバ3の内部断面のほぼ全体を占める
形状を持ち、ロッド3eを図中の矢印方向に動かすと装
入された廃棄物の全体を圧縮する。一方、プッシャ3f
による圧縮工程のときに廃棄物が脱水チャンバ3から逆
流しないように、装入口3aにシャッタ3a−1を付帯
する。このシャッタ3a−1は、装入口3aの上に配置
したスライド式のもので、図中の矢印方向に下降させる
ことで装入口3aを閉じることができる。
【0015】図3は図1のA−A線矢視による要部の縦
断面図であり、図示のように上流側及び下流側の開閉扉
3b,3cを備えない側壁の下端側には多数の脱水孔3
gを開けている。これらの脱水孔3gは廃棄物の小片が
詰まらない程度の小さな内径としたもので、脱水チャン
バ3の側壁には全ての脱水孔3gを含む大きさのジャケ
ット3hを取り付け、このジャケット3hには水処理槽
4までの流路を接続した排水管3iを連結する。
【0016】なお、脱水孔3gとジャケット3hは脱水
チャンバ3の底部壁に設けることができ、上流側及び下
流側の開閉扉3b,3cにも同様に設けてもよい。そし
て、バッチ運転するときに脱水チャンバ3が空になって
いるとき、排水管3iから洗浄用の水を圧送して脱水孔
3gを逆洗すれば、この中に詰まっている廃棄物を脱水
チャンバ3の内部に貯めて回収できる。
【0017】水処理槽4は第1槽4a,第2槽4b,第
3槽4cを備えたもので、第1槽4aにはバクテリアを
添加して脱水チャンバ3からの汚水を生物化学的に分解
するとともに固形分を沈殿させ、第2槽4b及び第3槽
4cで更に沈殿させて水を浄化する。そして、第3槽4
c内の処理水はポンプ4dによって下水へと排出され
る。
【0018】更に、脱水チャンバ3内に装入された廃棄
物はプッシャ3fによる圧下を受けて廃棄物ビレット5
0の固形分となる。この廃棄物ビレット50を搬送コン
ベア2b側に送り出すために、脱水チャンバ3の近傍に
送り出しシリンダ5を配置する。
【0019】搬送コンベア2bの下流には、図2に示す
ように廃棄物ビレット50を粉砕して処理塊51とする
ためのクラッシャ6,このクラッシャ6から排出される
処理塊51を受けて搬送する移送コンベア2c、この移
送コンベア2cの下流に臨ませて設けたピット7、ピッ
ト7からの処理塊51をクラブバケット8で装入してバ
ッチ運転によって焼却する焼却炉9をそれぞれ備える。
【0020】クラッシャ6は、搬送コンベア2bに臨む
位置に投入口6a及び移送コンベア2cの上側で開口さ
せた排出口6bを備え、投入孔6aから排出口6bに向
けて廃棄物ビレット50を案内しながら順に破砕してい
く複数の破砕ローラ6cを内部に配列したものである。
破砕ローラ6cはたとえば周面を平歯車状に形成したも
ので、廃棄物ビレット50を排出口6b側に送る向きに
回転駆動される。そして、破砕ローラ6cどうしの間で
廃棄物ビレット50を圧下することによって、排出口6
bから出るときには小さな固形分の処理塊51とするこ
とができる。
【0021】ピット7は移送コンベア2cから送り込ま
れた処理塊51を貯めるための設備であり、クラブバケ
ット8は図中の矢印方向に移動してピット7の中の処理
塊51を焼却炉9の内部の焼却室に装入する。焼却炉9
は廃棄物処理に従来から利用されている構造のものであ
ればよい。
【0022】以上の構成において、ゴミの収集車Vから
搬入コンベア2aに投棄された廃棄物は、搬入コンベア
2aによって装入口3aから脱水チャンバ3に装入され
る。廃棄物の装入量は図1において一点鎖線で示す程度
の高さまでであり、このレベルまで廃棄物が装入される
と、シャッタ3a−1を下降させて装入口3aを閉じ
る。一方、廃棄物の装入工程の期間ではシリンダ3dの
ロッド3eは上昇位置にあり、プッシャ3fは一点鎖線
で示す装入レベルよりも上に保持されている。
【0023】シャッタ3a−1を閉じた後、シリンダ3
dのロッド3eを下降させてプッシャ3fによって水分
を含む廃棄物を緩やかに圧縮していく。この圧縮によっ
て、装入レベルまでの嵩であった廃棄物は脱水チャンバ
3の底壁とプッシャサ3fとの間に密に充填された固形
の廃棄物ビレット50となる。そして、プッシャ3fに
よる圧縮工程では、廃棄物に含まれていた水分も圧縮さ
れ脱水孔3gが逃げ道となってこの脱水孔3gから排出
される。
【0024】脱水孔3gからの排出脱水は、廃棄物を圧
縮するときに水分が絞り出されることによる。このと
き、流動性のある廃棄物の成分は水と一緒に脱水孔3g
から抜けていくが、この廃棄物の成分は最終的に水処理
槽4の第1槽4aでバクテリアによって分解され固形分
はそのまま沈殿するので設備の外に排出されることはな
い。また、固形分が脱水孔3gに詰まってしまう場合も
あるが、プッシャ3fによって圧縮されて外に出ようと
する水の圧力はかなり高いため、このような詰まりも一
緒に排出され、脱水効果を下げてしまうことはない。
【0025】脱水孔3gから排出された水はジャケット
3hから排水管3iを経て水処理槽4の第1槽4aに送
られ、ここでバクテリアによる生物化学的分解と固形分
の沈殿処理が行なわる。そして、第1槽4aから第2槽
4b,第3槽4cに送られた水は浄化され、ポンプ4d
によって下水として排出される。
【0026】プッシャ3fにより圧縮されて固形の廃棄
物ビレット50は、当初の廃棄物と比べると水分の大半
が除去された1個の塊となる。そして、この固形の廃棄
物ビレット50を搬送コンベア2bに移載するため、上
流側及び下流側の開閉扉3b,3cを図1の一点鎖線で
示すように開いた後、送りシリンダ5を作動させる。こ
の送りシリンダ5は、そのロッド5aの先端に設けた板
状のヘッド5bを設けたもので、ロッド5aを進出させ
てヘッド5bを上流側開閉扉3bが開いている部分から
押し込む。これにより、脱水チャンバ3の底壁に載って
いる廃棄物ビレット50は搬送コンベア2b上に移載さ
れ、移載完了後に搬送コンベア2bを作動させる。
【0027】搬送コンベア2bは、図2に示すようにク
ラッシャ6の投入口6aの直ぐ近くまで廃棄物ビレット
50を送った後にそのままクラッシャ6の中に送り出
す。クラッシャ6の中に投入された廃棄物ビレット50
は、排出口6b側に向けて配列した破砕ローラ6cの回
転駆動によって強制的に破砕される。この破砕工程で
は、特に排出口6b側に最も近くに配置され相互の間隔
を短くした大径の破砕ローラ6cによって細かく破砕さ
れ、処理塊51として排出口6bから排出される。この
処理塊51は細かいほど焼却炉9内での焼却処理が効率
的に行なえるが、人の拳程度の大きさでも燃焼に好適な
表面積を持つので焼却効率の低下はない。
【0028】排出口6bから排出された処理塊51は移
送コンベア2cの上に載ってそのまま移送され、ピット
7内に投入される。このピット7に投入された処理塊5
1は、焼却炉9がバッチ運転を行なうので一定期間その
まま保管される。
【0029】このような保管は従来の焼却処理設備でも
同様であるが、従来は収集した廃棄物をそのまま投棄し
ていたので、水分を含んだままで嵩も大きい。したがっ
て、保管期間が長かったり気温が高い季節であると、含
まれた水が廃棄物とともに腐乱し蛆が発生したり異臭を
放つ。これに対し、本発明の焼却処理設備では、ピット
7に投入される処理塊51は水分をほとんど含まないの
で、長時間そのまま保管されたとしても腐乱臭の放散や
蛆の発生が防止され、従来では最も劣悪とされていたピ
ット7周りの環境が大幅に改善される。また、処理塊5
1は脱水チャンバ3で圧縮された廃棄物ビレット50を
破砕したものなので、嵩は元々の廃棄物に比べると格段
に小さい。したがって、ピット7の容積も小さくて済
み、設備面積の縮小も可能となる。
【0030】焼却炉9でのバッチ運転を開始するとき、
バーナによる着火燃焼などによって、廃棄物燃焼に適切
な炉内温度となるように立ち上げられる。この起動時の
立ち上げ温度は約1000℃程度であり、その後一定の
時間ごとに温度を下げていくように熱操作する。このよ
うな起動時の炉内温度の立ち上げと熱操作は従来の廃棄
物処理用の焼却炉の場合とほぼ同様である。
【0031】焼却炉9が1000℃程度の炉内温度に設
定されると、クラブバケット8によてピット7内の処理
塊51を焼却炉9に装入する。なお、処理塊51の装入
量は1回の運転ごとにほぼ同じとする。装入される処理
塊51は脱水チャンバ3内での脱水処理を受けているの
で含有水分は殆どなく、クラッシャ6の破砕によって元
々の廃棄物では大きなゴミであったものが細かく破砕さ
れている。そして、処理塊51は脱水後の固形分の廃棄
物ビレット50をクラッシャ6により機械的な打撃また
は剪断等によって破砕したものなので、その表面積も大
きい。
【0032】このように焼却炉9に装入される処理塊5
1は含有水分が少ないことから、装入時に炉内温度を急
激に下げてしまうことはない。このため、炉内温度が適
正に保たれ、高い燃焼効率で焼却できると同時に炉内温
度低下によるダイオキシン等のガスの発生も抑えられ
る。また、処理塊51の表面積が大きいことから、その
着火温度までの時間の短縮と燃焼が促進され、燃焼効率
を更に高めることができる。そして、クラッシャ6によ
る廃棄物ビレット50の破砕によって、廃棄物に多量に
含まれる塩化物系のビニル袋も処理塊51に封じ込まれ
ているので、ビニルが焼却炉9の内壁に付着しにくくな
る。したがって、塩化物による炉内壁の腐食も抑えら
れ、補修作業の軽減も可能となる。
【0033】
【発明の効果】本発明では、廃棄物を脱水及び固形化処
理して廃棄物ビレットとしたものを破砕して処理塊と
し、含有水分が少ない処理塊を焼却炉に装入するので、
炉内温度の低下がなく、COやダイオキシン類の難分解
性有機塩素化合物などの発生を効果的に抑えるでき、環
境の劣化が防止される。また、処理塊は含有水分が少な
いだけでなく、クラッシャを用いた機械的な破砕であれ
ばその表面積が大きくなるので燃焼効率も向上し、焼却
処理時間も短縮される。
【0034】また、水処理層を備えるものでは、脱水チ
ャンバから排出した廃棄物含有の水分や脱水時に一緒に
排出される細かい廃棄物を浄化処理できるので、廃棄物
を含む汚水等をそのまま放流させることのない設備とす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の廃棄物の焼却処理設備であって廃棄
物の搬入から脱水固形処理までのラインを示す模式図で
ある。
【図2】 図1のラインに連続し固形処理物の破砕から
焼却までのラインを示す模式図である。
【図3】 図1のA−A線矢視による要部の概略縦断面
図である。
【符号の説明】
1 ポート 2a 搬入コンベア 2b 搬送コンベア 2c 移送コンベア 3 脱水チャンバ 3a 装入口 3a−1 シャッタ 3b 上流側開閉扉 3c 下流側開閉扉 3d シリンダ 3e ロッド 3f プッシャ 3g 脱水孔 3h ジャケット 3i 排水管 4 水処理槽 5 送りシリンダ 6 クラッシャ 6a 投入口 6b 排出口 6c 破砕ローラ 7 ピット 8 クラブバケット 9 焼結炉 50 廃棄物ビレット 51 処理塊
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 3K065 AB01 AC01 BA05 BA06 CA02 CA03 CA10

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 廃棄物を焼却炉に装入して焼却する焼却
    処理方法であって、前記焼却炉に前記廃棄物を装入する
    前に、前記廃棄物を脱水及び圧縮して固形分の廃棄物ビ
    レットとする工程と、前記廃棄物ビレットを破砕して処
    理塊とする工程とを含み、前記処理塊を前記焼却炉に装
    入して焼却することを特徴とする廃棄物の焼却処理方
    法。
  2. 【請求項2】 収集した廃棄物を焼却炉に送るライン
    に、前記廃棄物を装入して脱水及び固形化処理した廃棄
    物ビレットとして下流側に送り出し可能な脱水チャンバ
    と、前記廃棄物ビレットを受けてこれを破砕し処理塊と
    して排出するクラッシャと、前記処理塊を投入保管する
    ピットと、前記ピットに保管された前記処理塊を前記焼
    却炉に装入する装入手段とを配置したことを特徴とする
    廃棄物の焼却処理設備。
  3. 【請求項3】 前記脱水チャンバには、装入された前記
    廃棄物を圧縮するプッシャと、前記プッシャによる圧縮
    力によって絞り出される前記廃棄物中の水分を外部に導
    く脱水孔とを備え、更に前記脱水孔に流路を接続され廃
    棄物中から絞り出された水を浄化処理する水処理槽を備
    えていることを特徴とする請求項2記載の廃棄物の焼却
    処理設備。
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