JPS6135267Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6135267Y2 JPS6135267Y2 JP12644381U JP12644381U JPS6135267Y2 JP S6135267 Y2 JPS6135267 Y2 JP S6135267Y2 JP 12644381 U JP12644381 U JP 12644381U JP 12644381 U JP12644381 U JP 12644381U JP S6135267 Y2 JPS6135267 Y2 JP S6135267Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- blower
- chemical liquid
- liquid spray
- chemical
- spray pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000126 substance Substances 0.000 claims description 36
- 239000007921 spray Substances 0.000 claims description 23
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 21
- 238000007664 blowing Methods 0.000 claims description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 3
- 241000607479 Yersinia pestis Species 0.000 description 1
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- 238000007599 discharging Methods 0.000 description 1
- 201000010099 disease Diseases 0.000 description 1
- 208000037265 diseases, disorders, signs and symptoms Diseases 0.000 description 1
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Landscapes
- Special Spraying Apparatus (AREA)
- Catching Or Destruction (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は果樹園における病虫害防除用としての
自走式及び搭載式の薬液噴霧車に関し、更に詳細
には、特に送風機による騒音の低減を図つた薬液
噴霧車に関するものである。
自走式及び搭載式の薬液噴霧車に関し、更に詳細
には、特に送風機による騒音の低減を図つた薬液
噴霧車に関するものである。
従来の薬液噴霧自動車は、第1図に示す如く薬
液タンクa(注、以下一部の機器に符号が付され
ていないものがある。)、走行用エンジンb、該走
行用エンジンbより連動機構を介して駆動される
薬液撹拌装置、薬液吐出用ポンプc、送風機d
と、送風機用風胴e、風向案内板f、薬液噴霧管
g等が台車h上に搭載された式のものであつた
が、これ等諸機器のうち特に送風機用風胴eと風
向案内板fは不可欠とされたものであつた。
液タンクa(注、以下一部の機器に符号が付され
ていないものがある。)、走行用エンジンb、該走
行用エンジンbより連動機構を介して駆動される
薬液撹拌装置、薬液吐出用ポンプc、送風機d
と、送風機用風胴e、風向案内板f、薬液噴霧管
g等が台車h上に搭載された式のものであつた
が、これ等諸機器のうち特に送風機用風胴eと風
向案内板fは不可欠とされたものであつた。
しかし、このように送風機用風胴e内に送風機
dと風向案内板fが設けられた従来式のものにお
いては、吸気と送気に際しての空気抵抗が大とな
り、即ち吸気側における数多のガードプレート間
及び風胴内周壁の通過時と、送気側における数枚
の風向案内板間及び風胴内周壁の通過時との空気
抵抗が大となり、換言すれば風力抵抗が大とな
り、為に70〜80フオーンの騒音を発生し、且つこ
の騒音が薬液の撒布面積に応じて連続的に発生す
るものであるが故に(注、通常1アール=30.25
坪の撒布に3〜5分、1ヘクタール=302.50坪の
撒布に30〜50分を必要とする。)運転者の健康用
好ましからざるは勿論、往々にして付近住民への
騒音公害となることがあり、又前記の如く空気抵
抗が大であることよりして、その分だけ動力のロ
スを見越しての出力アツプのエンジンを必要と
し、省エネルギー上の損失も多く(注、標準型の
ものにおいて、走行に約20%、薬液関係に約80%
の動力配分となつている。)、更に又、風胴及びガ
ードプレート、風向案内板の装備とエンジンの大
とが相俟つて、その分だけ大型且つ重量が増すと
共にイニシヤルコスト並びにランニングコストも
大になる等の不都合が存したものであつた。
dと風向案内板fが設けられた従来式のものにお
いては、吸気と送気に際しての空気抵抗が大とな
り、即ち吸気側における数多のガードプレート間
及び風胴内周壁の通過時と、送気側における数枚
の風向案内板間及び風胴内周壁の通過時との空気
抵抗が大となり、換言すれば風力抵抗が大とな
り、為に70〜80フオーンの騒音を発生し、且つこ
の騒音が薬液の撒布面積に応じて連続的に発生す
るものであるが故に(注、通常1アール=30.25
坪の撒布に3〜5分、1ヘクタール=302.50坪の
撒布に30〜50分を必要とする。)運転者の健康用
好ましからざるは勿論、往々にして付近住民への
騒音公害となることがあり、又前記の如く空気抵
抗が大であることよりして、その分だけ動力のロ
スを見越しての出力アツプのエンジンを必要と
し、省エネルギー上の損失も多く(注、標準型の
ものにおいて、走行に約20%、薬液関係に約80%
の動力配分となつている。)、更に又、風胴及びガ
ードプレート、風向案内板の装備とエンジンの大
とが相俟つて、その分だけ大型且つ重量が増すと
共にイニシヤルコスト並びにランニングコストも
大になる等の不都合が存したものであつた。
本考案は叙上の不都合を排除するために開発さ
れたもので、即ち送風機を全開放型とし、換言す
れば無風胴、無風向案内板の送風機とし、該送風
機の送風側に多数のノズルを有する薬液噴霧管を
位置させたことにより、空気抵抗が極めて微少で
騒音の発生を格段と低下し得る薬液噴霧車の提供
を目的とし、他の目的は空気抵抗が極めて微少で
あることよりして従来式のもののエンジンより小
出力のエンジンで足り得ることと、風胴及び風向
案内板を不要としたことと相俟つて全体を小型軽
量に出来、従つて従来式のものに比しイニシヤル
コスト及びランニングコストを格段と低下し得る
薬液噴霧車を提供するにある。
れたもので、即ち送風機を全開放型とし、換言す
れば無風胴、無風向案内板の送風機とし、該送風
機の送風側に多数のノズルを有する薬液噴霧管を
位置させたことにより、空気抵抗が極めて微少で
騒音の発生を格段と低下し得る薬液噴霧車の提供
を目的とし、他の目的は空気抵抗が極めて微少で
あることよりして従来式のもののエンジンより小
出力のエンジンで足り得ることと、風胴及び風向
案内板を不要としたことと相俟つて全体を小型軽
量に出来、従つて従来式のものに比しイニシヤル
コスト及びランニングコストを格段と低下し得る
薬液噴霧車を提供するにある。
次に、上記の目的を達成し得る本考案の一実施
例を、第2〜4図について詳細に説明する。
例を、第2〜4図について詳細に説明する。
第2図は側面説明図、第3図は薬液噴霧管の平
面図、第4図は第2図の一部の拡大図で、1は台
車、2は駆動輪、3は操行輪、4はエンジン、5
は薬液タンク、6は送風機、7は薬液噴霧管、8
は薬液吐出用ポンプが示されている。
面図、第4図は第2図の一部の拡大図で、1は台
車、2は駆動輪、3は操行輪、4はエンジン、5
は薬液タンク、6は送風機、7は薬液噴霧管、8
は薬液吐出用ポンプが示されている。
送風機6は回転軸6aと羽根6bより成り、台
車1の後部において回転軸6aが軸受9を介して
台車1上に上向きに縦装され、エンジン4より所
望の連動機構、例えばベルト10、プーリー11
を介して駆動するように構成されている。薬液噴
霧管7は大小複数の環状管7aが連結杆7bを介
して同心円的に配設されると共に各環状管7aと
連通する連管7cが設けられ、且つ各環状管7a
には数多のノズル7a1が上向きに設けられてい
る。そして斯く構成された薬液噴霧管7は送風機
6上において該送風機6を構成する羽根6bと平
行に位置されている。即ち図示例の場合は複数の
支杆12を介して台車1上に固定されている。
車1の後部において回転軸6aが軸受9を介して
台車1上に上向きに縦装され、エンジン4より所
望の連動機構、例えばベルト10、プーリー11
を介して駆動するように構成されている。薬液噴
霧管7は大小複数の環状管7aが連結杆7bを介
して同心円的に配設されると共に各環状管7aと
連通する連管7cが設けられ、且つ各環状管7a
には数多のノズル7a1が上向きに設けられてい
る。そして斯く構成された薬液噴霧管7は送風機
6上において該送風機6を構成する羽根6bと平
行に位置されている。即ち図示例の場合は複数の
支杆12を介して台車1上に固定されている。
薬液吐出用ポンプ8は、図示されていないがエ
ンジン4より所望の連動機構を介して駆動され、
吸込管が管13を介して薬液タンク5に連通さ
れ、吐出管が管14、チヤンバー15を介して前
記の連管7Cの一端に連通されている。又送風機
6の回転軸6bと平行する外周側にネツト16が
張設されている。
ンジン4より所望の連動機構を介して駆動され、
吸込管が管13を介して薬液タンク5に連通さ
れ、吐出管が管14、チヤンバー15を介して前
記の連管7Cの一端に連通されている。又送風機
6の回転軸6bと平行する外周側にネツト16が
張設されている。
叙上の構成において、送風機6及び薬液吐出用
ポンプ8の駆動に従い、薬液が各環状管7aのノ
ズル7a1より霧状となつて噴出されると共に送風
機6よりの送風により付勢されながら拡散して遠
方に飛散されるものであるが、送風機6を構成す
る羽根6bによる吸気はネツト16を介して行わ
れるが、その吸気は殆んど無抵抗状態で、又送気
中の一部は環体7aと連結杆7bにも当るが、薬
液噴霧管7としての全外周が送風機6と同様に開
放されていることにより送気側の抵抗も極めて少
ないものである。
ポンプ8の駆動に従い、薬液が各環状管7aのノ
ズル7a1より霧状となつて噴出されると共に送風
機6よりの送風により付勢されながら拡散して遠
方に飛散されるものであるが、送風機6を構成す
る羽根6bによる吸気はネツト16を介して行わ
れるが、その吸気は殆んど無抵抗状態で、又送気
中の一部は環体7aと連結杆7bにも当るが、薬
液噴霧管7としての全外周が送風機6と同様に開
放されていることにより送気側の抵抗も極めて少
ないものである。
以上本考案の一実施例について説明したが、本
考案は必要に応じ台車1上に複数の送風機6を設
置することもあり、又送風機6及び薬液噴霧管7
を台車1上に直接設置しないで、台車1上に左右
及び前後方向等に傾斜可能な可動台板を設け、こ
の可動台板上に設置することもある。
考案は必要に応じ台車1上に複数の送風機6を設
置することもあり、又送風機6及び薬液噴霧管7
を台車1上に直接設置しないで、台車1上に左右
及び前後方向等に傾斜可能な可動台板を設け、こ
の可動台板上に設置することもある。
本考案は上記したように、送風機を全開放型と
し、この送風側に数多のノズルを有する薬液噴霧
管を位置させたことにより、空気抵抗が極めて微
少で騒音の発生を格段と低下し得られ、従つて騒
音公害を防止出来、又空気抵抗が微少であること
よりして、従来式のもののエンジンより小出力の
エンジンで足り、且つ風胴及び風向案内板を不要
としたことにより全体を小型軽量になし得られる
と共にコストの低下を得られる等の効果を有する
ものである。
し、この送風側に数多のノズルを有する薬液噴霧
管を位置させたことにより、空気抵抗が極めて微
少で騒音の発生を格段と低下し得られ、従つて騒
音公害を防止出来、又空気抵抗が微少であること
よりして、従来式のもののエンジンより小出力の
エンジンで足り、且つ風胴及び風向案内板を不要
としたことにより全体を小型軽量になし得られる
と共にコストの低下を得られる等の効果を有する
ものである。
第1図は従来の薬液噴霧車の説明図、第2〜4
図は本考案の一実施例を示し、第2図は側面説明
図、第3図は薬液噴霧管の平面図、第4図は第2
図の一部の拡大図である。 1……台車、5……薬液タンク、6……送風
機、6b……回転軸、7……薬液噴霧管、7a1…
…ノズル、16……ネツト。
図は本考案の一実施例を示し、第2図は側面説明
図、第3図は薬液噴霧管の平面図、第4図は第2
図の一部の拡大図である。 1……台車、5……薬液タンク、6……送風
機、6b……回転軸、7……薬液噴霧管、7a1…
…ノズル、16……ネツト。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 薬液タンクを搭載した台車上に全開放型の送
風機を搭載し、該送風機の送風側に数多のノズ
ルを有する薬液噴霧管を位置させて成る薬液噴
霧車。 (2) 送風機を上向きに設け、該送風機と平行して
薬液噴霧管を位置させて成る実用新案登録請求
の範囲の第1項記載の薬液噴霧車。 (3) 送風機の回転軸と平行する外周側にネツトを
張設して成る実用新案登録請求の範囲の第1項
記載の薬液噴霧車。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12644381U JPS5835962U (ja) | 1981-08-28 | 1981-08-28 | 薬液噴霧車 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12644381U JPS5835962U (ja) | 1981-08-28 | 1981-08-28 | 薬液噴霧車 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5835962U JPS5835962U (ja) | 1983-03-09 |
JPS6135267Y2 true JPS6135267Y2 (ja) | 1986-10-14 |
Family
ID=29920230
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12644381U Granted JPS5835962U (ja) | 1981-08-28 | 1981-08-28 | 薬液噴霧車 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5835962U (ja) |
-
1981
- 1981-08-28 JP JP12644381U patent/JPS5835962U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5835962U (ja) | 1983-03-09 |
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