JPH0353736Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0353736Y2 JPH0353736Y2 JP11937685U JP11937685U JPH0353736Y2 JP H0353736 Y2 JPH0353736 Y2 JP H0353736Y2 JP 11937685 U JP11937685 U JP 11937685U JP 11937685 U JP11937685 U JP 11937685U JP H0353736 Y2 JPH0353736 Y2 JP H0353736Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vehicle
- chemical
- nozzle
- chemical liquid
- nozzle device
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000000126 substance Substances 0.000 claims description 26
- 239000007788 liquid Substances 0.000 claims description 10
- 239000007921 spray Substances 0.000 claims description 7
- 238000005507 spraying Methods 0.000 claims description 6
- 241000607479 Yersinia pestis Species 0.000 description 5
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Catching Or Destruction (AREA)
- Special Spraying Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この考案は例えばスピードスプレーヤ等の薬液
用散布車のノズル装置に関するものである。
用散布車のノズル装置に関するものである。
[従来の技術]
従来の薬液用散布車であるスピードスプレーヤ
は、第7図に示すように、走行可能な車両1に薬
液タンク2を配設し、薬液タンク2の後部に送風
機3を配設し、車両1の左右方向断面の外側に沿
うようにほぼ扇形に形成した送風機3の吐出口4
に沿つて複数個のノズル5を配設し、これらのノ
ズル5を薬液タンク2に連通させ、吐出口4に配
設した制御板あるいは角度調整板の矢印A方向の
揺動により、ノズル5からの噴霧の方向を制御す
る構成である。
は、第7図に示すように、走行可能な車両1に薬
液タンク2を配設し、薬液タンク2の後部に送風
機3を配設し、車両1の左右方向断面の外側に沿
うようにほぼ扇形に形成した送風機3の吐出口4
に沿つて複数個のノズル5を配設し、これらのノ
ズル5を薬液タンク2に連通させ、吐出口4に配
設した制御板あるいは角度調整板の矢印A方向の
揺動により、ノズル5からの噴霧の方向を制御す
る構成である。
[考案が解決しようとする課題]
しかし従来のスピードスプレーヤは以上に述べ
たように、送風機3の吐出口4に沿つてノズル5
を配設し、送風機3の風力だけでノズル5から噴
霧された薬液を拡散しているため、第7図に示す
ように、例えば傾斜地等において使用する場合に
は、斜め上下方向、特に斜め下方に拡散しにく
く、散布むらができ易い。また送風機3の発生す
る風力だけでは自然風に対して弱く、到達性が劣
る等の問題点がある。
たように、送風機3の吐出口4に沿つてノズル5
を配設し、送風機3の風力だけでノズル5から噴
霧された薬液を拡散しているため、第7図に示す
ように、例えば傾斜地等において使用する場合に
は、斜め上下方向、特に斜め下方に拡散しにく
く、散布むらができ易い。また送風機3の発生す
る風力だけでは自然風に対して弱く、到達性が劣
る等の問題点がある。
[課題点を解決するための手段]
この考案は以上に述べた事情に鑑みなされたも
ので、走行可能な車両に薬液タンク、この薬液タ
ンクに連通するノズル及びノズルから吐出する薬
液を拡散しうる送風機を備えてなる薬液用散布車
両において、前記車から上方に向つて支柱を立設
し、この支柱の上部に一対の受部材を左右の相反
方向に向かつて上下に揺動可能に軸支すると共
に、これら受部材の揺動操作をしうる揺動手段を
配設し、前記受部材には前記薬液タンクに連通す
る遠距離到達性のノズルを取り付けてなることに
より、従来の薬液用散布車の前記問題点を解消
し、自然風に影響されることなく。到達性の向上
を図ることができ、傾斜地においても防除むらが
できにくいところの薬液用散布車のノズル装置を
提案するものである。
ので、走行可能な車両に薬液タンク、この薬液タ
ンクに連通するノズル及びノズルから吐出する薬
液を拡散しうる送風機を備えてなる薬液用散布車
両において、前記車から上方に向つて支柱を立設
し、この支柱の上部に一対の受部材を左右の相反
方向に向かつて上下に揺動可能に軸支すると共
に、これら受部材の揺動操作をしうる揺動手段を
配設し、前記受部材には前記薬液タンクに連通す
る遠距離到達性のノズルを取り付けてなることに
より、従来の薬液用散布車の前記問題点を解消
し、自然風に影響されることなく。到達性の向上
を図ることができ、傾斜地においても防除むらが
できにくいところの薬液用散布車のノズル装置を
提案するものである。
[実施例]
以下添付図面に基づいてこの考案の一実施例を
説明する。
説明する。
第1図はこの考案のノズル装置を施こしてなる
薬液用散布車であるスピードスプレーヤを示す概
略側面図で、図中、11は車輪12により走行可
能な車両で、車両11の前方部には運転席13を
形成し、車両11のほぼ中央には薬液タンク14
を装着し、薬液タンク14の後方には送風機15
を配設し、送風機15の吐出口16は車両11の
左右方向の断面外側に沿つて左右及び上方に向う
ようにほぼ扇形に形成する。そして吐出口16に
沿つて、前記薬液タンク14に連通する複数のノ
ズル17を配設する。
薬液用散布車であるスピードスプレーヤを示す概
略側面図で、図中、11は車輪12により走行可
能な車両で、車両11の前方部には運転席13を
形成し、車両11のほぼ中央には薬液タンク14
を装着し、薬液タンク14の後方には送風機15
を配設し、送風機15の吐出口16は車両11の
左右方向の断面外側に沿つて左右及び上方に向う
ようにほぼ扇形に形成する。そして吐出口16に
沿つて、前記薬液タンク14に連通する複数のノ
ズル17を配設する。
前記スピードスプレーヤにおいて、この考案の
ノズル装置20は、以下のような構成とされる。
ノズル装置20は、以下のような構成とされる。
すなわち吐出口16の上方に、断面が下向き若
しくは上向きコ字形とされる板状の台座21を前
後に配設する。台座21にはパイプ材からなる支
柱22を立設し、支柱22の上端部には、前後方
向ほぼ垂直面内に互いにある間隔を置いて一体の
板対23,23を並設してなる枠24を固着す
る。枠24には、第2図に示すように、一対の受
部材25を、対峙する板体23間に挟持し、かつ
左右の相反方向に向かつて、それぞれ支軸26を
介して矢印Bに示すように上下方向に揺動可能に
軸支する。一対の受部材25にはほぼ上下方向に
長い管体27を固着され、管体27には先細りの
テーパ管状若しくは円筒状をした遠距離到達性の
ノズル28を複数個装着する。
しくは上向きコ字形とされる板状の台座21を前
後に配設する。台座21にはパイプ材からなる支
柱22を立設し、支柱22の上端部には、前後方
向ほぼ垂直面内に互いにある間隔を置いて一体の
板対23,23を並設してなる枠24を固着す
る。枠24には、第2図に示すように、一対の受
部材25を、対峙する板体23間に挟持し、かつ
左右の相反方向に向かつて、それぞれ支軸26を
介して矢印Bに示すように上下方向に揺動可能に
軸支する。一対の受部材25にはほぼ上下方向に
長い管体27を固着され、管体27には先細りの
テーパ管状若しくは円筒状をした遠距離到達性の
ノズル28を複数個装着する。
そして前記各受部材25には、以下に述べるよ
うな、これら受部材25を揺動可能に操作しうる
揺動手段30を配設する。
うな、これら受部材25を揺動可能に操作しうる
揺動手段30を配設する。
まず第3図に示す揺動手段30は、前記車両1
1の運転席13等に装着したコントロールボツク
ス31に揺動可能に軸支されたレバー32と受部
材25とをインナワイヤ33を介して連結し、イ
ンナワイヤ33は支柱22の上部に装着したワイ
ヤ受け34とコントロールボツクス31に両端部
をナツト35,35により支持したパイプ状のア
ウタワイヤ36内に移動可能に保持し、レバー3
2の揺動操作によりインナワイヤ33を介して受
部材25を揺動操作する構成である。
1の運転席13等に装着したコントロールボツク
ス31に揺動可能に軸支されたレバー32と受部
材25とをインナワイヤ33を介して連結し、イ
ンナワイヤ33は支柱22の上部に装着したワイ
ヤ受け34とコントロールボツクス31に両端部
をナツト35,35により支持したパイプ状のア
ウタワイヤ36内に移動可能に保持し、レバー3
2の揺動操作によりインナワイヤ33を介して受
部材25を揺動操作する構成である。
第4図に示す前記揺動手段30は、支柱22の
上部と受部材25との間に油圧シリンダ40をピ
ン41,41を介して架設し、油圧シリンダ40
は、車両11の運転席13等に油圧バルブレバー
42を配設した油圧回路43に油圧ホース44を
介して連通し、レバー42の操作により油圧シリ
ンダ40の伸縮操作をする構成である。なお45
は油圧ポンプである。
上部と受部材25との間に油圧シリンダ40をピ
ン41,41を介して架設し、油圧シリンダ40
は、車両11の運転席13等に油圧バルブレバー
42を配設した油圧回路43に油圧ホース44を
介して連通し、レバー42の操作により油圧シリ
ンダ40の伸縮操作をする構成である。なお45
は油圧ポンプである。
第5図に示す前記揺動手段30は、受部材25
の支軸26に固着した歯車50に、枠24に配設
されるモータ51の回転軸52が歯合され、モー
タ51は車両11の運転席13等に配設したスイ
ツチ53によりON又はOFF操作をされ、モータ
51の回転駆動により受部材25の揺動操作をす
る構成である。なお54はモータ駆動用のバツテ
リである。
の支軸26に固着した歯車50に、枠24に配設
されるモータ51の回転軸52が歯合され、モー
タ51は車両11の運転席13等に配設したスイ
ツチ53によりON又はOFF操作をされ、モータ
51の回転駆動により受部材25の揺動操作をす
る構成である。なお54はモータ駆動用のバツテ
リである。
[考案の効果]
この考案のノズル装置は以上のようであるた
め、以下に述べるような効果を有するものであ
る。
め、以下に述べるような効果を有するものであ
る。
(1) 第6図に示すように、例えば傾斜地等で防除
作業をする際には、運転席のレバー又はスイツ
チにより、両受部材をそれぞれ上下方向に揺動
し、ノズルを斜め上方又は下方に向けることに
よつて、斜め上下方向の樹木Xに対してもむら
なく防除することができる。
作業をする際には、運転席のレバー又はスイツ
チにより、両受部材をそれぞれ上下方向に揺動
し、ノズルを斜め上方又は下方に向けることに
よつて、斜め上下方向の樹木Xに対してもむら
なく防除することができる。
(2) 運転席に座つたまま、散布中にノズルの散布
方向を変えることができ、作物の高さが変化を
しても即時に対応することができ、より完全な
防除をすることができる。
方向を変えることができ、作物の高さが変化を
しても即時に対応することができ、より完全な
防除をすることができる。
(3) ノズルが遠距離到達性を有するため、自然風
に影響されることなく、到達性の高い防除がで
きる。
に影響されることなく、到達性の高い防除がで
きる。
第1図は考案のノズル装置を施こしてなるスピ
ードスプレーヤの概略側面図、第2図はこのノズ
ル装置の要部背面図、第3図、第4図及び第5図
はそれぞれ異なるノズル装置の要部背面図、第6
図はノズル装置を施してなるスピードスプレーヤ
による防除作業を示す説明図、第7図は従来のス
ピードスプレーヤによる防除作業を示す説明図で
ある。 なお図において、11……車両、13……運転
席、14……薬液タンク、15……送風機、16
……吐出口、20……ノズル装置、21……台
座、22……支柱、23……板体、24……枠、
25……受部材、26……支軸、27……管体、
28……ノズル、30……揺動手段、31……コ
ントロールボツクス、32……レバー、33……
インナワイヤ、36……アウタワイヤ、40……
油圧シリンダ、42……油圧バルブレバー、43
……油圧回路、45……油圧ポンプ、50……歯
車、51……モータ、53……スイツチ、54…
…バツテリ、である。
ードスプレーヤの概略側面図、第2図はこのノズ
ル装置の要部背面図、第3図、第4図及び第5図
はそれぞれ異なるノズル装置の要部背面図、第6
図はノズル装置を施してなるスピードスプレーヤ
による防除作業を示す説明図、第7図は従来のス
ピードスプレーヤによる防除作業を示す説明図で
ある。 なお図において、11……車両、13……運転
席、14……薬液タンク、15……送風機、16
……吐出口、20……ノズル装置、21……台
座、22……支柱、23……板体、24……枠、
25……受部材、26……支軸、27……管体、
28……ノズル、30……揺動手段、31……コ
ントロールボツクス、32……レバー、33……
インナワイヤ、36……アウタワイヤ、40……
油圧シリンダ、42……油圧バルブレバー、43
……油圧回路、45……油圧ポンプ、50……歯
車、51……モータ、53……スイツチ、54…
…バツテリ、である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 走行可能な車両に薬液タンク、この薬液タン
クに連通するノズル及びノズルから吐出する薬
液を拡散しうる送風機が備えてなる薬液用散布
車において、前記車両から上方に向つて支柱を
立設し、この支柱の上部に一対の受部材を左右
の相反方向に向かつてそれぞれ上下に揺動可能
に軸支すると共に、これら受部材の揺動操作を
しうる揺動手段を配設し、前記各受部材には前
記薬液タンクに連通する遠距離到達性のノズル
を取り付けてなる薬液用散布車のノズル装置。 (2) 前記揺動手段を、前記車両に揺動可能に軸支
されるレバーと、このレバーを前記受部材に連
結するワイヤとで構成してなる実用新案登録請
求の範囲第1項記載の薬液用散布車のノズル装
置。 (3) 前記揺動手段を、前記受部材と支柱との間に
架設し、かつ前記車両に配設した油圧回路によ
り操作される油圧シリンダによつて構成してな
る実用新案登録請求の範囲第1項記載の薬液用
散布車のノズル装置。 (4) 前記揺動手段を、前記受部材に装着される歯
車と、この歯車に噛合されるモータとからな
り、このモータを前記車両に配設されるスイツ
チによりON、OFF操作してなる実用新案登録
請求の範囲第1項記載の薬液用散布車のノズル
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11937685U JPH0353736Y2 (ja) | 1985-08-05 | 1985-08-05 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11937685U JPH0353736Y2 (ja) | 1985-08-05 | 1985-08-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6227772U JPS6227772U (ja) | 1987-02-19 |
JPH0353736Y2 true JPH0353736Y2 (ja) | 1991-11-25 |
Family
ID=31006690
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11937685U Expired JPH0353736Y2 (ja) | 1985-08-05 | 1985-08-05 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0353736Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH083851Y2 (ja) * | 1991-09-04 | 1996-01-31 | 木村工機株式会社 | 高所設置形空気調和機 |
KR101261890B1 (ko) | 2012-11-13 | 2013-05-07 | (주)씨앤씨테크 | 스피드 스프레이어의 분무장치 |
-
1985
- 1985-08-05 JP JP11937685U patent/JPH0353736Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6227772U (ja) | 1987-02-19 |
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