JPS6135223Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6135223Y2 JPS6135223Y2 JP15097682U JP15097682U JPS6135223Y2 JP S6135223 Y2 JPS6135223 Y2 JP S6135223Y2 JP 15097682 U JP15097682 U JP 15097682U JP 15097682 U JP15097682 U JP 15097682U JP S6135223 Y2 JPS6135223 Y2 JP S6135223Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pipette
- plate
- wells
- fitted
- well
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003018 immunoassay Methods 0.000 claims description 8
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 claims description 2
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 12
- 102000004190 Enzymes Human genes 0.000 description 9
- 108090000790 Enzymes Proteins 0.000 description 9
- 239000000427 antigen Substances 0.000 description 9
- 102000036639 antigens Human genes 0.000 description 9
- 108091007433 antigens Proteins 0.000 description 9
- 238000011534 incubation Methods 0.000 description 7
- 239000007788 liquid Substances 0.000 description 6
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 238000000034 method Methods 0.000 description 5
- 210000002966 serum Anatomy 0.000 description 5
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 4
- 229920003023 plastic Polymers 0.000 description 4
- 238000007792 addition Methods 0.000 description 3
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 3
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 3
- 239000003153 chemical reaction reagent Substances 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000003814 drug Substances 0.000 description 2
- 239000004816 latex Substances 0.000 description 2
- 229920000126 latex Polymers 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 2
- 239000000758 substrate Substances 0.000 description 2
- 238000002835 absorbance Methods 0.000 description 1
- 239000013543 active substance Substances 0.000 description 1
- 210000004369 blood Anatomy 0.000 description 1
- 239000008280 blood Substances 0.000 description 1
- 210000001124 body fluid Anatomy 0.000 description 1
- 239000010839 body fluid Substances 0.000 description 1
- 238000004040 coloring Methods 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 229940079593 drug Drugs 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 238000002372 labelling Methods 0.000 description 1
- 238000000691 measurement method Methods 0.000 description 1
- 238000011017 operating method Methods 0.000 description 1
- 230000002285 radioactive effect Effects 0.000 description 1
- 238000003127 radioimmunoassay Methods 0.000 description 1
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 1
- 239000012089 stop solution Substances 0.000 description 1
- 238000012360 testing method Methods 0.000 description 1
- 238000005406 washing Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Investigating Or Analyzing Non-Biological Materials By The Use Of Chemical Means (AREA)
- Devices For Use In Laboratory Experiments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、イムノアツセイにおける測定操作の
容易化、測定精度の向上を目的として、多数のチ
ツプが装着される所謂マルチチヤンネルピペツト
の好適な使用を実現させるピペツト載置架台に関
するものである。
容易化、測定精度の向上を目的として、多数のチ
ツプが装着される所謂マルチチヤンネルピペツト
の好適な使用を実現させるピペツト載置架台に関
するものである。
近時、生物学・医学等の分野においては、体液
中の生理活性物質あるいは薬物等の微量検出が求
められ、このためにその検出手法の一つであるイ
ムノアツセイ(以下IAと略称する)、すなわち抗
原抗体反応による定性定量測定法に対する関心が
高まつてきている。これらの方法としては標識物
質に放射性同位元素を用いるラジオイムノアツセ
イ、酵素を用いるエンザイムノアツセイ(以下
EIAと略称する)、螢光物質を用いるフロロイム
ノアツセイ、ラテツクスを用いるラテツクスイム
ノアツセイ等が知られている。
中の生理活性物質あるいは薬物等の微量検出が求
められ、このためにその検出手法の一つであるイ
ムノアツセイ(以下IAと略称する)、すなわち抗
原抗体反応による定性定量測定法に対する関心が
高まつてきている。これらの方法としては標識物
質に放射性同位元素を用いるラジオイムノアツセ
イ、酵素を用いるエンザイムノアツセイ(以下
EIAと略称する)、螢光物質を用いるフロロイム
ノアツセイ、ラテツクスを用いるラテツクスイム
ノアツセイ等が知られている。
本考案は、このようなIA用に使用されるプラ
スチツクスプレート、チユーブ(試験管)等の容
器に一度に多数の試料又は試薬を同時に供給する
ときに用いるマルチチヤンネルピペツトの操作を
容易にかつ簡便に出来るようにしたピペツト載置
台に関するものである。
スチツクスプレート、チユーブ(試験管)等の容
器に一度に多数の試料又は試薬を同時に供給する
ときに用いるマルチチヤンネルピペツトの操作を
容易にかつ簡便に出来るようにしたピペツト載置
台に関するものである。
以下、実際例の一例として、エンザイムイムノ
アツセイ(以下EIAと略称する)でのプレートを
用いた例で更に説明する。例えばプラスチツク表
面に固定した抗体に、測定しようとする抗原を含
む血清等を反応させ、次いで酵素で標識した第二
抗体(抗体−酵素複合体)を吸着させ、更にこの
酵素に基質を与えて発色反応等を行なわせること
で酵素活性を測定すれば、吸着した酵素の量は抗
原の量に相関性を有するから、当該抗原量を知る
ことができるということを内容とするものであ
る。
アツセイ(以下EIAと略称する)でのプレートを
用いた例で更に説明する。例えばプラスチツク表
面に固定した抗体に、測定しようとする抗原を含
む血清等を反応させ、次いで酵素で標識した第二
抗体(抗体−酵素複合体)を吸着させ、更にこの
酵素に基質を与えて発色反応等を行なわせること
で酵素活性を測定すれば、吸着した酵素の量は抗
原の量に相関性を有するから、当該抗原量を知る
ことができるということを内容とするものであ
る。
そして以上のことを実際的な測定操作手順に照
らして説明するならば、 (i) 試料として血性中等の測定しようとする成分
(抗原)を、第1図に示すプレート1のウエル
2内壁面に固定化した抗体に反応させる。
らして説明するならば、 (i) 試料として血性中等の測定しようとする成分
(抗原)を、第1図に示すプレート1のウエル
2内壁面に固定化した抗体に反応させる。
(ii) 一定時間インキユベーシヨンした後、ウエル
2を充分洗浄する。
2を充分洗浄する。
(iii) 酵素で標識した第二抗体を、前記ウエル内壁
面の抗体に吸着されている抗原に反応させる。
面の抗体に吸着されている抗原に反応させる。
(iv) 前記(ii)と同様の操作を行なう。
(v) 酵素に対する基質を添加して発色反応を行な
わせる。
わせる。
(vi) 一定時間インキユベーシヨンした後、反応停
止液を加え、着色反応を停止させる。
止液を加え、着色反応を停止させる。
(vii) 吸光度測定を行ない、濃度を算出する。
の(i)〜(vii)の手順を経るのである。
勿論以上の説明はEIAの一例として説明したも
のにすぎないが、基本的には、多数の試料を同時
に定量測定するため前記試料・試薬の添加量を同
時に管理する必要性から、通常、マイクロピペツ
ト、マルチチヤンネルピペツトと称される高精度
のピペツトを用いる点、および測定は複数とし、
またコントロール、プランクテストも併せて行な
うために測定数が多くなるという点については共
通的な性格をもつと言える。
のにすぎないが、基本的には、多数の試料を同時
に定量測定するため前記試料・試薬の添加量を同
時に管理する必要性から、通常、マイクロピペツ
ト、マルチチヤンネルピペツトと称される高精度
のピペツトを用いる点、および測定は複数とし、
またコントロール、プランクテストも併せて行な
うために測定数が多くなるという点については共
通的な性格をもつと言える。
そして、前述した測定は複数の段階的手段を経
ると共に、インキユベーシヨンのための時間もか
かることなどから、多数の測定を一括処理するこ
とが望まれ、更に前記手順(vii)における吸光度測定
を自動機械にて行なうなどから、近時においては
1プレート当り8×12=96個のウエルを持つもの
が標準的に使用されるようになつている。
ると共に、インキユベーシヨンのための時間もか
かることなどから、多数の測定を一括処理するこ
とが望まれ、更に前記手順(vii)における吸光度測定
を自動機械にて行なうなどから、近時においては
1プレート当り8×12=96個のウエルを持つもの
が標準的に使用されるようになつている。
ところで、このような多数のウエルを持つ例え
ば標準的プレートを用いてEIAを行なう場合現状
では、単式のマイクロピペツトを使用して各ウエ
ルに順次抗原、抗体等を添加するようにしている
が、このような方式では、各段階毎に96回の添加
を行なわねばならないことから、作業者の負担が
大きいのみならず、一つの段階で96回の添加を行
なうには十数分程度の時間を要し、これがために
測定結果に誤差の要素を必然的に含んでいること
になるという問題がある。
ば標準的プレートを用いてEIAを行なう場合現状
では、単式のマイクロピペツトを使用して各ウエ
ルに順次抗原、抗体等を添加するようにしている
が、このような方式では、各段階毎に96回の添加
を行なわねばならないことから、作業者の負担が
大きいのみならず、一つの段階で96回の添加を行
なうには十数分程度の時間を要し、これがために
測定結果に誤差の要素を必然的に含んでいること
になるという問題がある。
すなわち、例えば前記例での(ii),(iv)の段階で
は、抗原、第二抗体の添加に際して、最初のウエ
ルと最後のウエルでその添加の時期に時間的ずれ
があり、他方洗浄は全ウエルに対し同時に行なう
ために結局インキユベーシヨンの時間が各ウエル
について同一とならないからである。
は、抗原、第二抗体の添加に際して、最初のウエ
ルと最後のウエルでその添加の時期に時間的ずれ
があり、他方洗浄は全ウエルに対し同時に行なう
ために結局インキユベーシヨンの時間が各ウエル
について同一とならないからである。
そこで本考案者は、多数のウエルに対して一操
作で同時に所定量の抗原、抗体を添加することが
できるように、本体に対して多数のノズルチツプ
を備えたマルチタイプのマイクロピペツト(マル
チチヤンネルピペツトと称する)の使用を考え
た。
作で同時に所定量の抗原、抗体を添加することが
できるように、本体に対して多数のノズルチツプ
を備えたマルチタイプのマイクロピペツト(マル
チチヤンネルピペツトと称する)の使用を考え
た。
第2図は、このことを想定した図を示し、多数
のウエルを有するプレート(図示例は8×12=96
のウエルを備えた標準タイプのプレート)に対し
て、多数の着脱交換可能のチツプ5,6……(図
示例は一例として標準タイプのプレートに対応し
て8×12=96のチツプを持つ)が本体4下部に装
着されているマルチチヤンネルピペツト3を使用
する場合のものである。
のウエルを有するプレート(図示例は8×12=96
のウエルを備えた標準タイプのプレート)に対し
て、多数の着脱交換可能のチツプ5,6……(図
示例は一例として標準タイプのプレートに対応し
て8×12=96のチツプを持つ)が本体4下部に装
着されているマルチチヤンネルピペツト3を使用
する場合のものである。
このようなマルチチヤンネルピペツト3は、周
知の単式のマイクロピペツトのものと比べて、多
数のチツプを装着することの他は基本的には全く
同様の構造のものとして考えることができ、この
ようなマイクロチヤンネルピペツトを用いること
で、例えば前述した操作手順の各段階は一操作の
みで完了でき、操作の単純簡略化と共に、各ウエ
ルのインキユベーシヨン時間も揃えることができ
るために測定精度が向上するという利益が得られ
ることになる。
知の単式のマイクロピペツトのものと比べて、多
数のチツプを装着することの他は基本的には全く
同様の構造のものとして考えることができ、この
ようなマイクロチヤンネルピペツトを用いること
で、例えば前述した操作手順の各段階は一操作の
みで完了でき、操作の単純簡略化と共に、各ウエ
ルのインキユベーシヨン時間も揃えることができ
るために測定精度が向上するという利益が得られ
ることになる。
しかしながら、本考案者の実験によると、この
ようなマルチチヤンネルピペツトの使用は、前記
した効果の反面、使用上において次のような難点
を招致した。すなわち、マルチチヤンネルピペツ
トは人がこれを取扱うものであり、前述の如く96
個ものチツプを装着したような大型のものではそ
の重量もかなり大きくなり、プレートに対してこ
れを正確に整対させ、かつ各チツプから各ウエル
に液のはね等を生ずることなく適切に滴下を行な
うことは難かしくなつてくるという問題である。
ようなマルチチヤンネルピペツトの使用は、前記
した効果の反面、使用上において次のような難点
を招致した。すなわち、マルチチヤンネルピペツ
トは人がこれを取扱うものであり、前述の如く96
個ものチツプを装着したような大型のものではそ
の重量もかなり大きくなり、プレートに対してこ
れを正確に整対させ、かつ各チツプから各ウエル
に液のはね等を生ずることなく適切に滴下を行な
うことは難かしくなつてくるという問題である。
そこで本考案者は、前記した優れた利点を持つ
マルチチヤンネルピペツトの好適な使用を実現す
るべく工夫を重ねた結果、本考案をなすに至つた
のである。
マルチチヤンネルピペツトの好適な使用を実現す
るべく工夫を重ねた結果、本考案をなすに至つた
のである。
すなわち前記難点は、要するに、プレートに対
してマルチチヤンネルピペツトを所定の整対位置
関係、所定の間隔を保つて位置決めさせ、液の滴
下に際してピペツトの姿勢を安定的に維持させる
ことで解決できるのであるから、このようなプレ
ートとピペツトの位置関係を与えるピペツト載置
架台を設ければ、その使用によつて測定操作上の
難点がないマルチチヤンネルピペツトの使用が実
現されるのである。
してマルチチヤンネルピペツトを所定の整対位置
関係、所定の間隔を保つて位置決めさせ、液の滴
下に際してピペツトの姿勢を安定的に維持させる
ことで解決できるのであるから、このようなプレ
ートとピペツトの位置関係を与えるピペツト載置
架台を設ければ、その使用によつて測定操作上の
難点がないマルチチヤンネルピペツトの使用が実
現されるのである。
而して本考案の要旨は、上下方向に貫通した開
口を有する筒状壁面構造又は枠構造をなし、IA
に用いる多数のウエル又はチユーブを有するプレ
ートの外周部に載置嵌着できる開口下部の嵌合部
と、前記プレートの各ウエルに対応する多数のノ
ズルチツプを有するマルチチヤンネルピペツトが
載置嵌着できる開口上部の嵌合部とを備え、前記
載置嵌着されたマルチチヤンネルピペツトをプレ
ートに対して所定の位置・間隔を保つて整対保持
させることを特徴とするイムノアツセイに用いる
ピペツト載置架台にある。
口を有する筒状壁面構造又は枠構造をなし、IA
に用いる多数のウエル又はチユーブを有するプレ
ートの外周部に載置嵌着できる開口下部の嵌合部
と、前記プレートの各ウエルに対応する多数のノ
ズルチツプを有するマルチチヤンネルピペツトが
載置嵌着できる開口上部の嵌合部とを備え、前記
載置嵌着されたマルチチヤンネルピペツトをプレ
ートに対して所定の位置・間隔を保つて整対保持
させることを特徴とするイムノアツセイに用いる
ピペツト載置架台にある。
このような載置架台は、使用の適正状態を観察
できるなどの点から透明のプラスチツク材により
構成することが望ましいが、特にこれに限定され
るものではない。
できるなどの点から透明のプラスチツク材により
構成することが望ましいが、特にこれに限定され
るものではない。
なお、この載置架台は、IAの操作全体につい
て考えてみると、マルチチヤンネルピペツトに例
えば血清等を吸い上げする際の架台として使用す
ることもできるし、あるいは更に、チツプエジエ
クターによつてチツプをピペツト本体から脱離さ
せ、次の新規なチツプを該ピペツト本体に装着さ
せる際の架台として使用する場合にも有効なもの
として用いることもできる。例えば8×12=96個
に一体成型したチツプの装着は勿論、8×12=96
個の各チツプを所定の位置関係に整列した状態で
チツプケースに収容させたものを交換用チツプの
組とすれば、この組をピペツト本体に装着させる
際の道具として前記架台を利用することも可能で
あるからである。勿論この場合には各用途の要求
に応じた寸法の異なる架台を準備してもよい。
て考えてみると、マルチチヤンネルピペツトに例
えば血清等を吸い上げする際の架台として使用す
ることもできるし、あるいは更に、チツプエジエ
クターによつてチツプをピペツト本体から脱離さ
せ、次の新規なチツプを該ピペツト本体に装着さ
せる際の架台として使用する場合にも有効なもの
として用いることもできる。例えば8×12=96個
に一体成型したチツプの装着は勿論、8×12=96
個の各チツプを所定の位置関係に整列した状態で
チツプケースに収容させたものを交換用チツプの
組とすれば、この組をピペツト本体に装着させる
際の道具として前記架台を利用することも可能で
あるからである。勿論この場合には各用途の要求
に応じた寸法の異なる架台を準備してもよい。
以上のようなピペツト載置架台を用いる場合に
は、既に述べたようにプレートを用いるIAの操
作が極めて簡単となり、しかもインキユベーシヨ
ン時間の一定化等により測定誤差の要素が解消さ
れて精度が向上するという利益もあり、その有用
性は極めて大なるものである。
は、既に述べたようにプレートを用いるIAの操
作が極めて簡単となり、しかもインキユベーシヨ
ン時間の一定化等により測定誤差の要素が解消さ
れて精度が向上するという利益もあり、その有用
性は極めて大なるものである。
本考案の実施例を図面によつて説明すると、第
3図はプラスチツク材によつて角筒状の壁面構造
体として形成されたピペツト載置台6を示し、上
下方向に貫通した開口には、その上端部および下
端部それぞれに周状の段付部7および8が設けら
れている。
3図はプラスチツク材によつて角筒状の壁面構造
体として形成されたピペツト載置台6を示し、上
下方向に貫通した開口には、その上端部および下
端部それぞれに周状の段付部7および8が設けら
れている。
この段付部7,8が、それぞれ第2図に示した
プレート1およびマルチチヤンネルピペツト3の
嵌着する上部嵌合部、下部嵌合部をなすものであ
る。
プレート1およびマルチチヤンネルピペツト3の
嵌着する上部嵌合部、下部嵌合部をなすものであ
る。
第4図および第5図は、このピペツト載置架台
6を用いて、プレート1のウエル2内に所定の抗
原液等を滴下するようにマルチチヤンネルピペツ
ト3を使用する状態を示しており、架台6がプレ
ート1に下部嵌合部において嵌着し、またマルチ
チヤンネルプレート3を架台6の上部嵌合部に嵌
着させたときに、第5図に示す如く、ノズルチツ
プ5,5……の下端がプレート1のウエル2に対
して液の滴下に適当な位置関係をなして安定的に
整対保持されることになる。
6を用いて、プレート1のウエル2内に所定の抗
原液等を滴下するようにマルチチヤンネルピペツ
ト3を使用する状態を示しており、架台6がプレ
ート1に下部嵌合部において嵌着し、またマルチ
チヤンネルプレート3を架台6の上部嵌合部に嵌
着させたときに、第5図に示す如く、ノズルチツ
プ5,5……の下端がプレート1のウエル2に対
して液の滴下に適当な位置関係をなして安定的に
整対保持されることになる。
したがつて、このような嵌着を行なつた後にマ
ルチチヤンネルピペツト3のノツチを押下するこ
とで、各ウエル2内には所定量の液が添加され、
このときの操作は極めて安定した状態で簡単に行
なえる。しかも各ウエル2への液の添加が同時に
なされることになり、既述した効果が奏されるこ
とになる。
ルチチヤンネルピペツト3のノツチを押下するこ
とで、各ウエル2内には所定量の液が添加され、
このときの操作は極めて安定した状態で簡単に行
なえる。しかも各ウエル2への液の添加が同時に
なされることになり、既述した効果が奏されるこ
とになる。
第6図は本考案のピペツト載置架台9を枠構造
体として形成した実施例を示しており、下部嵌合
部は、下部の4辺梁枠がプレートの外周に嵌着す
る形式のものとして構成され、上部嵌合部は、上
部の4辺梁枠の内側に各々突起10…又は段付部
7を設けることによつて構成している。
体として形成した実施例を示しており、下部嵌合
部は、下部の4辺梁枠がプレートの外周に嵌着す
る形式のものとして構成され、上部嵌合部は、上
部の4辺梁枠の内側に各々突起10…又は段付部
7を設けることによつて構成している。
本実施例の形状の架台によつても前記実施例の
ものと同様の効果が奏されることは言うまでもな
い。
ものと同様の効果が奏されることは言うまでもな
い。
なお、本考案の架台は、プレートのウエルの
数、マルチチヤンネルピペツトのチツプの数によ
つて構成上の制限を受けるものではなく、例えば
前述したように標準的なものとして使用されるこ
とが多くなつている8×12=96個のウエルを備え
たプレートと、同数の対応するノズルチツプを備
えたマルチチヤンネルピペツトの組合せの場合
に、既述した所定の効果を奏することは勿論のこ
と、他の種類のプレートあるいはマルチチヤンネ
ルピペツトに対しても同様に用いられ、効果を奏
することができるものであり、要は多数のウエル
をもつプレートに対して、所定の液を一括して同
時に添加することを目的としてピペツトをマルチ
化した場合に、そのことに伴う大重量化等による
操作上の難点を解消でき、測定精度の向上に貢献
できるマルチチヤンネルピペツトの実際の使用を
可能実現ならしめたという特徴をもつものであ
る。
数、マルチチヤンネルピペツトのチツプの数によ
つて構成上の制限を受けるものではなく、例えば
前述したように標準的なものとして使用されるこ
とが多くなつている8×12=96個のウエルを備え
たプレートと、同数の対応するノズルチツプを備
えたマルチチヤンネルピペツトの組合せの場合
に、既述した所定の効果を奏することは勿論のこ
と、他の種類のプレートあるいはマルチチヤンネ
ルピペツトに対しても同様に用いられ、効果を奏
することができるものであり、要は多数のウエル
をもつプレートに対して、所定の液を一括して同
時に添加することを目的としてピペツトをマルチ
化した場合に、そのことに伴う大重量化等による
操作上の難点を解消でき、測定精度の向上に貢献
できるマルチチヤンネルピペツトの実際の使用を
可能実現ならしめたという特徴をもつものであ
る。
図面第1図は、EIAに用いるプレートの一例を
示す斜視図、第2図はマルチチヤンネルプレート
を前記第1図のプレートに対して使用する場合の
一態様を示す図、第3図は本考案よりなる架台の
一実施例を示す斜視図、第4図は同架台を用いた
場合のマルチチヤンネルピペツトを使用態様を示
す図、第5図は第4図の一部縦断面図、第6図は
本考案よりなる架台の他の実施例を示す斜視図で
ある。 1……プレート、2……ウエル、3……マルチ
チヤンネルピペツト、4……本体、5……チツプ
(ノズルチツプ)、6……架台、7,8……段付
部、9……架台、10……突起。
示す斜視図、第2図はマルチチヤンネルプレート
を前記第1図のプレートに対して使用する場合の
一態様を示す図、第3図は本考案よりなる架台の
一実施例を示す斜視図、第4図は同架台を用いた
場合のマルチチヤンネルピペツトを使用態様を示
す図、第5図は第4図の一部縦断面図、第6図は
本考案よりなる架台の他の実施例を示す斜視図で
ある。 1……プレート、2……ウエル、3……マルチ
チヤンネルピペツト、4……本体、5……チツプ
(ノズルチツプ)、6……架台、7,8……段付
部、9……架台、10……突起。
Claims (1)
- 上下方向に貫通した開口を有する筒状壁面構造
又は枠構造をなし、イムノアツセイに用いる多数
のウエル又はチユーブを有するプレートの外周部
に嵌着できる開口下部の嵌合部と、前記プレート
の各ウエル又はチユーブに対応する多数のノズル
チツプを有するマルチチヤンネルピペツトが嵌着
できる開口上部の嵌合部とを備え、嵌着されたマ
ルチチヤンネルピペツトをプレートに対して所定
の位置・間隔を保つて整対・保持させることを特
徴とするイムノアツセイに用いるピペツト載置架
台。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15097682U JPS5958032U (ja) | 1982-10-05 | 1982-10-05 | イムノアツセイに用いるピペツト載置架台 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15097682U JPS5958032U (ja) | 1982-10-05 | 1982-10-05 | イムノアツセイに用いるピペツト載置架台 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5958032U JPS5958032U (ja) | 1984-04-16 |
JPS6135223Y2 true JPS6135223Y2 (ja) | 1986-10-14 |
Family
ID=30334692
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15097682U Granted JPS5958032U (ja) | 1982-10-05 | 1982-10-05 | イムノアツセイに用いるピペツト載置架台 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5958032U (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
ES2911471T3 (es) * | 2018-12-14 | 2022-05-19 | Eppendorf Ag | Aparato automático de laboratorio para el tratamiento automático de muestras de laboratorio |
-
1982
- 1982-10-05 JP JP15097682U patent/JPS5958032U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5958032U (ja) | 1984-04-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7412215B2 (ja) | モジュール式ポイントオブケアデバイスおよびその使用 | |
US4918025A (en) | Self contained immunoassay element | |
US4608231A (en) | Self-contained reagent package device for an assay | |
US4197287A (en) | Method and apparatus for performing in nitro clinical diagnostic tests using a solid phase assay system having special utility for use with automatic pipetting equipment | |
JP3453573B2 (ja) | 自動連続ランダム・アクセス分析システムおよびその構成要素 | |
JP3652424B2 (ja) | 自動分析装置及びその方法 | |
JP2731613B2 (ja) | 酵素免疫測定用カートリツジ、それを用いた測定方法及び測定装置 | |
JPS63281053A (ja) | カートリッジ及び固相免疫検定を行うための方法 | |
JP4339879B2 (ja) | 一体化した液体区画を有するサンプル採取・計量デバイス | |
JPS58501521A (ja) | 自動免疫定量システム | |
EP0238582B1 (en) | Method for immunological determinations | |
JP2013509572A (ja) | 臨床化学試験又はelisa試験を選択的に実施するための配置に用いる試薬カートリッジ、その試薬カートリッジの使用及び配置 | |
US5079141A (en) | Apparatus and method for performing chemical analyses and immunoassays | |
JP2004301844A (ja) | 分析装置用プローブガイド付き検査要素ホルダー | |
US5063024A (en) | Method and apparatus for immunological determinations | |
JP5073507B2 (ja) | 要素上での複数の免疫化学アッセイ | |
JPS6135223Y2 (ja) | ||
CN210720414U (zh) | 一种磁微粒发光微流控芯片 | |
US8501496B2 (en) | Immunoassay cuvettes | |
WO1991018276A1 (en) | Microassay strip device for immunoassay | |
CN210787392U (zh) | 一种磁微粒发光微流控芯片 | |
EP0402588A2 (en) | Incubator | |
JPS5817243Y2 (ja) | サンプリング用セル | |
Lehrer et al. | The OPUS system | |
FI92020C (fi) | Inkubaattori |