JPS5817243Y2 - サンプリング用セル - Google Patents

サンプリング用セル

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JPS5817243Y2
JPS5817243Y2 JP11190080U JP11190080U JPS5817243Y2 JP S5817243 Y2 JPS5817243 Y2 JP S5817243Y2 JP 11190080 U JP11190080 U JP 11190080U JP 11190080 U JP11190080 U JP 11190080U JP S5817243 Y2 JPS5817243 Y2 JP S5817243Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
cell body
cell
center
probe
housing
Prior art date
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Expired
Application number
JP11190080U
Other languages
English (en)
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JPS5735640U (ja
Inventor
繁信 小薮
悦夫 篠原
達男 川崎
忠博 井戸沼
恵一 佐野
Original Assignee
株式会社 常光
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Publication date
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  • Investigating Or Analysing Biological Materials (AREA)
  • Sampling And Sample Adjustment (AREA)
  • Automatic Analysis And Handling Materials Therefor (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 □ 本考案はサンプリング用セルに係り、更に詳しくは
、医療用サンプリング装置に接続し、検体サンプルの吸
引、標準液又は稀釈液の導入等を行わせるためのセルに
関するものである。
生化学的分析等においては、従来流動性の検体サンプル
をピペット等により容器から吸引し、これを試験管等の
複数個の容器に分注したり、或いはこれら分注した検体
サンプルに種々の標準液や稀釈液を投入する場合は、そ
の都度用手法作業により行うのが通例である。
従って、検体や分注数が多い場合は非常な手数と時間を
要する。
又、分析に使用する検体はそれ自体貴重なものであるか
ら、その量は当然最小であることが要望される。
更に、検体サンプルに投入される標準液や稀釈液の量も
正確であると共に、それらの混合が良好に行われること
が要望される。
以上よりして、分析結果の正確性を期するためには、検
体サンプルの分注や標準液、稀釈液の投入に多くの手数
と時間をかけねばならないし、その上相当の熟練が要求
される。
一方、病院又は検査センター等においては、上記検体処
理に従事する担当者は殆んどの場合が女子職員であり、
未熟練や、肉体及び労働条件等に起因する疲労等から十
分な作業結果は期待できない。
又、仮に熟練者であっても、その精度には自ら限界があ
ることは巳を得ない。
上記サンプリング装置の先行技術としては、可動アーム
に取付けられたサンプルプローブを吸引すべき検体サン
プル、標準液その池が置かれた場所まで移動し、前記サ
ンプルプローブを上下動させてこれらを吸引する方式が
提供されてはいるが、構造複雑且つ高価であり、普及化
の障害となっている。
本考案の目的は、上述の現況に鑑み、サンプルプローブ
により検体サンプルをセル内に吸引した後、セル本体と
細管で接続される各種標準液や稀釈液を電磁弁、ローラ
ポンプを介してセル内に導入し、上記プローブにより外
部の試験管等に分注することにより、単にサンプルプロ
ーブを上下移動するのみで複雑な機械的機構を要せず、
し、かも量的に正確であり、且つ優秀な分析結果を期待
することができるだけでなく、検体量も最少であり、更
には人的又は労働条件等による影響を排除できるサンプ
リング用セルを提供するにある。
本考案によるサンプリング用セルはセル本体を中心とし
、該セル本体の上方にはカバーを、又下方にはハウジン
グを夫々バッキングを介して螺着することにより、プロ
ーブによる検体サンプルの吸入と、標準液、稀釈液等の
導入スペースを形成したことを特徴としている。
以下に、本考案の実施例を添付の図面について詳細に説
明する。
第1図は本考案のサンプリング用セルであって符号1で
総称される。
2はセル本体であって、全体が略長円柱状に形成される
セル本体2の中心部には検体サンプル吸引用のプローブ
4を自在に通過させる小径孔3が貫通されている。
セル本体2はその上方外周部において断面円形のカバー
5と螺着している。
カバー5の中心部には前記セル本体2と同様に、同径の
孔6が貫通されている。
セル本体2及びカバー5の中央接触部には該セル本体2
及びカバー5に跨って円柱形のゴム製上部バッキング7
が挿設されている。
この上部バッキング7は中央部を貫通するプローブ4と
適度に嵌合して該プローブ4の垂直方向の位置を保持す
ると共に、検体サンプル等の流動体が下方の孔3とプロ
ーブ4との空間部を通過して外部へ漏洩することがない
よう気密性を保持するものである。
次に、セル本体2の側面には複雑(少くとも2個以上)
の円柱状水平突出部8が放射状に設けられ、夫々の中心
部には標準液等の通路を形成する小径孔9をセル本体2
の中心部まで貫通させ、孔3と交差路10を形成させる
次に、セル本体2はその下方外周部において下部バッキ
ング12を介し円筒状のハウジング11と螺着している
下部バッキング12は例えばシリコンゴム等より製作さ
れる円柱状片であって、セル本体2内の小径孔3,9に
よって形成される空間部の気密を保持するものである。
下部バッキング12の中央部には、第2図乃至第3図に
示すように、頂面より底面に達する1条の線状割れ目1
3が刻設されており、更に上部には上記割れ目13に沿
い断面三角形状の切欠部14を設け、プローブ4の割れ
目13への突入を容易にしている。
又、ハウジング11の底辺中央部にはプローブ4の通過
孔15が穿設されている。
尚、プローブ4の上部はタイミング装置により制御され
るプローブ移動機構(図示しない)に連結され、プロー
ブ4がサンプリング用セル1の孔3,6及び15内を自
在に上下可能にすると共に、その端部を負圧源(図示し
ない)に直結させて、検体サンプル容器内の検体サンプ
ルを吸引するように構成されている。
又1.水平突出部8の先端部は夫々外部の圧力源、例・
えばローラポンプ(図示しない)に直結され、必要に応
じて各種標準液又は稀釈液をセル本体2内に導入するよ
うに構成されている。
以上の構成よりなる本考案のサンプリング用セルの作用
について説明する。
検体サンプルを収納した容器上に位置された本サンプリ
ング用セル1において、先ず検体サンプルを吸引する場
合は、プローグ移動機構によりプローブ4を降下させ、
下部バッキング12の割れ目13内に突入しこれを貫通
させた後孔15の下方に延伸し、容器内の検体サンプル
に到達せしめて吸引を行う。
しかる後、プローブ4を交差路10の付近まで引き上げ
て待期させ、必要に応じて標準液、稀釈液を孔9より導
入すると同時にプローブ4内を負圧にしてこれらの液を
吸引する。
この際、下部バッキング12の割れ目13は密着し、ハ
ウジング11の外部への漏洩はない。
プローブ4を通して吸引されたサンプル、標準液等は図
示しない攪拌装置により十分混合された後、図示しない
分配装置により所望数の試験管等に正確な量を分注され
、分析が行われる。
第4図は本考案の第2の実施例を示すものであって、図
中セル本体2は第1実施例の場合と全く同様であり、同
一部材は同一の符号により示されているので説明を省略
する。
第2実施例と第1実施例との相違点はハウジングと下部
バッキングである。
第5図乃至第6図において、下部バッキング12′は外
形が路上向きのう、ツバ状を呈し、セル本体2の下面と
、下部バッキング12′の側面に対応した形状の内面を
有するハウジング11′とにより挾持される。
冑、下部バッキング12′には第1実施例の場合と同様
に、割れ目13′及び切欠部14′を有する。
第2実施例の場合の吸引作用は大綱において第1実施例
と同様である0唯、第2実施例の場合は、プローブ4を
交差路10の附近まで引き上げて時期させ、孔9より標
準液等を導入させ、同時にプローブ4内を負圧にした場
合、ハウジング11′の外部との圧力差が大きいから、
バッキング12′の割れ目13′は外方から内部に向け
て互いに強く押しつけられることになる。
この状態は第1実施例の場合と比較して第2実施例の場
合の方が、その構成上、遥かに強いので、上記ハウジン
グの外部よりの漏洩は第2実施例の場合の方が更に改善
されているといえる。
以上詳述の通り、本考案のサンプリング用セルを使用す
ることにより、 (a) 検体や多種の標準液及び稀釈液のサンプリング
が簡単で、総て自動的に機械化される。
(b) 作業者の未熟練、人的又は労働条件等による
影響を排除することができる。
(C) 検体サンプル量の節約並びに分注量の正確性
が確保されるので、良好な分析結果が期待できる。
(d) 水平突出部をセル本体の外周に複数個設ける
ことにより多種類の標準液の導入が可能である。
(e)本サンプリング用セルを採用することにより、外
部サンプリング装置の全体機構が非常に簡単になる。
等の効果を発揮することが可能であり、医療上極めて有
益である。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の第1実施例を示し、第1図
は断正面図、第2図は下部バッキングの平面図、第3図
は同断正面図である。 第4図乃至第6図は本考案の第2実施例を示し、第4図
は断正面図、第5図は下部バッキングの平面図、第6図
は同断正面図である。 1・・・・・・サンプリング用セル、2・・・・・・セ
ル本体、3.6,9.15・・・・・・孔、4・・・・
・・プローブ、5・・・・・・カバー、7・・・・・・
上部バッキング、8・・・・・・水平突出部、10・・
・・・・交差路、11,11’・・・・・・ハウジング
、12 、12’・・・・・・下部バッキング、13.
13’・・・・・・割れ目、14 、14’・・・・・
・切欠部。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)セル本体2と、カバー5と、ハウジング11並び
    に上部バッキングT及び下部バッキング12とから構成
    し、該セル本体2の中心部にはプローブ用孔3を設け、
    側面には該セル本体2の半径方向に複数個の水平突出部
    8を放射状に設け、該突出部8の中心部には夫々上記孔
    3と略同径の孔9を設けて孔3と交差させると共に、セ
    ル本体2の上部にはカバー5を螺着し、該カバー5との
    接触面の中央部に上部バッキング7を挿設し、セル本体
    2の下部にはハウジング11を螺着し、該ハウジング1
    1との間に下部バッキング12を挾持すると共に、上記
    カバー5及びハウジング11にはプローブ用孔6及び1
    5を夫々設けた構成よりなることを特徴とする、サンプ
    リング用セル。
  2. (2)断面円形のゴム材より形成され、中央部の頂面よ
    り底面にかけて線状の割れ目13を設けると共に、該割
    れ目13に沿い三角形状の切欠部14を上部に設けたこ
    とを特徴とする、実用新案登録請求の範囲第(1)項に
    記載のサンプリング用セル。
  3. (3)外形が略逆ラッパ状のゴム材より形成され、中央
    部の頂面より底面にかけて線状の割れ目13′を設ける
    と共に、該割れ目13′に沿い略三角形状の切欠部14
    ′を上部に設けたことを特徴とする、実用新案登録請求
    の範囲第(1)項に記載のサンプリング用セル。
JP11190080U 1980-08-07 1980-08-07 サンプリング用セル Expired JPS5817243Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11190080U JPS5817243Y2 (ja) 1980-08-07 1980-08-07 サンプリング用セル

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JP11190080U JPS5817243Y2 (ja) 1980-08-07 1980-08-07 サンプリング用セル

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Publication Number Publication Date
JPS5735640U JPS5735640U (ja) 1982-02-25
JPS5817243Y2 true JPS5817243Y2 (ja) 1983-04-07

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ID=29472986

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JP11190080U Expired JPS5817243Y2 (ja) 1980-08-07 1980-08-07 サンプリング用セル

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JPS59119986U (ja) * 1983-02-01 1984-08-13 森下 次男 給液ポンプ
JPS6138335U (ja) * 1984-08-10 1986-03-10 荒井 友貴子 自動車デイスクブレ−キキヤリパのピストン抜き取り装置

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JPS5735640U (ja) 1982-02-25

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