JPS6135042B2 - - Google Patents

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JPS6135042B2
JPS6135042B2 JP12142677A JP12142677A JPS6135042B2 JP S6135042 B2 JPS6135042 B2 JP S6135042B2 JP 12142677 A JP12142677 A JP 12142677A JP 12142677 A JP12142677 A JP 12142677A JP S6135042 B2 JPS6135042 B2 JP S6135042B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bag
powder
core
outer box
cylindrical core
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP12142677A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS5456590A (en
Inventor
Minoru Kawaguchi
Masami Oonishi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Taiyo Shokai Co Ltd
Ube Corp
Original Assignee
Taiyo Shokai Co Ltd
Ube Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Taiyo Shokai Co Ltd, Ube Industries Ltd filed Critical Taiyo Shokai Co Ltd
Priority to JP12142677A priority Critical patent/JPS5456590A/ja
Publication of JPS5456590A publication Critical patent/JPS5456590A/ja
Publication of JPS6135042B2 publication Critical patent/JPS6135042B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Containers And Plastic Fillers For Packaging (AREA)
  • Basic Packing Technique (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、プラスチツクフイルム製などの防
湿性の良い袋の中に、セメントなどの粉体を圧縮
脱気しながら充填する粉体の包装方法に関するも
のであり、特に自動包装に適したプロセスに関す
るものである。
〔従来の技術〕
従来より、防湿性の良いプラスチツクフイルム
製の袋の中に、セメントなどの粉体を充填する場
合は、あらかじめ用意されている袋の中に粉体を
単に流し込むだけで行う場合もあつた。
あるいは、この袋の中に流し込んだ粉体を、作
業者が手や単なる平板で押付けて、粉体を圧縮す
ることも行われていた。
なお、実公昭7−6078号公報に記載されている
ように、紙または布類の袋の内部に筒を入れ、受
皿の上に乗せた状態で、袋の中の粉体を搗桿の数
本の突込桿で搗き固めたり、単なる平板状の押抜
用突起で袋の中の粉体を下に押して、受皿ととも
に粉状体のつまつている袋を下へ押出して取出す
ことも公知である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
あらかじめ用意されている防湿性の良い、した
がつて、通気性の悪いプラスチツクフイルム製の
袋の中に粉体を単に流し込むだけで粉体を充填す
る場合は、袋の中の空気は袋の本体を通つて外へ
逃げることはなく、充填した粉体間に残るので、
1つの袋の中に入れる粉体の量がその分だけ少な
くなり、したがつて、充填した粉体の嵩比重が小
さくなり、不経済であつた。また、袋の中に空気
が残つていることにより、粉体を充填した袋その
ものの形も少し不安定となり、これらの袋を高く
積み上げる場合は、特に不安定となり、荷くずれ
を起こすこともあり、危険でもあつた。
また、プラスチツクフイルム製の袋の中に流し
込んだ粉体を、作業者が手で押付けて、粉体を圧
縮する場合は、袋の中に充填した粉体間の空気は
ある程度抜けるが、まだ充分ではなく、かつ作業
性も極めて悪かつた。
さらに、プラスチツクフイルム製の袋の中に流
し込んだ粉体を、作業者が単なる平板で押付け
て、粉体を圧縮する場合は、袋の中に充填した粉
体間の空気は平板の外周から幾分抜けるが、平板
そのものが邪魔になつて、袋の中の空気は充分に
は外へ逃げきれず、やはり、袋の中に空気がかな
り残つていた。
また、前記した実公昭7−6078号公報に記載さ
れているものでは、粉体を充填する袋が、通気性
のないプラスチツクフイルム製ではなく、通気性
の紙または布類の袋が用いられているので、これ
らでは、袋の中の粉体を単なる平板状の押抜用突
起で圧縮すれば、袋の中の粉体間にある空気は袋
自体を通つて自然に外へ抜ける。しかし、この場
合でも、袋に通気性のないプラスチツクフイルム
製の袋を用いれば、前記したように空気抜きは充
分には行えない。
〔問題点を解決するための手段および作用〕
この発明は、これらの欠点をなくすために、袋
にプラスチツクフイルム製の袋を用いた場合で
も、袋の中に入れた粉体を押圧部材で圧縮すると
きに、粉体押圧用のピストン箱の下面に設けた脱
気用のフイルタと穴を通して袋の中の空気を充分
に外に逃がしうるようにするとともに、比較的に
簡単な方法と一連の動作で粉体の包装を効率良く
行いうるようにしたものである。
そのために、この発明においては、下記の順序
で粉体の包装を行うようにした。
(イ) 袋の底の上側に筒状の中子の一方の開口部を
位置させ、袋の外に筒状の中子の他の開口部を
位置させた状態で、袋の内に中子を装入する。
(ロ) 筒状の中子が袋内に入つている状態で外箱内
に入れる。
(ハ) 外箱内に外側から袋、中子の順で入つている
状態で、中子内に粉体を所定量投入する。
(ニ) 中子内に入つた粉体を、外周面が中子の内周
面にほぼ接しており、かつ、底面に脱気用の穴
を設けるとともに、この穴部にフイルタを取付
けた粉体押圧用のピストン箱で押圧しながら、
粉体中の脱気を行う。
(ホ) 中子を抜き取り、外箱内に粉体入りの袋だけ
をのこす。
(ヘ) 外箱内から粉体入りの袋を取り出して、袋の
開口部を封縅する。
(ト) 使用済みの中子および外箱は前工程へ戻して
再び使用する。
〔実施例〕
つぎに図面に示した1実施例によつて、この発
明を説明する。この発明では、図において順次矢
印で示したA,B,C,……の工程にしたがつ
て、作業を進めるようにした。
まず最初のA工程において、ロール巻原反のフ
イルム1が巻かれている送出リール2から1枚の
フイルム1を送出し、途中で、従来公知の方法に
よつて、フイルム1を順次縦方向に自動的に2つ
折りにする。この場合、図において下側がフイル
ム1の折目1aとなるようにした。なお、より強
度を必要とする袋を得ようとする場合は、送出リ
ール2から2枚重ねのフイルム1を順次送り出
し、2つ折りにした後のフイルム1が4枚重ねに
なるようにしても良い。フイルム1としては防湿
性やシール性のよいポリエチレンフイルムなどの
プラスチツクフイルムを用いると良い。また、フ
イルム1の代りに、クロスラミー、クラフトラミ
ー、クーポリン紙などを用いても良い。
2枚折りにしたフイルム1の先端部で、フイル
ム1内に角筒状の中子3を横方向から入れ、中子
3の前後のフイルム1を熱シールおよび熱切断し
て、中子3をさし込んだ状態の袋4を作る。1b
は熱シール線である。中子3の長さは袋4の深さ
よりも長くし、中子3は袋4の底と袋4から外に
出ている側に開口部3a,3bを有する角筒状に
した。なお、フイルム1の端部をシールする場合
は、その端部を瞬時的に加熱してとかしてつけ、
つづいて、溶着部をすぐ冷却する熱溶融シール法
を用いると、シール強度の大きいものが得られ
る。
A工程で中子3を袋4で底の方からおおつた状
態にしたものを、B工程で袋4の底の方から外箱
5でおおう。この場合も外箱5はおおうようにす
るが、外箱5の底5aが袋4の底4aに接触する
ようにした。ここでは、筒状の中子3が袋4内に
入つている状態で外箱5内に入れたことになる。
C工程では、外箱5内に外側から袋4、中子3
の順序で入つている状態で、中子3内にセメント
などの粉体を所定量投入する。6は粉体の計量投
入装置であるが、C工程以下では、外箱5や中子
3などは垂直に立てた状態で作業をした方がやり
やすい。
D工程では、C工程で中子3内に投入した粉体
を、外周面が中子3の内周面にほぼ接する粉体押
圧用のピストン箱7の作動により押圧し、圧縮脱
気する。中子3内を摺動し、中子3から出し入れ
しうるピストン箱7は、中子3内の粉体に接触す
る底面に、脱気用の多数の穴を設けるとともに、
その部分に剥離性が良く、通気性の良い布製など
のフイルタをはりつけた。なお、ピストン箱7
は、上面を全面開口部にしても良いし、密閉した
上面に減圧脱気装置に連結した強制脱気用の穴を
設けても良い。ピストン箱7の外側面の周囲には
パツキンを取付けて、押圧時の粉体の舞上がりを
防いだが、中子3とピストン箱7との間の摺動性
を良くするために、中子3の内壁に例えばフツ素
樹脂加工などの特殊加工をあらかじめほどこして
おいても良い。中子3内の粉体をピストン箱7で
下方に押出すれば、粉体中の空気はピストン箱7
下面の脱気用のフイルタや穴を通つてピストン箱
7の上方へ逃げ、粉体は脱気されながら圧縮され
る。そして、粉体は外箱5の高さよりやや低い位
置まで圧縮される。なお、粉体がセメントの場
合、嵩比重が1.2以下のものを1.6以上に圧縮し
て、セメント粉体中の過剰な空気をとりのぞく。
粉体の圧縮脱気充填が終われば、E工程で中子
3を抜き取る。この状態では、外箱5の中に粉体
だけが入つている袋4が残つている。つづいて、
F工程で示すように、粉体入りの袋4を外箱5の
外に取出し、粉体入りの袋4は、G工程で、上方
開口部を封縅する。4bは袋4の上端部のシール
線であり、このシールは熱シールかテープシール
で行つてもよいし、さらにシール強度を増す必要
がある場合には、これらのシールとミシン縫いシ
ールの両方を行つても良い。このようにして、粉
体は袋4の中に完全に密封される。
E工程で取出されて使用済みとなつた中子3は
前工程であるA工程に戻して再び使用するし、F
工程で取出されて使用済みとなつた外箱5も前工
程であるB工程に戻して再び使用する。
なお、最初の工程で、袋4の底4aに筒状の中
子3の一方の開口部3aを位置させ、袋4の外に
中子3の他の開口部3bを位置させた状態で、袋
4の内に中子3をそう入する場合は、A工程で示
すように、ロール巻原反フイルム1を送り出して
2枚折にした後、この2枚折フイルム1内の端部
に中子3をそう入し、中子3の両側のフイルム1
をシールおよびシールカツトして製袋するように
しても良いし、H工程で示すように、あらかじめ
製造しておいた袋4の一端開口部を開いて、袋4
の中に中子3を1個ずつそう入する通常普通に行
われる方法を用いても良い。
〔効 果〕
このように、この発明においては、特許請求の
範囲に記載したような方法を用いて一連の工程で
粉体を袋の中に入れて包装するようにし、特に、
中子を用い、かつ、粉体押圧用のピストン箱の下
面に設けた脱気用のフイルタと穴を通して空気を
外部に逃がしながら、粉体を圧縮脱気して袋内に
充填するようにしたので、比較的に簡単な工程で
粉体の包装が確実容易に行えるし、また、粉体を
充填した袋内の空気を充分に、かつ、確実容易に
外部に排出させることができる。したがつて、袋
に防湿性の良い、すなわち、通気性の悪いプラス
チツクフイルム製の袋を用いた場合でも充分に空
気を逃がすことができて、極めて有用である。
そして、この方法で包装された袋の中には、過
剰の空気が含まれることはなく、袋の中の粉体の
嵩比重も大きく、粉体は効率良く互いに圧着され
て密閉されているので、粉体入りの袋を運搬し、
積重ねて保存する時に場所をとらず、かつ、安定
性も極めて良く、そのうえ、粉体の品質の保存性
も極めて良い。
【図面の簡単な説明】
図面はこの発明によるプロセスの1実施例を示
す概略図である。 1……フイルム、3……中子、4……袋、5…
…外箱、6……粉体計量投入装置、7……ピスト
ン箱。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 下記の順序で行う粉体の包装方法 (イ) 袋の底の上面に筒状の中子の一方の開口部を
    位置させ、袋の外に筒状の中子の他の開口部を
    位置させた状態で、袋の内に中子を装入する。 (ロ) 筒状の中子が袋内に入つている状態で外箱内
    に入れる。 (ハ) 外箱内に外側から袋、中子の順で入つている
    状態で、中子内に粉体を所定量投入する。 (ニ) 中子内に入つた粉体を、外周面が中子の内周
    面にほぼ接しており、かつ、底面に脱気用の穴
    を設けるとともに、この穴部にフイルタを取付
    けた粉体押圧用のピストン箱で押圧しながら、
    粉体中の脱気を行う。 (ホ) 中子を抜き取り、外箱内に粉体入りの袋だけ
    をのこす。 (ヘ) 外箱内から粉体入りの袋を取り出して、袋の
    開口部を封縅する。 (ト) 使用済みの中子および外箱は前工程へ戻して
    再び使用する。 2 袋内に筒状の中子を装入する場合に、まず、
    ロール巻原反フイルムなどを送り出して2枚折に
    した後、この2枚折したフイルムなどに中の端部
    に筒状の中子を装入し、中子の両側のフイルムな
    どをシールおよびシールカツトして製袋するよう
    にした特許請求の範囲第1項記載の粉体の包装方
    法。 3 袋内に筒状の中子を装入する場合に、あらか
    じめ製造しておいた袋を開いて筒状の中子を装入
    するようにした特許請求の範囲第1項記載の粉体
    の包装方法。
JP12142677A 1977-10-12 1977-10-12 Method of packing fine particles Granted JPS5456590A (en)

Priority Applications (1)

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JP12142677A JPS5456590A (en) 1977-10-12 1977-10-12 Method of packing fine particles

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JP12142677A JPS5456590A (en) 1977-10-12 1977-10-12 Method of packing fine particles

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5456590A JPS5456590A (en) 1979-05-07
JPS6135042B2 true JPS6135042B2 (ja) 1986-08-11

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ID=14810844

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JP12142677A Granted JPS5456590A (en) 1977-10-12 1977-10-12 Method of packing fine particles

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Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57194918A (en) * 1981-05-23 1982-11-30 Taisei Kikai Kk Packer
JPS60158002A (ja) * 1984-01-28 1985-08-19 田中 壮吉 溶融物の自動袋詰方法
JPS6278003A (ja) * 1985-09-20 1987-04-10 田中 壮吉 溶融物の自動袋詰め装置
JPS6278002A (ja) * 1985-10-02 1987-04-10 田中 壮吉 溶融物の自動袋詰め装置
KR100434992B1 (ko) * 2002-08-14 2004-06-07 (주)아이피엔 센서 스트립 캔의 자동조립포장장치

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