JPS6134804A - 放電灯照明装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野〕 本発明は放電灯照明装置に係り、たとえば、誘導灯、非
常灯などにおける放電灯の始動電圧を低下させる配線に
関Ｊる。

（従来の技術〕 従来のこの種のラビッドスタート点灯方式の放電灯照明
装置は、ランプの始動電圧を低下させるために、放電灯
ランプの管壁の内面或いは外面に導電体を設け、このｌ
ｌ電休体ランプフィラメントとの間に電圧をかけて、ラ
ンプを始動する方法が採られていたが、この方法では管
壁にＩＸ電体を設けた特殊のランプを用いなくてはなら
ず、汎用性に欠けていた。

また第４図に示すように、ランプ１の管壁に沿って近接
導電条２を配設し、この近接導電条２を接地してこの導
電条２とランプ１のフィラメント３との間に電圧をかけ
、ランプ１を点灯させる方法が知られている。

（発明が解決しようとする問題点〕 上記従来の放電灯照明装置では、高周波点灯の器具など
においては、−次側と二次側とが、絶縁されており、始
動電圧が充分にとれない器具、または、器具の形状、構
造から近接導電条を設けることができない器具があり、
点灯回路装置の二次電圧を高くせざるをえない器具があ
った。

本発明は上記問題点に鑑みなされたもので、点灯回路装
置からランプの一方のフィラメントに配線するリード線
を他方のフィラメントの位置から゛ランプの管壁に添着
配線することにより、ランプ始動時のグロー放電を起こ
し易くして始動電圧を低くできるようにした放電灯照明
装置を提供するものである。

〔問題点を解決するための手段〕

本発明の放電灯照明装置は、放電灯ランプと、この放電
灯ランプの両端端子をそれぞれ接続保持するランプソケ
ットと、この両ランプソケットに接続され前記ランプの
フィラメントを予熱するとともにこのフィラメント間に
電圧を印加して点灯さぼるラビットスタート方式の点灯
回路装置と、前記ランプソケットを相対向して配設する
とともに前記点灯回路装置を配設した筐体とを具備した
放電灯照明器具において、前記点灯回路装置とランプの
一方のフィラメントとを接続するリード線を他方のフィ
ラメントの位置からランプ管壁に添着配線したことを特
徴とするものである。

〔作用〕

本発明の放電灯照明装置は、ランプの点灯に際して、点
灯回路装置から、ランプに電流を流すと、フィラメント
が予熱されるとともにランプの一方のフィラメントに接
続されこのランプの管壁に添着配線したリード線と他方
リフィラメントとの間で放電が行なわれ、低い始動電圧
でもランプは点灯される。

〔実施例〕

本発明の一実施例の構成を図面第１図について説明する
。

１１は直管形放電灯ランプで、この放電灯ランプ１１の
両端端子をそれぞれ接続保持する一対のランプソケット
１２．、１３が筐体１４内の両端に相対向して取付は配
置され、このランプソケット１２．１３に装着されたラ
ンプ１１は、筐体１４の上下方向の略中央位置に配置さ
れている。この筐体１４は金属材料にて成型され、前面
には図示しない透光性の表示板が設けられている。

また前記筐体１４の内底部には、ソケット１２．１３に
接続され前記ランプ１１のフィラメント１５．１６を予
熱するとともにこのフィラメント１５．１６間に電圧を
印加して点灯させるラビットスタート方式の点灯回路装
置１７が取付は収納されている。この点灯回路装置１７
は第２図に示すように、停電など断電時に作動する電池
などの直流電源に接続された発振回路１８と、この発振
回路１８に一次側を接続したトランス１９を有し、この
トランス１９の二次側のコイル両端には、前記ランプ１
１のフィラメント１５゜１６の一極がそれぞれ接続され
、他極は二次側のコイルのタップにそれぞれ接続されて
いる。

また前記点灯回路装置１７と一方のランプソケット１２
を介してランプ１１の一方のフィラメント１５とを接続
するリード線２０は、前記筐体１４とランプ１１の間よ
りランプ１１の他方のランプソケット１３に形成した掛
止部２１に掛止し、ランプ１１の他方のフィラメント１
６の位置からランプ１１の管壁に添着配線して一方のラ
ンプソケット１２に接続する。なお、ランプ１１の管壁
に添着したリード線２０の中間部は図示しない支持具に
て支持する。また前記点灯回路装置１７と他方のランプ
ソケット１３介してランプ１１の他方のフィラメント１
６に接続したリード線２２は、前記一方のリード線２０
とランプ１１の管壁との間の間隔より広い間隙で筺体１
４内に配線してランプソケット１３に接続する。

次にこの実施例の作用について説明する。

停電時などに直流電源が作動すると、点灯回路装置１７
からランプ１１のフィラメント１５．１６に電圧が印加
され、フィラメント１５．１６は予熱されるとともに、
ランプ１１の管壁に添着したり一ド１ｉ１２０が近接導
体となって一方のフィラメント１５との間で放電が生じ
、ランプ始動時のグロー放電が起り易く、フィラメント
１５．１６間の放電が行なわれ、低い始動電圧でランプ
は高周波点灯される。

そして一方のリード線２０とランプ１１の管壁との間の
間隙寸法と、始動電圧との関係を見ると、第３図に示す
ように、２０Ｗの蛍光ランプでは、３０ｔｎｍ程度まで
が大幅に始動電圧が低下される。

なお、ランプの管壁に添着するリード線２０は、必ずし
もランプ１１の全長に亙って添着する必要はなく、放電
側のフィラメント部分のみに添着してもよい。

〔発明の効果〕

本発明によれば、ランプ℃管壁に、ランプソケット介し
て一方のフィラメントに接続するリード線を使方のフィ
ラメント位置からランプの管壁にに添着したので、リー
ド線が近接導体となってランプフィラメントとリード線
間で放電され、ランプの始動時のグロー放電が起り易く
、近接導体を特別に設けなくても周波点灯の始動電圧を
低くできるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す放電灯照明装置の斜視
図、第２図は同上点灯回路装置の回路図、第３図はリー
ド線とランプ管壁との寸法と始動電圧との関係図、第４
図は従来の放電灯照明装置の回路図である。 １１・・放電灯ランプ、１２．１３・・ランプソケット
、１４・・筐体、１７・・放電灯回路装置、２０・・昭
和５９年７月２６日゛

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）放電灯ランプと、この放電灯ランプの両端端子を
   それぞれ接続保持するランプソケットと、この両ランプ
   ソケットに接続され前記ランプのフィラメントを予熱す
   るとともにこのフィラメント間に電圧を印加して点灯さ
   せる点灯回路装置と、前記ランプソケットを相対向して
   配設するとともに前記点灯回路装置を配設した筺体とを
   具備し、前記点灯回路装置とランプの一方のフィラメン
   トとを接続するリード線を他方のフィラメントの位置に
   対向してランプ管壁に添着配線したことを特徴とした放
   電灯照明装置。