JPS6134402A - 歪センサ - Google Patents

歪センサ

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JPS6134402A
JPS6134402A JP15687384A JP15687384A JPS6134402A JP S6134402 A JPS6134402 A JP S6134402A JP 15687384 A JP15687384 A JP 15687384A JP 15687384 A JP15687384 A JP 15687384A JP S6134402 A JPS6134402 A JP S6134402A
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JP
Japan
Prior art keywords
amorphous silicon
substrate
sensor
thin film
strain gauge
Prior art date
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Pending
Application number
JP15687384A
Other languages
English (en)
Inventor
Hajime Ichiyanagi
一柳 肇
Nobuhiko Fujita
藤田 順彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (2) 技   術   分   野 この発明はアモルファスシリコンを利用した歪センサに
関する。
ここで歪センサというのは、対象物の歪みを検出する感
歪センサ(歪ゲージセンサ)と、圧力によって自身が歪
むことによシ圧力を検出する圧力センサとを指している
歪ケージセンサは、ロボットの触覚センサ、メカFロニ
クスにおける微小変位、振動の検出に広く用いられてい
る。メディカルエレクトロニクスに於ては、血圧測定な
どに幅広く応用されている。
(イ)従来技術 歪みゲージセンサとして、従来、2つの種類のものが用
いられてきた。ひとつは、金属歪みゲージセンサであシ
、今ひとつは結晶半導体歪みゲージセンサである。
金属歪みゲージセンサは、Cu−Ni 、 Cu−Ni
−Al 。
Ni−Cu 、 Ni−Cu合金などの箔又は細線が引
張られると、細くのびるので、抵抗が増大する、という
性質を利用している。しかし、これは、歪みに対する抵
抗変化率が小さいという欠点がある。
結晶半導体歪みゲージセンサは、検出感度は高いが、温
度依存性が高く、非直線性を示すなどの欠点がある。ま
た、任意の形状、寸法のものを作シ難いという点も問題
である。
これらの歪みゲージセンサとは全く異なるアモルファス
薄膜半導体を用いた歪みゲージセンサが提案されている
コレハ、アモルファスシリコンの半導体薄膜ヲ用いるも
のである。アモルファスシリコンハ、結晶シリコンと製
造方法が異なるので、基板の選択の幅が広い、低温で薄
膜化できる、微小化が容易である、という長所がある。
また、金属歪みゲージセンサに比べて、歪みに対する抵
抗変化率が大きいという利点がある。結晶半導体のもの
に比して、直線性が良く、温度特性も優れている。
アモルファスシリコンヲ用いり歪ゲ−ジセンサは、この
ような長所をもっているが、これまで提案されているも
のは、第3図、第4図に示すよう々構造を持っている。
例えば、「最新アモルファスSiハンドブック」高橋清
、小長井誠編、サイエンスフォーラム(株)発行(19
83年3月31 日)には、このようなアモルファスシ
リコンの歪みゲージセンサが説明されている。
(つ) 従来技術の問題点 第3図、第4図の従来構造に於て、アモルファスシリコ
ン歪みゲージセンサは、絶縁基板20の上に、細長い微
結晶化シリコン(μC−5iという)の薄膜21が形成
してあり、薄膜21の両端に金属電極22.23が蒸着
されている。電極22.23にはワイヤ24.25がポ
ンディングしである。
微結晶シリコン薄膜21の長さしは1酊あるいはそれ以
上である。幅Wは0.1酊程度である。厚さTは1μm
〜数μmである。
このように細長比L/Wが極めて大きい。
歪みゲージセンサは、このように検出部材が細長いのが
普通である。この理由は、次のようであろうと考えられ
る。
最も古い歴史をもつ金属歪みゲージセンサの場合、導電
率が高すぎるから、十分な抵抗値を得るため細長くする
必要があった。これには、十分な根拠がある。
続いて、結晶シリコンの歪ゲージセンサの場合も、シリ
コンは細長い帯状のエピタキシャル層となっている。細
i比L/Wは、やはり10程度以上であった。
従来の歪みゲージセンサが、帯状の検出部を必ス持って
いたから、アモルファスシリコンの薄膜を使う新しい歪
みゲージセンサも、第3図、第4図に示すように、細長
い帯状の薄膜を使っているのであろう。
しかしながら、このようなアモルファスシリコン薄膜歪
みゲージセンサには次のような欠点がある。
(1)  この素子は抵抗が高すぎる。このため、ノイ
ズが入シやすく、精度の高い測定が難かしい。
もつトモ、アモルファスシリコンヲ微m 晶化シリコン
にして抵抗を下げているが、なお十分でない。
これは、膜面と平行な方向に電流を流すためである。抵
抗は長さしに比例し、幅W、厚さTに反比例するから、
細長比が大きいと、抵抗も大きくなる。帯状の膜形状の
固有の難点である。
(2)導電性基板を基板20として使用することができ
ない。電流は膜内を横方向に流れるから、基板20が導
電性であると、基板によって短絡してしまうからである
金属、結晶半導体歪ゲージセンサも、基板は絶縁物であ
る。
しかし、導電性基板の方が便利なこともあシ、用途も拡
大するものと考えられる。
(3)  −次元ラインセンサを作製する場合、隣接す
る素子間を絶縁するためμC−3i薄膜を切断しなけれ
ばならない。電流は、横方向に流れ、隣接素子間の間隔
と同程度の長さを流れるわけであるから、素子間を分離
しなければ、クロストークを生ずるからである。
に)発明の目的 本発明は、抵抗が低く、導電性基板を使用でき、しかも
−次元ラインセンサを作製しても、素子間を分離する必
要のないアモルファスシリコン歪みセンサを学えること
を目的とする。
(イ)構 成 従来の歪ゲージセンサは、全て電流が゛基板面に平行に
流れていた。つまシ横型のセンサである、という事がで
きる。
本発明は、電流が基板面に対し直角に流れるセンサの構
造を新たに提供する。これは、従って縦型のセンサと言
うことができる。
ここでアモルファスシリコンについて述べる。
イスれも、水素を含んだアモルファスのシリコンを基板
の上に堆積してゆくものである。出発物質は主にSiH
4シランガスである。さらにSiF4四フッ化ケイ素ガ
ヌを用いることもある。
アモルファスシリコンを形成する方法はいくつか知られ
5ている。
(1)ブーj スフCVD法(p1a3Tachart
xtz1vapor =depositian )シラ
ンガスSiH4あるいは四フッ化ケイ素ガスSiF4を
容器内に導入する。高周波電圧をアノ−トドカソード間
に加えて、ガスをプラズマ状態にする。シランガスがS
iとHに分解し基板の上に付着してゆく。基板温度は3
00℃程度でよい。基板はアノード側に接触している。
グロー放電によるプラズマのエネルギーでガスを分解す
るものである。
(2)反応性スパッタリング法(r(転)tive s
puttering )7、/<ツタリングすべき材料
はSiである。ガスはアルゴンの他に水素を入れておく
。アルゴンガスには高周波電界がかかつておシ、これが
Siを叩き、基板へ輸送し、基板上に堆積してゆく。
H2が含まれているので、水素もシリコンの中に入って
ゆく。こうしてa−3i:Hが基板の上に形成される。
5a−“はアモルファスという意味である。:Hは水素
が含まれる、という意味である。Hを入れるので、反応
性というのである。
(3)反応性イオンブレーティング法 Siを真空蒸着と同じように加熱蒸発させる。
途中で高周波あるいは直流の電圧による放電域を通シイ
オン化される。イオン化されたシリコンが基板に付着す
る。水素ガスを容器内に通しておき、水素をシリコンの
中に含ませる。水素を加えるので反応性という。
微結晶化シリ:l ン(m1cro crystall
in95iliccn )  について説明する。これ
は数10〜数100人の結晶粒のある水素あるいはフッ
素を含むアモルファスシリコンのことである。電子顕微
鏡でアモルファスシリコンの表面を観察した時、アモル
ファスシリコンの一様な海の中に、一部結晶化した塊状
の部分が見える。結晶化した部分の直径は数10人から
数100人である。簡単にμC−5iと書くことにする
これuアモルファアノリコンのカテゴリーニ入るが、通
常のアモルファスシリコンa−3i よリモ抵抗率が低
い。
アモルファスシリコンは、水素が含まれていることが必
須である。水素が含まれていることを明示するため、a
−3i:Hと書くこともあるが、これを省略することも
多い。a−Si、μC−5iと書いていても、Hは当然
台まれている。μC−3iは微結晶を含むアモルファス
シリコンという事であって、単にアモルファスシリコン
という場合、通常のアモルファスシリコンもμC−8i
モ含ム。
さらに、アモルファスシリコンニモ、i型、n型、p型
の区別がある。水素を含むことによりアモルファスシリ
コンは構造敏感な性質を得るようになった。ホウ素を、
例えばB2H,の形でドープするとp型になり、リンを
PH3の形でドープすると、n型の半導体となる。n型
、p型にすると、電気抵抗が小さくなる。また電極を付
ける場合はn型、p型の方がショットキーバリヤができ
ないので適している。
i型は、ホウ素、リンなどのドーパントをドープしてい
々いもので、抵抗率も高い。
以上の事柄は公知である。
次に、第1図によって、本発明の詳細な説明する。
1は導電性を有する基板である。基板自体が導 。
電性を有するものであってもよいし、絶縁物の外周を導
電物によってコーティングしたものでも良い。コーティ
ングは外周全体でも良いが、上面だけであっても差支え
ない。
2はアモルファスシリコンの薄膜であって、基板1の上
に、既に述べたプラズマCVD法、反応性スパッタリン
グ法、反応性イオンブレーティング法などKよって形成
される。
アモルファスシリコン薄膜2 ハ、前述o a−siで
もよいしμC−5iでもよい。アモルファスシリコン2
の上に金属電極3が蒸着しである。電極はAl。
Cr、Au%Niなどの単体金属或は合金を用いる。
導電基板1及び金属電極3の上に、ワイヤ4.5をポン
ディングしである。
電流は、アモルファスシリコン薄膜2を上下方向に流れ
る。つまり、従来の歪ゲージセンサと異なシ、縦型にな
っている。
アモルファスシリコン薄膜は、ホウ素をドープしたp型
、リンをドープしたn型半導体であってもよしし、ノン
ドープのi型半導体であってもよい。i型の場合は、オ
ーミックコンタクトをとるために、電極の近傍をn型に
して、電極・n型−1型−n型・電極という構造にする
のが望ましい。
i型アモlレフアノ半導体へ直接に電極を付けると、シ
ョツtキーバリヤが生じ、この部分に電圧がかかつてし
まい、歪みセンサとして機能しない。
このように、本発明に於ては、電極によって、アモルフ
ァスシリコンを上下から挾んだ構造になっている。
第2図は他の例を示す断面図である。絶縁基板6の上に
電極7を一部分蒸着しである。電極7と基板6の上に、
アモルファスシリコン薄膜2を形成してあシ、さらに電
極3が蒸着しである。ワイヤ4.5を電極7.3にボン
ディングしである。
基板が絶縁性であれば、まず電極を蒸着、印刷によって
設けておいてから、アモルファスシリコン薄膜を形成す
る。
いずれにしても、電極によってアモルファスシリコン薄
膜が挾まれておシ、電流、電圧の加わる方向が上下方向
である。
電極3.1の厚みは0.1μm−1μm程度でよい。
アモルファスシリコン薄膜の厚みは500人〜2011
m程度である。アモルファスシリコンは薄スキると、上
下の電極間が短絡される。反対に厚すぎると層が剥離し
てしまうことがある。
通常は1μm程度が選ばれる。
□□□)効 果 (1)縦型の構成であるから、電流が流れやすく、低抵
抗にする事ができる。
薄膜の辺をり、Wとし、厚さをTとする時、  □従来
の横型の抵抗体の場合L/Wが大きく、抵抗はL/WT
に比例するので、極めて高い抵抗値であった。
本発明ではLとWが同じ程度の大きさで、抵抗はT/L
Wに比例する。n型a−Siの抵抗率として例えば10
’Ωaのものを作ったとする。n型μC−3iの抵抗率
として5×100備のものを作ったとする。このそれぞ
れの場合に於て、従来例と本発明の素子抵抗を比較する
と、1ffX1鱈×1μmtの薄膜である場合、10の
差異がでてくる。n型a−5iであれば、従来例で10
0となるが、本発明では102Ωとなる。
n型μC−S iであれば、従来例で5×100となり
、本発明では5×100となる。
素子の抵抗は10 〜10Ω程度であれば、雑音に対し
ても強いので、上記の寸法の場合、高抵抗率のa−5i
薄膜であっても十分に役に立つ。
従来例の場合、細長比を1にすることはなく、L/Wは
10程度であるから、ここに示すものよシ高い抵抗とな
る。
(2)導電性基板を使用することができる。つまり、金
属などを基板にできるから、基板選択の自由度が高くな
る。電流の流れが基板の面に対し直角であるから、これ
が可能になる。
(8)  アモルファスシリコンを使用L[−次元ライ
ンセンサラ作製する場合、アモルファスシリコンを切断
して素子間を分離する必要がない。縦型の素子であるか
ら、対向電極間に電流が流れやすく、隣接電極間には流
れない。電極間距離(500人〜20μm)が小さくて
、隣接電極間(数m)よシはるかに短いから、素子分離
の必要がない。
もちろん、電極の一方は分離されている。
(1)用 途 (1)歪ゲージセンサ(感歪素子)として使うことがで
きる。直線性、温度特性が良い。金属のセンサよシ検出
感度が高い。
(2)圧力センサとしても使うことができる。アモルフ
ァスシリコン薄膜は圧力を受けることによって抵抗値が
異なるからである。
【図面の簡単な説明】
第12図は本発明の1例を示す断面図。 第2図は本発明の他の例を示す断面図。 第3図は従来例のアモルファスシリコン歪ミケ−ジセン
サの断面図。 第4図は第3図の歪みゲージセンサの平面図。 1・・・・・・・・導電性基板 2 ・・・・・・・・ アモルファスシリコン薄膜3・
・・・・・・・電  極 4、5・・・・・・  ワ    イ    ヤ6・・
・・・・・・絶縁基板 7・・・・・・・・電  極 発明者    −柳  肇 藤  1) 順  彦 特許出願人     住友電気工業株式会社第3図 第4図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)アモルファスシリコン薄膜を膜厚方向に対向する
    電極で挾持する事を特徴とする歪センサ。
  2. (2)アモルファスシリコン薄膜の厚みが500Å以上
    である特許請求の範囲第(1)項記載の歪センサ。
JP15687384A 1984-07-26 1984-07-26 歪センサ Pending JPS6134402A (ja)

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JP15687384A JPS6134402A (ja) 1984-07-26 1984-07-26 歪センサ

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JPS6134402A true JPS6134402A (ja) 1986-02-18

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ID=15637253

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01242901A (ja) * 1988-03-25 1989-09-27 Ishida Scales Mfg Co Ltd 荷重検出用ひずみゲージ構造
JP2012143934A (ja) * 2011-01-11 2012-08-02 Canon Inc 液体吐出装置

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