JPS6133927A - 可撓性パツケ−ジ - Google Patents

可撓性パツケ−ジ

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JPS6133927A
JPS6133927A JP9076385A JP9076385A JPS6133927A JP S6133927 A JPS6133927 A JP S6133927A JP 9076385 A JP9076385 A JP 9076385A JP 9076385 A JP9076385 A JP 9076385A JP S6133927 A JPS6133927 A JP S6133927A
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JP
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valve
container
self
flexible package
dispensing valve
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JP9076385A
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English (en)
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ジエームズ、リー、ドロビシユ
レオ、エドワード、タスケ
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Procter and Gamble Co
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Procter and Gamble Co
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔技術分野〕 本発明は種々の流体または流動化材料を貯蔵しま1c分
与するためのパッケージに関するものである。
また本発明は、分与サイクルの中間においてパッケージ
内容物の乾燥または損失を防止するために一般に使用さ
れているフタ部材を取りはずしまたは操作する必要なく
、シャンプー、整髪剤、石けん、洗剤、料理用油などの
粘性流体を貯蔵および分与するパッケージに関するもの
である。
本発明は、特に分与弁を備えた可撓性パッケージにおい
て、この弁は、パッケージに対して外力が加えられたと
きに所定の閾値圧において内容物を排出するために開き
、外力がパッケージから除かれたときにまたはパッケー
ジ内圧がその他の形で低下したときに自動的に閉じるよ
うにした可撓性パッケージに関するものである。前記の
分与弁が特定の閾値圧以下では閉じた状態にあるので、
工廠の排出を伴うことなくパッケージを操作することが
でき、また望むならばパッケージを逆転貯蔵することも
できる。
さらに本発明は、手で変形されるのに十分な可撓度と、
手で加えられた押圧力がパッケージから除かれたときに
実質未変形状態まで戻φに十分な弾性爪とを有する可撓
性パッケージに関するものである。パッケージ内部に作
られた減圧は前記の弾性変形性分与弁によって通気され
、またこの弁はパッケージから分与される流体流を閉切
る作用を有する。
〔背景技術〕
分与サイクルの中間において通常のフタを必要としない
自己密封型取付は部材は当業界において一般に公知であ
る。たとえば、1939年、10月30日付プルばか発
行された米国特許第2.175.052号は、歯みがき
、シェービングクリームなどの材料の容器に取付G−J
られ、内圧を受けて内容物を排出する分与フタを開示し
ている。このプルはかの発明は、分与容器の末端に取付
けられる可撓性、伸張性弾性部材を有するキャップを含
み、前記の弾性部材は、少なくとも操作中はこの弾性部
材中の応力とひずみがキャップの中心末端部に向けられ
るような均衡構造を有する。
プル特許の実施態様において、キャップの形状は、一端
において開き他端において閉じたチューブを成す。この
チューブは可撓性、伸張性の弾性物質、好ましくは加硫
された柔かい弾性ゴム組成物から成る。チューブ側壁よ
りも薄い中間部分を介在させてチューブ側壁に対して端
壁が連結されている。
この端壁は、凹形状態においてチューブ内部に全部入る
よりに配置されている。好ましくは、前記中間部分は切
頭円錐形輪郭を成し、その小直径を有する末端が端壁と
整合している。端壁部材を通してスリットが延在し、チ
ューブに対して最内側において端壁の中に、スリットに
隣接したベベル面の形のくぼみが形成されている。この
キャ゛ツブは、鉛ホイルなどの材料から成る圧潰性本体
を有するチューブなどの通常の分与容器に対して連結さ
れる。
プルはかの分与キャップが分与キャップが容器に使用さ
れ、この容器に対して圧力が加えられたとき、分与材料
が端壁の内側に圧着され、端壁は外部に出される。中間
部分が比較的薄いので、内部から圧力を加えたときに端
壁が外側に運動することができる。分与月利に対して圧
力が加えられるに従って、端壁が膨張され、通常は閉じ
1=状態にあるスリン1〜が開いて、分与容器から内容
物を押出ず。分与容器に対する手の圧力を除いたとき、
端壁とその隣接部分が少なくとも部分的に、その正常な
拘束されない状態に戻る。この端壁の戻り運動中、およ
び端壁が付図の第4図に図示のようにチューブの外端に
よって画成される面の位置にあるとき、端壁の中に圧縮
応力とひずみが生じる。
プルばかによれば、チューブに対する端壁の軸方向運動
中に端壁とチューブとの間に中間部が局限された際にこ
の中間部の中に生じる圧縮応力によって、これらの圧縮
応力とひずみが生じる。第4図に示づ−この位置におい
て、端壁中の圧縮応力とひずみが、スリットを画成する
面を相互に強く圧ン1して、分与材料のストリップをせ
ん断Jる。この分与組立体が短時間、休止状態に留まっ
たのち、キャップは第1図に図示の正常な、拘束されな
い状態に戻ると述べられている。
自己密封型の他の先行技術容器フタが1931年9月2
9日、スミスに発行された米国特許第1.825.55
3号に開示されている。スミスは、このしくは柔かく可
撓性で、線画みがき、シェービングクリーム、ベース1
〜またはその他の粘性物質の容器として役立つ圧潰性チ
ューブを開示している。図示の実施態様においては、チ
ューブは、これと一体の比較的剛性の円錐形端部と、こ
の端部と一体の外側ネジ山を有づる首部とを備える。首
部は末端に隣接した大きな孔と、首部の上面を通して前
記の大径孔から延びた小径円筒孔とを備えている。孔の
接合部におけるショルダは、゛円錐形座を成すために面
取りされている。
スミスのチューブフタ部材は好ましくは良質のゴムから
成形され、所望の弾性をうるように加硫される。第1図
〜第12図に示すスミスのチューブフタは底部と端部と
を有する。孔と端部との接合部におけるショルダはチュ
ーブ首部の円錐形座と一致するように面取りされている
。端部はベースの中にキャビティを形成するように構成
され、このキャビティから端部を通して弁スリットが備
えられている。フタをチューブの首部に取付けるために
は、フタの面取りされたショルダが首部の円錐形座を横
断して載置されるまで、フタをチューブの大径端を通し
て首部の中に挿入するだけでよい。そこで、通常の方法
でチューブに適当な材料を充填し、ユーザに引渡すまで
弁フタを保護するために金属のネジキャップを備えるこ
とができる。
第14図に図示の実施態様において、問題のフタは底部
と端部とを含む。底部と端部の接合部は、チューブの座
と一致するように面取りされている。
底部に円錐形キャビティを備え、その内側下端端部は、
チューブから内容物を押出すとぎに内容物がキャビティ
の中に入りやすくするために面取りされている。端部の
上面は凹形であって、弁ボートを有し、これはこの特許
に開示の任意の形状とすることができる。
チューブから内容物を押出すためには、キャップを取り
はずしたのちに、チューブに圧力を加えるだけでよいと
スミスは述べている。この圧力がチューブ内容物をフタ
のキャビティの上部に圧着し、弁スリットを開かせ、チ
ューブ内容物を第3図に図示のように流出させる。チュ
ーブに対する圧力が除かれたとき、フタ部材の弾性の故
にスリットが固く閉鎖され、内容物のそれ以上の押出し
を防止すると述べられている。
さらに他の先行技術の圧潰性チューブ構造は1916年
11月28日、ブースに発行された米国特許第1.20
6,661号に開示されている。
ブースは、管状出口を一端に備えた圧潰性チューブを開
示し、この管状出口はフタを受けるために外側にネジ山
を有する。実際上、このチューブは反対側端部から充填
され、この反対側端部は通常は開いていて、この端部に
おい、てフタを成すため、通常のように折りたたまれま
たは巻込まれる。この折りたたまれたまたは巻込まれた
端部をチューブ本体の上に折りたたみまたは巻込むこと
により、あるいはチューブを親指と他の指との間におい
て圧締することによって、または適当構造の圧搾装置を
使用することによって、チューブの内容物を排出させる
前記のブースのチューブの内部に、ゴムまたはその他の
弾性物質のドーム状またはカップ状の吸引力または減圧
発生装置が配置されている。このカップ状本体はその開
いた側がチューブの上端に向けられ、デユープの上端に
当接するための厚いリム縁を備えて、チューブ上端と共
に吸引室または真空室を形成する。この隔膜カップはそ
の中心部にスリット状の出口を備え、このスリットは第
1図に示すように隔膜の部品が正常位置にあるとぎに弾
性素材の弾性によって閉鎖されている。内容物を押出す
際に、隔膜の底部に対する内容物の圧力により、この隔
膜部分が持上げられ、あるいは出口に向かってカップの
中に押込まれ、このようにしてスリットを拡張して材料
を排出するための円形開口を成す。隔膜に対する圧力が
除かれたとき、隔膜の片寄り部分がそれ自体の弾性によ
って正常位置に戻り、このようにして減圧室の内部に吸
引力または部分減圧を生じ、これにより、排出された余
分な材料がチューブの中に引戻される。
ブースによれば第1図と第2図に示された弾性カップの
形状は、貯蔵され分与される物質が比較的軽量であって
多少とも容易に流動する性質のものである場合に使用す
ることができる。しかしながら、比較的重く濃密な流体
、従っである程痕大きな粘度を有する流体の場合、カッ
プの片寄り部分を作動ののちに確実に正常位置に戻すた
め、隔膜を第3図に図示のようなバネと共に使用するこ
とが好ましい。
1956年8月14日、シャフラ−に発行された米国特
許第2,758.755号は、自動閉鎖/後退式排出ノ
ズルを備えた他の圧縮性容器を開示している。シャフラ
−は、圧縮性チューブ、ビンその他の容器のフタとして
、適当なプラスチック材料またはゴムの弾性材料から成
るコツプ状膜部品を開示している。コツプ状膜部材は第
2図と第3図に図示のような一体部品とすることができ
、あるいはチューブの延長部として締付けられる別個の
部品とし、チューブはたとえば金属ホイルで作られて圧
縮性のものとする。前記コツプ状部品の底部の内側面は
中心ウェルを包囲した感情みぞを形成され、このように
してコツプ状部品の底部の外側面は開口によって包囲さ
れた乳首状を成し、カップ内部のぞの底壁の面は凹形で
ある。この乳首は、付図に示すようにこれを貫通した一
対の交さスリットを有し、第3図に図示のように容器が
圧縮されるときに、容器内部のペースト材料がこれらの
スリットを通して押出される。コツプ状部材を構成する
要素の正常な閉じた休止状態を第2図に示す。
ペースト物質をもって満たされまたは部分的に満たされ
たチューブまたは容器は、常にこの物質を]ツブ状部分
に満たさせる。容器に対して圧力が加えられたとき、コ
ツプ状部分は第3図に示すように膨張させられ、その場
合乳首または排出ノズルがコツプの外に突出して排出す
る。シャフラ−によれば、乳首またはノズルは、実際上
長さが延びている。このような圧力を除いたとき、コツ
プ部分は再び第2図に図示のようにその正常な休止状態
に戻り、その場合ノズルはカップの中に引戻され、短く
なり、その開口のリップが閉じられる。この動作はすべ
て自動的に行なわれる。これは、ノズル先端部と環状み
ぞの壁の少なくとも大部分を構成する緊張した比較的厚
い壁部分がノズルからはね返り、カップ部分の底部の他
の部分が比較的薄いからである。シャフラ−によれば、
ウェルの底壁の前記の形状により、チューブに対して圧
力を加えた際の乳首の伸長とこの圧力が除かれたときの
乳首の短縮が容易になる。
弾性可撓性物、質から成り、分与出口上に着座されこの
出口を横断する円形の比較的薄い、弾性の可撓性隔膜を
有するさらに他の先行技術の液体分与ビンが、1979
年、1月9日にクララセンに発行された米国特許第4,
133.457号に記載されている。可撓性隔膜がその
外周に沿って分与ノズルキャップによって密封的に締付
けられている。この隔膜は90°の標的様にカットされ
たスリットを形成され、このスリットは少なくとも1つ
の弾性可撓性弁フラップを成し、分与器が絞られるとき
に内部の液体圧によってこのフラップが外側に片寄らさ
れるように、隔膜に対して片寄らされるように、隔膜に
対してヒンジ区域に沿って連結されている。またこの隔
膜はそのヒンジ区域またはその近傍に少なくとも1つの
小さい穴を備えて、弁フラツプの可撓性を増大し、また
この小ざい穴は絞られたビン壁体の原状復帰を加速する
通気孔どして役立つ。
不幸なことに、前記の型の先行技術の構造は、流体材料
の排出にとってきわめて望ましい特性の特に好ましい組
合せを生じるために完全に満足なものではないことが明
らかになった。このような特性とは、片手でパッケージ
に加えられる圧力に対応する粘性流体の分与、手の押圧
力を除いたとき、あるいはその他の形でパッケージ内圧
が減少したとぎに、内容物の流れの自動的締切り、およ
び分与サイクルの中間においてパッケージが長期間、逆
転分与位置に貯蔵され/j場合の漏れ抵抗。
従って本発明の目的は、外圧を加えて所定閾値を超える
流体圧を発生したときに容器の内容物を排出し、手の圧
力が除かれたときに自動的に内容物を締切ることができ
、また分与サイクルの中間において容器が長期間、逆転
位置に貯蔵されても取扱い中の漏れに対する抵抗力を有
する自己密封型弁を備えた弾性変形性容器を含む可撓性
の貯蔵/分与パッケージを提供するにある。
本発明の他目的は、分与される内容物量に対する高度の
制御を可能とするこのような貯蔵/分与パッケージを提
供するにある。
本発明のさらに伯の目的は、前記の手の押圧力を除いた
ときに自己通気性のこのような貯蔵/分与パッケージを
提供するにある。
本発明のさらに他の目的は、製造コストの安いこのよう
な貯蔵/分与パッケージを提供づるにある。
本発明のさらに伯の目的は、閉塞抵抗および高信性度を
生じるだめの最小限数の可動部品を具備するこのような
貯蔵/分与パッケージを提供するにある。
本発明のさらに伯の目的は、手の力を加えたときに自己
開放する弁を有するこのような貯蔵/分与パッケージを
提供するにある。
本発明のさらに他の目的は、分与サイクルの中間におい
て自己密封型弁を下向きにして前記パッケージを懸垂ま
たは直立させるだめの簡単な安価な手段を含む前記のよ
うな貯蔵/分与型パッケージを提供するにある。
〔本発明の開示〕
特に好ましい実1M@様において、本発明は、少くとも
1つの排出オリフィスを有する弾性変形性容器を含み、
前記オリフィスは弾性変形性の隔膜弁を含み、この隔膜
弁は全体として凹形を示し、その外周が前記オリフィス
を横断して前記の容器に対して密封的に固着される。前
記の隔膜弁は、常態おいて内側に凹形となるように配向
されている。本発明の特に好ましい実施態様において、
隔膜弁は、好ましくはオリフィスの中心を通る実質直線
状のスリットを含む。このオリフィスは好ましくは容器
首部から成り、また凹形隔膜弁は、シリコーン・ゴム、
ポリ塩化ビニール、ウレタン、エチレン、ビニールアセ
テート、スチレン、ブタジェン共重合体などの低曲げモ
ジュラスを有する弾性物質から成る。弾性変形性容器は
、好ましくはポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化
ビニール、ポリエチレン、テトラフタラード□などの若
干高い曲げモジュラスを有する弾性物質から成る。
図示の実施態様において、弁の凹形部は実質均一の厚さ
を有し、また容器首部の外側ネジ山と係合するネジ付き
弁固着部材によってオリフィスの末端を横断して締付け
られ、前記の弁固着部材は、隔膜弁の凹形部と実質的に
一致する円形アパチュアを有する。所望ならば、貯蔵/
分与パッケー゛ジがユーザに引渡され使用されるまでは
隔膜弁の作動または開放され防止するために補助密封部
材を使用することができる。さらにもし望むならば、た
とえばパッケージを旅行などに携帯するときにパッケー
ジを最初に使用したのちに、望ましくない内容物の排出
を防止するためにこの補助密封部材を使用することがで
きる。
他の方法として、ユーザに対してスリットなしの隔膜弁
を与え、ナイフまたはカミソリ刃でスリットを作る方法
の指示を与える。また他の方法として、隔膜弁の中に弱
化線を備えて、ユーナが指で力を加えると弱化線が破断
してスリットを成すようにすることもできよう。
特にこのしい実施態様として、シャワーの中のタオルラ
ックなどから容器を逆転位置に懸垂する7Cめ、容器の
最下端に、一体成形フックなどの手段を具備する。
隔膜弁は、その凹形構辿と構造材料の弾性の故に、その
凹形部の中の1つまたは複数の非交さスリットを通して
内容物を分与する前に、その内向凹形密封位置から逆転
するための閾値圧に達する必要がある。内圧に対応して
単にヒンジ折返しされる交さスリットを使用する先行技
術の弁と異り、本発明の凹形隔膜弁に加えられる内圧が
増大するに従って、lla値圧に達するまでは各スリッ
トの対抗縁部が相互にますます強く当接密封される。閾
値圧に達した時点において、弁は閉じた内向凹形状態か
ら開いた外向状態に逆転させられる。
特に好ましい実施対応において、凹形弁はスナップ・ス
ルーバックリングによって、不安定な死点位置を通って
開いた突形状態まで逆転し、またスナップ・バック バ
ックリングによって凹形の閉じた状態に戻る。手で加え
られる圧力に対応して変形することのできる可撓度と、
前記の手の圧力を除いたときに未変形状態に戻ることの
できる弾性爪とを有する変形性容器を提供することによ
り、少くともパッケージから排出される内容物の量に等
しい空隙量が容器の内部に作られる。未変形状態に戻る
傾向をほとんどまたは全く示さない先行技術のデッドホ
ールド方金属ホイルチューブと異なり、本発明の容器中
において前記のようにして作られた空隙量は容器内部に
瞬間的減圧を生じる。この瞬間的減圧は逆転した隔膜弁
がその内向凹形状態に戻る動作を助け、内容物の排出流
を遮断する。さらに、この瞬間的減圧は代表的には弁の
瞬間的内向開放を生じ、従って容器を通気させ、続いて
弁は密封−漏れ抵抗状態に戻る。
故に本発明の可撓性パッケージは、たとえばシャワーの
中などで、フタ部材を扱う必要なく片手で内容物を容易
に分与することを可能にする。さらに、容器内部の流体
の水頭圧が隔膜弁に加えられるので、容器が逆転状態で
貯蔵されているときに弁の凹形部の各非交さスリットの
対向縁を相互に押圧する傾向があるから、隔膜弁の閾値
に且つはどの圧力が容器に加えられるまでは内容物の排
出または漏れに対するシールが与えられる。
以下、本発明を図面に示す実施例について詳細に説明す
る。
〔本発明の詳細な説明〕
第1図は本発明の可撓性貯蔵/分与パッケージ10の特
に好ましい実施対応を開示している。図示のパッケージ
は好ましくは、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリ塩
化ビニールなどの業界公知の数種の物質のいずれかから
なる射出成形プラスチック製ビンのような弾性変形性容
器12を含む。
与えられた用途について選ばれる特定の構造材料は一般
に、製品の適合性、コスト、透過性などのファクタによ
って決定される。重要なパラメータは、弾性変形性容器
12が、分与弁60を通して押出すために容器を手で変
形させることができる程度の可撓性を示し、また外力が
除去されたときに容器内部に瞬間的な圧力降下を生じる
ことによって、使用中の自己密封型分与弁60の閉鎖を
助りる程度に未変形状態に戻る強い傾向を示すことであ
る。
第1図と第2図に図示の実施対応において、弾性変形性
容器12は1対の対向側壁15と、1対の対向端壁13
と、底壁16と、上壁18と、この上壁から突出した首
部19とを含む。図示の実施対応において、排出オリフ
ィス22は首部1゛9の内側面を成す。容器12の最下
部は、この容器をタオルラック50などの支持部材から
逆転懸垂することができるような型の部分を備えること
が好ましい。図示の実施対応においては、これは全体と
してフック状を成すくぼみ17の形をとる。
もノ5ろIυ、容器12の使用中にこれを逆転懸垂する
ための特定手段は容器と一体的と成し、または容器外部
に取イ]けることができるのは明らかである限り、特定
の使用条件を考慮してその手段を選ぶ。容器を逆転懸垂
する代わりに、容器を逆転位回に直立させるためのオー
バキャップを備えることもできる。ざらに他の実7il
!i態様において、容器は凹形底部を備え、容器の底壁
の中分与弁60を配置することができる。どのような手
段を選ぶにせよ、分与弁60を容器の再下端に配置して
貯蔵する方法は、分与に際して容器の一端から他端まで
内容物を流す時間を除くだけでなく、容器内容物を完全
にからにすることができる。
第1図と第2図に見られるように、容器12の首部19
は好ましくはら旋形ネジ山20などの適当な固着手段を
備える。また第2図に図示のように、自己密封型分与弁
60とかみ合い密封係合するため、首部19の末端また
はその近傍に、外側に突出したフランジ21を備えるこ
とが好ましい。
容器12を成す材料の弾性特性が分与弁に、対して適当
である限り、特定の固着手段を用いる必要はなく、たと
えばスナップ継手、溶接継手、接着継手または一体構造
さえも使用することができる。
分与弁60は好ましくは凹形部61を有し、この凹形部
はその外周に沿って水平フランジ62に接合されこのフ
ランジは、下方に突出した環状リング63に接合しこの
リングは内向きに突出したフランジ64を有し、このフ
ランジ64が、容器首部19の外側に突出したフランジ
21とかみあい係合を成す。自己密封型分与弁60は好
ましくは弾性材料から成り、この材料はシリコーンゴム
などのエラストマーとすることができ、好ましくは射出
成形される。当業界において公知の伯の弾性材料、たと
えばポリ塩化ビニール、ウレタン、エチレン、ビニール
、アセター1〜、スチレン、ブタジェン重合体などを分
与弁60について使用することができる。第1図に示す
実施対応においては、弁の凹形隔膜部61の最外側面か
ら内側に向かって線状スリット65が備えられる。線状
スリット65は好ましくは弁60の中心を通るように配
置され、この弁60はその中心が容器の円形首部19の
中心線と一致するように容器オリフィスを横断して配置
される。
図示の実施対応においては、さらに弁固着手段28が使
用される。この弁固着手段は、プラスチックなどの任意
適当な材料から成ることができる。
この部材28は環状スカート部30を有し、このスカー
ト部は連続内側ネジ山33を有し、このネジ山が容器首
部19の外側ネジ山20とかみあい係合している。スカ
ート部30の最上部は内側に延在する円筒形フランジ3
1に接続し、このフランジ31は、弁60の凹形部61
の最大直径と大体に一致する水平フランジ62に重なる
フランジ31の円筒部分は、弁60をオリフィス2に対
しで固着づ−るために必ずしも必要でないことを注意し
よう。フランジ31の重なり部分が完全に除去されても
、可撓性容器12が絞られたときに弁60がオリフィス
から離脱することを防止するためには環状スカー1〜3
0で十分であろう。ざらに、もし重なりあいフランジ3
1が使用される場合、弁60の水平フランジ部分に対し
て相当の圧縮応力が加えられることを防止するため、一
対の締めネジまたはその他業界公知の手段(従って図示
されず)を固着部材28と容器ネックとの上に備えるこ
とが好ましい。弁のフランジ62の圧縮が弁の開閉特性
に悪い作用を及ぼすことが観察されたからである。弁固
着手段28は、予想外に高いまた/あるいは急激な圧縮
応力“F″が容器側壁15に対して加えられたときに容
器12から分与弁60が不意に離脱することを防1Fす
る。
特に好ましい実施態様において、弁固着手段28は、内
側に先細となったグループ35を含み、このグループ3
5は、望むならば、弁固着手段18の上面に補助密封部
材40を着脱自在に固着するために使用される。図示の
実施対応において密封手段40はプラスチックから成り
、環状フランジ部材41を含み、このフランジ部材41
は垂下リング43を有し、このリング43が前記固着部
材28のグループ35に係合する。ユーザが容器を使用
するために配置する前に自己密封型分与弁60が逆転す
ることを防止するため、この弁60の隔膜部分と一致し
たサイズおよび形状の凹形部42をフランジ41の内側
に備えることが好ましい。これにより、この可撓性パッ
ケージをメーカからユーザに送る場合だけでなく、ユー
ザがこのパッケージを再密封して旅行に携帯する場合に
も、漏れを生じることなく貯蔵および輸送することがで
きる。もし望むならば弁固着部材28から密封部材40
を除去するために、タブ44を備えることができる。他
の方法として、この密封部材を弁固着部祠に対してヒン
ジなとで連結し、一体部量として形成することができる
他の型の密封部材も同様に容易に使用することができる
ことは理解されよう。たとえば簡単な密封ディスクを、
弁固着部材28の上に締付けるこ゛とによって隔膜弁6
0の上面に当接させることができよう。
第2図は、第1図の可撓性パッケージ10がユーザによ
って使用されるために配置された状態を示す。さらに詳
しく述べれば、補助密封部材40はすでに除かれており
、弾性変形性容器12がそのハンガグループ17をもっ
て、タオルラック50などの定置支持部材上に逆転位置
で懸垂されている。第2図の破断部分から見られるよう
に、容器12内部の流体物質25の初水準は7oの高さ
にある。
第2図の条件において、隔膜弁6oの凹形部61の最内
側面に作用する流体圧は主として下方に、また容器の首
部19の中心線に向がって内向きに加えられる。すなわ
ち隔膜の最内側面に対して垂直に加えられる。弁6oの
隔膜部分61の内向き凹形の故に、この圧力の内向き成
分によって発生された応力がスリットの良縁を相互に向
かう方向に押圧し、これによって弁を強く密封して、流
体内容物の漏れを防止する。弁を構成する褌性材料の抵
抗力により、流体力の下向き成分が弁を移動させて外向
き凸形の逆転状態と成ることを防止している限り、この
状態が続く。
第3図に見られるように、容器12の側壁15に対して
十分に大きな対向方向の圧縮応力゛F″が加えられると
き、弾性変形性容器が変形を受ける。第3図から明らか
なように、この容器の変形により、弁を構成する弾性材
料が完全に逆転する程度の圧力が、弁の凹形部61の内
側面に対して加えられたのである。その結果、流体25
がスリット65の対向縁の中間から押し出されて、第3
図にしめすようにスリットの対向縁はもはや相互に接触
していない。
この図から明らかなように、対向圧縮応力ii F u
はユーザの親指と他の指によってきわめて容易に加える
ことができ、従ってユーザは分与される流体25を自由
に調整することができる。あるいは、容器を片手で壁な
どの面に圧着することによって、外部応力を加えること
もできよう。このようにして、ここに記載の型の可撓性
貯蔵/分与パッケージ10は特にシャワー室にお【プる
シャンプーその他の調髪剤の分与器どして適当であるこ
とが発見された。
第4図は、容器の側壁15から対向圧縮応力II F 
IIを除去した直後の第3図のパッケージ10を示す。
容器12は手で外部応力を加えた際に変形する程度に可
撓性でなければならないが、またこの容器は、加えられ
た外部応力が除去されると同時にその未変形状態に戻る
傾向を示す程度に弾性でなければならない。外部応力の
除去はほとんど瞬間的に容器内部の圧力下降を生じる。
これは容器が逆転した分与弁60と瞬間的に閉じるため
に必要な特性である。容器12の側壁から対向圧縮応力
゛F″が除去されるまで一定量の流体25が分与された
のであるから、容器がその未変形状態に回復することに
より、流体材料25が新しい水準72まで低下され、ま
た容器内部において瞬間的な圧力降下を生じる。第4図
に図示のように、容器12内部の急激な圧力変化が、分
与弁60の凹形隔膜部分の閉鎖作用を開始しており、流
体25の瞬間的な締切りを生じる。さらに弁60は外気
を内部に通気させて、第4A図に図示のように容器内部
の減圧状態を消失させる。このようにして分与弁−60
は、パッケージ内容物の排出によって生じた内部負圧を
解除するために容器を通気させる逆止弁として作用する
第5図は、可撓性貯蔵/分与パッケージ10の容器12
の対向側壁15から圧縮応力“F″が除去され、また容
器が弁60の作用で通気されたあとの状態を示す。その
結果、容器は実質未変形状態に戻っている。逆転された
容器12の内部の流体25の水準74−がそれぞれ第2
図と第4図に示した水II(70および72より下がっ
ていること以外は、パッケージ10の状態は実質的に第
2図のものと同様である。従って、分与弁60の凹形部
61のスリン1−65が再び密封状態にあり、この状態
は容器12内部に残存する流体25の水頭圧によって助
長されている。
第6図は、容器の内部圧を大気圧以−[に増大する効果
と、弁を通しての流れに際して容器内部圧が大気圧以下
に低下する効果とを最も簡単に示したグラフである。圧
力P1は、逆転容器中に存在する流体の最大水頭圧を示
す。弁が第2図に図示のような正常に閉じた状態から始
まるとき、正圧P1、または第2図に示す状態から第3
図に示す状態に弁を逆転するための正の閾値開放圧P2
で下の任意の正圧においては、弁を通して流出する流れ
は存在しない。しかし容器の内圧が負の場合、第4Δ図
に図示のように、弁が内側に開かれて、大気が内側に流
入し容器を通気する。この通気作用は、負の閾値圧P4
に達したとぎに常に生じる。
正の閾値圧P2に達したとぎ、第3図に図示のように弁
60が外側に開き、加えられた圧力に大体比例しで内容
物を分与する。即ち加えられる圧力が大であるだ【プ、
少なくとも最大分与流量に達するまでは、流量が大にな
る。
第6図に示すように、弁が角閉鎖され、容器内部の負圧
が負の閾値圧P4に達すれば、第4A図に示すように弁
は瞬間的に内側に開ぎ、少なくとも部分的に容器内部に
通気する。このように、代表的な分与1ナイクルののち
、大気圧に近い内圧を生じるのに十分量の空気が外部か
ら、スリット65の中に入る。そのときに、第5図に図
示のJ:うな分与弁の密封状態が生じる。
理論によって拘束されることは望まないが、分与弁60
はスナップ・バックリングによ逆転するものと考えられ
る。弁60のスナップ・バックリングは、1961年、
マク・グローヒル・ブック・カンパニー出版のステフェ
ン、P、チモシェンコおよびJ、ブレ著、“弾性安定性
の理論′″のp、305〜311に詳細に詳述された非
常に平らな弯曲棒材のバックリングに大体において類似
している。第6図は、大体においてスナップ・バックル
弁の特性と、分与弁を通しての流れに対する容器内圧の
作用とを説明した簡単なグラフである。圧力P1は、逆
転容器中に存在する流体物質の最大水頭圧を示す。対向
方向の圧縮応力r(F !1が最初に弾性容器12に加
えられるとき、正圧P1において弁を通しての流出は生
じない。内圧が増大して正の閾値圧P2に達しfとぎ、
弁は、正閾値圧P2の矢印で示されたように不安定中間
位置を通って、弁分与曲線301までバックルする。づ
なわち弁はスナップ・スルーバックリングされて、圧P
2における第2安定位置まで実質瞬間的に逆転し、この
位置において弁は第3図に略示されるように開いている
。容器から内容物を放出するために、閾値開放圧力P2
に達したときに容器内圧は原則として直ちに降下しない
。原則として内圧は手で加えられる応力゛F′”に対応
して圧力P2を超えて増大し続けるので、内圧が増大す
るに従って、弁を通る流れは分与曲線301に沿って増
大する。第3図に示す状態において、流体は弁を通して
容器から比較的拘束で流出する。
容器内圧が正の閾値圧12以上のある圧力から減少する
とき、第6図の分与曲線301に図示されているように
、内圧が正閾値P2以下に落ちても流出が続く。第6図
に見られるように、この状態は再wI鎖圧P3に達する
まで続く。この内圧P3において、弁は第6図のP3の
ダッシュ線で示されたように第2の不安定中間位置を通
ってバックルする。すなわち、弁はスナップ・バックバ
ックリングされて、第4図と第4A図に図示のように実
質瞬間的に逆転し、第5図で示された最初の閉鎖位置に
戻る。
このように、第6図は、スナップ・スルー バックリン
グとスナップ・バック バックリングとによる弁の開閉
の全体特性を簡単に示すものと考えられるが、容器内部
に残存する流体の水頭圧P に対する再閉鎖圧P3の相
対的大きさを示すものではない。再閉鎖圧P3は、弁の
設計と材質の適当選定によって、所望のように最大水頭
圧P1.J:り大または小とすることができる。
また、弁の設計と素材を適当に選定することにより、は
とんど任意の所望の正閾値開放圧P2を生じうろことは
理解しよう。原則として、漏れを伴わずにパッケージを
確実に逆転させまた容器取扱い中の圧力変動にJこる望
ましくない流出を防止するため、閾値開放圧P2は容器
中の流体の最大水頭圧P1より少し高い。しかし、使用
条件に従って、弁についてほとんど任意の所望の閾値圧
を設定することができる。
閾値開放圧P2は多数の変数によって影響される。これ
らの変数のうち、所定の最大径(外径)の凹形部を有す
る弁の閾値は、この凹形部の厚さまたはその曲率半径を
変動することによって適当に制御される。あるいは、異
った弾性モジュラスを有する弁素材を選ぶことができる
。もちろん、これらの変数を同詩に相互的に変動して組
合わせることにより閾値開放圧P2を変更できることも
理解されよう。一般に、他のすべての設計変数を一定に
保持した場合、閾値開放圧P2は、厚さの増大と共に増
大し、曲げモジュラスの増大と共に増大し、また曲率半
径の減少と共に増大する。これらの変数は原則として任
意所望の閾値圧をうるのに十分な振巾を与えるのである
が、どれか単独の変数を無限に変化させることはできな
い。たとえば、極度に薄い弁を選べば、各スリットの対
向縁間の接触面積が減少するであろう。これは、スリッ
トの対向縁が相互に適当に密着する能力を低下させる。
逆に、極度に厚い弁を選べば、特に弁が第4A図に示す
ように内側に弯曲してパッケージを通気する際に、スリ
ットの対向縁の相互干渉を生じる。
図示の弁実tMwIA様の凹形部は実質均一な厚さを示
すのであるが、この弁凹形部の厚さは本発明の要旨の範
囲内において変動できることは理解されよう。たとえば
、スリットを含む弁部分を局所的に厚くしてスリットの
対向縁の接触面積を増大することにより、弁の閾値開放
圧を大巾に増大することなく弁の自己密封性を増大する
ことができよう。
容器の排出オリフィス22を横切って弁60を固着する
詳細な方法は限定されないが、このような弁固着法がそ
の閾値開放圧P2に影響することら観察された。この点
に関して、弁60の水平′フランジ62が、たとえば弁
固着部材28の内向きフランジ31(第1図)を除去す
ることによって拘束されていなければ、閾値開放圧P2
が低下されることを注意しよう。これは、弁60のスナ
ップ・スルー開放とスナップ・バック角閉鎖の間の水平
フランジ62の弯曲度が制限されることによるものと思
われる。どのような弁固着法を使用しても、水平フラン
ジ62に対して直接に大きな圧縮応力を加えてはならな
いことは先に指摘した。
このような圧縮応力は弁の開閉特性に対して悪い影響を
及ぼす可能性があるからである。
分与弁の性能を予想または制御しにくくする寸法変動に
対する感度を低下させるためには、一般に弁の凹形部を
包囲した水平フランジ部が、この凹形部の中心のスナッ
プ運動に際して放射方向に曲りまた/あるいは片寄るよ
うに弁の凹形部を取付けることが望ましい。一般に、弁
口形部の外周部が拘束されているときには、閾値開放圧
が高くなり、また弁口形部が比較的高い動エネルギーを
もって中心運動する。その結果、弁と接触した流体のは
ね返りを生じる。従って、第1図に図示のような露出弁
が必要のない用途の場合には、第9図に図示のような直
立構造を使用することができる。
第9図に断面を示す自己密封型分与弁360は、ぞの凹
形部361の中心に配置された単一のスリット365を
使用する。しかしこの場合、弁360の凹形部361の
外周部は、容器12の首部19の軸線と整列した弾性環
状側壁362の一端に対して連続的に固着されているこ
とを注意しよう。環状壁362の下端は第9図に図示の
ように、周方向グループ363と外側に突出した水平フ
ランジ364とを備える。内側にネジ山を備えた弁固着
部材328は内側に延びたフランジ329を有し、この
フランジ329が弁360のグループ363の中に係合
する。弁固着部材328のネジ山333が容器12の首
部19の対応ネジ山20の中に係合したとき、弁360
の外側に突出した水平フランジ364が容器12の排出
オリフィス22を横切って密封関係に固着される。
もし望むならば、内側に向いた環状フランジ343を備
えた保護用フチ部材340を弁固着部材328の外側面
の対応グループ335と係合させることによって取付け
ることができる。またもし望むならば、このフタ部U 
340を簡単に取りはずして自己密封型分与弁360を
露出するため、フタ部材340に持上用タブ344を備
えることができる。
前記の説明から明らかなように、弁3600凹形部36
1の外周部が剛性部材によって拘束されていないのであ
るから、この弁360は、容器12に対して外力が加え
られたときに少したわみ、放射方向に片寄ることができ
る。従ってこの弁360は、凹形部の外周において拘束
された同−設計、同一厚さの弁よりも、低い閾値圧と低
い運動エネルギーをもって開く。若干の用途においては
、このような軽い開放運動が望ましい。なぜかならば、
弁の中心がスナップ運動する際に弁の表面から液体がは
ね返ることを防止できるからである。さらに、この軽い
開放動作により、ユーザは小石の内容物を正確に分与す
る可能性が増大する。
当業者には明らかなように、本発明の利点をうるために
は、分与弁60を弾性変形性容器12に対して直接には
付着することは必ずしも必要でない。もし望むならば、
図示の弁固着部材28と大体同形のフタ部材に対して弁
60を密着しても同様の結果が得られよう。当業者には
明らかなように゛、これはフタ部材と弁を相異なるポリ
マー物質から共射出成形することによって達成できる。
本発明のさらに他の実施態様において、分与弁と容器を
同一材料から、一体内に形成することができる。このア
プローチは、内容物の排出後に反対側の開放端部から流
体を満たして密封するようにした弾性管状構造について
特に適当であると思われる。
本発明の特に好ましい実施態様においては、約1.5フ
インヂ(40ミリ)x3.14インチ(80ミリ)の大
体に楕円形の断面と、約6.89インチ(175ミリ)
の全ボディー高さと、約0.69インチ(17,5ミリ
)直径の排出オリフィスと、0.039〜0.078イ
ンチ(1〜2ミリ)の範囲の平均壁圧とを有する弾性変
形性吹込み成形ポリプロピレン プラスチックビンを用
いて、可撓性の貯蔵/分与パッケージ10を作った。ミ
シガン、ミツドランドのダウコーニング礼から入手され
たMDX−4−4210シリコーンエラストマーからシ
リコーンゴム分与弁60を射出成形した。この弁は、約
0.040インチ(1,02ミリ)の均一厚さと、容器
上に設置されたときに露出面において測定された約0.
40フインチ(10,33ミリ)の曲率半径とを有する
弁口形部61を有していた。弁口形部の中心に、端から
端まで約0.375インチ(9,53ミリ)の長さのま
っすぐなスリットを備えた。この弁を、第1図に図示し
た型のネジ付弁固着部材をもって、容器の排出オリフィ
スに固着した。弁60の凹形部は、その外周における最
大直径約0.669インチ(17ミリ)を有した。
この弁を水柱の底部に設置して静水圧計を用いて測定し
た結果、閾値開放圧P2は12.3インチ水柱、また再
閉鎖圧P3は5.5インチ水柱であった。他のすべての
変数を同一とし、弁口形部の厚さを0.050インチ(
1,27ミリ)まで増大したとき、閾値開放圧P2は1
7.5インチ水柱まで増大し、再閉鎖圧P3は7.5イ
ンチ水柱まで増大した。弾性吹込み成形ポリプロピレン
貯蔵/分与容器に前記の弁を取付け、容器側壁のグルー
プを金属フックに係合させて逆転状態で懸垂したとき、
容器の対向側壁を親指と他の指で締付けることによって
シャンプーを分与するのに非常に有効であることがわか
った。さらに、容器に対する圧縮応力を解除したときに
自動的に内容物の流れが遮断され、分与サイクルの間に
おいて漏れ抵抗密封が見られた。
第7図には、第1図に全体として図示した型の弾性変形
性容器12の首部19に固着される本発明の分与弁16
0の他の実施態様を示す。簡単化のため、容器の首部の
みを示した。分与弁160はほとんどの点で、第1図に
示した分与弁60と同形である。分与弁160の中のス
リット165は実質的に分与弁60のスリット65と同
形である。しかし、分与弁160は他の一対のスリット
166と167を含み、これらのスリットはスリット1
65に対して等間隔を成して大体平行に配向されている
。スリット166と167は全長においてスリン1〜1
65より短い。一般に、分与弁160は、原則としノで
単一スリット分与弁60を同様の開閉特性を示す。もち
ろん、容器12の内容物は、スリット166と167が
スリット165から十分に離間されている限り、3本の
別々の流れとして排出される。
第8図は、第1図に示す型の弾性変形性容器12の首部
に固着された本発明の分与弁のさらに他の実施態様26
0を示す。この分与弁260は大部分の点において、第
7図の分与弁160、および第1図の分与弁60と同形
である。しかし、分与弁260は第8図において示され
たように、複数の放射方向に配置された相互に交さしな
いスリット265を使用している。この分与弁260の
開放特性は、前記の分与弁160と60と大体同様であ
る。しかし内容物はこの分与弁260を通して、弁の中
心から外向きの多数の流れを成して排出され、名流れが
それぞれのスリット265に対応している。
このような実施態様から明らかなように、分与弁の凹形
部の中に、1本のスリットを使用しても、あるいは相互
に交さしない限り複数のスリットを使用しても有効に実
施される。これらのスリットは相互に交さしないのであ
るから、弁の開放特性はスナップ−パックリング現象に
依存すると思われ、その結果、所定閾値において弁全体
の完全な逆転が生じる。これと対照的に、交さしたスリ
ットを用いる従来の弁は、一般に内圧の増大に対応して
、これらの交さスリットによって形成された1個または
複数の角型要素がこれらスリットの外側端を結ぶ曲折線
に沿って徐々に枢転する。これに対して本発明の分与弁
においては、開放閾値圧に達するまでは、内圧の増大が
それぞれの交さしていないスリットの対抗縁を相互に強
く押しつけるので、高度の漏れ抵抗を示す。これと反対
に、交さしたスリットを使用する従来の弁に加えられる
内圧が増大すると、交さしたスリットによって形成され
た角型要素の枢転が始まる傾向がある。
このような開閉メカニズムの際によって、本発明の分与
弁においてはスナツピング型の動作と漏れ抵抗が得られ
、これは従来型の交さスリットを使用した分与弁には見
られない特徴である。
この点に関して、本発明の分与弁において図示した各ス
リットは実質的に線状であることを特徴とすることを注
意しなければならない。各スリットが絶対に直線でなけ
ればならないのではないが、このスリットを特徴づける
ための用語゛実質的線状″とは、直線からの片寄りがス
リットの長さ方向においてどこかに曲折線を作るほどに
大であってはならないということを意味する。なぜがな
らばこのような曲折線が作られると、弁の開放メカニズ
ムがスナップ・バックリング現象がら枢転現象に変換さ
れるからである。
本発明は前記の説明のみに限定されるものでなく、その
主旨の範囲内において任意に変更実施できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の可撓性貯蔵/分与パッケージの特に好
ましい実施態様の分解斜視図、第2図は、タオルラック
などの定置支持部材から懸垂された第1図のパッケージ
の部分破断立面図、第3図は容器の対向側壁に対して圧
縮応力゛′F′′を加えることによって密封分与弁の閾
値圧を超えてパッケージ内容物を押出す状態を示す第2
図と類似の図、第4図は、圧縮応力゛F”を解除して、
容器がその未変形状態に戻り、分与弁がその逆転位置か
らその閾値位置に戻ろうとする瞬間を示す第3図と類似
の図、第4A図は分与弁が内側に開いた位置にあって容
器内部を通気している状態を示す第4図と類似の図、第
5図は容器が変形されていない閉鎖状態に完全に戻り、
分与弁がその内側に弯曲した密封位置をとった状態を示
す図、第6図はパッケージ内部の流体圧に対して本発明
の凹形分与弁の分与/通気特性を示すグラフ、第7図は
本発明の他の分与弁の簡単な斜視図、第8図はさらに他
の分与弁の簡単な斜視図、また第9図は本発明のさらに
他の分与弁の断面図である。 12・・・容器、19・・・首部、28・・・弁固着手
段、40・・・補助密封手段、60・・・分与弁、61
・・・凹形部、62・・・フランジ、63・・・リング
、64・・・フランジ、65・・・スリット、165,
166.167゜265.365・・・スリット。 易’841Jil&   1  番    j図面め浄
拍(内容に変更なし) 督○ Fig、 3          Fig、 4ILJ
                         
         IIJFig、4A Fig、7 Fig、9 手続補正型(方式) 1、事件の表示 昭和60年 特許願 第90763号 2、発明の名称 可撓性パッケージ 3、補正をする者 事件との関係  特許出願人 ザ、ブロクター、エンド、ギャンブル、カンパニー 4、代理人 5、補正命令の日付 昭 和 60年 7 月 10日 (発送日 昭和60年7月30日) 図面の浄書(内容に変更なし)。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、流体を貯蔵しまた手で加えられる押圧力に対応して
    前記流体を排出オリフィスから分与し、また前記押圧力
    が除かれたときに分与動作を自動的に停止し、また分与
    サイクルの中間において排出オリフィスを下方に向けて
    貯蔵されたとき漏れに対して抵抗性である可撓性パッケ
    ージにおいて、 (a)加えられた押圧力に対応して変形するに十分な可
    撓度と、前記押圧力が除かれたときに自動的に未変形状
    態に戻るに十分な弾性度とを有し、前記排出オリフィス
    を含む、前記流体を収容するための弾性変形性容器と、 (b)前記排出オリフィスが下方に向けられているとき
    に前記容器中の最大水頭圧より大なる所定の閾値圧にお
    いて開く自己密封型分与弁であって、この分与弁はその
    外周部に沿って前記容器の前記排出オリフィスを横断し
    て密封的に固着され、前記分与弁は弾性物質から成る中
    央凹形部を有し、前記容器が未変形状態にあるとき弁の
    前記中央弾性部が内側に凹形となるように前記弁が前記
    排出オリフィスに対して配向され、前記弁の前記凹形弾
    性部はその最内側面からその最外側面までその厚さを貫
    通する少くとも1本の実質線状のスリットを含み、前記
    弁は、前記押圧力が前記容器の内圧を前記弁の閾値開放
    圧を超えて増大させたとき、閉じた内側に凹形の密封さ
    れた漏れ抵抗状態から、開いた外側に突形の非密封状態
    に逆転する能力を有し、これにより前記の容器に対する
    押圧力が前記弁の前記閾値開放圧を超えた前記弁の前記
    閾値開放圧を超えた内圧を保持する限り、前記容器から
    前記弁中の前記スリットを通して流体が排出され、さら
    に前記の弁は、前記の押圧力が前記の容器から除かれれ
    ば、閉じた内側に凹形の密封された漏れ抵抗状態に戻る
    ことによって、前記流体の排出を自動的に閉切る能力を
    有する自己密封型分与弁とを含む可撓性パッケージ。 2、前記の変形性容器は、分与サイクル間においてその
    排出オリフィスを下方に向けて前記の容器を貯蔵する手
    段を含む特許請求の範囲第1項記載の可撓性パッケージ
    。 3、排出オリフィスを下方に向けて前記容器を貯蔵する
    前記の手段は懸垂手段を含む特許請求の範囲第2項記載
    の可撓性パッケージ。 4、前記の容器を懸垂する手段は前記容器の底部に配置
    されたフックを含む特許請求の範囲第2項記載の可撓性
    パッケージ。 5、前記フックは容器の底部に対して回動自在に固着さ
    れている特許請求の範囲第4項記載の可撓性パッケージ
    。 6、前記の自己密封型分与弁はシリコーンゴムから成る
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の可撓性パ
    ッケージ。 7、前記の変形性容器はプラスチックから成り、また前
    記の排出オリフィスは前記の容器上の首部を含む特許請
    求の範囲第1項記載の可撓性パッケージ。 8、前記の自己密封分与弁はかみあいフランジをもって
    、前記容器の首部を横断して密封的に固着される特許請
    求の範囲第7項記載の可撓性パッケージ。 9、前記の自己密封型分与弁は、前記の容器首部に係合
    する弁固着手段によってこの容器首部を横断して密封的
    に固着され、前記の弁固着部材はその最上面に同心的に
    配置された円形オリフィスを有し、前記円形オリフィス
    は、前記自己密封型分与弁の凹形部の外周において測定
    された最大径に少くとも等しい直径を有する特許請求の
    範囲第7項記載の可撓性パッケージ。 10、前記の弁固着部材に対して着脱自在に固着される
    補助密封部材を含み、前記の補助密封部材は、その除去
    前において前記の自己密封型分与弁の閾値開放圧以上の
    圧によるこの分与弁の開放を防止するため、前記分与弁
    の凹形部の外側面と実質的に一致する寸法および形状を
    有する特許請求の範囲第9項記載の可撓性パッケージ。 11、前記自己密封分与弁の凹形部は実質的に均一厚さ
    を有する特許請求の範囲第7項記載の可撓性パッケージ
    。 12、前記自己密封型分与弁の凹形部は複数の非交さ型
    実質線状スリットを含む特許請求の範囲第1項記載の可
    撓性パッケージ。 13、前記の非交さ型実質線状スリットは相互に実質平
    行に配置されている特許請求の範囲第12項記載の可撓
    性パッケージ。 14、前記の非交さ型実質線状スリットは、前記の自己
    密封型分与弁の前記凹形部の中心回りに放射方向に配置
    されている特許請求の範囲第12項記載の可撓性パッケ
    ージ。 15、前記の自己密封型分与弁は、前記容器首部に係合
    する弁固着手段によつて前記容器上の首部を横断して密
    封的に固着され、前記固着部材と前記弁は、相異る重合
    体物質を用いて共射出成形によって相互に密封的に固着
    されている特許請求の範囲第1項記載の可撓性パッケー
    ジ。 16、前記の自己密封型分与弁の前記凹形部は前記弾性
    変形性容器の排出オリフィスを横断して一体的に成形さ
    れる特許請求の範囲第1項記載の可撓性パッケージ。 17、前記自己密封型分与弁の中心に配置された凹形部
    はその外周に沿つて剛性的に拘束されていない特許請求
    の範囲第1項記載の可撓性パッケージ。 18、前記の自己密封型分与弁の前記の中心に配置され
    た凹形部は、弾性環状側壁の一端に対して固着され、前
    記の弾性環状側壁の他端はその外周に沿って、前記容器
    の前記排出オリフィスを横断して密封的に固着される特
    許請求の範囲第17項記載の可撓性パッケージ。 19、流体を貯蔵しまた手で加えられる押圧力に対応し
    て前記流体を排出オリフィスから分与し、また前記押圧
    力が除かれたときに分与動作を自動的に停止し、パッケ
    ージを通気しまた分与サイクルの中間において排出オリ
    フィスを下方に向けて貯蔵されたときに漏れに対して抵
    抗性である可撓性パッケージにおいて、 (a)加えられた押圧力に対応して変形するに十分な可
    撓度と、前記押圧力が除かれたときに自動的に未変形状
    態に戻るに十分な弾性度とを有し、前記排出オリフィス
    を含み、このオリフィスが首部を成す、前記流体を収容
    するための弾性変形性ビンと、 (b)前記排出オリフィスが下方に向けられているとき
    に前記ビン中の最大水頭圧より大なる所定の閾値圧にお
    いて開く自己密封型分与弁であって、この分与弁はその
    外周部に沿って前記ビンの前記排出オリフィスを横断し
    て密封的に固着され、前記分与弁は弾性エラストマー物
    質から成る中央凹形部を有し、前記ビンが未変形状態に
    あるとき弁の前記中央弾性部が内側に凹形となるように
    前記弁が前記排出オリフィスに対して配向され、前記弁
    の前記凹形エラストマー部はその最内側面からその最外
    側面までその厚さを貫通する少なくとも1本の実質線状
    のスリットを含み、前記弁は、前記押圧力が前記ビンの
    内圧を前記弁の閾値開放圧を超えて増大させたとき、閉
    じた内側に凹形の密封された漏れ抵抗状態から、開いた
    外側に突形の非密封状態に逆転する能力を有し、これに
    より前記のビンに対する押圧力が前記弁の前記閾値開放
    圧を超えた内圧を保持する限り、前記容器から前記弁中
    の前記スリットを通して流体が排出され、さらに前記の
    弁は、前記の押圧力が前記のビンから除かれれば、閉じ
    た内側に凹形の密封された漏れ抵抗状態に戻ることによ
    って前記流体の排出を自動的に閉切る能力を有する自己
    密封型分与弁とを含む可撓性パッケージ。 20、前記変形性ビンは、分与サイクル間においてその
    排出オリフィスを下方に向けて前記のビンを貯蔵する手
    段を含む特許請求の範囲第19項記載の可撓性パッケー
    ジ。 21、前記プラスチックビンを懸垂する手段はビンと一
    体的に成形される特許請求の範囲第20項記載の可撓性
    パッケージ。 22、前記の可撓性ビンを懸垂する手段は前記ビンの底
    部に固着されたフックを含む特許請求の範囲第20項記
    載の可撓性パッケージ。 23、前記のフックは前記プラスチックビンの底部に対
    して回動自在に固着されている特許請求の範囲第22項
    記載の可撓性パッケージ。 24、排出オリフィスを下方に向けて前記ビンを貯蔵す
    るための前記手段は前記ビンを水平面上に直立させる手
    段を含む特許請求の範囲第20項の可撓性パッケージ。 25、前記排出オリフィスは前記プラスチックビンの底
    壁に配置され、また前記のビンを水平面上に直立させる
    手段は前記底壁の延長部を成す特許請求の範囲第24項
    に記載の可撓性パッケージ。 26、前記の自己密封型分与弁はかみあいフランジをも
    つて、前記ビンの首部を横断して密封的に固着される特
    許請求の範囲第19項記載の可撓性パッケージ。 27、前記の自己密封型分与弁は、前記のビン首部に係
    合する弁固着手段によつてこのビン首部を横断して密封
    的に固着され、前記の弁固着部材はその最上面に同心的
    に配置された円形オリフィスを有し、前記円形オリフィ
    スは、前記自己密封型分与弁の凹形部の外周において測
    定された最大径に少なくとも等しい直径を有する特許請
    求の範囲第26項記載の可撓性パッケージ。 28、前記の弁固着部材に対して着脱自在に固着される
    補助密封部材を含み、前記の補助密封部材は、その除去
    前において前記の自己密封型分与弁の閾値開放圧以上の
    圧によるこの分与弁の開放を防止するため、前記分与弁
    の凹形部の外側面と実質的に一致する寸法および形状を
    有する特許請求の範囲第27項記載の可撓性パッケージ
    。 29、前記自己密封型分与弁の凹形部は実質的に均一厚
    さを有する特許請求の範囲第19項記載の可撓性パッケ
    ージ。 30、前記自己密封型分与弁の凹形部は複数の非交さ型
    実質線状スリットを含む特許請求の範囲第19項記載の
    可撓性パッケージ。 31、前記の非交さ型実質線状スリットは相互に実質平
    行に配置されている特許請求の範囲第29項記載の可撓
    性パッケージ。 32、前記の非交さ型実質線状スリットは、前記の自己
    密封型分与弁の前記凹形部の中心回りに放射方向に配置
    されている特許請求の範囲第29項記載の可撓性パッケ
    ージ。 33、前記の自己密封型分与弁の中心に配置された凹形
    部はその外周に沿って剛性的に拘束されていない特許請
    求の範囲第19項記載の可撓性パッケージ。 34、前記の自己密封型分与弁の前記の中心に配置され
    た凹形部は、弾性環状側壁の一端に対して固着され、前
    記の弾性環状側壁の他端はその外周に沿つて、前記容器
    の前記排出オリフィスを横断して密封的に固着される特
    許請求の範囲第33項記載の可撓性パッケージ。 35、流体を貯蔵しまた手で加えられる押圧力に対応し
    て前記流体を排出オリフィスから分与し、また前記押圧
    力が除かれたときに分与動作を自動的に停止し、また分
    与サイクルの中間において排出オリフィスを下方に向け
    て貯蔵されたときに漏れに対して抵抗性である可撓性パ
    ッケージにおいて、 (a)加えられた押圧力に対応して変形するに十分な可
    撓性と、前記押圧力が除かれたときに自動的に未変形状
    態に戻るに十分な弾性度とを有し、前記排出オリフィス
    を含む前記流体を収容するための弾性変形容器と、 (b)前記排出オリフィスが下方に向けられているとき
    に前記容器中の最大水頭圧より大なる所定の閾値圧にお
    いて開く自己密封型分与弁であって、この分与弁はその
    外周部に沿って前記容器の前記排出オリフィスを横断し
    て密封的に固着され、前記分与弁は弾性物質から成る中
    央凹形部を有し、前記容器が未変形状態にあるとき弁の
    前記中央弾性部が内側に凹形となるように前記弁が前記
    排出オリフィスに対して配向され、前記弁の前記凹形弾
    性部はその最内側面からその最外側面までその厚さを貫
    通する少なくとも1本の実質線状のスリットを含み、前
    記弁は、前記の押圧力が前記容器の内圧を前記弁の閾値
    開放圧を超えて増大させたとき、スナップ・スルーバッ
    クリングを成して、閉じた内側に凹形の密封された漏れ
    抵抗状態から、開いた外側に凸形の非密封状態に逆転す
    る能力を有し、これにより前記の容器に対する押圧力が
    前記弁の前記閾値開放圧を超えた内圧を保持する限り、
    前記容器から前記弁中の前記スリットを通して流体が排
    出され、さらに前記の弁は、前記の押圧力が前記の容器
    から除かれれば、スナップ・バックバックリング成して
    閉じた内側に凹形の、密封された漏れ抵抗状態に戻るこ
    とによつて前記流体の排出を自動的に閉切る能力を有す
    る自己密封型分与弁とを含む可撓性パッケージ。
JP9076385A 1984-04-27 1985-04-26 可撓性パツケ−ジ Pending JPS6133927A (ja)

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