JPS6133918Y2 - - Google Patents

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JPS6133918Y2
JPS6133918Y2 JP2675480U JP2675480U JPS6133918Y2 JP S6133918 Y2 JPS6133918 Y2 JP S6133918Y2 JP 2675480 U JP2675480 U JP 2675480U JP 2675480 U JP2675480 U JP 2675480U JP S6133918 Y2 JPS6133918 Y2 JP S6133918Y2
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JP
Japan
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mold
sugar
base plate
frame
pattern
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JP2675480U
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JPS56131800U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 技術分野及び目的 この考案は、各小片を寄せ集めることにより全
体として表面に一つの絵模様が表われ、同絵模様
のかもしだす効能により商品価値を高め得るとと
もに、通常の角砂糖と同様に分離使用できるよう
にした角砂糖に関するものである。
実施例 以下、この考案を具体化した実施例を図面に従
つて説明すると、この考案にかかる角砂糖1は、
第3図に示すように、分離されたほぼ立方体形状
の各小片1Aの表面にタイの立体的絵模様F1の
一部f1を形成し、第1図に示すように、この各小
片1Aを寄せ集めて全体として表面にタイの絵模
様F1が表われるようにしたものである。
そして、この角砂糖1は第2図に示すように、
各小片1Aの外周側面を表面の絵模様F1側に向
かうに従い広がるテーパー形状となし、各小片1
Aを寄せ集めたとき、各々の小片1Aの表面の外
形線間に間隙を残さないように接するとともに、
表面部より下では隣接する小片1Aの外周側面と
の間に隙間2が生ずるようになつている。
角砂糖造形型及びその製造方法 次に、同角砂糖1を形成するための角砂糖造形
型について説明すると、第9図及び第10図に示
すように、同型3は離型可能な台板4と枠体7と
からなつている。
台板4の上面には、第7図及び第8図に示すよ
うに、互いの側面間に間隙5を持たせて複数個の
型片6が升目状に固着されている。この各型片6
の表面には、第6図に示すように、各型片6を寄
せ集めたとき全体としてタイの絵模様F2が表わ
れるように、同絵模様F2の一部f2が凹状に形成
されている。
又、枠体7は、第9図に示すように外枠8の内
側に升目状に桟9を架設したものであつて、各桟
9と外枠8との間若しくは各桟9どうしの間には
前記台板4の型片6が挿入される空間10を形成
しているとともに、台板4との結合時に同桟9に
より前記各型片6間の間隙5を埋め得るようにな
つている。
従つて、第9図及び第10図に示すように、こ
れら台板4と枠体7とを結合した状態では、前記
空間10全体の下部に型片6が嵌合するととも
に、各型片6間の間隙5に枠体7の各桟9の一部
がくい込み、型片6の表面とこの型片6の四側面
を囲う桟9の内面9aとの間に成形空間10aが
形成される。そして、この成形空間10aに面す
る桟9の内面9aは、上方の開口側に向うに従い
狭くなるテーパー状となつている。
これら台板4及び枠体7は木材にて形成されて
おり、次にこの角砂糖造形型3の製造方法につい
て説明する。
まず第4図に示すような板材11を升目状に切
断して複数個の型片6を形成し、これら型片6を
寄せ集めて、第5図に示すように、各々の型片6
の境目に切口12の間隙がない一枚の板体13の
ようにする。そして、同板体13を固定して、表
面にタイの絵模様F2を凹状に彫ると、第6図に
示すように、各型片6の表面にはタイの絵模様
F2の一部f2が形成される。
次に、第7図及び第8図に示すように、台板4
上に前記型片6を互いの側面間に間隙5を持たせ
て升目状に固着する。これで台板4が完成する。
その後、前述したように、内側に升目状の桟9
を備えた枠体7とこの台板4とを結合して成形空
間10aを形成する。
なお、第11図に示す別例として、各型片6間
の間隙5の上方部のみに空間を残して各々型片6
間にスペーサ14を固着し、枠体7の桟9をこの
残つた空間にくい込ますようにすれば、桟9の高
さを短くすることができる。
又、前述した角砂糖造形型3の台板4及び枠体
7は、それぞれアルミニウムなどの金属類にて一
体形成してもよい。
角砂糖の製造方法 前記のように構成された角砂糖造形型3を利用
して実際に角砂糖1を製造する方法を説明する
と、まず、第12図及び第13図に示すように、
成形時にこわれない程度の水分を含ませた砂糖1
aを前記型3の成形空間10a内に枠体7の上面
すれすれまで詰め込み、詰め込まれた砂糖1aを
押える。そして、枠体7の外枠8を木槌などでた
たくと、型3内の砂糖1aはよくしまり、型3か
ら離れ易くなる。
そこで、第14図に示すように、台板4から枠
体7を離型して台板4の型片6上にある程度固形
化した小片1Aを載せた状態とし、次に第15図
に示すように、この小片1Aの上から押え板15
を載せて同押え板15が台板4の下になるように
反転する。この離型時においては、枠体7の各桟
9の内面9aがテーパー形状となつているため、
小片1Aと枠体7とが離れ易くなる。
この状態から台板4を小片1A上より取り除く
と、第16図に示すように、押え板15上には小
片1Aが枠体7の桟9の厚みだけ離間した状態で
升目状に配列される。
そして、そのままの状態で小片1Aを乾燥す
る。この乾燥処理は、室内を30〜40℃としてフア
ンで換気し、同室内で2〜4時間放置することに
より行われる。この処理により、小片1Aは簡単
にこわれないように固化される。
次に、第17図に示すように、押え板15上の
小片1Aを、それらの間隙がなくなるように前後
左右方向から寄せ集め、第1図に示すように、全
体として表面にタイの絵模様F1が表われるよう
にする。この状態において、各小片1A間には前
述したように隙間2が生じ、表面の外形線のみが
接するようになるので、たとえ小片1Aの側面に
凹凸ができても、各小片1Aの表面の外形線は確
実に隙間なく接し、タイの絵模様F1がと切れる
ことなく表われる。
最後に、必要に応じて、同角砂糖1の表面に絵
模様F1と適合する着色をした後、箱詰包装す
る。これで、全工程が終了する。
なお、以上説明した角砂糖の製造方法は手動に
て行う場合を例示したが、これら全工程を機械的
に自動化することも可能である。
他の実施例 第18図〜第20図は、タイの絵模様F1が浮
き上がるように、同絵模様F1の一部分を構成す
る各小片1Aの色を赤と白の市松模様にすること
ができる角砂糖造形型の別例を示している。
この二色角砂糖1の造形型3Aは、すでに説明
した第9図に示す型3の枠体7の一部として、同
枠体7上に区割板16を載せたものであつて、同
区割板16にはタイの絵模様F1を形成する成形
空間10aのうち、その一部を市松状に交互に開
放する開孔16aが形成されている。
そして、この区割板16を枠体7上に配設した
状態において、第18図及び第19図に示すよう
に、区割板16の開孔16aによつて開放された
一部成形空間10aに赤色の砂糖1aを枠体7上
面を少し残して詰め込み、次にこの区割板16を
枠体7上から取除き、第20図に示すように、枠
体7の成形空間10aに対し前記赤色の砂糖1a
が注入されている所も含めて白色の砂糖1aを詰
め込む。
後の諸処理は前述した方法と同様である。従つ
て、第20図に示すように、赤色の砂糖1aが詰
め込まれた成形空間10aの開口側に白色の砂糖
1aがわずかに詰め込まれて小片1Aの側面に白
赤二段模様ができる。
この区割板16の使い方は、ここで例示した場
合に限らず、適宜成形空間10aを区割板16で
塞ぎつつ、各色の砂糖1aを開放された成形空間
10aに供給すれば、各種色とりどりの角砂糖1
を形成することができる。
効 果 以上詳述したように、この考案は分離された四
角柱状の各小片1Aの表面にタイなどのような凹
凸状の絵模様F1の一部f1を形成し、同小片1A
を寄せ集めてその表面各辺のうち隣接する辺を互
いに接触させることにより、全体として表面に一
つの絵模様F1が表れるようにしたことにより、
角砂糖1にタイなどの美しい絵模様F1が一枚の
絵のように浮き上がり、しかも各小片1Aは分離
して使用できるので、販売時における角砂糖とし
ての商品価値を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案にかかる角砂糖の表面の絵模
様を示す平面図、第2図は第1図の一部拡大側面
図、第3図は角砂糖における各小片の一部を示す
平面図、第4図は板材の斜視図、第5図は第4図
に示す板材を切断して各型片を寄せ集めた状態を
示す斜視図、第6図はこの寄せ集められた状態に
ある型片の表面に絵模様を彫つた状態を示す平面
図、第7図は台板の平面図、第8図は台板の正面
図、第9図は台板と枠体とを結合した角砂糖造形
型の斜視図、第10図は同型の一部拡大断面図、
第11図は同型の別例を示す一部拡大断面図、第
12図は同型に砂糖を詰め込んだ状態を示す斜視
図、第13図は第12図の一部拡大断面図、第1
4図から第17図は角砂糖の製造過程を示す一部
拡大断面図、第18図は角砂糖造形型の別例を示
す斜視図、第19図は第18図の一部拡大断面
図、第20図は同型に砂糖を詰め込んだ状態を示
す一部拡大断面図である。 角砂糖1、小片1A、砂糖1a、隙間2、角砂
糖造形型3,3A、台板4、型片6、枠体7、桟
9、成形空間10a、押え板15、区割板16。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 分離された四角柱状の各小片1Aの表面にタイ
    などのような凹凸状の絵模様F1の一部f1を形成
    し、同小片1Aを寄せ集めてその表面各辺のうち
    隣接する辺を互いに接触させることにより、全体
    として表面に一つの絵模様F1が表れるようにし
    たことを特徴とする角砂糖。
JP2675480U 1980-03-01 1980-03-01 Expired JPS6133918Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2675480U JPS6133918Y2 (ja) 1980-03-01 1980-03-01

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2675480U JPS6133918Y2 (ja) 1980-03-01 1980-03-01

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS56131800U JPS56131800U (ja) 1981-10-06
JPS6133918Y2 true JPS6133918Y2 (ja) 1986-10-03

Family

ID=29622729

Family Applications (1)

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JP2675480U Expired JPS6133918Y2 (ja) 1980-03-01 1980-03-01

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JPS56131800U (ja) 1981-10-06

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