JPS6133645A - 生体用センサ− - Google Patents

生体用センサ−

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JPS6133645A
JPS6133645A JP59155939A JP15593984A JPS6133645A JP S6133645 A JPS6133645 A JP S6133645A JP 59155939 A JP59155939 A JP 59155939A JP 15593984 A JP15593984 A JP 15593984A JP S6133645 A JPS6133645 A JP S6133645A
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JP
Japan
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diamond
ion
amorphous carbon
film
gate
Prior art date
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Application number
JP59155939A
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English (en)
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JPH0244222B2 (ja
Inventor
貴浩 今井
陽 土居
直治 藤森
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Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
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  • Measurement Of The Respiration, Hearing Ability, Form, And Blood Characteristics Of Living Organisms (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)技術分野 本発明は炭素膜を被覆することにより優れた電気絶縁性
、耐水性、耐食性、および抗血栓性を存し一イオン選択
性若しくは、かつ選択性を持つ電界効果1ランジスタ電
極(以下FETと呼ぶ)よりなる生体用センサーに関す
る。
(0)技術の背景 近年医療分野において生体内のpHやイオン濃度を測定
する技術は重要性を増しており、小型で生体との反応の
少ない生体内計測用電極が必要とされている。。
例えば胃に潰瘍ができたとき、潰瘍部分の胃粘膜から分
泌される胃液のpHを測定することにより、その潰瘍が
ガン性のものか消化性のものかを判定することができる
。また血液中のpHやイオン濃度を連続的に測定できれ
ば、心不全や呼吸器疾患などの循環器疾患の治療に役立
つことになる。
従来、pH測定やイオン計測に用いられてきたガラス電
極やイオン選択性電極は小型化に適さず、電極の内部抵
抗が高いという欠点があった。
近年、絶縁ゲート型電界効果トランジスタのゲートに金
属の代りに電解質溶液を接触させたものが上記のような
用途に用いることができると報告されている。例えば、
T、Matsuo  and K、D。
Wi se、IEEE  Trans、on  BME
、Vow、BME  −2Lpp 485−487.1
974年がある。この場合電解質溶液と絶縁膜表面の界
面電位は特定のイオン活量又はガス活量により変化する
ので、比較電極を用いて電解液の電位を一定としておけ
ば、この界面電位の変化によって、ゲート絶縁膜下の半
導体表面の導電性を変化させることができる。
このFETを用いた電極はI 5FET(Ion 5e
nsitive FET)と呼ばれ、内部抵抗が低い、
集積技術により小型化及び数種の電極の一体化が容易、
などの利点がある。このFETのゲート絶縁膜ニハ従来
、5i02,5IaN4.A1203.Ta205など
が用いられたが、これらの膜は長期的な耐水性、耐食性
に乏しく、血液中では血栓を形成するなどの欠点があり
人体等に長期間埋込み治療や状態の観察をするには危険
がある。
(ハ)発明の構成 発明者等は前述の如き欠点を克服する手段として該絶縁
膜をセンサーが使用される環境に適合する材料とするこ
とを検討しダイヤモンドもしくはダイヤモンド状非晶質
炭素膜が好適であることを見い出した。
炭素材料は、その化学的安定性、生体親和性、抗血栓性
から生体材料としてすぐれた性質を存し、人工心臓弁な
どとして実用化されている。しかし通常の焼成炭素は多
孔質であり生体との適合性は不充分であるが熱分解炭素
(パイロライトカーボン)は緻密で上述の如き心臓弁と
して用いられている。しかし導電性を存す為に本用途で
は用いることができない。
近年、プラズマ等を利用して気相からダイヤモンド膜又
はダイヤモンド状非晶質炭素膜を形成する技術が開発さ
れた。これらの技術によれば、金属・高分子・無機材料
の表面に絶縁性のダイヤモンドもしくは非晶質炭素膜を
形成することができる。
非晶質炭素膜はその性質が硬く、透光性で、絶縁性であ
るところからダイヤモンドに類似した膜ということでダ
イヤモンド状非晶質炭素膜(又は1−Carbon)と
呼ばれる。
この膜が生体に適合する物質であることは発明ダイヤモ
ンド状及び非晶質炭素膜は高い絶縁性強度・耐食性を存
し、絶縁性はIO°〜10″3Ω・cmでiとんどの酸
・アルカリ・腐食性ガスにも変化しない。
該膜6表面はそのままでは周囲の雰囲気によって、界面
特性の変化しないイオン不感応性膜であるが、酸化処理
によって容易に表面にCo、OH。
C0OHなどの官能基を存するイオン感応性膜にするこ
とができる。
もちろん表面に官能基を持たないイオン不感性膜は溶液
のイオン濃度によって界面電位の変化しない比較電・極
として重要ごある。従ってこのダイヤモンド状及び非晶
質炭素膜を用いればイオンセンサ一部、比較電極部を一
体化するとは容易にできる。また、表面にOH,C0O
H等の感能基を存する膜は化学修飾により容易にグルコ
ースオキンターゼのような酵素や、クラウンエーテル・
パリノマイシンなどのイオノフオア及び免疫センサー用
の抗原または抗体を1種類または複数固定することがで
きる。このような化学修飾によればグルコースの、よう
な特定の化合物、Naのようなイオン、及び抗原・抗体
を検知するセンサーを容易に作成することができる。
しかもダイヤモンド及びダイヤモンド状非晶質炭素膜は
これらの化学修飾によっても、その絶縁性、耐水・耐食
性、抗血栓性などの特長を失なわない。
ダイヤモンド状及びダイヤモンド状非晶質炭素膜はCV
D法、プラズマCVD法、イオンビーム蒸着法等の方法
で形成できるがいづれにおいてもその効果は変わりない
。センサーの材料が高温に耐えられない場合においては
低温で容易に被覆できるダイヤモンド状非晶質炭素膜が
適する。
生体内に全体埋込む場合はセンサー全体がダイヤモンド
もしくはダイヤモンド状非晶質炭素膜で習われることも
必要な要件である。
実施例1 ダイヤモンド状炭素膜を被覆したpHセンサー用FET
 m極を作成した。FET li!極の構造は前記Ma
tsuo等の報告をもとに、p型S+ウェハー上に拡散
処理によってソース、ドレインn型層を形成し、その表
面全体に熱酸化処理により100OAのS+02層を形
成した。この8102層の上に、水素ガスとCH4ガス
を用いた高周波プラズマCVD法によりダイヤモンド状
炭素膜を100OAの厚さに形成した。
この電極のpHに対する感度を測定するとpH1〜I’
の範囲でゲート電圧の変化が3 mv/pH以下とpH
不感応性を示した。同じ電極を酸素プラズマ中で酸化処
理するとpH1〜12の範囲でゲート電位は58mv/
I)Hでほぼ直線的に減少し、従来最も感度が高いとさ
れていたTa2Qsのs5mv/pHよりもよい値を示
した。
この電極の酸化処理を施さないものと、酸化処理を施し
たものの双方を血液中に3時間浸漬したところいずれも
血小板の粘着が認められなかった。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のpHセンサーFETの構造の断面図、
第2図は実施例におけるpH依存性を測定するための回
路例を示す。 1;第1の絶縁層、2:ダイヤモンドまたはダイヤモン
ド状非晶質炭素膜、3:ゲート絶縁膜、4:ソース、5
ニドレイン、6:試料液、7:比較電極、8 : l5
FET。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ダイヤモンドまたはダイヤモンド状非晶質炭素膜
    をゲート絶縁膜として用いたイオン選択性またはガス選
    択性電界効果トランジスタよりなることを特徴とした生
    体用センサー。
  2. (2)SiO_2、Si_3N_4、Al_2O_3、
    Ta_2O_5またはその他の酸化物、窒化物または高
    分子から選ばれた1種または2種以上の第1の絶縁層の
    上にダイヤモンドまたはダイヤモンド状非晶質炭素膜を
    被覆してなる2層以上をゲート絶縁膜として用いたイオ
    ン選択性またはガス選択性電界効果トランジスタよりな
    ることを特徴とした生体用センサー。
JP59155939A 1984-07-25 1984-07-25 生体用センサ− Granted JPS6133645A (ja)

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JP59155939A JPS6133645A (ja) 1984-07-25 1984-07-25 生体用センサ−

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JPS6133645A true JPS6133645A (ja) 1986-02-17
JPH0244222B2 JPH0244222B2 (ja) 1990-10-03

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ID=15616821

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JPH0244222B2 (ja) 1990-10-03

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