JPS6133104A - 殺藻分解洗浄剤組成物 - Google Patents
殺藻分解洗浄剤組成物Info
- Publication number
- JPS6133104A JPS6133104A JP13685684A JP13685684A JPS6133104A JP S6133104 A JPS6133104 A JP S6133104A JP 13685684 A JP13685684 A JP 13685684A JP 13685684 A JP13685684 A JP 13685684A JP S6133104 A JPS6133104 A JP S6133104A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- alga
- decomposing
- peroxide
- killing
- algae
- Prior art date
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- Pending
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- Detergent Compositions (AREA)
- Agricultural Chemicals And Associated Chemicals (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
発明の技術分野
本発明は、熱交換器等の排水冷却装置に発生する珪藻や
藻類の洗浄剤に関するもので、特に、それらを死滅させ
、更に洗浄作業が可能なまで分解する殺藻分解洗浄剤組
成物に関するものである。
藻類の洗浄剤に関するもので、特に、それらを死滅させ
、更に洗浄作業が可能なまで分解する殺藻分解洗浄剤組
成物に関するものである。
従来技術と問題点
従来より、熱交換器に使用される排水冷却装置は、長く
使用していると、その排水冷却部に藻類が発生し、冷却
効果の低下はもとより、藻類の死骸や切れ端が排水通路
に詰って熱交換器の機能そのものが停止する事態が発生
する。このような事態を防止するため、排水冷却装置の
洗浄を行っているが、洗浄に先立ち、排水冷却部に発生
した藻類は機械的に削り落すか、殺藻剤により殺藻を行
った後に機械的にブラシ等で削り落していたのである。
使用していると、その排水冷却部に藻類が発生し、冷却
効果の低下はもとより、藻類の死骸や切れ端が排水通路
に詰って熱交換器の機能そのものが停止する事態が発生
する。このような事態を防止するため、排水冷却装置の
洗浄を行っているが、洗浄に先立ち、排水冷却部に発生
した藻類は機械的に削り落すか、殺藻剤により殺藻を行
った後に機械的にブラシ等で削り落していたのである。
しかしながら、削り落された藻屑は、そのまま水洗によ
り流した場合、排水路の途中に詰って、却って装置の循
環系統に支障を生ずるのである。
り流した場合、排水路の途中に詰って、却って装置の循
環系統に支障を生ずるのである。
また、このような藻類は、いくら削り落しても時間が経
てば又発生するのである。
てば又発生するのである。
そこで、過酸化水素や塩酸等の殺藻剤を洗浄剤に混入す
る方法がとられているが、この方法によれば、藻類の再
発のサイクルは長くなるが、藻類の死骸は依然として水
槽壁や冷却装置壁に付着したままであり、洗浄前にこれ
らを削り落す作業に加えて藻類の死骸や切端がフィルタ
や管路の途中に詰るという問題は解決されない。
る方法がとられているが、この方法によれば、藻類の再
発のサイクルは長くなるが、藻類の死骸は依然として水
槽壁や冷却装置壁に付着したままであり、洗浄前にこれ
らを削り落す作業に加えて藻類の死骸や切端がフィルタ
や管路の途中に詰るという問題は解決されない。
発明の目的
本発明は、前記従来の問題点を解消し、熱交換器等の排
水冷却装置に発生する藻類を死滅させ、更に洗浄可能な
状態に分解することにより、作業の簡素化を図り、フィ
ルタや管路の詰りを防止する洗浄剤組成物を得ることを
目的とするものである。
水冷却装置に発生する藻類を死滅させ、更に洗浄可能な
状態に分解することにより、作業の簡素化を図り、フィ
ルタや管路の詰りを防止する洗浄剤組成物を得ることを
目的とするものである。
問題点を解決するための手段
以下、本発明を実施例と共に詳細に説明する。
前記、従来の欠点を解決するため、本発明においては、
藻類を死滅させて再発生のサイクルを長くすると共に、
死滅した藻類の残骸を分解することにより容易に洗浄流
出排除できるような殺藻分解洗浄剤を得るものである。
藻類を死滅させて再発生のサイクルを長くすると共に、
死滅した藻類の残骸を分解することにより容易に洗浄流
出排除できるような殺藻分解洗浄剤を得るものである。
実験によれば、殺藻剤として塩酸や硫酸或は硝酸のよう
な無機酸、及び修酸のような有機酸、又は過酸化水素が
有効であるが、これ等は、単に殺藻剤としてのみ作用す
るものであって、藻類の分解には全く効果のないことが
判明した。
な無機酸、及び修酸のような有機酸、又は過酸化水素が
有効であるが、これ等は、単に殺藻剤としてのみ作用す
るものであって、藻類の分解には全く効果のないことが
判明した。
そこで、種々実験した結果、硼素化合物の存在■に、過
酸化物を使用することにより殺藻はもとより、藻類の分
解作用に著しい効果を発揮することが判明した。
酸化物を使用することにより殺藻はもとより、藻類の分
解作用に著しい効果を発揮することが判明した。
硼素化合物としては、硼酸(HIBO8)、過硼酸ナト
リウム(NaBO,・4H,O)、硼酸亜鉛、硼酸カリ
ウム(K*Ba0r” 5HtO) *硼酸力)vシク
ム(CaB40)・6H*0)+硼酸マグネシウム(M
g(Bot)t・8H,O) 。
リウム(NaBO,・4H,O)、硼酸亜鉛、硼酸カリ
ウム(K*Ba0r” 5HtO) *硼酸力)vシク
ム(CaB40)・6H*0)+硼酸マグネシウム(M
g(Bot)t・8H,O) 。
硼酸ナトリウA (Na、B、O,* IOH,O)
、硼酸マンガン(MnB40y ・8H10) 、硼酸
リチウム(LiB40.* 5H,O)。
、硼酸マンガン(MnB40y ・8H10) 、硼酸
リチウム(LiB40.* 5H,O)。
を使用し、過酸化物としては、過酸化水素を使用し、各
硼素化合物の20.9(重t、lに対し、濃度30チの
過酸化水素zoOg(重量Ii)を配合した組成液を藻
類の発生した実験槽内に投入した結果、24時間経過後
には藻はズタズタに分解し槽壁から剥離・脱環が確認さ
れた。
硼素化合物の20.9(重t、lに対し、濃度30チの
過酸化水素zoOg(重量Ii)を配合した組成液を藻
類の発生した実験槽内に投入した結果、24時間経過後
には藻はズタズタに分解し槽壁から剥離・脱環が確認さ
れた。
なお、過酸化物としては、過酸化水素のみならず、過酸
化マグネシウム(MgOt ) 、過酸化ナトリウム(
NatOt)、過酸化バリワム(Ba1t ) t 又
は修酸(HtCtO<・2H,0)、過塩素酸、過マン
ガン酸、過硫酸、過塩酸、過燐酸等の過酸化物について
も同様な効果が確認された。
化マグネシウム(MgOt ) 、過酸化ナトリウム(
NatOt)、過酸化バリワム(Ba1t ) t 又
は修酸(HtCtO<・2H,0)、過塩素酸、過マン
ガン酸、過硫酸、過塩酸、過燐酸等の過酸化物について
も同様な効果が確認された。
上記、組成液を洗浄剤組成物として使用する場合、それ
ぞれの組成液の濃度や配合比は殺藻分解を必要とする水
槽の大きさ又は排水冷却装置の藻類の付着発生状態に応
じて調整すれば良いことも判明した。
ぞれの組成液の濃度や配合比は殺藻分解を必要とする水
槽の大きさ又は排水冷却装置の藻類の付着発生状態に応
じて調整すれば良いことも判明した。
発明の効果
本発明によれば、従来困難とされていた水槽や熱交換器
の排水冷却装置に付着発生する藻類を死滅させるだけで
なく、藻類自体をそのまま洗い流せる状態にまで分解し
、脱環することが出来るので、水槽や排水冷却装置の清
掃に伴うフィルターや水路の詰りを心配することもなく
、完全な清掃作業が行われると共に、藻類の再発するサ
イクルも延長することができる効果を有するのである。
の排水冷却装置に付着発生する藻類を死滅させるだけで
なく、藻類自体をそのまま洗い流せる状態にまで分解し
、脱環することが出来るので、水槽や排水冷却装置の清
掃に伴うフィルターや水路の詰りを心配することもなく
、完全な清掃作業が行われると共に、藻類の再発するサ
イクルも延長することができる効果を有するのである。
また、洗浄作業終了後に藻類の再発生を完全に防止する
ためには、過酸化水素に過飽和状態に溶解した硼素化合
物を冷却水に1日当り1チ添加するだけで完全に防止す
ることが出来るのである。
ためには、過酸化水素に過飽和状態に溶解した硼素化合
物を冷却水に1日当り1チ添加するだけで完全に防止す
ることが出来るのである。
Claims (2)
- (1)硼素化合物を主成分とする殺藻分解洗浄剤組成物
。 - (2)硼素化合物に過酸化物を配合して成る殺藻分解洗
浄組成物。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13685684A JPS6133104A (ja) | 1984-07-02 | 1984-07-02 | 殺藻分解洗浄剤組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13685684A JPS6133104A (ja) | 1984-07-02 | 1984-07-02 | 殺藻分解洗浄剤組成物 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6133104A true JPS6133104A (ja) | 1986-02-17 |
Family
ID=15185106
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13685684A Pending JPS6133104A (ja) | 1984-07-02 | 1984-07-02 | 殺藻分解洗浄剤組成物 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6133104A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2003018470A1 (de) * | 2001-08-21 | 2003-03-06 | Solvay Interox Gmbh | Homogenes bordotiertes erdalkaliperoxid |
KR100413628B1 (ko) * | 2000-10-20 | 2003-12-31 | 이기세 | 녹조현상 제거 및 예방용 과산화금속 조성물 |
-
1984
- 1984-07-02 JP JP13685684A patent/JPS6133104A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100413628B1 (ko) * | 2000-10-20 | 2003-12-31 | 이기세 | 녹조현상 제거 및 예방용 과산화금속 조성물 |
WO2003018470A1 (de) * | 2001-08-21 | 2003-03-06 | Solvay Interox Gmbh | Homogenes bordotiertes erdalkaliperoxid |
US7425228B2 (en) | 2001-08-21 | 2008-09-16 | Solvay Chemicals Gmbh | Homogeneous, boron-doped alkaline earth peroxides |
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