JPS6132745Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6132745Y2 JPS6132745Y2 JP10860580U JP10860580U JPS6132745Y2 JP S6132745 Y2 JPS6132745 Y2 JP S6132745Y2 JP 10860580 U JP10860580 U JP 10860580U JP 10860580 U JP10860580 U JP 10860580U JP S6132745 Y2 JPS6132745 Y2 JP S6132745Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- cutting
- welding
- rotating
- cutting device
- plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003466 welding Methods 0.000 claims description 16
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 12
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 5
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 3
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 3
- 239000004744 fabric Substances 0.000 description 12
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 2
- 230000008602 contraction Effects 0.000 description 1
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、重合された状態で間欠移送される合
成樹脂製原反を溶着し、この溶着部の近くを切断
する溶着切断装置に関し、その目的とするところ
は、溶着装置側の熱により切断装置が加熱される
ことを防止し得、さらに切断は回動切断体できれ
いに、しかも迅速且つ確実に行なえ、そして構造
を簡単にし得るものの提供にある。
成樹脂製原反を溶着し、この溶着部の近くを切断
する溶着切断装置に関し、その目的とするところ
は、溶着装置側の熱により切断装置が加熱される
ことを防止し得、さらに切断は回動切断体できれ
いに、しかも迅速且つ確実に行なえ、そして構造
を簡単にし得るものの提供にある。
以下、本考案の一実施例を第1図〜第5図に基
づいて説明する。第1図において1はリールで、
チユーブ状のものを押しつぶして形成した合成樹
脂製の原反2を予め巻装してなる。3はガイドロ
ール、4は上下一対の送り込みロールである。5
は定張力原反送り段差ロールで、溶断寸法に対し
て自動的に原反2の送り込みを追随させる変速機
構を有する。6は送り出しロールで、その下手に
本考案の溶着切断装置7が設けられる。
づいて説明する。第1図において1はリールで、
チユーブ状のものを押しつぶして形成した合成樹
脂製の原反2を予め巻装してなる。3はガイドロ
ール、4は上下一対の送り込みロールである。5
は定張力原反送り段差ロールで、溶断寸法に対し
て自動的に原反2の送り込みを追随させる変速機
構を有する。6は送り出しロールで、その下手に
本考案の溶着切断装置7が設けられる。
この溶着切断装置7は例えば第2図〜第5図に
示すように、原反2の長さ方向二箇所を同時に溶
着する溶着装置8と、これら二箇所の溶着部間を
切断する切断装置9とからなる。前記溶着装置8
は、上部に一対の受け部10A,10Bを有し且
つ中間に凹部11を有する受け板12と、下部に
一対の加熱押圧部13A,13Bを有し且つ中間
に凹部14を有する加熱板15とから構成され、
この加熱板15にはヒータ16が内装されてい
る。そしてこの加熱板15をシリンダ装置17の
作動により昇降可能に構成し、さらに受け板12
は、垂設したロツド18を固定板19に案内させ
て昇降可能に構成すると共に、該受け板12と固
定板19との間に設けたばね(弾性体の一例)2
0により弾性的に上動付勢している。なお受け板
12の上昇限は、ロツド18の下端に螺合させた
ナツト21を固定板19の下面に接当させること
によつて規制される。前記切断装置9は、左右一
対の機枠22A,22Bと、これら機枠22A,
22Bに回転軸23A,23Bを介して取付けた
輪体24A,24Bと、これら輪体24A,24
B間に張設した無端回動刃(回動切断体の一例)
25と、一方の回転軸23Aに連動するモータ2
6とから構成され、両回転軸23A,23Bをそ
の上端が原反2の搬送方向になるように傾斜させ
て、無端回動刃25の上手回転側25aを上位と
している。そして上位となる上手回転側25aを
前記凹部11内に位置させると共に、下位となる
下手回転側25bを下手受け部10Bよりもさら
に下手に位置させている。
示すように、原反2の長さ方向二箇所を同時に溶
着する溶着装置8と、これら二箇所の溶着部間を
切断する切断装置9とからなる。前記溶着装置8
は、上部に一対の受け部10A,10Bを有し且
つ中間に凹部11を有する受け板12と、下部に
一対の加熱押圧部13A,13Bを有し且つ中間
に凹部14を有する加熱板15とから構成され、
この加熱板15にはヒータ16が内装されてい
る。そしてこの加熱板15をシリンダ装置17の
作動により昇降可能に構成し、さらに受け板12
は、垂設したロツド18を固定板19に案内させ
て昇降可能に構成すると共に、該受け板12と固
定板19との間に設けたばね(弾性体の一例)2
0により弾性的に上動付勢している。なお受け板
12の上昇限は、ロツド18の下端に螺合させた
ナツト21を固定板19の下面に接当させること
によつて規制される。前記切断装置9は、左右一
対の機枠22A,22Bと、これら機枠22A,
22Bに回転軸23A,23Bを介して取付けた
輪体24A,24Bと、これら輪体24A,24
B間に張設した無端回動刃(回動切断体の一例)
25と、一方の回転軸23Aに連動するモータ2
6とから構成され、両回転軸23A,23Bをそ
の上端が原反2の搬送方向になるように傾斜させ
て、無端回動刃25の上手回転側25aを上位と
している。そして上位となる上手回転側25aを
前記凹部11内に位置させると共に、下位となる
下手回転側25bを下手受け部10Bよりもさら
に下手に位置させている。
リール1から巻戻される原反2は、ガイドロー
ル3を通つたのち送り込みロール4ならびに段差
ロール5を通り、そして送り出しロール6によつ
て溶着切断装置7に間欠的に供給される。この供
給中においては第2図,第3図に示すように、受
け板12はばね20の弾性力により上動してお
り、その受け部10A,10Bの上面は無端回動
刃25の上手回転側25aよりも上方に位置して
いる。また加熱板15はシリンダ装置17の収縮
により上動している。そして原反2は受け部10
A,10Bの上面を滑るように供給されており、
無端回動刃25は常時回転されている。製袋機側
の間欠停止中において、シリンダ装置17を伸展
して加熱板15を下降させる。すると先ず第4図
に示すように加熱押圧部13A,13Bと受け部
10A,10Bとで原反2を挾持し、該原反2の
長さ方向二箇所を同時に溶着し溶着部a,aを形
成する。シリンダ装置17の伸展はさらに続けら
れ、以つてばね20に抗して受け板12を下降さ
せ得る。下降する受け板12はその受け部10
A,10Bの上面が上手回転側25aよりも下位
となり、以つて第5図に示すように回転している
上手回転側25aによつ二箇所の溶着部a,a間
が切断される。
ル3を通つたのち送り込みロール4ならびに段差
ロール5を通り、そして送り出しロール6によつ
て溶着切断装置7に間欠的に供給される。この供
給中においては第2図,第3図に示すように、受
け板12はばね20の弾性力により上動してお
り、その受け部10A,10Bの上面は無端回動
刃25の上手回転側25aよりも上方に位置して
いる。また加熱板15はシリンダ装置17の収縮
により上動している。そして原反2は受け部10
A,10Bの上面を滑るように供給されており、
無端回動刃25は常時回転されている。製袋機側
の間欠停止中において、シリンダ装置17を伸展
して加熱板15を下降させる。すると先ず第4図
に示すように加熱押圧部13A,13Bと受け部
10A,10Bとで原反2を挾持し、該原反2の
長さ方向二箇所を同時に溶着し溶着部a,aを形
成する。シリンダ装置17の伸展はさらに続けら
れ、以つてばね20に抗して受け板12を下降さ
せ得る。下降する受け板12はその受け部10
A,10Bの上面が上手回転側25aよりも下位
となり、以つて第5図に示すように回転している
上手回転側25aによつ二箇所の溶着部a,a間
が切断される。
上記実施例においては加熱板15の昇降を行な
わせるためのシリンダ装置17を採用したが、こ
れはリンク機構なども採用し得るものである。ま
た弾性付勢としては、ばね20のほかに弾性ゴム
体なども採用し得る。
わせるためのシリンダ装置17を採用したが、こ
れはリンク機構なども採用し得るものである。ま
た弾性付勢としては、ばね20のほかに弾性ゴム
体なども採用し得る。
上記実施例では原反2の長さ方向二箇所を同時
に溶着し、これら二箇所の溶着部a,a間を切断
する形式を示したが、これは一箇所を溶着し、こ
の溶着部の近くを切断する形式であつてもよい。
すなわち第6図に示すように下手の加熱押圧部1
3Bを冷却押え板27に代えればよい。これによ
り一端開口の樹脂袋を製造することができる。
に溶着し、これら二箇所の溶着部a,a間を切断
する形式を示したが、これは一箇所を溶着し、こ
の溶着部の近くを切断する形式であつてもよい。
すなわち第6図に示すように下手の加熱押圧部1
3Bを冷却押え板27に代えればよい。これによ
り一端開口の樹脂袋を製造することができる。
第7図、第8図は切断装置9の別の実施例を示
している。すなわち切断装置9は、間欠搬送方向
に沿つて配設された左右一対の回転軸28A,2
8Bと、これら回転軸28A,28Bに取付けた
輪体29A,29Bと、これら輪体29A,29
B間に張設され且つ外側に多数の切断刃30が挾
持式に取付けられたワイヤロープ(回動切断体の
一例)30と、一方の回転軸28Aに連動するモ
ータ32とから構成され、前記ワイヤロープ31
の上位回転側31aを前記凹部11内に位置させ
ると共に、下位回転軸31bを受け板12の下方
に位置させている。
している。すなわち切断装置9は、間欠搬送方向
に沿つて配設された左右一対の回転軸28A,2
8Bと、これら回転軸28A,28Bに取付けた
輪体29A,29Bと、これら輪体29A,29
B間に張設され且つ外側に多数の切断刃30が挾
持式に取付けられたワイヤロープ(回動切断体の
一例)30と、一方の回転軸28Aに連動するモ
ータ32とから構成され、前記ワイヤロープ31
の上位回転側31aを前記凹部11内に位置させ
ると共に、下位回転軸31bを受け板12の下方
に位置させている。
上記構成によると溶着部a,a間が切断刃30
によつて切断されることになるが、この切断刃3
0は遠心力で垂直に立つことになる。
によつて切断されることになるが、この切断刃3
0は遠心力で垂直に立つことになる。
以上述べたように本考案によると、切断装置を
構成する回転切断体は溶着装置に対して非接触状
態で配設されることから直接熱伝達は全くなく、
以つて溶着装置側の熱により回動切断体が加熱さ
れることを防止できる。また従来の切断は、固定
刃を原反に対して上からおろすか或いは下から上
げて行なう形式であり、これらの場合には切れが
悪く、切口がきたなくなるが、本考案によると回
動切断体の回転によつて瞬時に確実に、しかもき
れいに切断することができる。さらに受け板を上
動付勢し、加熱板を昇降させることから、構造簡
単に提供できる。
構成する回転切断体は溶着装置に対して非接触状
態で配設されることから直接熱伝達は全くなく、
以つて溶着装置側の熱により回動切断体が加熱さ
れることを防止できる。また従来の切断は、固定
刃を原反に対して上からおろすか或いは下から上
げて行なう形式であり、これらの場合には切れが
悪く、切口がきたなくなるが、本考案によると回
動切断体の回転によつて瞬時に確実に、しかもき
れいに切断することができる。さらに受け板を上
動付勢し、加熱板を昇降させることから、構造簡
単に提供できる。
第1図〜第5図は本考案の一実施例を示し、第
1図は全体の側面図、第2図は原反供給時の縦断
正面図、第3図〜第5図は要部の縦断側面図、第
6図は変形例を示す要部の縦断側面図、第7図,
第8図は別の実施例を示し、第7図は原反供給時
の縦断正面図、第8図は同縦断側面図である。 2……原反、7……溶着切断装置、8……溶着
装置、9……切断装置、10A,10B……受け
部、12……受け板、13A,13B……加熱押
圧部、15……加熱板、17……シリンダ装置、
20……ばね(弾性体)、25……無端回動刃
(回動切断体)、27……冷却押え板、30……切
断刃、30……ワイヤロープ(回動切断体)、a
……溶着部。
1図は全体の側面図、第2図は原反供給時の縦断
正面図、第3図〜第5図は要部の縦断側面図、第
6図は変形例を示す要部の縦断側面図、第7図,
第8図は別の実施例を示し、第7図は原反供給時
の縦断正面図、第8図は同縦断側面図である。 2……原反、7……溶着切断装置、8……溶着
装置、9……切断装置、10A,10B……受け
部、12……受け板、13A,13B……加熱押
圧部、15……加熱板、17……シリンダ装置、
20……ばね(弾性体)、25……無端回動刃
(回動切断体)、27……冷却押え板、30……切
断刃、30……ワイヤロープ(回動切断体)、a
……溶着部。
Claims (1)
- 重合された状態で間欠移送される合成樹脂製原
反を溶着し、この溶着部近くを切断する溶着切断
装置であつて、切断装置は、溶着作用箇所の近く
と離れた位置とに亘つて配設した回動切断体で構
成し、溶着装置は、昇降可能な加熱板と、弾性的
に上動付勢された受け板により構成したことを特
徴とする溶着切断装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10860580U JPS6132745Y2 (ja) | 1980-07-30 | 1980-07-30 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10860580U JPS6132745Y2 (ja) | 1980-07-30 | 1980-07-30 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5732111U JPS5732111U (ja) | 1982-02-19 |
JPS6132745Y2 true JPS6132745Y2 (ja) | 1986-09-24 |
Family
ID=29469844
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10860580U Expired JPS6132745Y2 (ja) | 1980-07-30 | 1980-07-30 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6132745Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62142628A (ja) * | 1985-12-17 | 1987-06-26 | Takashimaya Nitsupatsu Kogyo Kk | 成形基材への表皮材貼付方法及びその装置 |
JP4635927B2 (ja) * | 2006-03-27 | 2011-02-23 | ブラザー工業株式会社 | 印字装置 |
-
1980
- 1980-07-30 JP JP10860580U patent/JPS6132745Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5732111U (ja) | 1982-02-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US4253892A (en) | Method and apparatus for making cushioned shipping bags | |
US2556476A (en) | Machine for seaming thermoplastic material | |
US2883813A (en) | Machine for sleeving wire bundles, and the like | |
US3765990A (en) | Apparatus for side sealing two layers of heat sealable film to complete a package | |
US3196068A (en) | Apparatus for welding thermoplastic sheet material | |
US2107249A (en) | Paper-bag-machine attachment | |
GB2054511A (en) | Packaging powdery or particulate material between two webs | |
US2951325A (en) | Sealing and severing mechanism | |
US2360275A (en) | Candlemaking method and machine | |
US4560434A (en) | Method and apparatus for producing bouffant caps | |
JPS6132745Y2 (ja) | ||
US2229121A (en) | Method and apparatus for operating on sheet material | |
US3007835A (en) | Method of forming edge-united laminar articles and apparatus therefor | |
JPS6132742Y2 (ja) | ||
JPS6132741Y2 (ja) | ||
JPS6132743Y2 (ja) | ||
EP0908328A1 (en) | Machine to cover books | |
US4778440A (en) | Apparatus for wrapping or producing cylindrical articles and method for same | |
US4512226A (en) | Slitting apparatus and method | |
JPS6132744Y2 (ja) | ||
JPS6226191Y2 (ja) | ||
US1126292A (en) | Veneer jointing and taping machine. | |
JPS6224519Y2 (ja) | ||
JPS627465Y2 (ja) | ||
US4370803A (en) | Method for enveloping the plates of an automotive storage battery with separator material |