JPS6132061B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6132061B2 JPS6132061B2 JP15553383A JP15553383A JPS6132061B2 JP S6132061 B2 JPS6132061 B2 JP S6132061B2 JP 15553383 A JP15553383 A JP 15553383A JP 15553383 A JP15553383 A JP 15553383A JP S6132061 B2 JPS6132061 B2 JP S6132061B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- striking plate
- rotor
- protectors
- teeth
- rotor disk
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000001012 protector Effects 0.000 claims description 18
- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 9
- 230000035939 shock Effects 0.000 claims 1
- 238000007796 conventional method Methods 0.000 description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000005552 hardfacing Methods 0.000 description 1
- 238000003466 welding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Crushing And Pulverization Processes (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、ロータが正逆回転可能な両回転型
衝撃式破砕機における円周方向の打撃板保持方法
に係り、さらにいえば、打撃板がロータの回転に
よつて受ける遠心力、及び打撃によつて受けたロ
ータ軸に対し直角方向の力をそれぞれ止めるため
の打撃板保持方法に関する。
衝撃式破砕機における円周方向の打撃板保持方法
に係り、さらにいえば、打撃板がロータの回転に
よつて受ける遠心力、及び打撃によつて受けたロ
ータ軸に対し直角方向の力をそれぞれ止めるため
の打撃板保持方法に関する。
（背景技術）
従来の両回転型破砕機における円周方向の打撃
板保持方法は、第１図に示したとおり、ロータデ
イスク１の溝２に、打撃板３の両面に設けた歯
４，４′と噛み合う歯５，５′を設け、双方の歯
４，４′と５，５′を直線噛み合わせて打撃板３を
挿入し保持せしめていた。そして、打撃板３近傍
におけるロータデイスク１の摩滅を防ぐため、ロ
ータデイスク周縁部に硬化肉盛溶接６，６を施し
ていた。
板保持方法は、第１図に示したとおり、ロータデ
イスク１の溝２に、打撃板３の両面に設けた歯
４，４′と噛み合う歯５，５′を設け、双方の歯
４，４′と５，５′を直線噛み合わせて打撃板３を
挿入し保持せしめていた。そして、打撃板３近傍
におけるロータデイスク１の摩滅を防ぐため、ロ
ータデイスク周縁部に硬化肉盛溶接６，６を施し
ていた。
なお、第２図は、上記第１図の硬化肉盛溶接
６，６′の代りに、ロータデイスク周縁部にプロ
テクター７，７をボルト８で取り付け固定した打
撃板保持方法を示している。
６，６′の代りに、ロータデイスク周縁部にプロ
テクター７，７をボルト８で取り付け固定した打
撃板保持方法を示している。
上記従来の打撃板保持方法は、打撃板３がロー
タの回転によつて受ける遠心力および打撃によつ
て受けたロータ軸に直角な方向の力を止めること
はできた。
タの回転によつて受ける遠心力および打撃によつ
て受けたロータ軸に直角な方向の力を止めること
はできた。
しかし、従来方法は、ロータデイスク１の溝２
に直接形成した歯５，５′で打撃板３を保持せし
めているため、デイスク溝幅Ｗに適合した厚みの
打撃板のみしか保持させ得ない欠点があり、不便
であつた。
に直接形成した歯５，５′で打撃板３を保持せし
めているため、デイスク溝幅Ｗに適合した厚みの
打撃板のみしか保持させ得ない欠点があり、不便
であつた。
（発明の目的）
そこでこの発明の目的は、多種類の厚みの打撃
板を保持させることが可能で、適用範囲の広い打
撃板保持方法を提供することにある。
板を保持させることが可能で、適用範囲の広い打
撃板保持方法を提供することにある。
（発明の構成と作用効果）
上記目的を達成するため、この発明の両回転型
破砕機の打撃板保持方法は、十分広幅のロータデ
イスク溝の端部（口部）に左右対称形状の凸部を
設け、片面に前記凸部が嵌合する凹部を、他側面
には歯をそれぞれ有するアタツチメントとしての
プロテクターを前記凸部に被せ、断面中央部の左
右に前記プロテクターの歯と噛み合う歯を有する
打撃板を前記プロテクターの間に挿入して各々の
歯を噛み合わせ、打撃板をロータデイスクに保持
せしめた構成とされている。
破砕機の打撃板保持方法は、十分広幅のロータデ
イスク溝の端部（口部）に左右対称形状の凸部を
設け、片面に前記凸部が嵌合する凹部を、他側面
には歯をそれぞれ有するアタツチメントとしての
プロテクターを前記凸部に被せ、断面中央部の左
右に前記プロテクターの歯と噛み合う歯を有する
打撃板を前記プロテクターの間に挿入して各々の
歯を噛み合わせ、打撃板をロータデイスクに保持
せしめた構成とされている。
つまり、２枚のプロテクターの厚みと打撃板の
厚みの合計がデイスク溝幅と一致するかぎり打撃
板を保持させることが容易に可能である。
厚みの合計がデイスク溝幅と一致するかぎり打撃
板を保持させることが容易に可能である。
従つて、打撃板の厚みの大小に対して、厚みの
異なるプロテクターを選択使用することにより多
種類の厚みの打撃板を取り付け保持させることが
可能であり、適用範囲が広いのである。
異なるプロテクターを選択使用することにより多
種類の厚みの打撃板を取り付け保持させることが
可能であり、適用範囲が広いのである。
（実施例）
次に、第３図に示した実施例を説明する。図中
１１が正逆両方向に回転するロータタデイスク、
１２はロータデイスク溝、１３は両回転型の打撃
板、１６，１６′はプロテクターである。
１１が正逆両方向に回転するロータタデイスク、
１２はロータデイスク溝、１３は両回転型の打撃
板、１６，１６′はプロテクターである。
ロータデイスク溝１２は、従来よりかなり広幅
W0の溝として形成されている。その上端部（口
部）に、左右対称形状の凸部１５，１５′が設け
られている。
W0の溝として形成されている。その上端部（口
部）に、左右対称形状の凸部１５，１５′が設け
られている。
プロテクター１６，１６′は、その外側面に前
記凸部１５，１５′がぴつたり嵌合する大きさ、
形状の凹部１７，１７′を有する。該プロテクタ
ー１６，１６′は、その凹部１７，１７′を凸部１
５，１５′に嵌合し被せられている。プロテクタ
ー１６，１６′は、その内側面に規側正しい凹凸
形状の歯１８，１８′を有する。
記凸部１５，１５′がぴつたり嵌合する大きさ、
形状の凹部１７，１７′を有する。該プロテクタ
ー１６，１６′は、その凹部１７，１７′を凸部１
５，１５′に嵌合し被せられている。プロテクタ
ー１６，１６′は、その内側面に規側正しい凹凸
形状の歯１８，１８′を有する。
打撃板１３は、その断面中央部の左右両側面
に、上記プロテクター１６，１６′の歯１８，１
８′と密接に噛み合う略同一仕様の凹凸よりなる
歯１４，１４′を有する。該打撃板１３は、前記
２個のプロテクター１６，１６′間に挿入して
各々の歯１４と１８及び１４′と１８′を正しく噛
み合わせ、もつてロータデイスク１１に保持せら
れている。
に、上記プロテクター１６，１６′の歯１８，１
８′と密接に噛み合う略同一仕様の凹凸よりなる
歯１４，１４′を有する。該打撃板１３は、前記
２個のプロテクター１６，１６′間に挿入して
各々の歯１４と１８及び１４′と１８′を正しく噛
み合わせ、もつてロータデイスク１１に保持せら
れている。
従つて、打撃板１３がロータの回転によつて受
ける遠心力および打撃によつて受けたロータ軸に
対し直角な方向の力は、それぞれ２個のプロテク
ター１６，１６′及び凸部１５を介してロータデ
イスク１１に確実かつ強固に止められている。
ける遠心力および打撃によつて受けたロータ軸に
対し直角な方向の力は、それぞれ２個のプロテク
ター１６，１６′及び凸部１５を介してロータデ
イスク１１に確実かつ強固に止められている。
そして、打撃板１３の厚みＴが大小に異なつて
も、２個のプロテクター１６，１６′の厚み2tと
の合計Ｔ＋2tがデイスク溝幅W0と一致するよう
に配置するかぎり保持させることが可能である。
即ち、打撃板１３の厚みＴが大きいときは、厚み
ｔの小さいプロテクター１６，１６′を選択使用
し、逆に厚みＴの小さい打撃板１３のときは厚み
ｔの大きいプロテクター１６，１６′を選択使用
すればよい。よつて、この打撃板保持方法は、融
通性に富み、適用範囲が広いのである。
も、２個のプロテクター１６，１６′の厚み2tと
の合計Ｔ＋2tがデイスク溝幅W0と一致するよう
に配置するかぎり保持させることが可能である。
即ち、打撃板１３の厚みＴが大きいときは、厚み
ｔの小さいプロテクター１６，１６′を選択使用
し、逆に厚みＴの小さい打撃板１３のときは厚み
ｔの大きいプロテクター１６，１６′を選択使用
すればよい。よつて、この打撃板保持方法は、融
通性に富み、適用範囲が広いのである。
第１図と第２図は従来の打撃板保持方法を示す
正面図、第３図はこの発明の打撃板保持方法を示
す正面図である。
正面図、第３図はこの発明の打撃板保持方法を示
す正面図である。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 １ 固定式打撃子を備えた正逆回転可能なロータ
を有する両回転型衝撃式破砕機におけるロータデ
イスクの溝に挿入された打撃板が、ロータの回転
によつて受ける遠心力および打撃によつて受ける
ロータ軸に直角な方向の力をそれぞれ止める打撃
板保持方法において、 (イ) ロータデイスク溝１２の端部に左右対称の凸
部１５，１５′を設け、 (ロ) 片面に前記凸部１５又は１５′が嵌合する凹
部１７又は１７′を、他側面に歯１８又は１
８′を有するプロテクター１６，１６′を、前記
凸部１５，１５′に被せ、 (ハ) 断面中央部の左右に前記プロテクター１５，
１５′の歯１８，１８′と噛み合う歯１４，１
４′を有する打撃板１３を、前記プロテクター
１６，１６′の間に挿入して各々の歯１４と１
８及び１４′と１８′を噛み合わせ、該打撃板１
３をロータデイスク１１に保持させている、 ことを特徴とする両回転型衝撃式破砕機における
円周方向の打撃板保持方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15553383A JPS6048153A (ja) | 1983-08-25 | 1983-08-25 | 両回転型衝撃式破砕機における円周方向の打撃板保持方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15553383A JPS6048153A (ja) | 1983-08-25 | 1983-08-25 | 両回転型衝撃式破砕機における円周方向の打撃板保持方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6048153A JPS6048153A (ja) | 1985-03-15 |
| JPS6132061B2 true JPS6132061B2 (ja) | 1986-07-24 |
Family
ID=15608144
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15553383A Granted JPS6048153A (ja) | 1983-08-25 | 1983-08-25 | 両回転型衝撃式破砕機における円周方向の打撃板保持方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS6048153A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63202610U (ja) * | 1987-06-20 | 1988-12-27 | ||
| JPS6435815U (ja) * | 1987-08-26 | 1989-03-03 | ||
| JPH036436U (ja) * | 1989-06-01 | 1991-01-22 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61212339A (ja) * | 1985-03-14 | 1986-09-20 | 株式会社 栗本鉄工所 | 衝撃式破砕機のロ−タ |
| JPH01163538U (ja) * | 1988-05-02 | 1989-11-15 | ||
| JP2545623B2 (ja) * | 1990-01-22 | 1996-10-23 | 隆男 高崎 | 回転刃 |
| JP6882221B2 (ja) * | 2017-09-07 | 2021-06-02 | 株式会社アーステクニカ | 打撃板、破砕機及び打撃板取付方法 |
-
1983
- 1983-08-25 JP JP15553383A patent/JPS6048153A/ja active Granted
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS63202610U (ja) * | 1987-06-20 | 1988-12-27 | ||
| JPS6435815U (ja) * | 1987-08-26 | 1989-03-03 | ||
| JPH036436U (ja) * | 1989-06-01 | 1991-01-22 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6048153A (ja) | 1985-03-15 |
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