JPS6131800B2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPS6131800B2 JPS6131800B2 JP57033091A JP3309182A JPS6131800B2 JP S6131800 B2 JPS6131800 B2 JP S6131800B2 JP 57033091 A JP57033091 A JP 57033091A JP 3309182 A JP3309182 A JP 3309182A JP S6131800 B2 JPS6131800 B2 JP S6131800B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat exchanger
- thermoelectric
- heat transfer
- submodule
- tubes
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 42
- 239000000853 adhesive Substances 0.000 claims description 4
- 230000001070 adhesive effect Effects 0.000 claims description 4
- 238000005452 bending Methods 0.000 claims description 3
- 238000001816 cooling Methods 0.000 claims description 3
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 3
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 2
- 238000010248 power generation Methods 0.000 description 6
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N Copper Chemical compound [Cu] RYGMFSIKBFXOCR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229910000881 Cu alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000005680 Thomson effect Effects 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000004020 conductor Substances 0.000 description 1
- 229910052802 copper Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000010949 copper Substances 0.000 description 1
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 description 1
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 description 1
- 238000011161 development Methods 0.000 description 1
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 1
- 230000003993 interaction Effects 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 238000012827 research and development Methods 0.000 description 1
- 239000013535 sea water Substances 0.000 description 1
- 239000004065 semiconductor Substances 0.000 description 1
- 229910052714 tellurium Inorganic materials 0.000 description 1
Classifications
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28D—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
- F28D7/00—Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28D—HEAT-EXCHANGE APPARATUS, NOT PROVIDED FOR IN ANOTHER SUBCLASS, IN WHICH THE HEAT-EXCHANGE MEDIA DO NOT COME INTO DIRECT CONTACT
- F28D7/00—Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall
- F28D7/005—Heat-exchange apparatus having stationary tubular conduit assemblies for both heat-exchange media, the media being in contact with different sides of a conduit wall the conduits for only one medium being tubes having bent portions or being assembled from bent tubes or being tubes having a toroidal configuration
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F28—HEAT EXCHANGE IN GENERAL
- F28F—DETAILS OF HEAT-EXCHANGE AND HEAT-TRANSFER APPARATUS, OF GENERAL APPLICATION
- F28F9/00—Casings; Header boxes; Auxiliary supports for elements; Auxiliary members within casings
- F28F9/02—Header boxes; End plates
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E10/00—Energy generation through renewable energy sources
- Y02E10/30—Energy from the sea, e.g. using wave energy or salinity gradient
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Thermal Sciences (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Heat-Exchange Devices With Radiators And Conduit Assemblies (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
この発明は、熱電素子を利用して熱を直接電気
に交換するための熱電発電機用熱交換器に関す
る。
に交換するための熱電発電機用熱交換器に関す
る。
新エネルギー開発および省エネルギー技術開発
の一環として、海底と海面の温度差の如く量は膨
大であつても温度差が小さく従来利用されなかつ
た熱の利用に関する研究開発が最近内外で活発に
行なわれている。このような低熱落差の熱を直接
電気に変換する技術に「熱電素子による発電」が
ある。
の一環として、海底と海面の温度差の如く量は膨
大であつても温度差が小さく従来利用されなかつ
た熱の利用に関する研究開発が最近内外で活発に
行なわれている。このような低熱落差の熱を直接
電気に変換する技術に「熱電素子による発電」が
ある。
熱電素子とは、熱電性能(熱を電気に変換する
性能)のすぐれたN型とP型の半導体であつて、
その一方の面を加熱し、他方の面を冷却するとそ
の温度差に従つて両面間に起電力が発生する。N
型とP型とで加熱、冷却面と起電力の方向との関
係は逆になる。したがつて、第1図に示す如く、
熱電素子1のP型の熱電素子P1,P2,………とN
型の熱電素子N1,N2,………とを交互に並べ、
隣り合つた熱電素子の2つずつを上側ではP1と
N1、P2とN2、………、下側ではN1とP2、………
と言う具合に金属電極片2で千鳥に接続し、いず
れか一方の面の電極片を加熱し、他の面の電極片
を冷却する、換言すればP型、N型の熱電素子を
電気的には直列に、熱的には並列に接合してサブ
モジユールにまとめ、その一方の面を加熱し、他
方の面を冷却して両面間に温度差を与えると、両
端の熱電素子に接続された端子間に起電力が発生
する。この熱による直接的な電力の発生現象は、
ゼーベツク、ペルチエ、トムソンの3効果および
ジユール発熱、熱伝導という5つの基礎的な物理
現象が互いに密接にかゝわり合つた結果現われる
ものである。
性能)のすぐれたN型とP型の半導体であつて、
その一方の面を加熱し、他方の面を冷却するとそ
の温度差に従つて両面間に起電力が発生する。N
型とP型とで加熱、冷却面と起電力の方向との関
係は逆になる。したがつて、第1図に示す如く、
熱電素子1のP型の熱電素子P1,P2,………とN
型の熱電素子N1,N2,………とを交互に並べ、
隣り合つた熱電素子の2つずつを上側ではP1と
N1、P2とN2、………、下側ではN1とP2、………
と言う具合に金属電極片2で千鳥に接続し、いず
れか一方の面の電極片を加熱し、他の面の電極片
を冷却する、換言すればP型、N型の熱電素子を
電気的には直列に、熱的には並列に接合してサブ
モジユールにまとめ、その一方の面を加熱し、他
方の面を冷却して両面間に温度差を与えると、両
端の熱電素子に接続された端子間に起電力が発生
する。この熱による直接的な電力の発生現象は、
ゼーベツク、ペルチエ、トムソンの3効果および
ジユール発熱、熱伝導という5つの基礎的な物理
現象が互いに密接にかゝわり合つた結果現われる
ものである。
一例として、海洋温度領域において最も高性能
を発揮するとされているビスマス・テルル系熱電
素子により構成された熱電サブモジユールの例を
第2図a,b,c,dに示す。aは該サブモジユ
ールの上面、bは正面、cは下面、dは側面を示
す。熱電素子1は直径13mm、厚さ1.5mmの円板状
をなし、P型及びN型素子を各10個、都合20個の
素子を図に示す如く2列に、各列ではP型とN型
とが交互に並び横断方向の2個はP型とN型とが
並ぶように配設し、銅板より成る電極片2で上面
では第2図aに示す如く横断方向に並んだP型N
型の2個ずつを接続し、下面では第2図cに示す
如く、モジユールの長手方向に隣合つたP型N型
の2個を練瓦積みの如く互い違いに接続し、両端
の下面に電極片2の付かない熱電素子の下面には
電極板2と同様の端子板3を接続して構成されて
いる。電極板2及び端子板3は電気的導体である
と同時に伝熱面とも成る。熱電サブモジユール4
の一方の面を加熱し、他の面を冷却するために、
例えば第3図に示す如く外面が平面より成り内面
が円筒状の四角管5,6が従来実験室規模の熱電
発電機用熱交換器に用いられた。第3図において
四角管5は低温パイプであり内部に冷水を流し、
四角管6は高温パイプであり、内部に温水を流し
ている。冷水と温水の流動方向は互いに逆方向と
なつており、こうすることにより熱電サブモジユ
ール4を介して低温パイプ5と高温パイプ6との
間で熱交換が行なわれる場合、温度差はどこも同
じにすることができる。上述の低温パイプ5、サ
ブモジユール4、高温パイプ6を順次多段に積重
ねることにより任意の発電量を得ることが出来
る。
を発揮するとされているビスマス・テルル系熱電
素子により構成された熱電サブモジユールの例を
第2図a,b,c,dに示す。aは該サブモジユ
ールの上面、bは正面、cは下面、dは側面を示
す。熱電素子1は直径13mm、厚さ1.5mmの円板状
をなし、P型及びN型素子を各10個、都合20個の
素子を図に示す如く2列に、各列ではP型とN型
とが交互に並び横断方向の2個はP型とN型とが
並ぶように配設し、銅板より成る電極片2で上面
では第2図aに示す如く横断方向に並んだP型N
型の2個ずつを接続し、下面では第2図cに示す
如く、モジユールの長手方向に隣合つたP型N型
の2個を練瓦積みの如く互い違いに接続し、両端
の下面に電極片2の付かない熱電素子の下面には
電極板2と同様の端子板3を接続して構成されて
いる。電極板2及び端子板3は電気的導体である
と同時に伝熱面とも成る。熱電サブモジユール4
の一方の面を加熱し、他の面を冷却するために、
例えば第3図に示す如く外面が平面より成り内面
が円筒状の四角管5,6が従来実験室規模の熱電
発電機用熱交換器に用いられた。第3図において
四角管5は低温パイプであり内部に冷水を流し、
四角管6は高温パイプであり、内部に温水を流し
ている。冷水と温水の流動方向は互いに逆方向と
なつており、こうすることにより熱電サブモジユ
ール4を介して低温パイプ5と高温パイプ6との
間で熱交換が行なわれる場合、温度差はどこも同
じにすることができる。上述の低温パイプ5、サ
ブモジユール4、高温パイプ6を順次多段に積重
ねることにより任意の発電量を得ることが出来
る。
さて、上述の四角管の伝熱管はアルミニウム合
金の押出形材であり、実用規模の大型熱電発電機
用熱交換器の場合には、加工上の寸法公差や、部
分的な温度差に基く管の歪みにより管が熱電モジ
ユールの接着面から剥離したり、熱電サブモジユ
ール内の接着部、素子自体、ハンダ付け部に力が
掛り破損する恐れがある。又、実用規模の熱交換
器に必要な海水に対する耐食性が不十分である。
金の押出形材であり、実用規模の大型熱電発電機
用熱交換器の場合には、加工上の寸法公差や、部
分的な温度差に基く管の歪みにより管が熱電モジ
ユールの接着面から剥離したり、熱電サブモジユ
ール内の接着部、素子自体、ハンダ付け部に力が
掛り破損する恐れがある。又、実用規模の熱交換
器に必要な海水に対する耐食性が不十分である。
これらの欠点を改善するために、実用規模の大
型熱交換器に対する伝熱構造として、第4図に示
す如く、高温及び低温用伝熱管として銅合金の円
管を用いた場合、一方の面にこれらの円管を外周
面に密着するほゞ半円形断面の凹部を有し、他面
に上記熱電サブモジユール4の電極片2に密着す
る平面を有するアルミニウム押出形材に電気絶縁
性アルマイト処理を施した伝熱片7を、熱電サブ
モジユール4の各2枚を1組として長手方向に並
べ(第4図には熱電サブモジユール4は一枚のみ
を示す)、その上下面に熱伝導性接着剤で接着し
て一体化した伝熱片付サブモジユールユニツト8
を構成し、第5図に示す如く、該ユニツト8の両
側の凹面の一方に低温伝熱管9が、他方の凹面に
は高温伝熱管10が接触する如く、伝熱管9,1
0とユニツト8とを交互に枠構造11内に多段に
積重ねて保持して構成された熱交換器が提案され
ている。
型熱交換器に対する伝熱構造として、第4図に示
す如く、高温及び低温用伝熱管として銅合金の円
管を用いた場合、一方の面にこれらの円管を外周
面に密着するほゞ半円形断面の凹部を有し、他面
に上記熱電サブモジユール4の電極片2に密着す
る平面を有するアルミニウム押出形材に電気絶縁
性アルマイト処理を施した伝熱片7を、熱電サブ
モジユール4の各2枚を1組として長手方向に並
べ(第4図には熱電サブモジユール4は一枚のみ
を示す)、その上下面に熱伝導性接着剤で接着し
て一体化した伝熱片付サブモジユールユニツト8
を構成し、第5図に示す如く、該ユニツト8の両
側の凹面の一方に低温伝熱管9が、他方の凹面に
は高温伝熱管10が接触する如く、伝熱管9,1
0とユニツト8とを交互に枠構造11内に多段に
積重ねて保持して構成された熱交換器が提案され
ている。
この構成によれば、薄肉の伝熱管9,10と厚
肉の伝熱片7とは一体でなくなるため膨脹は夫々
自由となり、上記の欠点は改善される。
肉の伝熱片7とは一体でなくなるため膨脹は夫々
自由となり、上記の欠点は改善される。
しかし、この構成の場合、低温伝熱管9と高温
伝熱管10とが上下方向に交互に配設されるた
め、低温伝熱管9の両端を冷水入口側水室と冷水
出口側水室に、高温伝熱管10の両端を温水入口
側及び出口側水室に夫々接続するのに一工夫が必
要である。
伝熱管10とが上下方向に交互に配設されるた
め、低温伝熱管9の両端を冷水入口側水室と冷水
出口側水室に、高温伝熱管10の両端を温水入口
側及び出口側水室に夫々接続するのに一工夫が必
要である。
第3図に示す四角管5,6を使用した実験室規
模の熱交換器の場合は、四角管の一本毎にベンド
ピースを取り付け、それにチユーブをつけて夫々
温水、冷水の入口側、出口側水室に接続していた
が、実用規模の数十本の伝熱管を有する熱交換器
の場合は、水室と伝熱管の接続をこの方法で行な
うことは非常に繁雑になりコスト的にもスペース
的にも不利であり、実用に適さない。
模の熱交換器の場合は、四角管の一本毎にベンド
ピースを取り付け、それにチユーブをつけて夫々
温水、冷水の入口側、出口側水室に接続していた
が、実用規模の数十本の伝熱管を有する熱交換器
の場合は、水室と伝熱管の接続をこの方法で行な
うことは非常に繁雑になりコスト的にもスペース
的にも不利であり、実用に適さない。
この発明は上記の実情にかんがみ、実用規模の
この種の構造の熱電発電機用熱交換器の伝熱管の
枠構造内への取付け及び伝熱管と温水、冷水の出
口側、入口側水室への接続が容易でスペース的に
も有利な熱交換器を提供することを目的とする。
この種の構造の熱電発電機用熱交換器の伝熱管の
枠構造内への取付け及び伝熱管と温水、冷水の出
口側、入口側水室への接続が容易でスペース的に
も有利な熱交換器を提供することを目的とする。
以下、本発明をその実施例を示す図面にもとづ
いて詳細に説明する。
いて詳細に説明する。
第6図は本発明の実施例の熱交換器の中央部を
省略して示した上面図である。上下方向に伝熱片
付熱電サブモジユールを介して低温用伝熱管9と
高温用伝熱管10とが交互に配設されている。図
示の如く、低温用伝熱管9は図の左側で手前の方
へ適当な曲率90゜曲つて冷水入口側水室20の管
板21に拡管により接続されている。水室20の
手前側面には冷水入口管22が上面には空気板管
23が、下面にはドレン管24が取付けられてい
る。低温伝熱管9の右側の端部は熱交換部よりま
つすぐに伸びて冷水出口側水室30に取付けられ
ている。
省略して示した上面図である。上下方向に伝熱片
付熱電サブモジユールを介して低温用伝熱管9と
高温用伝熱管10とが交互に配設されている。図
示の如く、低温用伝熱管9は図の左側で手前の方
へ適当な曲率90゜曲つて冷水入口側水室20の管
板21に拡管により接続されている。水室20の
手前側面には冷水入口管22が上面には空気板管
23が、下面にはドレン管24が取付けられてい
る。低温伝熱管9の右側の端部は熱交換部よりま
つすぐに伸びて冷水出口側水室30に取付けられ
ている。
一方、高温伝熱管10は右側の端部が手前側に
90゜曲つており温水入口側水室40に接続されて
おり、左端部は熱交換部よりまつすぐに伸びて温
水出口側水室に接続されている。上記の各水室3
0,40,50の構成及び伝熱管の取付方は冷水
入口側水室20と同様である。即ち、各伝熱管
9,10は一方の端が適当な曲率半径を以て90゜
に曲がつたステツキ管となつており、低温用伝熱
管9と高温用伝熱管10とはステツキの握りの部
分が互いに反対側に設けられているので「対向ス
テツキ形伝熱管」と名付けることが出来よう。
90゜曲つており温水入口側水室40に接続されて
おり、左端部は熱交換部よりまつすぐに伸びて温
水出口側水室に接続されている。上記の各水室3
0,40,50の構成及び伝熱管の取付方は冷水
入口側水室20と同様である。即ち、各伝熱管
9,10は一方の端が適当な曲率半径を以て90゜
に曲がつたステツキ管となつており、低温用伝熱
管9と高温用伝熱管10とはステツキの握りの部
分が互いに反対側に設けられているので「対向ス
テツキ形伝熱管」と名付けることが出来よう。
伝熱管9,10を対向ステツキ型にしたことに
より、各伝熱管を夫々の入口側及び出口側水室に
接続する場合互いに他種の伝熱管に干渉されるこ
となく管板に拡管により容易に接続することが可
能となる。又、各伝熱管は片方の端にしか90゜の
曲がりがないため、枠構造内の所定の位置への取
付けはまつすぐな方の端から枠構造の両側のサイ
ドフレーム11(第5図参照)の間に容易に挿入
して取付けることができる。(伝熱管、伝熱片の
両側の枠構造は上下部で所々を横梁12により連
結されているので伝熱管は上から入れることはで
きない。) 第7図に示す別の実施例では、伝熱管は扁平な
箱形に形成されており、低温用伝熱管109と高
温用伝熱管110の平らな面で熱電素子サブモジ
ユール4を挾んで熱交換を行なつて起電力を発生
するようになつている。発電量に応じてこれを多
段に積重ねることは前の実施例と同様である。
より、各伝熱管を夫々の入口側及び出口側水室に
接続する場合互いに他種の伝熱管に干渉されるこ
となく管板に拡管により容易に接続することが可
能となる。又、各伝熱管は片方の端にしか90゜の
曲がりがないため、枠構造内の所定の位置への取
付けはまつすぐな方の端から枠構造の両側のサイ
ドフレーム11(第5図参照)の間に容易に挿入
して取付けることができる。(伝熱管、伝熱片の
両側の枠構造は上下部で所々を横梁12により連
結されているので伝熱管は上から入れることはで
きない。) 第7図に示す別の実施例では、伝熱管は扁平な
箱形に形成されており、低温用伝熱管109と高
温用伝熱管110の平らな面で熱電素子サブモジ
ユール4を挾んで熱交換を行なつて起電力を発生
するようになつている。発電量に応じてこれを多
段に積重ねることは前の実施例と同様である。
この場合は、低温用伝熱管109の図において
左端部は二股に分れて両側へ適当な曲率半径で90
゜曲つて冷水入口管111に接続される。右側の
端部は中心線上に設けられた冷水出口管112に
接続されている。高温用伝熱管110はこれとは
逆に右側の端が二股に分かれて温水入口管113
に接続され、左側の端は中心線上で温水出口管1
14に接続されている。このようにすることによ
り幅の広い伝熱管の曲りによる無駄なスペースを
極力減らすことができる。
左端部は二股に分れて両側へ適当な曲率半径で90
゜曲つて冷水入口管111に接続される。右側の
端部は中心線上に設けられた冷水出口管112に
接続されている。高温用伝熱管110はこれとは
逆に右側の端が二股に分かれて温水入口管113
に接続され、左側の端は中心線上で温水出口管1
14に接続されている。このようにすることによ
り幅の広い伝熱管の曲りによる無駄なスペースを
極力減らすことができる。
以上の如く、本発明により、低温伝熱管と高温
伝熱管と夫々対向する端部を曲げることにより水
室への取付け及び熱交換器の組立てが容易になり
熱電発電の実用化に寄与する。
伝熱管と夫々対向する端部を曲げることにより水
室への取付け及び熱交換器の組立てが容易になり
熱電発電の実用化に寄与する。
第1図は熱電素子を利用した発電原理を説明す
る図式図、第2図はa,b,c,dは夫々熱電素
子サブモジユールの1例の上面図、正面図、下面
図及び側面図、第3図は実験室規模の熱電発電機
用熱交換器の要部を示す斜視図、第4図は実用規
模の熱交換器に使用される伝熱片付サブモジユー
ルユニツトの1例を示す斜視図、第5図は第4図
のサブモジユールユニツトと円管伝熱管とを使用
した熱交換器の要部構造を示す断面図、第6図は
本発明の実施例を示す平面図、第7図は本発明の
他の実施例を示す平面図である。 1……熱電素子、2……電極片、4……サブモ
ジユール、7……伝熱片、8……伝熱片付サブモ
ジユールユニツト、9……低温伝熱管、10……
高温伝熱管、11……枠構造、20,30,4
0,50……水室。
る図式図、第2図はa,b,c,dは夫々熱電素
子サブモジユールの1例の上面図、正面図、下面
図及び側面図、第3図は実験室規模の熱電発電機
用熱交換器の要部を示す斜視図、第4図は実用規
模の熱交換器に使用される伝熱片付サブモジユー
ルユニツトの1例を示す斜視図、第5図は第4図
のサブモジユールユニツトと円管伝熱管とを使用
した熱交換器の要部構造を示す断面図、第6図は
本発明の実施例を示す平面図、第7図は本発明の
他の実施例を示す平面図である。 1……熱電素子、2……電極片、4……サブモ
ジユール、7……伝熱片、8……伝熱片付サブモ
ジユールユニツト、9……低温伝熱管、10……
高温伝熱管、11……枠構造、20,30,4
0,50……水室。
Claims (1)
- 1 N型とP型の熱電素子を交互に平板電極片に
より電気的に直列に熱的に並列に接続し、片側の
電極片外側を加熱面、他の側の電極片の外側を冷
却面として構成した熱電サブモジユールを、一面
に高温又は低温伝熱管の外周面に密着する形状を
有する凹面、他面に上記熱電サブモジユールの冷
却面又は加熱面に密着する平面を有する伝熱片の
2枚によりサンドウイツチ状に挾みその接触面を
熱伝導性接着剤で接着して一体の伝熱片付熱電サ
ブモジユールユニツトを構成し、該ユニツトの両
側の凹面の一方には高温伝熱管が、他方には低温
伝熱管が接触する如く、伝熱管と上記ユニツトと
を交互に枠構造内に多段に積重ね保持して成る熱
電発電機用熱交換器において、上記の高温伝熱管
と低温伝熱管との夫々の中を温水と冷水とを逆方
向に流すとともに、高温伝熱管と低温伝熱管とを
互いに反対側の端部で一方の端を適当な曲率半径
を以つて曲げ、夫々の端を温水入口側、出口側、
冷水入口側、出口側水室の対応する水室に接続し
たことを特徴とする熱電発電機用熱交換器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57033091A JPS58153094A (ja) | 1982-03-04 | 1982-03-04 | 熱電発電機用熱交換器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP57033091A JPS58153094A (ja) | 1982-03-04 | 1982-03-04 | 熱電発電機用熱交換器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58153094A JPS58153094A (ja) | 1983-09-10 |
JPS6131800B2 true JPS6131800B2 (ja) | 1986-07-22 |
Family
ID=12376996
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP57033091A Granted JPS58153094A (ja) | 1982-03-04 | 1982-03-04 | 熱電発電機用熱交換器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58153094A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02121868U (ja) * | 1989-03-20 | 1990-10-04 |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60207897A (ja) * | 1984-03-30 | 1985-10-19 | Agency Of Ind Science & Technol | 熱電素子を利用した熱交換器 |
EP0827215A3 (en) * | 1996-08-27 | 2000-09-20 | Kubota Corporation | Thermoelectric modules and thermoelectric elements |
-
1982
- 1982-03-04 JP JP57033091A patent/JPS58153094A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02121868U (ja) * | 1989-03-20 | 1990-10-04 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58153094A (ja) | 1983-09-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP1336204B1 (en) | Thermoelectric module with integrated heat exchanger and method of use | |
US4281516A (en) | Thermoelectric heat exchanger including a liquid flow circuit | |
US5254178A (en) | Thermoelectric transducer apparatus comprising N- and P-type semiconductors and having electronic control capabilities | |
US8378205B2 (en) | Thermoelectric heat exchanger | |
JP5787755B2 (ja) | 電気エネルギーを発生させる装置を備える熱交換管束、及びこの管束を備える熱交換器 | |
CN102738378A (zh) | 热电装置、热电装置发电器及热电装置热泵 | |
KR20030064292A (ko) | 열전모듈 | |
EP1926155A1 (en) | Generator of electric energy based on the thermoelectric effect | |
US7985918B2 (en) | Thermoelectric module | |
US4306426A (en) | Thermoelectric heat exchanger assembly for transferring heat between a gas and a second fluid | |
JP2775410B2 (ja) | 熱電発電モジュール | |
JP3556799B2 (ja) | 熱電発電装置 | |
JPH0448150Y2 (ja) | ||
JP2008066459A (ja) | 熱電素子モジュールおよびそれを用いた熱電変換装置 | |
JP4770973B2 (ja) | 熱交換器 | |
US20140007916A1 (en) | Thermoelectric Device, In Particular Intended To Generate An Electric Current In A Motor Vehicle | |
JP4328803B2 (ja) | 燃料電池の内部におけるゼーベック効果の利用による電気のコージェネレーション | |
JPS6131800B2 (ja) | ||
US20090301538A1 (en) | Thermoelectric module | |
JPH0430586A (ja) | 熱電装置 | |
JPS6131798B2 (ja) | ||
JPS6131799B2 (ja) | ||
RU2630069C1 (ru) | Комплексный электрогенерирующий отопительный прибор | |
JP2003273412A (ja) | 熱電変換装置 | |
TWI856909B (zh) | 模組式熱電發電裝置 |