JPS6131420A - エラストマ−形成性組成物 - Google Patents

エラストマ−形成性組成物

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JPS6131420A
JPS6131420A JP59151757A JP15175784A JPS6131420A JP S6131420 A JPS6131420 A JP S6131420A JP 59151757 A JP59151757 A JP 59151757A JP 15175784 A JP15175784 A JP 15175784A JP S6131420 A JPS6131420 A JP S6131420A
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methylenebis
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Motoo Shimada
元夫 島田
Yasumasa Kondo
康正 近藤
Yoshio Taguchi
田口 善男
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はエラストマー形成性組成物に関する。
さらに詳しくは高硬度ポリウレタンポリ尿素エラストマ
ー形成性組成物に関する。
〔従来の技術〕
従来注型エラストマーに用いられるエラストマー形成性
組成物としてポリウレタンポリ尿素系のものたとえばポ
リエーテルポリオール或いはポリエステルポリオールと
トリレンジイソシアネート等の芳香族ポリイソシアネー
トとのNCO末端ウレタンプレポリマー(t、:とえば
デュポン社のアジプレンLシリーズ、アメリカンサイア
ナミツド社のサイアナプレンハシリーズおよびDシリー
ズ等)ト4,4′−メチレンビス(2−クロロアニリン
)とからなるものおよびやや特殊な組成物として、ポリ
テトラメチレンエーテルグリコールと1.4−メチレン
ビス(シクロヘキシルイソシアネ−1・)と(7) N
CO末端ウレタンプレポリマー(デュポン社のアジプレ
ンLWシリーズ)と4,4′−メチレンジアニリンとか
らなるものが知られている。
しかしこれらの組成物は引裂強度および伸びが小さく苛
酷な繰返し応力がかかった場合の耐久性が不充分である
。更に二液混合後の粘度増加が速く、作業性に問題を残
している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
本発明者らは高硬度エラストマーであって引裂強度およ
び伸びが向上し、耐久性がよくかつ作業性の改善された
組成物を得べく検討を行った結果本発明に到達した。
〔問題を解決するための手段〕
本発明は(A)分子量が62〜1600のポリオール、
イソシアヌレート環を含有するポリイソシアおよび必要
に応じて(C)触媒からなることを特徴とするポリウレ
タンポリ尿素エラストマー形成性組成物である。
本発明におけるウレタンプレポリマー(A)の原料ポリ
オールには、分子量62〜1600のものが使用できる
。具体的には高分子ポリオールたとえばポリエーテルポ
リオール、ポリエステルポリオール、重合体ポリオール
、ポリブタジェンポリオールおよびこれらの2種以上の
混合物が包含される。ポリエーテルポリオールとしては
、低分子ポリオール(エチレングリコール、フロピレン
ゲリコール。
1.4−ブタンジオ−/l/、118−ブタンジオール
などの二官能ポリオール;グリセリン、トリメチロール
プロパン、ペンタエリスリト−ル、シュクローズなどの
三官能以上のポリオールなど)、アミン類(アルカノー
ルアミンたとえばトリエタノールアミン、N−メチルジ
ェタノールアミン;脂肪族ポリアミンたとえばエチレン
ジアミン;芳香族ポリアミンたとえばトリレンジアミン
、メチレンジアニリン、ポリメチレンポリフェニルアミ
ンなど)などのような少々くとも2個の活性水素原子を
有する化合物のアルキレンオキシド(炭素数2〜4のア
ルキレンオキシドたとえばエチレンオキシド、プロピレ
ンオキシド、ブチレンオキシドなど)付加物、アルキレ
ンオキシドの開環重合物(テトラヒドロフランの開環重
合島加水分解によるポリテトラメチレンエーテルグリコ
ールなど)など;ポリエステルポリオールとしては1ポ
リカルボン酸(脂肪族ポリカルボン酸たとえばアジピン
酸、マレイン酸、三量化リルイン酸、芳香族ポリカルボ
ン酸たとえばフタル酸など)とポリオ−)v (上述の
よう力低分子ポリオールまたはポリエーテルポリオール
)との縮合により得られるポリエステルポリオール、ラ
クトンポリエステ)V (ポリカプロラクトン力と);
重合体ポリオールとしてはポリオール(ポリエーテルポ
リオール、ポリエステルポリオ−)v力ど)中でビニル
モノマー(アクリロニトリルおよび/またはスチレンな
ど)を重合させて得られるもの;ポリブタジェンポリオ
ールとしては、水酸基含有のラジカル開始剤でブタジェ
ンを重合させて得られたもの、ナトリウム、リチウム々
どのアニオン重合触媒を用いてブタジェンを重合させて
得られた活性末端重合体に、エチレンオキシドのように
水酸基になる化合物を付加させて得られたものがあげら
れる。
これらの高分子ポリオールのうち好ましいのはポリエー
テルポリオールであり、とくに好ましいものはポリテト
ラメチレンエーテルグリコールである。高分子ポリオー
ルの分子量は通常200〜1600好ましくは250〜
900である。分子量が1600より大きい高分子ポリ
オールを使用した場合には強靭な高硬度エラストマーを
得ることが困難である。
必要により低分子ポリオール、(エチレングリコール、
プロピレングリコ−)v + I + 4−ブタンジオ
ール、■、3−ブタンジオールなどの三官能ポリオール
;グリセリン、トリメチロールプロパン、ペンタエリス
リトール、シュクローズなどの三官能以上のポリオール
など)を併用してもよい。この場合の高分子ポリオール
と低分子ポリオールとの当量比は通常100 : 1〜
1:1、好ましくは50:1〜10:1である。ポリオ
ールの(平均)官能基数は通常2〜8、好ましくは2〜
3、特に好ましくは2〜25である。
本発明において(A)成分のプレポリマーの原料として
用いるイソシアヌレート環を含有するポリイソシアネー
ト類としては有機ポリイソシアネート類の三量化が使用
できる。有機ポリイソシアネート類としては、脂環式ポ
リイソシアネート類たとえばイソホロンジイソシアネー
ト、シクロヘキサン−1,4−ジイソシアネート、1,
4−メチレンビス(シクロヘキシルイソシアネート)ナ
ト;脂肪族ポリイソシアネート類たとえばヘキサメチレ
ンジイソシアネートなどの通常の脂肪族ポリイソシアネ
ート、キシリレンジイソシアネートなどの芳香脂肪族ポ
リイソシアネート:芳香族ポリイソシアネート類、たと
えば2.4−トリレンジイソシアネート、2.6−)リ
レンジイソシアネート、2,4−トリレンジイソシアネ
ートと2.6− トリレンジイソシアネートの混合物、
キシリレンジイソシアネート、ジフェニルメタン−4,
4′−ジイソシアネート、室温で液状のジフェニルメタ
ン−4,4′−ジイソシアネートをベースとする変性(
カーポジイミド変性など)ポリイソシアネート、トリフ
ェニルメタントリイソシアネート、1,3−ビス(フェ
ニルメチ)V)ベンゼン−4、4/、 4//−トリイ
ソシアネートなど;およびこれらの二種以上の混合物が
あげられる。このうち好ましいのは脂肪族および脂環式
ポリイソシアネート類゛であり、特に好ましいのはイソ
ホロンジイソシアネートである。
有機ポリイソシアネートの三量化物の具体例としてはイ
ソホロンジイソシアネートの三量化物)ヘキサメチレン
ジイソシアネートの三量化物、およびトリレンジイソシ
アネートの三量化物があげられる。
有機ポリイソシアネートの三量化物は公知の方法によっ
て得られる。たとえば有機ポリイソシアネートに三量化
触媒を作用させることによって、1比較的容易に三量化
物とする二とができる。三量化触媒としては ジエー・
エッチ・サンダース(J −H・5AIJNT)ER8
)およびケー・シー・グリコシュ(K −C−FRIS
OH)著の″ポリウレタンズヶミストリーアンドテクノ
ロジー”第1巻、94〜97頁および212頁に記載さ
れているものがあげられる。
具体例としては、有機強塩基および塩類〔トリアルキル
ホスフィン、トリアルキル−アミノアルキル ) エ 
ノ − ル 、N、N’、N“−ト リ ス (ア ル
 キ ル ア ミノアルキ)V )へキサヒドロ−sy
m−)リアジンなど〕、三級アミン触媒との複合物〔ト
リエチレンジアミン−プロピレンオキサイド、トリエチ
レンジアミン−トリオキシメチレン、N、N、N/、N
/−テトラメチ)L/−1,8−ブタンジアミン−プロ
ピレンオキサイドなど〕、フリーデル−クラフト触媒f
A (AlC15s FeC15+ BFs + ””
2など〕、弱有機酸の塩基性塩類〔06〜020カルボ
ン酸のアルカリ金属(カリウム、ナトリウム等)塩、た
とえばオクタン酸カリウム、オレイン酸カリウムなど〕
、アルカリ金属酸化物類〔酸化カリウム、酸化ナトリウ
ムなど〕、アルカリ金属のアルコラード類〔メトキシ化
ナトリウム、エトキシ化カリウムなど〕などがあげられ
る、これらのうち好ましいのは有機強塩基および塩類で
ある。
本発明における非芳香族ジイソシアネートとしては、上
記の脂肪族ジイソシアネート類、脂環式ジイソシアネー
ト類およびこれらの二種以上の混合物があげられる。こ
のうち好ましいのはシクロヘキサン−1,4−ジイソシ
アネー) 、 1.4−メチレンビス(シクロヘキシル
イソシアネート)およびこの混合物である。
本発明におけるプレポリマー(A)は上記のポリオール
、イソシアヌレート環を含有するポリイソシアネートお
よび非芳香族ジイソシアネートをNCO末端ウレタンプ
レポリマーができるような割合で反応させたものであり
、その当量比(NOOlor(比)は通常1.2〜5.
0好ましくは1.4〜3.5である。イソシアヌレート
環を含有するポリイソシアネートと非芳香族ジイソシア
ネートとの割合は当量比で通常1:3〜1:50好まし
くは1:5〜1:25である。
ウレタンプレポリマー(A)は通常、上記ポリオールと
イソシアヌレート環を含有するポリイソシアネートとを
70〜110℃にて1〜20時間反応させた後、上記非
芳香族ジイソシアネートを加えて70°C〜110℃に
て1〜20時間反応させることによって得られる(2段
法)が、上記3者を同時に70°C〜110°Cにて1
〜30時間反応させることによっても得られる(1段法
)。またプレポリマー中に遊離のポリイソシアネートが
残存していてもよい。プレポリマーのNCO含量は通常
60〜20重量%好ましくは7〜15重量%である。
本発明における芳香族ポリアミン(B)としては一般式 (式中)Yは2価の有機基またはスルホニル基であり、
Xl、X2はハロゲン原子または炭素数1〜4のアルキ
ル基であり、nlおよびn2は0または1以上の整数で
ある。)で示される化合物および/または一般式 (式中R3は1価の有機基でありx3は炭素数1〜4の
アルコキシ基またはハロゲン原子である。)で示される
化合物が使用できる。
一般式(1)におけるYの2価の有機基としては−C!
H2−、−8(C!H2)m、 S−(ただしmlはO
または1〜4の整数、好ましくは1〜3、とくに2)。
−000−A−000−[:ただしAは2〜6個の炭素
原子をもつアルキレン基で場合により枝分れしておりそ
して(または)酸素原子、いおう原子または−N (1
’L、)基(R−C8〜C4アルキル基)を含有してい
る。
好ましくは2〜4個とくに8個の炭素原子をもつアルキ
レン基〕および特公昭47−51959号公報にかあげ
られる。Xl、 X2におけるハロゲン原子としてはF
 、 CI!、 Br 、 Iがあげられ、好ましいの
はCI!である。nl*”2は好ましくは0または1〜
2である。
一般式(1)で示される化合物の具体例としては下記の
化合物があげられる。
(イ)一般式 %式%) 〔式中、Xl、 X2 、 nl 、 n2  は一般
式(1)の場合と同じ〕で示される化合物: 4.4′−メチレンビス(2−クロロアニリン);4 
、4 ’−メチレンジアニリン; 4,4’−メチレン
ビス(2−エチルアニリン’) ; 4,4’−メチレ
ンビス(2−メチルアニリン) ; 4,4’−メチレ
ンビス(2゜8−ジクロロアニリン) ; 4,4’−
メチレンビス(2,6−シエチルアニリン); 4,4
’−メチレンビス(2,6−シメチルアニリン)、 2
,8.8’−)リクロo −4,4’−ジアミノジフェ
ニルメタンなど(ロ)一般式 〔式中、XI r X2 + ’+ + ’2 + m
lは一般式(1)の場合と同じ。〕で示される化合物: 1.2−ビス(2−アミノフェニルチオ)エタン;1.
2−ビス(3−クロロ−4アミノフエニルチオ)エタン
;1,2−ビス(8−エチル−4アミノフエニルチオ)
エタンなど (ハ)一般式 %式%) 〔式中、A 、 X、 、 X2 、 n、 、 n2
は一般式(1)の場合と同じ。)で示される化合物: 1.3−ビス(4−アミノベンゾイルオキシ)プロパン
:1,8−ビス(8−クロロ−4−アミノベンゾイルオ
キシ)フロパンなど に)一般式 %式%(22 〔式中、xl、 x、、 、 nl 、 n2は一般式
(1)の場合と同L〕で示される化合物: 4+4’−ジアミノジフェニルスルホン; 8,8’−
ジェチ/l/−414’−ジアミノジフェニルスルホン
など一般式(1)で示される化合物は特公昭47−51
959号公報に記載の方法によって製造することができ
る。一般式(4)で示される化合物はアルキレンチオグ
リコールのアルカリ塩をハロゲンアニリンと反応させる
ことによって製造することができる。
また一般式(2)で示される化合物としては特公昭47
−51959号公報に記載の化合物があげられる。
一般式(2)におけるRの1価の有機基としては、場合
により酸素原子を含有している炭素数1〜20のアルキ
ル基、アリール基、アラルキル基またはシクロアルキル
があげられ好ましくはメチル基。
エチル基、n−またはイソ−プロピμ基およ(in−ま
たはイソ−ブチル基などの低級アルキル基である。X、
は炭素数1〜4のアルコキシ基(メトキシ基、エトキシ
基、n−またはイソ−ブトキシ基など)およびハロゲン
(C13,Br、I、Fなど、好ましくはCI!および
Br )である。
一般式(2)で示される化合物の具体例としては、8.
5−ジアミノ−4−クロロ−メチル−ベンゾエート;3
,5−ジアミノ−4−クロロ−n−プロピル−ベンゾエ
ート;3,5−ジアミノ−4−クロロ−イソブチル−ベ
ンゾエートおよび3,5−ジアミノ−4−エトキシーイ
ソブチルーペンゾエートカあげられる。これらのうち好
ましいものは8,5−ジアミノ−4−クロロイソブチル
ベンゾエートである。また特公昭47−1887号公報
に記載のアリ−)Vジアミンも使用できる。
これらのうち、好ましいものは求電子性置換基タトエば
ハロゲン、エステル、スルホニル、ジスルフィド、アル
コキシ、エーテル基などの基をもつ芳香族ポリアミンで
あり、特に好ましいのは、4.4′−メチレンビス(2
−クロロアニリン) 、 4゜4′−ジアミノジフェニ
ルスルホンおよびこれらの混合物である。
本発明において必要に応じて用いられる触媒(qとして
は、アミン系触媒たとえばトリエチルアミン、トリエチ
レンジアミン、 N、N’−ジメチルピペラジンおよび
N−エチルモルホリン:酸触媒たとえばオクチル酸、ア
ジピン酸およびアゼライン酸:および金属触媒たとえば
ジブチルチンジラウレート、スタナスオクトエート、ビ
スマスクロライド。
オクチル酸鉛およびフェリツクアセチルアセトネートお
よびこれらの二種以上の併用系があげられる。このうち
好ましいものはアミン系触媒および酸触媒であり、特に
好ましいものはトリエチレンジアミンおよびアジピン酸
である。
本発明においては上記成分以外に場合によって添加剤を
用いることができる。添加剤としては補強剤(カーボン
ブラック、ホワイトカーボン、コロイダルシリカなど)
、無機充填剤(炭酸カルシウム、硫酸バリウム、タルク
、クレイ、砕石粉など)、可塑剤(ジブチルフタレート
、ジオクチル−yタレ−1,塩素化ノルマ/L/ ハラ
フィンナト)。
希釈剤(石油樹脂、キシレン樹脂など)、溶剤(トルエ
ン、キシレン、メチルエチルケトン、酢酸エチルなど)
、老化防止剤、難燃剤および着色剤などがあげられる。
本発明の組成物において(A) j (B) 2成分の
混合比率は(A)成分の遊離イソシアネート基と(B)
成分のアミン基との当量比が通常08〜1.5好ましく
は09〜14とくに好ましくは1〜1.8である。触媒
(qの使用量は(A)および(B)全量中通常5チ以下
好ましくは0.02〜1係である。
本発明の(A) 、 (B)および必要に応じて(C)
から成る組成物は、シヨアD硬度が72以上の高硬度の
ポリウレタンポリ尿素エラストマーの形成に使用でき、
とくにこのようカニラストマーの成形品の製造に適して
いる。
本発明の組成物からの成形品の製造は、常法により行う
ことができる。その−例を示すと予め(A)成分は60
〜125°C1好ましくは70〜100°C1向成分は
100〜160°C好ましくは110〜140°Cに加
熱しておく。
(A)成分、四成分そして場合によって触媒(Q (予
め(A)または(′B)に混合しておいてもよい)およ
び/または添加剤の所定量を充分に攪拌、混合し、必要
に応じて脱気を行った後、全体を好ましくは70〜18
0 ”Cに加熱したモールド中に注ぐ。場合により円筒
状のモールドを用い、該混合液がゲル化するまで中心軸
を中心に回転させ、該混合液に加わる遠心力を利用する
いわゆる遠心成形法1あるいはスプレーによる吹付けな
どを行なってもよい。
また(A) 、 (B)二液の計量および攪拌混合を機
械を用いて行なうこともできる。本発明の組成物に使用
可能な機械は特に制限を受けず、(A) 、 (B)二
液をそれぞれ別個に同時に計量および送液するための複
数のポンプと計量および送液された二液を攪拌混合で吐
出するミキサーを備えたものであれば特に問題は無い。
注型物は5分〜2時間程度、70〜130°Cで硬化さ
せたのちモールドより脱型する。
脱型されたエラストマー注型物は、最終強度が発現する
まで常温あるいは加熱により養生させる。
好ましい養生は70〜180℃で10分〜24時間加熱
した後常温で1週間以上置くことにより行なわれる。
〔実施例〕
以下製造例および実施例により本発明をさらに説明する
が本発明はこれに限定されるものではない。以下に記す
部は重量部を示す。
製造例1 撹拌棒および温度計をセットした4つ目フラスコニ数平
均分子量700のポリテトラメチレンエーテルグリコ−
)v100部を投入し、8mmHHの減圧下で110°
Cに加熱して1時間脱水を行った。次にイソシアヌレー
ト環を有するイソホロンジイソシアネートの三量化物(
イソシアネート当量; 228 )を106部投入し、
窒素気流下で10’0″Cで6時間反応させ、ついでシ
クロヘキサン−1,4−ジイソシアネートを608部投
入し、窒素気流下で100°Cで5時間反応させてプレ
ポリマー〔A1〕を得た。プレポリマー〔A1〕の遊離
イソシアネート含有量は11,9チであった。
製造例2 撹拌棒および温度計をセットした4ツロフラスコに数平
均分子量700のポリテトラメチレンエーテルグリコ−
)lz100部を投入し、 8mmHgの減圧下で11
0°Cに加熱して1時間脱水を行った。次にイソシアヌ
レート環を有するイソホロンジイソシアネートの三量化
物(イソシアネート当量; 228 )を11,9部投
入し窒素気流下で100℃で6時間反応させ、ついで1
,4−メチレンビス(シクロヘキシルイソシアネート)
を949部投入し窒素気流下で100°Cで7時間反応
させプレポリマー〔A2〕を得た。
プレポリマー(A、)の遊離イソシアネート含有量は1
0.2チであった。
比較製造例1 撹拌棒および温度計をセットした4つロフラスコに数平
均分子量700のポリテトラメチレンエーテルグリコ−
/L/100部を投入し、8mmHgの減圧下で110
°Cに加熱して1時間脱水を行った。次にシクロヘキサ
ン−1,4−ジイソシアネートを、63.8部投入し窒
素気流下で100℃で5時間反応させプレポリマー〔ハ
〕を得た・プレポリマー〔ハ〕の遊離イソシアネート含
有量は12.1 %であった。
比較製造例2 撹拌棒および温度計をセットした4つロフラスコに数平
均分子量700のポリテトラメチレンエーテルグリコー
ル100部を投入し、8mmHgの減圧下で110°C
に加熱して1時間脱水を行った1次に2゜4−トリレン
ジイソシアネート811部を投入し、窒素気流下で10
0°Cで4時間反応させ、プレポリマー〔A′2〕を得
た。プレポリマー[:A2)の遊離イソシアネート含有
量は150係であった。
実施例1 本発明の組成物をプレポリマー〔A1〕および4,4′
−メチレンビス(2−クロロアニリン)とアジピン酸触
媒との混合物CBI、C1:)  とした。
〔A工〕および(Bt−Ct)をそれぞれ90°C,1
20°Cにて所定量ビーカーに秤取し、スクリュー型攪
拌羽根付き、ベビーモーターにて80秒間充分混合し、
8mmHgの減圧で1分間脱気を行った後、すげやく1
10°Cに予熱された金型に流し込んだ。該金型を11
0°Cにて1時間加熱後、硬化物を脱型し、2mm厚の
シート状ウレタン樹脂成型品および、厚さ12.7mm
1直径29 mmの円柱状ウレタン樹脂成型品を得た。
得られたシート状および円柱状成型品を110°Cにて
15時間加熱キュア後、常温にて1週間養生した後、物
性測定に供した0 実施例2 本発明の組成物をプレポリマー〔A口および4,4′−
メチレンビス(2−クロロアニリン)トトリエチレンジ
アミンとの混合物〔B1.C1〕とした。
〔A2〕およびCB、 、 Ct:)をそれぞれ、90
°0,120°Cにて所定量ビーカーに秤取し、実施例
1と同条件にてシート状および円柱状成型品を作成した
比較例1 比較のための組成物をプレポリマー(”+)および4.
4′−メチレンジアニリン(B2)とした。
〔心〕および〔B2〕をそれぞれ、90°C9120°
Cにて所定量ビーカーに秤取し、実施例1と同条件にて
シート状および円柱状成型品を作成した。
比較例2 比較のための組成物をプレポリマー〔A′2〕および4
.4′−メチレンビス(2−クロロアニリンCBりとし
た。
〔八;〕および〔B、〕をそれぞれ、80°0,120
°Cにて所定量ビーカーに秤取し、実施例1と同条件に
てシート状および円柱状成型品を作成した。
試験例1 実施例1,2および比較例1,2の組成物について性能
試験を行った。結果を表−1に示す。
(ハ) 表  −1 注* 1 )(A)のイソシアネート基のグラム当量数
/…)のアミノ基のグラム当量数 *2)混合液の粘度が100,000 cpsに到達す
る時間*8) ASTM D 1706 *4)JIS K 6801 〔発明の効果〕 本発明の組成物を硬化させて得られる高硬度ポリウレタ
ンポリ尿素エラストマーは、破断強度と伸びが大きく強
靭である。苛酷なくり返し応力がかかつても破損するこ
となく良好な耐久性を有する。また、二液混合後の粘度
増加が緩やかで作業性が改善されており大型で複雑な形
状の成形品の製造にも適している。さらに高温での硬度
低下が小さく高温或でも使用できる。
このような効果を有することから、本発明の高硬度ポリ
ウレタンポリ尿素エラストマー組成物は製紙ロール、製
鉄ロールなどの工業用ロール、ソリッドタイヤ、スプロ
ケットおよび工業部品など高負荷のくり返しに耐えるこ
とが要求される用途に好適である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、(A)分子量が62〜1600のポリオール、イソ
    シアヌレート環を含有するポリイソシアネートおよび非
    芳香族ジイソシアネートからのNCO末端ウレタンプレ
    ポリマー、(B)芳香族ポリアミンおよび必要に応じて
    (C)触媒からなることを特徴とするポリウレタンポリ
    尿素エラストマー形成性組成物。 2、ポリオールが、分子量200〜1600の高分子ポ
    リオールおよび必要により低分子ポリオールからなる特
    許請求の範囲第1項記載の組成物。 3、高分子ポリオールがポリエーテルポリオールである
    特許請求の範囲第2項記載の組成物。 4、ポリエーテルポリオールの分子量が、200〜90
    0である特許請求の範囲第3項記載の組成物。 5、ポリエーテルポリオールが、ポリテトラメチレンエ
    ーテルグリコールである特許請求の範囲第4項記載の組
    成物。 6、芳香族ポリアミンが求電子性置換基を有する芳香族
    ポリアミンである特許請求の範囲第1項ないし、第5項
    のいずれか一項に記載の組成物。 7、芳香族ポリアミンが、4,4′−メチレンビス(2
    −クロロアニリン)および/または、4,4′−ジアミ
    ノジフェニルスルホンである特許請求の範囲第1項ない
    し第6項のいずれか一項に記載の組成物。 8、イソシアヌレート環を含有するポリイソシアネート
    が、脂肪族ポリイソシアネートまたは脂環式ポリイソシ
    アネートの三量化物である特許請求の範囲第1項ないし
    、第7項のいずれか一項に記載の組成物。 9、脂環式ポリイソシアネートの三量化物が、イソホロ
    ンジイソシアネートの三量化物である特許請求の範囲第
    8項記載の組成物。 10、非芳香族ジイソシアネートが、シクロヘキサン−
    1,4−ジイソシアネートおよび/または1,4−メチ
    レンビス(シクロヘキシルイソシアネート)である特許
    請求の範囲第1項ないし第9項のいずれか一項に記載の
    組成物。 11、ウレタンプレポリマーのNCO含量が7〜15重
    量%である特許請求の範囲第1項ないし第10項のいず
    れか一項に記載の組成物。
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