JPS6131077Y2 - - Google Patents

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JPS6131077Y2
JPS6131077Y2 JP3333281U JP3333281U JPS6131077Y2 JP S6131077 Y2 JPS6131077 Y2 JP S6131077Y2 JP 3333281 U JP3333281 U JP 3333281U JP 3333281 U JP3333281 U JP 3333281U JP S6131077 Y2 JPS6131077 Y2 JP S6131077Y2
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JP
Japan
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piston rod
cylinder
piston
oil chamber
side oil
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JP3333281U
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English (en)
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JPS57147354U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はバツクホー等の掘削機において、掘削
装置を横方向へ摺動させて作業範囲を拡大する、
掘削装置のスライド装置に関するものである。
従来、シリンダを使用した掘削装置の横方向へ
のスライド装置としては、1本のシリンダで行う
ものと2本のシリンダで行うものとがあるが、1
本のシリンダで行うものの場合、全スライドさせ
るためにはスライドを中間位置で一担中断し、シ
リンダを戻したりスライダとシリンダを連結する
ピンの着脱等を行なわねばならず、作業が煩雑で
時間がかかるものであり、2本のシリンダで行う
ものの場合には、操作バルブ等の構造が複雑にな
り、シリンダの取付けにスペースを要するもので
あつた。
本考案は上記の事情にかんがみてなされたもの
であり、大きなスペースを要さず、しかも操作が
容易な掘削機における掘削装置のスライド装置を
提供することを目的とするものである。
以下、図面により本考案の実施例について説明
する。第1図は本考案を実施するバツクホーを示
し、機体1に載置されたターンテーブル2の側面
にガイド10が設けられ、このガイド10には横
方向に摺動自在にスライダ9が支持されている。
スライダ9には、ブーム3、アーム4、バケツト
5及びこれらを作動させるブームシリンダ6、ア
ームシリンダ7、バケツトシリンダ8から成る掘
削装置Aが取付けられている。
第2図及び第3図に示すように、ガイド10に
隣接するターンテーブルのフレーム33上には多
段伸縮シリンダBが設けられ、多段伸縮シリンダ
Bは、第1ピストン11が第2ピストンロツド1
3内を軸方向に摺動するように摺接し、この第1
ピストン11に第1ピストンロツド12の一端が
固着され、第1ピストンロツド12は第2ピスト
ンロツド13の一端からその先端を突出させ、第
2ピストンロツド13のほぼ中央部外周には第2
ピストン14が固設され、第2ピストン14は第
2ピストンロツド13の外周に設けられたシリン
ダチユーブ15内を軸方向に摺動するようにシリ
ンダチユーブ15の内周面と摺接しており、第2
ピストンロツド13は両端部がそれぞれシリンダ
チユーブ15の両端部から突出しており、第2ピ
ストンロツド13が最縮小状態のとき、第2ピス
トンロツド13の先端面がシリンダチユーブ15
の先端面とほぼ同一面となり、第2ピストンロツ
ド13が最伸長状態のとき、第2ピストンロツド
13の後端面がシリンダチユーブ15の後端面と
ほぼ同一面となるように構成され、第2ピストン
ロツド13の伸長側油室Cは第1ピストン11に
設けたポート23、第1ピストンロツド12内に
設けられた管路21、第1ピストンロツド12の
先端に設けられたポート19及び配管26により
方向切換弁30と連通し、第2ピストンロツド1
3の縮小側油室Dは第1ピストンロツド12の基
部に設けたポート24、第1ピストンロツド12
内の管路22、第1ピストンロツド12の先端に
設けられたポート20及び配管27により方向切
換弁30と連通しており、シリンダチユーブ15
の伸長側油室Eはポート26及び配管28により
方向切換弁30と連通し、シリンダチユーブ15
の縮小側油室Fはポート25及び配管29により
方向切換弁30と連通しており、第1ピストンロ
ツド12の先端部はフレーム33の端部に固着さ
れたブラケツト16,16に枢着され、シリンダ
チユーブ15はブラケツト18によりスライダ9
と固着され、シリンダチユーブ15の下面はシリ
ンダブラケツト34を介してフレーム33上にガ
イド10と平行に固着したシリンダガイド17,
17上に設置され、シリンダチユーブ15はシリ
ンダガイド17,17に沿つて摺動する。
方向切換弁30はポンプ31及びリザーバ32
にそれぞれ連通しており、方向切換弁30の切換
により多段伸縮シリンダBは伸縮する。
上記の構成により、方向切換弁30を伸長側に
切換えると、圧油は第2ピストンロツド13の伸
長側油室C及びシリンダチユーブ15の伸長側油
室Eに供給され、第2ピストンロツド13は第1
ピストンロツド12に対し、シリンダチユーブ1
5は第2ピストンロツド13に対して共に第2図
において右側に移動し、シリンダチユーブ15に
固着したスライダ9は第4図に示すように第1ピ
ストンロツド12の枢着側と反対側のガイド10
端部に位置し、方向切換弁30を縮小側に切換え
ると、圧油は第2ピストンロツド13の縮小側油
室D及びシリンダチユーブ15の縮小側油室Fに
供給され、第2ピストンロツド13は第1ピスト
ンロツド12に対し、シリンダチユーブ15は第
2ピストンロツド13に対して共に第2図におい
て左側に移動し、スライダ9は第5図に示すよう
に第1ピストンロツド12の枢着側のガイド10
端部に位置する。
以上の様に、本考案は1本のシリンダを使用
し、方向切換弁の操作だけで、掘削装置を大スト
ロークにわたつてスライドさせることができるの
で、本考案により、大きなスペースを要さず、し
かも操作が容易な掘削機における掘削装置のスラ
イド装置が提供されるのである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図はバツク
ホーの側面図、第2図はスライド装置の一部断面
平面図、第3図はスライド装置の側面図、第4図
及び第5図は作動状態の説明図である。 A……掘削装置、B……多段伸縮シリンダ、9
……スライダ、11……第1ピストン、12……
第1ピストンロツド、13……第2ピストンロツ
ド、14……第2ピストン、15……シリンダチ
ユーブ、33……フレーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1ピストンと、この第1ピストンに一端を固
    着した第1ピストンロツドと、前記第1ピストン
    が内周を軸方向に摺動するように摺接した第2ピ
    ストンロツドと、この第2ピストンロツドの外周
    に固設した第2ピストンと、この第2ピストンが
    内周を軸方向に摺動するように摺接したシリンダ
    チユーブより成り、前記第2ピストンロツドの伸
    長側油室に連通したポートと前記シリンダチユー
    ブの伸長側油室に連通したポートとを管路により
    方向切換弁を介してポンプ及びリザーバに連通
    し、前記第2ピストンロツドの縮小側油室に連通
    したポートと前記シリンダチユーブの縮小側油室
    に連通したポートとを前記管路と並列に連結され
    た管路により前記方向切換弁を介してリザーバ及
    びポンプに連通した複動ロツド型の多段伸縮シリ
    ンダの前記第1ピストンロツドの先端がフレーム
    の一端に取付けられ、前記シリンダチユーブの下
    面はシリンダブラケツトを介してフレーム上に平
    行に固着した一対のシリンダガイド上に設置さ
    れ、前記フレームの側面を横方向に摺動する掘削
    装置の取付けられたスライダを前記シリンダチユ
    ーブに固着したことを特徴とする掘削機における
    掘削装置のスライド装置。
JP3333281U 1981-03-09 1981-03-09 Expired JPS6131077Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP3333281U JPS6131077Y2 (ja) 1981-03-09 1981-03-09

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3333281U JPS6131077Y2 (ja) 1981-03-09 1981-03-09

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57147354U JPS57147354U (ja) 1982-09-16
JPS6131077Y2 true JPS6131077Y2 (ja) 1986-09-10

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ID=29830698

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