JPS6130901B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6130901B2 JPS6130901B2 JP56074752A JP7475281A JPS6130901B2 JP S6130901 B2 JPS6130901 B2 JP S6130901B2 JP 56074752 A JP56074752 A JP 56074752A JP 7475281 A JP7475281 A JP 7475281A JP S6130901 B2 JPS6130901 B2 JP S6130901B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tetrafluoroethylene resin
- resin sheet
- woven fabric
- fiber woven
- glass fiber
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Laminated Bodies (AREA)
Description
本発明はガラス繊維織布と4弗化エチレン樹脂
シートとの複合体の連続製造方法の改良に関する
ものである。 一般に4弗化エチレン樹脂は耐熱性、耐薬品性
に優れているものであり、この特性を活用して各
分野に広く利用されているものである。然しなが
ら4弗化エチレン樹脂シートは伸縮、屈曲性の要
求されるところにはこれを単独では使用するもの
ではなく、通常石綿織布或は他の耐熱性織布と貼
着し複合体として使用しているものである。然し
ながら石綿織布は良特性を有しているにも拘ら
ず、取扱いの公害問題上、ガラス繊維織布に代替
されつつあるそのガラス繊維織布と4弗化エチレ
ン樹脂シートの融着法については実験的にドラム
に巻きつけて加熱し、織布の凹凸に見合うシワを
形成する方法は知られているが該方法は石綿織布
と異なり、織布の凹凸が一般的に小さいため凹凸
に相応するシワは形成し難く、そのため融着力も
弱く生産能率からみても極めて非能率で連続的に
製造できるものでなく、実用化できる様な製造方
法ではなかつた。 本発明はかかる欠点を改善せんとして鋭意研究
を行つた結果、ガラス繊維織布の凹凸、厚み、或
いは長さに関係なく4弗化エチレン樹脂シート又
はフイルム(以下シートと記す)を強力に密着さ
せめた複合体を連続的に製造する方法を見出した
ものである。即ち本発明方法は焼成した4弗化エ
チレン樹脂シートとガラス繊維織布との間に、
FEPフイルム或はPFAフイルムの接着助剤を介
して重ね合せ、該4弗化エチレン樹脂シートの上
部に網目状を有する金属又は無機繊維の板状体を
載置し、プレスにより断続的に加熱加圧してガラ
ス繊維織布と4弗化エチレン樹脂シートを密着せ
しめて4弗化エチレン樹脂シートの外面部に網目
状を有する板状体の凹凸に見合つた凹凸を形成し
た後該板状体を除去することを特徴とするもので
ある。 本発明においてFEPフイルムとは4弗化エチ
レンと6弗化プロピレンとの共重合フイルムをい
うものであり、又PFAフイルムとはパークロロ
アルコキシ基を側鎖にもつフツ素樹脂フイルムで
ある。 又加熱温度は360℃以上を必要とするものであ
り、この温度において4弗化エチレン樹脂シート
の上部より所望のメツシユを有する金網又は無機
繊維織布を載置して加圧することにより該4弗化
エチレン樹脂シートは熱膨脹をおこして延伸する
ものであるが該金網又は無機繊維織布により水平
方向に伸びることを阻止され、垂直方向のみに押
付けられるため、該シートは表面に凹凸部を形成
して、これら両者は強力に密着するものである。
又密着した後常温にもどるに従い4弗化エチレン
樹脂に収縮を生ずるとしても、上記の如く凹凸を
形成しているためそのままの状態を保持し密着力
に何等支障を生ずるものではない。なお金網又は
無機繊維のメツシユについては特に限定するもの
ではないが、通常40〜100メツシユ程度のものを
使用するものである。 又4弗化エチレン樹脂シートの厚さは通常0.1
〜1.0mm程度のものが使用され、特に0.3mm以上の
ものが好ましい。 なお、未焼成の4弗化エチレン樹脂の使用も可
能であるが、後の加熱時の収縮が大きく4弗化エ
チレン樹脂シートの表面に網目状のしわによる凹
凸部を形成できなくなるため、予め焼成したもの
を使用するのが好ましい。この焼成方法は4弗化
エチレン樹脂の粉末を常温で予備成形したものを
融点(327℃)以上の温度で加熱することにより
行うものである。 このように本発明方法は4弗化エチレン樹脂シ
ートの表面に網目状のしわによる凹凸部を形成せ
しめることより短時間にて優れた密着性を有する
4弗化エチレン樹脂シートとガラス繊維織布との
複合体をえることが出来るものである。 次に本発明の実施例について説明する。 実施例 1 厚さ0.3mm、巾1000mm、長さ10mの4弗化エチ
レン樹脂シートと厚さ0.8mm、巾1000mm、長さ10
mのガラスクロスとの間に厚さ25μのFEPを介
在せしめて3層構造とし、該シートの上部に50メ
ツシユの非粘着処理をした無機繊維織布を載置し
て、360℃に設定したプレスにて数分間加熱加圧
を行つた後メツシユ状の無機繊維織布をはずし全
体を移動して連続的にこの方法を繰返し30分で10
mの長尺物を本発明方法による複合体をえた。 この複合体について、その接着性その他を測定
した結果は第1表に示す通りであつた。 なお本発明と比較するために従来のアスベスト
品についてその測定値を第1表に併記した。
シートとの複合体の連続製造方法の改良に関する
ものである。 一般に4弗化エチレン樹脂は耐熱性、耐薬品性
に優れているものであり、この特性を活用して各
分野に広く利用されているものである。然しなが
ら4弗化エチレン樹脂シートは伸縮、屈曲性の要
求されるところにはこれを単独では使用するもの
ではなく、通常石綿織布或は他の耐熱性織布と貼
着し複合体として使用しているものである。然し
ながら石綿織布は良特性を有しているにも拘ら
ず、取扱いの公害問題上、ガラス繊維織布に代替
されつつあるそのガラス繊維織布と4弗化エチレ
ン樹脂シートの融着法については実験的にドラム
に巻きつけて加熱し、織布の凹凸に見合うシワを
形成する方法は知られているが該方法は石綿織布
と異なり、織布の凹凸が一般的に小さいため凹凸
に相応するシワは形成し難く、そのため融着力も
弱く生産能率からみても極めて非能率で連続的に
製造できるものでなく、実用化できる様な製造方
法ではなかつた。 本発明はかかる欠点を改善せんとして鋭意研究
を行つた結果、ガラス繊維織布の凹凸、厚み、或
いは長さに関係なく4弗化エチレン樹脂シート又
はフイルム(以下シートと記す)を強力に密着さ
せめた複合体を連続的に製造する方法を見出した
ものである。即ち本発明方法は焼成した4弗化エ
チレン樹脂シートとガラス繊維織布との間に、
FEPフイルム或はPFAフイルムの接着助剤を介
して重ね合せ、該4弗化エチレン樹脂シートの上
部に網目状を有する金属又は無機繊維の板状体を
載置し、プレスにより断続的に加熱加圧してガラ
ス繊維織布と4弗化エチレン樹脂シートを密着せ
しめて4弗化エチレン樹脂シートの外面部に網目
状を有する板状体の凹凸に見合つた凹凸を形成し
た後該板状体を除去することを特徴とするもので
ある。 本発明においてFEPフイルムとは4弗化エチ
レンと6弗化プロピレンとの共重合フイルムをい
うものであり、又PFAフイルムとはパークロロ
アルコキシ基を側鎖にもつフツ素樹脂フイルムで
ある。 又加熱温度は360℃以上を必要とするものであ
り、この温度において4弗化エチレン樹脂シート
の上部より所望のメツシユを有する金網又は無機
繊維織布を載置して加圧することにより該4弗化
エチレン樹脂シートは熱膨脹をおこして延伸する
ものであるが該金網又は無機繊維織布により水平
方向に伸びることを阻止され、垂直方向のみに押
付けられるため、該シートは表面に凹凸部を形成
して、これら両者は強力に密着するものである。
又密着した後常温にもどるに従い4弗化エチレン
樹脂に収縮を生ずるとしても、上記の如く凹凸を
形成しているためそのままの状態を保持し密着力
に何等支障を生ずるものではない。なお金網又は
無機繊維のメツシユについては特に限定するもの
ではないが、通常40〜100メツシユ程度のものを
使用するものである。 又4弗化エチレン樹脂シートの厚さは通常0.1
〜1.0mm程度のものが使用され、特に0.3mm以上の
ものが好ましい。 なお、未焼成の4弗化エチレン樹脂の使用も可
能であるが、後の加熱時の収縮が大きく4弗化エ
チレン樹脂シートの表面に網目状のしわによる凹
凸部を形成できなくなるため、予め焼成したもの
を使用するのが好ましい。この焼成方法は4弗化
エチレン樹脂の粉末を常温で予備成形したものを
融点(327℃)以上の温度で加熱することにより
行うものである。 このように本発明方法は4弗化エチレン樹脂シ
ートの表面に網目状のしわによる凹凸部を形成せ
しめることより短時間にて優れた密着性を有する
4弗化エチレン樹脂シートとガラス繊維織布との
複合体をえることが出来るものである。 次に本発明の実施例について説明する。 実施例 1 厚さ0.3mm、巾1000mm、長さ10mの4弗化エチ
レン樹脂シートと厚さ0.8mm、巾1000mm、長さ10
mのガラスクロスとの間に厚さ25μのFEPを介
在せしめて3層構造とし、該シートの上部に50メ
ツシユの非粘着処理をした無機繊維織布を載置し
て、360℃に設定したプレスにて数分間加熱加圧
を行つた後メツシユ状の無機繊維織布をはずし全
体を移動して連続的にこの方法を繰返し30分で10
mの長尺物を本発明方法による複合体をえた。 この複合体について、その接着性その他を測定
した結果は第1表に示す通りであつた。 なお本発明と比較するために従来のアスベスト
品についてその測定値を第1表に併記した。
【表】
以上詳述した如く本発明方法による複合体は屈
曲、又は引張するも4弗化エチレン樹脂シートが
剥離することはないため、耐熱性製品その他の分
野に極めて有用なものである。
曲、又は引張するも4弗化エチレン樹脂シートが
剥離することはないため、耐熱性製品その他の分
野に極めて有用なものである。
Claims (1)
- 1 焼成した4弗化エチレン樹脂シートとガラス
繊維織布との間に、FEPフイルム或はPFAフイ
ルムの接着助剤を介して重ね合せ、該4弗化エチ
レン樹脂シートの上部に網目状を有する金属又は
無機繊維の板状体を載置し、プレスにて断続的に
加熱加圧してガラス繊維織布と4弗化エチレン樹
脂シートを密着せしめ該4弗化エチレン樹脂シー
トの外面部に網目状を有する板状体の凹凸に見合
つた凹凸を形成した後該板状体を除去することを
特徴とするガラス繊維織布と4弗化エチレン樹脂
シートとの複合体の連続製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56074752A JPS57189845A (en) | 1981-05-18 | 1981-05-18 | Continuous manufacture of composite body of glass fiber woven cloth and tetrafluoroethylene resin sheet |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56074752A JPS57189845A (en) | 1981-05-18 | 1981-05-18 | Continuous manufacture of composite body of glass fiber woven cloth and tetrafluoroethylene resin sheet |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS57189845A JPS57189845A (en) | 1982-11-22 |
JPS6130901B2 true JPS6130901B2 (ja) | 1986-07-16 |
Family
ID=13556302
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56074752A Granted JPS57189845A (en) | 1981-05-18 | 1981-05-18 | Continuous manufacture of composite body of glass fiber woven cloth and tetrafluoroethylene resin sheet |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS57189845A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS63126732A (ja) * | 1986-11-18 | 1988-05-30 | Nissho Glass Kogyo Kk | 合成樹脂材の加工方法 |
CN103625075A (zh) * | 2012-08-24 | 2014-03-12 | 无锡市富仕德特种玻璃纤维有限公司 | 一种防火隔断膜 |
CN104448826A (zh) * | 2014-10-28 | 2015-03-25 | 桐乡市科力复合材料有限公司 | 一种聚苯硫醚、聚四氟乙烯和玻璃纤维布膜状三元复合材料的制备方法 |
-
1981
- 1981-05-18 JP JP56074752A patent/JPS57189845A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS57189845A (en) | 1982-11-22 |
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