JPS6130680A - 放電被覆方法 - Google Patents
放電被覆方法Info
- Publication number
- JPS6130680A JPS6130680A JP15136184A JP15136184A JPS6130680A JP S6130680 A JPS6130680 A JP S6130680A JP 15136184 A JP15136184 A JP 15136184A JP 15136184 A JP15136184 A JP 15136184A JP S6130680 A JPS6130680 A JP S6130680A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- electrode
- coating
- workpiece
- work
- contact
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C4/00—Coating by spraying the coating material in the molten state, e.g. by flame, plasma or electric discharge
- C23C4/12—Coating by spraying the coating material in the molten state, e.g. by flame, plasma or electric discharge characterised by the method of spraying
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C14/00—Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material
- C23C14/22—Coating by vacuum evaporation, by sputtering or by ion implantation of the coating forming material characterised by the process of coating
- C23C14/24—Vacuum evaporation
- C23C14/32—Vacuum evaporation by explosion; by evaporation and subsequent ionisation of the vapours, e.g. ion-plating
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C23—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; CHEMICAL SURFACE TREATMENT; DIFFUSION TREATMENT OF METALLIC MATERIAL; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL; INHIBITING CORROSION OF METALLIC MATERIAL OR INCRUSTATION IN GENERAL
- C23C—COATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
- C23C26/00—Coating not provided for in groups C23C2/00 - C23C24/00
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Materials Engineering (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Metallurgy (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Plasma & Fusion (AREA)
- Other Surface Treatments For Metallic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
il上へ瓢鹿氷野、
本発明は、放電被覆装置に関し、特に通常のスキャニン
グのために被覆材電極と被加工体とを相対的に移動させ
るほかに被覆材電極を被加工体に接触開離させる振動並
びに回転と、更に被覆材電極の振動方向と直角方向に被
加工体と被覆材電極とを相対的に振動的に往復移動させ
て被加工体面上に放電被覆を行うようにしたものである
。
グのために被覆材電極と被加工体とを相対的に移動させ
るほかに被覆材電極を被加工体に接触開離させる振動並
びに回転と、更に被覆材電極の振動方向と直角方向に被
加工体と被覆材電極とを相対的に振動的に往復移動させ
て被加工体面上に放電被覆を行うようにしたものである
。
従来の技術
従来この種放電被覆では、通常電磁石と反撥ばね等によ
り構成される振動装置又は回転偏倚軸を有する偏倚重錘
体を回転手段により回転させる振動装置等の振動装置に
、被機材電極を取り付けて被加工体表面に対向させ、上
記電磁石を発振器や商用交流或いは更に放電用蓄電器の
放電電流や電圧等により励振させることにより、その対
向方向に振動運動を行なわせて被覆材電極の先端を被加
工体表面に接触開離振動を繰返し、近接接触時に同期し
て間隙にパルス放電を行なわせ、接触時に加熱された被
覆材電極の先端溶融部が被加工体と溶着した状態から離
隔時に被加工体表面に溶着。
り構成される振動装置又は回転偏倚軸を有する偏倚重錘
体を回転手段により回転させる振動装置等の振動装置に
、被機材電極を取り付けて被加工体表面に対向させ、上
記電磁石を発振器や商用交流或いは更に放電用蓄電器の
放電電流や電圧等により励振させることにより、その対
向方向に振動運動を行なわせて被覆材電極の先端を被加
工体表面に接触開離振動を繰返し、近接接触時に同期し
て間隙にパルス放電を行なわせ、接触時に加熱された被
覆材電極の先端溶融部が被加工体と溶着した状態から離
隔時に被加工体表面に溶着。
接着して残置することにより被覆が行なわれるもので、
・電極と被加工体間に前記振動方向とほぼ直角方向に相
対的な走査移動、又は走査加工送りを行うことにより、
被加工体の表面全体もしくは必要部分に電極を構成する
被覆材の放電被覆層を形成させることができるものであ
る。
・電極と被加工体間に前記振動方向とほぼ直角方向に相
対的な走査移動、又は走査加工送りを行うことにより、
被加工体の表面全体もしくは必要部分に電極を構成する
被覆材の放電被覆層を形成させることができるものであ
る。
λ乳薦4色に人2丸工ゑ!μ涜
しかして、このように被覆材電極を被加工体表面に対し
て単に対向方向に、振動運動により軽打するように接触
開離させて所謂放電被覆を行なっただけでは、被覆材電
極の先端の放電及び通電溶融さらには軟化部分が軽打接
触時に被加工体表面の放電及び通電による同様な一部溶
融さらには軟化部分に溶着し、被覆材電極の引上げ開離
時には溶融溶着部分が被加工体表面側と被覆材電極先端
との、例えば熱溶量が少ない電極先端部分で破断して電
極材が被加工体表面に溶着残置することにより被覆が行
なわれるため、その破断面、即ち。
て単に対向方向に、振動運動により軽打するように接触
開離させて所謂放電被覆を行なっただけでは、被覆材電
極の先端の放電及び通電溶融さらには軟化部分が軽打接
触時に被加工体表面の放電及び通電による同様な一部溶
融さらには軟化部分に溶着し、被覆材電極の引上げ開離
時には溶融溶着部分が被加工体表面側と被覆材電極先端
との、例えば熱溶量が少ない電極先端部分で破断して電
極材が被加工体表面に溶着残置することにより被覆が行
なわれるため、その破断面、即ち。
被覆面が大きな凹凸状のぎざぎざ面になり、被覆面が面
粗さが小さく、奇Mに仕上らない欠点があった。 また
、電極先端による接触開離の軽打で被加工体表面は凹凸
状となり、被覆材が被加工体表面に均一に着かず、被覆
面が凹凸状になるとともに、被覆層の薄い部分やピンホ
ールというよりは可成り大きな穴や弱点部分が多数あり
、また、被覆量やその厚さも薄くて、かつ被覆層の密度
も小さいものであった。
粗さが小さく、奇Mに仕上らない欠点があった。 また
、電極先端による接触開離の軽打で被加工体表面は凹凸
状となり、被覆材が被加工体表面に均一に着かず、被覆
面が凹凸状になるとともに、被覆層の薄い部分やピンホ
ールというよりは可成り大きな穴や弱点部分が多数あり
、また、被覆量やその厚さも薄くて、かつ被覆層の密度
も小さいものであった。
このような点を考慮して先に本発明人は、近接接触開離
の運動による少くとも近接接触したときから゛開離まで
の期間中被覆材電極に前記接触開離方向の軸(被覆材電
極の中心軸又は該中心軸から適宜の量偏心した偏心軸)
の廻りに回転運動を与えておくことにより、被覆面な面
粗さの小さいなめらかにして奇麗な仕上9面とし、被覆
厚さが厚くでき、被覆層がより緻密で、穴や弱点部分が
なく、また被覆層の下の被加工体表面もあまり凹凸状と
ならなくて被覆を行なう仁とができることが明らかとな
り、またさらにアルゴンのような不活性気体もしくは水
素のような還元性気体、″またはこれらの混合気体や、
これと同等のガス、蒸気中或はさらに液体中で被加工体
に対し被覆材電極を接触開離の振動運動と回転運動を同
時に与えて放電被覆加工を行なうことを提案した。
の運動による少くとも近接接触したときから゛開離まで
の期間中被覆材電極に前記接触開離方向の軸(被覆材電
極の中心軸又は該中心軸から適宜の量偏心した偏心軸)
の廻りに回転運動を与えておくことにより、被覆面な面
粗さの小さいなめらかにして奇麗な仕上9面とし、被覆
厚さが厚くでき、被覆層がより緻密で、穴や弱点部分が
なく、また被覆層の下の被加工体表面もあまり凹凸状と
ならなくて被覆を行なう仁とができることが明らかとな
り、またさらにアルゴンのような不活性気体もしくは水
素のような還元性気体、″またはこれらの混合気体や、
これと同等のガス、蒸気中或はさらに液体中で被加工体
に対し被覆材電極を接触開離の振動運動と回転運動を同
時に与えて放電被覆加工を行なうことを提案した。
このように、被覆材電極を被加工体に対し対向方向に上
下等の振動運動を行うことにより、被覆材電極の先端溶
融部分が接触時に波刃[1工体面に溶着転移するととも
に、被覆材電極を引き上げる時に溶融部分の被加工体側
と被覆材電極側との中間部で破断して被覆が行われるた
め、その破断面て被覆面がギザギザになり、被覆面が奇
麗に仕上がらないのを、被覆材電極を中心軸乃至は偏心
軸の廻Vに回転することにより、或は被加工体に回転運
動を与えれば、被覆材の先端溶融部が被加工体に接触溶
融したまま前記回転することにより対向方向と直角方向
の水平方向、即ち被加工体の表面に沿って移動するので
、かなり被覆面のギザギザがなめらかとなり、被覆面の
あらさが非常に緻密になるものの、未だ充分に満足する
状態にはいたらなかった。
下等の振動運動を行うことにより、被覆材電極の先端溶
融部分が接触時に波刃[1工体面に溶着転移するととも
に、被覆材電極を引き上げる時に溶融部分の被加工体側
と被覆材電極側との中間部で破断して被覆が行われるた
め、その破断面て被覆面がギザギザになり、被覆面が奇
麗に仕上がらないのを、被覆材電極を中心軸乃至は偏心
軸の廻Vに回転することにより、或は被加工体に回転運
動を与えれば、被覆材の先端溶融部が被加工体に接触溶
融したまま前記回転することにより対向方向と直角方向
の水平方向、即ち被加工体の表面に沿って移動するので
、かなり被覆面のギザギザがなめらかとなり、被覆面の
あらさが非常に緻密になるものの、未だ充分に満足する
状態にはいたらなかった。
肛凰を肩迭j擾ための明
叙上の点に鑑み、更に種々実験と研究を重ねた結果被覆
材電極の接触開離の振動と回転とをあわせて行なうほか
に、更に通常のスキンニングのための移動以外に接触開
離の振動方向と直角方向に、つ−!りは被加工体の被覆
面に平行な方向に、且つ振動と同期して高速度で被加工
体と被覆材電極とを所定の振幅で往復移動させるように
したものである。
材電極の接触開離の振動と回転とをあわせて行なうほか
に、更に通常のスキンニングのための移動以外に接触開
離の振動方向と直角方向に、つ−!りは被加工体の被覆
面に平行な方向に、且つ振動と同期して高速度で被加工
体と被覆材電極とを所定の振幅で往復移動させるように
したものである。
υ、
かくすることにより、被覆材電極の先端溶融部分が接触
時に被加工体面に溶着転移するとともに被覆材電極を引
き上げる時に、溶融部分の被加工体側と被覆材電極側と
の中間部で破断し、更に被覆材電極を回転させて溶融部
分をねじるのに加えて、横方向に往復振動することによ
り、溶融部分をならすことになり、その仕上りがきわめ
てなめらかになるとともに、粘度のきわめて良い面に被
覆できるのである。
時に被加工体面に溶着転移するとともに被覆材電極を引
き上げる時に、溶融部分の被加工体側と被覆材電極側と
の中間部で破断し、更に被覆材電極を回転させて溶融部
分をねじるのに加えて、横方向に往復振動することによ
り、溶融部分をならすことになり、その仕上りがきわめ
てなめらかになるとともに、粘度のきわめて良い面に被
覆できるのである。
実施例
第1図は本発明による1実施例装置の被覆材電極の接触
開離と回転を与えるための装置の概略構成図、第2図は
同被加工体に横方向移動を与えるための装置の概略構成
図、第5図は1実施例の電気回路結線図、第4図は説明
のための波形線図である。
開離と回転を与えるための装置の概略構成図、第2図は
同被加工体に横方向移動を与えるための装置の概略構成
図、第5図は1実施例の電気回路結線図、第4図は説明
のための波形線図である。
図で1は1例えば10チCo(タングステンカーバイド
の結合剤で少し多めになる)−残部we焼結体の如き棒
状、短い円柱状又はパイプ状の被覆材電極、2は例えば
鉄材等の被加工体で、前記電極1と対向し1両者間に力
■工用電源5が接続され、間欠的な電圧パルスが供給さ
れるもので加工用電源3の実施例の詳細は第S図に示さ
れている。
の結合剤で少し多めになる)−残部we焼結体の如き棒
状、短い円柱状又はパイプ状の被覆材電極、2は例えば
鉄材等の被加工体で、前記電極1と対向し1両者間に力
■工用電源5が接続され、間欠的な電圧パルスが供給さ
れるもので加工用電源3の実施例の詳細は第S図に示さ
れている。
4は被覆材電極1の固定取付支持体保持器4aを有する
支持軸で、モータ5の軸に一体に連結されている。
支持軸で、モータ5の軸に一体に連結されている。
6は振動装置本体で、ばね材よりなる振動片6aの一端
が弾性振動可能に固定され、その他端は振動自由端で、
該自由端に設けた結合部8に支持軸4がボールベアリン
グ8aにより回転可能に保持される。 又7は電磁振動
装置で、励磁用線輪7aに電源9より所定周波数の間欠
励出を与えて鉄片6bの吸引開放を行う。
が弾性振動可能に固定され、その他端は振動自由端で、
該自由端に設けた結合部8に支持軸4がボールベアリン
グ8aにより回転可能に保持される。 又7は電磁振動
装置で、励磁用線輪7aに電源9より所定周波数の間欠
励出を与えて鉄片6bの吸引開放を行う。
かくて被覆材電極1はモータ5によりその中心軸より少
し偏倚した軸の廻りに、例えば50[1〜150ΩR,
P、Mで回転自転するとともに、振動装置6による振動
運動により被加工体2に対し接触開離しつつ放電被覆加
工を行うのである。
し偏倚した軸の廻りに、例えば50[1〜150ΩR,
P、Mで回転自転するとともに、振動装置6による振動
運動により被加工体2に対し接触開離しつつ放電被覆加
工を行うのである。
被加工体2は加工台10に載置固定され、夫々X方向、
Y方向にモータ”1 # Jを用いて順次送り、つまり
全体等所望の箇所を被覆するためのスキャンニング送り
が行なわれる。
Y方向にモータ”1 # Jを用いて順次送り、つまり
全体等所望の箇所を被覆するためのスキャンニング送り
が行なわれる。
本発明では更に第4図に示すように被覆材電極1が被加
工体2表面に振動下降によって接触している期間な■と
するならば、この期間Hに被覆材電極1或は被加工体2
1C同期させて対向接触方向と直角方向に相対的に高速
の移動を与えるようにしリング11を用いて一定方向に
偏位張力を与えてその他端に可動鉄片12を取り付け1
機枠に固定した電磁石15と吸着又は微少間隙で対向せ
しめておく。
工体2表面に振動下降によって接触している期間な■と
するならば、この期間Hに被覆材電極1或は被加工体2
1C同期させて対向接触方向と直角方向に相対的に高速
の移動を与えるようにしリング11を用いて一定方向に
偏位張力を与えてその他端に可動鉄片12を取り付け1
機枠に固定した電磁石15と吸着又は微少間隙で対向せ
しめておく。
かくて、電磁石15は励磁したとき可動鉄片12をブツ
シュするように反撥力で働くようにしておけば(勿論所
定の間隙に設定して吸引力で働くようにすることも可)
、つまり電磁石15が励磁されると、可動鉄心12との
間に反撥力(又は吸引力)が働いてスプリング11の弾
力に打勝って間隙を開くように可動鉄片12並びに加工
台10が動き、電磁石15の励磁がきれると反撥電磁力
がなくなり、スプリングIIの弾力が勝って加工台10
とともに可動鉄心12を電磁石1sに押しつけるように
働かせる。 このことにより加工台10が移動した分だ
け被覆材電極径に対し被加工体2は移動するものである
。 この際被覆材電極1が被加工体2と接触している期
間内に被覆材電極径1の径の172以上移動させるのが
よい。 従って電磁石13の励磁がきれるのは1例えば
第5図に示す回路図で、コンデンサ14に充電電流又は
コンデンサの放電電流が流れる時期にあわせればよく、
第5図の実施例回路構成では充電回路に電磁石15の線
輪15′が挿設してあり、コンデンサ14の充放電に伴
って被覆材電極1と被加工体2との間でパルス放電する
時期と被加工体2が移動する時期の両者の同期がとれる
こととなる。
シュするように反撥力で働くようにしておけば(勿論所
定の間隙に設定して吸引力で働くようにすることも可)
、つまり電磁石15が励磁されると、可動鉄心12との
間に反撥力(又は吸引力)が働いてスプリング11の弾
力に打勝って間隙を開くように可動鉄片12並びに加工
台10が動き、電磁石15の励磁がきれると反撥電磁力
がなくなり、スプリングIIの弾力が勝って加工台10
とともに可動鉄心12を電磁石1sに押しつけるように
働かせる。 このことにより加工台10が移動した分だ
け被覆材電極径に対し被加工体2は移動するものである
。 この際被覆材電極1が被加工体2と接触している期
間内に被覆材電極径1の径の172以上移動させるのが
よい。 従って電磁石13の励磁がきれるのは1例えば
第5図に示す回路図で、コンデンサ14に充電電流又は
コンデンサの放電電流が流れる時期にあわせればよく、
第5図の実施例回路構成では充電回路に電磁石15の線
輪15′が挿設してあり、コンデンサ14の充放電に伴
って被覆材電極1と被加工体2との間でパルス放電する
時期と被加工体2が移動する時期の両者の同期がとれる
こととなる。
一方電極振動装置7においては、電源9が例えば周波数
が50H2((SOHz)商用交流電源で、これにより
直接励磁すれば、1秒間に50(60)回の割合、又は
整流により倍にして1秒間に100(120)回の振動
がえられるが、前記電源9を50〜1000Hzの適宜
の又は切換選択設定の可能なパルス振動電源としても良
い。 又電磁振動装置7を作動させる回路を第5図の自
励振動回路に組込み、被覆材電極1と被加工体2との間
で放電したら、又は充電時に振動コイル7aに励磁電流
が流れるように電磁線輪15′と同様にすれば、コンデ
ンサが放電してから充電電流が回路を流れ、振動コイル
7aが励磁されて鉄片6bは吸引され、振動片6aのス
プリング力に克って移動すると被覆材電極1は被加工体
2から離れ、放電時期に入ると、振動コイル7aの充電
電流が減少又はきれて振動片6aのスプリング力で被覆
材電極1は引下げられる。 被覆材電極1の振動と、被
加工体2の往復移動はこれらを繰返すもので、上記自励
振動回路の場合、その回路定数にもよるが、振動数は約
500H2〜600 nz で行われることとなる。
が50H2((SOHz)商用交流電源で、これにより
直接励磁すれば、1秒間に50(60)回の割合、又は
整流により倍にして1秒間に100(120)回の振動
がえられるが、前記電源9を50〜1000Hzの適宜
の又は切換選択設定の可能なパルス振動電源としても良
い。 又電磁振動装置7を作動させる回路を第5図の自
励振動回路に組込み、被覆材電極1と被加工体2との間
で放電したら、又は充電時に振動コイル7aに励磁電流
が流れるように電磁線輪15′と同様にすれば、コンデ
ンサが放電してから充電電流が回路を流れ、振動コイル
7aが励磁されて鉄片6bは吸引され、振動片6aのス
プリング力に克って移動すると被覆材電極1は被加工体
2から離れ、放電時期に入ると、振動コイル7aの充電
電流が減少又はきれて振動片6aのスプリング力で被覆
材電極1は引下げられる。 被覆材電極1の振動と、被
加工体2の往復移動はこれらを繰返すもので、上記自励
振動回路の場合、その回路定数にもよるが、振動数は約
500H2〜600 nz で行われることとなる。
又被加工体2を互いに直角方向に移動するのではなく、
回転方向と半径方向との移動を組合せて移動させること
もできる。
回転方向と半径方向との移動を組合せて移動させること
もできる。
被覆材電極1や被加工体2の回転、振動、及び移動等の
条件は、被覆材電極1や被加工体2の材質組合せ及び被
覆放電パルスの条件等によっても種々異なるが、之は電
極1をwe−6%Oo5mmφ、被〃u工体2を855
0材、放電パルスのパルス幅τON:約80μS、休止
幅τOFF:約20μS、放電電流幅工p:約6OA
とすると、電極1の回転数的1.00 OR,P、M
電極1の波刃U工体2に対する接触開離の振動数的50
0Hzで、モータM、 及びM、にょるスキャンニン
グ送り速度(走査加工送り速度)は毎分電極1断面径の
約5〜7倍程度の長さに設定されることによるが、電磁
石15等による被加工体2の水平方向の振動移動は、電
極1の接触開離の振動と同−程度以上好ましくは2〜3
倍の振動移動速度とすることが望ましく、従って上記の
場合約600Hz程度又はそれ以上とすることが望まし
い。 電磁石15による振動は、その振動機構や被加工
体2と加工台1oとが大部分を含めゐ移動部分の重畳等
にもよるが、高くても約1000H2程度が限度となる
ので、電極1の接触開離振動数を例えば50〜120H
zQ度の低い条件を選定する方が一般的には実施し易く
、又高い振動移動を行なわせるには電磁石15等に代え
て周知の回転カムや回転クランク等により加工台10を
振動移動させる構成を採ることが好ましい。
条件は、被覆材電極1や被加工体2の材質組合せ及び被
覆放電パルスの条件等によっても種々異なるが、之は電
極1をwe−6%Oo5mmφ、被〃u工体2を855
0材、放電パルスのパルス幅τON:約80μS、休止
幅τOFF:約20μS、放電電流幅工p:約6OA
とすると、電極1の回転数的1.00 OR,P、M
電極1の波刃U工体2に対する接触開離の振動数的50
0Hzで、モータM、 及びM、にょるスキャンニン
グ送り速度(走査加工送り速度)は毎分電極1断面径の
約5〜7倍程度の長さに設定されることによるが、電磁
石15等による被加工体2の水平方向の振動移動は、電
極1の接触開離の振動と同−程度以上好ましくは2〜3
倍の振動移動速度とすることが望ましく、従って上記の
場合約600Hz程度又はそれ以上とすることが望まし
い。 電磁石15による振動は、その振動機構や被加工
体2と加工台1oとが大部分を含めゐ移動部分の重畳等
にもよるが、高くても約1000H2程度が限度となる
ので、電極1の接触開離振動数を例えば50〜120H
zQ度の低い条件を選定する方が一般的には実施し易く
、又高い振動移動を行なわせるには電磁石15等に代え
て周知の回転カムや回転クランク等により加工台10を
振動移動させる構成を採ることが好ましい。
また、被覆放電電源として第3図のようなコンデンサ充
放電回路を利用する場合で、波力n工体2や加工台10
が小型小重量のものの場合には電極1の振動電源9を商
用交流の手渡又は全波整流励磁電源とし、振動移動の電
磁石15を、その励磁線輪を前記コンデンサの例えば充
電回路に挿入して励磁させる接続構成等が好ましいもの
である。
放電回路を利用する場合で、波力n工体2や加工台10
が小型小重量のものの場合には電極1の振動電源9を商
用交流の手渡又は全波整流励磁電源とし、振動移動の電
磁石15を、その励磁線輪を前記コンデンサの例えば充
電回路に挿入して励磁させる接続構成等が好ましいもの
である。
なお、上記の場合励磁線輪は前述の如くコンデンサの放
電回路に直列に挿入する構成でも同様に実施可能なもの
であり、また該励磁線輪をコンデンサ端子又は電極被加
工体間に並列に接続してコンデンサ又は間隙電圧によっ
て励磁する構成とすることもできる。
電回路に直列に挿入する構成でも同様に実施可能なもの
であり、また該励磁線輪をコンデンサ端子又は電極被加
工体間に並列に接続してコンデンサ又は間隙電圧によっ
て励磁する構成とすることもできる。
第1図は本発明による1実施例装置の被覆材電極の接触
開離と回転を与えるための装置の概略構成図、第2図は
被覆材電極の横方向移動を与えるための装置の概略構成
図、第5FI!Jは同電気回路結線図、第4図は説明の
ための波形線図である。 図で1は被覆材電極、2は被加工体゛、3は電源部。 4は支持軸、5はモータ、6は振動装置本体、6aは振
動体、6bは鉄片、7は電磁振動装置、9は振動電源、
10は被加工台、11はスプリング。
開離と回転を与えるための装置の概略構成図、第2図は
被覆材電極の横方向移動を与えるための装置の概略構成
図、第5FI!Jは同電気回路結線図、第4図は説明の
ための波形線図である。 図で1は被覆材電極、2は被加工体゛、3は電源部。 4は支持軸、5はモータ、6は振動装置本体、6aは振
動体、6bは鉄片、7は電磁振動装置、9は振動電源、
10は被加工台、11はスプリング。
Claims (4)
- (1)被加工体表面に対して接触開離の振動と該接触開
離方向の軸の廻りに回転が与えられる被覆材電極を配置
し、前記電極と被加工体間に加工用放電電源を接続して
間けつ的な電圧パルスを印加し、発生する放電により被
加工体表面は被覆材電極を溶着被覆する装置において、
該接触開離の振動方向と直角方向に被加工体と被覆材電
極とを相対的に移動させる移動装置を設けてなることを
特徴とする放電被覆装置。 - (2)接触開離の振動方向と直角方向の前記被加工体と
被覆材電極間の相対的な移動が、接触開離の振動と同期
した移動であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の放電被覆装置。 - (3)接触開離の振動方向と直角方向の前記被加工体と
被覆材電極間の相対的な移動が間けつ的に印加される電
圧パルスに同期した移動であることを特徴とする特許請
求の範囲第1項記載の放電被覆装置。 - (4)電極が被加工体と接触している期間内の前記被加
工体と被覆材電極間の相対的な移動の長さが、前記電極
の径の1/2以上であることを特徴とする特許請求の範
囲第1項記載の放電被覆装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15136184A JPS6130680A (ja) | 1984-07-23 | 1984-07-23 | 放電被覆方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15136184A JPS6130680A (ja) | 1984-07-23 | 1984-07-23 | 放電被覆方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6130680A true JPS6130680A (ja) | 1986-02-12 |
JPH0558074B2 JPH0558074B2 (ja) | 1993-08-25 |
Family
ID=15516859
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15136184A Granted JPS6130680A (ja) | 1984-07-23 | 1984-07-23 | 放電被覆方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6130680A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62243778A (ja) * | 1986-04-15 | 1987-10-24 | Inoue Japax Res Inc | 被覆用電極 |
-
1984
- 1984-07-23 JP JP15136184A patent/JPS6130680A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62243778A (ja) * | 1986-04-15 | 1987-10-24 | Inoue Japax Res Inc | 被覆用電極 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0558074B2 (ja) | 1993-08-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPS5955362A (ja) | 放電被覆装置 | |
US4321450A (en) | Method of and apparatus for electrical discharge machining with a vibrating wire electrode | |
US3581053A (en) | Synchro-arc metal transfer | |
JPH09108855A (ja) | 超音波溶接装置 | |
US1984809A (en) | Electric arc welding apparatus | |
GB749486A (en) | Improvements in and relating to methods of and means for electro-erosion | |
US2093881A (en) | Welding | |
AU2003212081A1 (en) | Welding and tack welding method involving the use of a non-fusing electrode | |
JPS6130680A (ja) | 放電被覆方法 | |
FR2473929A1 (fr) | Procede et dispositif d'usinage par decharges electriques | |
US3936653A (en) | Process and device for cutting electrically conductive material workpieces | |
JPH0112547B2 (ja) | ||
RU2115762C1 (ru) | Способ и устройство для электроискрового нанесения покрытий | |
JPH0724979B2 (ja) | ワイヤカツト放電加工装置 | |
JPS58197274A (ja) | 放電被覆装置 | |
JP2002337026A (ja) | 放電加工装置および放電加工方法 | |
JP3663102B2 (ja) | 消耗電極式アーク溶接の溶接方法 | |
JPS62243778A (ja) | 被覆用電極 | |
JPS58197275A (ja) | 放電被覆装置 | |
RU9410U1 (ru) | Устройство для электроискрового легирования внутренних поверхностей цилиндрических деталей | |
JPS5832231B2 (ja) | 表面被覆装置 | |
JPH04115829A (ja) | 電解バリ取り装置、電解バリ取り方法及び電極 | |
KR200245030Y1 (ko) | 진동 토치가 탑재된 2전극 편면 혼합 용접기 | |
JPS5938444Y2 (ja) | 放電被覆加工装置 | |
JPH05318108A (ja) | 裏当て溶接のアークスタート方法 |