JPS6130525Y2 - - Google Patents

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JPS6130525Y2
JPS6130525Y2 JP8040882U JP8040882U JPS6130525Y2 JP S6130525 Y2 JPS6130525 Y2 JP S6130525Y2 JP 8040882 U JP8040882 U JP 8040882U JP 8040882 U JP8040882 U JP 8040882U JP S6130525 Y2 JPS6130525 Y2 JP S6130525Y2
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JP
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cabinet
machine room
air
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dehumidifier
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  • Washing And Drying Of Tableware (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は除湿・温風発生装置を設けた厨房家具
に関するものである。
従来、キツチンルームは早朝から夜間までかな
りの時間使われているにもかかわらず暖房装置が
満足する形で設けられておらず、一部設けた場合
でも設置スペースの問題や暖房効率の問題があつ
た。又梅雨期の湿つぽい空気は換気扇を運転して
も効果が少なく、冷房機を設置するには設置スペ
ースや装置費用など問題がある。更に最近は、シ
ステムキツチンの普及もあり食器類もすつきり収
納する傾向が出てきたが、食器や布巾類を洗つた
状態のままで収納してしまうのは衛生面からもよ
くないなど問題があつたのである。
本考案は上記の不都合に鑑みてなされたもの
で、キツチンルームを暖房または除湿しうる機能
を有すると共に、食器や布巾類を収納、乾燥しう
る機能を有する厨房家具を提供することを目的と
するものである。
本考案ではキヤビネツト内を食器乾燥室と二つ
の機械室A,Bとに区画し、食器乾燥室には食
器、布巾等を収納でき且つ通風しやすい構造とす
る。加えて、食器類の出し入れ操作が便利なよう
に食器収納ケースを引出し状としてキヤビネツト
の前部から出し入れができるようにする。機械室
Aには温水循環式熱交換器と送風機からなる温風
発生装置を収納し、食器乾燥室とこの機械室A間
には仕切板を設けることにより区画され、この仕
切板には吸込口と吹出口を設ける。他方の機械室
Bには、圧縮機、凝縮器、キヤピラリーチユー
ブ、蒸発器等を冷媒配管で接続してなる除湿装置
と、温水循環式熱交換器と送風機からなる温風発
生装置とを収納し、キヤビネツトの下部に設けた
2つの通風路と連通する吸気口と吹出口をキヤビ
ネツトの前面下部の蹴込板に設ける等の構成が採
られている。
尚機械室Bと機械室Aとの間及び機械室Bと食
器乾燥室間との間には仕切板を設けるようにす
る。キヤビネツト内における機械室A,Bの位置
については特に限定はないが、キヤビネツト背部
の下部に設けるようにすると、乾燥及び除湿・暖
房の空気の流れ効率もよく好都合である。また本
考案による厨房家具は流し台、調理台、ガス台等
を兼ねることもできるので、キヤビネツトの上部
はそれらの用途にあつた装置、機能を付加するよ
うにしてもよい。機械室Bの除湿装置と温風発生
装置は同一室に配置するが、運転はそれぞれ独立
して行なえるようにする。また温水循環式熱交換
器の熱源は外部で加熱された温水とし、食器乾燥
用と暖房用の熱交換器は直列でも並列でもよい
が、並列にして各々に開閉弁を設けるようにする
と、それぞれ独立して運転することができるよう
になる。尚加熱器としては温水循環式熱交換器の
他に電気ヒーター等を用いるようにしてもよい。
以下に本考案の実施例について第1図〜第4図
により説明すると、第1図は本考案による厨房家
具の一実施例を示す正面断面図、第2図は第1図
の側面断面図、第3図は第1図の一部切欠A−A
断面図、第4図は第1図のB−B断面図で、厨房
家具1のキヤビネツト2は、トツプ2a、左右の
側板2b,2b、背板2c、仕切底板2d等で構
成して箱体状に形成されており、キヤビネツト2
の前部は第2図に示すように、引出し把手3a′を
有する引出し前板3aが取付けられ、この引出し
部分は食器類収納ケース3bとレール3c等から
構成されており、食器類収納ケース3bは食器を
収納しやすく且つ乾燥しやすいように側部は例え
ば金網状にしたり、または打抜鋼板で形成すると
よい。この食器類収納ケース3bが収まる空間が
食器乾燥室7となるのである。キヤビネツト2内
の背面下部には、温水循環式熱交換器19と送風
機18からなる温風発生装置を収納した機械室8
を設け、食器乾燥室7と機械室8間には仕切板2
fを設けて区画し、この仕切板2fには吸気口4
aと温風吹出口4bを設ける。更に上記機械室8
に隣接して、圧縮機10、凝縮器11、蒸発器1
2、キヤピラリーチユーブ(図示せず、凝縮器1
1と蒸発器12間に設置される)13等を冷媒配
管15で接続してなる除湿装置と、温水循環式熱
交換器17、送風機16等からなる温風発生装置
を収納した機械室9を設けるのである。機械室9
は暖房装置部9aと除湿装置部9bとからなり、
この暖房装置部9aと除湿装置部9bとの両者間
には必ずしも仕切板を設けなくてもよいが、実施
例では蒸発器12で除湿された水を受ける水受1
4a、排水管14b,14c等を設けやすくする
ために取付板2gを設けており、この取付板2g
には除湿装置部吸気口5cと排気口5dを設ける
ようにしている。尚上記排水管14cに替えて取
出し可能な容器としてもよく、また食器類収納ケ
ース3bの底部に排水管を設けて前記排水管14
cに合流させて排水させるようにしてもよい。第
3図中の6a,6bはキヤビネツト2の底部に設
けた通風路で、この通風路6a,6bはキヤビネ
ツト2の前面下部の蹴込板2eに設けた吸気口5
a、吹出口5fと各々連通し、仕切板2iに設け
た内部通気口5b,5eと各連通することにより
機械室9と連通するようにしている。第3図中で
2jは通風路6aと6bとの仕切板であり、通風
路6a,6bは必ずしもこの構造、形状に限定さ
れるものではなく、ダクトや管により暖房及び除
湿装置部吸気口5a、内部通気口5b間と、内部
吸気口5e、暖房および除湿装置部吹出口5f間
を連結するようにしてもよい。尚暖房及び除湿装
置部吸気口5a、暖房及び除湿装置部吹出口5f
にガラリやフイルターを取付けて、吸排気の方向
のコントロールや防塵を行うようにすることもで
きる。温水循環式熱交換器17,19は外部で加
熱された80℃程度の高温水を温水配管20により
導入し、開閉弁21により通水をコントロールす
る。温水循環式熱交換器17と19の連結は直列
接続でも並列接続でもよいが、後者にすると独立
して運転できるようになる。22はタイマーやス
イツチであり、除湿、暖房及び食器乾燥等のモー
ドの選定切替えや運転時間設定などを行う。
次に各構成部材の材料について説明すると、キ
ヤビネツト2のトツプ2a、側板2b、背板2
c、仕切底板2d、蹴込板2e、仕切板2f等は
木材や合成樹脂またはステンレス、鋼板等の金属
を単独または複合で使用し、取付板2g、仕切板
2h、仕切板2i、仕切板2j、底板2k等は耐
熱性のよいステンレスや鋼板等の金属や合成樹脂
を使用して形成する。
次に、以上のように構成した厨房家具1の作用
について説明すると、まず暖房の場合には、温水
循環式熱交換器17に高温水を循環して送風機1
6を稼動すると、この厨房家具1が設置されたキ
ツチンの空気23aは吸気口5aから入り内部通
気口5b,5eを経由して(流れはキツチンルー
ムからの吸入空気23a→吸入空気の暖房装置部
への分岐23b→加熱空気23e)加熱空気23
eとなつて吹出口5fからキツチンへ吹出されキ
ツチンが温められる。
次に除湿の場合には、圧縮機10、凝縮器1
1、蒸発器12、キヤピラリーチユーブ13、冷
媒配管15等からなる除湿装置と送風機16を運
転すると、キツチンの空気23aは吸気口5aか
ら入り、内部通口5b、除湿部吸気口5c、除湿
装置部排気口5dを経由して(流れはキツチンル
ームからの吸入空気23a→吸入空気の除湿装置
部への分岐23c→除湿空気23d→除湿空気2
3e)、除湿空気23eとなつて吹出口5fから
キツチンへ吹出され、キツチンが除湿される。尚
図では流れが23a→23b→23eの場合もあ
るが、これは必ずしも必要条件ではなく、風量や
通風抵抗や除湿能力などの点から決められる。
さらに次に食器乾燥の場合には、温水循環式熱
交換器19に高温水を循環して送風機18を稼動
すると、食器乾燥室7からの吸入空気24aは加
熱されて加熱空気24bとなり、吹出口4bから
食器乾燥室7へ吹込まれる。食器類収納ケース3
bに収納した食器類は食器乾燥室7内の温度が上
昇すると共に通風によつて、食器が乾燥されるの
である。尚図面では省略したが、必要に応じキヤ
ビネツト2の適当な個所に吸排気口を設けるよう
にすると効果がある。
本考案は上記の如く、キヤビネツト内を吹出口
と吸込口を設けてなる仕切板により区画して食器
乾燥室と機械室を設け、この機械室内を更に仕切
板により区画して二つの機械室とし、前記吹出口
と吸込口により連通する側の機械室には食器乾燥
のための温風発生装置を収納し、他方側の機械室
には、暖房用の温風発生装置と除湿のための除湿
装置を収納して、この暖房用の温風発生装置と除
湿のための除湿装置との通風路をキヤビネツトの
下部に設けてこの通風路と連通する吸気口と吹出
口をキヤビネツト前聞面下部の蹴込板に設けるよ
うにした厨房家具であるから、上記厨房家具とは
別に暖房装置や除湿装置を設置する必要がなくな
つてキツチンを広く使用することができるように
なると共に、各装置を別個に作成して設置するよ
りも多機能品を廉価に製作することができるので
ある。また食器乾燥系統と除湿・暖房系統とが隔
離されているので、食器乾燥に対し衛生的であ
り、更にキヤビネツト前面下部の蹴込板からの吹
出しであるから暖房・除湿効果が共に大きいので
ある。尚本考案による厨房家具の一態様として、
機械室をキヤビネツトの背面下部に納めるように
すれば、食器収納ケースがキヤビネツト前部に配
置できて使いやすい効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による厨房家具の一実施例を示
す正面断面図であり、第2図は第1図の側面断面
図であり、第3図は第1図の一部切欠A−A断面
図であり、第4図は第1図のB−B断面図であ
る。 符号の説明、1……厨房家具、2……キヤビネ
ツト、2a……トツプ、2b……側板、2c……
背板、2d……仕切底板、2e……蹴込板、2f
……仕切板、2g……取付板、2h……仕切板、
2i……仕切板、2j……仕切板、2k……底
板、3a……引出し前板、3a′……引出し把手、
3b……食器類収納ケース、3c……レール、4
a……食器乾燥室吸気口、4b……食器乾燥器温
風吹出口、5a……暖房及び除湿装置部吸気口、
5b……内部通気口、5c……除湿装置部吸気
口、5d……除湿装置部排気口、5e……内部通
気口、5f……暖房及び除湿装置部吹出口、6a
……通風路、6b……通風路、7……食器乾燥
室、8……機械室A(食器類乾燥装置部)、9…
…機械室B、9a……暖房装置部、9b……除湿
装置部、10……圧縮機、11……凝縮器、12
……蒸発器、13……キヤピラリーチユーブ(図
示省略)、14a……水受、14b……排水管、
14c……排水管、15……冷媒配管、16……
送風機、17……温水循環式熱交換器(暖房加熱
器)、18……送風機、19……温水循環式熱交
換器(乾燥加熱器)、20……温水配管、21…
…温水開閉弁、22……スイツチ類、23a……
キツチンルームからの吸入空気、23b……吸入
空気の暖房装置部への分岐、23c……吸入空気
の除湿装置部への分岐、23d……除湿空気、2
3e……加熱空気又は除湿空気、24a……食器
乾燥室からの吸入空気、24b……加熱空気。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 キヤビネツト内を吹出口と吸込口を設けた仕
    切板により食器乾燥室と機械室とに区画して該
    食器乾燥室には前記キヤビネツトの前部より食
    器収納ケースを引き出し自在に配設し、前記機
    械室内を仕切板により区画して前記食器乾燥室
    側に隣接する機械室には温水循環式熱交換器な
    どの加熱器と送風機からなる温風発生装置を収
    納するとともに、他方の機械室に、圧縮機、凝
    縮器、キヤピラリーチユーブ、蒸発器及びこれ
    らの各機器を順次接続した冷媒配管からなる除
    湿装置と、温水循環式熱交換器などの加熱器と
    送風機からなる温風発生装置を収納し、前記除
    湿装置と該除湿装置が配設された機械室内の温
    風発生装置との通風路をキヤビネツトの下部に
    設けて該キヤビネツトの前面下部の蹴込板に吸
    気口と吹出口を設けてなることを特徴とする厨
    房家具。 2 機械室がキヤビネツトの背部の下部に設けら
    れたものであることを特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第1項記載の厨房家具。
JP8040882U 1982-05-31 1982-05-31 厨房家具 Granted JPS58181374U (ja)

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JP8040882U JPS58181374U (ja) 1982-05-31 1982-05-31 厨房家具

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JP8040882U JPS58181374U (ja) 1982-05-31 1982-05-31 厨房家具

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Publication Number Publication Date
JPS58181374U JPS58181374U (ja) 1983-12-03
JPS6130525Y2 true JPS6130525Y2 (ja) 1986-09-06

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ID=30089555

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