JPS6130229B2 - - Google Patents

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JPS6130229B2
JPS6130229B2 JP52102860A JP10286077A JPS6130229B2 JP S6130229 B2 JPS6130229 B2 JP S6130229B2 JP 52102860 A JP52102860 A JP 52102860A JP 10286077 A JP10286077 A JP 10286077A JP S6130229 B2 JPS6130229 B2 JP S6130229B2
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JP
Japan
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time
program
circuit
display
key
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JP52102860A
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JPS5435780A (en
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Tadahiko Nakamura
Yoshio Kitamura
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Original Assignee
Sony Corp
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Publication of JPS6130229B2 publication Critical patent/JPS6130229B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、VTR等の各種電気機器を所定時間
後に動作させ始めたり、若しくは停止させたり、
或はまた動作開始と動作終了との双方の時刻をセ
ツトしたりするのに用いるタイマー装置に関する
ものである。
従来、タイマーを用いて動作開始時刻や動作終
了時刻をセツトする場合、時計目盛に対して指針
または指標を相対的に移動させることによつて動
作時刻のセツトを行い、また時計目盛と指針また
は指標との相対位置でもつて、タイマーにセツト
した時刻を表示していた。
しかしセツトする時刻の数を増やしたい場合、
少くとも指針または指環の数を増やす必要があ
り、また用いられる指針または指標の種類をプロ
グラムの種類やその開始時間及び終了時間に応じ
て区別させる必要があり、このために時刻をセツ
トする操作が煩雑となる欠点があつた。また夫々
の時刻を正確に表示するには、時計目盛と指針ま
たは指標とから成る時刻表示部の数を増やす必要
がある。
このような欠陥を是正するため、時刻設定用置
数キイーや時刻設定用ダイヤルを用いて時計記憶
用メモリーに動作開始時刻及び動作終了時刻を順
次セツトするようにすることによつて、時刻セツ
ト操作を簡単化すると共に、機械的に動作する部
分を極力少なくして構造を簡単化しかつ動作を確
実化させることが考察され得る。
なおこのような場合、一且セツトした動作時刻
を消去したいことがあるので、この消去を行うク
リアー信号を得るためのキヤンセルキイーを設け
ることが考察され得る。しかしこのキヤンセルキ
イーを押すことによつて必ずクリアー信号が得ら
れるようにすると、誤動作によつて或はまた子供
のいたずらによつて所望の動作時刻迄も不測に消
去される恐れがある。また所望の動作時刻をセツ
トしたにもかゝわらず、このセツトした動作時刻
も忘れるか或はまた感ちがいして不必要にキヤン
セルキイーを押す恐れがある。なおこのような欠
陥を是正するために、セツトした動作時刻を発光
表示することも考察され得るが、セツトする時刻
の数が多ければ、発光表示機構を多数設ける必要
があるので、実用的でない。
本発明はこのような欠陥を是正すべく発明され
たものであつて、セツトされた動作時刻を記憶さ
せるための時刻記憶メモリー手段と、この時刻記
憶用メモリー手段からの動作時刻信号に基いて上
記動作時刻を表示し得る時刻表示手段と、上記動
作時刻をチエツクするためのチエツク操作手段
と、上記動作時刻の上記セツトを解消するための
解消操作手段とを夫々具備し、上記チエツク操作
手段を操作してチエツク表示動作を行わせた時、
上記時刻記憶用メモリー手段からの動作時刻信号
に基いて上記動作時刻が上記時刻表示手段に表示
されると共に、上記チエツク操作手段の上記操作
を行つてから所定時間経過後に上記解消操作手段
による解消操作が行われた時のみ、上記動作時刻
の上記セツトが解消され得るように構成したもの
である。これによつて、動作時刻を誤つてセツト
したままにしておく可能性が少なく、また既にセ
ツトした動作時刻を誤操作や子供のいたずらによ
つて不測に消去する恐れが少ないようにしてい
る。
次に本発明をVTRに適用した一実施例に付き
説明する。
第1図は本発明を適用したVTRの操作機構の
正面図である。第1図にその操作機構を示す上記
VTR1は電子式のタイマーを内蔵しており、予
め設定した時刻に記録の動作の開始及び終了を自
動的に行い得るようになつている。なお再生その
他の動作をも自動的に行い得るように構成しても
よく、この場合には記録/再生操作部4によつて
そのモードを選択し得るようにすればよい。
このVTR1の操作機構2はタイマー操作部
3、記録/再生操作部4及びプログラム動作操作
部5を備えている。また操作部2の左側端の下部
には電源スイツチ22が設けられ、右側端の上部
にはテープカウンタ23が設けられている。
操作機構2の中央の記録/再生操作部4には再
生釦7、記録釦8、早送り釦9、巻戻し釦10、
一時停止釦12及びカセツトエジエクト釦13が
設けられている。なおこれらの操作釦7〜13は
電気的な接点スイツチを作動させるものであつて
よく、VTR1はこれらの接点スイツチの開閉に
応じて所定の記録/再生等の動作を行う。そして
これらの操作釦7〜10及び12,13の上部に
は操作釦7〜13が操作されたことを示す表示ラ
ンプ7a〜10a及び12a,13aが取付けら
れている。なおVTR1は操作釦7〜13のスイ
ツチの開閉による電気信号に応じて動作すると共
に、VTRに内蔵のプログラム動作部及びタイマ
ーからの電気信号によつても動作する。
プログラム動作操作部5には内蔵のプログラム
動作部を操作するための各種の操作スイツチが設
けられている。即ち、サーチスイツチ15,16
は、一本のカセツトテープに複数個記録された記
録帯の頭出しをするためのもので、サーチスイツ
チ15はテープの送り方向のサーチ、16はテー
プの戻し方向のサーチのために用いられる。なお
この操作部5のプログラムスイツチ17を押した
後にサーチスイツチ15または16を押した場合
には、夫々の記録帯の頭の部分に記録された信号
を検出することによる頭出しが行われる。またカ
ウンタサーチスイツチ18を押した場合には、テ
ープカウンタ23の零カウント〔000〕への復帰
信号を用いた頭出しが行われる。リピートスイツ
チ19はテープカウンタ23のリセツト釦24の
操作時点とこのリピートスイツチ19の操作時点
との間の記録画像を自動的に反復して再生するた
めのものである。なお一時停止スイツチ20はプ
ログラム動作部が動作状態のときにVTRを一時
停止(ポーズ)させるためのものである。
VTR1の記録/再生操作部4の左側に設けら
れたタイマー操作部3はVTR1に内蔵されたタ
イマーの操作部であつて、表示部25及びキー入
力部26を備えている。表示部25は時間を表示
するための時間表示部28、時間表示部28の表
示が記録の開始時間であるか或は終了時間である
かを示す開始/終了表示部29及びチヤンネル表
示部30から成つている。そして各表示部28〜
30の前面は半透明(ダークトーン)の表示パネ
ルとなつていて、開始/終了表示部29の表示パ
ネルには「REC START」及び「RED END」
の文字が夫々上下に印刷されている。
表示パネルの上記文字の夫々背後には開始時間
指示ランプ31及び終了時間指示ランプ32が設
けられている。また時間表示部28の表示パネル
の背後には「時」及び「分」を表示するための4
桁の数字表示管が設けられ、チヤンネル表示部3
0の表示パネルの背後にはチヤンネル数字を表示
するための2桁の数字管が設けられている。また
時間表示部28の右側部にはタイマーの時計部に
現在時刻をセツトするための時間合せスイツチ3
が設けられている。
表示部25の下部にはキー入力部26が配設さ
れている。このキー入力部26は、数字0,1〜
9に相当する置数キースイツチK0,K1〜K9、チ
ヤンネルキースイツチCH、時キースイツチH、
分キースイツチM、クリアキースイツチC、第1
及び第2のプログラムキースイツチA及びB、プ
ログラムキヤンセルキースイツチPCを備えてい
る。なおプログラムキースイツチA及びBの上部
にはプログラムがタイマーにセツトされたことを
示すプリセツト表示ランプ37a,34Bが設け
られている。
更に、プリセツト表示ランプ34A,34Bの
左側には、プログラムされた時間のトータルが所
定の基準値以上になつたときに点灯するプログラ
ム時間オーバー表示ランプ35が設けられてい
る。また更にその左側には、プログラムAとBと
が時間的にオーバーラツプして設定されたときに
点灯するプログラム不適当表示ランプ36が設け
られている。
次に第2図はVTR1に組込まれているタイマ
ーのブロツク回路図である。第2図に示すよう
に、タイマーは主として、時計部37、プログラ
ムメモリー回路38、状態制御回路39、プログ
ラム時間正誤判別回路40、現在時間/プログラ
ム時間比較回路41及びデコーダ/表示駆動回路
42から構成されている。時計部37は水晶発振
器、カウンタ及びメモリーから成るデジタル時計
である。プログラムメモリー回路38は第1図の
キー入力部26のキー操作によつて設定される記
録プログラムA及びBの夫々のチヤンネル開始時
間及び終了時間のデータを記憶する回路である。
状態制御回路39はキー入力部36の入力データ
の読込み、タイマーの各ブロツクの状態判断及び
制御、各ブロツクへのデータの分配及びこれらの
各機能のシーケンス制御を行うための回路であ
る。
プログラム時間正誤判別回路40は、タイマー
にプログラムされた時間の総和と装着されたカセ
ツトテープの記録可能時間との比較をして、プロ
グラム時間が適切か否かの判別をすると共に、2
つのプログラムAとBとの時間帯にオーバーラツ
プ部分があるか否かの判別をする回路である。現
在時間/プログラム時間比較回路41は、時計部
37から得られる現在時間とプログラムメモリー
回路38に記憶されているプログラム時間との比
較を行つて、夫々の時間が一致したときにVTR
に記録開始信号及び終了信号を与えるための回路
である。デコーダ/表示駆動回路42はキー入力
部26、プログラムメモリー回路38、時計部3
7からのデータを表示し得る信号にデコードし、
この信号に基いて第1図の時間表示部28の数字
表示管の点灯を行うための回路である。
次に第2図に示すタイマーのプログラム動作を
第3図〜第6図のフローチヤートに基いて説明す
る。なおフローチヤートの菱形ボツクスは判断分
岐事項を示し、また方形ボツクスは処理事項を示
している。そして判断分岐事項は第2図の状態制
御回路39によつて行なわれ、処理事項はこの状
態制御回路39の制御に基いて第2図の各回路ブ
ロツクにおいて行われる。
まず状態制御回路39において、プログラムキ
ースイツチAまたはBを操作したか否かの判断J
1及びJ2が行われる。即ち、キーAを押した時
には、第2図のキー読込回路43を経てキー入力
信号が状態制御回路に供給され、この入力信号は
フアンクシヨン入力メモリー回路45に一時的に
蓄えられる。これと共に状態制御回路39におい
て、既にプログラムAまたはBが行われているか
否かの判断J3,J3′(FlagA=1?,FlagB
=1?)が行われる。そしてキーAを押したとき
に、FlagA=1であれば既にプログラムAが記憶
されているので、プログラムAについて後述のチ
エツクルーチンL2が行われる。またFlagB=1
であれば既にプログラムBが記憶されているの
で、プログラムBについてチエツクルーチンL2
が行われる。そして未だプログラムAが行われて
いないときには、状態制御回路39においてフリ
ツプ・フロツプFlagAがセツトされる(処理P
1)。なおキーA及びBが押されていない場合に
は、第2図の現在時間/プログラム時間比較回路
41において、現在時間/プログラム時間比較ル
ーチンL1が行なわれる。
次にFlagA=1になると、第1図の開始/終了
表示部28の開始時間指示ランプ31及びキーA
の上のプリセツト表示ランプ34Aがオンとな
る。また第2図の時間表示ブランキング回路48
及びフラツシユ表示回路49が動作して、時間表
示部28の時間表示がブランチングされると共
に、上記ランプ31,34Aが点滅する。また第
2図のメモリー書込回路50によつてプログラム
メモリー回路38の開始時間A用のメモリーが選
択される(処理P2)。なおランプ31,34A
の点滅によつて、プログラムが入力可能であるこ
とが示されている。
次に記録すべきチヤンネルの設定が行われる。
まず置数キースイツチK0〜K9によつてチヤンネ
ル数字が入力され(判断J4)、このデータは第2
図のキー読込回路41、状態制御回路39を経て
置数入力メモリー回路46に一時的に蓄えられる
(処理P3)。次にチヤンネルキースイツチCHが
押されると、状態制御回路39がこれを判断J5
して、置数入力メモリー回路46に蓄えられたチ
ヤンネルデータがメモリー書込回路50を経てプ
ログラムメモリー回路38のプログラムAのチヤ
ンネルメモリーに転送される。これと共にメモリ
ー読出回路51が動作し、表示内容選択/タイミ
ング回路52が状態制御回路39によつて制御さ
れ、チヤンネルデータがデコーダ/表示駆動回路
42を経てチヤンネル表示部30に表示される
(処理P4)。
なおタイマーを用いずにVTR1の記録/再生
操作部を操作してVTR1を手動モードで使用す
る場合にも、チヤンネル指定は置数キーK0〜K9
とチヤンネルキーCHとによつて行われる。この
場合、上述と同様にしてプログラムメモリー回路
38に記憶されたチヤンネルデータは、チヤンネ
ル表示部30において表示されると共にメモリー
読出回路51を経てDA変換器(図示せず)に供
給される。そしてここで適当なDC電圧に変換さ
れた後、電子チユーナーの同調回路の可変容量ダ
イオードに供給される。
次に第4図にその詳細なフローチヤートを示す
プログラムルーチンL3によつてプログラムの設
定が行われる。まず置数キースイツチK0〜K9
押されると、状態制御回路39の判断J6に基い
て入力データが第2図のキー読込回路44、状態
制御回路39を経て置数入力メモリー回路46に
一時的に蓄えられる(処理P3)。なお置数キー
K0〜K9が押されていない場合には、現在時間/
プログラム時間比較ルーチンL1が行われてい
る。次に2桁目の置数キーK0〜K9が押される
と、判断J5によつて入力データが2桁目の数字
として置数入力メモリー回路46に記憶される。
そして置数キーK0〜K9の後に時キースイツチH
を押した場合には、判断J8によつて時データが
置数入力メモリー回路46から状態制御回路39
に送られて、ここで時データが適当か否かの判断
J10が行なわれる。
そして時データが適当であれば、状態制御回路
39、メモリー書込回路50を経てプログラムメ
モリー回路38にプログラムAの開始時間の
“時”のデータが記憶される。また状態制御回路
39においてフリツプ・フロツプFlag“時”が
セツトされる(処理P5)。この結果、第2図の
メモリー読出回路51及び表示内容選択/タイミ
ング回路52が動作してメモリー回路38のデー
タが読出され、このデータはデコーダ/表示駆動
回路42を経て時間表示部28において表示され
る(処理P9)。この場合、フラツシユ表示回路
49によつて時間表示は点滅表示となつている。
なお時データが例えば“30時”のように不適当だ
ある場合には、半断J10によつて処理P7が行
われないので、時データの記憶及び表示が行われ
ない。そしてこの場合には操作者はクリアキース
イツチCを押して置数入力メモリー回路46のデ
ータをクリアした後、再びプログラムルーチンL
3を行う。
次にプログラムルーチンL3の始めに戻り、時
データの入力と同様な分データの入力が行われ
る。即ち、置数キーK0〜K9によつて分データが
入力され(判断J6、処理P5、判断J7、処理
P6)、次いで分キースイツチMが押されると、
分データが適当であるか否かの判断J11が行な
われる。そして分データが適当であれば、プログ
ラムメモリー回路38にプログラムAの開始時間
の分のデータが記憶される。また状態制御回路に
おいてFlag“分”がセツトされる(処理P8)。
この結果、時間表示部においてプログラムAの開
始時間が点滅して表示される。なお分データが例
えば“70分”のように不適当である場合には、判
断J11によつて処理P8が行われないので、操
作者はクリアキーCを押して再び分データの入力
を行う必要がある。
次に状態制御回路39においてFlag“時”及
びFlag“分”が共に1であるか否かの判断J1
2が行われ、共に1であれば第3図に示すように
約1秒間時間表示が行なわれた後(処理P1
0)、開始時間指示ランプ31がオフ、終了時間
指示ランプ32がオン(フラツシユ点灯)とな
る。これによつてプログラムAの終了時間のデー
タが入力可能であることが操作者に知らされる。
これと同時に、時間表示プランキング回路48が
動作して、前に設定されたプログラムAの開始時
間の時間表示が消灯される。またメモリー書込回
路50によつてプログラムメモリー回路38の終
了時間A用のメモリーが選択される。なお現在時
間/プログラム時間比較回路41においては、第
6図に示す現在時間とプログラム時間との比較ル
ーチンL1が常に行われている。
次に置数キースイツチK0〜K9、時キースイツ
チH、分キースイツチMを操作して終了時間の設
定が行われる。この設定は開始時間の設定と同様
に第4図に示すようなプログラムルーチンL3に
よつて行われる。そしてプログラムルーチンL3
が終了すると、即ち、分キーMを押してデータ入
力が終了すると、終了時間指示ランプ32がオフ
となり、また時間表示部28の終了時間表示がプ
ランキングされる。またフラツシユ表示回路49
がオフとなつてプリセツト表示ランプ34Aが連
続点灯となる。これによつてプログラムAの開始
時間と終了時間の設定が完了したことが表示され
る。
次に時間表示部28のプランキングが約0.2秒
間行われた後(処理P13)、状態制御回路39
からの指令に基いて表示内容選択/タイミング回
路52において時計部37からの現在時間のデー
タが選択される。そしてこの現在時間のデータは
デコーダ/表示駆動回路42を経て時間表示部2
8において表示される(処理P14)。
プログラムAの設定が完了すると再びプログラ
ムキーAを押してプログラムAの内容の確認を行
う。即ち、キーAが押されると(判断J13)、
第5図にその詳細なフローチヤートを示すチエツ
クルーチンL2が行われる。なおこの場合、プロ
グラムAの設定が完了た時点で自動的にチエツク
ルーチンL2が行われるようにしてもよい。
第5図はチエツクルーチンL2のフローチヤー
トである。まずチエツクルーチンL2になると、
第2図の状態制御回路39の指令に基いてプログ
ラム時間正誤判別回路40においてプログラム時
間TPと装着されたカセツトテープの記録可能時
間TR(テープ残量)との比較が行われる。(判断
J21)なおプログラムBが既に設定されている
場合には、プログラムA及びBのプログラム時間
の総和TPとTRとが比較される。そしてTP>TR
の場合には、プログラム時間オーバー表示ランプ
35が点灯される。更に判別回路40においてプ
ログラムAとBとの時間帯にオーバーラツプ部分
があるか否かの判断J22が行われ、オーバーラ
ツプ部分がある場合にはプログラム不適当表示ラ
ンプ36が点灯される。そしてプログラム時間が
オーバーしているかまたはオーバーラツプ部分が
ある場合には、状態制御回路39においてチエツ
ク終了F/Fがセツトされる。
プログラム時間正誤判別回路40においてプロ
グラム時間が正しいと判別された場合には、時間
表示部における現在時間の表示が約0.2秒間ブラ
ツキングされる(処理P23,24)。次いでプ
リセツトランプ34Aが点滅点灯されると共に、
開始/終了表示部29において開始時間指示ラン
プ31が点滅点灯される。同時にプログラムAの
チヤンネルと開始時間が点滅表示される。この表
示は約1秒間行われ(処理P26)、次いで開始
時間指示ランプ31が消灯されると共に、時間表
示がブランキングされる(処理P27)。そして
約0.2秒後(処理P28)に終了時間指示ランプ
32が点滅点灯されると共に、プログラムAの終
了時間が点滅表示される(処理P29)。この表
示は約1秒間行われ(処理P30)、その後終了
時間指示ランプ32がオフになり、終了時間表示
がブラツキングされる。またフラツシユ表示回路
49がオフとなる(処理P31)ので、プリセツ
ト表示ランプ34Aが連続点灯となる。
第5図にその詳細を示すチエツクルーチンL2
において、上述の動作が終了すると、状態制御回
路39のチエツク終了FXFがセツトされる(処
理P32)。そしてその後プログラムキヤンセル
キーPCが押されかつこの時にプログラムキーA
が押されている場合(判断J32,34)、後述
のように設定されたプログラムAがキヤンセル
(クリア)される(処理P34)。またキヤンセル
キーPCが押されない場合には、処理P31の約
0.2秒後にプログラムAの終了時間の表示に代つ
て現在時間の表示が行われる。そしてその後現在
時間/プログラム時間比較ルーチンL1が続行さ
れ、タイマーが機能している状態となる。
なおチエツクルーチンL2は第3図のフローチ
ヤートのいずれの部分にも挿入することができ
る。即ち、プログラム中であつても、キーAまた
はBを押すことによつて、既にプログラムされて
いる時間の表示が行われるので、これを確認して
プログラムを設定することができる。
次にプログラムBの設定について説明する。ま
ずプログラムキーBを押すと、第3図の判断J1
2(FlagB=1か?)が行われる。そしてプログ
ラムBが既に設定されている場合には、状態制御
回路39においてフリツプ・フロツプFlagBがセ
ツトされているので、プログラムBについてのチ
エツクルーチンL2(第5図)が行われる(通常
のチエツク)。またプログラムBが未だ設定され
ていない場合には、IlagA=1か否かの判断J1
3が行われ、プログラムAが設定されていれば、
プログラムAについてのチエツクルーチンL2が
行われる。即ち、プログラムBの設定をするため
にキーBを押すと、まず既に設定されている他方
のプログラムAの表示が自動的に行われ、これに
よつてプログラムBがAの時間帯とオーバーラツ
プして設定されたり或はAとBとの記録時間が記
録可能時間をオーバーするようなことがないよう
にしている。そしてチエツクルーチンL2が終了
した後は、第3図の処理P1以下と同様のフロー
チヤートに準じてプログラムBの設定が行われ
る。
次に第2図の現在時間/プログラム時間比較回
路41の動作、即ちタイマー動作について説明す
る。タイマー動作は第6図に示す現在時間/プロ
グラム時間比較ルーチンのフローチヤートに基い
て行われる。まずプログラムAが設定されている
と、FlagA=1であるから判断J40が行なわ
れ、次にVTR1がプログラムに従つて記録動作
中である場合にセツトしているフリツプ・フロツ
プFlag RecAがセツトされているか否かの判断
J42が行われる。そしてFlag ReCA=0であ
れば、現在時間toとプログラムAの開始時間ts
との比較が行われる。
o=tsになると、判断J43に基いてプリセ
ツト表示ランプ34Aが点滅点灯され、また比較
回路41からVTR1に記録開始信号が送られ、
VTR1が記録モードになる(処理P40)。また
このときFlag RecAがセツトされるので、判断
J42に基いて現在時間toと終了時間teとの比
較が行われるようになる。そしてプログラムAが
実行されてto=teとなると、判断J44に基い
て比較回路41からVTR1に停止信号が送ら
れ、VTR1が停止される。これと共に、記録中
に点滅点灯されていたプリセツト表示ランプ34
Aがオフとなり、またフリツプ・フロツプFlag
RecA並びにFlagAがリセツトされる(処理P4
1)。
このようにしてプログラムAによる所定の記録
が実行され、次にプログラムBが設定されていれ
ば判断J41が行われる。そして判断J42以降
はプログラムAの実行と同じ手順(J42→J4
3→P40……)でプログラムBの実行が行われ
る。なおプログラムAとBとの時間帯の前後関係
を特に規定しないようにしてもよい。例えば、プ
ログラムAに基いて設定された時間帯の前にプロ
グラムBの時間帯を設定し得るようにしてもよ
い。この場合、第6図の判断J40とJ41とが
並列して行われるようにすれば、プログラムAま
たはBのいずれか早い方のプログラムが先に実行
される。
次に設定したプログラムの取消し(キヤンセ
ル)について説明する。既述のようにプログラム
のキヤンセルは、まずプログラム内容のチエツク
を行い、チエツクルーチンL2(第4図)の終了
時にチエツク終了F/Fがセツトされた時P32
にプログラムキヤンセルキーPCを押すことによ
つて可能になる。そしてこのときキヤンセルする
プログラムのキーAまたはBを押している場合の
みキヤンセルされるようになつている。第7A図
は状態制御回路39のプログラムキヤンセルに関
係した回路のみを取出している。また第7B図は
第7A図の各部の波形である。
まずプログラムキーA、置数キーK0〜K9等を
押してプログラムAを設定すると、アンドゲート
54を介してキーAの入力信号がFlagAフリツ
プ・フロツプ56のセツト入力に供給され、この
フリツプ・フロツプ56がセツトされる。従つ
て、プログラムAの設定後にキーAを押すと、
FlagA=1であるからアンドゲート58及びオア
ゲート60を通つてキーAの入力信号がチエツク
ルーチン制御回路61に供給される。そして第5
図に示すチエツクルーチンL2が行われて、ルー
チン制御回路61においてチエツク終了信号が形
成される。この信号とキーAの入力信号とがオア
ゲート62並びにアンドゲート63を介してチエ
ツク終了フリツプ・フロツプ65に供給され、こ
れがセツトされる。そしてチエツク終了フリツ
プ・フロツプ65の出力、キーA入力信号及び
FlagAフリツプ・フロツプ56の出力信号がアン
ドゲート66に供給され、プログラムAクリア信
号が形成される。このクリア信号は第2図のメモ
リー書込回路50を経てプログラムメモリー回路
に供給され、プログラムAがキヤンセルされる。
なおプログラムBのキヤンセルも同様にして行わ
れる。
このようにして、第7B図に示すように、時点
t1においてプログラムキーAを押すことによつ
て、時点t2までにチヤンネル表示、開始時間及び
終了時間の表示が行われる。そしてこのチエツク
が終了するとチエツク終了F/Fがセツトされ、
このときプログラムキーAを押したまま例えば時
点t3でキヤンセルキーPCを押すことによつてプ
ログラムクリア信号Aが形成され、この信号によ
つてプログラムAのキヤンセルが行われる。
なおチエツクルーチンL2が終了した後に所定
期間(例えば2秒間)だけチエツク終了フリツ
プ・フロツプ65がセツト状態となり、この期間
にキヤンセルキーPCを押した場合のみプログラ
ムのキヤンセルが行われるように構成してもよ
い。またチエツク終了後であればいつでもキヤン
セルキーPCを押してプログラムキヤンセルを行
い得るようにしてもよい。
次に第8図は第2図のタイマーの時計部28に
現在時間をセツトする場合のフローチヤートであ
る。現在時間をセツトする場合には、まず第1図
に示す時間表示部28の横の時間合せスイツチ3
3を押す。そして状態制御回路39において判断
J50が行われ、これによつて処理P51が行わ
れて時間表示ブランキング回路48がオンとな
り、このために時間表示部28がブランキングさ
れ、これと共にフラツシユ表示回路49がオンと
なる。次に第4図のプログラムルーチンL3と同
様にして、時間及び分のデータが時計プリセツト
回路69に記憶されると共に、Flag“時”及び
Flag“分”が共に1となる(判断J51〜5
6、処理P52〜55)。そしてこの状態では状
態制御回路39の制御に基いて時計プリセツト回
路69から入力データが読出され、表示内容選
択/タイミング回路52及びデコーダ/表示駆動
回路42を通じて入力データが時間表示部28に
点滅表示される(処理P56)。
そしてFlag“時”及びFlag“分”が共に1で
ある場合には、判断J57が行われて入力が完了
したことが判断される。そしてこの状態で外部の
時報に合わせて時間合せスイツチ33を再び操作
すると、状態制御回路39が判断J58を行い、
パラレルロード70に対して時計プリセツト回路
69に蓄えられた時及び分のデータを時計部37
にロードするように指示が行われる。そして時計
部37が現在時間にセツトされ、またこのとき秒
リセツト回路71が動作して時計部37の秒カウ
ンタ(表示は行われていない)も正しく0秒にリ
セツトされる。そして判断J58に基いて時間表
示が時間表示部28において行われる。なおフラ
ツシユ表示回路49がオフとなるので、時間表示
は連続表示となる(処理57)。
なお上述の構成のタイマーをVTR1とは別体
のタイマーとちすることもでき、またタイマーを
上述の実施例の場合とは別の用途に用いる場合に
は、セツトされた動作開始時間から動作終了時間
までの動作期間のみがオンとなるようにする代り
に、逆にオフになるようにしてもよい。また上述
の実施例では2つのプログラムキーA及びBを設
けたが、プログラムキーを1つとし、このプログ
ラムキーと置数キーとの組合せ(例えばプログラ
ムキーと置数キーK1又はK2との組合せ)によつ
てプログラムの選択を行うようにすることもでき
る。また上述の実施例では時キーH及び分キーM
を設けたが、時間入力データを例えば4桁のデー
タとし、上位2桁を時間、下位2桁を分に予め定
めておけば、時キーH及び分キーHを用いずに時
間または現在時間を設定することができる。
また時カウンタ及び分カウンタと、これらのカ
ウンタの内容を増加または減少する方向に連続的
に変化させ得るアツプ/ダウンキーとを用いて、
プログラム時間及び現在時間の設定をすることが
できる。この場合アツプ/ダウンキーには3ポジ
シヨンの切換スイツチを用い、両側のポジシヨン
をアツプ及びダウンの操作位置とし、また中央の
ポジシヨンを停止の操作位置にすることができ
る。また置数キーを用いずに指針または指標に対
して時計目盛ダイヤルを相対的に移動させる操作
を行うことによつて、プログラム時間、即ち動作
時間のセツトを行つてこれらの動作時間をメモリ
ーに順次記憶させ、この操作を繰り返して複数の
動作時間をメモリーに記憶させるようにしてもよ
い。
本発明は上述の如く、チエツク操作手段を操作
してチエツク表示動作を行わせた時、時刻記憶用
メモリー手段からの動作時刻信号に基いて動作時
刻が時刻表示手段に表示されるようにしたので、
一度セツトした動作時刻を簡単にチエツクするこ
とが可能であり、従つて動作時刻を誤つてセツト
したままにしておく可能性が少ない。
またチエツク操作手段の操作を行つてから所定
時間経過後に解消操作手段による解消操作が行わ
れた時のみ、動作時刻のセツトが解消され得るよ
うにしたので、既にセツトした動作時刻が時刻表
示手段における表示によつてチエツクされてから
解消操作が行われた時のみ、上記セツトが解消さ
れるように構成することが出来、このために既に
セツトした動作時刻を誤操作や子供のいたずらに
よつて不側に消去する恐れが少ない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明を適用したVTRの一実施例を示
すものであつて、第1図はVTRの操作機構の正
面図、第2図はVTRに組込まれているタイマー
のブロツク回路図、第3図はタイマーのプログラ
ム動作のフローチヤート、第4図はタイマーのプ
ログラムルーチンのフローチヤート、第5図はタ
イマーのチエツクルーチンのフローチヤート、第
6図はタイマーの現在時間/プログラム時間比較
ルーチンのフローチヤート、第7A図はプログラ
ムキヤンセル回路の回路図、第7B図は第7A図
の各部の波形を示す波形図、第8図はタイマーの
時計部に現在時間をセツトする場合のフローチヤ
ートである。 なお図面に用いられている符号において、28
は時間表示部、29は開始/終了表示部、30は
チヤンネル表示部、31は開始時間指示ランプ、
32は終了時間指示ランプ、49はフラツシユ表
示回路である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 セツトされた動作時刻を記憶させるための時
    刻記憶用メモリー手段と、この時刻記憶用メモリ
    ー手段からの動作時刻信号に基いて上記動作時刻
    を表示し得る時刻表示手段と、上記動作時刻をチ
    エツクするためのチエツク操作手段と、上記動作
    時刻の上記セツトを解消するための解消操作手段
    とを夫々具備し、上記チエツク操作手段を操作し
    てチエツク表示動作を行わせた時、上記時刻記憶
    用メモリー手段からの動作時刻信号に基いて上記
    動作時刻が上記時刻表示手段に表示されると共
    に、上記チエツク操作手段の上記操作を行つてか
    ら所定時間経過後に上記解消操作手段による解消
    操作が行われた時のみ、上記動作時刻の上記セツ
    トが解消され得るように構成したタイマー装置。
JP10286077A 1977-08-25 1977-08-25 Timer device Granted JPS5435780A (en)

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JPH0690298B2 (ja) * 1983-07-12 1994-11-14 松下電器産業株式会社 タイマー装置
JPS6018790A (ja) * 1983-07-12 1985-01-30 Matsushita Electric Ind Co Ltd タイマ−装置

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