JPS6130179Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPS6130179Y2 JPS6130179Y2 JP1978153167U JP15316778U JPS6130179Y2 JP S6130179 Y2 JPS6130179 Y2 JP S6130179Y2 JP 1978153167 U JP1978153167 U JP 1978153167U JP 15316778 U JP15316778 U JP 15316778U JP S6130179 Y2 JPS6130179 Y2 JP S6130179Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- light
- dimensional
- imaging device
- carrier
- measurement
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003384 imaging method Methods 0.000 claims description 26
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 16
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 description 8
- 230000035945 sensitivity Effects 0.000 description 7
- 239000006059 cover glass Substances 0.000 description 5
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 2
- 230000009977 dual effect Effects 0.000 description 1
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 1
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 1
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Spectrometry And Color Measurement (AREA)
- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、1次元撮像装置に関するものであ
る。近年撮像装置の発達は著しく、特に固体撮像
素子を用いた高性能の撮像装置が開発されてい
る。それに伴ない高精度を必要とする光学的測定
及び検査等にも広く応用されて用いられている。
その中でも特に一次元撮像装置はその利用度が高
い。第1図に現在市販されている1次元固定撮像
装置の1例を示す。第1図でaは平面図、bは側
面図、cは横断面図である。
る。近年撮像装置の発達は著しく、特に固体撮像
素子を用いた高性能の撮像装置が開発されてい
る。それに伴ない高精度を必要とする光学的測定
及び検査等にも広く応用されて用いられている。
その中でも特に一次元撮像装置はその利用度が高
い。第1図に現在市販されている1次元固定撮像
装置の1例を示す。第1図でaは平面図、bは側
面図、cは横断面図である。
第1図の1次元固定撮像装置は、1次元方向に
各受光ユニツトが所定のピツチをもつて配列され
た1次元固体撮像素子4と、それを保持する担体
2と、機器への取付用兼電気的接続用のピン1
と、撮像素子を保護する為のカバーガラス3とに
より構成されていて、第1図aにおいて左右方向
に分解能を有している。このような1次元撮像装
置を用いれば種々の光学的測定の精度を上げる事
が可能であり、その1例として分光計に応用した
場合の例を第2図に示す。第2図でスリツト5を
通り抜けた単波長λ1の平行光はプリズム6によ
り屈折され、その後集光レンズ7によつて1次元
撮像装置8上の1点に集光される。今撮像装置8
において多数の受光ユニツトが所定ピツチPをも
つてy軸と平行に配列されているとすると、集光
点の位置は撮像装置でy軸方向に走査する事によ
り検出できる。もし、λ1と異なる波長λ2の光
が分光計に入射した場合は屈折される角度が前者
と異なる為、1次元撮像装置の受光面上でλ1の
波長光の場合のy1と異なる位置y2に集光する。即
ち入射する光の波長に応じて集光点はy軸方向に
変化し、従がつて波長の不明な光をこの分光計に
入射させ、1次元撮像装置でその集光点の位置を
検出する事によりその光の波長を調べる事が可能
である。
各受光ユニツトが所定のピツチをもつて配列され
た1次元固体撮像素子4と、それを保持する担体
2と、機器への取付用兼電気的接続用のピン1
と、撮像素子を保護する為のカバーガラス3とに
より構成されていて、第1図aにおいて左右方向
に分解能を有している。このような1次元撮像装
置を用いれば種々の光学的測定の精度を上げる事
が可能であり、その1例として分光計に応用した
場合の例を第2図に示す。第2図でスリツト5を
通り抜けた単波長λ1の平行光はプリズム6によ
り屈折され、その後集光レンズ7によつて1次元
撮像装置8上の1点に集光される。今撮像装置8
において多数の受光ユニツトが所定ピツチPをも
つてy軸と平行に配列されているとすると、集光
点の位置は撮像装置でy軸方向に走査する事によ
り検出できる。もし、λ1と異なる波長λ2の光
が分光計に入射した場合は屈折される角度が前者
と異なる為、1次元撮像装置の受光面上でλ1の
波長光の場合のy1と異なる位置y2に集光する。即
ち入射する光の波長に応じて集光点はy軸方向に
変化し、従がつて波長の不明な光をこの分光計に
入射させ、1次元撮像装置でその集光点の位置を
検出する事によりその光の波長を調べる事が可能
である。
ところでこのような分光計で測定する場合にお
いて測定感度が高い事が望ましいが、それは直接
1次元撮像装置の感度に直接依存している。しか
しながら一般の撮像装置は分解能を高くするに伴
なつて、各受光ユニツトの受光面積が小さくなる
為、受光量のしきい値(検出可能な最小受光量)
が高くなり、測定感度を高めるのが困難である。
従がつて高感度を必要とする光学測定にも有効な
1次元撮像装置が望まれている。
いて測定感度が高い事が望ましいが、それは直接
1次元撮像装置の感度に直接依存している。しか
しながら一般の撮像装置は分解能を高くするに伴
なつて、各受光ユニツトの受光面積が小さくなる
為、受光量のしきい値(検出可能な最小受光量)
が高くなり、測定感度を高めるのが困難である。
従がつて高感度を必要とする光学測定にも有効な
1次元撮像装置が望まれている。
更に別の問題として、現在の1次元固定撮像装
置は第1図に示すように固体撮像素子を保護する
為のカバーガラスが設置されているが、第3図に
示すように素子に入射する光が10の如く内面反
射する光と、11の如く直接入射する光との間で
干渉を起こし、測定精度に影響を与える可能性を
有している。これは特に高精度の光学測定の際に
問題になる恐れがある。
置は第1図に示すように固体撮像素子を保護する
為のカバーガラスが設置されているが、第3図に
示すように素子に入射する光が10の如く内面反
射する光と、11の如く直接入射する光との間で
干渉を起こし、測定精度に影響を与える可能性を
有している。これは特に高精度の光学測定の際に
問題になる恐れがある。
本考案は上記した2つの問題を同時に解決すべ
くなされたものであり、以下にそれを説明する。
くなされたものであり、以下にそれを説明する。
まず第2図に示した分光計において考えると、
測定の為に検出すべき情報量としてはy軸方向の
位置座標のみで良く、y軸と垂直なz軸方向(紙
面に垂直)の光分布測定精度に無関係である。よ
つてz軸方向の光分布を集光する事は測定精度に
影響を与えずに測定の感度を上げるのに非常に有
効である。しかしながら第2図に示すような光学
系の中にそのような1次元集光レンズを独立に配
置する事は、一般測定用光学系の配置調整、例え
ば光軸合せ等が非常に手間と時間を費やす事を考
慮すれば好ましくない事は当然である。即ち第2
図でプリズム6と1次元撮像装置8との間に例え
ばy軸と平行な母線を有する凸のシリンドリカル
レンズを配置し、z軸方向の光分布を線状に集光
したとすると、その集光線と1次元撮像装置の細
長い受光面とを一致させなければならず、これは
非常に精密さを要求される。更に外界からの振動
等の影響により測定の際毎に調整が必要となる可
能性もあり、その都度調整の手間がかかる。
測定の為に検出すべき情報量としてはy軸方向の
位置座標のみで良く、y軸と垂直なz軸方向(紙
面に垂直)の光分布測定精度に無関係である。よ
つてz軸方向の光分布を集光する事は測定精度に
影響を与えずに測定の感度を上げるのに非常に有
効である。しかしながら第2図に示すような光学
系の中にそのような1次元集光レンズを独立に配
置する事は、一般測定用光学系の配置調整、例え
ば光軸合せ等が非常に手間と時間を費やす事を考
慮すれば好ましくない事は当然である。即ち第2
図でプリズム6と1次元撮像装置8との間に例え
ばy軸と平行な母線を有する凸のシリンドリカル
レンズを配置し、z軸方向の光分布を線状に集光
したとすると、その集光線と1次元撮像装置の細
長い受光面とを一致させなければならず、これは
非常に精密さを要求される。更に外界からの振動
等の影響により測定の際毎に調整が必要となる可
能性もあり、その都度調整の手間がかかる。
本考案は1実施例を第4図に示すように凸のシ
リンドリカルレンズ12をカバーガラスの代わり
に配設し、集光用レンズと素子保護用ガラスとの
2つの役割を兼ねさせたものである。本実施例に
おいて凸のシリンドリカルレンズ12は母線方向
を受光ユニツトの配列方向と一致させ、かつ担体
2に固定されてあり、凸のシリンドリカルレンズ
のパワーは、素子巾より広い巾を有する凸のシリ
ンドリカルレンズ12に入射する光の殆んどを素
子の受光面上に集光すべく設定されている。した
がつて第4図bに示す如く、本来受光面上に入射
できなかつた光束13をも受光する事が可能であ
り、受光感度を実質的に高める事が可能である。
更に担体2に固定されている事により、面倒な調
整を必要とする事なく常に良好な状態で使用する
事ができる。また更には、保護ガラスとしての機
能を有しながらも表面が互いに平行でない事によ
り前述した様な入射光による干渉を除外する事が
でき測定に好ましい。
リンドリカルレンズ12をカバーガラスの代わり
に配設し、集光用レンズと素子保護用ガラスとの
2つの役割を兼ねさせたものである。本実施例に
おいて凸のシリンドリカルレンズ12は母線方向
を受光ユニツトの配列方向と一致させ、かつ担体
2に固定されてあり、凸のシリンドリカルレンズ
のパワーは、素子巾より広い巾を有する凸のシリ
ンドリカルレンズ12に入射する光の殆んどを素
子の受光面上に集光すべく設定されている。した
がつて第4図bに示す如く、本来受光面上に入射
できなかつた光束13をも受光する事が可能であ
り、受光感度を実質的に高める事が可能である。
更に担体2に固定されている事により、面倒な調
整を必要とする事なく常に良好な状態で使用する
事ができる。また更には、保護ガラスとしての機
能を有しながらも表面が互いに平行でない事によ
り前述した様な入射光による干渉を除外する事が
でき測定に好ましい。
このように本考案を用いればコンパクトな装置
であり、かつ無駄な調整を必要とせず、それでい
て測定感度の高い有効な1次元撮像装置を得る事
ができ、光学的測定装置に有用され得るものであ
る。
であり、かつ無駄な調整を必要とせず、それでい
て測定感度の高い有効な1次元撮像装置を得る事
ができ、光学的測定装置に有用され得るものであ
る。
第1図は従来の1次元固体撮像装置を示すもの
で、a,bおよびcはそれぞれ平面図、側面図お
よび横断面図である。第2図は1次元固体撮像装
置の応用例を示す説明図、第3図はカバーガラス
が干渉を起こすことを示す説明図、第4図は本考
案による1次元固体撮像装置を示すもので、aお
よびbはそれぞれ斜視外観図および横断面図であ
る。 1……接続用ピン、2……担体、3……ガバー
ガラス、4……1次元固体撮像素子、5……スリ
ツト、6……プリズム、7……集光レンズ、8…
…撮像装置、9……入射光、10……内面反射
光、11……直接入射光、12……凸のシリンド
リカルレンズ、13,14……入射光束。
で、a,bおよびcはそれぞれ平面図、側面図お
よび横断面図である。第2図は1次元固体撮像装
置の応用例を示す説明図、第3図はカバーガラス
が干渉を起こすことを示す説明図、第4図は本考
案による1次元固体撮像装置を示すもので、aお
よびbはそれぞれ斜視外観図および横断面図であ
る。 1……接続用ピン、2……担体、3……ガバー
ガラス、4……1次元固体撮像素子、5……スリ
ツト、6……プリズム、7……集光レンズ、8…
…撮像装置、9……入射光、10……内面反射
光、11……直接入射光、12……凸のシリンド
リカルレンズ、13,14……入射光束。
Claims (1)
- 所定の方向に所定ピツチをもつて受光ユニツト
が配列された1次元固体撮像素子と、それを保持
する為の担体と、前記受光ユニツトの配列された
1次元方向と平行な母線を有してかつその母線と
垂直な方向における入射光を前記撮像素子上に集
光するとともに前記撮像素子を保護するようにそ
の前面に前記担体によつて固定された凸のシリン
ドリカルレンズとから構成される事を特徴とする
1次元撮像装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978153167U JPS6130179Y2 (ja) | 1978-11-07 | 1978-11-07 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1978153167U JPS6130179Y2 (ja) | 1978-11-07 | 1978-11-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5569734U JPS5569734U (ja) | 1980-05-14 |
JPS6130179Y2 true JPS6130179Y2 (ja) | 1986-09-04 |
Family
ID=29140094
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1978153167U Expired JPS6130179Y2 (ja) | 1978-11-07 | 1978-11-07 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6130179Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5111455A (ja) * | 1974-07-19 | 1976-01-29 | Ricoh Kk | |
JPS5252639A (en) * | 1975-10-27 | 1977-04-27 | Mita Ind Co Ltd | Electrostatic photographic developer |
-
1978
- 1978-11-07 JP JP1978153167U patent/JPS6130179Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5111455A (ja) * | 1974-07-19 | 1976-01-29 | Ricoh Kk | |
JPS5252639A (en) * | 1975-10-27 | 1977-04-27 | Mita Ind Co Ltd | Electrostatic photographic developer |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5569734U (ja) | 1980-05-14 |
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