JPS61295612A - 電磁装置 - Google Patents
電磁装置Info
- Publication number
- JPS61295612A JPS61295612A JP13857185A JP13857185A JPS61295612A JP S61295612 A JPS61295612 A JP S61295612A JP 13857185 A JP13857185 A JP 13857185A JP 13857185 A JP13857185 A JP 13857185A JP S61295612 A JPS61295612 A JP S61295612A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core
- magnetic field
- magnetic
- amorphous
- annealing
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Manufacturing Cores, Coils, And Magnets (AREA)
- Soft Magnetic Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
［技術分野１
本発明は、アモルファス磁性薄帯でトランスやチジーク
フィルのコアや鉄心を形成した電磁装置に関するもので
ある。
フィルのコアや鉄心を形成した電磁装置に関するもので
ある。
［背景技術１
アモルファス磁性薄帯は、結晶構造を持たず、結晶磁気
異方性がないため、けい素鋼板、パーマロイ等と比べて
優れた磁性を有する。１１成は、メタル元素（Ｆｅ１Ｃ
ｏ、Ｎｉ）およびメタロイド元素（Ｓｉ、ＢＳＣ，Ｐ等
）の元素の複数の組み合わせがらなり、例えば、Ｆ ｅ
ｔｓｓ ｉ＋ｏＢ １２、Ｆｅ＠６Ｐ、。、Ｃ。
異方性がないため、けい素鋼板、パーマロイ等と比べて
優れた磁性を有する。１１成は、メタル元素（Ｆｅ１Ｃ
ｏ、Ｎｉ）およびメタロイド元素（Ｓｉ、ＢＳＣ，Ｐ等
）の元素の複数の組み合わせがらなり、例えば、Ｆ ｅ
ｔｓｓ ｉ＋ｏＢ １２、Ｆｅ＠６Ｐ、。、Ｃ。
５８ｃｒ２Ｇｃ１等の組成がある。尚、添字は元素％を
示す。
示す。
アモルファス磁性薄帯の製法は、前記の元素を溶融し、
急速に冷却しく高速急冷法）、その構造を凍結させてア
モルフアスとするものである。アモルファスリボンの形
状（幅、厚み、表面等）は、急速に冷却する条件に依存
するが、リボンの厚みは一般に、５μ−から１００μ躊
と、けい素鋼板が約２００μ−以上であるのに比べて極
めて薄い。
急速に冷却しく高速急冷法）、その構造を凍結させてア
モルフアスとするものである。アモルファスリボンの形
状（幅、厚み、表面等）は、急速に冷却する条件に依存
するが、リボンの厚みは一般に、５μ−から１００μ躊
と、けい素鋼板が約２００μ−以上であるのに比べて極
めて薄い。
アモルファス磁性薄帯の電気抵抗は、けい素鋼板の２倍
以上と高く、厚み、電気抵抗の点から渦電流損の小さい
優れた磁気特性が得られる。
以上と高く、厚み、電気抵抗の点から渦電流損の小さい
優れた磁気特性が得られる。
アモルファス磁性薄帯は、高速急冷によって作製された
状態でも優れた特性を持つが、さらに、大幅な特性改善
を行なうためには焼鈍が必要である。焼鈍条件は、焼鈍
温度、時間、昇温速度、降温速度、雰囲気、印加磁界等
が磁性に影響を与える。組成と焼鈍条件との関係は複雑
であるが、待に磁歪が０ないしＯ近傍の組成と、印加磁
界（磁場焼鈍）の有無は磁性へ大きな影響を及ぼす。磁
歪Ｏの組成には、Ｆｅ４．、ｃｏｔｏ、ｓｓ １ｔｓＢ
ｔｏ、Ｆ’ｅｌＣＯ７２Ｐ １ｅ Ｂ ｓ Ａ Ｑ
３、Ｃｏ５ｔＦ ｅ＜Ｎ ｉ、 Ｂ １４ｓ ｉ、、等
がある。
状態でも優れた特性を持つが、さらに、大幅な特性改善
を行なうためには焼鈍が必要である。焼鈍条件は、焼鈍
温度、時間、昇温速度、降温速度、雰囲気、印加磁界等
が磁性に影響を与える。組成と焼鈍条件との関係は複雑
であるが、待に磁歪が０ないしＯ近傍の組成と、印加磁
界（磁場焼鈍）の有無は磁性へ大きな影響を及ぼす。磁
歪Ｏの組成には、Ｆｅ４．、ｃｏｔｏ、ｓｓ １ｔｓＢ
ｔｏ、Ｆ’ｅｌＣＯ７２Ｐ １ｅ Ｂ ｓ Ａ Ｑ
３、Ｃｏ５ｔＦ ｅ＜Ｎ ｉ、 Ｂ １４ｓ ｉ、、等
がある。
磁場焼鈍の方法は第４図に示すように、コア１に巻いた
コイル２に直流電源３より直流電流を流して、恒温槽４
中の保持して行なう。通常の焼鈍は磁場は磁界しない、
ｔＩＳＳ図に磁歪０の組成のＣｏｙｏＭｎａＢ ｓｏｗ
ｓ ｊ１４＋５の１００ｅの磁場を印加して焼鈍を行な
った場合と、通常の焼鈍を行なった場合の７モル７７ス
磁性薄帯の直流ヒステリシスカーブを示す０図中イが磁
場焼鈍の場合、口が磁場なしの通常の焼鈍の場合を示す
。磁場焼鈍の場合、磁場なしの場合に比べ保磁力が半分
以下であるため、ヒステリシス損失は非常に低いことが
わかる。しかし、ヒステリシスカーブには異常な屈曲部
、変形部が認められ、上下の形状が非対称となっている
。このため、このアモルファス磁性薄帯をトランス、コ
イルのコア、鉄心として使用すると、電圧あるいは電流
波形が歪むという現象が現れ、問題となっていた。一方
、通常の磁場なしの焼鈍では保磁力は高いが、波形は対
称で、異常な現象は発生しない。この磁場焼鈍で異常な
ヒステリシスカーブが生じる原因については、明らかで
ないが、磁場印加により磁壁が固着化されたためだと考
えられている。
コイル２に直流電源３より直流電流を流して、恒温槽４
中の保持して行なう。通常の焼鈍は磁場は磁界しない、
ｔＩＳＳ図に磁歪０の組成のＣｏｙｏＭｎａＢ ｓｏｗ
ｓ ｊ１４＋５の１００ｅの磁場を印加して焼鈍を行な
った場合と、通常の焼鈍を行なった場合の７モル７７ス
磁性薄帯の直流ヒステリシスカーブを示す０図中イが磁
場焼鈍の場合、口が磁場なしの通常の焼鈍の場合を示す
。磁場焼鈍の場合、磁場なしの場合に比べ保磁力が半分
以下であるため、ヒステリシス損失は非常に低いことが
わかる。しかし、ヒステリシスカーブには異常な屈曲部
、変形部が認められ、上下の形状が非対称となっている
。このため、このアモルファス磁性薄帯をトランス、コ
イルのコア、鉄心として使用すると、電圧あるいは電流
波形が歪むという現象が現れ、問題となっていた。一方
、通常の磁場なしの焼鈍では保磁力は高いが、波形は対
称で、異常な現象は発生しない。この磁場焼鈍で異常な
ヒステリシスカーブが生じる原因については、明らかで
ないが、磁場印加により磁壁が固着化されたためだと考
えられている。
［発明の目的１
本発明は上述の点に鑑みて提供したものであって、アモ
ルファス磁性薄帯により、低損失で且つトランスやチョ
ーク等の電気波形の対称性を保つコアを得ることを目的
とした電磁装置を提供するものである。
ルファス磁性薄帯により、低損失で且つトランスやチョ
ーク等の電気波形の対称性を保つコアを得ることを目的
とした電磁装置を提供するものである。
′ ［発明の開示］
以下、本発明の実施例を図面により説明する。
先に述べたように、アモルファス磁性薄帯の磁場中焼鈍
では保磁力が小さく、低損失であるが、ヒステリシスカ
ーブが非対称となる問題があった。
では保磁力が小さく、低損失であるが、ヒステリシスカ
ーブが非対称となる問題があった。
本発明は、磁場中焼鈍の低損失を生がしながら、且つヒ
ステリシスカーブの非対称性をなくし、トランス、チョ
ーク等の電気特性を一定にした鉄心、コアを得るように
したものである。本発明者は、磁場中焼鈍されたコアを
種々の形状に組み合わせて検討を行なった結果、磁場焼
鈍中の磁場方向の異なるリボンあるいはコアを積層や組
み合わせを行なって形成すれば、非対称性が克服できる
ことを見出だしたのである。
ステリシスカーブの非対称性をなくし、トランス、チョ
ーク等の電気特性を一定にした鉄心、コアを得るように
したものである。本発明者は、磁場中焼鈍されたコアを
種々の形状に組み合わせて検討を行なった結果、磁場焼
鈍中の磁場方向の異なるリボンあるいはコアを積層や組
み合わせを行なって形成すれば、非対称性が克服できる
ことを見出だしたのである。
以下、実施例を用いて説明する。第１図はアモルファス
磁性薄帯５を積層して形成したコアＡを示すものであり
、磁場焼鈍後のアモルファス磁性薄帯５に夫々示してい
る矢印は磁場方向を示している。７モル７アス磁性薄帯
５の磁場方向が１８０”異なるように交互に積層してコ
アＡを形成していく。この形成方法により、各アモルフ
ァス磁性薄帯５に生じているヒステリシスカーブの非対
称性は均質化され、全体として対称性を保つコアＡが形
成されるものである。第２図は直流ヒステリシスカーブ
を示すものであり、第２図において、破線のハは１枚の
アモルファス磁性薄帯５のヒステリシスカーブを示し、
実線の二はコアＡのヒステリシスカーブを示すものであ
り、コアＡのヒステリシスカーブは対称となることが明
らかにわかる。すなわち、磁場焼鈍の磁化方向が逆にな
るように、アモルファス磁性薄帯を巻回あるいは積層す
れば、ヒステリシスカーブの非対称性を均質化し、コア
の対称性を得ることができるものである。本発明は、ア
モルファス磁性薄帯のみならず、個々のコアを複数個組
み合わせて主コアを形成する場合でも同様の効果がある
らのである。
磁性薄帯５を積層して形成したコアＡを示すものであり
、磁場焼鈍後のアモルファス磁性薄帯５に夫々示してい
る矢印は磁場方向を示している。７モル７アス磁性薄帯
５の磁場方向が１８０”異なるように交互に積層してコ
アＡを形成していく。この形成方法により、各アモルフ
ァス磁性薄帯５に生じているヒステリシスカーブの非対
称性は均質化され、全体として対称性を保つコアＡが形
成されるものである。第２図は直流ヒステリシスカーブ
を示すものであり、第２図において、破線のハは１枚の
アモルファス磁性薄帯５のヒステリシスカーブを示し、
実線の二はコアＡのヒステリシスカーブを示すものであ
り、コアＡのヒステリシスカーブは対称となることが明
らかにわかる。すなわち、磁場焼鈍の磁化方向が逆にな
るように、アモルファス磁性薄帯を巻回あるいは積層す
れば、ヒステリシスカーブの非対称性を均質化し、コア
の対称性を得ることができるものである。本発明は、ア
モルファス磁性薄帯のみならず、個々のコアを複数個組
み合わせて主コアを形成する場合でも同様の効果がある
らのである。
第３図は他の実施例を示し、２個のコアＡ。
Ｂを組み合わせて主コアを形成する場合を示している。
コアＡ、Ｂは夫々アモルファス磁性薄帯を巻回して作製
し、磁場焼鈍を行なったもので、図中の矢印は磁場の方
向を示す。この磁場の方向を逆方向に異ならせて２個の
コアＡ、Ｂを組み合わせて主コアを形成したものであり
、巻＃Ｘ６を先の実施例と同様にすることで（外鉄形）
、コアＡ、Ｂの非対称性は相殺され、対称性を保持で軽
るものである。第３図には２個のコアＡ、Ｂを示したが
、複数個のコアで主コアを形成する場合も同様なことは
もちろんである。
し、磁場焼鈍を行なったもので、図中の矢印は磁場の方
向を示す。この磁場の方向を逆方向に異ならせて２個の
コアＡ、Ｂを組み合わせて主コアを形成したものであり
、巻＃Ｘ６を先の実施例と同様にすることで（外鉄形）
、コアＡ、Ｂの非対称性は相殺され、対称性を保持で軽
るものである。第３図には２個のコアＡ、Ｂを示したが
、複数個のコアで主コアを形成する場合も同様なことは
もちろんである。
［発明の効果］
本発明は上述のように、磁場中焼鈍を行なった複数枚の
アモルファス磁性薄帯を、磁場焼鈍中の磁場方向の異な
る方向に組み合わせコアを形成したものであるから、ア
モルファス磁性薄帯の非対称性を均質化し、ヒステリシ
スカーブが対称なコアを形成できる効果を奏し、従って
、このようにして形成されたコアをトランスやチ５−り
に用いれば、電圧波形、電流波形が到祢で且つ低損失な
ものが得られる効果を奏するものである。
アモルファス磁性薄帯を、磁場焼鈍中の磁場方向の異な
る方向に組み合わせコアを形成したものであるから、ア
モルファス磁性薄帯の非対称性を均質化し、ヒステリシ
スカーブが対称なコアを形成できる効果を奏し、従って
、このようにして形成されたコアをトランスやチ５−り
に用いれば、電圧波形、電流波形が到祢で且つ低損失な
ものが得られる効果を奏するものである。
第１図は本発明の一実施例のアモルファス磁性薄帯を積
層して形成したコアの要部斜視図、第２図は同上のヒス
テリシスカーブを示す図、第３図は同上の他の実施例の
斜視図、第４図は磁場焼鈍を行なっている状態を示す図
、第５図はヒステリシスカーブを示す図である。 ５はアモルファス磁性薄帯、Ａ、Ｂはコアを示す。
層して形成したコアの要部斜視図、第２図は同上のヒス
テリシスカーブを示す図、第３図は同上の他の実施例の
斜視図、第４図は磁場焼鈍を行なっている状態を示す図
、第５図はヒステリシスカーブを示す図である。 ５はアモルファス磁性薄帯、Ａ、Ｂはコアを示す。
Claims (6)
- （１）磁場中焼鈍を行なった複数枚のアモルファス磁性
薄帯を、磁場焼鈍中の磁場方向の異なる方向に組み合わ
せコアを形成して成る電磁装置。 - （２）磁場中焼鈍後、複数枚のアモルファス磁性薄帯を
磁場中焼鈍の磁化方向を変えて積層してコアを形成した
ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の電磁装置
。 - （３）アモルファス磁性薄帯を１枚毎に磁化方向を１８
０°変えて形成したことを特徴とする特許請求の範囲第
２項記載の電磁装置。 - （４）アモルファス磁性薄帯で作られたコアに磁場中焼
鈍を行なうようにしたことを特徴とする特許請求の範囲
第１項記載の電磁装置。 - （５）磁場中焼鈍後、複数のアモルファス磁性薄帯で形
成したコアを、磁場中磁化方向を変えて磁路を形成した
ことを特徴とする特許請求の範囲第１項記載の電磁装置
。 - （６）隣合うコアの磁化方向を１８０°変えて形成した
ことを特徴とする特許請求の範囲第５項記載の電磁装置
。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13857185A JPS61295612A (ja) | 1985-06-25 | 1985-06-25 | 電磁装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP13857185A JPS61295612A (ja) | 1985-06-25 | 1985-06-25 | 電磁装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61295612A true JPS61295612A (ja) | 1986-12-26 |
Family
ID=15225242
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13857185A Pending JPS61295612A (ja) | 1985-06-25 | 1985-06-25 | 電磁装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS61295612A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4853292A (en) * | 1988-04-25 | 1989-08-01 | Allied-Signal Inc. | Stacked lamination magnetic cores |
| JP2001237128A (ja) * | 2000-02-21 | 2001-08-31 | Hitachi Metals Ltd | 外鉄型パワートランスおよびこれを用いた電力変換装置 |
| CN110722019A (zh) * | 2019-09-05 | 2020-01-24 | 东莞市逸昊金属材料科技有限公司 | 一种用于锆基非晶薄壁件平面度整平方法 |
-
1985
- 1985-06-25 JP JP13857185A patent/JPS61295612A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US4853292A (en) * | 1988-04-25 | 1989-08-01 | Allied-Signal Inc. | Stacked lamination magnetic cores |
| JP2001237128A (ja) * | 2000-02-21 | 2001-08-31 | Hitachi Metals Ltd | 外鉄型パワートランスおよびこれを用いた電力変換装置 |
| CN110722019A (zh) * | 2019-09-05 | 2020-01-24 | 东莞市逸昊金属材料科技有限公司 | 一种用于锆基非晶薄壁件平面度整平方法 |
| CN110722019B (zh) * | 2019-09-05 | 2021-01-19 | 东莞市逸昊金属材料科技有限公司 | 一种用于锆基非晶薄壁件平面度整平方法 |
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