JPS61295329A - 鋼帯の冷却装置 - Google Patents
鋼帯の冷却装置Info
- Publication number
- JPS61295329A JPS61295329A JP13676185A JP13676185A JPS61295329A JP S61295329 A JPS61295329 A JP S61295329A JP 13676185 A JP13676185 A JP 13676185A JP 13676185 A JP13676185 A JP 13676185A JP S61295329 A JPS61295329 A JP S61295329A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- steel strip
- floaters
- cooling
- cooling water
- face
- Prior art date
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- Pending
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- Heat Treatment Of Strip Materials And Filament Materials (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〈産業上の利用分野〉
この発明は、連続焼鈍設備あるいは鋼帯の熱処理ライン
等における走行移送する鋼帯の冷却装置に関する。
等における走行移送する鋼帯の冷却装置に関する。
〈従来の技術〉
従来、連続焼鈍設備や熱処理ライン(おける熱鋼帯の冷
却方法として、ガスジェット方式やラミナフローに代表
される冷却水の噴流によ為もの、あるいは特公昭57−
11933号公報明細書に示されるような冷却水槽に浸
漬して冷却を行う方法や水冷ロールによるものなど多種
多様の方法が行われている。
却方法として、ガスジェット方式やラミナフローに代表
される冷却水の噴流によ為もの、あるいは特公昭57−
11933号公報明細書に示されるような冷却水槽に浸
漬して冷却を行う方法や水冷ロールによるものなど多種
多様の方法が行われている。
〈発明が解決しようとする問題点〉
しかし、上述した従来の冷却方法では、冷却装置への鋼
帯の通板に、多数の小径ロールを並列したローラテーブ
ル面上で支持するか、あるいは上下に配置した支持ロー
ル間を掛は回わして誘導するものであるから、必然的に
装置が複雑となり、かつ又初期通板に手間を要するとか
、あるいは通板時、鋼帯面に摺り傷を生ずる機会が多い
などの欠点があった。
帯の通板に、多数の小径ロールを並列したローラテーブ
ル面上で支持するか、あるいは上下に配置した支持ロー
ル間を掛は回わして誘導するものであるから、必然的に
装置が複雑となり、かつ又初期通板に手間を要するとか
、あるいは通板時、鋼帯面に摺り傷を生ずる機会が多い
などの欠点があった。
殊に、連続焼鈍炉における過時効処理後の鋼帯は、その
時効性を考慮して、最終冷却は冷却速度の比較的遅いガ
スジェットクーリング方式により過時効処理温度、ほぼ
400℃から70℃以下まで冷却されているため、炉長
が長大化する傾向があった。本発明は上述の欠点に鑑み
、かつ鋼帯の最終冷却温度とじて300℃以下であれば
、材質を劣化することなく急冷可能との知見に基づいて
、水冷方式による鋼帯の非接触通板を可能とした冷却装
置を提供し、もって上記諸欠点の解消もしくは軽減しよ
うとするものである。
時効性を考慮して、最終冷却は冷却速度の比較的遅いガ
スジェットクーリング方式により過時効処理温度、ほぼ
400℃から70℃以下まで冷却されているため、炉長
が長大化する傾向があった。本発明は上述の欠点に鑑み
、かつ鋼帯の最終冷却温度とじて300℃以下であれば
、材質を劣化することなく急冷可能との知見に基づいて
、水冷方式による鋼帯の非接触通板を可能とした冷却装
置を提供し、もって上記諸欠点の解消もしくは軽減しよ
うとするものである。
く問題点を解決するための手段〉
上述の問題点を解決するこの発明にかかる鋼帯の冷却装
置は、冷却水の噴流方向が互いに交叉するように内向き
に開口した少くとも平行二条のスリット状ノズル(以下
、「スリットノズル」という。)を備え、冷却水の流体
圧により鋼帯を浮揚もしくは押圧するフロータを、ほぼ
水平方向に走行移送する鋼帯の長手方向に沿い、かつ鋼
帯上下面にそれぞれ対向させて配置したことを特徴とす
るものである。
置は、冷却水の噴流方向が互いに交叉するように内向き
に開口した少くとも平行二条のスリット状ノズル(以下
、「スリットノズル」という。)を備え、冷却水の流体
圧により鋼帯を浮揚もしくは押圧するフロータを、ほぼ
水平方向に走行移送する鋼帯の長手方向に沿い、かつ鋼
帯上下面にそれぞれ対向させて配置したことを特徴とす
るものである。
く作用〉
上記の構成の冷却装置内を通板される鋼帯は、下部(鋼
帯下側の)70−タから噴出する冷却水により浮揚せし
められると共に、鋼帯上下の70−タの協働作用によっ
て、その間を走行移送される鋼帯は、板幅方向に傾動す
ることなく通板方向に移送され、鋼帯に作用する張力と
相俟って良好な走行性(センタリング)が得られる。さ
らに、上下の70−タから噴出する冷却水により鋼帯を
効果的に冷却する。
帯下側の)70−タから噴出する冷却水により浮揚せし
められると共に、鋼帯上下の70−タの協働作用によっ
て、その間を走行移送される鋼帯は、板幅方向に傾動す
ることなく通板方向に移送され、鋼帯に作用する張力と
相俟って良好な走行性(センタリング)が得られる。さ
らに、上下の70−タから噴出する冷却水により鋼帯を
効果的に冷却する。
〈実施例〉
以下、この発明の一実施例について説明する。
実施例の鋼帯の冷却装置は、連続焼鈍炉の下流側に設け
る最終冷却装置について採用されるものの一例について
示す。
る最終冷却装置について採用されるものの一例について
示す。
第1図は実施例に示す鋼帯の冷却装置の概略構成を示す
側面図、第2図は第1図の装置の要部拡大斜視図である
。
側面図、第2図は第1図の装置の要部拡大斜視図である
。
これらの図において、1は図示せざる連続焼鈍炉におい
て、通常700°〜800℃程度まで加熱焼鈍され、適
正時間均熱された後、更に400℃程度まで急冷され、
その温度で過時効処理を約2分間受けた後、冷却手段。
て、通常700°〜800℃程度まで加熱焼鈍され、適
正時間均熱された後、更に400℃程度まで急冷され、
その温度で過時効処理を約2分間受けた後、冷却手段。
例工ばガスジェットクーリングなどの手段に!5250
〜200℃程度に比較的徐かに冷却され炉より引き出さ
れた鋼帯である。2は上記鋼帯1を水平に非接触、つま
り流体により浮揚させて支持しつつ、冷却水による冷却
作用金も兼ねる下部フロータ(浮揚装置)であり、鋼帯
1の走行方向(図示右方)に沿いその下面に対向して適
当な間を置いて配設されている。3は該フロータ2の本
体をなすヘッダ、4は該ヘッダ3の上面長手方向両端部
に夫々内方に傾斜して開口せしめたスリットノズル、5
は上記ヘッダ3上面に並設したバッフル、6は該ヘッダ
3に圧力水を供給するための冷却水供給管である。7は
鋼帯1の上面側に上記フロータ2と対向して配置した上
部フロータにして、その構成は上記70−タ2と同様で
ある。
〜200℃程度に比較的徐かに冷却され炉より引き出さ
れた鋼帯である。2は上記鋼帯1を水平に非接触、つま
り流体により浮揚させて支持しつつ、冷却水による冷却
作用金も兼ねる下部フロータ(浮揚装置)であり、鋼帯
1の走行方向(図示右方)に沿いその下面に対向して適
当な間を置いて配設されている。3は該フロータ2の本
体をなすヘッダ、4は該ヘッダ3の上面長手方向両端部
に夫々内方に傾斜して開口せしめたスリットノズル、5
は上記ヘッダ3上面に並設したバッフル、6は該ヘッダ
3に圧力水を供給するための冷却水供給管である。7は
鋼帯1の上面側に上記フロータ2と対向して配置した上
部フロータにして、その構成は上記70−タ2と同様で
ある。
さて、このような構成において、図示しない連続焼鈍炉
から送出された鋼帯1は比較的低張力にて後続の工程側
に引き出されるため、その自重により垂れ下らんとする
が、70−タ2の上記スリットノズル4,4から交叉す
る方向に噴出する冷却水の噴流が該ヘッダ3上面と鋼帯
1下面との間に押し込まれるためその間に流体の静圧が
生じ、鋼帯の自重に抗してこれを浮揚支持する。さらに
ヘッダ3の上面を可能な限度で鋼帯の長手方向に対し広
面積に形成すれば、上記の静圧域に存在する水膜もしく
は水層は鋼帯の下面のかなり広範囲を覆い効果的に冷却
することが可能であって、従来採用されている局部的冷
却効果しかない噴水方式に比し格段の冷却効果を奏し得
る。なお、前記へラダ3の上面に設けたバッフル5は該
ヘッダの長手方向に流出しようとする冷却水の移動を抑
制して前記鋼帯1と該ヘッダ3上面間に発生する冷却水
の静圧を高め鋼帯の浮揚効果全同上させる作用と、冷却
水の側方への漏出を制限し、冷却水量の節約をもたらす
作用とを併有する。
から送出された鋼帯1は比較的低張力にて後続の工程側
に引き出されるため、その自重により垂れ下らんとする
が、70−タ2の上記スリットノズル4,4から交叉す
る方向に噴出する冷却水の噴流が該ヘッダ3上面と鋼帯
1下面との間に押し込まれるためその間に流体の静圧が
生じ、鋼帯の自重に抗してこれを浮揚支持する。さらに
ヘッダ3の上面を可能な限度で鋼帯の長手方向に対し広
面積に形成すれば、上記の静圧域に存在する水膜もしく
は水層は鋼帯の下面のかなり広範囲を覆い効果的に冷却
することが可能であって、従来採用されている局部的冷
却効果しかない噴水方式に比し格段の冷却効果を奏し得
る。なお、前記へラダ3の上面に設けたバッフル5は該
ヘッダの長手方向に流出しようとする冷却水の移動を抑
制して前記鋼帯1と該ヘッダ3上面間に発生する冷却水
の静圧を高め鋼帯の浮揚効果全同上させる作用と、冷却
水の側方への漏出を制限し、冷却水量の節約をもたらす
作用とを併有する。
なお、上下フロータ2,7のスリットノズル4から噴出
する冷却水の水圧はヘッダ3の長手方向、つまジ鋼帯1
の板幅方向に関して一定としているので上下フロータ2
,7から噴出する冷却水の対向方向の水圧は該両フロー
タのヘッダ間のある水平面で均衡し、従って両70−タ
間に介在せしめた鋼帯は上下方向の位置が安定し、かつ
板幅方向に水平状態を維持することができるので上下方
向及び板幅方向の揺動が制限されつつ特定の張力により
走行し、良好な走行安定性(センタリング機能)が与え
られる。
する冷却水の水圧はヘッダ3の長手方向、つまジ鋼帯1
の板幅方向に関して一定としているので上下フロータ2
,7から噴出する冷却水の対向方向の水圧は該両フロー
タのヘッダ間のある水平面で均衡し、従って両70−タ
間に介在せしめた鋼帯は上下方向の位置が安定し、かつ
板幅方向に水平状態を維持することができるので上下方
向及び板幅方向の揺動が制限されつつ特定の張力により
走行し、良好な走行安定性(センタリング機能)が与え
られる。
かくて、鋼帯1は上下面から70−タ2゜7より噴出す
る冷却水によって効果的な冷却作用を受けて、厘次速や
かに降温し、比較的短長のラインによって、所望の最終
温度、たとえば40℃に冷却される。
る冷却水によって効果的な冷却作用を受けて、厘次速や
かに降温し、比較的短長のラインによって、所望の最終
温度、たとえば40℃に冷却される。
〈発明の効果〉
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、鋼帯
の上下面に配した70−タをもって鋼帯を冷却水の流体
圧により浮揚挾持するものであるから、鋼帯表面に摺り
傷全生ずることがなく、しかも、鋼帯に安定した走行性
を付与せしめ、かつ鋼帯下面の冷却効果を高めることが
できるので、上部70−タの冷却効果とおいまって冷却
ラインの短縮全可能とし、また本装置を連続焼鈍炉と併
用することにより、該炉の最終ガス冷却帯のライン長を
も短縮可能とし、更に従来装置に必須の鋼帯支持ローラ
を不要とするなど、装置の簡略化、コストの低減化全齋
らしその奏する効果は大である。
の上下面に配した70−タをもって鋼帯を冷却水の流体
圧により浮揚挾持するものであるから、鋼帯表面に摺り
傷全生ずることがなく、しかも、鋼帯に安定した走行性
を付与せしめ、かつ鋼帯下面の冷却効果を高めることが
できるので、上部70−タの冷却効果とおいまって冷却
ラインの短縮全可能とし、また本装置を連続焼鈍炉と併
用することにより、該炉の最終ガス冷却帯のライン長を
も短縮可能とし、更に従来装置に必須の鋼帯支持ローラ
を不要とするなど、装置の簡略化、コストの低減化全齋
らしその奏する効果は大である。
第1図はこの発明による一実施例の鋼帯の冷却装置の概
略構成を示す側面図、第2図は第1図の装置の要部拡大
斜視図である。 図中、 l・・・([lF、 2・・・下部70−タ、3・・・
ヘッダ、4・・・スリットノズル、5・・・バッフル、
6・・・冷却水供給管、7・・・上部フロータ。
略構成を示す側面図、第2図は第1図の装置の要部拡大
斜視図である。 図中、 l・・・([lF、 2・・・下部70−タ、3・・・
ヘッダ、4・・・スリットノズル、5・・・バッフル、
6・・・冷却水供給管、7・・・上部フロータ。
Claims (1)
- 冷却水の噴流方向が互いに交叉するように内向きに開口
した少くとも平行二条のスリット状ノズルを備え、冷却
水の流体圧により鋼帯を浮揚もしくは押圧するフロータ
を、ほぼ水平方向に走行移送する鋼帯の長手方向に沿い
、かつ鋼帯上下面にそれぞれ対向させて配置したことを
特徴とする鋼帯の冷却装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13676185A JPS61295329A (ja) | 1985-06-25 | 1985-06-25 | 鋼帯の冷却装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13676185A JPS61295329A (ja) | 1985-06-25 | 1985-06-25 | 鋼帯の冷却装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61295329A true JPS61295329A (ja) | 1986-12-26 |
Family
ID=15182887
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13676185A Pending JPS61295329A (ja) | 1985-06-25 | 1985-06-25 | 鋼帯の冷却装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61295329A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003064421A (ja) * | 2001-08-21 | 2003-03-05 | Nippon Steel Corp | 鋼帯の冷却又は加熱又は乾燥を行う装置 |
-
1985
- 1985-06-25 JP JP13676185A patent/JPS61295329A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003064421A (ja) * | 2001-08-21 | 2003-03-05 | Nippon Steel Corp | 鋼帯の冷却又は加熱又は乾燥を行う装置 |
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