JPS61293713A - ばらつきの少ないねじの加工方法 - Google Patents

ばらつきの少ないねじの加工方法

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JPS61293713A
JPS61293713A JP13564985A JP13564985A JPS61293713A JP S61293713 A JPS61293713 A JP S61293713A JP 13564985 A JP13564985 A JP 13564985A JP 13564985 A JP13564985 A JP 13564985A JP S61293713 A JPS61293713 A JP S61293713A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、ばらつきの少ないねじの加工方法およびそ
の装置に関するもので、更に述べると、数値制御工作機
械を用いてねじ加工し、その加工の途中でねじの有効径
を自動計測して、その測定値と目的寸法との間に差が生
じた時、自動補正し、ばらつきの少ないねじを加工する
ものである。
〔従来の技術〕
数値制御工作機械は、加工のための工具径路、加工物の
回転数などが、コード化された数値としてカード、紙テ
ープ、磁気テープなどから数値制御装置に入力され、そ
れからの出力指令により加工を行うものである。数値制
御工作機械、特にNC旋盤は、その性能に鑑み、ねじ加
工に用いられているが、機械の熱変位、工具の摩耗など
により、仕上がったねじの有効径が目的寸法と異なる所
謂ばらつき現象が生ずる。。
そこで、このNC旋盤にねじの有効径を測定する自動計
測装置と、その測定結果により数値制御装置を補正する
自動補正装置を取り付け、NC旋盤を自動補正すること
が考えられるが、このねじの有効径の自動測定は、不可
能とされ、従って自動補正装置によるNC旋盤の自動補
正はできない。
従来、ねじの測定は、ねじゲージで一つ一つ比較して測
定する方法、すなわち、数値で測定せず、通り止りゲー
ジで測定する方法により行われている。
そこで、ねじの加工量を補正する場合には、ねじゲージ
の通り止りの緩み加減を作業者の経験や勘により補正量
を決定し、その補正量を数値制御装置に入力して、NC
旋盤をコントロールしている。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来例では、補正量は、作業者の経験や勘により決定さ
れているので、仕上がったねじの寸法にばらつきが多く
精度の高いねじを加工することができない。
本発明は、上記の点に鑑み、ばらつきの少ないねじの加
工方法およびその装置を提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は、ねじの有効径部と接触するタッチ    □
部を備えたねじ用タッチセンサと、ねじ用タッチセンサ
と電気的に接続する自動計測装置と、自動計測装置に接
続する自動補正装置とを有するNC旋盤を用い、ねじ用
タッチセンサのタッチ部をねじの有効径部に接触させて
ねじの有効径を測定し、その測定寸法と目的寸法とを比
較して両者に差が生じた時に、自動補正装置により補正
し、NC旋盤をコントロールするもので    。
ある。
〔作用〕
NC旋盤のチャックに被加工物(ワーク)を固定してね
じを加工し、その加工の途中で、ねじ用タッチセンサを
有する自動計測装置を用いて、ねじの有効半径又は有効
直径を測定する。
この測定方法は、ねじ用タッチセンサでねし山数点を計
測してコンピュータで凹凸の大小関係を解析し、ねじ溝
の位置とそのねじ溝の中心のX座標値を求め、このX座
標値の位置にねじ用タッチセンサを移動せしめた後更に
Y軸方向に移動させて、ねじ用タッチセンサのタッチ部
をねじ溝両面に接触せしめ、その時のY座標値により有
効半径を求めたり、更には、有効半径測定後、ねじ用タ
ッチセンサをねじ中心よりみたリード角方向の角度×ピ
ッチ/36G’だけ、ねじの軸方向に移動してねじを計
測しねじの有効直径を求めるものである。
このようにして求めた有効半径又は有効直径が、目的寸
法と相異する時には、自動補正装置が作動して数値制御
装置がコントロールされ、ねじの加工量は、自動的に補
正される。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を添付図面により説明する。第1
図において、Aは、数値制御工作機械(以下、単にNC
旋盤という)で、旋盤本体1と自動計測装置2と数値制
御装置3により構成されている。旋盤本体1には刃物台
4を移動せしめるサーボモータ5.6と、刃物台4に取
り付けられたねじ用タッチセンサ7が設けられている。
自動計測装置2には、ねじ用タッチセンサ7と増幅器8
を介して接続する中央処理袋W9と、この中央処理装置
9に接続する基準値などの入力部10および測定値等の
プリントアラ)11が設けられている。
数値制御装置3には、中央処理装置9にプログラマブル
コントローラ(PC)12を介して接続する数値制御部
(NC部)13が設けられ、このPCl3には、自動補
正装置14が設けられている。
又、N0部13は、ブラウン管(CRT)15に接続す
ると共に、サーボモータ5.6にも電気的に接続されて
いる。第2図、第3図は、ねじ用タッチセンサ7を示す
図で、このねじ用タッチセンサ7は、棒体16の長手方
向に対して直角の方向に互いに反対向きに設けた円柱状
のピン17.18と、ピン17.18の先端に設けたタ
ッチ部21とから構成されている。タッチ部21は、ね
じ19の有効径部20と2点接触する半径rの球面体で
ある。
JIS60’山ねじにおけるピッチ(P)に対するピン
17.18の直径りとタッチ部21の半径rと次に、ね
じの有効半径および有効直径(単に、有効径ともいう)
の測定方法について説明する。
NG旋盤Aの自動計測装置2に、第9図に示す様な基準
値Z0、目標寸法Z、〜Zt、上下限値Za、Zzの設
定とネジ用タッチセンサの零点調整を行った後、第4図
に示す様に旋盤本体1のチャック51にワーク52を取
り付け、ねじ加工を行う。ねじ加工の途中で主軸53の
回転を停止させてワーク52を固定した後刃物台割出し
機構(図示せず)を用いて刃物台4のねじ用タッチセン
サ7を定位置に移動させ、更に矢印A方向(第4図参照
)に移動し、第5図に示す様にねじ用タッチセンサ7の
タッチ部21を、ねじ19の任意の点に接触させ、その
接触時の座標値(x+ 、Y、)を読み取る。そしてね
じ用タッチセンサ7をねじ山24に接触しないようにX
軸方向に0.5ピツチ移動させた後、−Y軸方向に移動
させると、ねじ用タッチセンサ7のタッチ部21は、ね
じ山24aに接触するので、その時の座標値(x、 、
y、)を読み取る。
、このようにして求めた座標値(X+ 、yt )およ
び(Xz 、Yz )よりねじ溝25の°位置が判断さ
れる。
すなわち、Y座標値の小さい方がねじ溝25の中にあり
、又、Y軸上の座標値Y r 、Y tが仮に等しけれ
ば、X軸上のX+、Xzは共にねじ溝25の中に位置す
ることになる。この第5図では、座標値YIが、Y2よ
り小さいので座標値(X+、Yl )がねじ溝25の中
に位置する。
次に、第6図に示す様にねし溝25の座標値(X、。
yt)を基点1とし、この基点1のX軸上のX+より、
−X軸方向と+X軸方向に絶対値で同一寸法dαだけ、
ねじ用タッチセンサ7を移動し、Y軸上の座標値を測定
して、Y座標値Y3、Y4を求める。基点1のY座標値
YlよりY3、Y4を見て、Y座標値が小さな方がねじ
溝25の中心線C方向である。Y軸上の値Y s 、Y
 aが等しければ、基点1  (X+ 、Yl )は、
ねじ溝25の中心に位置している。Y軸上の値Y3、Y
4が等しくない時は第7図に示す様に、基点1(X+。
Y、)よりねじ溝の中心線C方向(矢印A5方向)にね
じ用タッチセンサ7を移動させ、ねじ溝面25bに接触
せしめる。この時のX軸上の値をX、とすると、座標値
X、〜X0間の値BのAの値すが、ねじ溝25の中心線
C上に位置する。
このようにして求めたねじ溝25の中心線Cの位置、す
なわち第8図に示すX座標値xhにねじ用タッチセンサ
7を移動させた後、更に、−Y軸方向に移動すると、タ
ッチ部21は、ねじ溝25の両面25a、25bの有効
径部20に接触するので、この時の座標値(Xi 、Y
b )を読み取る。
このY座標値Y、と、基準値とを比較して、有効径部2
0の座標値(X?、Y、)を算出するが、この基準値は
、ねじ用タッチセンサ7のタッチ部21のふくらみ、リ
ード角等を加味して定められている。このY座標値Y7
が求める有効半径Rである。この測定方法は、ワーク5
2の両端を固定され、片側からしか測定できない時など
に特に有効である。又、前述のようにして有効半径Rを
求めた後、ねじ用タッチセンサ7を、ワーク52に接触
し・ないように、180@ずらし、測定角を180°と
する。すなわち、ねじ用タッチセンサ7を180°×ピ
ツチ/360°だけX軸上でリード角方向にずらして、
ねじ溝25の両面25c、25dに接触させると、タッ
チ部21は、ねじ溝両面25c、25dの有効径部20
に接触する。
この時のタッチ部21の位置(XlいY、6)が、有効
直径りの測定点である。このようにして求めた座標値Y
 6 、Y I&の値は、前記の基準値と比較され、有
効径部20のY軸上の値、Y 7 、Y l?が求めら
れる。このY軸上の座標値Y?、YI?の絶対値の和が
求める有効直径りである。
以上のようにして求めた有効径R,Dは、自動計測装置
2に入力されている目的寸法と比較され、両者間に差が
ある場合には、中央処理装置9の出力により、数値制御
装置3のプログラミングコントローラ12が作動し、自
動補正装置14を駆動せしめる。この自動補正装置14
は、N0部13を介してサーボモータ5.6をコントロ
ー、 ルし、例えば刃物台4を、その補正量だけNC旋
盤の中心からずらし、ワーク52とバイト(図示せず)
の位置を適切なものにする。
第9図は、基準寸法Z0と目的寸法Z、〜Zx・と上限
値z3下限値z4との関係を示すものであるが、前述の
ようにして測定した有効径R1Dの測定値が、目的寸法
ZI−Zzより大きく外れ、上限値Z、又は下限値Z4
を越える場合には、NC旋盤の運転を中止し、自動工具
交換を行えば、連続的ねじ加工は可能となる。
本発明では、上記実施例の他罪対象ねじ、内径ねじやテ
ーパねじの測定も可能であるが、ここでは、テーパねじ
の各種の測定について述べる。
前例と同様の機能を持ち、なおかつ自動割出し装置の付
いたNC旋盤でねじ切りを行う時、ねじ切り刃物台始動
位置は主軸の回転位置と常に同調するような機構となっ
ている、即ち加工物を取り付けて回転運動を行わせる主
軸の回転位置を検出して回転に対して定位置よりねし切
がスタートする機構となっている。
つまりねじの山谷はチャックの定位置より常に同一寸法
の所に位置することになり、主軸の割出し機構を使って
主軸を定位置に止めると平面的に山谷の位置には何等変
化がない。
NC旋盤で加工された上記加工の特徴を利用してねじの
自動計測、自動補正する事ができる。
本実施例の作動につき説明するとNC旋盤の自動測定器
の基準値、目標寸法、上下限値の設定を行い、次にNC
旋盤のチャックにワークを取り付けねし加工を行い、自
動割出し機構を使用して主軸を定位置で停止させ、刃物
台に取り付けたタッチセンサーをNC刃物台割出し機構
を使用してタッチセンサーを定位置に移動させ、第10
図に示す様に、座標値X21より−Y軸方向に移動せし
め、ねじ溝25の両面25a、25bにタッチ部30を
接触させる。
この時の座標値(XzいY□)を読み取った後、ねじ用
タッチセンサ7をY軸方向に持ち上げ、ねじ山24に接
触しないように、−X軸方向に移動させ、座標値Xtz
の位置で停止せしめた後、更に−Y軸方向に移動させて
、タッチ部30をねし溝25の両面25c、25dに接
触させ、この時の座標値(X tz、Ytg)を読み取
る。
この座標値(Xg+、Yzt)、(X22、Yzt)と
自動計測装置2に入力している基準値とを比較計算する
と、テーパ角θの半分即ちθ/2が求まる。又、座標値
(Xz+、 Yzt>、(Xtz、Yzz)における有
効半径Rt、Rtは、前述の要領でYH,YHの座標値
から求めることができる。
更に、基準値が、有効径基準であれば、ワーク22aに
接触しないようにねじ用タッチセンサ7を、ワーク22
aを中心に1800ずらしたX座標値XZSは、X座標
値X□より0.5ピツチPずれたX軸上にある。ここで
前記と同じ要領でねじ用タッチセンサ7を移動し、タッ
チ部30がねじの有効径部20と接触した時の座標値(
X33、Ygz)(X ta、Yta)を求め、テーパ
角の半分すなわちθ/2とX座標値Xgs、X24時の
有効半径R3、R4を求める。
又ねじ用タッチセンサ7を座標値X□より−X軸方向に
0.1ピツチPずらした点の座標値X25およびこの時
のY座標値Yzsを求めればねじ山角αのAを求めるこ
とができる0以上のようにして求めた有効半径R1−R
4テーバ角θ、又は、θ/2は、各測定点における基準
値と比較し、目的寸法との間に差が生じた時は、前述の
ように自動補正される。又ねじ以外の測定にもこのタッ
チセンサは利用可能である。
ねじ用タッチセンサ7は、前記実施例に限定されるもの
ではない。例えば、第11図〜第54図に示すようなも
のでもよい。
まず、ねじの有効径部と接触するタッチ部21が、府記
実施例のように球面であるねじ用タッチセンサ(パター
ンl)につき、第11図〜25図を参照して説明するが
、図においてrは、球面の半径、αは、ねじのリード角
、Pは、ピッチ、CTは、ねじ溝両面の有効径部と接触
する部分である。第11図、第12図のタッチセンサ7
は、棒体16の先端にリード角αの傾きをもって設けた
円・ 板30Aで、その端縁部は、タッチ部21で半径
rの球面状である。このタッチセンサ7では、端縁部会
てがタッチ部21となるので使用上便利であるが、第1
2図の破線の個所から両側を切り落としその残部30a
をタッチ部21としてもよい。
第13図〜第16図のタッチセンサ7は、棒体16の長
手方向に対して横方向に1本のピン17を形成し、その
先端にタッチ部21を設けたも°のである。
第13図、第14図では、タッチ部21は円柱状で、リ
ード角αだけ軸方向に対しずれており、又、第15図、
第16図では、ピン17の径口より大きな直径2rの球
面状部がタッチ部21である。
第17図のタッチセンサ7は、棒体16の長手方向の端
面に、垂直にピン17を設け、その先端にタッチ部21
を形成したもので、ピン17の中心線Cに対する傾面の
なす角度s、rは、ねじ溝角度より小さい先端が半径r
なる半球状部がタッチ部21である。
第18図〜24図のタッチセンサ7は、複数個のタッチ
部を有するもので、第18図、第19図では、棒体16
の長手方向に対して、横方向に互いに、L=ねじを中心
としたリード角方向の測定角×ピッチ/360’、ずつ
ねじのリード角方向にずらしてピン17.18を設け、
その先端にタッチ部21を設けたものである。
第20図では、棒体16の長手方向に対して横方向に互
いに反対向きに設けたピン17.18と、棒体16の端
面に垂直にピン17aとを形成し、各ピン17.17a
、1Bの先端にタッチ部21を設けたものである。
第21図では、棒体16の長手方向に対して横方向に間
隔り、をおいて二本のピン17.18を設け、その先端
にタッチ部21を形成したものであり、第22図では、
棒体16の端面に間隔D−をおいて垂直に二本のピン1
7.18を設け、その先端にタッチ部21を形成したも
のである。
間隔り、、D、は、ピッチPXn倍の大きさである。第
23図、第24は、棒体16の長手方向に対して、横方
向に互いに反対方向に凹状のピン17b18bを設は凹
部内側の先端を半径rの球面状にし、その中心F間の間
隔り、をAピッチに形成している。
第25図では、連結部材31を介して接続する円板30
e、30dが、棒体16の端面にリード角αの傾きをも
って設けられている。円板30e、30dの端縁部は、
内側に向かう半径rの球面である。
次に、第26図に示す様にタッチ部21がねじの有効径
部20と線接触するねじ用タッチセンサ7について述べ
る。(パターン2) 第27図〜第31図では、棒体16に一本のピン17を
設け、その先端にタッチ部21が形成されている。
第27図〜第29図では、棒体16の端面に垂直にピン
17が設けられている。
第27図のピン17は、円柱状で、タッチ部21は、頭
切円錐体である。
第28図、第29図では、ピン17は四角柱でタッチ部
21は、頭切四角錐体である。
第30図、第31図では、棒体16の長手方向に対して
横方向に1本のピン17が設けられ、その先端にリード
角αの傾きでタッチ部21が形成されている。
第32図〜第37図は、複数個のタッチ部21を有する
タッチセンサ7であるが、第32図、第33図では、棒
体16の長手方向に対して横方向に互いに反対向きのピ
ン17.18を形成したものである。
図においてβは、タッチ部21の両斜面が交鎖する角度
、dは、タッチ部の頭部の径、Dはピンの径である。
第34図、第35図では、棒体16の長手方向に対して
、横方向にかつ互いに反対向きにピン17.18を設け
、その先端にタッチ部21を形成している。
ピン17.18は、L3 =ねじを中心としたリード角
方向の測定角×ピッチP/360’リード角方向にずら
されている。
第36図では、棒体16の端面に間隔L4をおいて垂直
に2本のピン17.18を設け、その先端にタッチ部2
1を形成し、又、第37図では、棒体16の長手方向に
対して横方向にピン17dを設け、その先端に間隔Ls
をおいて、2本のタッチ部21を形成している。これら
の間隔L4、ル、は、ピッチpXn倍の大きさとする。
例えば、パターン2においては、JIS60@メートル
ねしにおけるピッチpに対するピンの直径りと頭切円錐
体の先端dとの関係の代表例は、次の通りである。
― ■ 更に、第38図に示す様に、タッチ部21が、ねじの有
効径部20と、角で接触するねじ用タッチセンサ7につ
いて述べる。(パターン3)第39図、第40図では、
棒体16の端面に垂直に1本のピン17を設け、その先
端縁部をタッチ部21としたものである。
第41図では、棒体16の端面にリード角αのだけ斜け
て円板30を設け、その端縁部は、角状のタッチ部21
である。Dは円板30の厚さである。
第42図〜第45図は、棒体16の長手方向に対して横
方向に互いに反対向きのピン17.18を設け、その先
端縁部をタッチ部21とするものである。
第42図、第43図では、直径りの円柱状のピン17.
18は、対称的に設けられている。
第44図、第45図では、厚さDの方形のピン17.1
8は、リード角のだけ傾いて設けられて、いる。
第46図、第47図では、棒体16長平方向に対して横
方向のピン17.18が間隔りをおいて設けられ又、第
47図では、棒体16の端面に垂直に間隔りをおいて2
本のピン17.18が配設されている。
いずれもその先端縁部をタッチ部21とし、又、間隔り
は、ピッチpxn倍の大きさに形成されている。
第48図、第49図では、棒体16の長手方向に対して
、横方向に互いに反対向きの円柱状のピン17.18を
設け、その先端が半径R+なる円錐体を設けている。
ピン17.18は、L=ねじを中心としたリード角方向
の測定角×ピッチ/360”ずつねじリード角方向にず
らされており、又、ねじ溝両面と接触する点CTは、ピ
ン先端縁部である。
第50図、第51図では、棒体16の両側に対称的に形
成したピン17.18と、棒体16の端面に形成したピ
ン17fとを設け、ピン17fの先端が半径r。
なる円錐体のタッチ部21を形成したものである。
このタッチ部21の両斜面のなす角度θは、ねじ山角よ
り大きく形成されており、それに接する半径r、を有し
ている。
第52図、第53図では、棒体16の長手方向に対して
横方向に互いに反対方向に凹状のピン17e、18eを
形成し、凹部の両側部間の間隔をDとするものである。
第54図では、連結部材31を介して接続する2枚の円
盤30g、30hを棒体16の端面に固定し、かつ円板
間の間隔をDとしたものである。
以上述べたパターン3においては、例えば、6o’ J I 54−)ルねじにおけるピッチPに対、するピ
ン17.18の角部の大きさDとの関係の代表例は次の
通りである。
以上、タッチセンサ7の種々の形態について述べたがそ
の他に、棒体の長手方向に対して横方向に互いに反対向
きのピンを長手方向に〃ピッチずらして設け、その先端
にタッチ部を形成してもよい。
〔発明の効果〕
本発明は、以上のように構成したので、ねじ加工の途中
でねじの有効径を測定し、その測定寸法を基にして、N
C旋盤を自動補正しながらねじの加工を行うことができ
る。
又、加工後測定し次のネジの加工時に自動補正してもよ
い。
従って、仕上がったねじは目的寸法内におさまるので、
ばらつきが少なく、高い精度を維持することができる。
又、自動的に補正できるので作業能率の向上を図ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明の実施例を示す図で、NC旋盤のフロ
ーチャート、第2図〜第54図は、実施例を示す図で、
第2図はねじ用タッチセンサを示す図、第3図〜第8図
、第10図は第2図のねじ用タッチセンサの使用状態を
示す図、第9図は、基準値と目的寸法と下限上限値との
関係を示す図、第11図〜第25図は、タッチ部が球面
状のタッチセンサの実施例を示す図、第26図〜第37
図は、タッチ部が頭切錐体状のタッチセンサの実施例を
示す図、第38図〜第54図は、ねじの有効径部と角で
接触するタッチ部を有するタッチセンサの実施例を示す
図でるある。 A −−−−−−NC旋盤 2−−−−−一自動計測装置 3 −−−−−一数値制御装置 14−−−−−−1動補正装置

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、ねじ用タッチセンサのタッチ部をねじの有効径部に
    接触させてねじの有効径を測定する第一行程と、前記測
    定寸法と目的寸法とを比較する第二行程と、前記両寸法
    間に差が生じた時に自動補正装置により補正する第三行
    程とからなることを特徴とするばらつきの少ないねじの
    加工方法。 2、ねじの有効径を測定する第一行程は、ねじ溝の位置
    を求める行程と、ねじ溝の中心を求める行程と、ねじ溝
    両面にタッチ部が接触する行程と、前記接触時の座標値
    を求める行程と、前記座標値からねじの有効径を求める
    行程とからなることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載のばらつきの少ないねじの加工方法。 3、測定寸法と目的寸法とを比較する第二行程は、自動
    計測装置により行われることを特徴とする特許請求の範
    囲第1項記載のばらつきの少ないねじの加工方法。 4、ねじの有効径部と接触するタッチ部を備えたねじ用
    タッチセンサと、ねじ用タッチセンサと電気的に接続す
    る自動計測装置と、自動計測装置に接続する自動補正装
    置とを有することを特徴とするNC旋盤。 5、ねじ用タッチセンサは、棒体の長手方向に対して横
    方向に互いに反対向きのピンを設け、その先端にタッチ
    部を形成したことを特徴とする特許請求の範囲第4項記
    載のNC旋盤。 6、ねじ用タッチセンサは、棒体の長手方向に対して横
    方向に互いに反対向きのピンを長手方向に1/2ピッチ
    ずらして設け、その先端にタッチ部を形成したことを特
    徴とする特許請求の範囲第4項記載のNC旋盤。 7、ねじ用タッチセンサは、棒体の長手方向に対して垂
    直にかつ、ねじを中心としたリード角方向の測定角×ピ
    ッチ/360°ずつねじリード角方向にずらしてピンを
    設け、その先端にタッチ部を形成したことを特徴とする
    特許請求の範囲第4項記載のNC旋盤。 8、ねじ用タッチセンサは、リード角だけ軸方向に対し
    てずれた円板の端縁部を、タッチ部としていることを特
    徴とする特許請求の範囲第4項記載のNC旋盤。 9、ねじ用タッチセンサは、棒体の端面に、垂直にピン
    を設け、その先端にタッチ部を形成したことを特徴とす
    る特許請求の範囲第4項記載のNC旋盤。 10、ねじ用タッチセンサは、棒体の長手方向に対して
    横方向に1本のピンを設け、その先端にタッチ部を形成
    したことを特徴とする特許請求の範囲第4項記載のNC
    旋盤。 11、タッチ部は、球面であることを特徴とする特許請
    求の範囲第4項〜第10項のいずれか記載のNC旋盤。 12、タッチ部は、ねじの有効径部と角で接触すること
    を特徴とする特許請求の範囲第4項〜第10項のいずれ
    か記載のNC旋盤。 13、タッチ部は、ねじの有効径部と線接触することを
    特徴とする特許請求の範囲第4項〜第10項のいずれか
    記載のNC旋盤。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012161854A (ja) * 2011-02-03 2012-08-30 Gunze Ltd ネジ加工システムおよびその加工方法
CN110315151A (zh) * 2019-07-30 2019-10-11 杭州浙西机械有限公司 一种板牙头的前盘结构

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CN110315151A (zh) * 2019-07-30 2019-10-11 杭州浙西机械有限公司 一种板牙头的前盘结构
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