JPS61293490A - 石膏製日本人形頭の眼部の製造方法 - Google Patents

石膏製日本人形頭の眼部の製造方法

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JPS61293490A
JPS61293490A JP13762185A JP13762185A JPS61293490A JP S61293490 A JPS61293490 A JP S61293490A JP 13762185 A JP13762185 A JP 13762185A JP 13762185 A JP13762185 A JP 13762185A JP S61293490 A JPS61293490 A JP S61293490A
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placement recess
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recess
eye
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貞夫 鈴木
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SUZUKI NINGYO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は人形、とくに日本人形頭の眼部構造の製造方法
にかんする。
従来の技術 従来の日本人形頭の眼部構造は、いわゆるr目jの切り
出しという方法で形成されていた。すなわち、雌型に石
膏を流し込むとともに眼球を石膏に埋設し、これに雄型
を用いて成型して人形の頭部を形成してから、ナイフの
ような鋭利な切削具を用いて、顔部の外方から石膏の表
面を切削し、これにより石膏内に埋設された眼球を露出
させて人形の眼部を形成する方法であるや しかしこのような方法においては眼球の位置を正確に設
定することが困難であり、また石膏内に埋設された眼球
を切削により精確に露出させるのに長年の熟練と多大の
手間を要していた0本fe@はこのような問題点に着目
してなされたものであり、仕上がりが奇麗でありまた眼
球の位置決めおよび取着を迅速かつ容易にした日本人形
頭の型部構造の製造方法を提供することを目的とする。
問題点を解決するための手段 この目的を達成するため、本発明においては、石膏を雄
型と雌型により成型して、眼球1が位置する頭部2内側
に眼球位置部3を有する頭部2を形成する工程と、手動
または自動の適宜の削取手段を用いて前記眼球位置部3
を頭部内側から削取し、前記眼球lの曲面とほぼ同一曲
面の内周面を有する眼球配置凹部4を形成するとともに
、前記眼球1が外方へM顕する眼孔5を形成するまで前
記眼球配置凹部4を削取する工程と′、前記眼球配置凹
部4に前記眼球1を配置する一方、前記眼球配置凹部4
の内周面に前記眼球1を適宜に慴動させて眼球1の位置
決めをおこなう工程と、前記位置決めされた前記眼球1
を前記眼球配置凹部4に固着した工程からなるものであ
る。
作用 本発明によれば、眼球配2凹部4に眼球1を配置すると
ともに、眼球1を眼球配置凹部4の内周面にそって著効
して眼球1の位置決めをおこなうことができる。
眼球1曲面とほぼ同一曲面の内周面を有する眼球配置凹
部4を形成して、この眼球配置凹部4の内周面に眼球1
を固着するから、眼球配置凹部4と眼球lとの間に不要
な間隙を生ずることなく両者が密着状態で固着される。
また眼球lが眼球配置凹部4(;密着状態で固着される
とともに、眼球配置凹部4の内周面が眼球1曲面と対応
してほぼ同一曲面を形成しているから、眼孔5の縁部5
aと眼球との間にも不要な間隙が生じない。
実施例 以下添付の図面に基すいて本発明の詳細な説明する。
(1)石膏を雄型と雌型により成型して、眼球が位置す
る頭部内側に眼球位置部を有する頭部を形成する工程。
まず所定雄型と雌型を用いて石膏を成型し、人形の顔を
あられした頭部2を形成する0頭部2の内側には眼球1
が位置する部位に眼球位置部3が形成されている。この
眼球位置部3は後述の眼孔5に対応する部位に設けてあ
り、眼球1目体の配置箇所を示すものである。眼球配置
部3は図示のように半球状の凹部であることが望ましレ
ーが、これに限定されず凸部でもよく、さらに頭部にお
ける眼球自体の位置を示すものであればどのような構造
でもよい。
半球状凹部をなす眼球位置部3は雄型にこれに対応する
凸部を突設しておくことにより形成される(図示せず)
また後頭部には開口部6が眼球位置部3(したがって後
述の眼球配置凹部4)と対向して形成されている。
(2)手動または自動の適宜の削取手段を用いて前記眼
球位置部を頭部内側から削取し、前記眼球の曲面とほぼ
同一曲面の内周面を有する眼球配置凹部を形成するとと
もに、前記眼球が外方へ露顕する眼孔を形成するまで前
記眼球配置凹部を削取する工程。
次に手動または自動のグラインダーのような適宜の削取
手段を用いて、眼球位置部3を頭部内側から削取する0
頭部lは石膏を素材として形成されているから、内側の
表面から石膏を削り取るに適宜の用具を用いて眼球位置
部3.ri!J示の場合には半球状の凹部を頭部の内側
からさらに外側に向けて削取し眼球配置凹部4を形成す
る。
この場合眼球配置凹部4の内周面は眼球lの曲面とほぼ
同一曲面を有するように形成する。このために削取用具
手段として、たとえば第8図示のように削取部7を使用
するのが適当である。
すなわち金属製の搾取具7には先端に眼球配置凹部4の
内周面とほぼ同じ球面を有する球状のm取部8が設けて
あり、その球面には先端が鋭利な削取部9が多数形成し
である。したがってこの削取部7を眼球位置部3に当接
して回転させ眼球位置部(凹部)3の石膏を徐々に削り
取って眼球配置凹部4を形成する。そして眼球を頭部の
内側から配置した場合に、眼球1、正確には黒目1aが
十分に外方へ露顕させる眼孔5を形成するように削取す
る。
(3)前記眼球配置凹部に前記眼球を配置する一方、前
記眼球配l凹部の内周面に前記眼球を適宜に槽動させて
眼球の位置決めをおこなう工程法に眼球配置凹部4に眼
球lを配置するとともに、眼球配置凹部4の内周面に眼
球1を適宜に摺動させながら眼球の位置決めをおこなう
すなわちまず眼球1自体の位置決めは眼球配置凹部4に
眼球1を配置するのみで完了する0次に眼球1と眼孔5
との対比関係にお ける正確な位置決め、つまり眼孔5
から外方にjl!aする眼球lの黒目1aが眼孔5に対
して所定の位置にあるかどうかの調整(通常は眼孔5の
中央部に黒目1aが位置するようにvRlする)は、眼
球配置凹部4の内周面に眼球1を適宜に1習動させなが
ら、眼孔5の対して所定の位置に眼球の黒目1aが位置
するように調整する。
この場合眼球配置凹部4の内周面において眼球1を慴動
させて位置を11111するから黒目+aの位置が正確
に決定できるだけでなく、両眼同士のバランスをとった
りあるいは微妙なy4整も容易に可能となる。
なお眼球1は半球状であるかまたは円球の一部を切欠し
たものであり、その内部に凹部10が形成されており、
この凹部10にビンセットや細棒状の適宜の器具11を
利用し、その先端を凹部10に入れて眼球1の眼球配置
凹部4への配置および眼球配置凹部4内での眼球の位置
調整をする。そして後頭部には開口部6が眼球位置部3
(したがって眼球配置凹部4)と対向して形成されてい
るから、削取によるS球配置凹部4の形成や、眼球1の
眼球配置凹部4への配置および眼球配置凹部4における
眼球1の位置調整等、所定の器具7.11を使用しての
作業が、開口部1Gより容易になしうる。
(4)前記位置決めされた前記眼球を前記眼球配置凹部
に固着した工程。
最後に前記のように位置決めと位置調整をした眼球lを
眼球配置凹部4に接着材により固着する。
眼球lの固着には、接着材は眼球配置凹部4のほぼ全体
に塗布して眼球lを眼球配置凹部4に固着してもよい、
また眼球配置凹部4の2.3か所に接着材を塗布し1位
置決めされた眼球1を眼球配置凹部4に仮固着させてか
ら、接着材や石膏などの固着材12により、眼球を頭部
2の内側に固着してもよい、また眼球配置凹部には接着
材を塗布しないままで接着材や石膏などの固着材12に
より、眼球を頭部内側に固着してもよい。
なお眼球配置凹部4に接着材を塗布しないで、眼球の白
目1bの部分に接着材を塗布することができるのはもち
ろんである。
上記のうちでは眼球配置凹部4の2.3か所に接着材を
塗布し1位置決めされた眼球1を眼球配置凹部4に仮固
着させてから、vi着材や石膏などの固着材12により
、眼球を頭部2の内側に固着するのが仕上りもよく、か
つ強固な固着ができる。
効果 本発明は、第1に、眼球lの位置めは眼球配置凹部4に
眼球lをおき、眼球1を眼球配置凹部4の内周面にそっ
て動かしておこなうことができる。
すなわち正確な眼球1の位置決めが眼球1自体を眼孔5
の位置に正確に対応させて配置すること、および眼球1
を眼孔5との関係で正確に位置調整して、眼孔5に対し
て眼球(黒目i&)の位置を正確、容易かつ迅速にjテ
定しうる0人形の顔においては目が最大のウェイトを占
めている。
とくに両方の目が一対となって人形の表情を決定するも
のであるから、その位置決めには正確さが要求されると
ともに、きわめて微妙な調整を要する。目の位置がずれ
ていたり、一方の目と他方の目との対応関係、バランス
がうまくいっていない人形はまったく無価値といっても
過言ではない。
したがって眼球1の正確な位置決めのもつ2つの側面、
つまり眼球自体の位置決めと眼孔に対する黒目との位置
調整を可能とすることは大きな意義をもつものであり、
とくに眼球が小さくても正確な位置決めができる点は大
きく評価できる。
第2に、眼球配置凹部に眼球が不要な間隙を生ずること
なく密着して固着されるから1両者は強固に固着され、
眼球が取り外れたりすることがないまた眼球配置凹部の
内周面が眼球曲面と対応してほぼ同一曲面を形成してい
るから、眼孔の縁部においても眼球と不要な間隙が生じ
ない、したがって眼部の奇麗な仕上がりが可能となり、
品質のよい眼球構造、したがって品質のよい頭部を作 
ることができる。
第3に、従来の石膏に埋設された眼球を外側(顔の表面
側)から鋭利なナイフで削って眼球を外方に露出する方
法によれば、多大の手間と熟練を要したこと、人形の命
とまでいわれる眼球の表面を損傷するおそれがあったこ
と、奇麗な仕上げが熟練者でないと不可能であったこと
などの諸欠点をまぬがれなかったのに対して、本発明の
方法においてはこれらの欠点をすべて克服している等す
ぐれた効果を有するものである。
なお以上はr翁」の頭部の眼部について説明したが、本
発明は官女等ど5のような人形の頭部の眼部についても
適用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の製造方法でつくられた@部構造を有す
る日本人形頭部の正面図、2g2図は同側面図、第3図
乃至第5図は本発明の製造工程を示すもので、第3図は
眼部位置部に対して削取具を使用して同眼部位置部を削
り取る工程を説明する断面部、第4図は限球位置部を削
取して眼球配置凹部部を形成するとともに眼孔を形成し
から、r)II眼孔にビンセット等の器具を使用し、眼
球配置部置凹部に眼球を配置する工程を説明する断面図
、第5図は眼球配置凹部に眼球を配置してから、眼球の
位置を調整決定する工程を説明する断面図、第6図は眼
球を固着材で固着する工程を説明する断面図でる。 なお第3図乃至第6図において頭部が下方を向いている
のは、これらの工程作業は頭部を下方に向けておこなう
のが普通だからである。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 石膏を雄型と雌型により成型して、眼球が位置する頭部
    内側に眼球位置部を有する頭部を形成する工程と、手動
    または自動の適宜の削取手段を用いて眼球の位置する部
    位を頭部内側から削取し、前記眼球の曲面とほぼ同一曲
    面の内周面を有する眼球配置凹部を形成するとともに、
    前記眼球が外方へ露顕する眼孔を形成するまで前記眼球
    配置凹部を削取する工程と、前記眼球配置凹部に前記眼
    球を配置する一方、前記眼球配置凹部の内周面に前記眼
    球を適宜に習動させて眼球の位置決めをおこなう工程と
    、前記位置決めされた前記眼球を前記眼球配置凹部に固
    着した工程からなることを特徴とする日本人形頭の眼部
    構造。
JP13762185A 1985-06-24 1985-06-24 石膏製日本人形頭の眼部の製造方法 Granted JPS61293490A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62171690A (ja) * 1985-11-18 1987-07-28 コ−ペラテイエベ ウエイプロドウクテンフアブリツク“ボルクロ”ダブリユ.エイ. D−(−)−乳酸の製造方法
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