JPS61292001A - 燃料噴射ノズルの噴射角度測定方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、デイゼルエンジンの燃料噴射ノズルの噴射
角度を測定する方法に関するものである。

（従来の技術） 従来、この種のノズルの噴射角度の測定には、噴射ノズ
ルに燃料ポンプにより高圧燃料を供給し、実機のシリン
ダー内の噴射と同様に燃料を噴射させて、その状態を写
真撮影し、そのプリント写真から噴射角度を読取るもの
であった。

又先行技術として開示された実開昭５８−１１４７１０
号公報には、レーザ光発射装置と受光器　　　゛とを備
え、発射されたレーザ光がノズルより出た液体中を通過
又は反射して受光器に到達するようにレーザ光発射装置
と受光器とをノズルの先端外周に配置したものが記載さ
れている。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、前者の従来技術は、設備が大損シで、広
い空間が必要であシ、又運搬が不便である上、測定準備
から角度の読取シまで長時間を費やす欠点があった。又
後者の先行技術も、ノズル先端より実際に燃料等液体を
噴射して測定しなければならず、設備、準備が煩雑であ
る上、立体的に読取）できない等の問題点がある。

そこで、この発明は、上記した従来技術および先行技術
の問題点に鑑み、これを解決したものであって、測定準
備に時間を費やさず、又迅速、適確に立体的に測定でき
、その上軽量小型で、運搬容易な燃料噴射ノズルの噴射
角度測定方法を得るにある。

（問題点を解決するだめの手段） これを達成する手段として、この発明は、被検体である
燃料噴射ノズルのノズル孔内に導入した照射光を、該ノ
ズル孔の先端の噴孔より投影体に照射し、該投影体上の
三次元角度スケールに投影された上記噴孔からの照射光
を読取って噴射角度を検出する方法である。

（実施例） この発明の方法を図面に示す実施例の装置と共に、以下
詳細に説明する。

機台（１）内にガイド支柱（２）とねじ支柱（３）とを
立設し、両支社（２＋　（３）に取付台（４）を嵌合す
ると共に、取付台（４）に設けた調整ナツト（５）をね
じ支柱（３）に螺合して取付台（４）を上下に移動しう
るように取付け、又取付台（４）に取付けた指針（６）
を機台（１）に設けた位置目盛板（ト）に対応させる。

さらに取付台（４）の中心部には取付ねじ孔（刀を穿設
し、これに被検体取付具（８）を着脱自在に螺合する。

被検体取付具（８）には中心孔（９）に被検体である燃
料噴射ノズル囚を着脱自在に嵌合し、その先端を被検体
取付具（８）よル突出させて、後端より締付金具（９）
によって固定する。

又締付金具（９）の透孔００）に光ファイバー０１のガ
イド体α■を嵌入し、光ファイバー０１の先端をノズル
（ロ）のノズル孔■の先端噴孔（Ｃ）近くに挿入してガ
イド体αηをビス（６）によって固定する。光ファイバ
ー（至）は先端に拡散レンズα◆が取付けられ、又基端
は超高圧水銀灯等により強力な光源を発生する周知の光
源発生装置（図示省略）に接続されている。投影体α時
は基板αη上に半球状のドーム０→が取付けられ、該ド
ームα枠は磨シガラス又は内面に螢光剤を塗布した透明
ガラスよりなシ、緯度および経度方向に夫々角度目盛顛
聞が施されている。又基板（ロ）の中心部には前記ノズ
ル（４）が突出しうる孔Ｃυを穿設すると共に、基板α
ηを機台（１）上に取付ける。

この様に構成されているので、この装置によってノズル
の噴射角度を測定するには、取付台（４）に被検体取付
具（８）を取付け、これに固定されたノズル（４）を投
影体りＱの基板ａカの孔（２１）より突出させ、次いで
ノズル囚先端の噴孔（Ｃ）を投影体αＱの基準線Ｘ−Ｘ
上に位置するように調整ナツト（５）により取付台（４
）を上下方向に移動調節する。次いで、光源発生装置に
よ少強力な照射光を光フアイバー０場に送）、光ファイ
バー（至）の先端の拡散レンズα◆より光線を発射する
。これにより発射された光線はノズル囚の夫々の噴孔（
Ｃ）　Ｃ）より投影体０Ｑのドームα枠に照射されて、
該ドームα椴上に投影される。この投影された照射光（
Ｌ）　（Ｌ、）を緯度、経度の夫々の角度目盛（２）（
至）によって読取れば、直ちにノズル（４）の噴射角度
を検出することができる。

なお、上記実施例において照射光を光ファイバーによっ
て伝送したが、これに限定されるものでなく、例えば、
光源からの光線をコンデンサーレンズで集束し、ピンホ
ールより細い平行光線を取出すようにした周知の光源発
生装置を用い、ピンホールから発射した光線をノズル孔
内に直接送り込むようにしても良い。

（発明の効果） 以上、実施例によって詳述したように、この発明の方法
は、被検体の噴孔から発射される照射光を投影体に投影
して、三次元角度スケールで直接読取るものであるから
、従来のように測定準備に時間を賢すことなく、又燃料
を噴射するものでないから測定装置が汚染せず、又写真
撮影等の特殊な技術を必要とせず直ちに測定結果を得る
ことができ、迅速に測定できるものである。その上、多
数の噴孔を持ったノズルの夫々の噴孔からの噴射角度を
同時に立体的に正確に測定することができる。さらに、
この方法によって小型軽量にして運搬容易な装置を得る
こともできる等、種々の優れた効果を有するものである
。

【図面の簡単な説明】

図面はこの発明の方法に使用する装置の縦断正面図を示
す。 （１１・・・機台、（４）・・・取付台、α１・・・光
ファイバー、θ〜・・・投影体、α樽・・・ドーム、（
１１・・・緯度の角度目盛、（イ）・・・経度の角度目
盛、囚・・・燃料噴射ノズル、の）・−・ノズル孔、０
・・・噴孔。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 被検体である燃料噴射ノズルのノズル孔内に導入した照
   射光を、該ノズル孔の先端の噴孔より投影体に照射し、
   該投影体上の三次元角度スケールに投影された上記噴孔
   からの照射光を読取つて噴射角度を検出することを特徴
   とする燃料噴射ノズルの噴射角度測定方法。