JPS61291764A - 内燃機関用の燃料噴射装置 - Google Patents

内燃機関用の燃料噴射装置

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JPS61291764A
JPS61291764A JP61136368A JP13636886A JPS61291764A JP S61291764 A JPS61291764 A JP S61291764A JP 61136368 A JP61136368 A JP 61136368A JP 13636886 A JP13636886 A JP 13636886A JP S61291764 A JPS61291764 A JP S61291764A
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pressure
chamber
fuel injection
valve
fuel
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JP61136368A
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ヴアルター・エグラー
ジヤン・ルブラン
ヘルムート・プフアイフレ
ジヤン・ピジユルレ
フランソワ・ロシユヨル
デイートリヒ・トラハテ
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Robert Bosch GmbH
Original Assignee
Robert Bosch GmbH
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    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M55/00Fuel-injection apparatus characterised by their fuel conduits or their venting means; Arrangements of conduits between fuel tank and pump F02M37/00
    • F02M55/04Means for damping vibrations or pressure fluctuations in injection pump inlets or outlets
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
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    • F02MSUPPLYING COMBUSTION ENGINES IN GENERAL WITH COMBUSTIBLE MIXTURES OR CONSTITUENTS THEREOF
    • F02M59/00Pumps specially adapted for fuel-injection and not provided for in groups F02M39/00 -F02M57/00, e.g. rotary cylinder-block type of pumps
    • F02M59/44Details, components parts, or accessories not provided for in, or of interest apart from, the apparatus of groups F02M59/02 - F02M59/42; Pumps having transducers, e.g. to measure displacement of pump rack or piston
    • F02M59/46Valves
    • F02M59/462Delivery valves
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
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    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/10Internal combustion engine [ICE] based vehicles
    • Y02T10/12Improving ICE efficiencies

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  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ポンプピストンと制御弁とを有する内燃機関
用の燃料噴射装置であって、前記ポンプピストンがポン
プシリンダ内で一ンプ作業室を封じ込んでおり、該ポン
プ作業室が、前記ポンプシリンダと燃料噴射弁とを内蔵
するケー77グ内に延びる噴射導管を介して前記燃料噴
射弁と接続され、前記噴射導管内VCは、吐出方向1c
r#I<圧力弁が配置されており、かつ前記制御弁によ
ってポンプ作業室が前記ポンプピストンの有効吐出スト
ロークの少なくとも終期以降に放出通路と接続されてい
る形式のものに関する。
従来の技術 オーストリア国特許第312368号明細書に基づいて
公知になっているこのような燃料噴射装置では弁はスラ
イド弁として構成されており、その場合、可動の弁閉鎖
部材としてはポンプピストンが使用され、該ポンプピス
トンは、その外周面に設けた胴内制御縁によって、ポン
プシリンダの周壁に設けられている放出通路の出口を、
ポンプピストンの回転位置によって決定される?ンプ吐
出ストローク以降にポンプ作業室と連通させる。ポンプ
ピストンの回転位置により、このようにして、ポンプス
トローク毎に高圧下で噴射させられる燃料量が決定され
る。
このような燃料噴射装置は、前記オーストリア国特許明
細書に開示されているように、ポンプ作業室と燃料噴射
弁開口との間にきわめて短い形状安定性のちる圧力導管
を有する、燃料噴射ポンプと燃料噴射弁とから成るユニ
ットとじてかつ、きわめて高速度で回転して燃焼室内へ
直接噴射して働く内燃機関においても正確な噴射を得る
ために使用される。この場合、噴入される燃料の点火遅
れ及び燃焼のための時間が著しく短くても良好な燃料混
合比を得るためK、燃料噴射弁閉鎖部材の正確にしてき
わめて迅速な制御を保証し、しかも噴入燃料の霧化を改
善するためには噴射圧を高めても作動できるようにする
ことが必要である。
公知の燃料噴射装置では弁閉鎖部材の閉鎖速度にも限界
があり、この限界は、吐出燃料の動的な状態如何にあり
、かつ又、噴射終期に迅速に減圧するために放圧横断面
を大きくしかっばね閉鎖力を大きくすることができるか
否Kかかつている。その場合弁の摩耗状態並びに又、弁
の開放特性も考慮されねばならない。
公知の解決手段では特に、燃料噴射のため尤配量された
全燃料を実質的に噴射終期において、良好な霧化もしく
は混合気調製のために必要なχと し)#鳥→ l’T
:f 噴h→ 七 謙ト 6 ス r ヘ すr   
端射黍2;呂 σ)所期の特性曲線を噴射路りの時点で
得ることは不可能でおる。噴射を終了させることになる
迅速な放圧は、高い振幅の圧力波の形成、キャビテーシ
ョンの発生並びに、所望の噴射を終えたのちに圧力波ピ
ーク圧に起因した後噴射を伴っている。圧力波ピーク圧
は周知のように、それ相応に構成された圧力弁によって
減圧されねばならないが、該圧力弁は内燃機関の全運転
範囲にわたって著しく異なった動作懇様″を示す。
ポンプピストンに設けられている響頭ですでに述べた斜
向制御縁で以で先ず燃料噴射弁閉鎖部材のばね室への連
通路を開制御し、次いで始めて放出通路への連絡路を制
御縁によって開くようにすることはドイツ連邦共和国特
許出願第2301419号明細書に基づいて公知になっ
ている。しかしながら連通路の開制御と放出通路の開制
御との間のストローク部分において圧力ビストンのロッ
クを阻止するためには、コントロールできない燃料量を
流出させる圧力保持弁が付加的に必要でちる。この構成
手段は、吐出終期に燃料噴射弁閉鎖部材の迅速な閉鎖を
達成しようとするものでらる。更にこの公知の構成では
、燃料噴射ポンプと燃料噴射弁とがケーシングによって
仕切られており、かつ圧力導管を介して互に接続されて
いる。所期の噴射路りの瞬間にはポンプ作業室の実質的
な放圧はまだ生じない。それというのは放圧は、ばね室
容積の圧縮可能性を介して、場合によっては圧力保持弁
の開放特性を介してしか行われないからでおる。その場
合閉鎖方向には燃料噴射弁の弁ばねの力だけが作用する
にすぎない。それというのは弁閉鎖部材が圧力・9ラン
スされるからである。この解決手段においても放出通路
を介してポンプ作業室の放圧が時間的にずらされている
ことによって弁ニーrルの比較的緩慢な(場合によって
は段階的な)閉鎖が当然予測される。
発明が解決しようとする問題点 本発明の課題は、噴射終期に圧力弁閉鎖部材を迅速に閉
鎖させ、ひいては燃料噴射部を迅速かつ突発的に終結さ
せうるように燃料噴射装置を構成することである。
問題点を解決するための手段 前記課題を解決するための構成手段は、噴射導管の通流
横断面が、ガイドシリンダ内で液密にガイドされる圧力
弁閉鎖部材と協働する弁座によって制限されており、前
記圧力弁閉鎖部材の、シール面を有する端部が前記ガイ
ドシリンダから、前記噴射導管と連通した環状室内へ侵
入して、そこに加圧肩を有しており、かつ前記圧力弁閉
鎖部材の背面が弁ばねによって負荷され、かつ、圧力弁
閉鎖部材のストロークを制限するストン、eと協働し、
かつ、前記放出通路を介して流出する燃料が5前記圧力
弁閉鎖部材の背面によって前記ガイドシリンダに封じ込
まれた室内へ少なくとも間接的に圧送される点にある。
作用・効果 先行技術に対比して本発明の燃料噴射装置は、幾何学的
な噴射終期と同時に、ポンプピストンの制御縁又は制御
弁によって放出通路を開くと共に圧力弁閉鎖部材が、弁
ばねを助成しつつ閉鎖方向に吐出燃料(圧力燃料)で負
荷されるという利点を有している。つまりこのことは、
ポンプ作業室に近い部位で燃料噴射弁開口への燃料供給
を衝撃的に中断させうろことを意味している。加圧肩を
有するように圧力弁閉鎖部材を構成したことによって一
方では噴射インター・Sルにおいて、燃料噴射弁開口部
位と圧力弁との間を往復伝播する圧力波もしくはその圧
力ピーク値は前記圧力弁閉鎖部材が等圧伸として働いて
低減され、他方では噴射開始時には加圧面をステップパ
イ、ステップ式に負荷するととKよって、かつ又、圧力
弁閉鎖部材の円筒状体の容積によって、点火遅れを考慮
したなだらかな勾配の噴射経過を有利に生ぜしめること
ができる。
これは燃焼騒音発生を低減させる作用を及ぼす。
実施態様 請求の範囲第2項に記載の有利な実施態様によって、放
出通路を介して流れる閉制御量は貯え器内へも導入され
、該貯え室の収容率は一方では戻し力によって、他方で
は液圧力によって動的に影響を及ぼされることができる
。噴射路りの瞬間に、放出通路を介して液れる一層は閉
鎚力を高めるように圧力弁に対して動的に完全に作用す
る。圧力弁の閉鎖ばねを収容する室内へ引続いて圧送さ
れる燃料は、過度に高い圧力負荷を避けるために貯え室
によって一緒に受容される。該貯え室は、公知のように
、特に電磁弁として構成された燃料配量弁と協働して、
かつポンプピストンの回転制御によって噴射開始期並び
に燃料量を制御する可能性を付加的に提供し、しかもポ
ンプピストンにおける制御縁は噴射終期を、かつ電磁弁
を介してのポンプ作業室の充填、噴射開始及び噴射量を
特徴する請求の範囲第2項に記載の実施態様では、きわ
めて正確かつ迅速に働く燃料量制御及び燃料噴射時点制
御の利点と相俟って、噴射開始時に静かな運転と8済性
とに対する要求に適合した噴射経過と共に迅速かつ突発
的な噴射終結を実現するという利点が得られる。これに
よって本発明の燃料噴射装置は、高速回転し高い霧化圧
で働く直接噴射式内燃機関のためK特に適している。
請求の範囲第3項に記載した本発明のきわめて有利な構
成によれば放出通路が開くと直ちに遅滞なく燃料噴射弁
の弁閉鎖部材が、ポンプ作業室内でなお噴射圧下におる
燃料によって負荷される。それと同時に噴射導管は放圧
される。
請求の範囲第3項に記載の構成を請求の範囲第昼項に記
載の手段と組合わせれば、閉鎖特性が一層改善される。
この場合就中、ポンプ作業室と燃料噴射弁開口との間の
連通路内における振動状轄の有害な作用が排除される。
請求の範囲第5項に記載の実施態様によって圧力室の過
負荷が避けられる。
請求の範囲第6項に記載の手段により圧力室における直
接的な放圧時には、請求の範囲第2項について述べた利
点がやはり得られる。噴射開始時に、燃料噴射弁閉鎖部
材と圧力弁閉鎖部材とによって押出される容量は貯え室
によって受容され、該貯え室はこの受容した燃料量をポ
ンプ作業室に再び供給する。これ忙よって噴射精度が高
められる。例えば燃料噴射弁閉鎖部材のガイドに起因す
る漏れ損失のような、すべての漏れ損失はポンプ作業室
に再び供給されるので、内燃機関の運転範囲にわたる理
論的な水平な量特性曲線への良好な接近が得られる。
更に又、圧力弁閉鎖部材と燃料噴射弁閉鎖部材との開放
運動を、貯え器により保たれる圧力によってコントロー
ルすることによって燃料噴射率に影響を及ぼすことが可
能であるや請求の範囲第7項忙記載の実施態様によれば
、圧力室と、圧力弁閉鎖部材によって封じ込まれた室と
の容積が、特に配量段階と吐出段階においてポンプ作業
室から接続が断たれるので、この容積が有害な空間とし
て作用することはない。
またこの容積は高い定圧下に維持され、その場合、ポン
プピストンの吸込みストローク時に空隙つまりキャビテ
ーショ/が形成されることはない。
請求の範囲第9項に記載の実施態様により著しいコスト
節減が達成され、この解決手段の効果は請求の範囲第1
0項〜第12項に記載の実施態様によって一層改善され
る。特許請求の範囲第10項の手段によって、圧力弁閉
鎖部材の背面及び燃料噴射弁閉鎖部材の背面における圧
力をコンスタントに保つために、噴射開始時に前記の両
弁閉鎖部材によって押出される容量は貯え器に供給され
、該貯え器は吸込みストローク時には連通路を特徴する 請求の範囲第13項〜第16項に記載の手段によって圧
力変換が有利に得られる。
請求の範囲第19項に記載の実施態様によれば、ポンプ
作業室の放出兼充填通路内に配置された電気制御式の弁
を用いてポンプピストンの有効吐出ストローク並びに噴
射開始時点を決定する形式の燃料噴射装[Cおいても、
燃料噴射弁閉鎖部材の閉鎖方向に作用する閉制御衝撃波
を介して燃料噴射弁閉鎖部材の迅速な閉鎖が達成される
実施例 第1図では燃料噴射装置としてポンプノズルが部分断面
図が示されているが、ただ本発明にとって重要でない部
分は省かれている。この場合Iンプケーシンダ1内には
ポンプシリンダ2が設けられており、該?ンプシリンダ
内でポンプピストン3が、駆動カムによって往復動され
る。−ンプピストン3はその端面5によって、端面側の
閉鎖されたポンプシリンダ2内でポンプ作業室6を封じ
込んでいる。2ンプシリンダ2の端面側の閉鎖は中間部
材8を介して行われ、該中間部材には燃料噴射弁9が共
軸に接続し、該燃料噴射弁は、その肩101c係合する
保持ナラ)11によって中間部材aVc液密に圧着され
てポンプノズルのケーシングユニットを形成している。
この場合、保持ナツト11はポンプケーシング1と螺合
されており、かつその内部には中間部材8の外周面と相
俟って低圧室14を形成している。該低圧室14は、燃
料供給源94と接続されており、該燃料供給源は燃料貯
麓タンク91を有し、該燃料貯蔵タンクから燃料フィー
ドポンプ90が燃料を吸込む。燃料フィードポンプQO
Vcは圧力制御弁92を並列接続しておくことも可能で
ある。
ポンプシリンダ2の端面15を起点とする噴射導管16
の流過横断面は、ポンプ作業室6に直接接するところで
、圧力弁19の円錐状に形成された弁座17によって制
限され、しかも噴射導管16は前記弁座17を経て環状
室18IC開口し、該環状室から中間部材8内の通路を
経て公知のように燃料噴射弁9に達している。
ポンプ作業室6並びに円錐形の弁座17からの噴射導管
16の出口はポンプピストン3の軸、IIVc共軸に位
置している。更に環状室18にはガイドシリンダ20が
共軸に接続し、このガイドシリンダの直径は、円錐形の
弁座17の最外位の(最大)直径よりも大である。ガイ
ドシリンダ20内では圧力弁19の圧力弁閉鎖部材21
が液密に摺動可能であり、該圧力弁閉鎖部材はその背面
側で、ガイドシリンダ20の端面に支持された弁ばね2
2によって負荷されている。
円筒状の圧力弁閉鎖部材21は環状室18内に侵入して
ピン24に向って先細になり、そこに加圧肩23を形成
している。前記ピン24は、弁座17に対応した円錐形
のシール面を有している。圧力弁閉鎖部材21は弁ばね
22によって円錐形の弁座17に保持され、それkよっ
てポンプ作業室6と燃料噴射弁9との間の噴射導管16
の連通を閉止する。
燃料噴射弁9は例えば公知の形式で、内向きに開く弁ニ
ーrルを有し、訪弁ニードルは加圧肩57(第3図)を
有している。高圧にされた燃料は噴射導管16を介して
前記加圧肩57へ導かれて弁ニーyルを開放方向に作動
することができる。閉鎖方向では、プレロードのかけら
れた弁閉鎖ばね27の力が、弁ニードルの端部に設げら
れているばね受げ26を介して弁ニードルに作用する。
前記弁閉鎖ばね27は燃料噴射弁9のばね室28内に配
置されておりかつ他端はばね受け29を介してばね室2
8の上端に支えられている。円筒状に構成されたばね室
28の軸線並びに燃料噴射弁の弁=−rルの軸線は共に
ポンプピストン3の軸線に対して共軸に位置している。
ポンプピストン3はその外周面に縦溝31を有し、該縦
溝はポンプ作業室6を環状溝又は部分環状溝32と連通
させる。また縦溝31はポンプ作業室6を、ポンプピス
トン3の外周面に形成された切欠部33と連通させ、該
切欠部は、ポンプ作業室から離反した方の側では、ポン
プピストン軸I!ニ対して直角に形成された制限縁を有
し、またポンプ作業室寄りでは、斜向制御縁35を有し
ている。吸込みストロークの終期におけるポンプピスト
ン3の図示の終端位置つまり下死点位置UTにおいて部
分環状溝32は、ポンプシリンダ2から貯え室38に通
じる放出通路36の開口と連通ずる。前記貯え室38は
シリンダ39によって形成され、該シリンダ内では、可
動壁を形成するピストン40が液密に摺動可能に配置さ
れており、該ピストンの背面に押圧ばね42が当てつけ
られており、該押圧ばねの他端は、シリンダ39を閉基
する閉鎖栓43に支えられている。貯え室38から放出
通路36はポンプケーシング1と中間部材8を貫通し、
かつ、ガイ1シリンダ20内で圧力弁閉鎖部材21の背
面によって封じ込められている室44内にまで達してい
る。該室44内には弁ばね22も配置されている。
g1図に示した実施例を異なった回転位置で断面した第
2図には電磁弁46が示されており、該電磁弁はその弁
閉鎖部材(図示せず)によって燃料供給源94に対する
燃料供給導管47の連通を制御する。燃料供給導管47
は、ポンプピストン3が吸込みストロークの終期におい
て図示の下死点位置にある場合に部分環状溝32の範囲
内でポンプシリンダ2へ開口する。
第1図に示した一ンゾノズルでは運転中ポンプピストン
3は往復ボンピング運動を行う。下死点における図示の
出発位置では、貯え室38を制限するピストン40は、
貯え室容量をポンプ作業室6内へ送り込んだ状態にある
。これに加えて電磁弁46を介して所定の燃料量がポン
プ作業室6内へ配量されている。吸込みストロークに続
くポンプピストンの吐出ストロークにおいて放出通路3
6はポンプピストン3の外周面によって閉基され、この
閉塞状態は、放出通路36が斜向制御縁35によって開
かれるまで保たれる。その間のストローク中にポンプピ
ストン3は押しのけられた燃料を高圧下で噴射導管16
内へ圧送し、その際圧力弁閉鎖部材21はその弁座から
離間される。弁ニードルに作用する噴射圧は燃料噴射弁
を開く。放出通路36 “が斜向制御縁35によって開
かれる瞬間に燃料は貯え室38へ流入すると同時に膨張
する。貯え室38で生じる圧力は押圧ばね42によって
定められる。更に放出通路36を介して燃料は室44へ
圧送される。ここに達した燃料はなお著しく高い圧力レ
ベル下にあるので、圧力弁閉鎖部材21の閉鎖方向に作
用する力が著しく増大し該圧力弁閉鎖部材を閉鎖位置に
もたらすことになる。この閉鎖の瞬間に、燃料噴射弁9
を開くための4ンプ作業室6から噴射導管16への燃料
圧送は中断される。燃料噴射弁の閉鎖に伴って弁座17
と弁ニーPルとの間の範囲で生じる往復圧力波は、圧力
弁閉鎖部材21がその加圧肩23で負荷されて再び開き
かつ噴射導管16をポンプ作業室6の方へ放圧すること
によって、前記圧力波の圧力ピークを減じることができ
るので、今やポンプ作業室6はより低い圧力レベル下に
ある。この圧力レベルは、ピストン40を負荷するばね
力によって決定され、噴射圧よりも著しく低いが、燃料
供給源94の圧力よりも高い。圧力弁閉鎖部材21の閉
鎖動作は、制御の最初の瞬間に、1000ノ9−ル以上
の高圧に圧縮された燃料の閉制御衝撃波が室44に達す
ることによって助成される。より高い戻し力によって負
荷されるピストン40は押圧ばね42と相俟って充分に
大きな慣性特性を有しているので、閉制御衝撃波は実質
的に圧力弁閉鎖部材211C働く。
ポンプピストン3の吐出ストローク運動の終期に至るま
で1.放出通路開口を通りすぎたのちに更に押しのけら
れた燃料は貯え室38内へ送り込まれる。吐出ストロー
クに続く吸込みストローク時には先ず、この押しのけら
れた燃料残分の一部分は、放出通路36の開口が切欠部
33の範囲内に位置するあいだ再びポンプ作業室6内へ
送り戻されるのに対して、貯えられた燃料の残りはポン
プピストンの下死点において部分環状溝32を介してポ
ンプ作業室内へ送り込まれる。この部分環状溝を介して
連通が生じる時点ではポンプ作業室内の圧力レベルは著
しく低下されているので、従って貯え室38からの燃料
の移行は助成される。このようにしてポンプ作業室6内
へ入れられる燃料の量は、ポンプピストン3の回転位置
によって、もしくは、放出通路36が斜向制御縁35に
よって開制御される時点以降のストロークによって決定
される。
次いで又は同時に電磁弁46を介して、次の燃料噴射動
作のために規定された燃料量が配量される。それに先立
ってすでにポンプ作業室6内に位置する燃料量と相俟っ
て噴射開始点が生じ、この噴射開始点ではポンプ作業室
内の圧力は、燃料噴射弁の開放圧に達する程度に高めら
れている。要するにこの形式のポンプノズルではインプ
ピストン30回転位置が噴射終期を決定すると同時に又
、電磁弁46を介して配量されるffi料量がコンスタ
ントである場合には噴射開始期をも決定する訳である。
電磁弁46によって、ポンプストローク当り噴射される
燃料量が決定されると同時に噴射開始期も影響を受ける
ポンプぜストン3の有効吐出ストロークの終期に燃料制
御量を室44内へ導入することによって、所望の噴射終
期における燃料噴射の中断がきわめて迅速に得られる。
このことは特K。
噴射終期における噴射率が急勾配で低下することを意味
し、従って噴射終期に達するまでは最高の燃料噴射圧が
使用され、かつきわめて正確な制御時間を得ることが可
能になる。これ九対して噴射開始時には圧力弁閉鎖部材
21は燃料噴射を引受けるために閉鎖位置外へもたらさ
れねばならない。その場合先ず噴射導管16のポンプ作
業室寄り流過横断面の大きさで圧力弁閉鎖部材21・に
対して小さな圧力面が作用する。
これに対し℃圧力弁閉鎖部材21が弁座17から離間し
たのち燃料圧は全横断面に作用するので、その結果圧力
弁閉鎖部材21の退避は著しく迅速になる。従ってこの
退避は吸込み容量を活用させ、これは第1JCその後の
燃料圧上昇を遅<シ、それに伴って噴射率は小さくなる
。このことは、燃焼室への燃料の噴入が先ず基当って遅
らされることを意味する。それというのは噴射開始時に
は点火遅れ時間が予測されるからである。従ってこの遅
れ時間の終ったのちに過度に多量の燃料量が突発的に着
火して、それに伴って不都合な燃焼騒音(ノッキング、
ピンキング)が発生することが避けられる。圧力弁閉鎖
部材21の退避ストロークはガイrシリンダ20の端部
にあるストッパ491Cよって定メラれている。圧力弁
閉鎖部材のストロークは、達成すべき作用に適合されて
いる。開放動作時に圧力弁閉鎖部材21によって押しの
けられる燃料体積は貯え室38内へ戻される。貯え器の
特性は圧力弁閉鎖部材21の退避速度を付加的に決定す
る。それというのは該圧力弁閉鎖部材はその退避動作時
にその背面に燃料を圧縮するからである。発生圧力は貯
え器のピストン40によって決定される、これにより噴
射開始時における噴射経過への干渉可能性も得られる。
更に又、ピストン40の背面が燃料圧で負荷されている
ことによってピストン40の動特性が制御される。特に
、ピストン40の背面側にある押圧ばね42用のばね収
容室51を絞り連通路50を介して燃料供給部の低圧側
と接続するのが有利である。その場合例えば、燃料貯東
タンク91ヘカ又は燃料フィードポンプの吸込み側へ放
出される低圧室14を前記ばね収容器51と接続してお
いてもよい。
第3図では、第1図及び第2図の実施例を改良した第2
実施例が概略図で示されている。前記と同一の部分には
g3図でも同一符号を付した。第1図の実施例との実質
的な相違点は、圧力弁閉鎖部材21によって封じ込まれ
た室44が第3図では圧力導管53を介してばね室28
と接続されていることである。またばね室28の連結部
を配量するために圧力導管53内に絞り54を、配置し
ておいてもよい、第1実施例の場合と同様に放出通路3
6は室44に開口している。従うてポンプピストン3に
よって放出通路を開放したのちの閉制御衝撃波は室44
にもばね室28にも達し、それによって圧力弁19の早
期の迅速な閉鎖と同時に燃料噴射弁閉鎖部材55におい
ても閉鎖力の増大が生じる。それというのは、その場合
ばね室28内に支配する圧力は、場合によってはばね受
げ26を介して、燃料噴射弁閉鎖部材の端面に作用する
からである。高めら−れた閉鎖力は噴射開口56のきわ
めて迅速な閉鎖を生せしめる。第1図及び第2図に示し
た実施例について述べたその他の機能及び利点は第3図
の実施例においても得られる。
放出通路36を室44へ直接導き入れる代りに、第3図
に破線で示したように放出通路をばね室28又は圧力導
管53へ開口させることも可能である。この場合ばね室
28は、流入横断面に対比して絞られた連通路を介して
低圧側又は低圧室14と接続され、それKよって掃除効
果を得るようにするのが有利である、場合によっては、
直ぐ上で述べた変化態様において付加的な絞り58が圧
力導管53内に配置され、該絞り58が絞り54と相俟
ってばね室28内及び室44内における閉制御、衝撃波
の動的作用に影響を及ぼすようにすることもできる。
第4図に示した実施例は、g1図の実施例の場合と同様
にポンプノズルにおいて実現された態様である。第4図
では実質的に等しい構成部分が設けられているが、ただ
放出通路36は基当って貯え室38で終っている。貯え
ピストンとも呼ばれるピストン40の背面側には、やは
りばね収容室51が封じ込まれている。しかし本実施例
では貯え室38は、放出通路36の継続部として分岐す
る圧力導管36aを介して燃料噴射弁のばね室28に通
じている。本実施例では燃料噴射弁閉鎖部材55は閉制
御衝撃波によって閉鎖方向に負荷されるにすぎず、これ
に対して圧力弁19は普通の形式で作動する。
本装置を用いれば噴射終期における閉鎖圧が特に高めら
れ、その場合正確な燃料配量という意味合いから、放出
通路36と圧力導管36aもしくはばね室28との間に
は液圧分離が設けられている。従って閉制御衝撃波はや
はりばね室内に達しはするが、この閉制御衝撃波は有害
容量として、ポンプピストンの吸込みストローク時にポ
ンプ作業室内へ燃料を吸い戻す段階のあいだ達成を絶た
れている。ばね収容室51とばね室28を含む液圧室は
、放出通路36が開制御される時点に圧力がバランスさ
れており、このために、第1図の実施例に相応して低圧
室への絞り連通路50を使用することが可能である。
この解決手段によって吐出終期における燃料噴射弁の迅
速な閉鎖が得られ、ひいては吐出時間にわたって高い噴
射圧、特に噴射終期における高い噴射率をもった良好な
噴射経過が得られる。
更に又、燃料噴射弁閉鎖部材を閉鎖方向に強く負荷する
ことによって、噴射導管16内における圧力波の往復伝
播に基づく後噴射が生じることはなくなる。この圧力波
の減衰を助成するのは第1図の実施例の場合のように圧
力弁閉鎖部材21である。放出通路36を介しての閉制
御時点に圧力がピストン40に伝播するがゆえに、完全
放圧されたピストンの場合のようにピストン40の過振
動が生じることもない。これに俸って貯え器の押圧ばね
42の応力低下が得られる。同時に又、ピストン40に
よって制限された圧力室内におけるキャビティションの
発生も避けられる。
第5図の実施例では、笛4図の変化態様としてのピスト
ン(貯えピストン)40′が示されている。ピストン4
0’はシリンダ39内でやはり液密に摺動可能であり、
かつ該シリンダ39内に一方で端面で以て貯え室38を
封じ込め、該貯え室は放出通路36を介してポンプシリ
ンダ2と接続する。ピストン40’の背面はやはり押圧
ばね42によって負荷されており、該押圧ばねは、シリ
ンダ39を閉塞する閉鎖栓43′の端面に支えられてい
る。ピストン40′はポット状に構成されており、かつ
、押圧ばね42によって負荷された背面側には、ピスト
ン40’の軸線に対して共軸に延びる小ピストン64を
有し、該小ピストンは、押圧ばね42によって取囲まれ
ており、かつ閉鎖栓43’内に配設した作業シリンダ6
5と協働して作業室68を形成している。ピストン4 
Q /の図示の不作用位置では小ピストン64は作業シ
リンダ65の外側に位置している。これによって燃料噴
射弁閉鎖部材の開放ストローク時には、接続した圧力室
を放圧することができ、その場合、開放ストロークを阻
止する圧力が圧力室内に生じることはない。変位時に小
ピストン64は、作業シリンダ65内に収容された燃料
を押し出す。該作業シリンダ65は放出通路36a’を
介して、第1図〜第3図又は第4図に示した圧力室、ば
ね室28及び(又は)室44に通じることができる。ピ
ストン40−の背面によって封じ込まれているばね収容
室51は導管66を介して、第1図で述べたのとほぼ同
じ形式で低圧の燃料源と接続されている、小ピストン6
4T/cよって封じ込められた業室68は、更に又、絞
り67を介し℃低圧室14又はばね収容室51と接続さ
れていてもよい。この場合絞り67は、萬5図に示した
ように放出通路368′と導管66との間の連通路内に
位置することができるが、あるいは又、小ピストン64
が作業シリンダ65のシリンダ内径に対して絞りイヤツ
ブを有することもできる。との絞りイヤツブは適当な切
削や中ぐりなどによって特別に製作されてもよい。
本実施例では、貯え室38内よりも高い圧力を作業室6
8内に発生させるように圧力を変成させ5る段ピストン
が実現される。従って本実施例は、ばね室28もしくは
室44内の圧力を一層高めるために役立つと共に、液圧
分離の利点も付加的に得られる。
第6図には、できるだけ僅かな圧力容量で以て閉制御衝
撃波により高い付加的な閉鎖力を燃料噴射弁の弁閉鎖部
材に生ぜしめるようにした実施例が示されている。その
場合放出通路36゜36a#は圧力室69に開口し、該
圧力室は。
燃料噴射弁閉鎖部材もしくはばね受け26の。
ラム状延長部70の末端部分74によってシリンダ71
内に封じ込まれる。ラム状延長部70を囲むばね室28
′はこの場合漏れ通路72を介して放圧されている。圧
力室69とばね室28′との間には校9連通路73が設
けられているが、該絞り連通路は、末端部分74をシリ
ンダ71内で遊びを以てガイドすることによって。
あるいは切削によって生じたギャップによって実現され
てもよい。絞り連通路73は、圧力室69内の圧力が過
匿に大きな値に昇圧するのを防止する。また該絞り連通
路は1本実施例を第4図の実施例と組合わせる場合に、
弁ニードル開放運動を著しく妨げるのを避ける。これに
対して第5図の実施例と組合わせる場合には1丁でに絞
り67が設けられているので、これによって前記の目的
が違底される。本実施例では噴射動作の終期に燃料噴射
弁の閉鎖部材に対して高い付加的な閉鎖力を作用させる
ことが可能であり、その場合液圧室例えばばね室28の
固有弾性が閉制御衝撃波のエネルギの一部分を無効にす
ることはない。
第1図の実施例においてばね室28.内へ、あるいは第
3図の実施例においては室44内へ閉制御衝撃波を直接
導入する場合、圧力弁閉鎖部材21もしくは燃料噴射弁
閉鎖部材55の開放特性が(貯え)ピストン40の作業
特性の゛影響も受けるという利点が得られた。しかしな
がら。
これに伴う欠点は、貯え室38が完全に放圧されている
場合にもポンプシリンダ2がばね室28及び(又はン室
44の全容積と接続されるということである。この容積
は有害な無駄容積と着像される。第養図及び第5図の実
施例では。
この容積とポンプシリンダとの接続を断つことが達成さ
れた。しかしながら該実施例では、所期の圧力影響を動
的にも作用させるという最初に述べた利点を得るための
解決手段は提供されていない。
ところで第7図の実施例では(貯え)ピストン40”は
、貯え室38寄りに截頭円錐形の端面76を有するよう
に構成されている。この場合この截頭円錐形の端面76
の外周面76はシール面として構成されており、該シー
ル面は。
貯え室38内に突出する弁座としてのリング状のウェブ
77と協働する。該ウェブ77は、ピストン40#をガ
イドするシリンダに嵌込まれたインサートとして構成さ
れてお9.該インサートはシリンダ壁と密着し、かつ、
ピストン40″が当接した除に貯え室38を第1の部分
貯え室78と第2の部分貯え室79とに分割する。第2
の部分貯え室79はポンプシリンダ2と直接接続されて
いるのに対して、第1の部分貯え室78は放出通路36
a’ と接続されている。wclの部分貯え室78は円
錐形の外周面76の最大径部分80によってポンプピス
トンの軸方向で制限される。この最大径部分80は加圧
肩として役立ち、ばね室28又は室44内の圧力が上昇
した際に前記加圧肩を介してピストン40“はクエプ7
7に接した不作用位置から変位することができる。これ
が行われるのは特に、燃料噴射弁が開かれ、あるいは圧
力弁閉鎖部材21が開放位置にもたらされる場合である
その際に押しのけられた燃料は貯え室38内に貯えられ
、かつ閉制御衝撃波によって補償される。従って、他の
実施例でばね室28もしくは室44内の圧力が過度に高
まるのを避けるために特別に必要とされた漏れ通路を介
して正確に配量された燃料が失われることはない。
更に第7図の実施例では、異なった態様の圧力弁閉鎖部
材21′が設けられており、該圧力弁閉鎖部材はその配
置形式の点ではWc3図もしくはWc1図の実施例に相
応するが、閉鎖位置へ移る際に環状室18とポンプ作業
室6との間の噴射導管部分内へピン81が侵入する。圧
力弁閉鎖部材21′の背面側に封じ込まれた室44は、
第3図の実施例の場合のようにばね室28と連通してお
りかつ該ばね室を介して貯え室36と接続されている。
ポンプピストン3の有効吐出ストロークが始まると直ち
に先ず圧力弁閉鎖部材21′が、ピン81を噴射導管部
分から完全に侵出してポンプ作業室6と環状室18とを
連通させるまで、弁ばね22の力に抗して変位する。次
いで始めて高圧が、絞られないまま噴射導管16を介し
て燃料噴射弁の方へ伝播する。圧力弁閉鎖部材21′の
開放動作のあいだ。
こうして噴射導管16.もしくは圧力弁閉鎖部材21′
と弁ニードル55との間の容積が幾分放圧されるが、ポ
ンプピストン3によって押し出された燃料により先ず基
当っては充填されねばならない。同時に圧力弁閉鎖部材
21′は。
ストッパ49(第1図2に違するまで退避運動を行う。
これによって噴射開始時には系内の圧力上昇が更に遅ら
される。このようにして一層微分化して噴射開始時の噴
射経過を、初期の噴射率を低くする意味で平らにするこ
とが可能である。これによって静かな燃焼過程が有利に
達成される。圧力弁閉鎖部材21′の背後の容積もしく
はばね室28からの圧力負荷によって噴射開始時に(貯
え)ピストン40“はリング状のウェブ77の座面から
離6間させられるので。
閉制御衝撃波の始めにはすでにばね室28もしくは室+
壬への一貫した連通が存在している。
この構成によって前記のばね室28及び室44において
きわめて迅速な昇圧、ひいては又、噴射動作のきわめて
迅速な終了が得られる。その際ピストン40“の慣性状
態が閉制御衝撃波の作用・効果を妨げることはない。
第8図及び第9図に示した実施例は、ポンプビストンス
トローク当り噴射すべき燃料量の制御を電磁弁によって
行わせるようにしたポンプノズルによって作業し、前記
電磁弁は前記の諸実施例とは異なって、ポンプピストン
の全吐出ストロークのあいだ一方の側で一/プ吐出圧に
よって負荷された弁閉鎖部材を有している。この形式の
燃料噴射装置では、前記の例で説明した貯え室38は必
要ではない。それというのは電磁弁が閉弁した状態は燃
料噴射量と噴射時点だけを決定する。しかしながら本装
置は、前記の諸実施例の場合と同様に圧力弁閉鎖部材1
21と協働し、かつ閉制御衝撃波が、燃料噴射弁閉鎖部
材及び(又は]圧力弁閉鎖部材に対して付加的な力を発
生させるために活用される。
第8図では燃料噴射装置の一部分が断面図で示されてい
る。この燃料噴射装置は、第1図。
第4図及び第7図に例示したような燃料噴射装置の構成
を基礎としている。この場合も所謂ポンプノズルである
。しかしながら、このボンダノズル例について説明した
構成は原則として他の燃料噴射ポンプにおいても実施す
ることができる。しかしながらポンプノズルの本構成に
おいても、前記の諸実施例においてすでに述べた。
高い噴射圧による短い噴射時間という利点、しかも燃料
噴射ポンプと燃料噴射弁との間の導管の有害な影響を回
避するという利点が得られる。
第8図の実施例ではポンプノズルのうちポンプピストン
103だけが示されており、該ポンプピストンは、前例
ですでに述べた手段によって駆動され、ピンゾクーンン
グ101に設けたインダシリンダ102内で摺動しかつ
一ンプ作業室106を封じ込んでいる。第1図の実施例
の場合のようにポンプシリンダ101には中間部材10
.8が接続し、該中間部材内に形成されたガイドシリン
ダ120内には同じ構成の圧力弁閉鎖部材121が配置
されている。圧力弁閉鎖部材121は、円錐形の弁座1
17と協働する7一ル面を有しかつ加圧肩123を備え
、該加圧肩は、弁座117に続(環状室118内の圧力
を受けており、かつ圧力負荷時には圧力弁閉鎖部材12
1を弁ばね122の力に抗してガイドシリンダの端部の
ストッパ149に当接するまでシフトする。また中間部
材108内には放出兼充填通路136が延びており、該
放出兼充填通路とポンプ作業室106との連通は電磁弁
84又は電気制御弁を介して制御される。電磁弁84は
電気制御装置85により内燃機関の運転Aラメータに関
連して制御される。中間部材108内で放出兼充填通路
136は第1の部分通路136aと第2の部分通路86
とに分岐されており、この第2の部分通路はガイドシリ
ンダ120のストッパ寄り端部で該ガイドシリンダに開
口している。前記中間部材108には第2の中間部材8
7が接続しており、この第2の中間部材には燃料噴射弁
のクータンク109が接しており、かつ第1図のナツト
11に類似したナツトによって緊締され、それによって
中間部材108と第2の中間部材87とポンプシリンダ
102が液密に結合される。第2の中間部材87内では
第1の部分通路136aが、第7図ですでに示したよう
に、圧力室169に通じており、該圧力室は、燃料噴射
弁閉鎖部材155と結合されたラム状延長部170によ
って封じ込められている。該ラム状延長部170並びに
噴射弁閉鎖ばね127を収容する弁ばね室128は圧力
室169に通じる絞り連通路173を有し、また圧力室
169は燃料供給導管89に通じる絞り連通路88を有
し、前記燃料供給導管には燃料貯蔵タンク91から燃料
フイードポンプ90によって燃料が供給される。燃料フ
ィートポンプ90は圧力制御弁92と相俟って定圧の燃
料供給源として作用し、しかも該燃料供給源から定圧燃
料がポンプ作業室に供給され。
また噴射にとって必要でな(なった燃料量は前記燃料供
給源へ流出することができる。また燃料供給導管89は
、ガイドシリンダ120内で圧力弁閉鎖部材121によ
って封じ込められた室144と連通し、該室自体は第2
の部分通路86を介して放出兼充填通路136と接続可
能である。ポンプピストン103の吸込みストローク時
には、このようにして電磁弁84が電気的に制御されて
開かれると、放出兼充填通路136を介してポンプ作業
室106には燃料が充填される。
しかしながら第2の部分通路86は圧力弁閉鎖部材12
1の外周面とストッパ寄りの端縁93とによって制御さ
れる。圧力弁閉鎖部材121が弁座117に当接してい
る図示の出発位置では前記端縁93は第2の部分通路8
6を開いた状態にある。この状態はポンゾピス)/l 
03の吸込みストロークに相当している。それに続<ポ
ンプピストンの吐出ストロークでは、該ポンプピストン
は燃料を同一の経路を辿らせて再び燃料供給導管89内
へ、電磁弁84の開いているあいだ戻し圧送する。噴射
開始時点に電磁弁84は放出兼充填通路136を閉鎖す
る。圧力弁閉鎖部材121はポンプ作業室106内の昇
圧によって開かれ、かつ、圧送された燃料1i燃料噴射
導管116を介して燃料噴射弁の出口に達することがで
きろ。所望の噴射量に達すると、電磁弁84は再び放・
出前充填通路136を開き、かつポンプピストン103
によって吐出された燃料残分は圧力室169内へ直接流
入する。それというのは、この時点では基当ってなお圧
力弁閉鎖部材121は第2の部分通路86を閉鎖した状
態にあり、従って又、燃料供給導管89もしくは放圧室
への連通路も閉鎖しているからである。圧力室169内
には、燃料噴射弁閉鎖部材155の閉鎖運動を助成する
高い圧力が増成される。噴射終了後ポンプ作業室106
は絞り連通路88,173によって放圧される。
圧力弁閉鎖部材121は弁ばね122によって弁座11
7へ向って上向移動し、それと同時に第2の部分通路8
6も開かれる。これによって圧力室169.室144及
び放出兼充填通路136から低圧側へ全系は放圧される
。圧力弁閉鎖部材121の運動時に制御される単位スト
ローク当りの横断面を増大させるためには、第9図に示
したように、ガイドシリンダ120の壁に設けられた環
状溝95にも第2の部分通路86を開口させることが可
能であり、前記環状溝95は、圧力弁閉鎖部材121の
外周面に設けられた制御縁96によって矢張り制御され
る。
本実施例でも噴射時間の終期に燃料噴射弁のきわめて迅
速な閉鎖が得られ、しかも噴射時間の終期は実質的に圧
力室169内での圧力増成によって決定されるのであり
、/ング作業室の放圧とこれに続く圧力弁閉鎖部材の閉
鎖によって決定されるのではない。ラム状延長部170
の直径もしくは、圧力室169を閉鎖する部分174の
直径によって、燃料噴射弁閉鎖部材155に作用する力
を決定することが可能である。
その場合絞9連通路88,173の自由横断面も一緒に
考慮されねばならない。
要するに本実施例においても、前記の諸実施例で説明し
た圧力弁閉鎖部材の利点と相俟って弁ニードルのきわめ
て迅速な閉鎖が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明にとって重要なポンプノズル部分の第1
実施例の断面図、第2図は異なった回転角度で示したポ
ンプノズルの断面図、第3図は第2実施例の略示構放図
、第壬図は噴射ノズル部分のばね室に圧力を負荷するだ
めのピストンとして同時に働くオーバーフロー貯え器を
有するポンプノズルの第3案施例の断面図、第5図は第
4図の変化態様であって貯えピストンがより小さなピス
トンを動かし、該小ピストンが貯えピストンの退避運動
中に噴射弁の弁閉鎖部材へ燃料を圧送するようにした@
44案施の断面図、第6図は噴射弁の弁閉鎖部材に特別
の形式で圧力を負荷するようにした第5実施例の断面図
、第7図は分割された圧力段面を有する貯えピストンを
備えた第6実施例の断面図、第8図は圧力段階が電磁弁
によって制御されるポンプノズルの第7実施例の断面図
、第9図は第8図とは異なった態様のポンプノズル部分
の断面図である。 1・・・ポンプケーシング、2・・・ポンプシリンダ。 3・・・ポンプピストン、5・・・端面、6・・・ポン
プ作業室、8・・・中間部材、9・・・燃料噴射弁、1
0・・・肩、11・・・保持ナツト、14・・・低圧室
、15・・・端面、16・・・噴射導管、17・・・弁
座、18・・・環状室、19・・・圧力弁、20・・・
ガイドシリンダ。 21.21’・・・圧力弁閉鎖部材、22・・・弁ばね
。 23・・・加圧肩、24・・・ピン、26・・・ばね受
ユ。 27・・・弁閉鎖ばね、28.28’・・・ばね室、2
9・・・ばね受け、31・・・縦溝、32・・・部分環
状溝。 33・・・切、入部、35・・・斜向制御縁、36・・
・放出通路、36a・・・圧力導管、36a“、36!
’・・・放出通路、38・・・貯え室、39・・・シリ
ンダ。 40.40’、40“ ・・・ビス″トン、+2・・・
押圧ばね、43.43’・・・閉鎖栓、44・・・室、
46・・・電磁弁、47・・・燃料供給導管、49・・
・ストン/e。 50・・・絞り連通路、51・・・ばね収容室、53・
・・圧力導管、54・・・絞り、55・・・燃料噴射弁
閉鎖部材、56・・・噴射開口、57・・・加圧肩、5
8・・・付加的な絞り、59・・・絞られた連通路、6
4・・・小径ピストン、65・・・作業シリンダ、66
・・・導管、67・・・絞り、68・・・作業室、69
・・・圧力室。 70・・・ラム状延長部、71・・・シリンダ、72・
・・漏れ通路、73・・・絞り連通路、74・・・末端
部分。 76・・・截頭円錐形の4面、76・・・外周面、77
・・・リング状のウェブ、78・・・第1の部分貯え室
79・・・第2の部分貯え室、80・・・最大径部分。 81・・・ピン、84・・・電磁弁、85・・・電気制
御装置、86・・・第2の部分通路、87・・・第2の
中間部材、88・・・絞り連通路、89・・・燃料供給
導管90・・・燃料フィードf/グ、91・・・燃料貯
蔵タンク、92・・・圧力制御弁、93・・・端縁、9
4・・・燃料供給源、95・・・環状溝、96・・・制
御縁。 101・・・デンプクータング、102・・・ポンプシ
リンダ、103・・・ポンプくストン、106・・・ポ
ンプ作業室、108・・・中間部材、1o9・・・ケー
ジ/グ、116・・・燃料噴射導管、117・・・円錐
形の弁座、118・・・環状室、120・・・ガイドシ
リンダ、121・・・圧力弁閉鎖部材、122・・・弁
ばね、123・・・加圧肩、127・・・噴射弁閉鎖ば
ね、128・・・弁ばね室、136・・・放出兼充填通
路、136a・・・第1の部分通路、144・・・室。 149・・・ストン・e、155・・・燃料噴射弁閉鎖
部材、169・・・圧力室、170・・・ラム状延長部

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.ポンプピストン(3)と制御弁(35,2,36)
    とを有する内燃機関用の燃料噴射装置であつて、前記ポ
    ンプピストン(3)がポンプシリンダ(2)内でポンプ
    作業室(6)を封じ込んでおり、該ポンプ作業室が、前
    記ポンプシリンダ(2)と燃料噴射弁(9)とを内蔵す
    るケーシング内に延びる噴射導管(16)を介して前記
    燃料噴射弁(9)と接続され、前記噴射導管(16)内
    には、吐出方向に開く圧力弁(19)が配置されており
    、かつ前記制御弁(35,2,36)によつてポンプ作
    業室(6)が前記ポンプピストン(3)の有効吐出スト
    ロークの少なくとも終期以降に放出通路(36)と接続
    されている形式のものにおいて、前記噴射導管(16)
    の通流横断面が、ガイドシリンダ(20)内で液密にガ
    イドされる圧力弁閉鎖部材(21)と協働する弁座(1
    7)によつて制限されており、前記圧力弁閉鎖部材(2
    1)の、シール面を有する端部が前記ガイドシリンダ(
    20)から、前記噴射導管(16)と連通した環状室(
    18)内へ侵入して、そこに加圧肩(23)を有してお
    り、かつ前記圧力弁閉鎖部材(21)の背面が弁ばね(
    22)によつて負荷され、かつ、圧力弁閉鎖部材のスト
    ロークを制限するストツパ(49)と協働し、かつ、前
    記放出通路(36)を介して流出する燃料が、前記圧力
    弁閉鎖部材(21)の背面によつて前記ガイドシリンダ
    (20)に封じ込まれた室(44)内へ少なくとも間接
    的に圧送されることを特徴とする、内燃機関用の燃料噴
    射装置。
  2. 2.放出通路(36)が、戻し力に抗して移動可能な壁
    (40)の一方の側によつて制限された貯え室(38)
    と接続され、かつ、前記移動可能な壁(40)の他方の
    側で制限された室(61)が少なくとも1つの紋り連通
    路(50,67,73)を介して放圧される、特許請求
    の範囲第1項記載の燃料噴射装置。
  3. 3.ポンプピストン(3)と制御弁(36,2,36;
    84)とを有する内燃機関用の燃料噴射装置であつて、
    前記ポンプピストン(3)がポンプシリンダ(2)内で
    ポンプ作業室(6;106)を封じ込んでおり、該ポン
    プ作業室が、前記ポンプシリンダ(2)と燃料噴射弁(
    9)とを内蔵するケーシングに延び る噴射導管(16)を介して前記燃料噴射弁(9)と接
    続され、前記噴射導管内には、吐出方向に開く圧力弁(
    19)が配置されており、かつ前記制御弁(35,2,
    36;84)によつてポンプ作業室(6;106)が前
    記ポンプピストン(3)の有効吐出ストロークの少なく
    とも終期以降に放出通路(36;136)と接続されて
    いる形式のものにおいて、放出通路(36,36a)を
    介して流出する燃料が少なくとも間接的に圧力室(28
    ,69,169)内へ圧送され、該圧力室の制限壁が、
    燃料噴射ノズルの弁ニードル(26,56)と結合され
    ていて前記燃料噴射ノズルの閉鎖方向に作用する加圧面
    を部分的に形成していることを特徴とする、内燃機関用
    の燃料噴射装置。
  4. 4.噴射導管(16)の通流横断面が、ガイドシリンダ
    (20)内で液密にガイドされる圧力弁閉鎖部材(21
    )と協働する弁座(17)によつて制限されており、前
    記圧力弁閉鎖部材(21)の、シール面を有する端部が
    前記ガイドシリンダ(20)から、前記噴射導管(16
    )と連通した環状室(18)内へ侵入して、そこに加圧
    肩(23)を有しており、かつ前記圧力弁閉鎖部材(2
    1)の背面が弁ばね(22)によつて負荷され、かつ、
    圧力弁閉鎖部材(21)のストロークを制限するストツ
    パ(49)と協働し、かつ圧力室(28)が、圧力弁閉
    鎖部材(21)の背面に よつて前記ガイドシリンダ(20)内で封じ込まれた室
    (44)と接続されている、特許請求の範囲第3項記載
    の燃料噴射装置。
  5. 5.放出通路(36)と圧力室(28)及び/又はガイ
    ドシリンダ内に封じ込まれた室(44)との間の連絡路
    内に絞り(54,58)が配置されている、特許請求の
    範囲第4項記載の燃料噴射装置。
  6. 6.放出通路がポンプ作業室(6)から、戻し力に抗し
    て移動可能な壁(40)の一方の側によつて制限された
    貯え室(38)に通じており、かつ、燃料圧下で移動す
    る壁(40)によつて、前記放出通路を介して流出する
    燃料が圧力室(26)及び/又は室(44)内へ圧送さ
    れる、特許請求の範囲第3項から第5項までのいずれか
    1項記載の燃料噴射装置。
  7. 7.可動壁(40’)の、戻し力によつて負荷された背
    面の少なくとも一部分が作業室(68)を封じ込んでお
    り、かつ、放出通路(36)を介して流出する燃料量を
    間接的に圧送するために、前記作業室(68)から連通
    路(36a”)が圧力室(28,69)及び/又は室(
    44)に通じている、特許請求の範囲第6項記載の燃料
    噴射装置。
  8. 8.可動壁が、閉鎖されたシリンダ(39)内で戻しば
    ね(42)に抗して摺動可能な貯えピストン(40)と
    して構成されている、特許請求の範囲第6項記載の燃料
    噴射装置。
  9. 9.貯えピストン(40)が、貯え室(38)の方に向
    いた面に弁座(77)と協働するシール面(76)を有
    し、該シール面が、前記弁座に当接した際に前記貯え室
    (38)を、圧力室(28,69)及び/又は室(44
    )と接続される第1の部分貯え室(76)と、放出通路
    (36)を介してポンプシリンダ(2)と接続される第
    2の部分貯え室(79)とに分ける、特許請求の範囲第
    8項記載の燃料噴射装置。
  10. 10.第1と第2の部分貯え室(78,79)が、貯え
    ピストン(40”)の端面の一部分によつて夫々制限さ
    れている、特許請求の範囲第9項記載の燃料噴射装置。
  11. 11.貯えピストン(40”)の端面(76)が円錐形
    に構成されており、かつその円錐面がシール面として、
    貯え室(38)内へ侵入する弁座としてのリング状のウ
    エブ(77)と協働する、特許請求の範囲第10項記載
    の燃料噴射装置。
  12. 12.リング状のウエブ(77)が、貯えピストン(4
    0”)を収容するシリンダ(39)に嵌込まれたインサ
    ートによつて構成されている、特許請求の範囲第11項
    記載の燃料噴射装置。
  13. 13.貯えピストン(40’)によつて小径ピストン(
    64)が可動であり、該小径ピストンによつて作業室(
    68)が作業シリンダ(65)内で封じ込まれ、該作業
    シリンダが、放出通路(36)を介して流出する燃料量
    を間接的に圧送するために圧力導管(36a”)を介し
    て圧力室(28,69)及び/又は室(44)と接続さ
    れており、かつ絞り(67,73)を介して放出可能で
    ある、特許請求の範囲第7項記載の燃料噴射装置。
  14. 14.圧力室が、押圧ばねとして構成された燃料噴射弁
    閉鎖ばね(27)を収容するばね室(28)によつて形
    成されている、特許請求の範囲第3項から第13項まで
    のいずれか1項記載の燃料噴射装置。
  15. 15.圧力室(69)が、燃料噴射弁閉鎖部材により弁
    ばね側で作動されるラム(74)によつて、該ラムによ
    り制限されたシリンダ(71)内で封じ込まれる、特許
    請求の範囲第3項から第13項までのいずれか1項記載
    の燃料噴射装置。
  16. 16.圧力室(69)が放出絞り(73,67)を介し
    て放圧される、特許請求の範囲第15項記載の燃料噴射
    装置。
  17. 17.放出絞りがラム(74)の円筒外周面とシリンダ
    (71)の壁との間に形成されておりかつ燃料噴射弁の
    放圧されるばね室(28’)に開口している、特許請求
    の範囲第16項記載の燃料噴射装置。
  18. 18.燃料噴射導管(116)の通流横断面が、ガイド
    シリンダ(120)内で液密にガイドされる圧力弁閉鎖
    部材(121)と協働する弁座(117)によつて制限
    されており、前記圧力弁閉鎖部材(121)の、シール
    面を有する端部が前記ガイドシリンダ(120)から、
    前記噴射導管(116)と連通した環状室(118)内
    へ侵入して、そこに加圧肩(123)を有しており、か
    つ前記圧力弁閉鎖部材(121)の背面が弁ばね(12
    2)によつて負荷され、かつ、圧力弁閉鎖部材(121
    )のストロークを制限するストツパ(149)と協働し
    、放出通路(136)が放出兼充填通路として燃料供給
    源(90)と接続されており、該燃料供給源がポンプピ
    ストン(103)の吸込みストローク時及び、前記ポン
    プピストンの吐出ストローク中弁(84)によつて制御
    される放出段階のあいだ、前記放出通路(136)と前
    記弁(84)とを介してポンプ作業室と接続されており
    、更に又、前記放出通路(136)が中間範囲において
    2つの分離した放出部分通路に分岐されており、その第
    1の部分通路(136a)が圧力室(169)を経て、
    該圧力室に放出流の方向で後置された絞り(88)に通
    じ、また第2の部分通路(86)がガイドシリンダ(1
    20)に通じており、しかも該ガイドシリンダ(120
    )への第2の部分通路(86)の入口が、噴射導管(1
    16)の開制御時に第2の部分通路(86)の通流を遮
    断する圧力弁閉鎖部材(121)によつて制御されてい
    る、特許請求の範囲第3項記載の燃料噴射装置。
  19. 19.圧力弁閉鎖部材(121)がポツト状のピストン
    として構成されており、該ピストンの内室に弁ばね(1
    22)が配置されており、第2の部分通路(86)がガ
    イドシリンダ(120)のストツパ寄りの部分でその半
    径方向の壁に開口し、かつ、ストツパ(149)に前記
    ポツト状のピストンが当接した際には該ピストンの円筒
    壁に設けた制御縁(96)によつて閉鎖されている、特
    許請求の範囲第18項記載の燃料噴射装置。
  20. 20.第1の部分通路(136a)がガイドシリンダ(
    120)の壁に設けた環状溝(95)に開口している、
    特許請求の範囲第19項記載の燃料噴射装置。
  21. 21.圧力室(169)が、燃料噴射弁閉鎖部材(15
    5)により弁ばね側で作動されるラム(170)によつ
    て、該ラムにより制限されたシリンダ(171)内に封
    じ込まれる、特許請求の範囲第18項から第20項まで
    のいずれか1項記載の燃料噴射装置。
  22. 22.圧力弁閉鎖部材(121)の加圧肩(123)が
    、燃料噴射弁と圧力弁閉鎖部材(121)との間の燃料
    噴射導管(116)内の圧力によつて負荷されている、
    特許請求の範囲第18項から第21項までのいずれか1
    項記載の燃料噴射装置。
  23. 23.加圧肩(123)には円筒状のピン(81)が接
    続しており、該ピンが、ポンプ作業室(6)に通じる噴
    射導管(16)内に、圧力弁閉鎖部材(21’)の閉鎖
    位置で侵入している、特許請求の範囲第22項記載の燃
    料噴射装置。
  24. 24.圧力室が、絞られた横断面を介して放圧される、
    特許請求の範囲第4項記載の燃料噴射装置。
JP61136368A 1985-06-14 1986-06-13 内燃機関用の燃料噴射装置 Pending JPS61291764A (ja)

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