JPS61291420A - 鉄化合物水溶液 - Google Patents
鉄化合物水溶液Info
- Publication number
- JPS61291420A JPS61291420A JP13123585A JP13123585A JPS61291420A JP S61291420 A JPS61291420 A JP S61291420A JP 13123585 A JP13123585 A JP 13123585A JP 13123585 A JP13123585 A JP 13123585A JP S61291420 A JPS61291420 A JP S61291420A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- aqueous solution
- compound
- acid
- iron
- iron compound
- Prior art date
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- Granted
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- Compounds Of Iron (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は2価の鉄化合物水溶液に関し、更に詳しくは、
2価の鉄化合物の水溶液にオキソカルボン酸化合物を配
合して成る安定性の改良された新規な鉄化合物の水溶液
に関する。
2価の鉄化合物の水溶液にオキソカルボン酸化合物を配
合して成る安定性の改良された新規な鉄化合物の水溶液
に関する。
(従来の技術)
硫酸第一鉄や塩化第一鉄などの2価の鉄化合物は、脱臭
剤、鉄黒、媒染剤、深床処理剤、医薬、製本、ベンガラ
等の種々の用途の原料として利用されている。しかし)
これらの水溶液は空気中の酸素や溶存している酸素によ
り酸化されやす(、そのため短期間のうちに黄色沈殿を
形成、して消費されてしまうことが問題となっている@
この問題に対処する為、アルカノールアミン等のアミン
化合物や塩化スズなどの還元剤を2価の鉄化合物水溶液
に添加する方法が挙げられているが、比較的多量に添加
しても安定化効果が充分でないという欠点を有する0又
、L−アスコルビン酸を2価の鉄化合物水溶液に添加す
る方法(t¥fIJ昭58−156539号)も知られ
ているが、かかる方法では、L−アスコルビン酸が高価
でアリ、しかもL−アスコルビン酸に限定されていると
いう欠点を有する。
剤、鉄黒、媒染剤、深床処理剤、医薬、製本、ベンガラ
等の種々の用途の原料として利用されている。しかし)
これらの水溶液は空気中の酸素や溶存している酸素によ
り酸化されやす(、そのため短期間のうちに黄色沈殿を
形成、して消費されてしまうことが問題となっている@
この問題に対処する為、アルカノールアミン等のアミン
化合物や塩化スズなどの還元剤を2価の鉄化合物水溶液
に添加する方法が挙げられているが、比較的多量に添加
しても安定化効果が充分でないという欠点を有する0又
、L−アスコルビン酸を2価の鉄化合物水溶液に添加す
る方法(t¥fIJ昭58−156539号)も知られ
ているが、かかる方法では、L−アスコルビン酸が高価
でアリ、しかもL−アスコルビン酸に限定されていると
いう欠点を有する。
(発明が解決しようとする問題点)
そこで本発明者らは従来技術に見られるこれらの欠点を
解決すごく鋭意検討を重ねた結果、オキソカルボン酸化
合物を配合することにより2価の鉄化合物を空気中でも
長期安定化せしめることが可能なことを見出し、本発明
を完成するに至った。
解決すごく鋭意検討を重ねた結果、オキソカルボン酸化
合物を配合することにより2価の鉄化合物を空気中でも
長期安定化せしめることが可能なことを見出し、本発明
を完成するに至った。
(問題点を解決するための手段)
かくして本発明によれば、2価の鉄化合物の水溶液に安
定化剤としてオキソカルボン酸化合物を配合することを
特徴とする新規な鉄化合物水溶液が提供される。
定化剤としてオキソカルボン酸化合物を配合することを
特徴とする新規な鉄化合物水溶液が提供される。
本発明で用いられる2価の鉄化合物の具体例としては、
硫酸第一鉄、塩化第一鉄、硝酸第−鉄等が挙げられるが
、コストや人手の容易性から硫酸第一鉄が最も好んで使
用される。かかる鉄化合物水溶液の濃度は溶解可能な範
囲内で適宜選択することができる〇 一方、本発明で用いられる安定化剤は、分子中にアルデ
ヒド基またはケト基とカルボキシル基金それぞれ1つ以
上含有するオキソカルボン酸またはその水溶性塩であシ
、その具体例として、例えばグリオキシル酸、マロンア
ルデヒド酸、スクシンアルデヒド酸、ピルビン酸、2−
ケト酪酸、4−アセチル酪酸、2−ケトグルタル酸、4
−ケトール吉草酸、アセト酢酸、オキンマロン酸、オキ
サロ酢酸、アセトンジカルボン酸などのごとき化合物、
これらのナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩な
どのごとき水溶性塩が例示される0本発明の安定化剤の
添加量は目的物の要求性能に応じて適宜選択しうるが、
通常は2価の鉄化合物中の鉄分に対し2重量%以上であ
シ、好ましくは3〜10重量%の範囲である。使用量が
過度に少ない場合には安定化効果が不充分であり、逆に
過度に多い場合には経済性に劣るようになる。
硫酸第一鉄、塩化第一鉄、硝酸第−鉄等が挙げられるが
、コストや人手の容易性から硫酸第一鉄が最も好んで使
用される。かかる鉄化合物水溶液の濃度は溶解可能な範
囲内で適宜選択することができる〇 一方、本発明で用いられる安定化剤は、分子中にアルデ
ヒド基またはケト基とカルボキシル基金それぞれ1つ以
上含有するオキソカルボン酸またはその水溶性塩であシ
、その具体例として、例えばグリオキシル酸、マロンア
ルデヒド酸、スクシンアルデヒド酸、ピルビン酸、2−
ケト酪酸、4−アセチル酪酸、2−ケトグルタル酸、4
−ケトール吉草酸、アセト酢酸、オキンマロン酸、オキ
サロ酢酸、アセトンジカルボン酸などのごとき化合物、
これらのナトリウム塩、カリウム塩、アンモニウム塩な
どのごとき水溶性塩が例示される0本発明の安定化剤の
添加量は目的物の要求性能に応じて適宜選択しうるが、
通常は2価の鉄化合物中の鉄分に対し2重量%以上であ
シ、好ましくは3〜10重量%の範囲である。使用量が
過度に少ない場合には安定化効果が不充分であり、逆に
過度に多い場合には経済性に劣るようになる。
(発明の効果)
かくして本発明によれば、2価の鉄化合物の水溶液の安
定性を大巾に向上させることができる。
定性を大巾に向上させることができる。
この安定化された鉄化合物水溶液或いはこの水溶液を種
々の担持体に含浸させたものは、脱臭剤、水処理剤、媒
染剤、医薬、顔料、防カビ防―剤などの原料として巾広
い用途に利用できる。
々の担持体に含浸させたものは、脱臭剤、水処理剤、媒
染剤、医薬、顔料、防カビ防―剤などの原料として巾広
い用途に利用できる。
(実施例)
次に本発明を実施例に基づき更に詳しく説明する0
実施例1
鉄分として50g/ノの濃度に調整した硫酸第一鉄の水
溶液に所定のオキソカルボン酸を所定i1添加し溶解し
た。各水浴液100尼t−1ooiビーカーに入れ、ガ
ラス板をのせて放置し、水溶液の色並びに沈殿の生成の
時期を観察した。結果を第1表に示す。
溶液に所定のオキソカルボン酸を所定i1添加し溶解し
た。各水浴液100尼t−1ooiビーカーに入れ、ガ
ラス板をのせて放置し、水溶液の色並びに沈殿の生成の
時期を観察した。結果を第1表に示す。
Claims (1)
- 1、2価の鉄化合物の水溶液に安定化剤としてオキソカ
ルボン酸化合物を配合することを特徴とする新規な鉄化
合物水溶液。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13123585A JPS61291420A (ja) | 1985-06-17 | 1985-06-17 | 鉄化合物水溶液 |
US06/807,245 US4652435A (en) | 1984-12-13 | 1985-12-10 | Stabilized ferrous compound composition |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13123585A JPS61291420A (ja) | 1985-06-17 | 1985-06-17 | 鉄化合物水溶液 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61291420A true JPS61291420A (ja) | 1986-12-22 |
JPH0535093B2 JPH0535093B2 (ja) | 1993-05-25 |
Family
ID=15053166
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13123585A Granted JPS61291420A (ja) | 1984-12-13 | 1985-06-17 | 鉄化合物水溶液 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61291420A (ja) |
-
1985
- 1985-06-17 JP JP13123585A patent/JPS61291420A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0535093B2 (ja) | 1993-05-25 |
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