JPS61291070A - 成膜方法 - Google Patents

成膜方法

Info

Publication number
JPS61291070A
JPS61291070A JP12916685A JP12916685A JPS61291070A JP S61291070 A JPS61291070 A JP S61291070A JP 12916685 A JP12916685 A JP 12916685A JP 12916685 A JP12916685 A JP 12916685A JP S61291070 A JPS61291070 A JP S61291070A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
film
frame
monomolecular
membrane
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12916685A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshihiko Miyazaki
俊彦 宮崎
Kenji Saito
謙治 斉藤
Hiroshi Matsuda
宏 松田
Takeshi Eguchi
健 江口
Yukio Nishimura
征生 西村
Takashi Nakagiri
孝志 中桐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP12916685A priority Critical patent/JPS61291070A/ja
Publication of JPS61291070A publication Critical patent/JPS61291070A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Magnetic Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、半導体技術分野並びに光学技術分野等に於る
デバイスの主要な構成要素である有機薄膜の成膜方法に
関し、特に単分子累積法により、基板上に上記有機薄膜
を形成する成膜方法に関する。
[開示の概要] 本明細書及び図面は、成膜用分子群を水面」二に展開し
、水面に水平に保持された基板を上下移動することによ
って、水面上の単分子膜を移しとる水平付着法による成
膜方法において、該分子群を枠によって区切ることによ
り、中分子膜の基板端への折り返しのない有機薄膜を成
膜する技術を開示するものである。
し従来の技術] 従来、半導体技術分野並びに光学技術分野に於る素材利
用はもっばら比較的取扱いが容易な無機物を対象にして
進められてきた。これは有機化学分野の技術進展が無機
材料分野のそれに比べて著しく遅れていたことが一因と
なっている。
しかしながら、最近の有機化学分野の技術進歩には目を
みはるものがあり、又、無機物対象の素材開発もほぼ限
界に近づいてきたといわれている。そこで無機物を凌ぐ
新しい機能素材としての機能性有機材料の開発が要望さ
れている。有機材料の利点としては安価かつ製造容易で
あること、機能性に富むこと、等である。反面、これま
で劣るとされてきた耐熱性、機械的強度に対しても、最
近、これを克服した有機材料も次から次へと生まれてい
る。このような技術的背景のもとで、論理素子、メモリ
ー素子、光電変換素子等の集積回路デバイスやマイクロ
レンズ・アレイ、光導波路等の光学デバイスの機能をに
なう部分(トとして薄膜部分)の一部又は全部を従来の
無機薄膜に代えて、有機薄膜で構成しようという提案か
ら、ばては1個の有機分子に論理素子やメモリー素子等
の機能を持たせた分子電子デバイスや生体関連物質から
なる論理素子(例えば、バイオ・チップス)を作ろうと
いう提案が、最′近、いくつかの研究機関により発表さ
れた。
このようなデバイスの主要な構成要素である有機薄膜は
単分子累積法を用いて作製される。単分子累積法(別名
ラングミュア・プロジェット法、LB法)とは、親木基
・疎水基をもった分子の親木性、疎水性を利用して秩序
よく水の」二に展開して中分子膜を形成した後、これを
基板表面に移しとる方法で、基板」−に中分子膜あるい
は中分子を積層した中分子累積膜(これらをLB膜とい
う)の形成が可能である。
従来この種の装置は、第2図に示すように浅くて広い角
型の水槽lの内側に仕切2が水平に水面3を仕切るよう
に置かれている。仕切2は二次元シリンダとして機能し
、仕切2の内側には方形の浮子4が浮かべられ、浮子4
の幅は仕切2の内=j−より僅かに狭く造ってあり、−
次元ピストンとして左右に滑らかに移動できるようにな
っている。
浮子4を左右に移動させるためにワイヤー5を介して浮
子4はモーターなどを利用した巻き取り装置6と結ばれ
ている。
単分子膜の形成の際には、膜の構成物質をベンゼン、ク
ロロホルム等の揮発性溶媒に溶かし、水面3]二に滴下
する。溶媒が揮発した後には、二次元系の挙動を示す単
分子膜が水面3−にに残される。分子の面密度が低い時
は、二次元気体の気体膜と呼ばれる。浮子4を右方向へ
移動することで中分子が展開する水面3の広がりを縮め
て面密度を増加して行くと、分子間の相互作用が強まり
、二次元液体の液体膜を経て、二次元固体膜へと変化す
る。この固体膜になると分子の配列配向はきれいにそろ
い、半導体を構成する材料に要求される高度の秩序性及
び均一な超薄膜性を持つにいたる。
中分子膜を水面3 J−から基板7表面−Lに移し取る
方法として、水面3上の単分子膜に累積操作に好適な一
定の表面圧をかけながら、基板ホルタ−8に取付けた基
板7を垂直方向 に上下することにより中分子膜を移し
とる垂直浸漬法がある。この方法では、第3図(a)の
ように浸漬時だけ中分子膜10が付着するX型、第3図
(b)のように浸漬時にも引き上げ時にも単分子膜10
が付着するY型、第3図(C)のように引き−Lげ時の
み単分子膜10が付着するX型の3種類がある。なお、
第3図の分子にて、11は親木性部分、12は疎水性部
分である。
また、別の方法として、基板の単分子付着面を水平に保
ちつつこの基板を上下移動し、水面りの単分子膜を移し
とる水平付着法がある。この水平付着法では、水面−L
の単分子膜の配向状態をそのまま基板−1−に移しとる
ことができると考えられ、基板を上方より単分子膜に近
づけるとX型膜、基板を水中から近づけるとX型を形成
できる。また、垂直浸漬法では映信けを行なえない低い
表面圧力でも累積を行なえる。
[発明が解決しようとする問題点」 従来の成膜方法は、前述の垂直浸漬法を適用した装置で
行なわれており、水平44着法はあまり行なわれていな
い。
垂直浸漬法は、単分子膜の累積の際に重力等の影響で単
分子膜がずり落ちるなど膜の流動が生じ、累積膜の配向
状態が変化するという問題があった。また、膜付は速度
が数IIm−cm/l1inと遅く、大面積の成膜には
不向きであった。
これに対し、水平付着法では、液面りの単分子膜の配向
状態をそのまま基板−1−に移しとることができる。ま
た、垂直浸漬法では膜付けを行なえないような低い表面
圧力のもとでも累積ができるという利点をもっている。
しかしながら、この水平付着法では膜を付着した後の基
板の引き−hげ時に液の基板成膜面への回込みが起こり
、基板端において膜が2層付くなど、きれいな膜を作製
することができないなどの問題があり、従来、垂直浸漬
法で成膜が行なわれている。
本発明は、上述のような従来方法の問題点に鑑みてなさ
れたもので、中分子膜の基板端への折り返しなどを防ぎ
、従来方法ではできなかった水平付着法を実施できるよ
うにし、膜付けの効率を向1−する方法を提案するもの
である。
L問題点を解決するための手段] 本発明は、水面−I−に展開された成膜用分子群を、基
板−1−に単分子膜あるいはその累積膜として移しとる
成膜方法であり、該分子群を枠を用いて区切ることを特
徴とする成膜方法である。
第1図に本発明の成膜方法の一例を模式図として示す。
任意の表面圧力に加圧された単分子膜10の」一方に枠
13及び水平に保持された基板7を設置する(第1図a
)。枠13を降ろし、申分子−膜10を基板7に合わせ
て区切る(第1図b)。この状態で枠13の内側に合わ
せて基板7を降ろし、中分子膜IOを付着させる(第1
図C)。基板7を上げ、単分子膜10を完全に基板7−
L、へ移しとる(第1図d)。枠13を上げて膜付けの
工程が完了する(第1図e)。
このように、基板を水平に保ちつつ上下し、膜を基板」
二に移しとるとき、枠を設けることにより、単分子膜の
基板端への折り返しなどを防ぐことができ、きれいな膜
を基板上に製作できる。
上記の例では、基板及び枠を単分子膜上方より近づけ、
膜を移しとるX型膜の製作を説明したが、逆の方向で基
板及び枠を液中より単分子膜に近づけることで2型膜の
製作を行なえる。また、枠を液中から、基板を上方から
という位置関係、更にその逆も可能である。また、基板
および枠が−4−下する例をあげたが、膜と基板、枠が
付着する動きをすれば良いのであって、水面が上下して
も良い。また、基板は水平でなくとも斜めに保持された
場合にも適用できる。
このような方法は、膜付けがほとんど瞬時に行なわれ、
垂直浸漬法の膜付は速度数IIII−CIl/l1in
を考えると、膜製作において効率に大きな差が出てくる
。また、大面積の基板に一度で膜付けができる効果もあ
る。
[作 用1 枠によって水面を区切ることにより、水面−1−に展開
している成膜用分子群は基板とほぼ同じ面積に切断され
る。この枠内で基板を上記切断された分子群に接触させ
、基板に単分子膜を付着させることにより、基板の引き
あげ時におこる単分子膜の基板端への折り返しを防ぐこ
とができる。
[実施例] 本発明の実施例を第4図に示す。3は成膜用分子群を展
開した水面、7は膜を付ける基板、8bは基板7を水平
に保持するための基板ホルダー、13は液面3−1−の
単分子膜を区切る枠である。
任意の表面圧力を加えた単分子膜3を枠13で区切り、
この枠の中に基板7を水平に陣ろし、単分子膜を基板7
に移しとる。この時、基板7を先に水面3上に降ろし、
次に枠13を降ろしてもよいし、同時に降ろしても良い
第5図は、本発明で累積膜を製作する時のf順例を示す
。水槽lの中の単分子膜が形成された水面3に基板7と
枠13aを降ろし、基板7」二に1層目を移しとる(第
4図a)。次に枠13aをそのまま残し、水槽中の残り
の単分子膜の部分に基板7と枠13bを降ろし、2M目
を移しとり、更に枠13cを用いて3層目を移しとる。
これをくりかえすことにより、基板71にX型膜の累積
が行える。
この方法は、液面」二の単分子膜の表面圧力を変化させ
ずに累積が行なえる。液面上に残す枠は、液面上を浮い
て可動するものでも良い。
[発明の効果1 以上説明したように、液面上の単分子膜を基板]−に移
しとる際、移しとるべき単分子膜の部分を囲う枠を設け
、水平に保持された基板を切りとられた膜に接触するこ
とにより、折り返しのない配向状態に乱れのない単分子
膜またはその累積膜を基板」二に容易に効率よく形成で
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の成膜方法の模式図、第2図は従来の成
膜装置の概要斜視図、第3図は中分子膜または累積11
々の分子−配向から見た構造の分類図。 第4図は本発明の実施例の斜視図、第5図は本発明の実
施例の平面図である。 l:水槽、2:仕切、3:水面、4:浮f−15:ワイ
ヤー、6:巻き取り装置、7:基板、8a、8b:基板
ホルタ−110:巾分子膜、】】:親水性部分、12:
疎水性部分、+3. +3a  、 13b 、 13
c :枠。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 水面上に展開された成膜用分子群を、基板上に単分子膜
    あるいはその累積膜として移し取る成膜方法であり、該
    分子群を枠を用いて区切ることを特徴とする成膜方法。
JP12916685A 1985-06-15 1985-06-15 成膜方法 Pending JPS61291070A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12916685A JPS61291070A (ja) 1985-06-15 1985-06-15 成膜方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12916685A JPS61291070A (ja) 1985-06-15 1985-06-15 成膜方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPS61291070A true JPS61291070A (ja) 1986-12-20

Family

ID=15002771

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12916685A Pending JPS61291070A (ja) 1985-06-15 1985-06-15 成膜方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS61291070A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS60173842A (ja) パタ−ン形成方法
US4728591A (en) Self-assembled nanometer lithographic masks and templates and method for parallel fabrication of nanometer scale multi-device structures
TW200914367A (en) Method and system for printing aligned nanowires and other electrical devices
JPS59183861A (ja) 交互形単分子層の形成法及び形成装置
DE102008009365A1 (de) Elektronische Vorrichtung mit nichtflüchtigem Speicher unter Verwendung von Nanodraht als Ladungskabel und Nanoteilchen als Ladungsfalle sowie Verfahren zur Herstellung derselben
US20050118338A1 (en) Control of the spatial distribution and sorting of micro-or nano-meter or molecular scale objects on patterned surfaces
CN106206450B (zh) 三维垂直栅极半导体结构与半导体元件及其制造方法
JPS61291070A (ja) 成膜方法
Kalashnyk et al. Functional hybrid multilayered van der Waals heterostructures from graphene and self-assembled supramolecular 2D crystals
CN109911939B (zh) 一种基于二维量子片的密堆积薄膜的制备方法
JPS61291058A (ja) 成膜装置
JPS60223117A (ja) 単分子累積膜形成方法
JPS60222170A (ja) 成膜装置
JPS60222169A (ja) 成膜装置
Nichogi et al. Structural analysis of Langmuir-Blodgett films of alkylated tetracyanoquinodimethanes
JPS61291059A (ja) 成膜装置
JPS60222167A (ja) 成膜方法及びその装置
JPS60222172A (ja) 成膜装置
WO2019150670A1 (ja) ナノ結晶配列構造体固定化基板、ナノ結晶配列構造体の製造方法、ナノ結晶配列構造体固定化基板の製造方法
JPS60222171A (ja) 成膜装置
WO2006004952A1 (en) Molecules for langmuir-blodgett deposition of a molecular layer
JP3135560B2 (ja) 単分子膜形成法とその構造
JPS60193537A (ja) 単分子累積膜成膜方法
JPS63141639A (ja) 分子配向薄膜の製法
JPS62294433A (ja) 成膜装置