JPS61290573A - X線ct装置 - Google Patents

X線ct装置

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JPS61290573A
JPS61290573A JP60131800A JP13180085A JPS61290573A JP S61290573 A JPS61290573 A JP S61290573A JP 60131800 A JP60131800 A JP 60131800A JP 13180085 A JP13180085 A JP 13180085A JP S61290573 A JPS61290573 A JP S61290573A
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ray
data
processing
fan
detector
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JP60131800A
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Hiroshi Nishimura
博 西村
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Hitachi Healthcare Manufacturing Ltd
Original Assignee
Hitachi Medical Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の利用分野〕 本発明は、X線源とX線検出器の相対的位置関係を保持
したまま被検体の周囲を回転運動を行ない、扇状X線を
用いて計測するコンピュータ断層装置において、高品質
の断層画像を能率良く得るXICT装置に関するもので
ある。
〔発明の背景〕
X線CT装置の検出器列は、検出器幅に対して無視でき
ない大きさの検出器開口幅を有する。有限の開口幅をも
つ検出器列によって標本化された投影データは、標本間
隔で決まるナイキスト周波数よシ高い周波数成分を潜在
的に含んでいる。この成分を取り出すには、X線検出器
列を本来の幾何学的配置から検出器幅の1/4だけずら
せた取シ付け、互いに180°隔てた計測位置での対向
ビームが172だけ重なるようにしたクォーター・オフ
セット検出器列を用いれば可能であることは、特開昭5
6−52040号に記載されている。しかし、この方法
は、一方の投影データのそれぞれの中間に、180°隔
てた位置で計測した投影データの開口が互いに1/2ず
つずれた位相をもつことを利用して、埋め込んだだけで
しかない。すなわち、もとの開口幅のデータをその半分
の開口幅のデータとして埋め込んだ点に数学上無理があ
り、これを正しく半分の開口幅を有するデータとして取
り出す点については配慮されていなかった。
〔発明の目的〕
本発明の目的は、X線CT装置における画像再構成演算
アルゴリズムを改善し、高い空間分解能を有し、雑音の
粒状状の細かい良質の断層画像を極めて高速に得ること
ができるXaC′Il装置を提供することにある。
〔発明の概要〕
本発明は、X線検出器列を通常の位置から検出器幅の1
/4だけずらして配置したX@CT装置において、互い
に180°隔てた位置で計測されたX線ビームの重なり
をデイコンボルーシヨンあるいは逆フィルタを施した後
、逆投影演算によって断層像を得るようにしたものであ
る。
〔発明の実施例〕
被検査体に対して多数の放射線ビームを透過させ、その
透過ビーム計測値から被検査体の特定断面における放射
線吸収係数の分布を求め、これを断層像として表示装置
に表示することによって被検査体の診断に役立たせるコ
ンピュータ応用断層撮影装置(以下CTと呼ぶ)は、そ
の投影データ収集方式に応じて、第1世代、第2世代、
第3世代CT等と呼ばれている。いずれの世代OCTで
も、X線源とX線検出器群を被検査体の周囲をその相対
位置関係を保持したまま回転運動あるいは並進運動を行
なって多数の方向から投影データを計測している。
これらの投影データのうち、1本の計測ビームの一方の
側でX線ビームを爆射して計測したデータと、爆射/検
出の関係を逆転させて他方の側から爆射して計測したデ
ータのそれぞれの検査器間口幅を、計測ビームを有限の
幅をもったペンシルビームと仮定したとき、互いに半分
だけ重なり合うようにX線源/検出器系をあらかじめ配
置しておくことは可能である。この半分ずつの重なり合
いは、もとの検出器幅を基準に取ると、互いに逆転した
位置で計測されたデータは、それぞれ1/2位相ずれた
被検査体の情報を保持しているので、これらを解き11
ぐせばもとの検出器幅で決まるナイキスト周波数の2倍
の情報まで取シ出せる。
第3世代0CT(被検査体を覆うことのできる拡がり角
で扇状にX線ビームを照射することのできるX線源と、
このX線ビームのそれぞれを同時に検出するためQXX
線検出器群をもち、被検査体の周囲を、これらの相対的
位置関係を保持しながら回転運動を行なって投影データ
を収集するように構成されたCT)において、上記の事
を実現するKは、検出器列を検査器幅の1/4だけ本来
の幾何学的位置からずらせて取り付ければよい。
この方式の検出器列をクォーターオフセットディテクタ
と呼ぶ。
このようにして収集された多数の投影データを用いて、
被検査体の特定断面におけるX線吸収係数の分布を表わ
す断層画像を得るには、逐次近似法、コンポリューショ
/法、フィルタ逆投影法。
フーリエ変換法等によって、再構成処理をする必要があ
る。一般的にはフィルタ逆投影法が用いられているが、
この方法は投影データにまず検出器の物理特性を補正す
る前処理演算を施したあと、逆投影によるぼけを修正す
るだめのフィルタリングを行ない、そのあと逆投影演算
を行なうことによって断層画像を再構成するものである
。この方法には逆投影演算の手法によって2種類に分け
られる。その一つの手法は、多方向から得られる各投影
データごとに弧状に並んだ検出器列とX線源の幾何学的
位置関係を考慮に入れた補正項を含んだフィルタリング
を実施したあと、直交座標系として構成された2次元メ
モリ空間上に直接ファン状に逆投影演算を行なうことに
よって断層画像を得る方法で、ダイレクトバックプロジ
ェクション法(略してダイレクト法)と呼ばれる。他の
一つの手法は、ファン状X線ビームによって計測された
投影データ群から並べ換え演算によって一旦平行ビーム
投影データを作成し、この並べ換え後のデータにぼけ修
正のフィルタリングを実施し、逆投影演算を行なう方法
で、アレンジメント法(略してアレンジ法)と呼ばれる
アレンジ法は、平行ビーム投影データを使って逆投影を
行なうが、この演算が単純であるのでそのハードウェア
構成も実現が容易である。しかし。
一本の平行ビーム投影データを並べ換え演算によって得
るKは、ファンビームの拡がシ角に応じた計測データが
必要であり、並べ換え演算そのものが2次元の補間演算
であるので、この際の補間誤差が再構成後の画像の空間
分解能を劣化させ、雑音の粒状性も粗いものとし2画質
の低下を来す。
そのため、逆投影演算にはダイレクト法が用いられるよ
うになってきた。ダイレクト法では、補間演算は逆投影
時にのみ必要であり、並べ換え演算時と逆投影演算時と
に補間演算が必要なアレンジ法よシも補間誤差に基づく
画質劣化の程度は少ない。
本発明の目的は、再構成画像の空間分解能を向上させる
ために、前記クォータオフセットディテクタを用いて被
検査体の投影データを得て、画像再構成するX線CT装
置を提供することにある。
以下便宜上説明にはアレンジ法を基礎とする。
第1図は、本発明の概要を示す図である。X線コンピュ
ータ断層装置のうち、現在量も広く使用されているのは
、ファンビームを用いた回転スキャンのみによって計測
を行なう第3世代方式である。
ガントリ内の回転する円板1上に対向して固定されたX
線管2およびX線検出器列3は、被検査体4の周囲を一
定速度で回転する。その際、一定時間間隔ごとに、X線
パルスをX線管2から発射し1回転中心付近に置かれた
被検査体透過後のX線をX線検査器で計測し、増幅器で
得られた信号の増幅後、アナログ・ディジタル変換して
、ディジタル値となった計測データを得る。こめ計測デ
ータをLog変換によろてファンビーム投影データとし
て画像処理系11に送る。
画像処理系11では、投影データを後述するアレンジメ
ント・データ拡張法によってアレンジ処理し、得られた
倍長データに対して、本発明の特徴テするデイコンボル
ーシヨン処理を行なう。その後、逆投影によるぼけをあ
らかじめ取り除くためのぼけ修正フィルタ処理7を行な
う。この際。
フィルタ係数8は部位別に何種類か用意しておき、ぼけ
修正フィルタ処理7に使用する。フィルタ処理後のデー
タに逆投影処理を施し、最終の断層画像10を得る。
X線検出器列を本来の幾何学的配置から検出器幅の17
4だけずらせて取り付けたクォーター・オフセット検出
器列は、平行ビーム投影データでは、互いに180°隔
てた計測位置での対向ビームが1/2だけ重なる。X線
ビームをビーム幅の等しいペンシル・ビームと仮定する
と、回転中心付近の1本のビームに注目したとき、互い
に180゜隔てた計測位置での対向ビームは第2図に示
すごとくなる。それぞれ互いに180°隔てた位置での
X線管21とX線検出器22とを結ぶビームは。
シングル・ハツチで示しである。検出器が本来の幾何学
的位置から検査器幅の1/4だけずらせてあるため互い
に180°隔てた検出器同志ノ間テは検出器幅の1/2
だけ結果的にずれも。しだがって両者のビームの重なり
は、互いに1/2ずつとなシ、ダブル・ハツチの部分が
両者の重なりの部分である。この重なりを解きほぐすこ
とが1本発明の目的である。
第3図は、平行ビーム投影データ、すなわち。
ファンビーム/平行ビーム並べ換え演算後のアレンジメ
ントデータの、検出器列が互いに180゜隔てた計測位
置での各ビームの位相関係を示す。
第3図から、一方のアレンジメントデータと180’隔
てた位置でのデータを交互に埋め込むと、1つ1つのデ
ータの開口特性は、互いに半分ずつの重なり合いをもつ
ことがわかる。このようにして、対向アレンジメントデ
ータを交互に埋め込む方法は1元の開口幅をもつデータ
をその半分の開口幅のデータとして2倍に拡張する点に
問題がある。
この問題を解決するには、半分の開口幅をもつ仮想検出
器で計測されたかのごとく、投影データの解きほぐしが
必要である。第4図は1元の開口幅の半分の仮想検出器
で計測した場合の対向ビーム投影データとの関係を示す
いま、元の対向ビーム投影データをそれぞれ(tjk)
、(LIJ)とし、その半分の開口幅をもつ仮想検出器
で計測されるデータを(X、)とする。ただし、(u、
)、(uk’)はそれぞれに=1〜Nまでの要素をもち
1Xk)はに=1〜2Nまでの要素をもつ。
任意のuk、u(に対して第1式の関係が成シ立つ。
ここで、(Vk) (k=1〜2N)として、と第1式
は第3式のように書き表わされる。
v k= x k+ X k*l      m+++
+++Ile* (3)第3式は、(vk)が(Xk)
の隣接2点加算によるものであることを示す。そこで(
Vk)、(X、)それぞれをベクトル表記してV、Xと
し、隣接2点加算オペレータをhで表わすと、第3式は
第4式に示すごとく、コンボルージョン表現となる。
v=x*h         ・・・・・・・・・・・
・・・・(4)ただし、*はコンボルージョンを意味す
る。
第4式から、与えられたVに対して×を求めることが本
発明の目的である。第4式の両辺をそれぞれフーリエ変
換し、v、x、hの周波数領域での表示をV(ω〕、X
(ω)、H(ω)とすると、第5式で表わされる。
V==X、+        ・・・・・・・・・・・
・・・・・・・(5)第5式から、Xを求めると、第6
式を得る。
X=+−皿・■      ・曲軸・四・・・(6)第
6式からH−1(ω)が決まれば、与えられたV(ω)
に対してX(ω)が求まる。
ところで、隣接2点加算オペレータhは、仮想検出器幅
を1.としたとき、空間座標軸をtで表わすと、第7式
で表わされる。
h(t)=δ(1)+δ(t −to )     −
= (7)ただし、δ(りはデルタ関数である。第7式
の両辺をフーリエ変換すると、第8式を得る。
H(ω)=1+e−’″tO・・・・・・・・・(趨第
7式は、第5図に示すごとくなる。
第8式から)l−1(ω)を求めると、第9式を得る。
第9式は、第6図に示すごとく正規化周波数ωt。
=−π、πでそれぞれ発散する。したがって、この逆フ
ィルタH−1(ω)は、このままV(ω)に施すことは
無意味となる。
そこで、近似解を求め名ことを考える。第9式の欠点は
、1点の解を求めるのに全領域の情報を利用する点にあ
る。第9式が周波数軸ωto=士πで発散することは、
空間軸で考えたとき振動することを意味する。また、1
点での解に寄与する因子は近傍数点におさまると考えて
よい。
そこで、簡単のために第3式でに=1〜5までの要素を
例にとシ、近似解を求めることを考える。
第3式を書き下すと、第10式を得る。
次に、両端の値の平均値を初期値、すなわち。
として、それぞれ昇順降順に解を求めhX3に対する両
者の和をXfとすると、第11式を得る。
ところが、X3の解はh v2 p v3に等分に含ま
れているので、Xfとして第12式のものが第1近似と
して考えられる。
そこで、第11.12式の加算平均を近似解X3として
用いる。しだがって、第13式を得る。
x3=vz +V3−−(vt +V4 )   ・・
・(13)近似逆フィルタH(ω)の実空間関数h0(
t)は、h”’(t)=−入δ(t −1−t o )
十δ(1)+δ(t  to)−一δ(t−2to) 
 ・・・(14)で与えられる。第7図にho(t)の
実空間図を、第8図にその周波数特性を示す。第8図か
ら明らかなように、正規化周波数ωto=±nπ(nは
整数)で必ず振@Oであるので、発散の問題はない。
同様にして、近似解に利用する領域をさらに拡げること
によって近似逆フィルタを構成することが可能である。
このようにして、近似逆フィルタを使って、投影データ
から、元の1/2の検出器幅をもつデータを作成でき、
これをフィルタ補正逆投影法によって画像を再構成する
と、検出器幅0.75mmの検出器列で計測した場合、
0.50aamの空間分解能をもつ画像が得られた。ま
た、画像のノイズ粒状性も改善されたが、アーチファク
トが逆に若干増加した。これは、第2図のX線ビームが
ペンシルビーム−1すなわち、X線ビーム幅がX線管か
らX線検出器まで検出器幅と同じ幅をもったものとした
仮定に問題があるからである。
実際には、X線ビームはX線管側でほとんど幅をもたず
、検出器に到達した時の幅が検出器の開口幅と等しくな
るような性質をもつビームである。
したがって、被検査体を通過するときの幅は、X線管か
らの距離によって変わり、回転中心付近では、検出器開
口幅の約172となる。被検・套体の大きさが、X線管
と検出器間の距離に比べて充分小さければ、被検査体を
回転中心に置いて計測すれば、本発明の処理は不必要で
ある。しかし、現実には、被検査体の大きさを無視でき
ない。
第9図は、X線ビームのX線管から検出器へのビームの
拡がシを考慮に入れたときの対向した2ビ一ム位置での
重なりを示したものである。実際には一本のX線ビーム
の両側に重なり部分をもつ。
この事を模式的に表現したものが第10図である。
第4図との違いは、元の計測された投影データの対向ビ
ームとの重なり程度が少ない点にある。“(uk)、(
u′k)を第2式に従って(vk)に置き換え、仮想検
出器による投影データ(Xk)との関係を書き表わすと
、第15式となる。
&Xh−t +x k +a Xk、l= V b  
  −(15)ここで、αは、元のVkの開口幅から仮
想検出器による投影データxkの開口幅を引いたものと
、xkの開口幅との比の半分である。第15式の加算オ
ペレータh (t)は、第16式で示すごとくなる。
h(t)=aδ(t+to)+δ(t)+αδ(t  
t o )  ・・’ (16)第16式の両辺をフー
リエ変換すると、第17式を得る。
H(ω)=1+2αcosωt0     ・・・・・
・・・・(17)ここで、定義よシ、0≦α≦0,5と
仮定してよいので、第17式の逆フィルタは、任意の正
規化周波数ωtoで発散することのない第18式で与え
られる。
第16式のプロフィールを第11図に、第18式の周波
数特性を第42図に示す。
したがって、第15式あるいは第10図の仮定が成シ立
つとき、投影データをフーリエ変換したものに第18式
の逆フィルタを施し、ぼけ修正フィルタを掛は合わせ、
逆フーリエ変換後、逆投影処理を行なえば、ディコンポ
ルージョンによる高解像断層画像が得られる。
アレンジメント方式を行なうCT画像再構成のフロー・
チャートを第13.14図に示す。ファンビーム投影デ
ータ(前半1800分)131をアレンジメント処理1
33 L、、前半180°分のアレンジ・データ134
を得る。同様に、ファンビーム投影データ(後半180
°分)132をアレンジメント処理133し、後半18
0°分のアレンジ・データ135を得る。134,13
5両者のデータを使って、対向データ交互埋め込み処理
136を施し、拡張アレンジ・データ137を作成する
。このとき、もとのファンビーム投影データ131,1
32の検出器数、すなわち、サンプル数をNとすると、
拡張アレンジ・データ137のサンプル数は2Nとなり
、180°分のデータとなる。次に、拡張アレンジ・デ
ータ137に実空間上でディコンポルージョン処理13
8を行なうか、あるいは、それと等価なことを周波数領
域に変換後進フィルタを施す。その後、ぼけ修正フィル
タ処理139を行なう。この処理は、実空間で行なう場
合はコンポルージョン演算であシ、周波数領域で行なう
場合は、ぼけ修正フィルタとの積を作成し、その後逆フ
ーリエ変換を行なう処理となる。最後に、得られたデー
タを逆投影処理140し、最終的な断層画像141を得
る。
第14図は、第13図とディコンポルージョン処理13
8とぼけ修正処理139の順序が異なっているだけで、
他は第13図と同じである。
よシ詳細な具体例を第15図に示す。CTスキャナから
得られたファンビーム投影データは、各パルスごとJI
N次−次元バッファ・メモ!j151に蓄えられる。−
次元バッファ・メモリ151にある一定量データが蓄え
られると、取シ出し、アレンジメント処理133’t−
加算器152によって行ない、−次元バッファ・メモリ
153に蓄える。
このアレンジ・データは対向ビーム・アレンジデータと
組み合わせてデータ長は倍長にする。このデータは、デ
ィコンポルージョン演算器154を通した後、FF’T
演算器155でフーリエ変換し。
−次元バッファ・メモリ156に転送する。このデータ
とぼけ修正フィルタ係数157と乗算器158で掛は合
わせ、−次元バッファ・メモリに蓄える。その出力は、
逆FFT演算器160によって逆7−リエ変換し、実空
間にもどして〜、−次元バツファ・メモリ161に蓄え
る。一方、カラyり164からの指令によりビーム計算
器162が、逆投影演算に応じたデータを一次元バツフ
ァ・メモリ161からとり出し、すでに二次元画像バッ
ファ・メモリ165に蓄えられている同一座標上のデー
タとを加算器163によって加算し。
結果を二次元バッファ・メモリ165に蓄えておく。以
上の過程を360°全体の投影データに対して施すと、
最終の断層画像141が得られる。
得られた画像をビデオ帯域用D/A変換器166を通し
てアナログ・ビデオ信号に変換し、CR,Tディスプレ
イ167により可視化する。
本発明は、アレンジメント法のみならずダイレクト法等
、はとんどのX線CT装置に適用可能である。
また1本発明は扇状X線ビームを用いるX線CT装置の
みならず錐状X線ビームを用い、スライス方向に多層構
造をもった検出器群による計測を行なうX線CT装置に
も適用可能である。さらに、扇状X線ビームを用いるX
#CT装置で多層スライス面での断層像を連続的に得る
場合K、スライス方向の処理に本発酊の原理がそのまま
適用できる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、X線検出器幅で規定される最高空間分
解能よシも高い空間分解能をもった断層画像を提供でき
、よシ細かな領域も解像できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の詳細な説明する図、第2図はX線ビー
ム幅の等しいペンシル・ビームの対向シた状態を示す図
、第3図は互いに180°対向したアレンジ・データの
交互埋め込みを説明する図、第4図U対向ビームからデ
イコンボルーシヨンによって、検出器幅が1/2の仮想
検出器のデータを作成する方法を説明する図、第5図は
隣接2点加算オペレータのプロフィールを示す図、第6
図はその逆フィルタの周波数特性図、第7図はその実現
可能な近似逆フィルタの実空間図、第8図はその周波数
特性図、第9図はX線ビームの幅カX線管側とX線検出
器側で異なる場合の対向した2ビームの重なり状態を示
す図、第10図は対向した2ビームの重なルが0.5以
内の互いに1800対向した位置でのアレンジ・デ〒り
と元の検出器幅の1/2の仮想検出器の状態を示す図、
第11図はその場合の隣接3点加算オペレータのプロフ
ィール図、第12図はその逆フィルタの周波数特性図、
第13図はデイコンボルーシヨン処理を含むCT画像再
構成フロー・チャート(その1)、第14図は同その2
.第15図は具体的実施例を説明する図である。 1・・・回転する円板、2・・・X線管、3・・・X線
検出器列、4・・・被検査体、5・・・アレンジメント
処理、6・・・ディコンポルージョン処理、7・・・ぼ
け修正フィルタ処理、8・・・フィルタ係数、9・・・
逆投影処理、10・・・画像、11・・・XMCT画像
処理装置、21・・・X線管、22・・・X線検出器、
31.32・・・互いに180°対向したアレンジ・デ
ータ、41.42・・・対向ビームの互いの重なり合い
が1/2の対向アレンジ・データ、43・・・元の検査
器幅の1/2の仮想検出器で得られたデータ、131・
・・ファンビーム投影データ(前半180°分)、13
2・・・ファンビーム投影データ(後半180°分)。 133・・・アレンジメント処理、134・・・アレン
ジ・データ(前半180°分)、135・・・アレンジ
・データ(後半180°分)、136・・・対向データ
交互埋め込み法、137・・・拡張アレンジ・データ、
138・・・ディコンポルージョン処理、139・・・
ぼけ修正処理、140・・・逆投影処理、141・・・
画像、151・・・−次元バッファ・メモリ、152・
・・加算器、153・・・−次元バッファ・メモリ、1
54・・・デイコンボルーシヨン演算器、155・・・
FPT演算器、156・・・−次元バッファ・メモリ、
157・・・フィルタ係数、158・・・乗算器、15
9・・・−次元バッファ・メモリ、160・・・逆FF
T演算器、161・・・−次元バツ7ア・メモリ、16
2・・・ビーム計算器、163・・・加算器、164・
・・カウンタ、165・・・二次元バッファ・メモリ、
166・・・ビデオDA変換器、167・・・CB、T
ディスプレイ、170・・・データ拡張器%171・・
・フィルタ処理部、172・・・逆投影処理部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、被検査体の特定断面部分に対し、多数の角度から扇
    状のX線ビームを照射し、前記被検査体を透過したX線
    ビームをほぼ同時に多数のX線検出器によつて計測する
    装置において、X線検出器列を検出器幅の1/4だけ本
    来の位置からずらして取り付け、得られる計測データの
    空間サンプリング・ピッチを等価的に2倍化する手段と
    前記各角度毎の前記扇状X線ビームに対応した多数のフ
    ァンビーム投影データを収集する手段と、この手段によ
    つて得られた各角度毎のファンビーム投影データをファ
    ンビーム/平行ビーム並べ換え演算によつて平行ビーム
    投影データを作成する手段と、この手段によつて得られ
    た平行ビーム投影データを互いに180°対向した位置
    で計測されたデータを交互に埋め込んで倍長データを作
    成し、デイコンボルーシヨン演算により対向ビームの重
    なり合いを解きほぐす手段と、この手段によつて得られ
    たデータにフィルタ関数を作用させてぼけ修正データを
    作成する手段と、この手段によつて得られた修正データ
    を逆投影計算を行なう手段とを備えて、前記被検査体の
    特定断面部分における断層画像を得ることを特徴とする
    X線CT装置。 2、デイコンボルーシヨン演算をそれと等価な周波数軸
    上での逆フィルタ関数を作用させることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載のX線CT装置。 3、ファンビーム/平行ビーム並べ換え演算を行なわず
    、ファンビームから直接逆投影演算を行なう手段をもつ
    装置において、計算によつてファンビームの対向ビーム
    を求めて倍長データを作成し、ファンビーム状態のまま
    デイコンボルーシヨン演算を行なう手段を備えたことを
    特徴とする特許請求の範囲第1項記載のX線CT装置。 4、デイコンボルーシヨン演算をそれと等価な周波数軸
    上での逆フィルタ関数を作用させることを特徴とする特
    許請求の範囲第3項記載のX線CT装置。
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