JPS61290227A - ハイドロダイナミツクベアリング - Google Patents
ハイドロダイナミツクベアリングInfo
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- JPS61290227A JPS61290227A JP13939986A JP13939986A JPS61290227A JP S61290227 A JPS61290227 A JP S61290227A JP 13939986 A JP13939986 A JP 13939986A JP 13939986 A JP13939986 A JP 13939986A JP S61290227 A JPS61290227 A JP S61290227A
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- Japan
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- pad
- bearing
- leg
- ligament
- load
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C17/00—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement
- F16C17/02—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for radial load only
- F16C17/03—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for radial load only with tiltably-supported segments, e.g. Michell bearings
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C17/00—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement
- F16C17/04—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for axial load only
- F16C17/06—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for axial load only with tiltably-supported segments, e.g. Michell bearings
- F16C17/065—Sliding-contact bearings for exclusively rotary movement for axial load only with tiltably-supported segments, e.g. Michell bearings the segments being integrally formed with, or rigidly fixed to, a support-element
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本発明はハイドロダイナミックベアリングに関し、特に
３方向にたわむ少なくとも１本の脚状リガメントによっ
てパッドが支持部材から離隔させられるハイドロダイナ
ミックベアリングに関する。
３方向にたわむ少なくとも１本の脚状リガメントによっ
てパッドが支持部材から離隔させられるハイドロダイナ
ミックベアリングに関する。
（従来の技術とその問題点）
スイングパッドベアリングとも呼ばれるハイドロダイナ
ミックベアリングは、相対的に移動する部材間に潤滑剤
のウェッジ形フィルム（ｗｅｄΩｅ−ｓｈａｐｅｄ ｆ
ｉｌｍ ）を形成するように運動するように装着されて
いる。本質的には、パッドはパッド表面の前に位置する
中心の回りをスイング形に運動することによってウェッ
ジを押し出して摩擦力によりウェッジを形成する。ホー
ル（ｈａｌｌ）に付与された米国特許第２，１３７，４
８７号には、球面に沿ってパッドを摺動させることによ
ってハイド０ダイナミツク・ウェッジを作り出すハイド
ロダイナミック・ムーバブル・ベアリングが示されてい
る。しかしながら、この種のパッドは粘着してしまうこ
とが多く、対応するウェッジを作ることができない。グ
リーン（Ｇｒｅｅｎｅ）に付与された米国特許第３．９
３０，６９１号においては、パッドの揺れが複数のエラ
ストマ一部材によって得られているが、これらのエラス
トマ一部材は汚染されやすく劣化しやすい。
ミックベアリングは、相対的に移動する部材間に潤滑剤
のウェッジ形フィルム（ｗｅｄΩｅ−ｓｈａｐｅｄ ｆ
ｉｌｍ ）を形成するように運動するように装着されて
いる。本質的には、パッドはパッド表面の前に位置する
中心の回りをスイング形に運動することによってウェッ
ジを押し出して摩擦力によりウェッジを形成する。ホー
ル（ｈａｌｌ）に付与された米国特許第２，１３７，４
８７号には、球面に沿ってパッドを摺動させることによ
ってハイド０ダイナミツク・ウェッジを作り出すハイド
ロダイナミック・ムーバブル・ベアリングが示されてい
る。しかしながら、この種のパッドは粘着してしまうこ
とが多く、対応するウェッジを作ることができない。グ
リーン（Ｇｒｅｅｎｅ）に付与された米国特許第３．９
３０，６９１号においては、パッドの揺れが複数のエラ
ストマ一部材によって得られているが、これらのエラス
トマ一部材は汚染されやすく劣化しやすい。
このような問題点を解決するために、アイド（Ｉｄｅ）
に付与された米国特許第４，４９６，２５１号には、複
数のウェブ状リガメント（ｌｉｇａａ＋ｅｎｔ）を有し
ていて、相対的に移動する部材間にｒ１１潰剤のウェッ
ジ形フィルムが形成されるようにたわむパッドが示され
ている。このウェブ状リガメントは運動方向にたわみや
すいが、運動方向とほぼ９０゜をなす方向には比較的堅
い。それゆえ、このパッドは対向部材との心ずれや各パ
ッド間の不均等な荷重に順応できない。このことがこの
形状のパッドの使用を制限している。
に付与された米国特許第４，４９６，２５１号には、複
数のウェブ状リガメント（ｌｉｇａａ＋ｅｎｔ）を有し
ていて、相対的に移動する部材間にｒ１１潰剤のウェッ
ジ形フィルムが形成されるようにたわむパッドが示され
ている。このウェブ状リガメントは運動方向にたわみや
すいが、運動方向とほぼ９０゜をなす方向には比較的堅
い。それゆえ、このパッドは対向部材との心ずれや各パ
ッド間の不均等な荷重に順応できない。このことがこの
形状のパッドの使用を制限している。
（問題点を解決するための手段）
上記問題点を解決するため、本発明においては、複数の
ベアリングパッド部材と、該ベアリングパッド部材を支
持する支持部材とからなり、ベアリングパッド部材は荷
重係合面を有するパラＩｆと、該パッドを支持部材から
離隔する少なくとも１本の脚状リガメントとを備えてい
る。そして脚状リガメントはパッドにある角度で延び、
そして対向部材の運動方向及び該運動方向と９０°を、
なす方向に小さい断面係数を有している。またベアリン
グパッド部材は、パッドに作用する荷重と摩擦力によっ
て軸受関係において支持されている対向移動部材に追随
するように対向移動部材の表面に従って２方向に揺動し
、且つ対向移動部材の心ずれを補うように自己調心作用
を行って対向移動部材を支持する。
ベアリングパッド部材と、該ベアリングパッド部材を支
持する支持部材とからなり、ベアリングパッド部材は荷
重係合面を有するパラＩｆと、該パッドを支持部材から
離隔する少なくとも１本の脚状リガメントとを備えてい
る。そして脚状リガメントはパッドにある角度で延び、
そして対向部材の運動方向及び該運動方向と９０°を、
なす方向に小さい断面係数を有している。またベアリン
グパッド部材は、パッドに作用する荷重と摩擦力によっ
て軸受関係において支持されている対向移動部材に追随
するように対向移動部材の表面に従って２方向に揺動し
、且つ対向移動部材の心ずれを補うように自己調心作用
を行って対向移動部材を支持する。
また第２の発明においては、複数のベアリングパッド部
材と、該ベアリングパッド部材を支持する支持部材とか
らなり、ベアリングパッド部材は荷重係合面を有するパ
ッドと、該パッドを支持部材から離隔する複数の脚状リ
ガメントとを備、えている。そしてベアリングパッド部
材は、荷重係合面に作用する荷重と摩擦力によって軸受
関係において支持されている対向移動部材に後縁を接近
させるように揺動し、脚状リガメントはパッドに対して
ある角度で配置されていて、且つ不均等な荷重を補い得
るように荷重が働く方向に前記ベアリングパッド部材を
移動せしめ、そして対向移動部材の心ずれのためにベア
リングパッド部材を揺動せしめるドッグレッグを有して
いる。また、ベアリングパッド部材は３方向に移動して
対向部材を支持する。
材と、該ベアリングパッド部材を支持する支持部材とか
らなり、ベアリングパッド部材は荷重係合面を有するパ
ッドと、該パッドを支持部材から離隔する複数の脚状リ
ガメントとを備、えている。そしてベアリングパッド部
材は、荷重係合面に作用する荷重と摩擦力によって軸受
関係において支持されている対向移動部材に後縁を接近
させるように揺動し、脚状リガメントはパッドに対して
ある角度で配置されていて、且つ不均等な荷重を補い得
るように荷重が働く方向に前記ベアリングパッド部材を
移動せしめ、そして対向移動部材の心ずれのためにベア
リングパッド部材を揺動せしめるドッグレッグを有して
いる。また、ベアリングパッド部材は３方向に移動して
対向部材を支持する。
（作用）
発明においては、脚状リガメントは、その仮想延長線が
パッド表面前方で交わって円錐形状を形成するように内
側に傾斜しているので、ベアリングパッド部材は移動平
面で可撓性を有する。各々の脚状リガメントは所望の運
動または移動の方向に比較的小さい断面係数（Ｓｅｃｔ
ｉｏｎ １ｏｄｕｌｔｌｓ ）を有しているので、心ず
れを補い得る。ドッグレッグまたはリバースベント（ｒ
ｅｖｅｒｓｅ ｂｅｎｄｓ ） ハネ均等な荷重を補い
得るように荷重の方向にパッドを移動させる作用を奏す
る。通常の荷重に対応するためには脚状リガメントはパ
ッドに対称的に配置されるのに対し、荷重が非常に小さ
い場合には脚状リガメントは非対称的に配置されること
が望ましい。脚状リガメントを非対称的に配置すること
によって、荷重と摩擦力のモーメントが収束ウェッジ（
ｃａｎｖｅｒｇｉｎｇ ｗｅｄｇｅ）を確保するように
作用する。脚状リガメントの１本または数本を除去する
ことによって、脚状リガメントを非対称的に配置するこ
とができる。極端な場合には、１本の脚状リガメントの
みを残す。また、脚状リガメントの１本または数本をパ
ッドの中心に近づけて配置し、パッド前方に位置する脚
状リガメントの仮想延長線の交点の位置をパッドの中心
線上からずらすことによっても脚状リガメントを非対称
的に配置することができる。非対称的な脚状リガメント
を有するパッドは、双方向性（ｂｉ−ｄｉｒｅｃｔｉｏ
ｎａｌ）というよりはむしろ単一方向性（ｕｎｉ−ｄｉ
ｒｅｃｔｉｏｎａｌ）であると理解されるべきである。
パッド表面前方で交わって円錐形状を形成するように内
側に傾斜しているので、ベアリングパッド部材は移動平
面で可撓性を有する。各々の脚状リガメントは所望の運
動または移動の方向に比較的小さい断面係数（Ｓｅｃｔ
ｉｏｎ １ｏｄｕｌｔｌｓ ）を有しているので、心ず
れを補い得る。ドッグレッグまたはリバースベント（ｒ
ｅｖｅｒｓｅ ｂｅｎｄｓ ） ハネ均等な荷重を補い
得るように荷重の方向にパッドを移動させる作用を奏す
る。通常の荷重に対応するためには脚状リガメントはパ
ッドに対称的に配置されるのに対し、荷重が非常に小さ
い場合には脚状リガメントは非対称的に配置されること
が望ましい。脚状リガメントを非対称的に配置すること
によって、荷重と摩擦力のモーメントが収束ウェッジ（
ｃａｎｖｅｒｇｉｎｇ ｗｅｄｇｅ）を確保するように
作用する。脚状リガメントの１本または数本を除去する
ことによって、脚状リガメントを非対称的に配置するこ
とができる。極端な場合には、１本の脚状リガメントの
みを残す。また、脚状リガメントの１本または数本をパ
ッドの中心に近づけて配置し、パッド前方に位置する脚
状リガメントの仮想延長線の交点の位置をパッドの中心
線上からずらすことによっても脚状リガメントを非対称
的に配置することができる。非対称的な脚状リガメント
を有するパッドは、双方向性（ｂｉ−ｄｉｒｅｃｔｉｏ
ｎａｌ）というよりはむしろ単一方向性（ｕｎｉ−ｄｉ
ｒｅｃｔｉｏｎａｌ）であると理解されるべきである。
（実施例）
以下、図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第１図及び第２図は本発明をスラストベアリングに適用
した場合の実施例を示す。図において構造物は支持部材
であるベース１０と、このベース１０上に圧入された複
数のスツール状ベアリングパッド部材１２とからなる。
した場合の実施例を示す。図において構造物は支持部材
であるベース１０と、このベース１０上に圧入された複
数のスツール状ベアリングパッド部材１２とからなる。
ここに示されるベアリングパッド部材１２は略円板形状
のパッド１３を有し、各パッド１３は支持平面１４を有
している。第３図及び第４図に詳細に示されるように、
パッド１３を支持するための複数の脚状リガメント１６
がパッド１３の裏面１５から延びている。
のパッド１３を有し、各パッド１３は支持平面１４を有
している。第３図及び第４図に詳細に示されるように、
パッド１３を支持するための複数の脚状リガメント１６
がパッド１３の裏面１５から延びている。
この脚状リガメント１６は、パッド１３の裏面１５に対
し、そして相互にある角度をなして延び、各脚状リガメ
ント１６の仮想延長線がパッド１３の支持平面１４の前
方の点Ａで交わるようにパッド１３の裏面１５に対し複
合角度（ｃｏｍｐｏｕｎｄ ａｎｇｌｅ）で配置されて
いる。各脚状リガメント１６は下部にドッグレッグ１８
（第４図）を有しｔおり、連続リム２０が各々のドッグ
レッグ１８の外端を連結している。この連続リム２０が
ベース１０内に圧入されている。各脚状リガメン′ト１
６の構造は、所望の運動またはたわみの方向における断
面の係数（ａ＋ｏｄｕｌｕｓ ）が小さくなるような横
断面を有する構造とすることが好ましい。例えば、係数
ｂｈ （英単位） ［ｂａｓｅ ｔｉｍｅｓ ｈ
ｅｔｇｈｔ ］の式が用いられる場合が好ましい。なお
この係数は剛度又は可撓性の尺度である。
し、そして相互にある角度をなして延び、各脚状リガメ
ント１６の仮想延長線がパッド１３の支持平面１４の前
方の点Ａで交わるようにパッド１３の裏面１５に対し複
合角度（ｃｏｍｐｏｕｎｄ ａｎｇｌｅ）で配置されて
いる。各脚状リガメント１６は下部にドッグレッグ１８
（第４図）を有しｔおり、連続リム２０が各々のドッグ
レッグ１８の外端を連結している。この連続リム２０が
ベース１０内に圧入されている。各脚状リガメン′ト１
６の構造は、所望の運動またはたわみの方向における断
面の係数（ａ＋ｏｄｕｌｕｓ ）が小さくなるような横
断面を有する構造とすることが好ましい。例えば、係数
ｂｈ （英単位） ［ｂａｓｅ ｔｉｍｅｓ ｈ
ｅｔｇｈｔ ］の式が用いられる場合が好ましい。なお
この係数は剛度又は可撓性の尺度である。
第５図及び第６図は本発明をジャナールベアリングに適
用した場合の実施例を示す。このジャナールベアリング
は上述のスラストベアリングと類似した構造を有してい
る。ジャーナルベアリングは基本的に支持部材であるケ
ーシング３０と、このケーシング３０にはめ込まれた複
数のベアリングパッド部材３２とからなっている。この
ベアリングパッド部材３２は複数の脚状リガメント３４
゜３４ａ、３４ｂ及び３４ｃを有している。この実施例
においては、６本の脚状リガメントが対称的に配置され
ていて、各パッド部材のすべての脚状リガメントは第５
図及び第６図に示されるように仮想点Ｂに向かって延び
るようになっている。このジャーナルベアリングにおい
て、第５図の矢印４０の方向に軸が回転すると仮定する
と、発生するｒ！！ｍカは、ベアリングパッド部材３２
の回転方向の前側の端部４１が半径方向外側に移動し、
そして後側の端部４２が半径方向内側に移動してジャー
ナルとベアリングパッド部材３２との間に液体のウェッ
ジを形成するようにベアリングパッド部材３２を振動さ
せようとする。この動きは瞬間的（ｌＩｌｉｎＬｌｔｅ
）なものではあるが、必要なウェッジを形成するのに十
分であることは当業者によって理解されるところである
。
用した場合の実施例を示す。このジャナールベアリング
は上述のスラストベアリングと類似した構造を有してい
る。ジャーナルベアリングは基本的に支持部材であるケ
ーシング３０と、このケーシング３０にはめ込まれた複
数のベアリングパッド部材３２とからなっている。この
ベアリングパッド部材３２は複数の脚状リガメント３４
゜３４ａ、３４ｂ及び３４ｃを有している。この実施例
においては、６本の脚状リガメントが対称的に配置され
ていて、各パッド部材のすべての脚状リガメントは第５
図及び第６図に示されるように仮想点Ｂに向かって延び
るようになっている。このジャーナルベアリングにおい
て、第５図の矢印４０の方向に軸が回転すると仮定する
と、発生するｒ！！ｍカは、ベアリングパッド部材３２
の回転方向の前側の端部４１が半径方向外側に移動し、
そして後側の端部４２が半径方向内側に移動してジャー
ナルとベアリングパッド部材３２との間に液体のウェッ
ジを形成するようにベアリングパッド部材３２を振動さ
せようとする。この動きは瞬間的（ｌＩｌｉｎＬｌｔｅ
）なものではあるが、必要なウェッジを形成するのに十
分であることは当業者によって理解されるところである
。
すでに述べたように、第１図に示すスラストベアリング
の場合において本質的に荷重が小さい場合には、ベアリ
ングパッド部材１２がたわんでウェッジを形成すること
が困難である。このような困難は、ベアリングパッド部
材１２が備える脚状リガメント１６を非対称的なリガメ
ントとすることにより解消できる。例えば第１図の符号
５０ａで示された複数のベアリングパッド部材に点線で
表示したような位置に、脚状リガメント１１６ａ。
の場合において本質的に荷重が小さい場合には、ベアリ
ングパッド部材１２がたわんでウェッジを形成すること
が困難である。このような困難は、ベアリングパッド部
材１２が備える脚状リガメント１６を非対称的なリガメ
ントとすることにより解消できる。例えば第１図の符号
５０ａで示された複数のベアリングパッド部材に点線で
表示したような位置に、脚状リガメント１１６ａ。
１１６ｂ及び１１６Ｃを配置する。今、支持されている
部材の移動方向が矢印１４０の方向であると仮定すると
、ベアリングパッド部材の後縁は図面の紙面に対して下
向きに移動させられ、そして必要なウェッジ角度が形成
されることとなる。
部材の移動方向が矢印１４０の方向であると仮定すると
、ベアリングパッド部材の後縁は図面の紙面に対して下
向きに移動させられ、そして必要なウェッジ角度が形成
されることとなる。
また３本の脚状リガメントを使用する概念では、この脚
状リガメントをベアリングパッド５０ａの表面の中心か
ら一定の半径距離のところでパッドの回りに間隔を隔て
て配置する。更に、一方向性ベアリングを形成する他の
構成が採用される。例えば、第１図及び第９図に示され
るベアリングパッド部材５１では、脚状リガメントの仮
想延長線がパッドの中心線より前方に位置するパッド表
面上方の点１４３で交わるように、脚状リガメントが配
置されている。この場合、支持されている部材の移動方
向は第１図及び第９図に示された矢印１４４によって支
持されている方向である。平面図では第１図に示される
ように、２本の脚状リガメント１１６ｅ及び１１６ｆは
対称位置よりもパッドの中心に接近している。
状リガメントをベアリングパッド５０ａの表面の中心か
ら一定の半径距離のところでパッドの回りに間隔を隔て
て配置する。更に、一方向性ベアリングを形成する他の
構成が採用される。例えば、第１図及び第９図に示され
るベアリングパッド部材５１では、脚状リガメントの仮
想延長線がパッドの中心線より前方に位置するパッド表
面上方の点１４３で交わるように、脚状リガメントが配
置されている。この場合、支持されている部材の移動方
向は第１図及び第９図に示された矢印１４４によって支
持されている方向である。平面図では第１図に示される
ように、２本の脚状リガメント１１６ｅ及び１１６ｆは
対称位置よりもパッドの中心に接近している。
脚状リガメントが非対称的である極端な場合が第８図に
示されていて、この構造は荷重が極端に小ざい場合にの
み採用される。パッド５２を支持するために１本の脚状
リガメント１１６ｄのみが使用されている。脚状リガメ
ント１１６ｄはパッド表面の中心より前方でパッド表面
と接続するよう所定の位置に配置されている。支持され
る部材の移動方向は平面図である第１図及び第８図の双
方に示された矢印１４２によって表わされた方向である
。
示されていて、この構造は荷重が極端に小ざい場合にの
み採用される。パッド５２を支持するために１本の脚状
リガメント１１６ｄのみが使用されている。脚状リガメ
ント１１６ｄはパッド表面の中心より前方でパッド表面
と接続するよう所定の位置に配置されている。支持され
る部材の移動方向は平面図である第１図及び第８図の双
方に示された矢印１４２によって表わされた方向である
。
多くの場合、部品の機械加工は高い精度を有していない
ので、複数のパッドの支持面が完全には平坦でないとい
う事態が予想される。第１図及び第２図に示されるパッ
ドの場合は特にそうである。
ので、複数のパッドの支持面が完全には平坦でないとい
う事態が予想される。第１図及び第２図に示されるパッ
ドの場合は特にそうである。
このような事態が生じている場合には、各々の脚状リガ
メント１６のドッグレッグがパッドの支持面の不均等を
補い、さもなければ各々のパッドの支持面に不均等に加
わる荷重をピックアップさせる。発生する作用の図式は
第７図の略図に示されるとおりである。尚機能を説明す
るために第７図は非常に拡大されており、寸法比が異な
っている。
メント１６のドッグレッグがパッドの支持面の不均等を
補い、さもなければ各々のパッドの支持面に不均等に加
わる荷重をピックアップさせる。発生する作用の図式は
第７図の略図に示されるとおりである。尚機能を説明す
るために第７図は非常に拡大されており、寸法比が異な
っている。
第７図はパッドの上面と支持されている部材と間の境界
に潤滑剤の薄いウェッジ形フィルムを形成するパッドの
揺れを図示している。
に潤滑剤の薄いウェッジ形フィルムを形成するパッドの
揺れを図示している。
パッドが対称的に配置され複数方向性を有する本発明の
ハイドロダイナミックベアリングは大きな荷重担持能力
と高速度安定性を示すことが実験によって確認された。
ハイドロダイナミックベアリングは大きな荷重担持能力
と高速度安定性を示すことが実験によって確認された。
水や軽タービンオイルのような低い粘性の８１滑剤を使
用した実験では１，４０６．１４ＯＮ！Ｆ／ ｒｄ （
２０００ｐｓｉ ）を越える荷重担持能力を示した。ハ
イドロダイナミックウェッジを形成するようにパッドを
移動せしめる摺動またはローリング部材を有する他のベ
アリングパッド部材は汚染されやすく固着しやすい。パ
ッドが高温で作動すべき場合には、パッド及び脚状リガ
メントは耐熱性物質で製造されるべきで、グリーンまた
はホールの特許に示されるようにしてエラストマに限定
されるべきではなく、またグリースによる１ｉｌｌ滑に
限定されるべきでない。
用した実験では１，４０６．１４ＯＮ！Ｆ／ ｒｄ （
２０００ｐｓｉ ）を越える荷重担持能力を示した。ハ
イドロダイナミックウェッジを形成するようにパッドを
移動せしめる摺動またはローリング部材を有する他のベ
アリングパッド部材は汚染されやすく固着しやすい。パ
ッドが高温で作動すべき場合には、パッド及び脚状リガ
メントは耐熱性物質で製造されるべきで、グリーンまた
はホールの特許に示されるようにしてエラストマに限定
されるべきではなく、またグリースによる１ｉｌｌ滑に
限定されるべきでない。
本発明のベアリングは、ガス内での作動もまた良好であ
る。
る。
（発明の効果）
本発明によれば、パッドは脚状リガメントの小さなたわ
みによって揺動するので、パッドが固着または粘着する
ことがない。また本発明のハイドロダイナミックベアリ
ングは、広範囲の作動状態にわたって高い性能を有する
一方、製造コストが非常に安いので、プラスチック、焼
結金属またはセラミックをベアリング材料として射出成
形を利用すれば大量に生産することができる。
みによって揺動するので、パッドが固着または粘着する
ことがない。また本発明のハイドロダイナミックベアリ
ングは、広範囲の作動状態にわたって高い性能を有する
一方、製造コストが非常に安いので、プラスチック、焼
結金属またはセラミックをベアリング材料として射出成
形を利用すれば大量に生産することができる。
第１図は本発明が適用された複数のベアリングパッド部
材を有する典型的スラストベアリングの平面図、第２図
は第１図のスラストベアリングの側面図、第３図は本発
明で用いるパッドの正面図、第４図は第２図の４−４線
断面図、第５図は本発明で適用されたジャーナルベアリ
ングの端面図、第６図は第５図の６−６線断面図、第７
図はパッドの作用を示す図式図、第８図は非対称的なパ
ッドの側面図、第９図は別構造の非対称的なパッドの側
面図。 １０−・・ベース、１２，３２．５０ａ、５１−・・ベ
アリングパッド部材、１４・・・支持平面、１５・・・
裏面、１６・・・脚状リガメント、１８・・・ドッグレ
ッグ、２０・・・連続リム、３０・・・ケーシング、３
４，３４ａ、３４ｂ、３４ｃ・・・脚状リガメント、４
２・・・後縁、５２ ・−・パッド、１１６ａ、１１６
ｂ、１１６ｃ、１１６ｄ、’１１６ｅ、１１６ｆ・・・
脚状リガメント。
材を有する典型的スラストベアリングの平面図、第２図
は第１図のスラストベアリングの側面図、第３図は本発
明で用いるパッドの正面図、第４図は第２図の４−４線
断面図、第５図は本発明で適用されたジャーナルベアリ
ングの端面図、第６図は第５図の６−６線断面図、第７
図はパッドの作用を示す図式図、第８図は非対称的なパ
ッドの側面図、第９図は別構造の非対称的なパッドの側
面図。 １０−・・ベース、１２，３２．５０ａ、５１−・・ベ
アリングパッド部材、１４・・・支持平面、１５・・・
裏面、１６・・・脚状リガメント、１８・・・ドッグレ
ッグ、２０・・・連続リム、３０・・・ケーシング、３
４，３４ａ、３４ｂ、３４ｃ・・・脚状リガメント、４
２・・・後縁、５２ ・−・パッド、１１６ａ、１１６
ｂ、１１６ｃ、１１６ｄ、’１１６ｅ、１１６ｆ・・・
脚状リガメント。
Claims (4)
- （１）複数のベアリングパッド部材と、該ベアリングパ
ッド部材を支持する支持部材とからなり、前記ベアリン
グパッド部材は荷重係合面を有するパッドと、該パッド
を前記支持部材から離隔する少なくとも１本の脚状リガ
メントからなっており、 該脚状リガメントは前記パッドにある角度で延び且つ対
向移動部材の運動方向及び該運動方向と９０°をなす方
向に小さい断面係数を有しており、前記ベアリングパッ
ド部材は、前記パッドに作用する荷重と摩擦力によって
軸受関係において支持されている対向移動部材に追随す
るように前記対向移動部材の表面に従って２方向に揺動
し、且つ前記対向移動部材の心ずれを補うように自己調
心作用を行って前記対向移動部材を支持することを特徴
とするハイドロダイナミックベアリング。 - （２）複数のベアリングパッド部材と、該ベアリングパ
ッド部材を支持する支持部材とからなり、前記ベアリン
グパッド部材は荷重係合面を有するパッドと、該パッド
を前記支持部材から離隔する複数の脚状リガメントとか
らなっており、前記ベアリングパッド部材は、前記荷重
係合面に作用する荷重と摩擦力によって軸受関係におい
て支持されている対向移動部材に後縁を接近させるよう
に揺動し、 前記脚状リガメントは前記パッドに対してある角度で配
置され且つ不均等な荷重を補い得るように荷重が働く方
向に前記ベアリングパッド部材を移動せしめ、そして対
向移動部材の心ずれのために前記ベアリングパッド部材
を揺動せしめるドッグレッグを有しており、前記ベアリ
ングパッド部材は３方向に移動して前記対向部材を支持
することを特徴とするハイドロダイナミックベアリング
。 - （３）特許請求の範囲第１項または第２項記載のハイド
ロダイナミックベアリングにおいて、前記脚状リガメン
トは前記パッドに対照的に配置されていることを特徴と
するハイドロダイナミックベアリング。 - （４）特許請求の範囲第１項または第２項記載のハイド
ロダイナミックベアリングにおいて、前記脚状リガメン
トは、前記パッドに非対照的に配置され、パッドをより
たやすく揺動せしめるよう一方向性ベアリングを形成し
たことを特徴とするハイドロダイナミックベアリング。
Applications Claiming Priority (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| US74519985A | 1985-06-17 | 1985-06-17 | |
| US745199 | 1985-06-17 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61290227A true JPS61290227A (ja) | 1986-12-20 |
| JPH0428927B2 JPH0428927B2 (ja) | 1992-05-15 |
Family
ID=24995660
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP13939986A Granted JPS61290227A (ja) | 1985-06-17 | 1986-06-17 | ハイドロダイナミツクベアリング |
Country Status (4)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP0206686B1 (ja) |
| JP (1) | JPS61290227A (ja) |
| BR (1) | BR8602795A (ja) |
| DE (1) | DE3673467D1 (ja) |
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