JPS61289410A - 油圧制御装置 - Google Patents
油圧制御装置Info
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- JPS61289410A JPS61289410A JP60130756A JP13075685A JPS61289410A JP S61289410 A JPS61289410 A JP S61289410A JP 60130756 A JP60130756 A JP 60130756A JP 13075685 A JP13075685 A JP 13075685A JP S61289410 A JPS61289410 A JP S61289410A
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- pressure
- hydraulic
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本発明は油圧制御装置に係り、特に、油圧クラッチ等の
油圧機器に供給する作動油の圧力上昇速度を、予め設定
した目標値に合致させて制御できるようにした油圧制御
I装置に関する。
油圧機器に供給する作動油の圧力上昇速度を、予め設定
した目標値に合致させて制御できるようにした油圧制御
I装置に関する。
[従来の技術]
一般に、油圧クラッチ等の油圧機器に供給する作動油は
、供給ラインを通じてポンプで圧送するようになってお
り、そのポンプは通常常時運転されている。そして、ポ
ンプの下流側の供給ラインには電磁切換弁等が設けられ
て、その電磁切換弁の0N−OFF操作で油圧機器への
作動油の給排が行われている。
、供給ラインを通じてポンプで圧送するようになってお
り、そのポンプは通常常時運転されている。そして、ポ
ンプの下流側の供給ラインには電磁切換弁等が設けられ
て、その電磁切換弁の0N−OFF操作で油圧機器への
作動油の給排が行われている。
ところで、電磁切換弁をONにして油圧機器に作動油を
圧送すると、油圧機器にはその電磁切換弁の作動と略同
時に急激にポンプの吐出圧力が作用してしまい、油圧機
器を損傷させてしまう虞れがある。
圧送すると、油圧機器にはその電磁切換弁の作動と略同
時に急激にポンプの吐出圧力が作用してしまい、油圧機
器を損傷させてしまう虞れがある。
このため、その1fliti切換弁の下流側には、油圧
機器に供給する作動油の圧力上昇速度を抑えて供給油圧
を自動的に調圧する油圧制御装置を設けている。
機器に供給する作動油の圧力上昇速度を抑えて供給油圧
を自動的に調圧する油圧制御装置を設けている。
第4図に、その油圧制御装置の概略構成を示す回路図を
、第5図にその油圧制御装置の具体的な一例を示す。図
示するように、油圧制御B置31は油圧機器(図示せず
)に作動油を供給する供給ライン32に設けられ、供給
ライン32内の作動油をリターンライン33を通じて油
タンク34に戻すことによって供給油圧を制御するよう
になっている。リターンライン33にはその流路断面積
を変化させることによって油タンク34への戻し油mを
調節し、もって供給ライン32内の供給油圧を制御する
圧力調整弁35が設けられており、この圧力調整弁35
は、スプリング36の付勢力とパイロットライン37を
通じて供給ライン32から導入した作動油の供給油圧と
のバランスによって弁体38を移動させて圧力調整弁3
5の流出ボートの開口面積(流路断面積)を変化させる
ようになっている。
、第5図にその油圧制御装置の具体的な一例を示す。図
示するように、油圧制御B置31は油圧機器(図示せず
)に作動油を供給する供給ライン32に設けられ、供給
ライン32内の作動油をリターンライン33を通じて油
タンク34に戻すことによって供給油圧を制御するよう
になっている。リターンライン33にはその流路断面積
を変化させることによって油タンク34への戻し油mを
調節し、もって供給ライン32内の供給油圧を制御する
圧力調整弁35が設けられており、この圧力調整弁35
は、スプリング36の付勢力とパイロットライン37を
通じて供給ライン32から導入した作動油の供給油圧と
のバランスによって弁体38を移動させて圧力調整弁3
5の流出ボートの開口面積(流路断面積)を変化させる
ようになっている。
具体的には、第5図に示すように、供給ライン32に作
動油が圧送されていないときには、弁体38はスプリン
グ36によって図示する左方に移動されており、圧力調
整弁35の流出ボート39a 、39b 、39cは全
開されている。このような状態のときに、供給ライン3
2に作動油が圧送されてくると、当初作動油は、流出ボ
ート39a。
動油が圧送されていないときには、弁体38はスプリン
グ36によって図示する左方に移動されており、圧力調
整弁35の流出ボート39a 、39b 、39cは全
開されている。このような状態のときに、供給ライン3
2に作動油が圧送されてくると、当初作動油は、流出ボ
ート39a。
39b 、39cが全開されていて抵抗の少いリターン
ライン33側に流れて行き、油圧機器側への供給ライン
32a内の圧力上昇が抑えられる。また、パイロットラ
イン37を通じて圧力調整弁35の油圧室40に導入さ
れる供給油圧は、可変絞り弁41によって絞られている
ため、油圧室40内の圧力は若干の遅れをもって上昇し
ていく。そして、弁体38はその圧力室40内の油圧の
上昇に伴って図示する右方に移動されて行き、圧力調整
弁35の流出ボート39a 、39b 、39cを順次
閉塞して油タンク34への作動油の戻し油量を減らしつ
つ供給ライン32a内の供給゛油圧を上昇させて行き、
最終的には流出ボート39a 、 39b 、39cを
全閉させるようになっている。
ライン33側に流れて行き、油圧機器側への供給ライン
32a内の圧力上昇が抑えられる。また、パイロットラ
イン37を通じて圧力調整弁35の油圧室40に導入さ
れる供給油圧は、可変絞り弁41によって絞られている
ため、油圧室40内の圧力は若干の遅れをもって上昇し
ていく。そして、弁体38はその圧力室40内の油圧の
上昇に伴って図示する右方に移動されて行き、圧力調整
弁35の流出ボート39a 、39b 、39cを順次
閉塞して油タンク34への作動油の戻し油量を減らしつ
つ供給ライン32a内の供給゛油圧を上昇させて行き、
最終的には流出ボート39a 、 39b 、39cを
全閉させるようになっている。
[発明が解決しようとする問題点7
ところで、上記のような従来の油圧側!II装置31で
は、その圧力上昇速度は、圧力調整弁35の流出ボート
39a 、39b 、39cの開口面積とスプリング3
6の付勢力及びパイロットライン37の可変絞り弁41
の開度等の複数の要素で決定されるので、その圧力上昇
速度を希望する圧力上昇曲線に沿わせて設定することが
困難であった。
は、その圧力上昇速度は、圧力調整弁35の流出ボート
39a 、39b 、39cの開口面積とスプリング3
6の付勢力及びパイロットライン37の可変絞り弁41
の開度等の複数の要素で決定されるので、その圧力上昇
速度を希望する圧力上昇曲線に沿わせて設定することが
困難であった。
このため、その制御はラフなものとなっており、かつ油
温変化等の外乱に対して不安定なものであった。
温変化等の外乱に対して不安定なものであった。
C発明の目的〕
本発明は、上記事情を考慮して創案されたものであり、
その目的は、油圧機器への作動油の供給油圧の上昇速度
を任意に設定することができると共に油温変化等の外乱
に対して安定度が高く、かつ精度の^い制御ができる油
圧制御装置を提供することにある。
その目的は、油圧機器への作動油の供給油圧の上昇速度
を任意に設定することができると共に油温変化等の外乱
に対して安定度が高く、かつ精度の^い制御ができる油
圧制御装置を提供することにある。
[発明の概要]
本発明は上記目的を達成するために、油圧クラッチ等の
油圧機器に作動油を供給する供給ライン内の供給油圧を
l!i節する圧力調整弁と、上記供給ライン内の供給油
圧を検出する圧力センサと、この圧力センサからの信号
と予め設定された供給油圧の上昇速度の目標値とに応じ
て上記圧力調整弁の開度を制御ilIするコントローラ
とを備えて油圧制m装置を構成するもので、圧力調整弁
の作動をコントローラでPIDIIIfllつつ、供給
油圧を任意な圧力上昇曲線に従わせて、フィードバック
制御することを要旨とする。
油圧機器に作動油を供給する供給ライン内の供給油圧を
l!i節する圧力調整弁と、上記供給ライン内の供給油
圧を検出する圧力センサと、この圧力センサからの信号
と予め設定された供給油圧の上昇速度の目標値とに応じ
て上記圧力調整弁の開度を制御ilIするコントローラ
とを備えて油圧制m装置を構成するもので、圧力調整弁
の作動をコントローラでPIDIIIfllつつ、供給
油圧を任意な圧力上昇曲線に従わせて、フィードバック
制御することを要旨とする。
[実施例]
以下に、本発明の好適一実施例を添付図面に基づき詳述
する。
する。
第1図は本発明に係る油圧制御装置の概略構成を示す回
路図であり、図において1は作動油タンク、2は作動油
を油圧クラッチ等の油圧機器(図示せず)に送給する供
給ライン、3はその供給ライン2に設けられて作動油を
圧送するポンプ、4はそのポンプ3を駆動するモータで
ある。
路図であり、図において1は作動油タンク、2は作動油
を油圧クラッチ等の油圧機器(図示せず)に送給する供
給ライン、3はその供給ライン2に設けられて作動油を
圧送するポンプ、4はそのポンプ3を駆動するモータで
ある。
図示するように、油圧制御装置5は、油圧機器に作動油
を送給する供給ライン2内の供給油圧を調節する圧力調
整弁6と、供給ライン2内の供給油圧を検出する圧力セ
ンサ7及びその圧力センサ7からの信号を受けてその信
号と予め設定されている供給油圧の上昇速度の目標値と
に応じて上記圧力調整弁6の開度を制御するコントロー
ラ8とから構成される装 圧力調整弁6は、供給ライン2内の作動油を作動油タン
ク1に戻すリターンライン9に設けられて、そのリター
ンライン9の流路断面積を変化させることによって戻し
油量を調整して供給ライン2内の油圧を調圧するもので
あり、その弁開度が侵述するコントローラ8で駆動!1
lljllされるようになっている。
を送給する供給ライン2内の供給油圧を調節する圧力調
整弁6と、供給ライン2内の供給油圧を検出する圧力セ
ンサ7及びその圧力センサ7からの信号を受けてその信
号と予め設定されている供給油圧の上昇速度の目標値と
に応じて上記圧力調整弁6の開度を制御するコントロー
ラ8とから構成される装 圧力調整弁6は、供給ライン2内の作動油を作動油タン
ク1に戻すリターンライン9に設けられて、そのリター
ンライン9の流路断面積を変化させることによって戻し
油量を調整して供給ライン2内の油圧を調圧するもので
あり、その弁開度が侵述するコントローラ8で駆動!1
lljllされるようになっている。
第2図は本実施例に採用される上記圧力調整弁6の側断
面図であり、第3図はその要部拡大図である。図示する
ように、圧力調整弁6は、リターンライン9の流路9a
が形成された弁本体部10と、この弁本体部10に震動
自在に設けられ、上記流路9a内に出没してその断面積
を変化させる板状の弁体11と、この弁体11を摺動移
動させる駆動機構部12とで構成されている。弁本体部
10は作動油の流入ポート9bが形成された流入側弁本
体10aと、流出ポート9cが形成された流出側弁本体
10bとで形成され、それら流入側弁本体10aと流出
側弁本体10bとに挾まれて上記弁体11が挿抜自在に
設けられている。また12はその弁体11を挿抜させる
ための空間13を形成するめに、流入側弁本体10aと
流出側弁本体10bとの間に介設されたスペーサであり
、このスペーサ12によって弁体11の移動が案内乃至
規制されるようになっている。14は供給ライン2から
分岐されて流入側弁本体10aに接続されたリターンラ
イン9の配管であり、流入側弁本体10aの流入ポート
9bは弁体11の側方で拡径されて油溜り部15が形成
されている。一方、流出側弁本体10bに形成される流
出ポート9Cは、第3図に示すようにその流路両面の形
状が開放側でその断面積を拡大すべく円形状に、絞り側
で弁体11の移動によってその断面積をリニアに縮小す
べく二角形状に形成されている。
面図であり、第3図はその要部拡大図である。図示する
ように、圧力調整弁6は、リターンライン9の流路9a
が形成された弁本体部10と、この弁本体部10に震動
自在に設けられ、上記流路9a内に出没してその断面積
を変化させる板状の弁体11と、この弁体11を摺動移
動させる駆動機構部12とで構成されている。弁本体部
10は作動油の流入ポート9bが形成された流入側弁本
体10aと、流出ポート9cが形成された流出側弁本体
10bとで形成され、それら流入側弁本体10aと流出
側弁本体10bとに挾まれて上記弁体11が挿抜自在に
設けられている。また12はその弁体11を挿抜させる
ための空間13を形成するめに、流入側弁本体10aと
流出側弁本体10bとの間に介設されたスペーサであり
、このスペーサ12によって弁体11の移動が案内乃至
規制されるようになっている。14は供給ライン2から
分岐されて流入側弁本体10aに接続されたリターンラ
イン9の配管であり、流入側弁本体10aの流入ポート
9bは弁体11の側方で拡径されて油溜り部15が形成
されている。一方、流出側弁本体10bに形成される流
出ポート9Cは、第3図に示すようにその流路両面の形
状が開放側でその断面積を拡大すべく円形状に、絞り側
で弁体11の移動によってその断面積をリニアに縮小す
べく二角形状に形成されている。
弁体11の駆動機構部12は送りネジ機構となっており
、サーボモータ16によって回転される平歯車17と、
その平歯1117の内周部に螺合してその平歯車17の
回転により弁体11の挿抜方向に往復移動される作動ロ
ンド18たる送りネジ、及び平歯車17を軸受部材19
を介して回転自在に支持するケーシング20とで構成さ
れ、作llOッド18の一端にビン結合で弁体11が連
結されている。
、サーボモータ16によって回転される平歯車17と、
その平歯1117の内周部に螺合してその平歯車17の
回転により弁体11の挿抜方向に往復移動される作動ロ
ンド18たる送りネジ、及び平歯車17を軸受部材19
を介して回転自在に支持するケーシング20とで構成さ
れ、作llOッド18の一端にビン結合で弁体11が連
結されている。
ところで、第1図に示すように、コントローラ8は、上
記圧力調整弁6を駆動する出力端(アクチュエータ)と
してのサーボモータ16と、このサーボモータ16に動
作制御信号を送る調節機構21及び油圧機器への供給油
圧の圧力上昇速度の目標値が設定された目標値設定機構
22.その目標値設定機構22からの目標値信号Psと
上述の圧力センサ7からの検出信@PCとを比較する比
較機構23とから構成されている。
記圧力調整弁6を駆動する出力端(アクチュエータ)と
してのサーボモータ16と、このサーボモータ16に動
作制御信号を送る調節機構21及び油圧機器への供給油
圧の圧力上昇速度の目標値が設定された目標値設定機構
22.その目標値設定機構22からの目標値信号Psと
上述の圧力センサ7からの検出信@PCとを比較する比
較機構23とから構成されている。
調節機構21は、比例動作(P動作)、積分動作(I動
作)、微分動作(D動作)などの制御動作信号を発生す
る部分で、その信号をつくり出す方式のいかんによって
、油圧制御装置8には空気式、油圧式、電気式、電子式
及びそれらを組合わせた方式等種々の方式が採用される
。例えば本発明に電子式を採用する場合には、圧力セン
サ7には、検出値を電気(電流又は電圧)信号に変換す
るトランスデユーサを使用し、目標値設定機構22には
予め希望する供給油圧の圧力上昇曲線が圧力関数として
記憶された記憶素子(ROM>を使用する。そして比較
機構23には記憶素子から読込んだ電気的な目標値信号
Psと圧力センサ7がら入力された検出信号Pcとから
その偏差ΔPを算出する減算器を使用し、調節機構21
にはマイコンを使用して減算器(比較機構21)からの
信号(偏差信号△P)に基づいてサーボモータ16にP
ID動作の制御信号を送り、サーボモータ16で油圧調
整弁6の弁開度を制御するようになす。
作)、微分動作(D動作)などの制御動作信号を発生す
る部分で、その信号をつくり出す方式のいかんによって
、油圧制御装置8には空気式、油圧式、電気式、電子式
及びそれらを組合わせた方式等種々の方式が採用される
。例えば本発明に電子式を採用する場合には、圧力セン
サ7には、検出値を電気(電流又は電圧)信号に変換す
るトランスデユーサを使用し、目標値設定機構22には
予め希望する供給油圧の圧力上昇曲線が圧力関数として
記憶された記憶素子(ROM>を使用する。そして比較
機構23には記憶素子から読込んだ電気的な目標値信号
Psと圧力センサ7がら入力された検出信号Pcとから
その偏差ΔPを算出する減算器を使用し、調節機構21
にはマイコンを使用して減算器(比較機構21)からの
信号(偏差信号△P)に基づいてサーボモータ16にP
ID動作の制御信号を送り、サーボモータ16で油圧調
整弁6の弁開度を制御するようになす。
次に、本発明の作用について説明する。
油圧機器に作動油を供給しない場合、即ち油圧クラッチ
などに作動油の油圧力を伝達しないときには、油圧ポン
プ3で圧送される作動油は、図示していない流路切換弁
によって油圧機器への供給ライン2には送給されないよ
うになっており、かつこのとき圧力調整弁6の弁開度は
全開にされて、供給ライン2内の余剰な作動油は作動油
タンク1に房されるようになっている。
などに作動油の油圧力を伝達しないときには、油圧ポン
プ3で圧送される作動油は、図示していない流路切換弁
によって油圧機器への供給ライン2には送給されないよ
うになっており、かつこのとき圧力調整弁6の弁開度は
全開にされて、供給ライン2内の余剰な作動油は作動油
タンク1に房されるようになっている。
流路切換弁が切換作動されて、供給ライン2に作動油が
送給されてくると、比較機構23部は、圧力センサ7で
検出した供給油圧の検出信号Pcと目標i!!設定機構
22部からの目標値信号Psとを比較してそれらの偏差
信号△Pをつくり出し、その偏差信号△Pを調節機構2
1に出力する。調節機構21は偏差信号ΔPを受けてこ
れに基づきサーボモータ16の操作巳を演算し、P動作
、1動作、D動作が加味された制御動作信号を発生して
サーボモータ16を駆動し、圧力調整弁6の開度をs+
m+する。
送給されてくると、比較機構23部は、圧力センサ7で
検出した供給油圧の検出信号Pcと目標i!!設定機構
22部からの目標値信号Psとを比較してそれらの偏差
信号△Pをつくり出し、その偏差信号△Pを調節機構2
1に出力する。調節機構21は偏差信号ΔPを受けてこ
れに基づきサーボモータ16の操作巳を演算し、P動作
、1動作、D動作が加味された制御動作信号を発生して
サーボモータ16を駆動し、圧力調整弁6の開度をs+
m+する。
供給ライン2内の供給油圧は、当初圧力調整弁6が全開
となっているので作動油がリターンライン9を通じて作
動油タンク1へと流れていき、その油圧の上昇は抑えら
れている; 爾侵、コントローラ8によって圧力調整弁6の開度が絞
られていくと、その流路断面積の減少によりリターンラ
イン9からの戻し油温が減少されて、供給ライン2内の
供給油圧は徐々に高められていく。このとき、その供給
油圧の変化は圧力センサ7によってコントローラ8の比
較機構23部に入力されつづけており、比較機構23部
は、その入力されてくる供給油圧の検出信号pcと、目
標値設定機構22部から入力される予め設定された供給
油圧の圧力上昇速度の目標値信号Ps (圧力関数と
して予め与えられた圧力上昇曲線から導き出される。)
とを比較して、その偏差信号ΔPを調節機構21に出力
し、調節機構21はその偏差信号△Pに応じて更に圧力
調整弁6の開度を制御しつづけて、供給油圧の上昇速度
を設定された目標値に従わせてフィードバック制御する
。
となっているので作動油がリターンライン9を通じて作
動油タンク1へと流れていき、その油圧の上昇は抑えら
れている; 爾侵、コントローラ8によって圧力調整弁6の開度が絞
られていくと、その流路断面積の減少によりリターンラ
イン9からの戻し油温が減少されて、供給ライン2内の
供給油圧は徐々に高められていく。このとき、その供給
油圧の変化は圧力センサ7によってコントローラ8の比
較機構23部に入力されつづけており、比較機構23部
は、その入力されてくる供給油圧の検出信号pcと、目
標値設定機構22部から入力される予め設定された供給
油圧の圧力上昇速度の目標値信号Ps (圧力関数と
して予め与えられた圧力上昇曲線から導き出される。)
とを比較して、その偏差信号ΔPを調節機構21に出力
し、調節機構21はその偏差信号△Pに応じて更に圧力
調整弁6の開度を制御しつづけて、供給油圧の上昇速度
を設定された目標値に従わせてフィードバック制御する
。
即ち、上述の説明で明らかなように、本発明の油圧制御
装置5は、油圧機器への供給油圧の圧力上昇速度を、予
め設定しておいた希望する圧力上昇曲線に従わせて、P
IDIII御で高精度にフィードバック制御することが
できる。このため、油温変化等の外乱に対しても安定し
た制御をなすことができ、かつ圧力上昇速度は任意に設
定できる。
装置5は、油圧機器への供給油圧の圧力上昇速度を、予
め設定しておいた希望する圧力上昇曲線に従わせて、P
IDIII御で高精度にフィードバック制御することが
できる。このため、油温変化等の外乱に対しても安定し
た制御をなすことができ、かつ圧力上昇速度は任意に設
定できる。
また、特に、本発明の油圧制御!Il装M5を、油圧式
クラッチの油圧制御装置に採用すれば、その圧力上昇速
度を任意に設定できるので、クラッチミート時にクラッ
チ板に加わる衝撃力が最小となるようにクラッチのミー
ト速度を制御することができる。その結果、要求される
トルクの伝達能力及びエネルギの吸収能力(クラッチミ
ート時の耐衝撃能力)とによって決定される多板クラッ
チ等のクラッチ板サイズを可及的に小型化できるように
なる。
クラッチの油圧制御装置に採用すれば、その圧力上昇速
度を任意に設定できるので、クラッチミート時にクラッ
チ板に加わる衝撃力が最小となるようにクラッチのミー
ト速度を制御することができる。その結果、要求される
トルクの伝達能力及びエネルギの吸収能力(クラッチミ
ート時の耐衝撃能力)とによって決定される多板クラッ
チ等のクラッチ板サイズを可及的に小型化できるように
なる。
[発明の効果]
以上要するに、本発明によれば次の如き優れた効果を発
揮する。
揮する。
(1) 予め設定されている供給油圧の上昇速度の目
標値と、圧力センサで検出した実際の供給油圧の信号と
に応じて圧力調整弁の開度を制御するので、油圧機器へ
の供給油圧の上昇速度を目標値に従わせて、PID!l
It[Iで高精度にフィードバック制御することができ
る。
標値と、圧力センサで検出した実際の供給油圧の信号と
に応じて圧力調整弁の開度を制御するので、油圧機器へ
の供給油圧の上昇速度を目標値に従わせて、PID!l
It[Iで高精度にフィードバック制御することができ
る。
(リ 油温変化等の外乱に対しても安定した制御を達成
できる。
できる。
(3) 圧力上昇速度は任意に設定できる。
A) 油圧式クラッチの油圧制御装置に本発明を採用す
れば、圧力上昇速度を任意な圧力上昇曲線に従わせて制
御できるので、クラッチ板等のクラッチサイズの可及的
な小型化を図ることができる。
れば、圧力上昇速度を任意な圧力上昇曲線に従わせて制
御できるので、クラッチ板等のクラッチサイズの可及的
な小型化を図ることができる。
第1図は、本発明に係る油圧制御装置の好適一実施例の
概略構成を示す回路図、第2図は本発明に採用される油
圧調整弁の一例を示す側断面図、第3図は第2図の■−
■線矢視断面図、第4図は従来の油圧制御装置の概略構
成を示す回路図、第5図は従来の油圧制m+v装置の具
体例を示す図である。 図中、2は供給ライン、6は圧力調整弁、7は圧力セン
サ、8はコントローラである。 特許出願人 石川島播磨重工業株式会社代理人弁理士
絹 谷 信 雄第5図 手続ネ111正棗(方式) 昭和60年10月11日 特許庁長官 宇 賀 道 部 殿 1、事件の表示 特願昭60−130756号2、
発明の名称 油圧制tip装置3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 (009)石川島播磨重工業株式会社 4、代理人 郵便番号 105 東京都港区愛宕1丁目6番7号 昭和60年9月24日 (発送日) 6、補正の対采 図 面 7、補正の内容 (1)別紙のごとく適正な図面を提出する。(但し、内
容を変更せず)
概略構成を示す回路図、第2図は本発明に採用される油
圧調整弁の一例を示す側断面図、第3図は第2図の■−
■線矢視断面図、第4図は従来の油圧制御装置の概略構
成を示す回路図、第5図は従来の油圧制m+v装置の具
体例を示す図である。 図中、2は供給ライン、6は圧力調整弁、7は圧力セン
サ、8はコントローラである。 特許出願人 石川島播磨重工業株式会社代理人弁理士
絹 谷 信 雄第5図 手続ネ111正棗(方式) 昭和60年10月11日 特許庁長官 宇 賀 道 部 殿 1、事件の表示 特願昭60−130756号2、
発明の名称 油圧制tip装置3、補正をする者 事件との関係 特許出願人 (009)石川島播磨重工業株式会社 4、代理人 郵便番号 105 東京都港区愛宕1丁目6番7号 昭和60年9月24日 (発送日) 6、補正の対采 図 面 7、補正の内容 (1)別紙のごとく適正な図面を提出する。(但し、内
容を変更せず)
Claims (1)
- 油圧クラッチ等の油圧機器に作動油を供給する供給ライ
ン内の供給油圧を調節する圧力調整弁と、上記供給ライ
ン内の供給油圧を検出する圧力センサと、該圧力センサ
からの信号と予め設定された上記供給油圧の上昇速度の
目標値とに応じて上記圧力調整弁の開度を制御するコン
トローラとを備えたことを特徴とする油圧制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60130756A JPS61289410A (ja) | 1985-06-18 | 1985-06-18 | 油圧制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP60130756A JPS61289410A (ja) | 1985-06-18 | 1985-06-18 | 油圧制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61289410A true JPS61289410A (ja) | 1986-12-19 |
JPH0424726B2 JPH0424726B2 (ja) | 1992-04-27 |
Family
ID=15041899
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP60130756A Granted JPS61289410A (ja) | 1985-06-18 | 1985-06-18 | 油圧制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61289410A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100622939B1 (ko) | 2004-08-19 | 2006-09-13 | 에스엠시 가부시키가이샤 | 에어 실린더의 제어방법 및 장치 |
-
1985
- 1985-06-18 JP JP60130756A patent/JPS61289410A/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100622939B1 (ko) | 2004-08-19 | 2006-09-13 | 에스엠시 가부시키가이샤 | 에어 실린더의 제어방법 및 장치 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0424726B2 (ja) | 1992-04-27 |
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