JPS61289048A - ヘキサン類の精製方法 - Google Patents
ヘキサン類の精製方法Info
- Publication number
- JPS61289048A JPS61289048A JP12780785A JP12780785A JPS61289048A JP S61289048 A JPS61289048 A JP S61289048A JP 12780785 A JP12780785 A JP 12780785A JP 12780785 A JP12780785 A JP 12780785A JP S61289048 A JPS61289048 A JP S61289048A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- benzene
- catalyst
- hexanes
- saturated hydrocarbon
- mixture
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はベンゼンを微量含有するヘキサン類の精製方法
に関するものである。
に関するものである。
ヘキサン類を主成4とする飽和炭化水素混合物は食添油
の抽出溶剤や合成ゴム、合成樹脂製造の重合溶媒として
用いられている。
の抽出溶剤や合成ゴム、合成樹脂製造の重合溶媒として
用いられている。
ヘキサン類を主成分とする飽和炭化水素混合物は、通常
ナフサのスチ輿ラッキングによって得られたC6留分中
の不飽和炭化水素を水素化した後、ベンゼン等の芳香族
炭化水素を抽出除去することによって得られる。しかし
ながら1.このようにして得られたヘキサン類を主成分
とする飽和炭化水素混合物中にはまだ通常数千ppmの
ベンゼンが含まれている。ヘキサン類を主成分とする飽
和炭化水素混合物の用途によりでは、その中に含まれる
ベンゼンの含量を厳しく制限されており、そのためにこ
れらの用途に使用するためにはこれらの中に含まれるベ
ンゼンをほぼ完全に除去しなければならない。
ナフサのスチ輿ラッキングによって得られたC6留分中
の不飽和炭化水素を水素化した後、ベンゼン等の芳香族
炭化水素を抽出除去することによって得られる。しかし
ながら1.このようにして得られたヘキサン類を主成分
とする飽和炭化水素混合物中にはまだ通常数千ppmの
ベンゼンが含まれている。ヘキサン類を主成分とする飽
和炭化水素混合物の用途によりでは、その中に含まれる
ベンゼンの含量を厳しく制限されており、そのためにこ
れらの用途に使用するためにはこれらの中に含まれるベ
ンゼンをほぼ完全に除去しなければならない。
ヘキサン類を主成分とする飽和炭化水素混合物中に含ま
れる微量のベンゼンを除去する方法としては抽出除去法
、吸着除去法、ニッケル触媒を用いる水素化除去法等が
ある、しかしながら、これらの方法はいずれもベンゼン
を完全に除去できないとか、操作が煩雑であるとかの欠
点を有している。
れる微量のベンゼンを除去する方法としては抽出除去法
、吸着除去法、ニッケル触媒を用いる水素化除去法等が
ある、しかしながら、これらの方法はいずれもベンゼン
を完全に除去できないとか、操作が煩雑であるとかの欠
点を有している。
本発明者らは経済的に有利な方法でヘキサン類を主成分
とする飽和炭化水素混合物中に含まれるベンゼンを完全
に除去する方法について鋭意研究を行ない本発明に到達
した。すなわち、ベンゼンを微量含有するヘキサン類を
主成分とする飽和炭化水素混合物を、固定床型反応器を
用いて担持ルテニウム触媒の存在下に液相条件下線速度
(空塔基準液相)5m/hg上で触媒層を通過させるよ
うな条件含まれるベンゼンが、完全に除去できることを
見いだしたものである。
とする飽和炭化水素混合物中に含まれるベンゼンを完全
に除去する方法について鋭意研究を行ない本発明に到達
した。すなわち、ベンゼンを微量含有するヘキサン類を
主成分とする飽和炭化水素混合物を、固定床型反応器を
用いて担持ルテニウム触媒の存在下に液相条件下線速度
(空塔基準液相)5m/hg上で触媒層を通過させるよ
うな条件含まれるベンゼンが、完全に除去できることを
見いだしたものである。
本発明方法に用いられる触媒は担持ルテニウム触媒であ
る。担体としてはアルミナ、シリカ、活性炭等が用いら
れるが、好ましくはアルミナが用いられる。ルテニウム
の担持量は特に限定されないが通常は0.1〜1.0重
量%である。
る。担体としてはアルミナ、シリカ、活性炭等が用いら
れるが、好ましくはアルミナが用いられる。ルテニウム
の担持量は特に限定されないが通常は0.1〜1.0重
量%である。
本発明方法の反応形態としては担持ルテニウム触媒のペ
レットを断熱または等温型反応器に充填し、そこにベン
ゼンを含有スるヘキサン類を主成分とする飽和炭化水素
混合物と水素とを通じる、いわゆる固定床流通反応形式
で行われる。
レットを断熱または等温型反応器に充填し、そこにベン
ゼンを含有スるヘキサン類を主成分とする飽和炭化水素
混合物と水素とを通じる、いわゆる固定床流通反応形式
で行われる。
担持ルテニウム触媒は低温でも十分なベンゼン水添活性
を有して怠り、反応は通常60〜150℃の温度で行な
われ、好ましくは80〜120℃の温度で行なわれる。
を有して怠り、反応は通常60〜150℃の温度で行な
われ、好ましくは80〜120℃の温度で行なわれる。
反応圧力は原料が液相を保つ圧力以上であれば特に限定
されるものではないが、通常は5気圧〜20気圧の圧力
で反応が行なわれる。
されるものではないが、通常は5気圧〜20気圧の圧力
で反応が行なわれる。
本発明方法に用いられる原料は、ベンゼンを微量含有す
るヘキサン類を主成分とする飽和炭化水素混合物である
。この原料中には通常ベンゼンが0.01〜1重量%含
まれている。
るヘキサン類を主成分とする飽和炭化水素混合物である
。この原料中には通常ベンゼンが0.01〜1重量%含
まれている。
また原料中に含まれるヘキサン類としてはn−ヘキサン
、2−メチルペンタン、8−メチルヘンタン、メチルシ
クロペンタン、シクロヘキサン等があり、他にペンタン
類やヘプタン類がわずかに含まれる。
、2−メチルペンタン、8−メチルヘンタン、メチルシ
クロペンタン、シクロヘキサン等があり、他にペンタン
類やヘプタン類がわずかに含まれる。
原料は通常液空間速度(Lasv)t〜50hr−’で
触媒層に供給され、好ましくは5〜B □ hr−1で
供給される。
触媒層に供給され、好ましくは5〜B □ hr−1で
供給される。
ベンゼンを微量含有するヘキサン類を主成分とする飽和
炭化水素混合物は線速度(空塔基準液相)5m/hr以
上で触媒層を通過させることが必要である。線速度が5
./hr以下ではベンゼンを完全に水添することが困難
であり、本発明方法の目的を達成することができない。
炭化水素混合物は線速度(空塔基準液相)5m/hr以
上で触媒層を通過させることが必要である。線速度が5
./hr以下ではベンゼンを完全に水添することが困難
であり、本発明方法の目的を達成することができない。
水素がスは通常ベンゼンに対してモル比で1〜10の範
囲で用いられ好ましくは1〜6の範囲で用いられる。用
いられる水素がス中にはメタン、−酸化炭素その他のが
スが含よ 。
囲で用いられ好ましくは1〜6の範囲で用いられる。用
いられる水素がス中にはメタン、−酸化炭素その他のが
スが含よ 。
れていてもさしつかえない。
以下に実施例を用いて本発明方法の説明を行なうが、本
発明の範囲はこれらによって制限を受けるものではない
。
発明の範囲はこれらによって制限を受けるものではない
。
実施例1
内径12II11の反応管に0.5%Ru−Aji!t
ow触媒(日本エンゲルハルト製)のペレット60−を
充填し、それにベンゼンを5600ppm含有するヘキ
サン類を主成分とするfljllKNJt化水X 混合
’llJ ヲ800 ml/h r (LHsV=16
hr−”)で、水素がスを18 ONl//rnin(
Hsモル比−8,0)で供給して反応を行なった。この
時の反応温度は80℃、反応圧力は10気圧であった。
ow触媒(日本エンゲルハルト製)のペレット60−を
充填し、それにベンゼンを5600ppm含有するヘキ
サン類を主成分とするfljllKNJt化水X 混合
’llJ ヲ800 ml/h r (LHsV=16
hr−”)で、水素がスを18 ONl//rnin(
Hsモル比−8,0)で供給して反応を行なった。この
時の反応温度は80℃、反応圧力は10気圧であった。
またこの時原料液の線速度は空塔基準で7.1m/hr
であうな。
であうな。
反応液をがラクロマトグラフィーによって分析したとこ
ろ、ベンゼンは完全に水添されており、検出されなかっ
た。
ろ、ベンゼンは完全に水添されており、検出されなかっ
た。
比較例1〜8
実施例1に記載した触媒のかわりに55%Ni−ケイソ
ウ土、0.5%Pd−AJ、0. 。
ウ土、0.5%Pd−AJ、0. 。
0.5%Pt−AJ、O,触媒層々60m1を内径12
m5の反応管に充填し、120’C,20気圧の温度、
圧力条件で反応を行なった0反応液をがスクロマトグラ
フイーで分析し、第1表に記載した結果を得た。な詔他
の条件については実施例1と同じである。
m5の反応管に充填し、120’C,20気圧の温度、
圧力条件で反応を行なった0反応液をがスクロマトグラ
フイーで分析し、第1表に記載した結果を得た。な詔他
の条件については実施例1と同じである。
実施例1.比較例1〜8の結果を第1表に示す。
実施例2〜8.詔よび比較例4N5
0.5%Ru−Al1へ 触媒を第2表に記載した量内
径12関の反応管に充填し、原料液および水素がスを第
2表に示した条件で触媒層に供給して反応を行なった。
径12関の反応管に充填し、原料液および水素がスを第
2表に示した条件で触媒層に供給して反応を行なった。
な詔原料液は実施例1で用いたものと同じであり、また
反応温度、圧力も実施例1と同じ80℃、10気圧であ
った。
反応温度、圧力も実施例1と同じ80℃、10気圧であ
った。
Claims (1)
- ベンゼンを微量含有するヘキサン類を主成分とする飽和
炭化水素混合物を固定床型反応器を用いて触媒の存在下
に水素と接触させ、前記のヘキサン類を主成分とする飽
和炭化水素混合物中に含まれるベンゼンを水素化除去す
る方法において、触媒として担持ルテニウム触媒を用い
、かつ前記ヘキサン類を主成分とする飽和炭化水素混合
物を線速度(空塔基準液相)5m/hr以上で触媒層を
通過せしめ、液相で水添反応を行なうことを特徴とする
ヘキサン類の精製方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12780785A JPS61289048A (ja) | 1985-06-12 | 1985-06-12 | ヘキサン類の精製方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP12780785A JPS61289048A (ja) | 1985-06-12 | 1985-06-12 | ヘキサン類の精製方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS61289048A true JPS61289048A (ja) | 1986-12-19 |
Family
ID=14969159
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP12780785A Pending JPS61289048A (ja) | 1985-06-12 | 1985-06-12 | ヘキサン類の精製方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS61289048A (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5095203A (ja) * | 1973-12-26 | 1975-07-29 | ||
JPS5615218A (en) * | 1979-07-17 | 1981-02-14 | Nippon Petrochem Co Ltd | Separation of normal paraffin |
-
1985
- 1985-06-12 JP JP12780785A patent/JPS61289048A/ja active Pending
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5095203A (ja) * | 1973-12-26 | 1975-07-29 | ||
JPS5615218A (en) * | 1979-07-17 | 1981-02-14 | Nippon Petrochem Co Ltd | Separation of normal paraffin |
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